JPH0515505Y2 - - Google Patents

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JPH0515505Y2
JPH0515505Y2 JP1988017028U JP1702888U JPH0515505Y2 JP H0515505 Y2 JPH0515505 Y2 JP H0515505Y2 JP 1988017028 U JP1988017028 U JP 1988017028U JP 1702888 U JP1702888 U JP 1702888U JP H0515505 Y2 JPH0515505 Y2 JP H0515505Y2
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hose
drum
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oil
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、ホースリールに関する。すなわち例
えば、航空機に燃料油を供給する燃料給油車、消
火活動をする消防車等において用いられる、ホー
スリールに関するものである。
「従来の技術」 この種のホースリールでは一般に、ホースの基
端部が接続される配管がそのドラムに付設され、
又ホースは、油圧モータでドラムが回転されるこ
とにより巻き取られ、かつ人力により引き出され
るようになつている。
そしてこの人力による引き出しは、次のごとく
行われる。
すなわち、迅速にホースを引き出すため、又引
き出されたホースを接地させないため等により、
ドラムに巻かれたホースは作業員により勢いよく
強力に引つ張られて繰り出される。そこでドラム
も勢いよく回転され、引き出しの最終段階に至つ
ても、ドラムは慣性力により更に回転を続けよう
とする。
「考案が解決しようとする課題」 このように人力による引き出しに際しては、最
終段階に至つても、そしてドラムからのホースの
引き出しが完了しても、ドラムは慣性力により更
に回転されかつホースの重量も加わり回り過ぎ
て、ホースも繰り出され回り過ぎ下方に湾曲状に
繞んだ状態となつて停止されることが多い。
そこで第6図の正面概略図にに示すごとく、ホ
ースリール1のドラム2に付設された配管3の一
端部31の口金4に対し、接続されたホース5の
基端部51は、実線表示のごとき適切な姿勢では
停止されず、破線表示のごとく停止される。
従つてホース5は、配管3の一端部31の口金
4に対し傾斜し、特にその基端部51は規格上設
定された曲げアール以上に湾曲される。そこで従
来においては、ホース5特にその基端部51の損
傷が激しく、大きな問題となつていた。
他方このような問題を解決すべく、ドラム2に
機械的なストツパを付設する対策も考えられた
が、ストツパにかかる負荷が一時的に集中して過
大となるという致命的な問題が指摘されていた。
従来例では、このような点が指摘されていた。
本考案は、このような実情に鑑み、上記従来例
の問題点を解決すべくなされたものであつて、ホ
ースの引き出しの最終段階において、油圧モータ
の油圧回路に設けられた可変絞り弁を徐徐に絞る
ことにより、ドラムにブレーキをかけ慣性力を押
さえて、ドラムそしてホースを回り過ぎることな
く適切な姿勢で停止させることが可能となるホー
スリール、を提案することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 この目的を達成する本考案の技術的手段は、次
のとおりである。
このホースリールでは、ホースの基端部が接続
される配管がドラムに付設され、又該ホースは、
油圧モータで該ドラムが回転されることにより巻
き取られ、かつ該ホースは、人力により迅速に接
地しないよう勢いよく強力に引つ張られて該ドラ
ムから引き出されるようになつている。そして、
該ホースの人力による引き出しの最終段階につい
て、該ドラムの軸の回転により該ホースの引き出
し状況を順次検出する検出部と、油タンクからポ
ンプ、切換弁、該油圧モータを順に経て該油タン
クに管路が一巡し、かつ該油タンクと該切換弁間
