JP5948213B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
この場合、従来のように電気接続部をそれぞれケースに収納する必要がないので、部品点数の増加やレイアウト性の悪化を抑制した上で、収納空間内において接点構造体が水素に晒されるのを抑制できる。
(燃料電池システム)
まず、燃料電池搭載車両に搭載される燃料電池システムについて説明する。図1は燃料電池システムの概略構成図である。
図1に示すように、燃料電池システム1は、燃料電池スタック2(以下、燃料電池2という)と、燃料電池2にカソードガスである空気を供給するためのカソードガス供給手段3と、アノードガスである水素を供給するためのアノードガス供給手段4と、を主に備えている。
なお、上述した加湿器14は、カソードガス供給流路13とカソードオフガス流路16との間に架け渡され、カソードオフガス中の水分を、内蔵された複数の中空糸膜等を介してカソードガスに移動させることによってカソードガスを加湿する。
VCU43は、燃料電池2と高圧バッテリとの間に接続され、ECU44から出力される指令に従って、燃料電池2の発電電力を受容管理するものである。ECU44は、ブレーキ操作やアクセル操作等に基づいて燃料電池2への出力要求を検出して、この検出結果に基づき燃料電池2への反応ガスの供給量等、燃料電池2を統括的に制御する。
次に、上述した燃料電池システム1を搭載した燃料電池搭載車両51について説明する。図2は燃料電池搭載車両の前部を上方から見た斜視図であり、図3は燃料電池搭載車両の前部を示す概略側面図である。なお、以下で用いる図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の左方を示している。
図2、図3に示すように、本実施形態の燃料電池搭載車両51において、車体52の前部には、平面視で枠状のモータルーム53が画成されている。なお、モータルーム53の後部には、キャビン58内とモータルーム53内とを前後方向で区画するダッシュボード54(図2参照)が設けられている。
ダッシュボードアッパ54bの上端部には、カウルトップ62が設けられている。カウルトップ62は、左右方向に亘って延びるとともに、後斜め上方に向けて傾斜しており、その前面にはワイパ装置60が取り付けられている。また、カウルトップ62の後端部には、後斜め上方に向けて延びる図示しないフロントガラスが取り付けられている。
また、図2、図4に示すように、ダッシュボードアッパ54bの上部には、ダッシュボード54の後方に配置された図示しない空調装置に向けて外気を導入する外気導入孔54c(図2参照)が形成されている。外気導入孔54c内には、燃料電池搭載車両51の前面から取り込まれてモータルーム53内を通過した外気が、カウルトップ62とダッシュボードアッパ54bとの間を通って流入するようになっている(図4中矢印参照)。なお、外気導入孔54cと空調装置との間には、外気導入孔54cと空調装置との連通及び遮断を切り替える内外気切り替えドア(不図示)が設けられている。つまり、内外気切り替えドアが開状態にあるときは外気導入孔54cと空調装置とが連通して、外気が空調装置を通してキャビン58内に供給され(外気導入モード)、内外気切り替えドアが閉状態にあるときは外気導入孔54cと空調装置との連通が遮断され、キャビン58内の内気が空調装置を通してキャビン58内に再び供給されるようになっている(内気循環モード)。
駆動用モータ72は、円筒状に形成され、回転軸を左右方向に向けた状態で、図示しないマウント部材を介して車体52に支持されている。
燃料電池2は、左右方向を長手方向とする箱型とされ、上述したサイドフレーム55よりも上方で略水平に配置されている。
図2、図3、図5に示すように、VCU43は、左右方向を長手方向とするケース78内に、例えばDC−DCコンバータ等が収納されて構成されている。VCU43(ケース78)は、燃料電池2の上面における前部に取り付けられ、上述したダッシュボードアッパ54bの前方に位置している。なお、VCU43の後面は、上述した燃料電池2の後面よりも前方に位置しており、VCU43の後方には上述したエアクリーナ11が配置されている。
リレーボックス81には、ECU44等による制御のもと、燃料電池2やバッテリ(高電圧バッテリ及び低電圧バッテリ82)から、駆動用モータ72や各種電気部品に供給される電力の供給制御(ON/OFF制御)を行うリレーが集約されている。
低電圧バッテリ82は、燃料電池搭載車両51の各種補機類を駆動するための電源であって、リレーボックス81の前方に配設されている。
具体的に、本実施形態では、接点構造体のうち、冷却ファン76、カソードガス循環ポンプ22、及び入口封止弁15は、燃料電池2の下面2aよりも下方に配置されている。また、接点構造体のうち、リレーボックス81及び低電圧バッテリ82は、燃料電池2の側方であって、ECU44及びセル電圧ECU79を隔てて配置されている。
この構成によれば、燃料電池2や燃料電池2と水素供給デバイスとの接続部分等から漏れた水素は、モータルーム53内を上方に向けて拡散するため、接点構造体を通過せずに、図示しないフロントバンパやボンネットとの隙間等を通して外部に排出されることになる。そのため、接点構造体が水素に晒されるのを抑制できる。
この場合、従来のように電気接続部をそれぞれケースに収納する必要がないので、部品点数の増加やレイアウト性の悪化を抑制した上で、モータルーム53内において接点構造体が水素ガスに晒されるのを抑制できる。また、例えばモータルーム53内の水素を外部に排出するための強制換気等も必要もないので、低コスト化及び省電力化も図ることができる。
また、リレーボックス81や低電圧バッテリ82等のように燃料電池2の側方に位置する接点構造体は、燃料電池2との間にECU44やセル電圧ECU79を挟んで配置されているため、これらECU44やセル電圧ECU79が燃料電池2との間を隔てるシュラウドとして機能することになる。したがって、モータルーム53内に存在する水素が接点構造体に向けて拡散するのを抑制し、リレーボックス81や低電圧バッテリ82等が水素に晒されるのを抑制できる。この場合、リレーボックス81や低電圧バッテリ82等を燃料電池2と上下方向の同等の位置に配置できるため、メンテナンス性も維持できる。
例えば、上述した実施形態では、燃料電池2の下方や左右方向の一方側に接点構造体を配置する構成について説明したが、これに限らず、燃料電池2の上方領域を回避した領域に配置されていれば構わない。
また、上述した実施形態では、接点構造体と燃料電池2との間に、ECU44とセル電圧ECU79の双方を配置する構成について説明したが、これに限らず、ECU44とセル電圧ECU79の少なくとも一方を配置すれば構わない。
Claims (3)
- 車両に搭載される燃料電池システムであって、
燃料電池スタックを収納する収納空間のうち、前記燃料電池スタックの上方領域を回避した領域であって、前記燃料電池スタックに対して車幅方向の一方側に接点構造体が収納され、
前記収納空間と前記車両のキャビンとを前後方向で区画するダッシュボードのうち、前記燃料電池スタックに対して車幅方向の他方側に位置する部分に前記キャビン内に外気を導入する外気導入孔が形成されていることを特徴とする燃料電池システム。 - 前記接点構造体は、前記燃料電池スタックの下方にさらに配置されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
- 前記接点構造体と前記燃料電池スタックとの間には、燃料電池制御ユニット及び燃料電池電圧測定ユニットのうち、少なくとも一方が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の燃料電池システム。
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