JP5943787B2 - 医療用バッグ - Google Patents

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Description

本発明は、医療分野で用いられて栄養液や薬液、輸液等の液状物を収容する医療用バッグに関する。
医療分野では、薬液や輸液などの液状物が用いられるが、そのような液状物の取り扱いに医療用バッグが利用されている。例えば、患者の鼻腔から挿し入れられたチューブを通じて栄養液や薬液を胃等へ投与する経腸栄養法では、所定量の栄養液や薬液を収容しておく栄養剤補給用バッグが利用されている。また、患者の静脈に挿し入れられた輸液回路を通じて栄養液や薬液を静脈へ投与する静脈栄養法では、所定量の栄養液や薬液を収容しておく輸液バッグが利用されている。
このような医療用バッグは、一般に軟質合成樹脂製のシートを袋状に加工して形成されている。そして、袋本体の開口部には樹脂チャックが設けられており、開口部を封止状態に保つことができるようになっている。
ところで、かかる医療用バッグを使用する際には、樹脂チャックを開けて、栄養液や薬液などの液状物を開口部から注ぎ入れる作業が行われる。この注入作業は、一般に一人で行われ、一方の手で医療用バッグの開口部を開いた状態に保ちつつ、他方の手で持ったカップを傾けて、カップ内に収容された液状物を医療用バッグへ開口部から注ぎ入れることによって行われる。
ところが、医療用バッグの袋本体が軟質の樹脂シートで形成されていることから開口部を一定に開いた状態に保ち難いという問題があった。
しかも、医療用バッグは、吊下時の安定性を確保したり周壁に付された目盛りの精度を確保する等の目的から、一般に深底形状とされており、袋本体の上端部分に設けられた開口部が比較的小さくなっている。それ故、たとえ開いた状態に保持し得ても、小さな開口部から液状物を注ぎ入れる作業が難しく、少しずつ丁寧に注ぎ入れなければならないことから、作業者の精神的および労力的な負担が大きかった。
なお、このような問題に鑑み、特開2011−78737号公報(特許文献1)には、樹脂チャックが設けられた開口部における重ね合わせ部分にそれぞれ貫通路を形成して、かかる貫通路に手指を挿入させることにより、開口部を開いた状態に保ち易くした医療用バッグが提案されている。
しかし、かかる特許文献1に記載の構造でも、開口部自体が小さい場合には、たとえ開いた状態に保持できても、小さい開口部から液状物を注ぎ入れる作業者の負担を十分に軽減し得るものではなかったのである。
特開2011−78737号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、樹脂チャックが設けられた開口部を通じて液状物を容易に注ぎ入れることができて作業者の負担が軽減される、新規な構造の医療用バッグを提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明の第1の態様は、袋本体の開口部に、開閉可能に重ね合わされたチャック状封止部が設けられた医療用バッグにおいて、前記チャック状封止部が設けられた各一方の重ね合わせ部からそれぞれ外方に延び出して互いに重ね合わされる一対のフラップ状部が形成されており、該チャック状封止部の一方の端部側では該一対のフラップ状部が互いに一体化された閉止部とされていると共に、該チャック状封止部の他方の端部側では該一対のフラップ状部が互いに分離された開放部とされていることにより、該チャック状封止部から外方に延び出して該チャック状封止部の開状態下において重ね合わせ方向の両側外方に向かって拡開可能な案内口部が設けられている一方、該案内口部における該一対のフラップ状部に対して手指による拡開操作力を及ぼす拡開操作部が設けられていることを、特徴とする。
本態様においては、袋本体の開口部において、チャック状封止部よりも外方に延び出して設けられた一対のフラップ状部により、幅方向一方の側が閉止部とされると共に他方の側が開放部とされた案内口部が設けられている。この案内口部によれば、開放部において大きく広げられることで十分な幅をもって拡開されると共に、閉止部において樋状の案内路が形成される。
