JP5946093B2 - 太陽電池モジュールの支持構造およびその支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの支持構造およびその支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、太陽電池モジュールの支持構造およびその支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法に関するものである。
太陽電池モジュールは、屋根板材に固定可能な装置を介して固定、支持するのが一般的であり、その構造としては、例えば、特許文献1に開示されているような、太陽電池モジュールのフレームを載置する支持フレームと、この支持フレーム上に着脱可能に設けられ、該支持フレームとの間で挟み込むように配置されるカバーとを具備した構造のものが知られている。
特許第3776631号公報
ところで、上記先行文献1に開示された支持装置は、部品点数が多く、部品にかかるコストの上昇が避けられないとともに、取付作業に多大な工数を必要とする不具合があり、その改善が求められている。
本発明の課題は、構造の簡素化を図ることが可能であり、かつ、効率的な取付作業を実現できる太陽電池モジュールの支持構造およびその支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法を提案するところにある。
本発明は、太陽電池モジュールを屋根上に配列して固定支持する支持構造であって、太陽電池モジュールをその本体縁部において支持する受け部を備えた支持フレームと、この支持フレームに形成された貫通開孔に着脱自在に差し込み保持され、前記太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部との間で挟持する留め具からなることを特徴とする太陽電池モジュールの支持構造である。
上記の構成からなる太陽電池モジュールの支持構造においては、
1)留め具を、前記貫通開孔から露出する先端部及び後端部をそれぞれ挟持部として、前記支持フレームの受け部との間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持する楔型の板状片にて構成すること、
2)留め具を、基体の対向縁部にそれぞれ起立姿勢でもって設けられ、外力の付加により相互接近、離隔する向きに弾性変位可能な一対の側板と、これら側板の自由端にそれぞれ一体連結して貫通開孔に差し込み可能な一対の舌片とを備え、該貫通開孔をに差し込んだ該舌片の先端部をそれぞれ挟持部として、これら挟持部と支持フレームの受け部との間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持するハット型断面形状のクリップにて構成すること、
3)支持フレームの天面に設置され、前記支持フレームを留め具とともに覆い隠すカバーを設け、該カバーに、留め具を内側に収め、周壁の少なくとも一部分を該留め具の端部に当接させて該留め具を抜け止め保持する凹所を形成しておくこと、さらに、
4)カバーについては、軒側の縁部において立ち上がる雪止め片を設けておくこと、
が、本発明の課題解決のための具体的手段として好ましい。
また、本発明は、上記の構成からなる支持構造(請求項1に記載した支持構造)を適用して太陽電池モジュールを屋根上に固定する方法において、支持フレームを、屋根の上に予め設置されたベースに連結したのち、太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部に載置し、次いで、留め具を該支持フレームの貫通開孔に差し込むとともに差し込んだ留め具と支持フレームの受け部との間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持することを特徴とする太陽電池モジュール支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法である。
また、本発明は、上記の構成からなる支持構造(請求項2に記載した支持構造)を適用して太陽電池モジュールを適用して太陽電池モジュールを屋根上に固定する方法において、支持フレームを、屋根の上に予め設置されたベースに連結したのち、太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部に載置し、次いで、前記楔型の板状片からなる留め具を該支持フレームの貫通開孔に差し込んで該受け部と該留め具の先端部、後端部のそれぞれの間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持し、さらに、雪止め片を有するカバーを、前記支持フレームの天面に配置して、該支持フレームを該留め具とともに覆い隠すとともに該留め具を抜け止め保持することを特徴とする太陽電池モジュール支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法である。
