JP5938388B2 - 画像編集装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、刷版又は印刷媒体の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けする画像編集装置、方法及びプログラムに関する。
従来から、製版印刷の分野において、特定種類のオブジェクト(例えば、パッケージの展開図)を1枚の印刷媒体上に多面付けするパッケージ印刷が知られている。そして、生産コストの抑制の観点から、互いに重なることなくオブジェクトを効率よく配置するための技術が種々提案されている。
特許文献1では、殖版機を用いて所望の画像を感光材上に多面焼付けする方法及び装置が提案されている。例えば、一対のオブジェクトの組み合わせである基本配置パターン(同文献では、6種類の展開パターン)を入れ違いになるように配置する旨が記載されている。
特許文献2では、オブジェクトの図形データを含む各種情報を入力することで、用紙領域上の面付けレイアウトを自動的に決定する装置が提案されている。そして、この情報には、予め数パターンの図形の組み合わせを定義した基本配置パターン(例えば、上下どん天入交型)が含まれる旨が記載されている。
特開平3−273253号公報(明細書第7頁左上欄、第6図等) 特開平6−068211号公報(請求項1、段落[0027]、図5等)
一般的に、オブジェクトの形状は、デザイナ等の専門家により、配置の効率性を考慮した上で設計されている。ところが、最近は、専門家ではない個人であっても、比較的容易にデザイン作業を実施できる環境が整っている。換言すれば、印刷業者にとって、配置の効率性が殆ど考慮されずに設計されたオブジェクトをどのように多面付けするかが問題となる。
しかしながら、特許文献1及び2で提案された装置等では、このような状況について何ら考慮されておらず、任意の形状を有するオブジェクトであってもなお効率的に配置できるという保証がなかった。
これらに代わって、例えば、公知の配置最適化アルゴリズムを適用し、オブジェクトを二次元的に最密配置する方法も想定される。しかし、二次元的な配置処理には多くの演算時間を要すると共に、不規則的な配置結果が得られた場合に切離工程での作業効率が著しく低下するという懸念もある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、任意の形状を有するオブジェクトであっても、配置スペースや演算時間、特に切離工程の観点で効率的に多面付け可能な画像編集装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像編集装置は、刷版又は印刷媒体の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けする装置であって、上記オブジェクトの輪郭形状を取得する輪郭形状取得部と、上記刷版又は上記印刷媒体の上の面付け領域を設定する配置条件設定部と、上記輪郭形状取得部により取得された上記輪郭形状に基づいて、上記配置条件設定部により設定された上記面付け領域内に複数の上記オブジェクトを配置するオブジェクト配置部とを備え、上記オブジェクト配置部は、上記面付け領域を構成するセル単位で、上記輪郭形状が互いに重ならない各上記オブジェクトの配置を探索する配置探索部と、上記配置探索部による探索結果に従って配置された上記オブジェクト同士の間隔を上記セルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接する上記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させる間隔調整部とを有する。
このように、面付け領域を構成するセル単位で、輪郭形状が互いに重ならない各オブジェクトの配置を探索するので、探索処理に要する演算量及びメモリ容量を大幅に減らすことができる。しかも、探索結果に従って配置されたオブジェクト同士の間隔をセルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接するオブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させるようにしたので、セルの単位長の設定値にかかわらず、隣接するオブジェクト同士における輪郭線の一部を共通化可能になり、一刀断ちによって各オブジェクトを容易に切り離すことができる。これにより、任意の形状を有するオブジェクトであっても、配置スペースや演算時間、特に切離工程の観点で効率的に多面付けできる。
また、上記間隔調整部は、複数の輪郭線分の集合体として上記輪郭形状を表現し、傾きが等しい上記輪郭線分同士が少なくとも一部にて重なるように、上記オブジェクト同士の間隔を調整することが好ましい。
また、上記オブジェクト配置部は、配列方向に沿って2つ以上の上記オブジェクトが配置されたオブジェクト集合体を生成する集合体生成部を更に有し、上記配置探索部は、上記集合体生成部により生成された上記オブジェクト集合体を1つのセットとして、上記輪郭形状が互いに重ならない各上記オブジェクト集合体の配置を探索し、上記間隔調整部は、上記配置探索部による探索結果に従って配置された上記オブジェクト集合体同士の間隔を調整し、隣接する上記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させることが好ましい。
また、上記配置探索部は、上記オブジェクトの存否状態を上記セル毎のブール値で表現し、得られる2値画像を用いて上記オブジェクトの重なり判定を行いながら、各上記オブジェクトの配置を探索することが好ましい。
また、上記オブジェクト配置部は、所定の入力操作に応じて、上記セルのサイズを可変に設定することが好ましい。
本発明に係る画像編集方法は、刷版又は印刷媒体の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けする方法であって、上記オブジェクトの輪郭形状を取得する取得ステップと、上記刷版又は上記印刷媒体の上の面付け領域を設定する設定ステップと、取得された上記輪郭形状に基づいて、設定された上記面付け領域内に複数の上記オブジェクトを配置する配置ステップとをコンピュータに実行させ、上記配置ステップには、上記面付け領域を構成するセル単位で、上記輪郭形状が互いに重ならない各上記オブジェクトの配置を探索する探索ステップと、探索結果に従って配置された上記オブジェクト同士の間隔を上記セルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接する上記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させる調整ステップとが含まれる。
