JP5944744B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明はゴルフクラブヘッドに関する。
ウッド型に代表されるゴルフクラブヘッドでは、年々大型化が進んでおり、スイング時の空気抵抗の影響が大きくなってきている。空気抵抗が大きくなると、ヘッドスピードが低下して打球の飛距離低下を招く場合がある。特許文献1には、空気抵抗の低下に着目したゴルフクラブヘッドが提案されている。
特表2011−528263号公報
ゴルフクラブヘッドは、アドレス時に構えやすい形状であることが好ましい。したがって、ヘッド形状により空気抵抗を低下させる場合、ゴルファに極端に違和感を与える形状は好ましくない。
また、スイング中、ゴルフクラブヘッドの移動方向に対するフェース部の向きは徐々に変化し、インパクトの直前においてはヘッドの移動方向とフェース部の向きが近くなる。打球の飛距離低下を防止するためには、ゴルフクラブヘッドが加速するダウンスイング後半からインパクトまでの間における空気抵抗を減らすことが有効である。一般にフェース部は平坦面か僅かな曲面となっており、その法線方向の気流に対して空気抵抗を受けやすい形状を有している。
本発明の目的は、見た目上、極端な違和感をゴルファに与えず、インパクト直前における空気抵抗を低減することにある。
本発明によれば、フェース部を含み、体積が400cc以上のゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース部を飛球線方向に合わせて規定ライ角通りに前記ゴルフクラブヘッドを水平面上に配置し、前記飛球線方向を投影方向として、前記フェース部の前方側から前記フェース部と前記ゴルフクラブヘッドとを垂直面に投影した場合、前記ゴルフクラブヘッドの投影図形Hの面積HAと、前記フェース部の投影図形Fの面積FAとが、0.5<FA/HA<0.7、を満たし、かつ、前記投影図形Hの図心Hcと、前記投影図形Fの図心Fcとが一致しているゴルフクラブヘッドが提供される。
本発明によれば、見た目上、極端な違和感をゴルファに与えず、インパクト直前における空気抵抗を低減することができる。
本発明の一実施形態の係るゴルフクラブヘッドの斜視図。 (A)は基準姿勢の説明図、(B)はフェースセンタの説明図。 投影方向の説明図。 (A)及び(B)は投影図形の説明図、(C)はシミュレーション結果を示す図。 (A)は投影図形の図心の説明図、(B)は各寸法の説明図。 (A)乃至(D)はシミレーション結果を示す図。
図1は本発明の一実施形態のゴルフクラブヘッド10の斜視図である。ゴルフクラブヘッド10は中空体をなしており、その周壁が、フェース面(打撃面)を形成するフェース部11と、ゴルフクラブヘッド10の上部を形成するクラウン部12と、ゴルフクラブヘッド10の底部を形成するソール部13と、ゴルフクラブヘッド10の側部を形成するサイド部14と、を構成している。サイド部14は、トウ側の部分、ヒール側の部分及びバック側の部分を含む。また、ゴルフクラブヘッド10はシャフトが取付けられるホゼル部15と、を備える。ゴルフクラブヘッド10は、その体積が400cc以上のものを想定しており、好ましくは500cc以下である。
ゴルフクラブヘッド10はドライバ用のゴルフクラブヘッドであるが、本発明はドライバ以外のフェアウエイウッド等も含むウッド型のゴルフクラブヘッド、ユーティリティ型(ハイブリッド型)のゴルフクラブヘッド、その他の中空のゴルフクラブヘッドに好適である。ゴルフクラブヘッド10は、金属材料から作成することができ、そのような金属材料としては、チタン系金属(例えば、6Al−4V−Tiのチタン合金等)、ステンレス、ベリリウムカッパー等の銅合金が挙げられる。
ゴルフクラブヘッド10は、複数のパーツを接合して組み立てることができる。例えば、クラウン部12、ソール部13、サイド部14及びフェース部11の周縁部分を構成し、フェース部11に相当する部分の一部に開口部が形成された本体部材と、該本体部材の該開口部に接合されるフェース部材と、から構成できる。
図1において、矢印D1は飛球線方向(打球の目標方向)を例示している。図1ではフェース部11を飛球線方向D2に合わせた場合を想定している。矢印D2はトウ−ヒール方向を示している。トウ−ヒール方向とは、ソール部13のトウ側端とヒール側端とを結ぶ方向とする。