それ故、拡開操作部において加えられる拡開操作力を一対のフラップ状部に及ぼして案内口部を大きく開くことにより、かかる案内口部を通じて開口部から袋本体へ液状物を容易に注ぎ入れることが可能になる。その際、例えば案内口部における閉止部が開放部よりもやや下方に位置するように袋本体の開口部を傾けることにより、案内口部の閉止部によって形成される樋状の案内路を一層効果的に利用することが可能になる。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様に係る医療用バッグにおいて、前記一対のフラップ状部における前記閉止部側の端縁部分には、前記チャック状封止部が設けられた前記袋本体の前記開口部に向かって次第に拡開量が小さくなるように傾斜した傾斜案内部が形成されているものである。
本態様によれば、案内口部の閉止部によって形成される樋状の案内路が、案内口部の開口側からチャック状封止部に向かって次第に狭まる漏斗状に形成される。それ故、袋本体の開口部を大きく傾けなくても、かかる樋状の案内路による案内作用がより効果的に発揮されて、液状物を一層容易に注ぎ入れることが可能になる。
本発明の第3の態様は、前記第1又は第2の態様に係る医療用バッグにおいて、前記一対のフラップ状部における前記閉止部側には、吊下フック等を挿通させることのできる貫通孔が形成されているものである。
本態様によれば、閉止部側において一対のフラップ状部が重ね合わされて強度が大きくされた部分を利用して、医療用バッグを吊下支持等するための貫通孔を十分な強度をもって形成することが可能になる。特に、前記第二の態様に係る医療用バッグでは、袋本体の前記開口部に向かって次第に拡開量が小さくなるように傾斜して設けられた傾斜案内部の外方に位置して、余剰となった一対のフラップ状部の重ね合わせ部分を巧く利用して貫通孔を形成することも可能である。
本発明の第4の態様は、前記第1〜3の何れかの態様に係る医療用バッグにおいて、2枚の樹脂シートが互いに重ね合わされて周囲を相互に固着されることにより前記袋本体が形成されていると共に、該2枚の樹脂シートが前記チャック状封止部で開閉可能に重ね合わされることにより前記開口部が形成されており、更に、該2枚の樹脂シートにおいて該開口部から外方に延び出した部分により前記一対のフラップ状部が構成されて前記案内口部が形成されているものである。
本態様によれば、2枚の樹脂シートを用いて、その周囲を溶着等で固着することにより、目的とする本発明に係る医療用バッグを一層容易に優れた量産性をもって製造することが可能になる。
本発明の第5の態様は、前記第1〜4の何れかの態様に係る医療用バッグにおいて、前記一対のフラップ状部には、それぞれ、前記開放部側から前記閉止部側に向かって手指を差し入れることのできる手指用袋状部が形成されており、該一対のフラップ状部における該一対の手指用袋状部によって前記拡開操作部が構成されているものである。
本態様によれば、手指によるフラップ状部への拡開操作を一層効率的に行うことができる拡開操作部が実現可能となる。特に、開放部側から閉止部側に向かって手指を差し入れることで、一対のフラップ状部を一層大きく拡開させつつ、閉止部側に設けられる樋状の案内路への液状物の注ぎ入れを、手で遮るようなこともなく容易に行うことができる。
本発明の第6の態様は、前記第1〜5の何れかの態様に係る医療用バッグにおいて、前記袋本体には、前記開口部を上方に向けた状態で下方に位置する底部に対して内外に貫通する排出用ポートが設けられており、該袋本体の内部に収容する液状物を該排出用ポートに接続されるチューブを通じて患者体内に投与するようにしたものである。
本態様によれば、経腸栄養法に用いられる栄養剤補給用バッグや、静脈栄養法に用いられる輸液バッグであって、液状物の注ぎ入れを容易に行うことが出来て作業に際しての液状物の零れ落ちが防止されると共に、作業者の労力軽減も図られ得る、新規な医療用バッグが実現され得る。
