JP5940892B2 - 策体巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ホース、ロープ、ワイヤー及びケーブル等の可撓性を有する策体を巻き取るとともに、その巻き取られた策体を引き出すことが可能な策体巻取装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の発明では、利用者がホースを引き出す際の引き出し力をリールモータの回生電圧に基づいて検出し、その検出された引き出し力に応じてリールモータによる制動力を調整している。このような構成より、特許文献1に記載の発明では、ホースの引き出しが終了した時点で巻取ドラムに巻かれたままのホースが緩んでしまうことを防止している。
特開2008−127182号公報
本発明は、上記点に鑑み、特許文献1に記載の発明と異なる新規な構成にて、巻取ドラムに巻かれたホース等の策体が大きく緩んでしまうことを抑制することを目的とする。
利用者が策体を引き出す際の引き出し速さより、巻取ドラムの回転に伴う策体の送り出し速さが大きい場合には、巻取ドラムに巻かれている策体が緩んでしまう可能性が高い。そして、巻取ドラムに巻かれている策体が緩むと、通常、巻取ドラムに巻き取られた策体の最外径寸法が大きくなる。
そこで、本発明は、上記目的を達成するために、可撓性を有する策体(3)を巻き取る回転可能な巻取ドラム(5)と、巻取ドラム(5)を回転させる駆動源(7)と、巻取ドラム(5)に巻き取られた策体(3)の最外径寸法が、予め決められた所定寸法以上であるか否かを判定する巻取異常検出部(17)と、巻取異常検出部(17)により最外径寸法が所定寸法以上であると判定されたときに、少なくとも駆動源(7)の回転を停止又は逆転させる第1制御部(15)とを備えることを特徴とする。
そして、本発明では、最外径寸法が所定寸法以上であると判定されたとき、つまり巻取ドラム(5)に巻かれている策体(3)に大きな緩みが発生したと推定可能なときに、駆動源(7)の回転を停止又は逆転させるので、策体(3)の緩みが大きくなることを抑制できる。
すなわち、利用者が策体(3)を引き出している際に、駆動源(7)の回転を停止させれば、巻取ドラム(5)の停止した状態で策体(3)が引き出されていくので、緩んでいた策体(3)が締まっていき、策体(3)が大きく緩んでしまうことを抑制できる。
そして、利用者が策体(3)を引き出している際に、駆動源(7)の回転を逆転させれば、緩んでいた策体(3)をより早く締めていくことができるので、策体(3)が大きく緩んでしまうことを抑制できる。
上記のように、利用者が策体(3)を引き出している際に本発明を適用すると、策体(3)が大きく緩んでしまうことを効果的に抑制できる。
なお、本発明は、策体(3)を引き出す際は勿論のこと、策体(3)を巻き取る際にも適用することが可能である。すなわち、巻き取り時には、策体(3)の緩みは発生し難いものの、例えば自動トラバーサ機構を備えていない場合には、特定箇所のみに策体(3)が巻かれてしまい、適切に策体(3)を巻き取ることができない。
しかし、本発明を適用すれば、特定箇所のみに大きく策体(3)が巻かれてしまう前に、巻取ドラム(5)の回転を停止又は逆転させることができるので、策体(3)が不適切に巻き取られることを未然に抑制することができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る本発明に係る策体巻取装置の正面図である。 図1の右側面図である。 図1の上面図である。 本発明の第1実施形態に係る巻取異常検出部17の拡大図である。 第1推定部19及び第2推定部21の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る巻取異常検出部17の特徴を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る巻取異常検出部17の感知レバー17Cを示す図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
そして、本実施形態は、電動式の策体巻取装置に本発明を適用したものである。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、以下、可撓性を有する策体として、水、空気及びオイル等の流体を移送するホースを例に本実施形態を説明する。
(第1実施形態)
1.策体巻取装置の概要
本実施形態に係る策体巻取装置1は、図1に示すように、策体3を巻き取る巻取ドラム5、及び巻取ドラム5を回転させる駆動源7等を備えている。なお、本実施形態に係る駆動源7は、電動モータ等の回転電機にて構成されている。そして、巻取ドラム5及び駆動源7は、台車9等の搬送車に据え付けられている。