本発明に係る画像編集プログラムは、刷版又は印刷媒体の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けするためのプログラムであって、上記オブジェクトの輪郭形状を取得する取得ステップと、上記刷版又は上記印刷媒体の上の面付け領域を設定する設定ステップと、取得された上記輪郭形状に基づいて、設定された上記面付け領域内に複数の上記オブジェクトを配置する配置ステップとをコンピュータに実行させ、上記配置ステップには、上記面付け領域を構成するセル単位で、上記輪郭形状が互いに重ならない各上記オブジェクトの配置を探索する探索ステップと、探索結果に従って配置された上記オブジェクト同士の間隔を上記セルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接する上記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させる調整ステップとが含まれる。
本発明に係る画像編集装置、方法及びプログラムによれば、面付け領域を構成するセル単位で、輪郭形状が互いに重ならない各オブジェクトの配置を探索するので、探索処理に要する演算量及びメモリ容量を大幅に減らすことができる。しかも、探索結果に従って配置されたオブジェクト同士の間隔をセルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接するオブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させるようにしたので、セルの単位長の設定値にかかわらず、隣接するオブジェクト同士における輪郭線の一部を共通化可能になり、一刀断ちによって各オブジェクトを容易に切り離すことができる。これにより、任意の形状を有するオブジェクトであっても、配置スペースや演算時間、特に切離工程の観点で効率的に多面付けできる。
この実施形態に係る画像編集装置としての面付け装置を組み込んだ印刷物生産システムの全体構成図である。 図1に示す印刷物の概略正面図である。 図1に示す面付け装置の電気的なブロック図である。 図1及び図3に示す面付け装置の動作説明に供されるフローチャートである。 自動面付け処理の設定画面を表す第1画像図である。 多面付け対象であるオブジェクトの模式図である。 オブジェクト集合体の生成方法(図4のステップS6)を説明する詳細フローチャートである。 面付け領域及び探索範囲の位置関係を示す概略説明図である。 図9A及び図9Bは、オブジェクトの配置の探索方法に関する概略説明図である。 図10A〜図10Cは、オブジェクトの表現方法に関する概略説明図である。 図11A及び図11Bは、オブジェクトの重なり判定方法に関する概略説明図である。 図12Aは、X軸方向に沿って最密に配置された各配置済みオブジェクトの位置関係を示す模式図である。図12Bは、図12Aに示す各配置済みオブジェクトの間隔を調整した結果を示す模式図である。 図13Aは、オブジェクト集合体の正面図である。図13Bは、オブジェクト集合体の配置の探索方法に関する概略説明図である。 自動面付け処理の設定画面を表す第2画像図である。 オブジェクト同士の間隔の調整方法(図7のステップS29)を説明する詳細フローチャートである。 配置済みオブジェクトと追加対象オブジェクトの間の位置関係を示す模式図である。 図17Aは、追加対象オブジェクトを構成する輪郭線分の位置情報を示す模式図である。図17Bは、2つの配置済みオブジェクトを構成する輪郭線分の位置情報を示す模式図である。 図15のステップS45での評価結果を示す模式図である。 図16における追加対象オブジェクトの配置を調整した結果を示す模式図である。
以下、本発明に係る画像編集方法について、それを実施する画像編集装置及び画像編集プログラムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
[印刷物生産システム10の全体構成]
図1は、この実施形態に係る画像編集装置としての面付け装置20を組み込んだ印刷物生産システム10の全体構成図である。
印刷物生産システム10内には、ネットワーク12との接続を中継する機器であるルータ14と、外部ネットワークに属する図示しない各端末装置からネットワーク12を介してアクセス可能なサーバ装置16と、サーバ装置16等から取得したコンテンツデータの編集等を含むDTP(Desktop Publishing)処理を行うためのDTP端末18と、DTP端末18により処理されたコンテンツデータを面付けする面付け装置20と、面付け装置20により面付けされた製版データ(又は刷版データ)に基づいてラスタライズ処理や色変換処理等の各画像処理を実行するRIP装置22と、RIP装置22から送信された処理済みの校正データに基づいてプルーフ24を印刷可能である校正機26と、RIP装置22から送信された製版データに基づいて刷版28を作製するプレートセッタ30と、刷版28を装着して印刷物32を印刷可能であるオフセット印刷機34が設けられている。
サーバ装置16は、印刷物生産システム10におけるワークフロー管理の中核をなす装置である。サーバ装置16は、ルータ14及びネットワーク12を介して、デザイナ及び/又は制作会社(図示しない。)が備える各端末装置に通信可能に接続されている。また、サーバ装置16は、印刷物生産システム10内に構築されたLAN(Local Area Network)36を介して、DTP端末18、面付け装置20及びRIP装置22に通信可能に接続されている。
すなわち、サーバ装置16は、各種データファイルの格納・転送を司るファイルサーバとしての機能、各端末装置、各ユーザ、又は各印刷ジョブにおいて実行可能なタスク権限を管理する権限管理サーバとしての機能、又は、各工程の開始・終了等の所定のタイミングで通知メールを生成・配信するメールサーバとしての機能をそれぞれ実行可能に構成されている。なお、ファイルサーバとして管理可能な各種データファイルには、例えば、コンテンツデータ、校正データ、製版データ、ジョブチケット{例えば、JDF(Job Definition Format)ファイル}、ICC(International Color Consortium)プロファイル、色見本データ等が含まれる。
DTP端末18は、文字、図形、絵柄や写真等から構成されるコンテンツデータに対してプリフライト処理を施した後、ページ単位の画像データ(以下、ページ画像ともいう)を作成する。面付け装置20は、ジョブチケットのタグ情報を参照しながら、指定された綴じ方法や紙折り方法に応じた面付け処理を行う。
RIP装置22は、少なくとも1種の印刷機に対する印刷処理サーバとして機能する。図1例では、RIP装置22は、校正機26と、プレートセッタ30とに通信可能に接続されている。この場合、RIP装置22は、ページ記述言語で記述されたPDL形式のデータ(以下、ページ記述データともいう)を各出力デバイスに適した印刷用データに変換し、該印刷用データを校正機26又はプレートセッタ30に供給する。
校正機26は、RIP装置22から供給された印刷用データに基づいてプルーフ24を印刷する。校正機26として、DDCP(Direct Digital Color Proofing)、インクジェットカラープルーファ、低解像度のカラーレーザプリンタ(電子写真方式)又はインクジェットプリンタ等を用いてもよい。