本発明によれば、開口部において、チャック状封止部の外方に設けられた案内口部が開放部により大きく拡開されると共に、閉止部により樋状の案内路が形成される。それ故、拡開操作部で案内口部を大きく開いた状態に保持せしめつつ、かかる案内口部を通じて、液状物を開口部から袋本体内に容易に注ぎ入れることが可能になる。
本発明の第1の実施形態としての医療用バッグの正面図。 図1に示された医療用バッグの背面図。 図1に示された医療用バッグの右側面図。 図1に示された医療用バッグの左側面図。 図1に示された医療用バッグにおいて手指により案内口部を開いた状態を示す斜視図。 本発明の第2の実施形態としての医療用バッグの正面図。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1〜4には、本発明の第1の実施形態としての医療用バッグ10が示されている。この医療用バッグ10は、図1中の上下方向に長い袋構造とされており、上部には開閉可能な開口部12が設けられている一方、下部には外部チューブ14を接続可能な排出用ポートとしてのポート部16が設けられている。そして、内部に栄養液や輸液等の液状物が収容されて栄養剤補給用バッグや輸液バッグ等として用いられるようになっている。なお、図3および図4における医療用バッグ10の袋本体22(後述)は、理解を容易とするために高さ方向(図3および図4中の上下方向)に比べて厚さ方向(図3および図4中の左右方向)の縮尺を拡大して図示している。
より詳細には、本実施形態の医療用バッグ10は、2枚の樹脂シート18a,18bが互いに重ね合わされて、周囲の溶着部20において相互に固着されることにより、袋状の袋本体22が形成されている。溶着部20は重ね合わされる2枚の樹脂シート18a,18bの周囲の三方向に設けられており、固着されない一方(図1中の上方)に開口部12が設けられている。なお、この溶着部20における2枚の樹脂シート18a,18bの固着手段は、例えば接着剤による接着等が挙げられるが、特に限定されるものではなく、好ましくは熱による溶着(ヒートシール)が採用される。そして、2枚の樹脂シート18a,18bを、上方を開口して袋状に構成することにより、袋本体22の内部には栄養液や輸液等の液状物が収容される収容領域24が形成されている。
さらに、収容領域24の上方である袋本体22の開口部12には、袋本体22、換言すれば収容領域24を開閉可能とするチャック状封止部26が、2枚の樹脂シート18a,18bに設けられている。要するに、2枚の樹脂シート18a,18bがチャック状封止部26で開閉可能に重ね合わされることにより、開口部12が形成されている。
チャック状封止部26は、開口部12を繰り返し開閉可能にするものであって、閉状態では2枚の樹脂シート18a,18bの重ね合わせ面間を実用上で流体密に保ち得るようになっている。チャック状封止部26の具体的構造は限定されないが、例えば一方の樹脂シート18aの内面に設けられて開口部12の幅方向に延びる凹溝と、他方の樹脂シート18bの内面に設けられて開口部12の幅方向に延びる凸条とが、操作外力で互いに押し付けられることによって弾性的に凹凸嵌合される樹脂製チャックからなる公知の構造体などが採用可能である。
なお、図1および図2中において、チャック状封止部26を構成する凹凸嵌合部は、袋本体22の内部で、2枚の樹脂シート18a,18bの各内面に形成されているが、2枚の樹脂シート18a,18bが透明材料で形成されていることと、構造を理解し易くする趣旨から、チャック状封止部26を実線で図示している。また、チャック状封止部26の形成部位を袋本体22の開口部12とすると、チャック状封止部26は、開口部12を密閉することができるように、開口部12において袋本体22の幅方向(図1中の左右方向)の全長に亘って形成されている。
さらに、袋本体22の上端部には、一対のフラップ状部28,28が形成されている。即ち、袋本体22を構成する2枚の樹脂シート18a,18bには、それぞれ開口部12の外方(図1中の上方)に所定の領域だけ延び出した一対のフラップ状部28,28が形成されており、相互に重ね合わされている。具体的には、一対のフラップ状部28,28は、2枚の樹脂シート18a,18bの重ね合わせ部であるチャック状封止部26の上方に設けられており、本実施形態では略矩形状とされている。