インパクト直前においてゴルフクラブヘッド10は、理想的には飛球線方向d1に移動する。このときの空気抵抗を減らすことができればヘッドスピードの増大又は低減抑制を望める。本実施形態は、フェース部11からそのゴルフクラブヘッド10の周囲へ流れる気流FLが、フェース部11の周縁の各部位で、より均一な流れとなることで、空気抵抗を減らすことができるという発想に基づいている。そして、より均一な流れを生み出すために、フェース部11側からみたときのゴルフクラブヘッド10の形状と、フェース部11の形状とに着目した。
より具体的には、まず、フェース部11を飛球線方向D1に合わせて規定ライ角通りにゴルフクラブヘッド10を水平面上に配置した場合(以下、基準姿勢ともいう)を想定する。要するにインパクト直前の状態である。図2(A)はその説明図である。ゴルフクラブヘッド10は仮想水平面Sh上に配置されており、規定ライ角がθ1である場合を想定している。線L1はホゼル部15に装着されるシャフトの軸線である。なお、規定ライ角が不明な場合、そのゴルフクラブの番手に応じた平均的なライ角としてもよい。例えば、ドライバのゴルフクラブヘッドの場合、59度にする。
そして、フェース部11のフェースセンタにおける法線方向の水平方向成分が飛球線方向D1を指向すればフェース部11が飛球線方向D1に合っていることとする。図2(B)はフェースセンタの説明図である。
図2(B)に示すように、縦と横に目盛を有するゲージGをフェース部11にあてがい、縦の目盛と横の目盛の中央となる点をフェースセンタFCとする。ゲージGは、縦の目盛と横の目盛の交点に孔が形成された、透過性を有する薄板であって、いわゆるインパクトポイントテンプレートと同じものを利用することができる。インパクトポイントテンプレートとは、フェース部のCT値を計測する際にフェースセンタを特定するためのテンプレートである。
次に、基準姿勢にあるゴルフクラブヘッド10について、図3に示すように飛球線方向D1を投影方向として、フェース部11の前方側からフェース部11とゴルフクラブヘッド10とを垂直面Sに投影した場合を想定し、それぞれの投影図形を得る。このような投影図形は例えばCADシステム上でゴルフクラブヘッド10をモデル化して得ることができる。
図4(A)はフェース部11の投影図形Fを、図4(B)はゴルフクラブヘッド10の投影図形Hを、それぞれ示している。なお、符号Fcは投影図形Fの図心を示し、符号Hcは投影図形Hの図心を示す。
ここで、空気抵抗と、投影図形Fと投影図形Hとの面積比との関係に着目し、コンピュータ上でシミュレーションを行った。その結果を図4(C)に示す。
このシミュレーションでは、投影図形Fと投影図形Hとの面積比が異なる一方、他の要件についてはなるべく近似させた複数種類のゴルフクラブヘッドモデルを用いた。そして、基準姿勢にあるゴルフクラブヘッドモデルを、空気中で飛球線方向に40m/sで移動したときの抗力(N)を算出した。要するに、アベレージゴルファがスイングしたときに、ゴルフクラブヘッドに作用する空気抵抗を想定している。図4(C)において、抗力値の正負は、ゴルフクラブヘッドモデルの移動方向を正としている。つまり、負は抵抗方向であることを示す。面積比は、フェース部11の投影図形Fの面積をFA、ヘッド10の投影図形Hの面積をHAとすると、FA/HAである。
面積比が大きくなると抗力も大きくなる傾向にある。面積比が小さすぎると、ヘッド10の輪郭に対してフェース部11が小さくなりすぎ、ゴルファがヘッド形状に違和感を感じる場合がある。よって、0.5<面積比FA/HAとする。なお、ゴルフクラブヘッド10を正面から見た場合に、大きく見える方がアベレージゴルファは安心感を得やすい。よって、面積HAが5500mm2以上であることが好ましい。
次に、0.5<FA/HA<0.7の範囲では、抗力値が必ずしも面積比に比例していない。ヘッドスピードが40m/sの場合、抗力が1.5N以下であれば望ましいが、0.5<FA/HA<0.7の範囲では、抗力が1.5Nに満たないモデルもある。つまり、この範囲では面積比FA/HA以外の要件で空気抵抗を改善できる可能性がある。よって、0.5<面積比FA/HA<0.7とする。この範囲に属するゴルフクラブヘッドモデルの図心Fc、Hcに着目したところ、両者が近接しているモデルでは抗力の低下が見られた。これは、フェース部11からそのゴルフクラブヘッド10の周囲へ流れる気流が、フェース部11の周縁の各部位で、より均一な流れとなることで、空気抵抗が減っていると考えられる。