さらに、本発明は、上記の構成からなる支持構造(請求項3に記載した支持構造)を適用して太陽電池モジュールを屋根上に固定する方法において、舌片を、支持フレームに形成された貫通開孔に予め差し込んで該留め具を該支持フレームに抜け止め保持しておき、抜け止め保持された留め具付きの支持フレームを、屋根の上に予め設置したベースに連結したのち、該舌片と支持フレームの受け部との間に太陽電池モジュールの本体縁部を嵌入させて挟持することを特徴とする太陽電池モジュール支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法である。
上記の構成からなる本発明の太陽電池モジュールの支持構造においては、該支持構造を、太陽電池モジュールの本体縁部を支持する受け部を備えた支持フレームと、この支持フレームに形成された貫通開孔に着脱自在に差し込み保持され、前記太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部との間で挟持する留め具にて構成したため、構造の簡素化、部品点数の削減を図ることが可能となる。
また、上記の構成からなる本発明の太陽電池モジュールの支持構造によれば、留め具を、貫通開孔から露出する先端部及び後端部をそれぞれ挟持部として支持フレームの受け部との間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持する楔型の板状片にて構成したため、板状片を、支持フレームの貫通開孔に差し込むだけで太陽電池モジュールを固定、支持することが可能となり、取付が簡便であり、それにかかる時間の短縮化を図ることができる。
また、上記の構成からなる本発明の太陽電池モジュールの支持構造によれば、留め具を、基体の対向縁部にそれぞれ起立姿勢でもって設けられ、外力の付加により相互接近、離隔する向きに弾性変位可能な一対の側板と、これら側板の自由端にそれぞれ一体連結して前記貫通開孔に差し込み可能な一対の舌片とを備え、貫通開孔に差し込んだ舌片をそれぞれ挟持部として、これら挟持部と支持フレームの受け部との間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持するハット型断面形状をなすクリップにて構成したため、取付作業に先立ち、留め具を支持フレームに組み付けておくことが可能であり、そのための作業を屋根の上で行うのを省略することができる。
また、本発明の太陽電池モジュールの支持構造によれば、支持フレームの天面に設置され、前記支持フレームを留め具とともに覆い隠すカバーを設け、該カバーに、留め具を内側に収め、周壁の少なくとも一部分を該留め具の端部に当接させて該留め具を抜け止め保持する凹所を設けるようにしたため、太陽電池モジュールの固定、支持部を塵等から保護することが可能となるとともに、留め具の抜け出しを確実に防止することができる。
上記のカバーについては、軒側の縁部において立ち上がる雪止め片を設けるようにしたため、積雪があった場合においてその滑落を防止することが期待できる。
また、本発明の太陽電池モジュールの固定方法によれば、支持フレームを、屋根の上に予め設置されたベースに連結したのち、太陽電池モジュールの本体縁部を支持フレームの受け部に載置し、この状態で留め具を該支持フレームの貫通開孔に差し込んで該受け部と該留め具の間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持するようにしたため、留め具を、支持フレームの貫通開孔に差し込むだけの作業で太陽電池モジュールを支持フレームに固定、支持することができる。
また、本発明に従う固定方法によれば、支持フレームを、屋根の上に予め設置したベースに連結したのち、太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部に載置し、次いで、楔型の板状片からなる留め具を該支持フレームの貫通開孔に差し込んで該受け部と該留め具の先端部、後端部のそれぞれ間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持し、さらに、雪止め片を有するカバーを、支持フレームの天面に配置して、該支持フレームを該留め具とともに覆い隠すとともに該留め具を抜け止め保持するようにしたため、太陽電池モジュールを、簡単な作業で確実に固定することができるとともに、固定、支持部における塵等からの保護、雪の滑落を防止することが期待できる。