なお、本実施形態では一対のフラップ状部28,28は同形とされているが、一対のフラップ状部は形状が同一でなくても良い。例えば、一対のフラップ状部において相互に重ならないで外方に突出する摘み片を突設して、かかる摘み片を手指で摘むことにより一対のフラップ状部を開く操作をし易くすること等も可能である。
ここにおいて、袋本体22を構成する2枚の樹脂シート18a,18bの材料としては、収容物への耐性等を考慮して、従来公知である軟質の樹脂シートの材料が適宜に採用され得る。即ち、2枚の樹脂シート18a,18bは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等の樹脂材から形成されて、好ましくは透明な可撓性樹脂シートとされる。なお、それぞれの樹脂シート18a,18bは同一の樹脂材により形成されることが好ましいが、それぞれの樹脂シート18a,18bで異なる樹脂材を採用しても良い。また、袋本体22において、各樹脂シート18a,18bが全体に亘って同一の材料で形成されていても良いし、例えば、フラップ状部28と収容領域24を形成する部分を異なる材料で形成する等、部分によって樹脂シートの材料を異ならせても良い。
このような一対のフラップ状部28,28が重ね合わされる幅方向の一方(図1中においては左方)の端部は、溶着部20が一対のフラップ状部28,28の上端まで延び出している。これにより、一対のフラップ状部28,28の一方の端部が互いに一体化された閉止部30とされている。
これに対して、一対のフラップ状部28,28が重ね合わされる幅方向の他方(図1中の右方)の端部では、溶着部20が一対のフラップ状部28,28の上端までは延び出していない。本実施形態では、右方の溶着部20はフラップ状部28の下端までしか延び出しておらず、これにより、一対のフラップ状部28,28の他方の端部は互いに分離された開放部32とされている。要するに、開放部32では、一対のフラップ状部28,28が、上端部分(チャック状封止部26からの延び出し方向における先端部分)から下方(チャック状封止部26方向)に向かって少なくとも半分以上の領域が相互に固着されておらず、互いに引き離し可能に開放されている。
特に、本実施形態では、一対のフラップ状部28,28における閉止部30側の溶着部20は、袋本体22上端から内方(図1中の下方)に行くに従って、閉止部30側から開放部32側(図1中の左方から右方)に傾斜している。このように、一対のフラップ状部28,28の閉止部30側が傾斜して溶着されていることにより、後述する各フラップ状部28,28の拡開時において、袋本体22の開口部12に向かって外方から次第に幅方向(図1中の左右方向)での拡開量が小さくなるように傾斜している傾斜案内部33が形成されている。
さらに、本実施形態では、それぞれのフラップ状部28,28の高さ方向(図1中の上下方向)および幅方向(図1中の左右方向)の中間部分では、樹脂シート18a,18bと同様の樹脂シートがもう1枚ずつ重ね合わされて、周囲の溶着部34が固着されている。これにより、一対のフラップ状部28,28のそれぞれには、内部に空間を有する中空領域36が形成されている。
また、これらの中空領域36のそれぞれには、後述する各フラップ状部28,28の拡開時において、手指50(後述)の拡開操作力により各フラップ状部28,28を拡開させるための拡開操作部38が設けられている。特に、本実施形態の拡開操作部38は、手指50の先端を挿入するための手指用袋状部40により構成されている。
なお、中空領域36を形成するための溶着部34の固着手段としては、前述の溶着部20と同様であり、例えば接着剤による接着等が挙げられて、特に限定されるものではないが、熱溶着(ヒートシール)が好適に採用される。また、中空領域36を形成するために重ね合わせられる樹脂シートはの材料は、袋本体22を構成する樹脂シート18a,18bと同一としても良いし、異ならせても良い。