そこで、図5(A)に示すように、基準姿勢にあるゴルフクラブヘッド10について、飛球線方向D1を投影方向として、フェース部11の前方側からフェース部11とゴルフクラブヘッド10とを垂直面に投影した場合に、投影図形Hの図心Hcと、投影図形Fの図心Fcとを一致させることで、空気抵抗を改善できる。なお、製造誤差等を考慮すれば、図心Hcと図心Fcとの距離が5mm未満であれば、両者は一致しているとみなすことができる。
このように本実施形態では、0.5<面積比FA/HA<0.7とし、投影図形Hの図心Hcと、投影図形Fの図心Fcとを一致させることで、見た目上、極端な違和感をゴルファに与えず、インパクト直前における空気抵抗を低減することができる。
ここで、図4(A)及び図4(B)を参照して、図心Fc、Hcに対する各寸法の好適な例について説明する。まず、図心Hcを通る上下線と投影図形Hの輪郭線との交点のうち、上側の交点と前記図心Hcとの距離をHu、下側の交点と前記図心Hcとの距離をHdとする。また、図心Fcを通る上下線と投影図形Fの輪郭線との交点のうち、上側の交点と図心Fcとの距離をFu、下側の交点と図心Fcとの距離をFdとする。
同様に、図心Hcを通る、トウ−ヒール方向の線と投影図形Hの輪郭線との交点のうち、トウ側の交点と図心Hcとの距離をHt、ヒール側の交点と図心Hcとの距離をHhとする。また、図心Fcを通る、トウ−ヒール方向の線と投影図形Fの輪郭線との交点のうち、トウ側の交点と図心Fcとの距離をFt、ヒール側の交点と図心Fcとの距離をFhとする。
この場合、Fu=Fd、Fu/Hu=Fd/Hdであることが好ましい。この構成の場合、フェース部11からクラウン部12へ流れる気流と、フェース部11からソール部13へ流れる気流とが、より均一な流れとすることができ、空気抵抗を低減できる。なお、製造誤差等を考慮すれば、|Fu−Fd|=3mm未満、|Fu/Hu−Fd/Hd|=0.1未満であれば、Fu=Fd、Fu/Hu=Fd/Hdであるとみなすことができる。
同様に、Ft=Fh、Ft/Ht=Fh/Hhであることが好ましい。この構成の場合、フェース部11からトウ側へ流れる気流と、フェース部11からヒール側へ流れる気流とが、より均一な流れとすることができ、空気抵抗を低減できる。なお、製造誤差等を考慮すれば、|Ft−Fh|=5mm未満、|Ft/Ht−Fh/Hh|=0.1未満であれば、Ft=Fh、Ft/Ht=Fh/Hhであるとみなすことができる。
また、0.6<Fu/Hu=Fd/Hd=Ft/Ht=Fh/Hh<0.85であることが好ましい。0.6以下であると、フェース部11が小さく見えて違和感がある。0.85以上であると、フェース部11周縁の丸みが小さくなって、気流の剥離が生じやすくなる。よって、上記数値範囲とすることで、フェース部11から上下左右の全方位に渡って、気流をより均一な流れとすることができ、空気抵抗を低減できる。なお、製造誤差等を考慮すれば、Fu/Hu、Fd/Hd、Ft/Ht、Fh/Hhの各値の差が0.1未満であればこれらは同一であるとみなせる。
次に、図5(B)を参照して、空気抵抗を低減可能な別の寸法関係について説明する。図5(B)は基準姿勢のゴルフクラブヘッド10を飛球線方向D1と直交する水平方向にヒール側から見た図である。
垂直面S11はゴルフクラブヘッド10の、飛球線方向D1での前端部FPを通りかつ、飛球線方向と直交する仮想面である。垂直面S12はゴルフクラブヘッド10の、飛球線方向D1での後端部BPを通りかつ、飛球線方向D1と直交する仮想面である。水平面S13は、ゴルフクラブヘッド10の、最上部TPを通る仮想面である。
そして、前端部FPから最上部TPまでの水平距離をCPとし、前端部FPから後端部BPまでの水平距離をHWとする。この場合、0.2<CP/HW<0.5であることが好ましい。0.2≧CP/HWとするとクラウン部12での気流の剥離が生じやすくなる。図6(A)はCP/HW=0.2としたモデルのシミュレーション結果を示しており、クラウン部で気流の剥離が生じている。CP/HW≧0.5とするとヘッド形状に違和感を与える場合がある。