オフセット印刷機34は、刷版28及び図示しない中間転写体を介して、インキを印刷媒体38上の各主面に付着させることで、印刷媒体38に画像が形成された印刷物32を出力する。なお、オフセット印刷機34に代替して、ダイレクト印刷のためのデジタル印刷機を設けてもよい。デジタル印刷機としては、インクジェット印刷機、ワイドフォーマット印刷機、インクジェットカラープルーファ、カラーレーザプリンタ(電子写真方式)等を用いてもよい。
その後、印刷物32から切り離し(型抜きを含む)をすることで、同じ形状を有する多数のステッカ40(図1参照)が形成される。
図2は、図1に示す印刷物32の概略正面図である。印刷媒体38の印刷面44には、1種類のオブジェクト46が多面付けされている。本図から理解されるように、各オブジェクト46は、その位置・向きを変えながら高密度に(効率よく)配置されている。また、各オブジェクト46は規則的に配置されているので、切離工程での作業効率が高いといえる。しかも、隣接するオブジェクト46同士の輪郭線が部分的に一致するため、一刀断ちによる切り離しが可能である。
なお、オブジェクト46は、ステッカ40に限られず、例えば、パッケージ、ラベル、シール、コースタ等を含む任意の物品に適用できることは言うまでもない。
[面付け装置20の電気的なブロック図]
図3は、図1に示す面付け装置20の電気的なブロック図である。面付け装置20は、制御部50と、通信I/F52と、表示制御部54と、表示部56と、入力部58と、メモリ60(記憶媒体)とを備えるコンピュータである。
通信I/F52は、外部装置からの電気信号を送受信するインターフェース(I/F)である。これにより、面付け装置20は、オブジェクトデータ62をサーバ装置16(図1)から取得可能であり、面付けデータ64をサーバ装置16に供給可能である。
表示制御部54は、制御部50の制御に従って、表示部56を駆動制御する制御回路である。表示制御部54が、図示しないI/Fを介して、表示制御信号を表示部56に出力することで、表示部56が駆動する。これにより、表示部56は、ウィンドウW(図5及び図14参照)を含む各種画像を表示することができる。
入力部58は、マウス、トラックボール、キーボード、タッチセンサ等の種々の入力デバイスで構成される。表示部56による表示機能及び入力部58による入力機能を組み合わせることでユーザ・インターフェースを実現する。
メモリ60は、制御部50が各構成要素を制御するのに必要なプログラム及びデータ等を記憶している。本図例では、オブジェクトデータ62及び面付けデータ64が格納されている。
メモリ60は、非一過性であり、且つ、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体で構成されてもよい。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、フラッシュメモリ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、この記憶媒体は、短時間に且つ動的にプログラムを保持するものであっても、一定時間プログラムを保持するものであってもよい。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサによって構成されている。制御部50は、メモリ60に格納されたプログラムを読み出し実行することで、面付け処理部66、表示用データ作成部68、及び面付けデータ作成部70の各機能を実現可能である。
面付け処理部66は、所定の領域内に、1種類のオブジェクト46を互いに重ならない位置関係にて多面付けする。具体的には、面付け処理部66は、オブジェクト46の輪郭形状を取得する輪郭形状取得部72、オブジェクト46の配置に関する各種条件(以下、配置条件)を設定する配置条件設定部74、所定の配置規則に従って各オブジェクト46を順次配置するオブジェクト配置部76を備える。なお、オブジェクト配置部76は、それぞれ後述する配置探索部78、間隔調整部80、及び集合体生成部82を有する。
表示用データ作成部68は、設定画面100を含むウィンドウW(図5等)を表示部56に表示させるための表示用データを作成する。
面付けデータ作成部70は、面付け処理部66により多面付けされたオブジェクト46の面付け情報である面付けデータ64を作成する。
[面付け装置20の動作]
この実施形態に係る画像編集装置としての面付け装置20は、以上のように構成される。続いて、図1及び図3に示す面付け装置20の動作について、図4のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
<1.全体動作(前半)>
ステップS1において、面付け装置20は、自動面付けの設定に供される設定画面100の表示を行う。設定を開始する旨の指示に応じて、表示用データ作成部68は、設定画面100の表示用データを作成した後、該表示用データを表示制御部54に供給する。そして、表示制御部54は、ウィンドウW(設定画面100を含む)を表示部56に表示させる。
図5に示すように、設定画面100上には、面付け表示欄102、サムネイル表示欄104、オブジェクト選択欄106、条件設定欄108、及び、[閉じる]・[保存]と表記されたボタン群110が設けられている。ユーザとしての作業者は、入力部58を操作させながら、主に条件設定欄108を介して各種設定を行うことができる。
面付け表示欄102内には、刷版28(又は印刷媒体38)の形態を模擬する矩形領域112、面付け領域142(図8)を指示する指示線114(縦線115及び横線116からなる)、及び1つの縮小画像118が配置されている。
サムネイル表示欄104内には、矩形領域112に対応するサムネイル画像120が表示されている。サムネイル画像120が複数存在する場合は、そのうちの1つを選択することで、これに対応するシートの面付け形態を、面付け表示欄102に呼び出すことができる。
オブジェクト選択欄106内には、3種類のオブジェクトを示す縮小画像122a、122b、122cが表示されている。本図例では、図2のオブジェクト46に対応する縮小画像122cが選択されている。例えば、縮小画像122cを始点とし、矩形領域112内の任意の1点を終点とするドラッグ・アンド・ドロップ操作を行うことで、多面付けの対象としてのオブジェクト46が選択される。
条件設定欄108内には、1つのチェックボックス124、4つのチェックボックス126、2つのテキストボックス128、4つのテキストボックス130、及び[開始]と表記されたボタン132がそれぞれ配置されている。なお、テキストボックス130は、指示線114の位置と連動可能に設けられている。
ステップS2において、制御部50は、自動面付け処理の開始指示があったか否かを判定する。具体的には、制御部50は、条件設定欄108(図5)内の[開始]ボタン132のクリック操作を受け付けたか否かを判定する。まだ受け付けていない場合、当該操作を受け付けるまでステップS2に留まる。一方、受け付けた場合には次のステップ(S3)に進む。
