JP5951523B2 - 燃料電池システム、及びその制御方法 - Google Patents
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Description
炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、前記燃料ガス供給ラインを通る前記燃料ガスの流量を調節する燃料流量調節弁と、前記蒸気発生器から複数の前記セルスタックに導かれる前記水蒸気の流量を調節する蒸気流量調節弁と、発電量指令に応じて、前記燃料流量調節弁及び前記蒸気流量調節弁にそれぞれ弁開度指令を出力する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られる弁開度指令を前記燃料流量調節弁に出力する燃料流量制御部と、複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、前記燃料流量制御部による前記発電量指令に基づく前記燃料流量調節弁への弁開度指令の出力タイミングに合わせて、弁開を示す弁開度指令を前記蒸気流量調節弁に出力する蒸気流量制御部と、を有し、前記蒸気流量制御部は、前記蒸気流量調節弁に対して弁開を示す前記弁開度指令を出力し始めてから、前記燃料ガスの流量が増加し始めてから増加しなくなるまでの時間が経過すると、前記蒸気流量調節弁に対して弁閉を示す弁開度指令を出力する、ことを特徴とする。
上記問題点を解決するための発明の他の態様としての燃料電池システムは、
炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、前記燃料ガス供給ラインを通る前記燃料ガスの流量を調節する燃料流量調節弁と、前記蒸気発生器から複数の前記セルスタックに導かれる前記水蒸気の流量を調節する蒸気流量調節弁と、発電量指令に応じて、前記燃料流量調節弁及び前記蒸気流量調節弁にそれぞれ弁開度指令を出力する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られる弁開度指令を前記燃料流量調節弁に出力する燃料流量制御部と、複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、前記燃料流量制御部による前記発電量指令に基づく前記燃料流量調節弁への弁開度指令の出力タイミングに合わせて、弁開を示す弁開度指令を前記蒸気流量調節弁に出力する蒸気流量制御部と、を有し、前記蒸気流量制御部は、前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの増加量が予め定められた値未満であるときには、前記蒸気流量調節弁に対して弁開を示す前記弁開度指令を出力せず、該燃料ガスの増加量が予め定められた値以上であるときに、前記蒸気流量調節弁に対して弁開を示す前記弁開度指令を出力する、ことを特徴とする。
当該燃料電池システムでは、燃料電池システムの制御安定性を高めることができる。
炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、を備えている燃料電池システムの制御方法において、発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られるよう、前記燃料ガスの流量を制御する燃料ガス流量制御工程と、複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの流量が増加するタイミングに合わせて、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給する蒸気流量制御工程と、を実行し、前記蒸気流量制御工程では、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給開始してから、前記燃料ガスの流量が増加し始めてから増加しなくなるまでの時間が経過すると、前記蒸気発生器から複数の前記セルスタックへの水蒸気の供給を停止する、ことを特徴とする。
炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、を備えている燃料電池システムの制御方法において、発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られるよう、前記燃料ガスの流量を制御する燃料ガス流量制御工程と、複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの流量が増加するタイミングに合わせて、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給する蒸気流量制御工程と、を実行し、
前記蒸気流量制御工程では、前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの増加量が予め定められた値未満であるときには、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給せず、該燃料ガスの増加量が予め定められた値以上であるときに、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給する、ことを特徴とする。
本発明に係る燃料電池システムの第一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
カートリッジ201に流入する燃料ガスF1の流量と、この流量の燃料ガスF1がカートリッジ201に流入した場合にカートリッジ201での発電に必要な水蒸気の流量とは、一定の関係がある。このため、燃料ガスF1の流量が増加する場合、この一定の関係を用いて、燃料ガスF1の流量の増加に伴うカートリッジ201での発電に必要な水蒸気の流量を求めることができる。
Va=Vn−Vr
本発明に係る燃料電池システムの第二実施形態について、図5を参照して説明する。
本発明に係る燃料電池システムの第三実施形態について、図6を参照して説明する。
本発明に係る燃料電池システムの第四実施形態について、図7を参照して説明する。
本発明に係る燃料電池システムの第五実施形態について、図8を参照して説明する。
Claims (11)
- 炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、
炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、
前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、
複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、
前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、
水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、
前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、
前記燃料ガス供給ラインを通る前記燃料ガスの流量を調節する燃料流量調節弁と、
前記蒸気発生器から複数の前記セルスタックに導かれる前記水蒸気の流量を調節する蒸気流量調節弁と、
発電量指令に応じて、前記燃料流量調節弁及び前記蒸気流量調節弁にそれぞれ弁開度指令を出力する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られる弁開度指令を前記燃料流量調節弁に出力する燃料流量制御部と、複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、前記燃料流量制御部による前記発電量指令に基づく前記燃料流量調節弁への弁開度指令の出力タイミングに合わせて、弁開を示す弁開度指令を前記蒸気流量調節弁に出力する蒸気流量制御部と、を有し、
前記蒸気流量制御部は、前記蒸気流量調節弁に対して弁開を示す前記弁開度指令を出力し始めてから、前記燃料ガスの流量が増加し始めてから増加しなくなるまでの時間が経過すると、前記蒸気流量調節弁に対して弁閉を示す弁開度指令を出力する、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、
炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、