次に、図5(B)を参照して前端部FPから、ソール部13が水平面Shから離れる点SBPまでの水平距離をSPとすると、0.3<SP/HW<0.7であることが好ましい。0.3≧SP/HWとすると、ゴルフクラブヘッド10の後方での気流の乱れ(巻き上がり)が大きくなる。図6(B)はSP/HW=0.3としたモデルのシミュレーション結果を示しており、ゴルフクラブヘッド10の後方で気流の巻き上がりを生じている。
図6(C)はSP/HW=0.5としたモデルのシミュレーション結果を示しており、ゴルフクラブヘッド10の後方で気流が略水平に伸びており良好である。SP/HW≧0.7とすると、ゴルフクラブヘッド10の後方での気流のバランス(上下のバランス)が悪化する。図6(D)はSP/HW=0.7としたモデルのシミュレーション結果を示しており、クラウン部から後方へ流れる気流と、ソール部から後方へ流れる気流との形が対称的でなく、バランスが悪い。
次に、図5(B)を参照して後端部BPから最上部TPまでの垂直距離をBuとし、後端部BPからゴルフクラブヘッド10の最下部(水平面Sh)までの垂直距離をBdとする。この場合、Bu=Bdであることが望ましい。この構成によれば、ゴルフクラブヘッド10の後方での気流のバランス(上下のバランス)が、図6(C)の例のように良化し易いと考えられる。なお、製造誤差等を考慮すれば、|Bu−Bd=3mm未満であれば、Bu=Bdであるとみなすことができる。
引き続き図5(B)を参照して、ゴルフクラブヘッド10の慣性モーメント(MOI)に着目する。MOIは、ゴルフクラブヘッド10の重心CGを通る垂直線回りの慣性モーメントである。本実施形態の場合、ゴルフクラブヘッド10を基準姿勢とした場合に、MOIが4000g・cm2以上であることが好ましい。ゴルフボールの打点がゴルフクラブヘッド10のスイートスポットからずれていた場合(いわゆるオフセンターヒットの場合)であっても、飛距離の低下を抑制できる。
空気抵抗を減らしながらMOIをより大きくするための寸法関係について説明する。図4(B)を参照して説明したHt、Hh、Hu、Hdについて、Hw=Ht+Hh、Hz=Hu+Hdとすると、1.2<Hw/Hz<1.8であることが好ましい。Hw/Hz≦1.2とすると、ゴルフクラブヘッド10が球体に近くなって、MOIを大きくすることが困難となる。Hw/Hz≧1.8とすると、ゴルフクラブヘッド10が扁平になり過ぎて、空気抵抗の小さい形状にしにくい。

Claims (11)

  1. フェース部を含み、体積が400cc以上のゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記フェース部を飛球線方向に合わせて規定ライ角通りに前記ゴルフクラブヘッドを水平面上に配置し、前記飛球線方向を投影方向として、前記フェース部の前方側から前記フェース部と前記ゴルフクラブヘッドとを垂直面に投影した場合、
    前記ゴルフクラブヘッドの投影図形Hの面積HAと、前記フェース部の投影図形Fの面積FAとが、
    0.5<FA/HA<0.7、
    を満たし、かつ、
    前記投影図形Hの図心Hcと、前記投影図形Fの図心Fcとが一致しているゴルフクラブヘッド。
  2. 前記面積HAが、5500mm2以上である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記図心Hcを通る上下線と前記投影図形Hの輪郭線との交点のうち、上側の交点と前記図心Hcとの距離をHu、下側の交点と前記図心Hcとの距離をHdとし、
    前記図心Fcを通る上下線と前記投影図形Fの輪郭線との交点のうち、上側の交点と前記図心Fcとの距離をFu、下側の交点と前記図心Fcとの距離をFdとした場合、
    Fu=Fd、
    Fu/Hu=Fd/Hd、
    である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記図心Hcを通る、トウ−ヒール方向の線と前記投影図形Hの輪郭線との交点のうち、トウ側の交点と前記図心Hcとの距離をHt、ヒール側の交点と前記図心Hcとの距離をHhとし、
