JP5938832B2 - 無線通信システム、電力監視システム、および、無線通信システムの親機選択方法 - Google Patents
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Description
この問題を解決する方法として、特許文献1や特許文献2に記載の技術がある。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
(第1の実施形態の構成)
電力監視システム6には、通信機能を備えた電力監視ユニット4−1〜4−3と、電力監視ユニット4−1〜4−3から定期的に計測データ(例えば、電流値、電圧値、電力量など)を収集するための無線通信システム5が組み込まれている。以下、電力監視ユニット4−1〜4−3を特に区別しないときには、単に電力監視ユニット4と記載する。
電力監視ユニット4は、例えば、工場などの施設内の分電盤付近に設置され、分電盤から計測データを収集するものである。なお、電力監視ユニットは、分電盤内に設置されていてもよい。
ここで、無線通信システム5は、設置候補位置に仮設置され、無線通信インタフェースを有する仮親機2−1〜2−6(無線仮親機)と、同様な無線通信インタフェースを有している子機3−1〜3−3(無線子機)と、仮親機2−1〜2−6と通信可能な通信インタフェースを備え、いずれかの仮親機2−1〜2−6を介して子機3−1〜3−3と無線で通信する情報収集/親機選択装置1とを備えている。
情報収集/親機選択装置1と仮親機2−1〜2−6とは、例えばイーサネット(登録商標)ケーブルやシリアルケーブルなどの有線の通信路で接続されているか、または、Wifi(登録商標)に代表される無線通信機能を備えている。仮親機2−1〜2−6と子機3−1〜3−3とは、無線による通信路によって通信可能である。
以下、仮親機2−1〜2−6を特に区別しないときには、単に仮親機2と記載する。子機3−1〜3−3を特に区別しないときには、単に子機3と記載する。
仮親機2は、情報収集/親機選択装置1に制御されて、各子機3と無線で通信するものである。子機3は、仮親機2と無線で通信してパケットを中継するものである。仮親機2は、子機3を介して、電力監視ユニット4との間でパケットを送受信する。
親機2aの設置場所や環境の変化により、親機2aと子機3との間の無線通信の状況に影響が発生する虞がある。したがって、親機2aの設置位置は、子機3との間の無線通信の状況および環境の変化を考慮して決定する必要がある。
このとき、無線通信システム5aの情報収集/親機選択装置1には、仮親機2−1〜2−6に替えて、親機2a−1〜2a−3が接続されている。電力監視システム6aは、図1(a)の無線通信システム5に代わり、無線通信システム5aを備えている。親機2a−1は、仮親機2−2が設置されていた位置に設置されている。親機2a−2は、仮親機2−4が設置されていた位置に設置されている。親機2a−3は、仮親機2−6が設置されていた位置に設置されている。以下、親機2a−1〜2a−3を特に区別しないときには、単に親機2aと記載する。
無線通信システム5aの情報収集/親機選択装置1は、電力監視ユニット4に計測データを要求するパケットを送信し、電力監視ユニット4から当該パケットの応答としての計測データを含むパケットを受信することにより、電力情報を収集するものである。
情報収集/親機選択装置1は、例えばRAM(Random Access Memory)などであるメモリ10と、例えばHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどである記憶装置11(記憶手段)と、情報の処理と制御とを行うCPU(Central Processing Unit)12と、ユーザの入力を受け付ける入力デバイス13と、ユーザに情報を表示する表示デバイス14と、仮親機2や親機2aなどと通信を行う通信インタフェース15(通信手段)とを備えている。メモリ10、CPU12、入力デバイス13、表示デバイス14、および、通信インタフェース15は、相互にバスで接続されている。
親機選択プログラム16は、仮親機2と子機3との通信成否に基づいて、いずれの仮親機2の設置位置を、親機2aの設置位置とするかを判断するものである。親機選択プログラム16がCPU12で実行されることにより、仮親機情報収集部160(仮親機情報収集手段)と、通信成功率計算部161(通信成功率計算手段)と、親機選択部162(親機選択手段)とが具現化される。
仮親機情報収集部160(仮親機情報収集手段)は、各仮親機2から、各子機3との通信成否情報を収集するものであり、後記する図6で詳細に説明する。
通信成功率計算部161(通信成功率計算手段)は、各仮親機2と各子機3との通信成功率を計算するものである。
親機選択部162(親機選択手段)は、各子機3との通信成功率が所定位置以上になるように、仮親機2のいずれかの組み合わせを各子機3と通信する正規の親機2aとして選択するものである。
収集データログ110は、仮親機情報の収集の際に、各仮親機2と各子機3との間の通信成否情報を収集するものである。
設定データ111は、当該無線通信システムの仮親機2や子機3の構成や親機2aの選択条件を示すものであり、後記する図4で詳細に説明する。
通信成功率テーブル112は、各仮親機2と各子機3との間の通信成功率を格納するものであり、後記する図9で詳細に説明する。
親機リスト113は、各仮親機2と各子機3との間の通信成功率に基づいて決定された正規の親機2aのリストであり、後記する図11で詳細に説明する。
電力情報ログ114は、収集した電力情報を格納するものである。
入力デバイス13は、例えばマウスやキーボードなどであり、ユーザの操作情報を受け付けるものである。
表示デバイス14は、親機2aの選択結果を表示して、ユーザに通知するモニタやプリンタなどである。
通信インタフェース15は、各仮親機2とデータ通信を行うためのインタフェースであり、例えば、イーサネットインタフェースや無線通信インタフェースなどである。
OS18は、情報収集/親機選択装置1全体の動作を制御するための基本ソフトウェアである。
仮親機2は、仮親機2を動作させるソフトウェアであるソフトウェアモジュール20と、OS21と、記憶装置22と、仮親機2を動作させるハードウェアであるハードウェアモジュール23とを備えている。
設定データ取得部200(設定データ取得手段)は、USB(Universal Serial Bus)インタフェース235を用いて外部から設定データ221を取得して、記憶装置22に格納するものである。
連続通信部201(連続通信手段)は、有線通信インタフェース232を介して情報収集/親機選択装置1から送信開始要求のパケットを受信すると、無線通信インタフェース233を介して、全ての各子機3との間で連続してデータの送受信を行い、通信成否の結果のパケットを、有線通信インタフェース232を介して情報収集/親機選択装置1へ送信するものである。連続通信部201の処理は、後記する図7で詳細に説明する。