さらに、本発明による太陽電池もジュールの固定方法によれば、舌片を、支持フレームに形成された貫通開孔に予め差し込んで留め具を該支持フレームに抜け止め保持しておき、抜け止め保持された留め具付きの支持フレームを、屋根の上に予め設置したベースに連結したのち、該舌片の先端部と支持フレームの受け部との間に太陽電池モジュールの本体縁部を嵌入させ挟持するようにしたため、太陽電池モジュールを簡便かつ、確実に固定、支持することができる。
本発明に従う太陽電池モジュールの支持構造の正面を単一の支持フレームについて模式的に示した図である。 図1に示した支持構造を分解状態で示した外観斜視図である。 図1に示した支持構造の支持フレームを単独で示した図である。 本発明に従う支持構造を屋根の上に設置したベースに取り付けた状態を示した図である。 太陽電池モジュールを屋根の上に配列した状態を一部分について示した図である。 本発明に従う支持構造の他の実施の形態を示した図である。 図6に示した支持構造を構成する留め具の外観斜視図である。 図6に示した支持構造の外観斜視図である。 図6に示した支持構造の組み付け状況を示した図である。 図6に示した支持構造の組み付け状況を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う太陽電池モジュールの支持構造の正面を単一の支持フレームにつき模式的に示した図であり、図2は、図1に示した支持構造を分解状態で示した外観斜視図であり、図3は、支持フレームを単独で示した外観斜視図である。
図1〜3における符号1は、屋根上に配列して固定、支持すべき太陽電池モジュールである。この太陽電池モジュール(太陽電池パネル)は、モジュール本体1aと、このモジュール本体1aの縁部を取り囲むフレーム1bから構成されている(ケーブル等の構成部材は図示せず)。
また、2は、太陽電池モジュール1をその本体縁部(フレーム1b)において支持する支持フレームである。この支持フレーム2は、間隔をおいて配置され、下端において相互に向かい合うように折り返されたフランジfを備えた一対の脚部2aと、この脚部2aをその上部において一体連結する板状の天板2bからなり、該脚部2aと天板2bによって取り囲まれた内側には、下向きに開放された溝部mが形成されている。また、天板2bの幅方向中央部には、上部に向けて突出するとともに、溝部mにつながる溝部mが形成された溝型断面部2cが設けられている。
上記溝型断面部2cは、天板2bの幅Wよりも狭い幅Wを有しており、間隔を隔てて天板2b上に起立する一対の壁部2cと、この壁部2cの各上端部を相互につなぐ天面壁2cからなる。
3は、天板2bの上面に形成される受け部である。この受け部3は、溝型断面部2cを両側に挟む平坦部からなり、ここに太陽電池モジュール1の本体縁部が載置される。
上記の支持フレーム2は、太陽電池モジュール1の設置枚数に応じて屋根の軒乃至棟方向、軒方向に適宜複数本配置されるものであり、屋根上に予め設置固定されたベースにボルトの如き締結手段を介して固定される。
図4に支持フレーム2を配置、固定するのに好適なベースの構成例を示す。
ベースとしては、例えば、立平葺きの屋根板材のハゼ部4(下ハゼ4aと上ハゼ4bが嵌合して屋根板材同士がつなぎ合わさる部分)を跨ぎ、その基部に連結、固定可能な一対の脚部5と、この該脚部5の上端に連結ボルト6を介して一体連結する台座7とを備え、該台座7の側壁7aにボルトを介して支持フレーム2に連係可能な構造のものが適用される。
また、8は、溝型断面部2cの壁部2cのそれぞれの対向位置の複数個所に設けられた横向きスリット状の貫通開孔、9は、この貫通開孔8に着脱自在に差し込み保持される留め具である。
留め具9は、太陽電池モジュール1の本体縁部を、受け部3との間で挟持するものであって、この実施の形態では、図2に示すように、先端先細り形状をなす楔型の板状片を例として示してある。留め具9として楔型の板状片を適用する場合、貫通開孔8から露出する先端部9a、後端部9bがそれぞれ挟持部として機能する。
また、10は、支持フレーム2を構成する溝型断面部2cの天面壁2cに配置され、該支持フレーム2を留め具9とともに覆い隠すカバーである。このカバー10は、その裏側面に留め具9を内側に収めることができる凹所10aを有しており、該凹所10aの周壁10aの少なくとも一部分を留め具9の端部9cに当接させることによって該留め具9の貫通開孔8からの抜け出しを防止する。カバー10は、ボルトの如き締結手段を介して溝型断面部2cの天面壁2cに固定される。