手指用袋状部40の具体的な形成方法としては、中空領域36において重ね合わされた2枚の樹脂シートのうちの外側の樹脂シートに、図1および図2に実線で示されているような切込みを入れて、切片42を形成する。この切片42を、図1および図2に一点鎖線で示されている曲折部44を軸として、中空領域36の内部空間へ折り込んで、外側の樹脂シートに重ね合わせる。これにより、後述する各フラップ状部28,28の拡開時において、手指50を挿入するための手指用袋状部40が形成され得る。
特に、本実施形態では、手指50が開放部32側から閉止部30側に向かって挿入されるように手指用袋状部40が形成されている。なお、例えば、切片42の大きさを大きくすることにより手指用袋状部40の大きさを大きくすることが出来る。このように、切片42および手指用袋状部40の大きさは任意に設定可能である。また、曲折部44の傾斜角度を調節することにより手指用袋状部40の角度、即ち、挿入する手指50の角度を調節することが可能である。
さらに、2枚の樹脂シート18a,18bの開口部12の外方(図1中の上方)には、貫通孔46が形成されている。本実施形態では、貫通孔46は、一対のフラップ状部28,28における閉止部30側(図1中の左方)で、互いに重ね合わせ状態に固着された一対のフラップ状部28,28を貫通して形成されている。なお、貫通孔は、必ずしも一対のフラップ状部28,28の重ね合わせ部分に形成する必要はなく、例えば一方のフラップ状部28だけに外周縁部から延び出す延出片を形成し、かかる延出片に貫通孔を形成しても良い。
そして、この貫通孔46に吊下フック等を挿通させることにより、図示しない点滴スタンド等に対して、医療用バッグ10を吊り下げ支持させることができるようになっている。
更にまた、袋本体22の底部には、収容領域24を内外に貫通するポート部16が設けられている。本実施形態では、ポート部16は、袋本体22下端縁部において、貫通孔46と対角線方向で対向する角部に設けられている。
そして、ポート部16には、袋本体22の内部に連通接続される内側開口部と反対の外側開口部に対して、図1〜4に二点鎖線で示されているように外部チューブ14が接続されている。この外部チューブ14は、従来公知のものが使用可能であって詳しい説明を省略するが、可撓性のチューブであり、必要に応じてチャンバー(点滴筒)やクレンメ(流量調整器)、コネクター等(何れも図示せず)が設けられて、鼻腔等から挿入されて胃や十二指腸等の患者体内(図示せず)に至っている。そして、収容領域24に収容される液状物がこの外部チューブ14を通じて患者の体内に投与される。
ここにおいて、ポート部16は合成樹脂等の硬質材製とされており、好適には、袋本体22を構成する2枚の樹脂シート18a,18bより剛性が大きくされる。このようなポート部16の材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合合成樹脂(ABS樹脂)、ナイロン樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、硬質塩化ビニル等が挙げられる。
ここにおいて、袋本体22および収容領域24の高さ方向中間部分から下方は、幅方向において、上方より開放部32側(図1中の右方)に大きくされた拡幅部48とされている。これにより、幅方向の重心が開放部32側に偏倚しており、吊下フックを貫通孔46に挿通して、医療用バッグ10をスタンドに懸架する際、医療用バッグ10が図1の状態から貫通孔46を中心として右回りに傾斜して静置される。この結果、ポート部16が鉛直方向に延びるように位置すると共に、収容領域24におけるポート部16の周辺部分が狭幅となっていることから、医療用バッグ10がスタンドに懸架された際に、収容領域24に収容される液状物がポート部16に流れ込みやすくなっており、液状物の収容領域24に残る量を軽減させることが出来る。