前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、
複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、
前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、
水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、
前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、
前記燃料ガス供給ラインを通る前記燃料ガスの流量を調節する燃料流量調節弁と、
前記蒸気発生器から複数の前記セルスタックに導かれる前記水蒸気の流量を調節する蒸気流量調節弁と、
発電量指令に応じて、前記燃料流量調節弁及び前記蒸気流量調節弁にそれぞれ弁開度指令を出力する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られる弁開度指令を前記燃料流量調節弁に出力する燃料流量制御部と、複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、前記燃料流量制御部による前記発電量指令に基づく前記燃料流量調節弁への弁開度指令の出力タイミングに合わせて、弁開を示す弁開度指令を前記蒸気流量調節弁に出力する蒸気流量制御部と、を有し、
前記蒸気流量制御部は、前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの増加量が予め定められた値未満であるときには、前記蒸気流量調節弁に対して弁開を示す前記弁開度指令を出力せず、該燃料ガスの増加量が予め定められた値以上であるときに、前記蒸気流量調節弁に対して弁開を示す前記弁開度指令を出力する、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1又は2に記載の燃料電池システムにおいて、
前記蒸気流量制御部は、前記燃料ガスの流量が増加する場合に、前記燃料ガスの流量の増加に伴う複数の前記セルスタックでの発電に必要な水蒸気の各時刻での流量から、該当時刻で複数の該セルスタックに前記再循環ラインを介して供給される水蒸気の流量を引いた流量である追加水蒸気流量を求め、各時刻で該追加水蒸気流量が得られる前記弁開度指令を前記蒸気流量調節弁に出力する、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
前記蒸気流量制御部は、前記発電量指令が前記燃料電池モジュールでの発電開始を示す場合に、前記燃料流量制御部による該発電量指令に基づく前記燃料流量調節弁への弁開度指令の出力タイミングに合わせて、弁開を示す弁開度指令を前記蒸気流量調節弁に出力する、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
前記蒸気流量調節弁は、複数の前記セルスタックでの発電停止で開く調節弁である、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池モジュールは、前記燃料ガス供給ラインを通る前記燃料ガスと前記燃料ガス排出ラインを通る前記排燃料ガスとを熱交換させて、該燃料ガスを該排燃料ガスで加熱する燃料ガス予熱器を有し、
前記蒸気供給ラインは、前記燃料ガス供給ライン中で前記燃料ガス予熱器よりも複数の前記セルスタック側の位置に接続されている、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
前記燃料電池モジュールは、前記圧力容器内に配置され、複数の前記セルスタックによる発電による熱で、前記蒸気発生器から複数の前記セルスタックへ送られる水蒸気を過熱する過熱器を有する、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
前記排燃料ガスを燃焼させて駆動するガスタービンと、
前記ガスタービンからの排気ガスの熱で水蒸気を発生させる排熱回収ボイラーと、
を備え、
前記蒸気発生器は、前記排熱回収ボイラーである、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
前記蒸気発生器は、前記圧力容器内に配置され、複数の前記セルスタックによる発電による熱で、水を加熱して水蒸気を生成し、
前記蒸気流量調節弁は、前記蒸気発生器に供給する水の流量を調節することで、複数の前記セルスタックへの前記水蒸気の流量を調節する調節弁である、
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、
炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、
前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、
複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、
前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、
水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、
前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、
を備えている燃料電池システムの制御方法において、
発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られるよう、前記燃料ガスの流量を制御する燃料ガス流量制御工程と、
複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの流量が増加するタイミングに合わせて、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給する蒸気流量制御工程と、
を実行し、
前記蒸気流量制御工程では、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給開始してから、前記燃料ガスの流量が増加し始めてから増加しなくなるまでの時間が経過すると、前記蒸気発生器から複数の前記セルスタックへの水蒸気の供給を停止する、
ことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。 - 炭化水素と水蒸気とから水素を生成する改質能を有する触媒を含み、酸素を含む酸化剤ガスと水素との反応で発電しつつ水蒸気を生成する複数のセルスタックと、複数の該セルスタックを覆う圧力容器と、を有する燃料電池モジュールと、
炭化水素を含む燃料ガスを複数の前記セルスタックに導く燃料ガス供給ラインと、
前記酸化剤ガスを複数の前記セルスタックに導く酸化剤ガス供給ラインと、
複数の前記セルスタックを通過した前記燃料ガスである排燃料ガスを排出する燃料ガス排出ラインと、
前記燃料ガス排出ライン中の前記排燃料ガスを前記燃料ガス供給ラインに戻す再循環ラインと、
水から水蒸気を生成する蒸気発生器と、
前記蒸気発生器で生成された前記水蒸気を複数の前記セルスタックに導く蒸気供給ラインと、
を備えている燃料電池システムの制御方法において、
発電量指令が示す発電量に応じた前記燃料ガスの流量が得られるよう、前記燃料ガスの流量を制御する燃料ガス流量制御工程と、
複数の前記セルスタックで発電が行われている際に前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの流量が増加するタイミングに合わせて、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給する蒸気流量制御工程と、
を実行し、
前記蒸気流量制御工程では、前記燃料ガスの流量が増加する場合に、該燃料ガスの増加量が予め定められた値未満であるときには、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給せず、該燃料ガスの増加量が予め定められた値以上であるときに、前記蒸気発生器からの水蒸気を複数の前記セルスタックに供給する、
ことを特徴とする燃料電池システムの制御方法。
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