個別通信部202(個別通信手段)は、無線通信インタフェース233を介して、情報収集/親機選択装置1からパケットを受信すると、指定されたいずれかの子機3にデータの送受信を行い、当該子機3から受信した応答を情報収集/親機選択装置1へ送信するものである。個別通信部202の処理は、後記する図14で詳細に説明する。
記憶装置22は、例えば、HDDやフラッシュメモリなどであり、各子機3との通信に必要な設定データ221を保持するものである。
マイコン231は、CPUと、RAMなどの揮発性メモリと、ROM(Read Only Memory)とを備えている。
有線通信インタフェース232は、情報収集/親機選択装置1とデータ通信を行うためのインタフェースであり、例えばイーサネットインタフェースである。
無線通信インタフェース233は、子機3とデータ通信を行うためのインタフェースであり、例えば特定小電力による無線通信を行うものである。
USBインタフェース235は、USBのファンクションコントローラであり、設定データ221を外部から取得して変更する際に利用されるものである。
スイッチ236は、個別通信部202および連続通信部201と、設定データ取得部200とを切り換えるものである。
LED237は、当該仮親機2が親機2aとして選択されたか否かを視認可能な所定の表示を行ってユーザに示すものである。仮親機2は、上位装置である情報収集/親機選択装置1から送信された所定表示を指示するパケットを受信すると、LED237の点灯と非点灯とを切り替える。
設定データ111は、仮親機2や子機3などの情報を示すテーブルであり、仮親機台数欄111aと、仮親機(1)アドレス欄111b−1…と、子機台数欄111cと、子機(1)アドレス欄111d−1…と、計測期間欄111eと、解析単位欄111fと、ログ受信待ち時間欄111gと、通信成功率の閾値欄111hと、所望の親機台数欄111kとを備えている。
子機台数欄111cには、本実施形態に於いて設置された子機3の台数が格納されている。設置された各子機3のアドレスは、子機(1)アドレス欄111d−1、子機(2)アドレス欄111d−2に格納されている。
計測期間欄111eには、情報収集/親機選択装置1がデータ収集を実行する期間(所定期間)が格納されている。
解析単位欄111fには、通信成功率計算部161が、通信の成功率を時間帯毎に分割して計算する際の、各時間帯の期間が格納されている。
ログ受信待ち時間欄111gには、仮親機情報収集部160が、パケットの受信を待つ時間が格納されている。
通信成功率の閾値欄111hには、親機選択部162が、仮親機2と子機3間とが通信可能であると判断し、正規の親機2aとして選択する際の閾値(所定値)が格納されている。
所望の親機台数欄111kには、ユーザが要求する親機の最大設置台数が格納されている。
設定データ221は、仮親機アドレス欄221aと、子機台数欄221bと、子機(1)アドレス欄221c−1、子機(2)アドレス欄221c−2…と、受信待ち時間欄221dとを備えている。
仮親機アドレス欄221aには、情報収集/親機選択装置1の設定データ111の仮親機アドレス欄111bと同一のアドレスが格納されている。
子機3に関する子機台数欄221bは、情報収集/親機選択装置1の設定データ111の子機台数欄111cと同一の台数が格納されている。
子機3に関する子機(1)アドレス欄221c−1には、情報収集/親機選択装置1の設定データ111の子機(1)アドレス欄111d−1と同一のアドレスが格納されている。子機3に関する子機(2)アドレス欄221c−2には、情報収集/親機選択装置1の設定データ111の子機(2)アドレス欄111d−2と同一のアドレスが格納されている。
受信待ち時間欄221dには、連続通信部201や個別通信部202が、パケットロスをしたことを判断するための受信待ち時間の情報が格納されている。
ユーザが入力デバイス13を操作してデータ収集開始を指示すると、仮親機情報収集部160の処理が開始する。
ステップS10に於いて、仮親機情報収集部160は、設定データ111を確認する。
ステップS11に於いて、仮親機情報収集部160は、現在時刻tに計測期間欄111eの期間を加算することにより、データ収集の終了時刻Tendを取得する。
ステップS12に於いて、仮親機情報収集部160は、通信の試行回数iを0に初期化する。
ステップS13に於いて、仮親機情報収集部160は、通信の試行回数iを1加算して収集データログ110に保存する。
ステップS14に於いて、仮親機情報収集部160は、現在時刻tを取得する。
ステップS15に於いて、仮親機情報収集部160は、現在時刻tがデータ収集の終了時刻Tendを過ぎているか否かを判断する。仮親機情報収集部160は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、図6の処理を終了し、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS16の処理を行う。
ステップS16に於いて、仮親機情報収集部160は、設定データ111から仮親機台数欄111a(仮親機台数N)を取得し、変数Xに格納する。
ステップS18に於いて、仮親機情報収集部160は、受信待ちタイマを開始する。
ステップS19に於いて、仮親機情報収集部160は、仮親機Xからパケットを受信したか否かを判断する。仮親機情報収集部160は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS21の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS20の処理を行う。
ステップS20に於いて、仮親機情報収集部160は、受信待ち時間を経過したか否かを判断する。仮親機情報収集部160は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS22の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS19の処理に戻る。
ステップS21に於いて、仮親機情報収集部160は、受信した当該パケットと時刻を収集データログ110に保存し、ステップS19の処理に戻る。当該パケットには、変数Xで示された仮親機2と子機3との通信成否情報が格納されている。
ステップS22に於いて、仮親機情報収集部160は、変数Xを1減算する。
ステップS23に於いて、仮親機情報収集部160は、変数Xが0以下であるか否かを判断し、よって全ての仮親機2についてステップS17〜S22の処理を繰り返したか否かを判断する。仮親機情報収集部160は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS13の処理に戻り、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS17の処理に戻る。
このようにして、仮親機情報収集部160は、全ての仮親機2に各子機3との連続送受信を行わせて通信成否情報を取得し、収集データログ110に記録する。