このような構造とされた医療用バッグ10は、図5に示されるように、拡開操作部38としての手指用袋状部40に、手指50の先端を挿入して使用される。具体的には、2枚の樹脂シート18a,18bのそれぞれにおけるフラップ状部28,28により、これらの重ね合わせ方向の両側外方に向かって拡開可能な案内口部52が形成されている。これにより、2本の手指50の先端を一対の手指用袋状部40,40に挿入して、2本の手指50を離隔させる方向に操作すれば、案内口部52が拡開して、重ね合わされていた一対のフラップ状部28,28を離隔させることが出来る。そして、更に2本の手指50を離隔させる方向に拡開操作力を加えれば、一対のフラップ状部28,28から続くチャック状封止部26が、医療用バッグ10使用前の閉状態から開状態となり、収容領域24を外部に連通された状態とすることが出来る。特に、本実施形態では、手指50は開放部32側から挿入されており、より少ない拡開操作力で案内口部52を拡開することが出来る。
また、一対のフラップ状部28,28の閉止部30側の端縁部分が傾斜して溶着されており、これによりこの傾斜部分が傾斜案内部33とされている。この傾斜案内部33は、一対のフラップ状部28,28の拡開時において、袋本体22の開口部12に向かって次第に拡開量が小さくなるようにされている。このような傾斜案内部33を設けることにより、図示されている手と反対側の手で液状物を収容領域24に注ぎ入れる際に、液状物を傾斜案内部33に伝わせることが出来て、傾斜案内部33が漏斗のような効果を発揮し得る。この結果、液状物をより高精度に収容領域24へ注入することが出来る。
このように、液状物を収容領域24へ注入した後に、チャック状封止部26のチャックを閉状態とすることにより、収容領域24を密封状態とすることが出来る。これにより、医療用バッグ10上部からの液状物の漏出が防ぎ得ると共に、液状物が細菌等に汚染されるおそれを低減させることが出来る。
なお、図5中においては、左手で医療用バッグ10を把持して、親指と人差し指を一対の手指用袋状部40,40に挿入して案内口部52を拡開している状態が示されているが、医療用バッグ10を拡開する状態はこの状態に限定されない。例えば、左右の手を反対にして、右手で医療用バッグ10を把持して、左手で液状物を収容領域24に注入させることも可能である。右利きの人であるならば、図5のような状態で液状物を収容領域24に注入させる場合、より高精度に注入させることが出来る。あるいは、左右の手を反対にすると、より確実に医療用バッグ10を拡開状態に維持することが出来る。従って、医療用バッグ10は表裏対象であることが好適である。また、一対の手指用袋状部40,40に挿入される手指50も親指と人差し指に限定されるものではなく、例えば親指と中指等も可能であり、一対の手指用袋状部40,40の形状は実際に挿入される手指50の形状に合わせることが好適である。
ここにおいて、手指50の親指と人指指を相互に開く方向に操作することにより案内口部52が拡開されて、一対のフラップ状部28,28が重ね合わせ方向と反対の引き離し方向へ相互に離隔される。そして、更に拡開作用力を及ぼすと一対のフラップ状部28,28に続くチャック状封止部26の設けられた開口部12が閉状態から開状態とされる。
なお、チャック状封止部26におけるチャックの噛合力はチャックの形状や大きさ等により調節可能である。チャックの噛合力が強すぎる場合には、手指50の拡開作用力のみでチャック状封止部26を開状態とするのが困難となるおそれがあり、またチャックの噛合力が弱すぎる場合には、液状物の収容領域24への注入後、チャックを閉状態とした際に、収容領域24を密封状態とする効果が十分に発揮され難くなるおそれがある。従って、医療用バッグ10使用者に応じて、あるいは一対の手指用袋状部40,40の取付位置に応じてチャックの噛合力が調節され得る。チャックの噛合力が強い場合には、手指用袋状部40,40に手指50を差し入れる際に、予めチャック状封止部26を開状態としておけば良い。
このような形状とされた医療用バッグ10では、以下のような効果が発揮され得る。即ち、一対のフラップ状部28,28の一方端に閉止部30が設けられて、他方端に開放部32が設けられており、開放部32側から一対のフラップ状部28,28を離隔させて案内口部52を拡開させることから、フラップ状部の両端が封止されている場合に比較して、案内口部52を大きく拡開させることが出来る。これにより、容易に液状物を収容領域24へ注入させることが出来て、作業者の精神的および労力的な負担が軽減され得る。