には該管路と並列に戻り配管が形成されてなる油
圧回路と、該戻り配管に設けられ、該検出部の検
出値に対応して徐徐に絞られて行く可変絞り弁と
を、有してなる。
そして、該ホースの巻き取りに際しては、該油
圧回路は、駆動される該ポンプにて所定ポジシヨ
ンの該切換弁を介し、油が該管路中を順方向に循
環するようになつていると共に、該油圧モータ
は、これにより駆動可能で該ドラムを回転させて
該ホースを巻き取らせる。他方、該ホースの人力
による引き出しに際しては、該油圧モータは、引
き出しに伴う該ドラムの上記とは逆方向への回転
により、上記駆動方向とは逆方向に従動可能であ
ると共に、該油圧回路は、これにより、上記ポジ
シヨンから切り換えられた該切換弁を介し、油が
該管路から該ポンプを経由せず該戻り配管へと上
記順方向とは逆方向に逆流するようになつてい
る。
かつ、該ホースの人力による引き出しの最終段
階では、該油圧回路は、該検出部の検出により徐
徐に絞られる該戻り配管の可変絞り弁にて、上記
逆流する油が徐徐に絞られるようになつていると
共に、該油圧モータは、上記従動にブレーキが加
わつて該ドラムの上記回転にブレーキを加えるこ
とが可能となつており、慣性力を押さえ人力によ
る引き出しに対する抵抗を増大させる働きを有す
している。
「作 用」 本考案に係るホースリールは、このような手段
よりなるので、次のごとく作用する。
まず巻き取りは、次のとおり行われる。
この場合にはポンプにより油圧回路の配管中を
順方向に油が循環して、油圧モータが駆動され
る。そしてドラムが回転され、ホースが巻き取ら
れる。
次に引き出しは、次のとおり行われる。
この場合には人力により、ホースが先端部から
引き出されていく。そしてこの引き出しは、迅速
にかつ引き出されたホースが接地しない等のた
め、勢いよく強力に引つ張ることにより行われ
る。
なおこのような引き出しに伴うドラムの回転に
より、油圧モータはその駆動方向とは逆方向に従
動される。そこで、油圧回路の管路中を逆方向に
油が逆流し、切り換えられた切換弁により、戻り
配管から油タンクへと循環して行く。
ここにおいて引き出しの最終段階では、次のご
とくなる。
検出部がその引き出し状況を順次検出し、その
検出値に対応して、戻り配管の可変絞り弁が徐徐
に絞られる。なお、この検出部は、ドラムの軸の
回転によりホースの引き出し状況を検出するの
で、検出によりホースが損傷しないと共に、検出
も正確に行われる。
そこで前述により油圧回路を逆流する油も徐徐
に絞られ、もつて油圧モータの従動そしてドラム
の回転にもブレーキが加わつて行く。このような
油圧的ブレーキにより慣性力は押さえられ、人手
による引き出しに対する抵抗が増大し、引き出し
速度は低下する。
従つて引き出しが完了した際、ドラムそしてホ
ースを回り過ぎることなく適切な姿勢で停止させ
ることが、極めて容易に実現可能となるのであ
る。
「実施例」 以下本考案を、図面に示すその実施例に基づい
て、詳細に説明する。
まずその構成について、ホースリール1等、油
圧回路の概略、ポンプと切換弁、絞り弁とリリー
フ弁と可変絞り弁、検出部、駆動伝達機構の順に
説明する。
まずホースリール1等について述べる。
第2図および第3図は、ホースリール1の正面
図および側面図である。
例えば航空機に燃料油を供給する燃料給油車
に、このホースリール1はタンク、機械室等と共
に搭載される。
ホースリール1は、非給油時たる時においてホ
ース5が巻き取られて収納されるドラム2と、ド
ラム2を回動自在に保持するフレーム構造の架台
6とを備えてなつている。
ドラム2には両側にフランジ部7が固着される
とともに、給油用の配管3が付設されている。こ
の配管3は、一部はドラム2内でその軸を兼用し
てなるとともに、その他端部32側はスイベルジ
ヨイント等の回転継手部を介しタンクへと延出さ
れ、又その一端部31側はドラム2湾曲面から突
出湾曲されて、ホース5の基端部51が接続され
るようになつている。
そしてこの給油用のホース5は、先端部にノズ
ル等を備え、後述の油圧モータでドラム2が回転
されることにより巻き取られ、又人力により先端
部から引き出されるようになつている。そしてこ
のホースリール1においては、ホース5の引き出