仮親機2が電源オンして起動し、かつ、スイッチ236によって連続通信部201と個別通信部202との動作が指示されていたならば、連続通信部201の処理が開始する。
ステップS30に於いて、連続通信部201は、設定データ221を確認する。
ステップS31に於いて、連続通信部201は、情報収集/親機選択装置1から連続送信要求のパケットを受信したか否かを判断する。連続送信要求のパケットとは、全ての子機3との通信を指示するものである。連続通信部201は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS32の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS31の処理に戻る。
ステップS32に於いて、連続通信部201は、受信した連続送信要求のパケットを解析し、自分宛(当該仮親機2宛)のデータであるか否かを判断する。連続通信部201は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS33の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS31の処理に戻る。
ステップS33に於いて、連続通信部201は、設定データ221から子機台数欄221b(子機台数M)を取得し、変数Yに格納する。以下、変数Yで示される子機3のことを、子機Yを記載する。
ステップS34に於いて、連続通信部201は、子機Yに、テスト用パケットを送信する。このテスト用パケットには、送信元アドレス、宛先アドレス、および、その他通信に必要な情報が含まれている。更にこのテスト用パケットには、システムで実際に使用されるデータや、システムで使用されるデータを模擬した模擬データを含んでいてもよい。
ステップS35に於いて、連続通信部201は、受信待ちタイマを開始する。
ステップS36に於いて、連続通信部201は、子機Yから、通信正否情報を含む応答のパケットを受信したか否かを判断する。連続通信部201は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS37の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS38の処理に戻る。
ステップS37に於いて、連続通信部201は、受信待ちタイマを解除し、ステップS39の処理を行う。
ステップS38に於いて、連続通信部201は、受信待ち時間を経過したか否かを判断する。連続通信部201は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS39の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS36の処理に戻る。
ステップS39に於いて、連続通信部201は、当該仮親機2と、子機Yとの通信成否情報のパケットを情報収集/親機選択装置1に送信する。
ステップS40に於いて、連続通信部201は、変数Yを1減算する。
ステップS41に於いて、連続通信部201は、変数Yが0以下であるか否かを判断し、よって全ての子機3についてステップS34〜S40の処理を繰り返したか否かを判断する。仮親機情報収集部160は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS31の処理に戻り、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS34の処理に戻る。
このようにして、連続通信部201は、当該仮親機2と各子機3との連続送受信を行わせて通信成否情報を取得し、情報収集/親機選択装置1に送信する。連続通信部201は、当該仮親機2と各子機3との通信に失敗した場合であっても、再送処理を行っていないので、各子機3との1回あたりの通信に於ける成功率を鋭敏に計測することができる。
ここでは仮親機2が2台、子機3が2台の場合を例に説明する。
ユーザが設定データ111にデータを入力した後、仮親機情報収集部160の実行を指示することにより、情報収集シーケンスが開始する。
シーケンスQ10に於いて、情報収集/親機選択装置1は、設定データ111を確認すると共に、データ収集の終了時刻Tendを取得する。
シーケンスQ11に於いて、情報収集/親機選択装置1は、通信の試行回数iを0に初期化する。
シーケンスQ12に於いて、情報収集/親機選択装置1は、通信の試行回数iを1増加して、収集データログ110に保存する。
シーケンスQ13に於いて、情報収集/親機選択装置1は、現在時刻tを取得する。
シーケンスQ14に於いて、情報収集/親機選択装置1は、連続通信開始要求のパケットを、仮親機(2)2−2に送信する。
シーケンスQ16に於いて、子機(3)3−3は、仮親機(2)2−2に応答パケットを送信する。
シーケンスQ17に於いて、仮親機(2)2−2は、情報収集/親機選択装置1に送受信成功通知のパケットを送信する。
シーケンスQ18に於いて、情報収集/親機選択装置1は、子機(3)3−3の機器情報である送受信成功通知と現在時刻とを、収集データログ110に保存する。
シーケンスQ19に於いて、仮親機(2)2−2は、子機(2)3−2にパケットを送信する。
シーケンスQ20に於いて、子機(2)3−2は、仮親機(2)2−2に応答パケットを送信する。
シーケンスQ21に於いて、仮親機(2)2−2は、情報収集/親機選択装置1に送受信成功通知のパケットを送信する。
シーケンスQ23に於いて、仮親機(2)2−2は、子機(1)3−1にパケットを送信する。
シーケンスQ24に於いて、子機(1)3−1は、仮親機(2)2−2に応答パケットを送信する。
シーケンスQ25に於いて、仮親機(2)2−2は、情報収集/親機選択装置1に送受信成功通知のパケットを送信する。
シーケンスQ26に於いて、情報収集/親機選択装置1は、子機(1)3−1の機器情報である送受信成功通知と現在時刻とを、収集データログ110に保存する。
シーケンスQ27に於いて、情報収集/親機選択装置1は、受信待ち時間が経過するまで待つ。
シーケンスQ28に於いて、情報収集/親機選択装置1は、現在時刻tを取得する。
シーケンスQ29に於いて、情報収集/親機選択装置1は、連続通信開始要求のパケットを、仮親機(1)2−1に送信する。
シーケンスQ30に於いて、仮親機(1)2−1は、子機(3)3−3にパケットを送信する。
シーケンスQ32に於いて、仮親機(1)2−1は、情報収集/親機選択装置1に送受信成功通知のパケットを送信する。
シーケンスQ33に於いて、情報収集/親機選択装置1は、子機(3)3−3の機器情報である送受信成功通知と現在時刻とを、収集データログ110に保存する。
シーケンスQ34に於いて、仮親機(1)2−1は、子機(2)3−2にパケットを送信する。
シーケンスQ35に於いて、子機(2)3−2は、仮親機(1)2−1に応答パケットを送信する。
シーケンスQ36に於いて、仮親機(1)2−1は、情報収集/親機選択装置1に送受信成功通知のパケットを送信する。