また、11は、カバー10の軒側縁部において適宜設けることができる雪止め片である。この雪止め片11は、カバー6に一体的に設けられており、該カバー10の長手方向の全長にわたって連続的に伸延するものを例として示したが、間隔をあけて断続的に設けることもできる。
上記の構成からなる支持構造を適用して太陽電池モジュール1を屋根の上に配列、固定するには、まず、屋根の上に予め設置した上掲図4に示す如き構成からなるベースに支持フレーム2を連結したのち、太陽電池モジュール1の本体縁部を支持フレーム2の受け部3に載置し、次いで、留め具9を貫通開孔8に差し込む。そして、さらに、カバー10を溝型断面部2cの天面壁2cに配置してボルトを介して連結すればよい。
本発明に従う太陽電池モジュールの支持構造は、太陽電池モジュール1の本体縁部を受け部3に載置したのちにおいて、留め具9を貫通開孔8に差し込むだけの簡単な作業で、その先端部9a、後端部9bと受け部3とによって太陽電池モジュール1の本体縁部を挟持することができるものであって、これにより太陽電池モジュール1は、支持フレーム2に強固に固定されることとなる。
留め具9として楔型の板状片を適用した場合、該板状片が貫通開孔8から抜け出すことがないとはいえないため、カバー10に形成した凹所10aの周壁10aに留め具9の端部9cを当接させておくことが好ましく(図1、図2参照)、これにより留め具9の貫通開孔8からの抜け出しは確実に回避される。
屋根の軒側から棟側に向けてベースを間隔をおいて配置し、各ベースに支持フレーム2を固定して太陽電池モジュール1を屋根の上に配列した状態を一部分について図5に示す。
とくに、屋根の軒に位置する支持構造については、図5に示すように、カバー10の軒側端縁に該カバー10と一体になる幕板(化粧板)12を設けることができる。
図6〜図8は、本発明に従う支持構造の他の実施の形態を示した図である。この例は、留め具9としてハット型断面形状のクリップからなるものを適用した例である。
かかる留め具9は、板状の基体9dの対向縁部にそれぞれ起立姿勢でもって設けられ、外力の付加により相互接近、離隔する向きに弾性変位可能な一対の側板9eと、この側板9eの自由端にそれぞれ一体連結して前記貫通開孔8に差し込み可能な一対の舌片9fとを備えたもので構成される。
上記の構成からなる留め具9においては、貫通開孔8に差し込んだ舌片9fの先端部(貫通開孔8から露出する部分)が挟持部として機能し、この挟持部と支持フレーム2の受け部3との間で太陽電池モジュール1の本体縁部を挟持するものであって、その取り付けは、太陽電池モジュール1の本体縁部を、舌片9fと受け部3とで形成される隙間に嵌入させるだけの簡単な作業ですむ。
上記の構成からなる留め具9を備えた支持構造を用いて太陽電池モジュール1を支持フレーム2に固定するには、支持フレーム2をベースに固定するに先立ち、まず、図9に示すように、留め具9の側板9eを相互接近させる向きに弾性変位させつつ溝部mを通して舌片9fを貫通開孔8に差し込んで該留め具9を支持フレーム2に抜け止め保持しておく。
留め具9を支持フレーム2に抜け止め保持したならば、該支持フレーム2を、屋根の上に設置されたベースに連結し、次いで、図10に示すように太陽電池モジュール1の本体縁部を、支持フレーム2の受け部3と舌片9fとの間に嵌入すればよい。これによって太陽電池モジュール1は支持フレーム2に固定される。
留め具9としてクリップを用いた構造のものにおいては、該留め具9の舌片9fが貫通開孔8から抜け出す懸念がないため、カバー10の設置を省略することができるが、雪止め片11を設ける場合や幕板12を設ける場合等においては、必要に応じて適宜カバー10を配置することが可能であり、この点については限定されない。
本発明に従う支持構造を構成する各部材は、耐食性に優れ、比較的高い強度を有する、例えば、亜鉛めっき鋼板やステンレス鋼板等を適用することができる。また、カバー10についても同様の部材を適用することが可能であるが、軽量化を図る観点から、アルミ部材を適用するのが好ましい。
本発明によれば、構造の簡素化が可能で、かつ、太陽電池モジュールを効率的に配列、固定し得る支持構造およびその支持構造を適用した固定方法が提供できる。
1 太陽電池モジュール
1a モジュール本体
1b フレーム
2 支持フレーム
2a 脚部
2b 天板
2c 溝型断面部
3 受け部
4 ハゼ部
5 脚部
6 連結ボルト
7 台座
7a 側壁
8 貫通開孔
9 留め具
9a 先端部
9b 後端部
9c 端部
10 カバー
10a 凹所
11 雪止め片
12 幕板
m 溝部
溝部
f フランジ

Claims (8)

