JP5943720B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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本発明は、ウェーハなどの被加工物にレーザー光線を照射してアブレーション加工を行うレーザー加工装置に関し、特に、アブレーション加工により生じるデブリを加工領域外に排出する排出手段を備えたレーザー加工装置に関する。
所定のパワー密度のレーザー光線を被加工物に照射すると、レーザー光線の持つエネルギーで被加工物の一部は削り取られる。アブレーションと呼ばれるこの現象を利用して、表面にデバイスの形成されたウェーハなどの被加工物をストリート(分割予定ライン)に沿って各チップに分割する分割方法が実用化されている。被加工物の表面側にレーザー光線を照射し、アブレーションにより裏面側に到達するような深さの溝を形成することで、被加工物をストリートに沿って分割することができる。
上述の分割方法において、被加工物の一部はアブレーションにより削り取られてデブリ(加工屑)となる。このデブリは、例えば、デバイス表面の電極パッドなどに付着すると、ボンディングの妨げとなり導通不良を引き起こす。そこで、被加工物の表面側にデブリの付着を防止する保護膜を形成し、保護膜を介して被加工物の表面側にレーザー光線を照射するレーザー加工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、保護膜により被加工物の表面へのデブリの付着は抑制されるので、上述のようなチップの品質低下を防止できる。
特開2004−188475号公報
被加工物の表面へのデブリの付着を抑制するため、デブリを含む粉塵を吸引して加工領域外に排出する粉塵排出装置を備えたレーザー加工装置も提案されている。このレーザー加工装置を用いれば、アブレーション加工で生じるデブリを被加工物の加工領域外に排出できるので、被加工物の表面へのデブリの付着を抑制してチップの品質低下を防止できる。一方、アブレーション加工で生じるデブリは極めて高温になるので、粉塵排出装置の配管などにデブリが付着すると着火してしまう恐れがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、デブリを含む粉塵の付着による着火を防止可能なレーザー加工装置を提供することを目的とする。
本発明のレーザー加工装置は、被加工物を保持するチャックテーブルと、前記チャックテーブルに保持された被加工物の表面にレーザー光線を照射してアブレーション加工によりレーザー加工溝を形成するための集光器を備えたレーザー光線照射手段と、前記集光器のレーザー光線照射方向下流側の端部に配設された、前記集光器により前記被加工物に照射される前記レーザー光線によって加工点近傍に発生する粉塵を吸引して排出するための粉塵排出手段と、を備えたレーザー加工装置であって、前記粉塵排出手段に排出管を介して連結され排気に含まれる粉塵を液体により捕捉し排気のみをダクトに排出するための湿式粉塵処理装置を備え、前記湿式粉塵処理装置からダクトへ連通する配管は途中で分岐し、分岐配管は前記集光器近傍に連通し前記加工点近傍に湿式粉塵処理装置を通過した高湿の前記排気を供給する、ことを特徴とする。
この構成によれば、加工点近傍に発生する粉塵を吸引して排出するための粉塵排出手段と、排気に含まれる粉塵を液体により捕捉する湿式粉塵処理装置とを備え、湿式粉塵処理装置を通過した高湿の排気を、分岐配管を通じて還流させて加工点近傍に供給するように構成されているので、排出管等に高温のデブリが付着されることによる着火を防止できる。
また、本発明のレーザー加工装置において、前記分岐配管は前記粉塵排出手段において前記排出管の接続される吸引箇所以外の箇所に接続されていることが好ましい。この構成によれば、分岐配管から供給される高湿の排気を、加工点近傍に適切に供給できる。
本発明によれば、デブリを含む粉塵の付着による着火を防止可能なレーザー加工装置を提供できる。
本実施の形態に係るレーザー加工装置の構成例を示す斜視図である。 本実施の形態に係る粉塵排出装置の構造を示す断面模式図である。 本実施の形態に係る湿式粉塵処理装置の構造を示す断面模式図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るレーザー加工装置の構成例を示す斜視図である。図1には、本実施の形態のレーザー加工装置1の加工対象となるウェーハWを併せて示している。レーザー加工装置1は、チャックテーブル15上に保持されるウェーハ(被加工物)Wにレーザー光線を照射して、ウェーハWをアブレーション加工できるように構成されている。ここで、アブレーションとは、照射されるレーザー光線の持つエネルギーにより、原子、分子、クラスターなどが昇華されて照射対象の一部が削り取られる現象を言い、アブレーション加工とは、アブレーションを利用した加工方法をいう。