因みに、策体3、つまりホースのうち巻取ドラム5に巻かれる側の端部は、巻取ドラム5に固定されているとともに、後述する中空状の支持軸5A内に連通している。一方、策体3の他端側には、策体3を接続するためのジョイントノズル3A等が組み付けられている。
また、巻取ドラム5は、台車9に固定された支持フレーム11に回転可能に支持されている。具体的には、図2に示すように、巻取ドラム5は支持軸5Aに支持されている。支持軸5Aは、その軸方向両端側にて支持フレーム11に回転可能に支持されている。そして、支持軸5Aの軸方向一端側には、駆動源7から伝達された駆動力を受ける入力部5Bが設けられている。なお、図2では後述するカバー8が省略されている。
そして、本実施形態では、図3に示すように、駆動源7の駆動力はチェーン7Aにて伝達される。このため、本実施形態に係る入力部5Bは、チェーン7Aが掛けられるスプロケットにより構成されている。同様に、駆動源7の出力軸7Cには、チェーン7Aを駆動するスプロケット7Bが設けられている。そして、チェーン7Aは、図1に示すように、カバー8により覆われている。因みに、図3ではカバー8が省略されている。
支持軸5Aの軸方向他端側には、図2に示すように、管用ねじ13Aを介して他のホース13等が接続される。このため、巻取ドラム5に巻かれた策体3と他のホース13等は、支持軸5Aを介して連通する。なお、管用ねじ13Aと他のホース13等との間には、巻取ドラム5、つまり支持軸5Aの回転を吸収するカップリング13Bが設けられている。
台車9のうち駆動源7の近傍には、図3に示すように、駆動源7の作動を制御する制御部15が設けられている。なお、制御部15を収納する制御ボックス15A内には、制御部15及び駆動源7に電力を供給する蓄電池15Bが格納されている。
2.制御部による駆動源の制御
2.1 制御の概要
制御部15は、原則として、リモートコントローラ等の作業者により操作される遠隔操作端末(図示せず。)からの操作信号に基づいて、駆動源7を正転、逆転又は停止させる。ここで、「正転」とは策体3を巻き取る向きの回転をいう。「逆転」とは策体3を送り出す向きの回転をいう。
なお、遠隔操作端末は、有線式及び無線式のいずれの方式でもよい。そこで、本実施形態に係る制御部15は、有線式遠隔操作端末及び無線式遠隔操作端末のいずれも使用可能となっている。以下、特に断りをした場合を除き、遠隔操作端末とは、有線式遠隔操作端末及び無線式遠隔操作端末を総称する意味で用いる。
遠隔操作端末には、駆動源7を正転させる第1操作部(図示せず。)、及び駆動源7を逆転させる第2操作部(図示せず。)が設けられている。そして、本実施形態では、第1操作部が押下操作されている間のみ駆動源7が正転し、第2操作部が押下操作されている間のみ駆動源7が逆転する。したがって、いずれの操作部も押下操作されていないときには、駆動源7は停止する。
因みに、本実形態では、第1操作部及び第2操作部は、単純なオン/オフ式のスイッチであり、駆動源7は、一定速度で正転又は逆転する。しかし、例えば、第1操作部及び第2操作部の操作量に応じて駆動源7の回転速度を変更させる構成としてもよい。
そして、本実施形態に係る制御部15は、(a)駆動源7が回転している場合において、巻取ドラム5に巻き取られた策体3の最外径寸法が、予め決められた所定寸法(以下、最大径寸法φという。)以上のときには、駆動源7の回転を停止させる。
なお、本実施形態においては、図2に示すように、巻取ドラム5に巻き取られた策体3のうち最外径側に位置する策体3の外周側から巻取ドラム5の回転中心軸線L1までの距離Aを、巻取ドラム5に巻き取られた策体3の最外径寸法(以下、策体3の最外径寸法と略す。)として規定している。
また、制御部15は、(b)巻取ドラム5から引き出された策体3の長さ(以下、引出長という。)が予め決められた長さ(以下、最大引出長という。)以上となったときに、及び(c)巻取ドラム5に巻き取られた策体3の長さ(以下、巻取長という。)が予め決められた長さ(以下、(以下、最大巻取長という。)以上となったときに、駆動源7の回転を停止させる。
なお、制御部15は、駆動源7が回転しているとき、及び上記(a)〜(c)により駆動源7を強制停止させたときには、図1に示す警告灯23を点灯又は点滅させる。そして、駆動源7が回転しているときの点灯パターン又は点灯色と、上記(a)〜(c)により駆動源7を強制停止させたときの点灯パターン又は点灯色とが異なるように警告灯23を制御する。
また、上記(a)〜(c)により駆動源7を強制停止させたときの点灯作動は、強制停止後、予め決められた所定時間(例えば、5秒)の経過後に停止する。なお、当該所定時間内においては、警告灯23による視覚に訴える手段に加えて、音声等の聴覚に訴える手段にて警告を発してもよい。
2.2 制御の詳細
<巻取異常検出部>