  1. 太陽電池モジュールを屋根上に配列して固定支持する支持構造であって、
    太陽電池モジュールをその本体縁部において支持する受け部を備えた支持フレームと、この支持フレームに形成された貫通開孔に着脱自在に差し込み保持され、前記太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部との間で挟持する留め具からなり、前記留め具は、前記貫通開孔から露出する先端部及び後端部をそれぞれ挟持部として、これら挟持部と前記支持フレームの受け部との間で前記太陽電池モジュールの本体縁部を挟持するものであることを特徴とする太陽電池モジュールの支持構造。
  2. 前記留め具は、楔型の板状片からなることを特徴とする請求項1に記載した太陽電池モジュールの支持構造。
  3. 太陽電池モジュールを屋根上に配列して固定支持する支持構造であって、
    太陽電池モジュールをその本体縁部において支持する受け部を備えた支持フレームと、この支持フレームに形成された貫通開孔に着脱自在に差し込み保持され、前記太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部との間で挟持する留め具からなり、前記留め具は、基体の対向縁部にそれぞれ起立姿勢でもって設けられ、外力の付加により相互接近、離隔する向きに弾性変位可能な一対の側板と、これら側板の自由端にそれぞれ一体連結して前記貫通開孔に差し込み可能な一対の舌片とを備え、
    前記貫通開孔に差し込んだ該舌片の先端部をそれぞれ挟持部として、これら挟持部と前記支持フレームの受け部との間で前記太陽電池モジュールの本体縁部を挟持するハット型断面形状のクリップからなることを特徴とする太陽電池モジュールの支持構造。
  4. 前記支持フレームの天面に設置され、前記支持フレームを留め具とともに覆い隠すカバーを備え、該カバーは、前記留め具を内側に収め、周壁の少なくとも一部分を該留め具の端部に当接させて該留め具を抜け止め保持する凹所を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載した太陽電池モジュールの支持構造。
  5. 前記カバーは、軒側の縁部において立ち上がる雪止め片を有することを特徴とする請求項4に記載した太陽電池モジュールの支持構造。
  6. 請求項1に記載した太陽電池モジュールの支持構造を適用して太陽電池モジュールを屋根上に固定する方法において、
    前記支持フレームを、屋根の上に予め設置されたベースに連結したのち、太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部に載置し、次いで、前記留め具を該支持フレームの貫通開孔に差し込むとともに差し込んだ留め具の、該貫通開孔から露出する先端部及び後端部と前記支持フレームの受け部との間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持することを特徴とする太陽電池モジュール支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法。
  7. 請求項2に記載した太陽電池モジュールの支持構造を適用して太陽電池モジュールを屋根上に固定する方法において、
    前記支持フレームを、屋根の上に予め設置されたベースに連結したのち、太陽電池モジュールの本体縁部を前記支持フレームの受け部に載置し、次いで、前記楔型の板状片からなる留め具を該支持フレームの貫通開孔に差し込むとともに、差し込んだ留め具の先端部及び後端部と、前記支持フレームの受け部との間で太陽電池モジュールの本体縁部を挟持し、さらに、雪止め片を有するカバーを、前記支持フレームの天面に配置して、該支持フレームを該留め具とともに覆い隠すとともに該留め具を抜け止め保持することを特徴とする太陽電池モジュール支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法。
  8. 請求項3に記載した太陽電池モジュールの支持構造を適用して太陽電池モジュールを屋根上に固定する方法において、
    前記舌片を、支持フレームに形成された貫通開孔に予め差し込んで留め具を該支持フレームに抜け止め保持しておき、抜け止め保持された留め具付きの支持フレームを、屋根の上に予め設置したベースに連結したのち、該舌片の先端部と支持フレームの受け部との間に太陽電池モジュールの本体縁部を嵌入させて挟持することを特徴とする太陽電池モジュール支持構造を適用した太陽電池モジュールの固定方法。
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