図1に示すように、ウェーハWは、略円板状の外形形状を有している。ウェーハWの裏面にはダイシングテープTが貼着されており、ウェーハWは、ダイシングテープTを介して円環状のフレームFに支持されている。ウェーハWの表面は、格子状に配列されたストリートによって複数の領域に区画されている。ウェーハWにおいて、ストリートで区画された各領域には、デバイスが形成されている。ウェーハWは、各ストリートに沿ってレーザー光線を照射され、裏面側にまで到達するレーザー加工溝を形成されることで個々のチップに分割される。
レーザー加工装置1は、略直方体状の基台11を有している。基台11の上面には、チャックテーブル15をX軸方向に割出送りすると共に、Y軸方向に加工送りするテーブル移動機構13が設けられている。テーブル移動機構13の後方には、壁部12が立設されている。壁部12は、前方に突出するアーム部121を備えており、アーム部121にはチャックテーブル15に対向するようにレーザー加工ユニット(レーザー光線照射手段)14が支持されている。
テーブル移動機構13は、基台11の上面に設けられたY軸方向に平行な一対のガイドレール131と、ガイドレール131にスライド可能に設置されたY軸テーブル132とを有している。また、テーブル移動機構13は、Y軸テーブル132の上面に設けられたX軸方向に平行な一対のガイドレール135と、ガイドレール135にスライド可能に設置されたX軸テーブル136とを有している。
X軸テーブル136の上部には、チャックテーブル15が設けられている。Y軸テーブル132及びX軸テーブル136の下面側には、それぞれ不図示のナット部が設けられており、これらナット部にはボールネジ133,137が螺合されている。ボールネジ133,137の一端部には、それぞれ駆動モータ134,138が連結されている。駆動モータ134,138によりボールネジ133,137が回転駆動されることで、チャックテーブル15は、ガイドレール131,135に沿ってY軸方向及びX軸方向に移動される。
チャックテーブル15は、略円盤状に形成されており、Z軸回りに回転可能なθテーブル151を介してX軸テーブル136の上部に設けられている。チャックテーブル15の上面には、ポーラスセラミックス材による吸着面が形成されている。チャックテーブル15の周囲には、支持アームを介して4つのクランプ部152が設けられている。このクランプ部152により、ウェーハWの周囲のフレームFは挟持固定される。
レーザー加工ユニット14は、アーム部121の先端に集光器141を有している。集光器141内には、レーザー加工ユニット14の光学系が設けられている。集光器141は、発振器(不図示)から発振されたレーザー光線を集光レンズで集光し、チャックテーブル15に保持されるウェーハWに向けて放射する。集光器141の下端部には、アブレーション加工によって生じるデブリなどの粉塵を吸引して加工領域外へと排出する粉塵排出装置142が設けられている。
次に、図2及び図3を参照して、レーザー加工装置1の備える粉塵排出装置142の詳細を説明する。図2は、本実施の形態のレーザー加工装置1が備える粉塵排出装置142の構造を示す断面模式図である。図3は、粉塵排出装置142に用いられる湿式粉塵処理装置145の構造を示す断面模式図である。
図2に示すように、粉塵排出装置142は、集光器141の下端部に装着される有底円筒形状の粉塵吸引部(粉塵排出手段)143と、吸引された粉塵を液体により捕捉して除去する湿式粉塵処理装置145とを備えている。デブリ等の粉塵を含む加工点近傍の空気は、粉塵排出装置142により吸引され、粉塵吸引部143から湿式粉塵処理装置145へと送られる。湿式粉塵処理装置145において粉塵が除去された空気は、下流側に設けられた排気用のダクト147を通じて排出される。粉塵が除去された空気の一部は、粉塵吸引部143に還流される。
粉塵吸引部143は、円筒状の側壁143aと、側壁143aの上部に設けられた上壁143bとを有している。上壁143bの中央部には、集光器141の下端部と嵌合する嵌合孔143cが形成されており、嵌合孔143cの周囲には、筒状の装着部143dが設けられている。嵌合孔143c及び装着部143dにより、粉塵吸引部143は、集光器141においてレーザー光線の出口側(レーザー光線の照射方向において下流側)の位置に装着される。側壁143aの下部には、開口143eが形成されている。集光器141から下方に向けて放射されたレーザー光線は、この開口143e通じてウェーハWに照射される。
粉塵吸引部143の側壁143aには、気体の流路を構成する配管(排出管)144aの上流側の端部が連結されている。この配管144aと粉塵吸引部143との連結部は、集光器141の下方に存在する空気を吸引する吸引箇所143fとなる。つまり、集光器141の下方に配置されるウェーハWから生じるデブリ等の粉塵は、空気と共に吸引箇所143fで吸引されて配管144aの下流側に送られる。配管144aの下流側の端部は、湿式粉塵処理装置145に連結されている。