巻取異常検出部17は、策体3の最外径寸法が最大径寸法φ以上であるか否かを判定するものである。本実施形態に係る巻取異常検出部17は、図3に示すように、発光部17A及び受光部17B等を有して構成されている。
発光部17Aは、図4に示すように、回転中心軸線L1から外径側にずれた位置に設けられ、かつ、軸線方向一端側から他端側に向けて光を出射する。受光部17Bは、図3に示すように、軸線方向他端側に配設されて発光部17Aから出射された光を受光する。
そして、発光部17Aから出射された光を受光部17Bが受光できなくなったとき、巻取異常検出部17は、策体3の最外径寸法が最大径寸法φ以上となったものみなして、その旨の信号を制御部15に発する。因みに、本実施形態に係る巻取異常検出部17は、受光部17Bが光を受信している間はHi(ハイ)信号を出力し、光を受光部17Bが受光できなくなったときにはLo(ロー)信号を出力する。
なお、本実施形態では、発光部17Aから出射される光が、巻取ドラム5の最外径端近傍を通過するように発光部17A及び受光部17Bが配設されている。このため、本実施形態では、駆動源7が駆動している場合において、策体3の最外径寸法が巻取ドラム5の最外径寸法を超えたときに、第1操作部及び第2操作部の状態によらず、駆動源7が自動停止することとなる。
<策体の移動量の推定>
本実施形態では、策体3の移動量、つまり巻取長及び引出長を巻取ドラム5の回転量に基づいて推定している。そして、引出長を推定する第1推定部19、及び巻取長を推定する第2推定部21は、図5に示すように、巻取ドラム5の軸線方向端部側に設けられている。
すなわち、本実施形態に係る第1推定部19及び第2推定部21は、いずれも回転部20A、変換部20B、可動部20C及び信号出力部20D、20E等を有して構成されている。なお、本実施形態は、回転部20A、変換部20B及び可動部20Cは、第1推定部19と第2推定部21とで共通である。
回転部20Aは、巻取ドラム5と一体的に回転する。この回転部20Aは支持軸5Aの長手方向一端に一体化されたネジ棒により構成されている。変換部20Bは、回転部20Aに形成された雄ねじ部と可動部20Cに形成された雌ねじ部とのねじ結合部である。
そして、変換部20Bは、ねじの原理により回転部20Aの回転運動を直線運動に変換して可動部20Cを直線運動させる。信号出力部20Eは、可動部20Cが巻取ドラム5から所定寸法以上離間したときに、制御部15に信号を出力する。
一方、信号出力部20Dは、可動部20Cと巻取ドラム5との距離が所定寸法以下となったときに、制御部15に信号を出力する。なお、本実施形態に係る信号出力部20D、20Eは、可動部20Cが接触したときに信号を発するリミットスイッチ方式である。
つまり、巻取ドラム5が回転すると、これに機械的に連動して可動部20Cが軸線方向に直線移動し、かつ、可動部20Cの移動量は、巻取ドラム5の回転量に比例する。そして、本実施形態では、巻取ドラム5が逆転すると、可動部20Cは、実線で示すように、巻取ドラム5から離間する向きに移動する。一方、巻取ドラム5が正転すると、可動部20Cは、二点鎖線で示すように、巻取ドラム5に近接する向きに移動する。
そこで、本実施形態では、信号出力部20Eを最大引出長に対応する位置に配設し、かつ、信号出力部20Dを最大巻取長に対応する位置に配設している。したがって、巻取長が最大巻取長に到達したとき、及び引出長が最大引出長に到達したときに信号が出力され、駆動源7が停止する。
因みに、本実施形態に係る信号出力部20D、20Eは、可動部20Cと非接触のときにはHi(ハイ)信号を出力し、可動部20Cと接触したときにはLo(ロー)信号を出力する。
3.本実施形態に係る策体巻取装置の特徴
本実施形態では、最外径寸法が最大径寸法φであると判定されたとき、つまり巻取ドラム5に巻かれている策体3に大きな緩みが発生したと推定可能なときに、駆動源7の回転を停止させるので、策体3の緩みが大きくなることを抑制できる。
すなわち、利用者が策体3を引き出している際に、駆動源7の回転を停止させれば、巻取ドラム5の停止した状態で策体3が引き出されていくので、緩んでいた策体3が締まっていき、策体3が大きく緩んでしまうことを抑制できる。
また、巻き取り時には、策体3の緩みは発生し難いものの、例えば自動トラバーサ機構を備えていない場合には、特定箇所のみに策体3が巻かれてしまい、適切に策体3を巻き取ることができない。
しかし、本実施形態によれな、特定箇所のみに大きく策体3が巻かれてしまう前に、巻取ドラム5の回転を停止させることができるので、策体3が不適切に巻き取られることを未然に抑制できる。
また、本実施形態では、第1推定部19及び第2推定部21は、ねじの原理により、巻取ドラム5の回転量を可動部20Cの直線移動量に変換して巻取長及び引出長を推定するので、巻取ドラム5の回転量が360°を超える場合であっても容易に巻取長及び引出長を推定することができる。