しに際しては、迅速にホース5を引き出すため、
又、引き出されたホース5を接地させない等のた
め、ドラム2に巻かれたホース5は、作業員によ
り勢いよく強力に引つ張れて引き出される。これ
により通常は、ドラム2も勢いよく回転され、慣
性力により更に回転を続けようとする。
ホースリール1等は、このようになつている。
次に油圧回路の概略について述べる。
第1図は、本考案に係るホースリール1の実施
例を示す、その油圧回路8の構成図である。
この油圧回路8では、油タンク9からポンプ1
0、切換弁11、並列に設けられた絞り弁12と
チエツク弁たる逆止弁13、油圧モータ14等を
経て再び油タンク9に戻る管路Aが形成されてい
る。
そして更に油タンク9と切換弁11間には、引
き出し時用の戻り配管15が、ポンプ10を経由
する管路Aとは並列に形成され、この戻り配管1
5には可変絞り弁16が設けられている。
又油タンク9に戻る管路Aと切換弁11間に
は、更にアンロード用の他の戻り配管17が形成
されている。又切換弁11と絞り弁12等間、お
よび油圧モータ14の下流側における油タンク9
に戻る管路A間にも直配管18が形成され、リリ
ーフ弁19が設けられている。
油圧回路8は、概略このようになつている。
次にポンプ10と切換弁11について述べる。
まずポンプ10は、車載のエンジン等により駆
動され、管路Aに圧を加え油を圧送する。
切換弁11は、手動のレバー操作により切り換
えられる。そして図示のポジシヨンでは、この油
圧回路8はポンプ10の駆動によりアンロードの
状態となる。すなわち油は、油タンク9からポン
プ10を経てから切換弁11を通つて、他の戻り
配管17へと導かれ、管路Aを経て油タンク9へ
と循環する。
又切換弁11が図示のポジシヨンを取り、かつ
ポンプ10は駆動されず、ホース5の人力による
引き出しにより油圧モータ14が逆方向に従動さ
れると、油は油タンク9から管路A中を油圧モー
タ14を経た後切換弁11へと逆流され、戻り配
管15、可変絞り弁16を経由して、油タンク9
へと逆流する。
さて切換弁11が図示のポジシヨンから他方の
ポジシヨンへと切り換えられ、ポンプ10が駆動
されると、油圧回路8の管路A中を順方向に油が
循環して、油圧モータ14が駆動されることにな
る。すなわち油は、油タンク9からポンプ10を
経て切換弁11に至り、絞り弁12を経由して油
圧モータ14に至つた後、油タンク9へと循環さ
れる。
これと共に、ホース5の人力による引き出しの
最終段階では、油圧回路8は、後述の検出部20
の検出により徐徐に絞られる戻り配管15の可変
絞り弁16にて、逆流する油が徐徐に絞られるよ
うになつている。これと共に、油圧モータ14
は、従動にブレーキが加わつてドラム2の回転に
ブレーキを加えることが可能となつており、ドラ
ム2の慣性力を押さえ、人力によるホース5の引
き出しに対する抵抗を増大させる働きを有してい
る。
ポンプ10と切換弁11は、このようになつて
いる。
次に絞り弁12とリリーフ弁19と可変絞り弁
16について述べる。
絞り弁12とリリーフ弁19は、このような油
の流速および圧力を制御し、ドラム2によるホー
ス5の巻き取り時の微調整用として機能する。
又可変絞り弁16は、レバー部161と本体部
162とからなり、常時は全開の状態となつてい
るが、後述の検出部20の検出値に対応して、レ
バー部161のレバー163が操作され、徐徐にら
絞られるようになつている。
絞り弁12とリリーフ弁19と可変絞り弁16
とは、このようになつている。
次に検出部20について述べる。
第4図は、検出部20等を示す、側面要部拡大
図である。
検出部20は、ホース5の引き出しの最終段階
について、ドラム2の軸の回転により、その引き
出し状況を順次検出する。
例えば図示の検出部20は、ドラム2の軸の一
端側をその軸受21から更に側方に突出させてな
る延出軸201を有し、この延出軸201にはねじ
が螺刻されている。そしてこの延出軸201に螺
合するねじが内部に螺刻された可動子202が、
この延出軸201に螺合されている。
又この可動子202からは押圧棒203が垂下設
され、この押圧棒203の中央部は、前述の可変
絞り弁16のレバー部161のレバー163と当接