シーケンスQ38に於いて、仮親機(1)2−1は、子機(1)3−1にパケットを送信する。
シーケンスQ39に於いて、子機(1)3−1は、仮親機(1)2−1に応答パケットを送信する。
シーケンスQ40に於いて、仮親機(1)2−1は、情報収集/親機選択装置1に送受信成功通知のパケットを送信する。
シーケンスQ41に於いて、情報収集/親機選択装置1は、子機(1)3−1の機器情報である送受信成功通知と現在時刻とを、収集データログ110に保存する。
シーケンスQ42に於いて、情報収集/親機選択装置1は、受信待ち時間が経過するまで待つ。
以降、同様にして、情報収集/親機選択装置1は、シーケンスQ14〜Q42の処理を繰り返すことにより、収集データログ110に各仮親機2と各子機3との間の通信成否情報を格納する。
通信成功率テーブル112は、各時間帯に於ける各子機3と各仮親機2との間の通信成功率が格納されている。
例えば7:00〜7:29に於いて、子機(1)3−1と仮親機(1)2−1との間の通信成功率は、40%である。子機(2)3−2と仮親機(1)2−1との間の通信成功率は、96%である。子機(1)3−1と仮親機(2)2−2との間の通信成功率は、60%である。子機(2)3−2と仮親機(2)2−2との間の通信成功率は、99%である。
通信成功率計算部161は、設定データ111と収集データログ110に基づき、各時間帯に於ける各仮親機2と子機3との間の通信成功回数と通信試行回数とをカウントし、通信成功回数を通信試行回数で除算して通信成功率を計算し、通信成功率テーブル112に格納する。
仮親機情報収集部160の処理終了に伴い、親機選択部162の処理が開始する。
ステップS50に於いて、親機選択部162は、設定データ111を確認する。
ステップS51に於いて、親機選択部162は、親機リスト113を初期化する。
ステップS52に於いて、親機選択部162は、解析データである通信成功率テーブル112を取得する。
ステップS53に於いて、親機選択部162は、使用する仮親機2の台数を示す変数iを1台として初期化する。以下、使用する仮親機2の台数を、台数iと記載する。
ステップS54に於いて、親機選択部162は、通信成功率テーブル112からi台の異なる仮親機2の組み合わせリストを取得する。
ステップS55に於いて、親機選択部162は、仮親機2の組み合わせリストに於ける、各列の最大値を採用したリストを作成する。例えば、図9に示す通信成功率テーブル112に於ける仮親機(1)2−1と仮親機(2)2−2の組み合わせを取得した場合、7:00〜7:29の時間帯に於ける子機(1)3−1の通信成功率の最大値は、子機(1)3−1と仮親機(2)2−2との通信成功率の60%である。
ステップS57に於いて、親機選択部162は、当該仮親機2の組み合わせリストに、各子機3との通信成功率の順番を付与して親機リスト113に格納する。
ステップS58に於いて、親機選択部162は、親機リスト113に、各子機3との通信成功率の順番を付与し、ステップS61の処理を行う。親機リスト113は、後記する図11で詳細に説明する。
ステップS59に於いて、親機選択部162は、使用する仮親機2の台数iを1増加する。
ステップS60に於いて、親機選択部162は、使用する仮親機2の台数iが、ユーザが要求する所望の親機台数Sを超えているか否かを判断する。親機選択部162は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、異常終了により図10の処理を終了し、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS54の処理に戻る。
ステップS61に於いて、親機選択部162は、親機リスト113の内容を表示デバイス14に表示すると共に、メールでユーザに通知する。
ステップS62に於いて、親機選択部162は、親機リスト113に掲載されている全ての仮親機2に、LED237を新たに点灯するように指示し、図10の処理を終了する。
親機リスト113は、行方向には選択した親機(1)2a−1〜親機(3)2a−3が記載されている。
1番目の列には、対応する仮親機2が記載されている。
2番目の列には、子機(1)3−1と各親機2aとの通信成功率の順番が記載されている。
3番目の列には、子機(2)3−2と各親機2aとの通信成功率の順番が記載されている。
4番目の列には、子機(3)3−3と各親機2aとの通信成功率の順番が記載されている。
図11は、各時間帯に於ける親機リストの例である。しかし、これに限られず、各時間帯を統合した単一の親機リストとしてもよい。これにより、各時間帯で親機を変更する必要がなくなり、解析単位の数だけのリストを生成する必要がなくなる。
ユーザが親機2aを設置し、入力デバイス13を介して電力情報の収集を指示したならば、電力情報収集部170は処理を開始する。
ステップS70に於いて、電力情報収集部170は、子機3を示す変数Yに、子機台数欄111cに格納されている子機台数Mを設定する。以下、変数Yで示される子機3のことを、単に子機Yと記載する。
ステップS71に於いて、電力情報収集部170は、対子機通信部171の処理を行う。対子機通信部171の処理は、後記する図13で詳細に説明する。
ステップS72に於いて、電力情報収集部170は、子機Yとの通信が成功したか否かを判断する。電力情報収集部170は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS73の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS74の処理を行う。
ステップS74に於いて、電力情報収集部170は、通信エラーした旨と現在時刻とを電力情報ログ114に記録する。
ステップS75に於いて、電力情報収集部170は、変数Yの値を1減算する。
ステップS76に於いて、電力情報収集部170は、変数Yが0以下であるか否かを判断する。電力情報収集部170は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS70の処理に戻り、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS71の処理に戻る。
図12に示す処理により、電力情報収集部170は、各子機3を介して、各電力監視ユニット4から定期的にデータを取得し、現在時刻と共に電力情報ログ114に記録することができる。
電力情報収集部170によるステップS71の処理が行われると、対子機通信部171の処理が開始する。
ステップS80に於いて、対子機通信部171は、親機リスト113を読み込む。
ステップS81に於いて、対子機通信部171は、当該子機Yに対して、最も高い通信成功率を示している親機2aを選択する。親機2aは、変数Zで示されるものであり、以下、親機Zと記載する。
ステップS82に於いて、対子機通信部171は、当該親機Zに、当該子機Yへの個別送受信開始要求を送信する。