図3に示すように、湿式粉塵処理装置145は、粉塵を捕捉するための液体Lが収容される処理槽2を備えている。処理槽2は、外形を構成する底壁201、側壁202、及び上壁203を有している。また、処理槽2は、内部を第1室2aと第2室2bとに区画する仕切り壁204を有している。仕切り壁204の下部には、第1室2aと第2室2bとを連通する連通孔が設けられており、この連通孔には、処理槽2の下部に収容される液体Lを整流するための整流手段205が配置されている。
第1室2aにおいて、上壁203には、配管144aの下流側の端部と連結される空気導入部203aが設けられている。粉塵吸引部143から送られた粉塵を含む空気は、空気導入部203aを通じて第1室2aに供給される。また、上壁203には、処理槽2の内部に液体Lを供給する液体供給部21のノズル213が設けられている。液体供給部21は、液体Lを貯留するタンク211と、タンク211に貯留される液体Lを送出するポンプ212と、ポンプ212から送出された液体Lを第1室2a内において噴霧するノズル213とを有する。タンク211及びポンプ212は、処理槽2の外部に配置されている。液体供給部21から第1室2aに供給される液体Lは、例えば、水である。
第2室2bにおいて、底壁201には、整流手段205と対向するように攪拌板206が設けられている。攪拌板206は、整流手段205を通じて第2室2bに流入する液体Lを攪拌するための湾曲部206aを有している。湾曲部206aの下部には、液体Lの流れる通流孔206bが形成されている。また、底壁201には、粉塵分離室2bに収容される液体Lの液面の高さを維持するためのパイプ207が設けられている。このパイプ207は、底壁201から所定の高さ位置に開口207aを有しており、開口207aの高さ位置を超えるような液体Lを処理槽2から排出する。
また、第2室2bにおいて、上壁203には、攪拌板206とパイプ207との間の位置に、液面の高さを安定させるための安定板208が設けられている。この安定板208により、第2室2bは、上流側2cと下流側2dとに区画されている。安定板208の下端部は、底壁201とパイプ207の開口との間の高さ位置に位置付けられている。また、安定板208には、上流側2cと下流側2dとを連通する開口208aが形成されている。下流側2dにおいて、上壁203には、気体流路を構成する配管144b(図2参照)の上流側の端部と連結される空気排出部203bが設けられている。
配管144bの下流側の端部には、送風機146が連結されている。送風機146は、粉塵吸引部143から湿式粉塵処理装置145を通じて送風機146へと向かう空気の流れを形成する。これにより、ウェーハWの加工点近傍で生じるデブリ等の粉塵を含む空気は、粉塵吸引部143で吸引されて湿式粉塵処理装置145へと送られる。湿式粉塵処理装置145において粉塵が除去された空気は、送風機146の下流側に連結される排気用のダクト147を通じてレーザー加工装置1の外部に排出される。
配管144bには、送風機146に至る途中の位置において流路を分岐する配管(分岐配管)144cが連結されている。配管144cの下流側の端部には、送風機148が連結されている。また、送風機148の下流側には、配管(分岐配管)144dを介して粉塵吸引部143が連結されている。送風機148は、湿式粉塵処理装置145から配管144c,144dを通じて粉塵吸引部143へと向かう空気の流れを形成する。配管144dの下流側の端部は、粉塵吸引部143の上壁143bに連結されている。このため、湿式粉塵処理装置145において粉塵が除去された空気の一部は、粉塵吸引部143側に還流されて加工点近傍の領域に供給される。
次に、粉塵排出装置142の動作を説明する。チャックテーブル15に保持されるウェーハWにレーザー光線を照射すると、アブレーションによりレーザー加工溝が形成され、それと同時にデブリが発生する。送風機146,148によりウェーハWの加工点近傍の空気を吸引させるような空気の流れをあらかじめ形成しておくことで、アブレーションによって生じたデブリ等の粉塵は、周辺の空気と共に粉塵吸引部143へと吸引される(図2の矢印a参照)。吸引箇所143fで吸引された空気は、配管144aを通じて湿式粉塵処理装置145へと送られ、空気導入部203aから処理槽2の第1室2aへと流入される(図2及び図3の矢印b参照)。
湿式粉塵処理装置145において、第1室2a内には、ノズル213から液体Lが噴霧されている。これにより、第1室2a内に流入された空気と霧状の液体Lとが混合されて、空気中の粉塵に霧状の液体Lが付着する。その結果、空気中の粉塵は霧状の液体Lと共に落下して、第1室2aの底部に溜まる。第1室2aの底部に溜まった液体Lは、整流手段205を通じて第2室2bに流入される。また、第1室2aの空気も同様に第2室2bに流入される。
第2室2bに流入された液体Lは、攪拌板206の湾曲部206aに沿って舞い上げられて、第2室2bに流入された空気と混合される。これにより、空気中に残存する粉塵に液体Lが付着し、粉塵は液体Lと共に落下する。このようにして粉塵の除去された空気は、開口208a及び空気排出部203bを通じて湿式粉塵処理装置145から排出される(図2及び図3の矢印c参照)。湿式粉塵処理装置145から排出される空気は、上述のように処理槽2内で液体Lと混合されており、湿度は高められている。