また、本実施形態では、策体3に作用する力を検出することなく、策体3の最外径寸法が最大径寸法φ以上であるか否かを検出するとともに、当該検出結果に基づいて駆動源7の作動を制御するので、例えば特許文献1に記載の発明等に比べて、製造原価を低減することができる。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、巻取異常検出部17を発光部17A及び受光部17B等を有する光学式にて構成したが、本実施形態は、図6に示すように、感知レバー17C及び検知部17Dにて巻取異常検出部17を構成したものである。
感知レバー17Cは、回転中心軸線L1から外径側にずれた位置に配設され、かつ、巻取ドラム5に巻き取られた策体3と接触したときに、巻取ドラム5から離間するように変位できる。
すなわち、感知レバー17Cは、アーム17Eを介して支持フレーム11に揺動可能に組み付けられている。そして、策体3の最外径寸法が最大径寸法φ未満の場合には、感知レバー17Cは実線で示す位置にある。策体3の最外径寸法が最大径寸法φ以上となると、感知レバー17Cは、二点鎖線で示すように、巻取ドラム5から離間するように下方側に揺動変位する。
なお、本実施形態に係る感知レバー17Cは、図7に示すように、巻取ドラム5の軸線方向一端側から他端側まで延びる棒状の部材にて構成され、かつ、その長手方向両端側で支持フレーム11に揺動可能に組み付けられている。このため、策体3の最外径寸法が、いずれの部位にて最大径寸法φ以上となっても、これを検知することができる。
また、本実施形態に係る検知部17Dは、リミットスイッチにて構成されている。そして、感知レバー17Cは、検知部17D(リミットスイッチ)が有するばね(図示せず。)により図6に示す実線の位置に保持される。
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、特許文献1に記載の発明等に比べて、製造原価を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、駆動源7として電動モータを採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、油圧モータや内燃機関等の熱機関を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、巻取ドラム5等が台車9に配置されて策体巻取装置1が移動可能であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば巻取ドラム5等を移動不可とする据え置きタイプに適用できる。
また、巻取異常検出部17は、上述の実施形態に示された具体的な手段に限定されるものではなく、例えば、レーザ変位計等を用いてもよい。
また、第1推定部19及び第2推定部21は、上述の実施形態に示された具体的な手段に限定されるものではなく、例えば巻取ドラム5の回転量をエンコーダ等に検出して策体3の移動量を推定してもよい。
また、上述の実施形態に係る信号出力部20D、20Eでは、可動部20Cと接触したときにはLo(ロー)信号を出力したが、本発明はこれに限定されるものではなく、可動部20Cが非接触のときにはHi(ハイ)信号を出力してもよい。
また、上述の実施形態に係る巻取異常検出部17では、光を受光部17Bが受光できなくなったときにはLo(ロー)信号を出力したが、本発明はこれに限定されるものではなく、受光部17Bが光を受信しなくなったときにHi(ハイ)信号を出力してもよい。
また、上述の実施形態では、駆動源7が回転している場合において、策体3の最外径寸法が最大径寸法φ以上となったときに、駆動源7の回転を停止させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、所定角度又は所定時間だけ駆動源7を逆転させてもよい。
そして、利用者が策体3を引き出している際に、駆動源7の回転を逆転させれば、緩んでいた策体3をより早く締めていくことができるので、策体3が大きく緩んでしまうことを抑制できる。
なお、上述したように、巻き取り時には、策体3の緩みは発生し難いものの、例えば自動トラバーサ機構を備えていない場合には、特定箇所のみに策体3が巻かれてしまい、適切に策体3を巻き取ることができない。
しかし、本実施形態では、特定箇所のみに大きく策体3が巻かれてしまう前に、巻取ドラム5の回転を逆転させるので、策体3が不適切に巻き取られることを未然に抑制できる。
また、上述の実施形態では、遠隔操作端末により駆動源7の作動を指示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、制御ボックス15Aに第1操作部及び第2操作部を設ける、又は音声認識機能を利用して作業者の発声により駆動源7の作動を指示してもよい。