    前記図心Fcを通る、トウ−ヒール方向の線と前記投影図形Fの輪郭線との交点のうち、トウ側の交点と前記図心Fcとの距離をFt、ヒール側の交点と前記図心Fcとの距離をFhとした場合、
    Ft=Fh、
    Ft/Ht=Fh/Hh、
    である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記図心Hcを通る上下線と前記投影図形Hの輪郭線との交点のうち、上側の交点と前記図心Hcとの距離をHu、下側の交点と前記図心Hcとの距離をHdとし、
    前記図心Fcを通る上下線と前記投影図形Fの輪郭線との交点のうち、上側の交点と前記図心Fcとの距離をFu、下側の交点と前記図心Fcとの距離をFdとし、
    前記図心Hcを通る、トウ−ヒール方向の線と前記投影図形Hの輪郭線との交点のうち、トウ側の交点と前記図心Hcとの距離をHt、ヒール側の交点と前記図心Hcとの距離をHhとし、
    前記図心Fcを通る、トウ−ヒール方向の線と前記投影図形Fの輪郭線との交点のうち、トウ側の交点と前記図心Fcとの距離をFt、ヒール側の交点と前記図心Fcとの距離をFhとした場合、
    0.6<Fu/Hu=Fd/Hd=Ft/Ht=Fh/Hh<0.85、
    である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記フェース部を飛球線方向に合わせて規定ライ角通りに前記ゴルフクラブヘッドを水平面上に配置した場合、
    前記ゴルフクラブヘッドの前端部から、前記ゴルフクラブヘッドの最上部までの水平距離CPと、
    前記前端部から、前記ゴルフクラブヘッドの後端部までの水平距離HWと、が、
    0.2<CP/HW<0.5、
    を満たす請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記ゴルフクラブヘッドがソール部を含み、
    前記フェース部を飛球線方向に合わせて規定ライ角通りに前記ゴルフクラブヘッドを水平面上に配置した場合、
    前記ゴルフクラブヘッドの前端部から、前記ソール部が前記水平面から離れる点までの水平距離SPと、
    前記前端部から、前記ゴルフクラブヘッドの後端部までの水平距離HWと、が、
    0.3<SP/HW<0.7、
    を満たす請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記フェース部を飛球線方向に合わせて規定ライ角通りに前記ゴルフクラブヘッドを水平面上に配置した場合、
    前記ゴルフクラブヘッドの後端部から前記ゴルフクラブヘッドの最上部までの垂直距離Buと、
    前記後端部から前記ゴルフクラブヘッドの最下部までの垂直距離Bdと、が、
    Bu=Bd、
    を満たす請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記フェース部を飛球線方向に合わせて規定ライ角通りに前記ゴルフクラブヘッドを水平面上に配置して、空気中を前記飛球線方向に40m/sで前記ゴルフクラブヘッドを移動したときの抗力が1.5N以下である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記図心Hcを通る上下線と前記投影図形Hの輪郭線との交点間の距離をHzとし、
    前記図心Hcを通る、トウ−ヒール方向の線と前記投影図形Hの輪郭線との交点間の距離をHwとした場合、
    1.2<Hw/Hz<1.8、
    である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 前記フェース部を飛球線方向に合わせて規定ライ角通りに前記ゴルフクラブヘッドを水平面上に配置した場合、
    前記ゴルフクラブヘッドの重心を通る垂直線回りの慣性モーメントが、4000g・cm2以上である請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
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