特に、本実施形態では、一対のフラップ状部28,28の閉止部30側の端縁部分が傾斜しており、一対のフラップ状部28,28の拡開時において、袋本体22の開口部12に向かって次第に拡開量が小さくなるようにされた傾斜案内部33が形成されている。これにより、液状物を傾斜案内部33の傾斜面に伝わせて収容領域24へ注入することが可能となる。従って、液状物が案内口部52より拡開量が小さくされた開口部12へ集約されて液状物が零れ落ちるおそれが低減され得ると共に、作業者に更なる負担を掛けることなく、より高精度な作業を行うことが出来る。
また、片手で本発明に従う医療用バッグ10を把持して、この手の手指50で案内口部52および開口部12を開封可能とすると共に、手指50の離隔状態を維持することで、医療用バッグ10の開状態を維持することが出来る。このため、もう一方の手で液状物を収容領域24へ注入させることが出来る。このように、この作業の従事者が1人でも、十分に高精度および高効率な作業が実施可能となる。
さらに、本実施形態の医療用バッグ10の袋本体22は、2枚の樹脂シート18a,18bを重ね合わせるという簡単な構造とされていると共に、拡開操作部38も切片42を設けて曲折部44で折り込むという簡単な構造とされている。これにより、本実施形態の医療用バッグ10は高い生産性を示すと共に、実際の作業においても医療用バッグ10を容易に使用することが出来る。
次に、図6には、本発明の第2の実施形態としての医療用バッグ56が示されている。なお、本実施形態では、前記第1の実施形態と同様な部材および部位について、図中に前記第1の実施形態と同じ符号を付することにより、詳細な説明を省略する。
本実施形態の医療用バッグ56では、前記第1の実施形態の医療用バッグ10と異なり、一対のフラップ状部58,58の幅方向(図6中の左右方向)の大きさが袋本体60の幅方向の大きさより閉止部30側(図6中の左方)に大きくされている。また、本実施形態では、吊下フック等が挿通される貫通孔46が、一対のフラップ状部58,58の少なくとも一方から上方に延び出して設けられた突出片59に貫通形成されている。なお、図6における突出片59と貫通孔46は、幅方向において、収容領域24およびチャック状封止部26の略中央に位置して設けられている。さらに、本実施形態では、袋本体60および収容領域24には、拡幅部48が設けられていない。
このような構造とされた本実施形態の医療用バッグ56では、一対のフラップ状部58,58の閉止部30側端縁部である傾斜案内部33が、開口部12の上方において、チャック状封止部26よりも幅方向外方に向かって広がって形成されている。一対のフラップ状部58,58を、このように開口部12におけるチャック状封止部26よりも大きな開口幅をもって形成することにより、前記第1の実施形態に比べて、更に案内口部52の拡開量を大きくすることが出来る。
従って、案内口部52を通じて開口部12から収容領域24へ液状物を注入するための作業を一層容易とすることが出来て、作業者の精神的および労力的負担の更なる軽減が図られ得る。
なお、本実施形態では、吊下用の貫通孔46が袋本体60の略中央に設けられていることから、ポート部16も、袋本体60の略中央に設けても良い。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、拡開操作部38は一対のフラップ状部28,28(58,58)に形成される形状に限定されず、2枚の樹脂シート18a,18b表面の、チャック状封止部26や収容領域24の上端に相当する位置に設けられていても良い。好ましくは、拡開操作力が一対のフラップ状部に直接及ぼされる位置に拡開操作部が設けられる。なお、拡開操作部38の形状は、手指50の先端を手指用袋状部40に挿入するという形状に限定されない。
また、前記実施形態では、一対のフラップ状部28,28(58,58)の幅方向一方の端部が互いに分離している開放部32とされていたが、例えば、医療用バッグ10(56)の使用前は一体化されていて、使用する際に、開放部に相当する部分が分離されるようになっていてもよい。この際には、例えば、開放部に相当する部分では、ミシン目状の切断容易部を設けたり固着代を小さくすること等により、開放部32の形成部分の強度を閉止部30の固着強度よりも小さくして、手指50による拡開操作力を及ぼすことにより開放部に相当する部分が分離するようにすることが好適である。