可能に対向位置するとともに、この押圧棒203
の下部は、架台6等から横設された止め棒204
に常時当接ガイドされている。
そこでドラム2の回転に伴い延出軸201が回
転すると、可動子202は、その押圧棒203が止
め棒204に当接ガイド規制されているため、回
転することなく横移動することになる。
ここでホース5の引き出しに伴う回転により、
可動子202は例えば図面上左側に移動するよう
に設定され、かつ引き出しの最終段階、例えばホ
ース5が10巻されているとすると最後の1巻目と
なると、押圧棒203が前述の可変絞り弁16の
レバー163に当接する位置関係に設定されてい
る。
そして最終段階においては、ホース5の引き出
しが完了に向かうほど、可動子202が更に左側
に移動し、もつて引き出し状況が順次検出される
ようになつている。その検出値は、押圧棒203
が上述のレバー163を次第により押圧してレバ
ー操作することにより、伝達される。
このようにして検出部20における検出と、そ
の検出値の可変絞り弁16への伝達が行われる。
検出部20は、このようになつている。
次に駆動伝達機構22について述べる。
第5図は、油圧モータ14からの駆動伝達機構
22等をホースリール1とともに示す、正面概略
図である。
この図示された駆動伝達機構22は、油圧モー
タ14側に小径のスプロケツトホイール23、ド
ラム2側に大径のスプロケツトホイール24を配
し、両スプロケツトホイール23,24間にチエ
ーン25を介装することにより、油圧モータ14
とドラム2間に回転駆動が伝達されるようになつ
ている。
駆動伝達機構22は、このようになつている。
本考案に係るホースリール1は、以上説明した
ごとくなつている。
以下その動作等について説明する。
第7図は、燃料給油車による給油状態を示す、
平面概略図である。そしてこのような航空機Hへ
の給油に際し、ホースリール1によるホース5の
巻き取りと引き出しは、次のごとく行われる。
まず巻き取りに際しては、エンジンそしてポン
プ10により油圧回路8中を順方向に油が循環
し、油圧モータ14が駆動される。そして駆動伝
達機構22を介しドラム2が回転され、ホース5
が巻き取られる。
引き出しに際しては、作業員の人力によりホー
ス5が先端部から引き出されて行く。そしてこの
引き出しは、迅速にかつ引き出されたホース5が
接地しない等のため、勢いよく強力に引つ張るこ
とにより行われる。
そして引き出しに伴うドラム2の回転により、
駆動伝達機構22を介し、油圧モータ14はその
駆動方向とは逆方向に従動される。そこで油圧回
路8中を逆方向に油が逆流し、予め切り換えられ
ていた切換弁11を介し、戻り配管15から油タ
ンク9へと循環して行く。
なおこの場合、後述を除き、可変絞り弁16は
全開となつており、油の循環は何ら規制されず、
ドラム2の回転も又同様である。
さて係る引き出しの最終段階は、次のごとくな
る。
すなわち検出部20がこの最終段階の引き出し
状況を順次検出し、その検出値に対応して、戻り
配管15の可変絞り弁16が徐徐に絞られる。な
お、この検出部20は、ドラム2の軸の回転によ
りホース5の引き出し状況を検出するので、この
検出によりホース5は損傷しないと共に、検出も
正確に行われる。
例えばホース5の10巻の最後の1巻目になる
と、検出部20の押圧棒203が可変絞り弁16
のレバー163に、当接後、押圧度を加えこれを
レバー操作し、可変絞り弁16は徐徐に絞られて
行く。
そこで上述により油圧回路8を逆流する油も徐
徐に絞られ、もつて油圧モータ14の従動そして
駆動伝達機構22を介しドラム2の回転にも、ブ
レーキが加わつて行く。
そしてこのような油圧的ブレーキによりドラム
2の慣性力も押さえられ、人手による引き出しに
対する抵抗が増大して重くなり、ホース5の引き
出し速度は自然に低下する。
従つて引き出しが完了した際、ドラム2そして
ホース5を回り過ぎることなく適切な姿勢で停止
させることが、作業員により極めて容易に実現可
能となるのである。
すなわち、第6図は、ホース5の引き出しが完
了して停止した状態をホースリール1とともに示
す、正面概略図であるが、容易に図示実線表示ご
とき適切な姿勢で停止され、破線表示のごとき姿
勢にて停止することは極めて容易に防止される。