ステップS3において、輪郭形状取得部72は、多面付けの対象であるオブジェクト46の輪郭形状を取得する。具体的には、輪郭形状取得部72は、縮小画像118(図5)の種類に応じたオブジェクトデータ62をメモリ60から読み出した後、オブジェクトデータ62から輪郭形状を取得する。ここで、輪郭形状の取得方法は、例えば、カッティングデータ等の付帯情報を取得する方法、輪郭抽出処理を含む公知の画像処理手法であってもよい。
図6は、多面付けの対象であるオブジェクト46の模式図である。このオブジェクト46は、ロゴマークが中央に配置された菱形状のステッカ40の描画内容を示している。本図例の場合には、太線で示す輪郭線140が、オブジェクト46の輪郭形状として抽出される。この輪郭線140は、4つの線分141a、141b、141c、141dから構成されている。
ステップS4において、配置条件設定部74は、設定画面100にて入力されたオブジェクト46の配置条件を取得・設定する。ここでは、配置条件設定部74は、条件設定欄108からの入力情報を取得する。図5例に示すように、チェックボックス124にて「間隔の拡大」を、チェックボックス126にて「0°回転」、「90°回転」、「180°回転」、「270°回転」を「許可」する旨を取得したとする。また、テキストボックス128にて「10.00」「10.00」を、テキストボックス130にて(0.00,0.00)、(2800.00,3000.00)(いずれも単位はポイント;以下、「pt」)をそれぞれ取得したとする。
ここで、「0°回転」〜「270°回転」の許否は、オブジェクト46の向きに関する制約条件に相当する。また、(0.00,0.00)、(2800.00,3000.00)は、矩形状の面付け領域142(図8)を特定する座標に相当する。
なお、配置条件設定部74は、作業者によるマニュアル操作の他、オブジェクト46の配置条件(制約条件も含む)を自動的に取得してもよい。例えば、印刷媒体38の紙目に関する各種情報に基づき、オブジェクト46の回転の許否を決定してもよい。
ステップS5において、オブジェクト配置部76は、最初に配置されるオブジェクト46の向きを決定する。上記した通り、「0°回転」〜「270°回転」のいずれも許可する旨の制約条件が設定されているので、この4種類の向きからいずれか1つを決定可能である。先ず、オブジェクト配置部76は、「0°」の向きに決定したとする。
<2.配置探索部78の詳細動作>
ステップS6において、オブジェクト配置部76は、最多数のオブジェクト46を配列方向に沿って配置したオブジェクト集合体180(図13A)を生成する。以下、オブジェクト集合体180の生成方法(図4のステップS6)、主に配置探索部78の動作について、図7のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
ステップS21において、配置探索部78は、オブジェクト46の初期配置を行う。ここでは、図4のステップS5で決定された向き(0°)で、1つのオブジェクト46を配置する。
ステップS22において、配置探索部78は、図4のステップS4で設定された面付け領域142の中から、オブジェクト46の配置可能範囲である探索範囲144を決定する。
図8は、面付け領域142及び探索範囲144の位置関係を示す概略説明図である。本図に示すように、刷版28(又は印刷媒体38)の左下隅を原点O(0,0)とし、その長手方向をX軸とし、その短手方向をY軸として定義する。この場合、面付け領域142は、一辺(X軸方向)の長さがWL=2800pt、他辺(Y軸方向)の長さがHL=3000ptである矩形状の領域に相当する。
例えば、ステップS21にて、1つのオブジェクト46は、原点Oを基準にして配置されている。すなわち、オブジェクト46に外接する矩形状の枠を外接枠146と定義するとき、外接枠146の左下にある頂点は、原点Oに一致する。以下、原点Oに最も近い側の頂点を「頂点P0」、最も遠い側の頂点を「頂点Q0」と称する。本図例では、頂点P0の座標は(0,0)、頂点Q0の座標は(Fw,Fh)に相当する。
配置探索部78は、探索範囲144のX軸方向の長さWSを(1)式、Y軸方向の長さHSを(2)式に従ってそれぞれ決定する。ここで、kは、任意の正の実数であり、概ね1<k<2の範囲にあることが好ましい。
WS=WL ‥‥(1)
HS=k・Fh ‥‥(2)
続いて、後述するステップS23〜S26を逐次繰り返すことで、配置探索部78は、位置・向きが決定したオブジェクト46を、探索範囲144内に順次配置する。以下、説明の便宜のため、配置済みのオブジェクト46のことを配置済みオブジェクト150と称する(図9A参照)。
ステップS23において、配置探索部78は、追加対象であるオブジェクト46(以下、追加対象オブジェクト151)の位置・向きを指定する。
図9Bにて破線で示す探索枠152は、追加対象オブジェクト151に外接する矩形状の枠である。本図から理解されるように、探索枠152のサイズは、外接枠146(図8)のサイズに一致する。以下、原点Oに最も近い側の頂点を「頂点P」、最も遠い側の頂点を「頂点Q」と称する。次のステップ以降、2つの頂点P、Qのいずれも探索範囲144内にある場合を想定する。
ステップS24において、配置探索部78は、ステップS23にて位置・向きが指定された追加対象オブジェクト151と、少なくとも1つの配置済みオブジェクト150との間の重なり判定を行う。この実施形態では、配置されるオブジェクト46(配置済みオブジェクト150及び追加対象オブジェクト151を含む)の存否状態をセルC毎にブール値で表現した2値画像を用いる。ここで、セルCは、面付け領域142の構成単位、すなわち、面付け領域142を構成するサブ領域の最小単位に相当する。
以下、オブジェクト46の表現方法の具体例について、図10A〜図10Cを参照しながら説明する。ここでは、探索範囲144を模した作業領域154を導入して説明する。作業領域154は、網目(ここでは、正方状)に区画された複数のセルCで構成されている。セルCのサイズ(以下「単位長」ともいう)は、例えば、テキストボックス128を介した入力値(図5例では、10pt)により決定される。
図10Aに示すように、図示しない三角形状のオブジェクトが、3つの頂点156、157、158に対応する位置に配置されていることを想定する。本図には、頂点156、157を結んだ辺160、頂点157、158を結んだ辺161、頂点156、158を結んだ辺162も併せて表記されている。
ここで、辺160〜162の存否状態を、セルC毎にブール値で表現する。具体的には、辺160〜162が存在するセルCに「真(=1)」の値を付与すると共に、存在しないセルCに「偽(=0)」の値を付与する。その結果、図10Bに示すパターン164が形成される。なお、塗り潰しがあるセルCはその値が「真」であることを示すと共に、塗り潰しがないセルCはその値が「偽」であることを示す。
また、値が「真」であるセルCに囲まれた閉領域が存在する場合に、その閉領域内にあるセルCの値をすべて「真」に置換する処理を行うことで、図10Cに示すパターン166が形成される。すなわち、パターン164(図10B)はオブジェクトの輪郭を示すと共に、パターン166(図10C)はオブジェクトの像形状を示している。