ステップS83に於いて、対子機通信部171は、受信待ちタイマを開始する。
ステップS84に於いて、対子機通信部171は、親機Zからパケットを受信したか否かを判断する。対子機通信部171は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS85の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS89の処理を行う。
ステップS86に於いて、対子機通信部171は、受信したパケットを解析し、通信失敗した旨を受信したか否かを判断する。対子機通信部171は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS87の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS90の処理を行う。
ステップS87に於いて、対子機通信部171は、受信したパケットを当該子機Yからの通信結果とする。
ステップS88に於いて、対子機通信部171は、当該子機Yとの通信が成功したと判定する。
ステップS89に於いて、対子機通信部171は、受信待ち時間を経過したか否かを判断する。対子機通信部171は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS90の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS84の処理に戻る。
ステップS90に於いて、対子機通信部171は、当該子機Yとの通信が失敗したと判定し、図13の処理を終了する。
親機2aの個別通信部202は、情報収集/親機選択装置1から個別送受信開始要求を受信すると、処理を開始する。
ステップS100に於いて、個別通信部202は、設定データ221を確認する。
ステップS101に於いて、個別通信部202は、情報収集/親機選択装置1から個別送信要求のパケットを受信したか否かを判断する。個別通信部202は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS102の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS101の処理に戻る。
ステップS102に於いて、個別通信部202は、受信した個別送信要求のパケットを解析し、自分宛(当該親機2a宛)のデータであるか否かを判断する。個別通信部202は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS103の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS101の処理に戻る。
ステップS104に於いて、個別通信部202は、個別送信要求パケットで指定された子機Yへパケットを送信する。
ステップS105に於いて、個別通信部202は、受信待ちタイマを開始する。
ステップS106に於いて、個別通信部202は、当該子機Yからパケットを受信したか否かを判断する。個別通信部202は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS107の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS110の処理を行う。
ステップS107に於いて、個別通信部202は、受信待ちタイマを解除する。
ステップS108に於いて、個別通信部202は、受信したパケットが正常であるか否かを判断する。個別通信部202は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS109の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS111の処理を行う。
ステップS110に於いて、個別通信部202は、受信待ち時間を経過したか否かを判断する。個別通信部202は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS111の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS106の処理に戻る。
ステップS111に於いて、個別通信部202は、再送回数Rを1減算する。
ステップS112に於いて、個別通信部202は、再送回数Rが0未満であるか否かを判断する。個別通信部202は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS113の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS104の処理に戻る。
ステップS113に於いて、個別通信部202は、通信失敗した旨を情報収集/親機選択装置1へ送信し、ステップS101の処理に戻る。
以上説明した第1の実施形態では、次の(A)〜(G)のような効果がある。
第2の実施形態の電力監視システム6Bは、第1の実施形態の電力監視システム6(図1(a))とは異なる無線通信システム5Bを備えている。
第2の実施形態の無線通信システム5Bは、第1の実施形態の無線通信システム5(図1(a))に加えて、子機3−4〜3−6を備えている。
子機3−1,3−2は、電力監視ユニット4−1に接続されている。子機3−3,3−4は、電力監視ユニット4−2に接続されている。子機3−5,3−6は、電力監視ユニット4−3に接続されている。電力監視システム6Bは、それ以外に於いて、第1の実施形態の電力監視システム6(図1(a))と同様に構成されている。
第2の実施形態の電力監視システム6Baは、第1の実施形態の電力監視システム6a(図1(b))とは異なる無線通信システム5Baを備えている。第2の実施形態の無線通信システム5Baは、第1の実施形態の無線通信システム5a(図1(b))に加えて、子機3−4〜3−6を備えている。
子機3−1,3−2は、電力監視ユニット4−1に接続されている。子機3−3,3−4は、電力監視ユニット4−2に接続されている。子機3−5,3−6は、電力監視ユニット4−3に接続されている。電力監視システム6Baは、それ以外に於いて、第1の実施形態の電力監視システム6a(図1(b))と同様に構成されている。
第2の実施形態の電力監視システム6Bは、第1の実施形態の電力監視システム6(図1(b))とは異なり、電力監視ユニット4に複数の子機3が接続されている。第1の実施形態の電力監視ユニット4(図1(b))は、通信路を介して1台の子機3に接続されている。それに対して、第2の実施形態の電力監視ユニット4は、通信路を介して2台の子機3に接続されている。情報収集/親機選択装置1は、複数の親機2aと複数の子機3のいずれかの組み合わせにより、電力監視ユニット4とデータを送受信することができ、いずれかの親機2aと子機3との組み合わせに於ける通信が成功すればよいので、通信成功率を向上させることができる。