従つてホース5は配管3の口金4に対し傾斜す
ることなくほぼ沿つた方向を取り、特にその基端
部51が規格上設定された曲げアール以上に湾曲
することもない。
以上が動作等の説明である。
「考案の効果」 本考案のホースリールは、以上説明したごと
く、ホースの引き出しの最終段階において、油圧
モータの油圧回路に設けられた可変絞り片を徐徐
に絞ることにより、ドラムにブレーキをかけ慣性
力を押さえて、ドラムそしてホースを回り過ぎる
ことなく適切な姿勢で停止させることが可能とな
る。そこでホース特にその基端部は、湾曲により
損傷することなくその耐久性が著しく向上し、し
かも油圧等を利用するので徐徐にブレーキがかか
り過大な負荷が一時に集中することもなく、この
種従来例に存した問題点が一掃される等、その発
揮する効果は、顕著にして大なるものがある。な
お検出部の検出により、ホースが損傷しないと共
に、検出も正確に行われるようになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るホースリールの実施例
を示す、その油圧回路の構成図である。第2図お
よび第3図は、同ホースリールの正面図および側
面図である。第4図は、その検出部等を示す、側
面要部拡大図である。第5図は、その油圧モータ
からの駆動伝達機構等をホースリールとともに示
す、正面概略図である。第6図は、ホースの引き
出しが完了して停止した状態をホースリールとと
もに示す、正面概略図である。第7図は、燃料給
油車による給油状態を示す、平面概略図である。 1……ホースリール、2……ドラム、3……配
管、5……ホース、51……基端部、9……油タ
ンク、10……ポンプ、11……切換弁、14…
…油圧モータ、15……戻り配管、16……可変
絞り弁、20……検出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホースの基端部が接続される配管がドラムに付
    設され、又該ホースは、油圧モータで該ドラムが
    回転されることにより巻き取られ、かつ該ホース
    は、人力により迅速に接地しないよう勢いよく強
    力に引つ張られて該ドラムから引き出されるよう
    になつている、ホースリールにおいて、 該ホースの人力による引き出しの最終段階につ
    いて、該ドラムの軸の回転により該ホースの引き
    出し状況を順次検出する検出部と、 油タンクからポンプ、切換弁、該油圧モータを
    順に経て該油タンクに管路が一巡し、かつ該油タ
    ンクと該切換弁間には該管路と並列に戻り配管が
    形成されてなる油圧回路と、 該戻り配管に設けられ、該検出部の検出値に対
    応して徐徐に絞られて行く可変絞り弁とを、有し
    てなり、 該ホースの巻き取りに際しては、該油圧回路
    は、駆動される該ポンプにて所定ポジシヨンの該
    切換弁を介し、油が該管路中を順方向に循環する
    ようになつていると共に、該油圧モータは、これ
    により駆動可能で該ドラムを回転させて該ホース
    を巻き取らせ、 他方、該ホースの人力による引き出しに際して
    は、該油圧モータは、引き出しに伴う該ドラムの
    上記とは逆方向への回転により、上記駆動方向と
    は逆方向に従動可能であると共に、該油圧回路
    は、これにより、上記ポジシヨンから切り換えら
    れた該切換弁を介し、油が該管路から該ポンプを
    経由せず該戻り配管へと上記順方向とは逆方向に
    逆流するようになつており、 かつ、該ホースの人力による引き出しの最終段
    階では、該油圧回路は、該検出部の検出により徐
    徐に絞られる該戻り配管の可変絞り弁にて、上記
    逆流する油が徐徐に絞られるようになつていると
    共に、該油圧モータは、上記従動にブレーキが加
    わつて該ドラムの上記回転にブレーキを加えるこ
    とが可能となつており、慣性力を押さえ人力によ
    る引き出しに対する抵抗を増大させる働きを有す
    ること、 を特徴とするホースリール。
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