更にまた、閉止部30も、前記実施形態のようにチャック状封止部26が設けられた開口部12から外方に向かって直線的に広がる傾斜形状に限定されるものでなく、例えば段階的に傾斜角度が変化する閉止部や、曲線状に湾曲して傾斜角度が変化する閉止部等も採用可能である。
さらに、吊下フック等が挿通される貫通孔の形状は円形に限定されない。例えば、三角形等にすることにより、医療用バッグ10(56)をスタンド等に懸架した際の、医療用バッグ10(56)の向きを調節することが出来る。
更にまた、前記実施形態では、医療用バッグ10(56)の形状は略矩形状(図1および図6等を参照)とされていたが、この形状に限定されない。例えば、平面視において、円形状、楕円形状、オーバル(卵)形状、三角形(好適には逆三角形)、多角形等の各種形状が採用され得る。
10,56:医療用バッグ、12:開口部、14:外部チューブ、16:ポート部、18a,18b:樹脂シート、22,60:袋本体、26:チャック状封止部、28,58:フラップ状部、30:閉止部、32:開放部、33:傾斜案内部、38:拡開操作部、40:手指用袋状部、46:貫通孔、50:手指、52:案内口部

Claims (6)

  1. 袋本体の開口部に、開閉可能に重ね合わされたチャック状封止部が設けられた医療用バッグにおいて、
    前記チャック状封止部が設けられた各一方の重ね合わせ部からそれぞれ外方に延び出して互いに重ね合わされる一対のフラップ状部が形成されており、
    該チャック状封止部の一方の端部側では該一対のフラップ状部が互いに一体化された閉止部とされていると共に、
    該チャック状封止部の他方の端部側では該一対のフラップ状部が互いに分離された開放部とされていることにより、
    該チャック状封止部から外方に延び出して該チャック状封止部の開状態下において重ね合わせ方向の両側外方に向かって拡開可能な案内口部が設けられている一方、
    該案内口部における該一対のフラップ状部に対して手指による拡開操作力を及ぼす拡開操作部が設けられていることを特徴とする医療用バッグ。
  2. 前記一対のフラップ状部における前記閉止部側の端縁部分には、前記チャック状封止部が設けられた前記袋本体の前記開口部に向かって次第に拡開量が小さくなるように傾斜した傾斜案内部が形成されている請求項1に記載の医療用バッグ。
  3. 前記一対のフラップ状部における前記閉止部側には、吊下フック等を挿通させることのできる貫通孔が形成されている請求項1又は2に記載の医療用バッグ。
  4. 2枚の樹脂シートが互いに重ね合わされて周囲を相互に固着されることにより前記袋本体が形成されていると共に、
    該2枚の樹脂シートが前記チャック状封止部で開閉可能に重ね合わされることにより前記開口部が形成されており、更に、
    該2枚の樹脂シートにおいて該開口部から外方に延び出した部分により前記一対のフラップ状部が構成されて前記案内口部が形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の医療用バッグ。
  5. 前記一対のフラップ状部には、それぞれ、前記開放部側から前記閉止部側に向かって手指を差し入れることのできる手指用袋状部が形成されており、
    該一対のフラップ状部における該一対の手指用袋状部によって前記拡開操作部が構成されている請求項1〜4の何れか1項に記載の医療用バッグ。
  6. 前記袋本体には、前記開口部を上方に向けた状態で下方に位置する底部に対して内外に貫通する排出用ポートが設けられており、該袋本体の内部に収容する液状物を該排出用ポートに接続されるチューブを通じて患者体内に投与する請求項1〜5の何れか1項に記載の医療用バッグ。
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