第2の実施形態の情報収集/親機選択装置1Aは、第1の実施形態の情報収集/親機選択装置1(図2)とは異なる記憶装置11Aと、電力情報収集プログラム17Aとを備えている。第2の実施形態の情報収集/親機選択装置1Aは、それ以外に於いて、第1の実施形態の情報収集/親機選択装置1(図2)と同様に構成されている。
第2の実施形態の記憶装置11Aは、第1の実施形態の記憶装置11(図2)とは異なる設定データ111Aと、子機単位通信成功率テーブル112aと、ユニット単位通信成功率テーブル112bと、親機リスト113Aとを備えている。
第2の実施形態の電力情報収集プログラム17Aは、第1の実施形態の電力情報収集プログラム17(図2)とは異なる対ユニット通信部171Aを備えている。
第2の実施形態の設定データ111Aは、第1の実施形態の設定データ111(図5)と同様の構成に加えて、子機グループ数欄111i、子機グループ(1)欄111j−1、子機グループ(2)欄111j−2、…を備えている。
子機グループ数欄111iは、電力監視ユニット4の数量が格納されている。ここで子機グループとは、同一の電力監視ユニット4に接続されている子機3のことをいう。
子機グループ(1)欄111j−1には、電力監視ユニット4−1に接続されている子機(1)3−1、子機(2)3−2の情報(アドレスや固有IDなど)が格納されている。
子機グループ(2)欄111j−2は、電力監視ユニット4−1に接続されている子機(3)3−3、子機(4)3−4の情報が格納されている。
以下、子機グループ(1)欄111j−1、子機グループ(2)欄111j−2、…を特に区別しないときには、単に子機グループ欄111jと記載している場合がある。
「時間帯」の行には、設定データ111の解析単位に応じた時間帯が示されている。
「電力監視ユニット」の行には、複数の子機3に係る電力監視ユニット4の番号が示されている。
「子機グループ」の行には、子機3に係るグループが示されており、前記した電力監視ユニットの行と同様な情報が示されている。
「子機番号」の行には、各子機3の番号が示されている。
各仮親機2の行には、各子機3との間の通信成功率が示されている。
ユニット単位通信成功率テーブル112bは、子機単位通信成功率テーブル112aとは異なる選択子機の行を備えている。
選択子機の行には、当該グループに属する子機3のうち、当該時間帯に於いて、最も通信成功率が高い子機3が選択されて示されている。
各仮親機2の行には、選択された子機3との間の通信成功率が示されている。
ユニット単位通信成功率テーブル112bは、各時間帯に於いて、最も通信成功率の高い子機3が選択されている。これにより、無線通信システム5Bは、選択した子機3を介して通信を行うことにより、通信成功率を向上させることができる。
通信成功率計算部161は、設定データ111に、子機グループ数欄111iと、子機グループ欄111jに関する情報がある場合、当該情報に基づいて子機グループ内で最も通信成功率の高い仮親機2と子機3の組み合わせを計算し、ユニット単位通信成功率テーブル112bに格納する。
親機リスト113Aは、「対応する仮親機」の列と、各電力監視ユニット4の列とを備えている。各電力監視ユニット4の列には、当該電力監視ユニット4に接続されている子機3の列が含まれている。例えば、「電力監視ユニット(1)」の列には、子機(1)3−1と子機(2)3−2の情報とが含まれている。
「対応する仮親機」の列には、当該電力監視ユニット4に接続されている各子機3の通信成功率の順番が示されている。例えば、電力監視ユニット(1)4−1に接続されている子機3のうち、子機(2)3−2が、最も通信成功率が高いことが示されている。
ユーザが親機2aを設置し、入力デバイス13を介して電力情報の収集を指示したならば、電力情報収集部170は処理を開始する。
ステップS120に於いて、電力情報収集部170は、電力監視ユニット4を示す変数Wに、電力監視ユニット4の総台数Qを設定する。電力情報収集部170は、設定データ111Aの子機グループ数欄111iの値を取得し、これを電力監視ユニット4の総台数Qとして変数Wに設定する。以下、変数Wで示される電力監視ユニット4のことを、電力監視ユニットWと記載する。
ステップS121に於いて、電力情報収集部170は、対ユニット通信部171Aの処理を行う。対ユニット通信部171Aの処理は、後記する図21で詳細に説明する。
ステップS122に於いて、電力情報収集部170は、電力監視ユニットWとの通信が成功したか否かを判断する。電力情報収集部170は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS123の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS124の処理を行う。
ステップS123に於いて、電力情報収集部170は、通信結果と現在時刻とを電力情報ログ114に記録し、ステップS125の処理を行う。
ステップS124に於いて、電力情報収集部170は、通信エラーした旨と現在時刻とを電力情報ログ114に記録する。
ステップS125に於いて、電力情報収集部170は、変数Wの値を1減算する。
ステップS126に於いて、電力情報収集部170は、変数Wが0以下であるか否かを判断する。電力情報収集部170は、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS120の処理に戻り、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS121の処理に戻る。
図20に示す処理により、電力情報収集部170は、電力監視ユニット4に接続されている子機3のいずれかを介して、当該電力監視ユニット4から定期的データを取得し、現在時刻と共に電力情報ログ114に記録することができる。
電力情報収集部170によるステップS121の処理が行われると、対ユニット通信部171Aの処理が開始する。
ステップS130に於いて、対ユニット通信部171Aは、親機リスト113Aを読み込む。
ステップS131に於いて、対ユニット通信部171Aは、電力監視ユニットWに対して、最も高い通信成功率を示している親機2aを選択する。親機2aは、変数Zで示されるものであり、以下、親機Zと記載する。
ステップS132に於いて、対ユニット通信部171Aは、電力監視ユニットWに接続され、かつ、最も高い通信成功率を示している子機3を選択する。子機3は、変数Yで示されるものであり、以下、子機Yと記載する。
ステップS133に於いて、対ユニット通信部171Aは、当該親機Zに、当該子機Yへの個別送受信開始要求を送信する。
ステップS134に於いて、対ユニット通信部171Aは、受信待ちタイマを開始する。
ステップS135に於いて、対ユニット通信部171Aは、親機Zからパケットを受信したか否かを判断する。対ユニット通信部171Aは、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS136の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS140の処理を行う。