配置探索部78は、得られた2値画像を用いて、複数のオブジェクト間での重なり判定を逐次実行する。重なり判定の具体的方法について、図10A〜図10Cと同様にオブジェクトが三角形状であることを前提に、図11A及び図11Bを参照しながら説明する。
図11A及び図11Bに示すように、作業領域154上には、配置済みオブジェクトに対応するパターン170(塗り潰しで表記したセルCの集合)が配置されている。配置探索部78は、追加対象オブジェクトに対応するパターン172(シングルハッチングで表記したセルCの集合)を作成し、パターン170との重なりが発生するか否かについて、パターン172を構成するセルC毎に判定する。具体的には、配置探索部78は、判定対象であるセルCの値が「偽」である場合に「OK(配置可能)」と判定すると共に、セルCの値が「真」である場合に「N/A(配置不可)」と判定する。
図11A例では、配置探索部78は、重複範囲173(ダブルハッチングで表記したセルCの集合)においてパターン170、172が重なるので、追加対象オブジェクトの配置が不可(N/A)であると判定する。一方、図11B例では、パターン170、172が互いに重ならないので、追加対象オブジェクトの配置が可能(OK)であると判定する。
このように、面付け領域142を網目状に区画してなるセルC単位で、配置済みオブジェクト150と追加対象オブジェクト151との重なり判定を行うことで、探索処理に要する演算量及びメモリ容量を大幅に減らすことができる。また、作業領域154上において、配置済みオブジェクト150及び/又は追加対象オブジェクト151を輪郭形状のみのパターンで表現することで、探索処理に要する演算量を更に低減できる。
なお、上記した三角形と比べて複雑な形状を有するオブジェクトの場合は、輪郭形状の特徴点(例えば、頂点・変曲点)を予め抽出しておき、隣接する特徴点同士を直線で結ぶことで、輪郭形状を近似的に求めることができる。これにより、図10A〜図11Bで説明した判定処理をそのまま適用できる。
また、オブジェクト配置部76は、所定の入力操作に応じて、セルCのサイズ(実寸)を可変に設定してもよい。具体的には、テキストボックス128(図5)の「セルのサイズ」の値を任意に設定することで、演算精度及び演算時間のバランス・優先度を適宜調整できる。例えば、この値を小さくすることで演算精度が高くなる一方、この値を大きくすることで演算時間が少なくなる。
また、テキストボックス128(図5)の「間隔の最小値」を0以外の値に設定することで、重なり判定を厳格にすることができる。図5例では「間隔の最小値」及び「セルのサイズ」が共に10ptであるので、配置探索部78は、セルCの間隔が1つ(=間隔の最小値/セルのサイズ)以上である場合に「OK」と判定する。
配置探索部78は、上記した処理手順に沿って、追加対象オブジェクト151と、少なくとも1つの配置済みオブジェクト150との間の重なり判定を行う。「N/A」(図7では「NG」と表記)であると判定された場合、ステップS25を実行せずにステップS26に進む。一方、「OK」であると判定された場合、ステップS25に進む。
ステップS25において、配置探索部78は、追加対象オブジェクト151の配置に関する評価値Eを算出する。探索枠152の頂点Qにおける座標を(x,y)とすると、評価値Eは、次の(3)式に従って算出される。
E=x・y ‥‥(3)
この式から理解されるように、評価値Eは、頂点Qが原点Oに近いほど、或いはX軸(又はY軸)に近いほど小さい値を取る傾向がある。つまり、評価値Eは、配列方向に沿って最密に配置される程度を定量化する指標である。
なお、評価値Eの算出方法は(3)式の例に限られることなく、種々のパラメータ及び/又は評価関数を採用することができる。ここで算出した評価値Eは、追加対象オブジェクト151の位置・向きに対応付けてメモリ60に一時的に記憶しておく。
ステップS26において、配置探索部78は、探索範囲144内での探索処理がすべて終了したか否かを判定する。まだ終了していないと判定された場合に、ステップS23に戻って、以下、ステップS23〜S26を繰り返す。つまり、配置探索部78は、図9Bにおける頂点Pの座標及び/又は探索枠152の向きを順次変更させつつ、[1]探索枠152が探索範囲144内に収まるか否か、[2]配置済みオブジェクト150との重なりがあるか否かについて判定する。一方、探索範囲144内での探索処理がすべて終了したと判定された場合に、次のステップ(S27)に進む。
ステップS27において、配置探索部78は、探索処理の結果に基づき、追加対象オブジェクト151の配置が不可能であったか否かを判定する。配置探索部78は、例えば、一連の探索処理におけるステップS25(評価値Eの算出)の実行回数によって判定可能である。ステップS25を少なくとも1回実行した場合、追加対象オブジェクト151の配置が可能である(ステップS27:NO)として、次のステップ(S28)に進む。
ステップS28において、配置探索部78は、メモリ60に一時的に格納した少なくとも1組の位置・向きの中から評価値Eが最小である1組を選択し、1つのオブジェクト46を更に追加・配置する。
ステップS29において、間隔調整部80は、必要に応じて、追加対象オブジェクト151をX軸方向に沿って平行移動することで、隣接する配置済みオブジェクト150との間隔を調整する。この調整処理は、チェックボックス124(図5)にチェックマークがある場合に実行され、チェックマークがない場合には実行されない。
その後、ステップS23に戻って、配置済みオブジェクト150が1つ追加された状態下に、ステップS23〜S26を繰り返す。すなわち、配置探索部78は、配列方向(ここでは、X軸方向)に沿ってオブジェクト46を順次配置することで、配置済みオブジェクト150の個数が1つずつ増えていく。そうすると、ステップS23〜S26での一連の探索処理の過程で、ステップS25(評価値Eの算出)が1回も実行されない状況が生じる。
この場合、ステップS27において、配置探索部78は、追加対象オブジェクト151の配置が不可能である(ステップS27:YES)として、ステップS30に進む。
ステップS30において、集合体生成部82は、配置探索部78による探索結果に従ってオブジェクト集合体180を生成する。
図12Aは、X軸方向に沿って最密に配置された各配置済みオブジェクト150の位置関係を示す概略説明図である。外接枠174は、6つすべての配置済みオブジェクト150を1つの集合体とみなした場合に、この集合体に外接する矩形状の枠に相当する。ここで、外接枠174の4つの頂点のうち、原点Oに最も遠い側の頂点を「頂点Q1」とする。
本図から理解されるように、各配置済みオブジェクト150は、向きが0°のまま並べて配置されている。これにより、探索範囲144内には、最多数の配置済みオブジェクト150が存在している。ステップS29での調整処理が実行されない場合、隣接する配置済みオブジェクト150の間には、僅かに離間した隙間部175が形成される。
なお、本明細書中における「最密(配置)」とは、配置の最適化アルゴリズムに沿った演算により得た最適解であることを意味し、理論的な厳密解に必ずしも一致しない点に留意する。