粉塵の除去された空気は、湿式粉塵処理装置145から排出されると、空気排出部203bに接続される配管144bを通じて送風機146に流入される(図2の矢印d参照)。送風機146に流入された空気は、ダクト147を通じて外部に排出される(図2の矢印e参照)。また、粉塵の除去された空気の一部は、配管144bに連結される配管144cを通じて送風機148に流入される(図2の矢印f参照)。送風機148に流入された空気は、配管144dを通じて粉塵吸引部143に供給される(図2の矢印g参照)。
配管144dは、粉塵吸引部143の上壁143bに接続されている。このため、粉塵の除去された空気の一部は、粉塵吸引部143の下方においてチャックテーブル15に保持されるウェーハWの加工点近傍に吹き付けられる。粉塵吸引部143に供給される空気は、配管144a、湿式粉塵処理装置145、配管144b,144c,144dを流れる間に冷却されている。また、上述のように、粉塵吸引部143に供給される空気の湿度は高められている。このため、ウェーハWの加工点近傍には、冷却された高湿の空気が供給される。
上述のようにウェーハWの加工点近傍に供給される空気は、アブレーションによって生じたデブリ等の粉塵と共に、再び粉塵吸引部143へと吸引される(図2の矢印a)。ここで、ウェーハWの加工点近傍には、湿式粉塵処理装置145を通じて湿度が高められた空気が供給されている。これにより、デブリの付着による配管144aなどの着火を防止できる。また、デブリの付着による粉塵吸引部143や配管144aなどの劣化を抑制できる。
このように、本実施の形態のレーザー加工装置1は、加工点近傍に発生する粉塵を吸引して排出するための粉塵吸引部(粉塵排出手段)143と、排気に含まれる粉塵を液体により捕捉する湿式粉塵処理装置145とを備え、湿式粉塵処理装置145を通過した高湿の排気を、配管(分岐配管)144c,144dを通じて還流させて加工点近傍に供給するように構成されているので、配管(排出管)144a等にデブリが付着されることによる着火を防止できる。また、デブリの付着による粉塵吸引部143や配管144aなどの劣化を抑制できる。
また、本実施の形態のレーザー加工装置1において、配管(分岐配管)144dは粉塵吸引部(粉塵排出手段)143において配管(排出管)144aの接続される吸引箇所143f以外の箇所に接続されているので、配管144dから供給される高湿の排気を、加工点近傍に適切に供給できる。
なお、本発明は、上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、湿式粉塵処理装置の構成は、上記実施の形態において説明した湿式粉塵処理装置の構成に限定されず、適宜変更可能である。配管等へのデブリの付着による着火を防止するためには、少なくとも、排気の湿度が高くなるような構成の湿式粉塵処理装置を用いればよい。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
本発明のレーザー加工装置は、ウェーハなどの被加工物にレーザー光線を照射して各チップに分割する際に有用である。
1 レーザー加工装置
14 レーザー加工ユニット(レーザー光線照射手段)
15 チャックテーブル
141 集光器
142 粉塵排出装置
143 粉塵吸引部(粉塵排出手段)
143a 側壁
143b 上壁
143c 嵌合孔
143d 装着部
143e 開口
143f 吸引箇所
144a 配管(排出管)
144b 配管
144c,144d 配管(分岐配管)
145 湿式粉塵処理装置
146,148 送風機
147 ダクト
F フレーム
L 液体
T ダイシングテープ
W ウェーハ(被加工物)

Claims (2)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、前記チャックテーブルに保持された被加工物の表面にレーザー光線を照射してアブレーション加工によりレーザー加工溝を形成するための集光器を備えたレーザー光線照射手段と、前記集光器のレーザー光線照射方向下流側の端部に配設された、前記集光器により前記被加工物に照射される前記レーザー光線によって加工点近傍に発生する粉塵を吸引して排出するための粉塵排出手段と、を備えたレーザー加工装置であって、
    前記粉塵排出手段に排出管を介して連結され排気に含まれる粉塵を液体により捕捉し排気のみをダクトに排出するための湿式粉塵処理装置を備え、
    前記湿式粉塵処理装置からダクトへ連通する配管は途中で分岐し、分岐配管は前記集光器近傍に連通し前記加工点近傍に湿式粉塵処理装置を通過した高湿の前記排気を供給する、ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 前記分岐配管は前記粉塵排出手段において前記排出管の接続される吸引箇所以外の箇所に接続されていること、を特徴とする請求項1記載のレーザー加工装置。
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