また、上述の実施形態は、回転部20A、変換部20B及び可動部20Cは、第1推定部19と第2推定部21とで共通であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら20A〜20Cを第1推定部19及び第2推定部21それぞれに設けてもよい。
また、上述の実施形態に係る信号出力部20D、20E及び検知部17Dは、リミットスイッチ方式であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば磁界の変化を利用した近接スイッチ等であってもよい。
また、上述の実施形態では、チェーン7Aにて駆動源7の駆動力を巻取ドラム5に伝達したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、Vベルトや歯付きベルト、若しくはドライブシャフトや歯車等を介して伝達する、又は巻取ドラム5の軸端に駆動源7を配設して巻取ドラム5を直接駆動する等してもよい。
また、上述の実施形態では、上記(a)〜(c)を実行する制御基盤(ハードウェア)にて制御部15を構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、制御部15を、CPU、ROM及びRAM等からなるコンピュータにて構成するとともに、ROM等の不揮発性記憶部に上記(a)〜(c)を実行するためのプログラム(ソフトウェア)を組み込んでもよい。
また、上述の実施形態では、制御部15は、上記(a)〜(c)の全てを実行したが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも上記(a)を実行すれば、十分である。したがって、上記(a)及び(b)、又は上記(a)及び(c)を実行する制御部15としてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 策体巻取装置 3… 策体 5… 巻取ドラム 5A… 支持軸
5B… 入力部 7… 駆動源 7A… チェーン 7C… 出力軸
7B… スプロケット 8… カバー 9… 台車 11… 支持フレーム
13B… カップリング 15… 制御部 15A…制御ボックス
15B… 蓄電池 17… 巻取異常検出部 17A… 発光部
17B… 受光部 17C… 感知レバー 17D… 検知部
17E… アーム 19… 第1推定部 20A… 回転部 20B… 変換部
20C… 可動部 20D… 信号出力部 20E… 信号出力部
21… 第2推定部 23… 警告灯

Claims (5)

  1. 可撓性を有する策体を巻き取る回転可能な巻取ドラムと、
    前記巻取ドラムを回転させる駆動源と、
    前記巻取ドラムに巻き取られた策体の最外径寸法が、予め決められた所定寸法以上であるか否かを判定する巻取異常検出部と、
    前記策体が前記巻取ドラムから引き出されているときに、前記巻取異常検出部により前記最外径寸法が前記所定寸法以上であると判定されたときに、少なくとも前記駆動源の回転を逆転させる第1制御部と
    を備えることを特徴とする策体巻取装置。
  2. 前記巻取異常検出部は、
    前記巻取ドラムの回転中心軸線から外径側にずれた位置に設けられ、軸線方向一端側から他端側に向けて光を出射する発光部、及び
    前記発光部から出射された光を受光する受光部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の策体巻取装置。
  3. 前記巻取ドラムの回転量に基づいて引き出された策体の長さを推定する第1推定部と、
    前記第1推定部により推定された長さが予め決められた長さ以上となったときに、前記駆動源の回転を停止させる第2制御部と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の策体巻取装置。
  4. 前記巻取ドラムの回転量に基づいて前記巻取ドラムに巻き取られた策体の長さを推定する第2推定部と、
    前記第2推定部により推定された長さが予め決められた長さ以上となったときに、前記駆動源の回転を停止させる第3制御部と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の策体巻取装置。
  5. 前記第1推定部及び前記第2推定部のうち少なくとも一方の推定部は、
    前記巻取ドラムと一体的に回転する回転部、
    ねじの原理により前記回転部の回転運動を直線運動に変換する変換部、
    前記変換部により直線運動させられる可動部、及び
    前記可動部が予め決められた位置にあるときに信号を出力する信号出力部
    を有していることを特徴とする請求項4に記載の策体巻取装置。
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