ステップS136に於いて、対ユニット通信部171Aは、受信待ちタイマを解除する。
ステップS137に於いて、対ユニット通信部171Aは、受信したパケットを解析し、通信失敗した旨を受信したか否かを判断する。対ユニット通信部171Aは、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS138の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS141の処理を行う。
ステップS138に於いて、対ユニット通信部171Aは、受信したパケットを当該電力監視ユニットWからの通信結果とする。
ステップS139に於いて、対ユニット通信部171Aは、当該電力監視ユニットWとの通信が成功したと判定する。
ステップS140に於いて、対ユニット通信部171Aは、受信待ち時間を経過したか否かを判断する。対ユニット通信部171Aは、当該判断条件が成立したならば(Yes)、ステップS141の処理を行い、当該判断条件が成立しなかったならば(No)、ステップS135の処理に戻る。
ステップS141に於いて、対ユニット通信部171Aは、当該電力監視ユニットWとの通信が失敗したと判定し、図21の処理を終了する。
以上説明した第2の実施形態では、次の(H),(I)のような効果がある。
図22は、第3の実施形態に於ける情報収集/親機選択装置を示す概略の構成図である。第1の実施形態の情報収集/親機選択装置1(図2)と同一の要素には同一の符号を付与している。
第3の実施形態の情報収集/親機選択装置1Bは、第1の実施形態の情報収集/親機選択装置1(図2)とは異なる記憶装置11Bを備えている。第3の実施形態の情報収集/親機選択装置1Bは、それ以外に於いて、第1の実施形態の情報収集/親機選択装置1(図2)と同様に構成されている。
第2の実施形態の記憶装置11Bは、第1の実施形態の記憶装置11(図2)と同様の構成に加えて更に、組み合わせ通信成功率テーブル115を備えている。組み合わせ通信成功率テーブル115は、後記する図24で詳細に説明する。
第3の実施形態の情報収集/親機選択装置1Bは、電力情報を収集する際に通信エラーが発生したならば、親機2aを切り替えながら再送を行うものである。これにより、情報収集/親機選択装置1Bは、電力監視ユニット4との通信成功率を向上させることができる。
図23は、第3の実施形態に於ける情報収集/親機選択装置の親機選択部の処理を示すフローチャートである。第1の実施形態の親機選択部の処理を示すフローチャート(図10)と同一の要素には同一の符号を付与している。
処理を開始したのち、ステップS50〜S54の処理は、第1の実施形態の親機選択部162が実行するステップS50〜S54の処理(図10)と同様である。
ステップS55aに於いて、親機選択部162は、仮親機2をi台を選択した組み合わせリストから、組み合わせ通信成功率テーブル115を生成する。ここで、仮親機2をi台選択したときの通信成功率は、各仮親機2の通信失敗率を積算し、100%から前記積算した通信失敗率を減算したものである。
ステップS55bに於いて、親機選択部162は、組み合わせ通信成功率テーブル115の各行に於ける最大値を取得する。
ステップS56〜S62の処理は、第1の実施形態の親機選択部162が実行するステップS56〜S62の処理(図10)と同様である。
仮親機2を1台選択した場合に於ける組み合わせ通信成功率テーブル115aは、第1の実施形態の通信成功率テーブル112と同様である。
列方向には、各時間帯に於ける各子機3が示されている。行方向には、それぞれ仮親機2を2台選択したものが示されている。例えば、「仮親機(1)+(2)」とは、仮親機(1)2−1と、仮親機(2)2−2とを、当該子機3との通信に用いることを示している。このように複数の仮親機2を組み合わせて再送することにより、無線通信システム5aの通信成功率を向上させることができる。
列方向には、各時間帯に於ける各子機3が示されている。行方向には、それぞれ仮親機2を3台選択したものが示されている。「仮親機(1)+(2)+(3)」とは、仮親機(1)2−1と、仮親機(2)2−2と、仮親機(3)2−3とを、当該子機3との通信に用いることを示している。このように、より多くの仮親機2を組み合わせて再送することにより、無線通信システム5aの通信成功率を更に向上させることができる。
電力情報収集部170によるステップS71の処理が行われると、対子機通信部171の処理が開始する。
ステップS80の処理は、第1の実施形態に於ける対子機通信部171のステップS80の処理(図13)と同様である。
ステップS91に於いて、対子機通信部171は、アクセス順番を示す変数Kを1で初期化する。
ステップS92に於いて、対子機通信部171は、当該子機Yに対して、通信成功率がK番目である親機2aを選択する。親機2aは、変数Zで示されるものであり、以下、親機Zと記載する。
ステップS93に於いて、対子機通信部171は、アクセス順番を示す変数Kを1加算する。
ステップS94に於いて、対子機通信部171は、アクセス順番を示す変数Kが、親機総数以下であるか否かを判断する。対子機通信部171は、当該判断条件が成立したとき(Yes)、ステップS92の処理に戻り、当該判断条件が成立しなかったとき(No)、ステップS90の処理を行う。
ステップS90の処理は、第1の実施形態に於ける対子機通信部171のステップS90の処理(図13)と同様である。
以上説明した第3の実施形態では、次の(J),(K)のような効果がある。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(i)のようなものがある。
2 仮親機 (無線仮親機)
2a 親機 (無線親機)
3 子機 (無線子機)
4 電力監視ユニット
5,5a,5B,5Ba 無線通信システム
6,6a,6B,6Ba 電力監視システム
10 メモリ
11,11A,11B 記憶装置 (記憶手段)
110 収集データログ
111,111A 設定データ
112 通信成功率テーブル (通信成功率テーブル)
112a 子機単位通信成功率テーブル (通信成功率テーブル)
112b ユニット単位通信成功率テーブル (通信成功率テーブル)
113,113A 親機リスト
114 電力情報ログ
115 組み合わせ通信成功率テーブル
15 通信インタフェース
16 親機選択プログラム (制御手段)
160 仮親機情報収集部 (仮親機情報収集手段)
161 通信成功率計算部 (通信成功率計算手段)
162 親機選択部 (親機選択手段)
17,17A 電力情報収集プログラム
170 電力情報収集部
171 対子機通信部 (対子機通信手段)
171A 対ユニット通信部 (対子機通信手段)
18 OS
20 ソフトウェアモジュール
200 設定データ取得部
201 連続通信部 (連続通信手段)
202 個別通信部 (個別通信手段)
21 OS
22 記憶装置 (記憶手段)
221 設定データ