図12Bは、図12Aに示す各配置済みオブジェクト150の間隔を調整した結果を示す模式図である。外接枠176は、6つすべての配置済みオブジェクト150を1つの集合体とみなした場合に、この集合体に外接する矩形状の枠に相当する。ここで、外接枠176の4つの頂点のうち、原点Oに最も遠い側の頂点を「頂点Q2」とする。
図12Aと同様に、6つの配置済みオブジェクト150は、向きが0°のまま並べて配置されている。ただし、ステップS29での調整処理が実行されているので、隣接する配置済みオブジェクト150の間には、輪郭線を部分的に共有する境界部177が形成される。換言すれば、頂点Q2(図12B)は、頂点Q1(図12A)よりも原点Oに近い位置に存在する。
以上のようにして、オブジェクト配置部76は、最多数のオブジェクト46を配列方向に沿って配置したオブジェクト集合体180を生成する(図4及び図7のステップS6)。
図13Aは、オブジェクト集合体180の正面図である。オブジェクト集合体180は、外接枠176(図12B)内に存在する配置済みオブジェクト150の集合体と同一である。すなわち、オブジェクト集合体180は、面付け領域142(図8)の一辺の長さ(WL)を超えないように、配列方向に沿って配置された最多数のオブジェクト46で構成されている。
<3.全体動作(後半)>
図1及び図3に示す面付け装置20の動作について、図4のフローチャートに戻って詳細に説明する。
ステップS7において、配置探索部78は、ステップS6で生成されたオブジェクト集合体180(図13A)を1つのセットとして、輪郭線140が互いに重ならない各オブジェクト集合体180の配置を探索する。配置の探索方法に関して、単体のオブジェクト46の場合と同様の手法(図8〜図9B参照)を採用してもよい。また、重なりの判定方法に関して、単体のオブジェクト46の場合と同様の手法(図10A〜図11B参照)を採用してもよい。
以下、配置探索部78の具体的な動作について、図13Bを参照しながら説明する。ここで、面付け領域142の全体を探索範囲144として設定しておく。
配置探索部78は、最初に、原点Oを基準としてオブジェクト集合体180を配置する。その後、配置探索部78は、オブジェクト集合体180の重なり判定を行いながら、各オブジェクト集合体180の配置を順次探索する。
図13Bに示すように、オブジェクト配置部76は、追加対象であるオブジェクト集合体180の位置・向きを指定しながら、オブジェクト集合体180の配置の探索を行う。位置の指定には、オブジェクト集合体180に外接する矩形状の探索枠182が使用される。また、向きは、0°、180°のいずれか2通りである。以下、図4のステップS6と同様にして、(3)式に示す評価値Eが最小になる位置・向きを1組決定する。
以下同様にして、配置探索部78は、探索範囲144としての面付け領域142内に、オブジェクト集合体180を可能な限り配置する(ステップS7)。なお、間隔調整部80は、この探索結果に従って配置されたオブジェクト集合体180同士の間隔を調整し、隣接するオブジェクト46同士の輪郭線140を部分的に一致させる。
ステップS8において、配置探索部78は、ステップS7にてオブジェクト集合体180が既に配置された面付け領域142内の残りのスペースを見付け、単体のオブジェクト46を可能な限り配置する。
ステップS9において、オブジェクト配置部76は、最初に配置されるオブジェクト46に関して、すべての向きでの配置の試行が終了したか否かを判定する。すべて終了していないと判定された場合に、ステップS5に戻って、未選択の向き(ここでは、90°、180°、270°のいずれか1つ)を選択した上で、ステップS5〜S9を順次繰り返す。一方、すべての向きでの配置の試行が終了したと判定された場合、次のステップ(S10)に進む。
ステップS10において、面付け処理部66は、ステップS3〜S9での処理結果に基づき、各オブジェクト46の位置・向きを確定する。ここでは、最初に配置される4種類の向きに対してそれぞれ、オブジェクト46の配置結果が得られている。例えば、面付け処理部66は、オブジェクト46の配置総数、評価値E、又は、向きの優先順位に基づき、1つの配置結果を選択することで、各オブジェクト46の位置・向きを確定してもよい。
その後、面付け装置20は、自動面付けの設定に供される設定画面100の表示を更新する。各オブジェクト46の位置・向きが確定すると、表示用データ作成部68は、設定画面100の表示用データを更新した後、該表示用データを表示制御部54に供給する。そして、表示制御部54は、ウィンドウW(設定画面100を含む)を表示部56に表示させる。
図14に示す設定画面100は、図5の設定画面100と比べて、面付け表示欄102の表示形態が異なっている。より詳細には、面付け表示欄102には、矩形領域112に代替して、刷版28(又は印刷媒体38)上での多面付け処理後の形態を模擬する画像領域184が新たに配置される。作業者は、画像領域184にて提示される多面付けの形態を視認することで、当該多面付けの採否を判断することができる。そして、設定画面100上のボタン群110([保存]ボタン)のクリック操作に応じて、次のステップ(S11)に進む。
ステップS11において、面付けデータ作成部70は、ステップS10で確定された各オブジェクト46の位置・向きを特定する面付け情報である面付けデータ64を作成した後、面付けデータ64をメモリ60に格納・保存させる。その後、面付け装置20は、サーバ装置16に保管させるため、面付けデータ64を通信I/F52を介して外部に送出してもよい。
<4.間隔調整部80の詳細動作>
ところで、セルCを導入した重なり判定を行う場合、オブジェクト46の配置結果はセルCの単位長に依存する。例えば、セルCの単位長が大きいほど位置分解能が低くなるので、その分、重なり判定が厳格になる傾向がみられる。この結果、オブジェクト46同士の間隔が無視できない程度に大きくなり、オブジェクト46を切り離すための回数が増加するので、作業者にとって煩に堪えない。
そこで、ここでは、オブジェクト46の切離工程を効率よく行うために好適な多面付け方法を提案する。以下、間隔調整部80の動作について、図15のフローチャート及び図16〜図19を参照しながら詳細に説明する。
ステップS41において、間隔調整部80は、1つの追加対象オブジェクト151の位置及び形状に基づいて、複数の輪郭線分192a〜192dの位置情報を取得する。
ステップS42において、間隔調整部80は、少なくとも1つの配置済みオブジェクト150の位置及び形状に基づいて、複数の輪郭線分190a〜190d、191a〜191dの位置情報を取得する。
図16は、配置済みオブジェクト150と追加対象オブジェクト151の間の位置関係を示す模式図である。作業領域154は、図10A等と同様に、網目に区画された複数のセルCで構成されている。作業領域154周辺の数字は、セルCのサイズ(単位長)を基準とする目盛に相当する。
4つの輪郭線分190a〜190dは、1番目に配置された配置済みオブジェクト150の輪郭線140(図6)を構成する。具体的には、輪郭線分190aは線分141aに、輪郭線分190bは線分141bに、輪郭線分190cは線分141cに、輪郭線分190dは線分141dにそれぞれ対応する。