232 有線通信インタフェース (通信インタフェース)
233 無線通信インタフェース (通信インタフェース)
234 タイマ
237 LED
Claims (15)
- 無線通信インタフェースを備えた1または複数の無線子機と、
設置候補位置に仮設置され、前記無線子機と通信可能な無線通信インタフェースを備えた1または複数の無線仮親機と、
前記無線仮親機と通信可能な通信手段、記憶手段、および、制御手段を有する親機選択装置とを備え、
前記親機選択装置の前記制御手段は、
所定期間に亘って前記通信手段によって、全ての前記無線仮親機に対して全ての前記無線子機との通信を指示するパケットを送信して、各前記無線仮親機から各前記無線子機との通信正否情報を含む応答のパケットを受信し、当該通信正否情報を前記記憶手段に記憶する仮親機情報収集手段と、
前記通信正否情報に基づき、各前記無線仮親機と各前記無線子機との通信成功率を計算して通信成功率テーブルを出力する通信成功率計算手段と、
前記通信成功率テーブルに基づき、前記無線子機との通信成功率が所定値以上になるように、前記無線仮親機のいずれかの組み合わせを、前記無線子機と通信する正規の無線親機として選択する親機選択手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 前記無線仮親機は、
前記親機選択装置と通信可能な通信インタフェース、および、全ての前記無線子機との間で連続して通信を行う連続通信手段を備え、
前記親機選択装置から、全ての前記無線子機との通信を指示するパケットを受信したならば、前記連続通信手段によって全ての前記無線子機との間で連続して通信を行い、
各前記無線子機との前記通信正否情報を含む応答のパケットを前記親機選択装置に返信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記無線仮親機は、各前記無線子機との間の通信が失敗したときに再送処理を行わず、
前記正規の無線親機は、各前記無線子機との間の通信が失敗したときに再送処理を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択装置の前記親機選択手段は、
前記通信成功率テーブルに基づき、前記無線子機との通信成功率が所定値以上、かつ、前記無線仮親機が最小台数となるように、前記無線仮親機のいずれかの組み合わせを、前記無線子機と通信する前記正規の無線親機として選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択装置の前記親機選択手段は、
前記通信成功率テーブルに基づき、所定台数の前記無線仮親機のいずれかの組み合わせのうち、前記無線子機との通信成功率が最高となる組み合わせを、前記正規の無線親機として選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択装置の前記親機選択手段は、
各前記無線子機と各前記無線仮親機との通信成功率の順番を示す親機リストを更に生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択装置は更に、いずれかの無線子機と各前記無線仮親機のうちの1つとの通信の際には、前記親機リストを参照して、当該無線子機との通信成功率が最も高い無線仮親機を、当該無線子機と通信する無線親機として選択する対子機通信手段を備える、
ことを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択装置の前記対子機通信手段は更に、
前記選択した無線仮親機が前記無線子機との通信に失敗したならば、前記選択した無線仮親機の次に通信成功率が高い前記無線仮親機を、当該無線子機と通信する無線親機として選択する、
ことを特徴とする請求項7に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択装置の前記親機選択手段は、前記無線子機と通信する前記正規の無線親機として選択した前記無線仮親機に所定表示を指示するパケットを送信し、
前記無線仮親機は、当該所定表示を指示するパケットを受信したならば、視認可能な所定の表示を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択手段は、前記無線子機と通信する前記正規の無線親機として選択しなかった前記無線仮親機に所定表示を指示するパケットを送信し、
前記無線仮親機は、当該所定表示を指示するパケットを受信したならば、視認可能な所定の表示を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記親機選択手段は、前記無線子機と通信する前記正規の無線親機として選択しなかった前記無線仮親機に電源オフを指示するパケットを送信し、
前記無線仮親機は、当該電源オフを指示するパケットを受信したならば、自らの電源をオフする、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記無線子機は、有線によって通信可能に接続された1または複数のグループを構成しており、
前記親機選択装置の前記親機選択手段は、
前記通信成功率テーブルに基づき、前記グループを構成する前記無線子機との通信成功率が所定値以上、かつ、前記無線仮親機が最小台数となるように、前記無線仮親機のいずれかの組み合わせを、前記無線子機と通信する前記正規の無線親機として選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の無線通信システムを備え、
前記無線子機には、それぞれ電力監視ユニットが接続されている、
ことを特徴とする電力監視システム。 - 前記電力監視ユニットには、複数の前記無線子機が接続されている、
ことを特徴とする請求項13に記載の電力監視システム。 - 無線通信インタフェースを備えた1または複数の無線子機と、
設置候補位置に仮設置され、前記無線子機と通信可能な無線通信インタフェースを備えた1または複数の無線仮親機と、
前記無線仮親機と通信可能な通信手段、記憶手段、および、制御手段を有する親機選択装置とを備え、
前記親機選択装置の前記制御手段は、
所定期間に亘り、前記通信手段によって全ての前記無線仮親機に対して順番に、全ての前記無線子機との通信を指示するパケットを送信して、各前記無線仮親機から各前記無線子機との通信正否情報を含むパケットを受信し、当該通信正否情報を前記記憶手段に記憶する仮親機情報収集手段と、
前記通信正否情報に基づき、各前記無線仮親機と各前記無線子機との通信成功率テーブルを計算する通信成功率計算手段と、
前記通信成功率テーブルに基づき、前記無線子機との通信成功率が所定値以上になるように、前記無線仮親機のいずれかの組み合わせを、前記無線子機と通信する正規の無線親機として選択する親機選択手段と、
を実行することを特徴とする無線通信システムの親機選択方法。
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