4つの輪郭線分191a〜191dは、2番目に配置された配置済みオブジェクト150の輪郭線140(図6)を構成する。具体的には、輪郭線分191aは線分141aに、輪郭線分191bは線分141bに、輪郭線分191cは線分141cに、輪郭線分191dは線分141dにそれぞれ対応する。
4つの輪郭線分192a〜192dは、追加対象オブジェクト151の輪郭線140(図6)を構成する。具体的には、輪郭線分192aは線分141aに、輪郭線分192bは線分141bに、輪郭線分192cは線分141cに、輪郭線分192dは線分141dにそれぞれ対応する。
図17Aは、追加対象オブジェクト151を構成する輪郭線分192a〜192dの位置情報を示す模式図である。図17Bは、2つの配置済みオブジェクト150、150を構成する輪郭線分190a〜190d、191a〜191dの位置情報を示す模式図である。
この実施形態では、位置情報として、(1)傾き、(2)第1端点、(3)第2端点、(4)X軸交点、及び(5)Y軸交点がそれぞれ取得・格納される。「第1端点」は2つの端点のうち原点Oから近い方の点であり、「第2端点」は2つの端点のうち原点Oから遠い方の点である。また、「X軸交点」は第1端点及び第2端点を通る直線がX軸と交わる点であり、「Y軸交点」は第1端点及び第2端点を通る直線がY軸と交わる点である。
図17A及び図17Bの例では、後述する演算の便宜のため、各位置情報を傾きに応じて分類している。なお、「INF」は、演算上とり得る最大の値(無限大)を表記している。
ステップS43において、間隔調整部80は、追加対象オブジェクト151の調整量aを初期化する。調整量aは、追加対象オブジェクト151をX軸に沿って平行移動させる値に相当する。ここでは、セルCの2単位長(a=−2)を初期値として与える。
ステップS44において、間隔調整部80は、調整対象である輪郭線分192a〜192dのうち、未だ選択されていない輪郭線分192aを1つ選択する。以下、他の輪郭線分190a等と区別するため、選択された輪郭線分192aを選択線分194と称する。また、選択線分194における第1端点の座標を(xs1、ys1)とし、第2端点の座標を(xs2、ys2)(ただし、xs2≧xs1、ys2≧ys1を満たす)とする。また、輪郭線分190a等における第1端点の座標を(xf1、yf1)とし、第2端点の座標を(xf2、yf2)(ただし、xf2≧xf1、yf2≧yf1を満たす)とする。
ステップS45において、間隔調整部80は、ステップS44で選択された選択線分194と他の輪郭線分190a等の間における重複評価を行う。この評価には、選択線分194をX軸に沿って平行移動した場合、少なくとも一部にて重複する位置関係下にあるか否かに関する判定が含まれる。
第1に、間隔調整部80は、選択線分194と等しい傾き(2.66666)を有する輪郭線分190a等をそれぞれ抽出する。その結果、4つの輪郭線分190a、190c、191a、191cが抽出される。
第2に、間隔調整部80は、第1端点及び第2端点のY座標が所定の大小関係を満たすか否かを判定する。具体的には、間隔調整部80は、(yf1>ys2)又は(yf2<ys1)を満たす場合は「N/A」(重複なし)と判定する一方、それ以外の場合は「OK」(重複あり)と判定する。
図18は、図15のステップS45での評価結果を示す模式図である。本図には、上記した位置情報(図17A及び図17B)の他、「差分」及び「重複判定」からなる評価結果が併せて表記されている。「差分」は選択線分194との間におけるX軸交点の差分値であり、「重複判定」は重複の判定結果(「OK」又は「N/A」)である。
ステップS46において、間隔調整部80は、ステップS45での判定結果を考慮しつつ、必要に応じて調整量aの値を更新する。具体的には、間隔調整部80は、「OK」と判定された輪郭線分190a等のうち、絶対値が最小となる「差分」を1つ決定する。そして、決定された「差分」の絶対値が|a|よりも小さい場合、調整量aを「差分」の値に更新する。図18例では、a=−0.500が存在するので、調整量aを「a=−2」から「a=−0.500」に更新する。
ステップS47において、間隔調整部80は、選択対象である輪郭線分192a〜192dに関してすべての評価が終了したか否かを判断する。まだ終了していないと判定された場合に、ステップS44に戻って、以下、ステップS44〜S47を繰り返す。一方、すべて終了したと判断された場合に、次のステップ(S48)に進む。
なお、輪郭線分192a〜192dをすべて選択対象とする場合に限られず、その一部を選択するようにしてもよい。これと併せて又はこれとは別に、輪郭線分190a〜190d、191a〜191dをすべて評価対象とする場合に限られず、その一部を選択するようにしてもよい。これにより、演算量の低減及び処理時間の高速化を図ることができる。
ステップS48において、間隔調整部80は、最後に更新されたaの値(a=−0.500)を調整量aとして決定する。
ステップS49において、間隔調整部80は、追加対象オブジェクト151を調整量aだけ平行移動することで、隣接するオブジェクト46同士の間隔を調整する。より詳細には、間隔調整部80は、X軸負方向(本図の左方向)に沿って、輪郭線分192a〜192dを「0.5」だけ平行移動させる。つまり、間隔調整部80は、配置済みオブジェクト150、追加対象オブジェクト151同士の間隔を、セルCの単位長「1」よりも小さい単位(ここでは「0.5」)で調整する。
その結果、図19に示すように、輪郭線分192aは輪郭線分191cと重なるので、配置済みオブジェクト150、追加対象オブジェクト151同士の輪郭線140が、輪郭線分191c、192aにて部分的に一致する。
このように、間隔調整部80は、複数の輪郭線分190a等の集合体として輪郭線140を表現し、傾きが等しい輪郭線分191c、192a同士が少なくとも一部にて重なるように、オブジェクト46同士の間隔を調整してもよい。これにより、複雑な形状を有するオブジェクト46に対しても本調整処理を容易に適用できる。
[この実施形態の効果]
以上のように、面付け装置20(画像編集装置)は、刷版28又は印刷媒体38の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けする装置であり、オブジェクト46の輪郭線140(輪郭形状)を取得する輪郭形状取得部72と、刷版28又は印刷媒体38の上の面付け領域142を設定する配置条件設定部74と、輪郭線140に基づいて面付け領域142内に複数のオブジェクト46を配置するオブジェクト配置部76(配置探索部78及び間隔調整部80を含む)を備える。
そして、配置探索部78は、面付け領域142内を構成するセルC単位で、輪郭線140が互いに重ならない各オブジェクト46の配置を探索するので、探索処理に要する演算量及びメモリ容量を大幅に減らすことができる。しかも、間隔調整部80は、この探索結果に従って配置されたオブジェクト46同士の間隔をセルCの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接するオブジェクト46同士の輪郭線140を部分的に一致させるので、セルCの単位長の設定値にかかわらず、隣接するオブジェクト46同士における輪郭線140の一部を共通化可能になり、一刀断ちによって各オブジェクト46を容易に切り離すことができる。これにより、任意の形状を有するオブジェクト46であっても、配置スペースや演算時間、特に切離工程の観点で効率的に多面付けできる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、この実施形態では、面付け領域142を正方状に且つ網目状に区画しているが、セルCの定義方法はこれに限定されない。例えば、セルCは、三角形、四角形(長方形)、六角形等の多角形を含む任意の形状であってもよいし、1つの面付け領域142内に複数種類の形状又はサイズを混在させてもよい。
10…印刷物生産システム 16…サーバ装置
20…面付け装置 22…RIP装置
26…校正機 28…刷版
32…印刷物 34…オフセット印刷機
38…印刷媒体 40…ステッカ
46…オブジェクト 50…制御部
60…メモリ 62…オブジェクトデータ
64…面付けデータ 66…面付け処理部
72…輪郭形状取得部 74…配置条件設定部
76…オブジェクト配置部 78…配置探索部
80…間隔調整部 100…設定画面
140…輪郭線 141a〜141d…線分
142…面付け領域 144…探索範囲
146、174、176…外接枠 150…配置済みオブジェクト
151…追加対象オブジェクト 152、182…探索枠
154…作業領域 180…オブジェクト集合体
190a〜190d、191a〜191d、192a〜192d…輪郭線分

Claims (6)

  1. 刷版又は印刷媒体の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けする画像編集装置であって、
    前記オブジェクトの輪郭形状を取得する輪郭形状取得部と、
    前記刷版又は前記印刷媒体の上の面付け領域を設定する配置条件設定部と、
    前記輪郭形状取得部により取得された前記輪郭形状に基づいて、前記配置条件設定部により設定された前記面付け領域内に複数の前記オブジェクトを配置するオブジェクト配置部と
    を備え、
    前記オブジェクト配置部は、
    前記面付け領域を構成するセル単位で、前記輪郭形状が互いに重ならない各前記オブジェクトの配置を探索する配置探索部と、
    前記配置探索部による探索結果に従って配置された前記オブジェクト同士の間隔を前記セルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接する前記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させる間隔調整部と
    を有し、
    前記間隔調整部は、複数の輪郭線分の集合体として前記輪郭形状を表現し、傾きが等しい前記輪郭線分同士が少なくとも一部にて重なるように、前記オブジェクト同士の間隔を調整することを特徴とする画像編集装置。
  2. 請求項記載の画像編集装置において、
    前記オブジェクト配置部は、
    配列方向に沿って2つ以上の前記オブジェクトが配置されたオブジェクト集合体を生成する集合体生成部を更に有し、
    前記配置探索部は、前記集合体生成部により生成された前記オブジェクト集合体を1つのセットとして、前記輪郭形状が互いに重ならない各前記オブジェクト集合体の配置を探索し、
    前記間隔調整部は、前記配置探索部による探索結果に従って配置された前記オブジェクト集合体同士の間隔を調整し、隣接する前記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させる
    ことを特徴とする画像編集装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像編集装置において、
    前記配置探索部は、前記オブジェクトの存否状態を前記セル毎のブール値で表現し、得られる2値画像を用いて前記オブジェクトの重なり判定を行いながら、各前記オブジェクトの配置を探索することを特徴とする画像編集装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像編集装置において、
    前記オブジェクト配置部は、所定の入力操作に応じて、前記セルのサイズを可変に設定することを特徴とする画像編集装置。
  5. 刷版又は印刷媒体の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けする画像編集方法であって、
    前記オブジェクトの輪郭形状を取得する取得ステップと、
    前記刷版又は前記印刷媒体の上の面付け領域を設定する設定ステップと、
    取得された前記輪郭形状に基づいて、設定された前記面付け領域内に複数の前記オブジェクトを配置する配置ステップと
    をコンピュータに実行させ、
    前記配置ステップには、
    前記面付け領域を構成するセル単位で、前記輪郭形状が互いに重ならない各前記オブジェクトの配置を探索する探索ステップと、
    探索結果に従って配置された前記オブジェクト同士の間隔を前記セルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接する前記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させる調整ステップと
    が含まれ
    前記調整ステップでは、複数の輪郭線分の集合体として前記輪郭形状を表現し、傾きが等しい前記輪郭線分同士が少なくとも一部にて重なるように、前記オブジェクト同士の間隔を調整することを特徴とする画像編集方法。
  6. 刷版又は印刷媒体の上に1種類のオブジェクトを互いに重ならない位置関係にて多面付けするための画像編集プログラムであって、
    前記オブジェクトの輪郭形状を取得する取得ステップと、
    前記刷版又は前記印刷媒体の上の面付け領域を設定する設定ステップと、
    取得された前記輪郭形状に基づいて、設定された前記面付け領域内に複数の前記オブジェクトを配置する配置ステップと
    をコンピュータに実行させ、
    前記配置ステップには、
    前記面付け領域を構成するセル単位で、前記輪郭形状が互いに重ならない各前記オブジェクトの配置を探索する探索ステップと、
    探索結果に従って配置された前記オブジェクト同士の間隔を前記セルの単位長よりも小さい単位で調整し、隣接する前記オブジェクト同士の輪郭線を部分的に一致させる調整ステップと
    が含まれ
    前記調整ステップでは、複数の輪郭線分の集合体として前記輪郭形状を表現し、傾きが等しい前記輪郭線分同士が少なくとも一部にて重なるように、前記オブジェクト同士の間隔を調整することを特徴とする画像編集プログラム。
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