JP5938382B2 - 光源ユニット及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、所定の焦点位置に光を結像させる機能を備えた光源ユニット、及びこれを用いた画像形成装置に関する。
例えばレーザープリンターや複写機等の画像形成装置は、感光体ドラムの周面を走査して静電潜像を形成する光走査装置を備える。光走査装置は、レーザー光を発する光源と、前記レーザー光を偏向するポリゴンミラーと、偏向された前記レーザー光(走査光)を感光体ドラムの周面上に結像させる走査レンズとを含む。ドラム周面上のレーザー光のビームの結像性能が環境変動等で悪化すると、高品質の画像形成が達成できなくなる。また、高解像度化の要請により、ビーム径の小型化が求められる場合もある。
焦点深度の拡張、ビーム径の小型化、及びビーム径−デフォーカス曲線の変形等を目的として、前記レーザー光の一部を位相変調することにより、焦点位置近傍におけるビームプロファイルを変化させるいくつかの技術が知られている(例えば特許文献1〜3)。しかし、これらの技術では、その結像光学系だけにマッチする固有の位相分布を作り出す位相変調素子が必要となり、前記位相変調素子に汎用性を持たせることはできない。また、上掲の技術では、ビームプロファイルや焦点深度等の特性が固定化され、解像度の切り替えのためにビーム径を変調したり、結像光学系を構成する光学部品の製造バラツキ等に対応したりすることができない。
レーザー光源とコリメーターレンズとの間に、光軸方向に移動する遮光部材を配置することで、焦点深度を調整する技術も知られている(特許文献4)。しかし、この技術では、遮光部材が光路中に配置されるので、ビームスポットの光量が低下する問題が生じる。また、遮光部材が光軸方向に移動することで、当該結像光学系のケラレ(Celare)比が大きく変化する不具合もある。
特開平5−88108号公報 特開2008−26586号公報 特開2008−268586号公報 特開平11−295628号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、必要な光学特性を満たしつつ、焦点位置の近傍におけるビームプロファイルを変化させることができる光源ユニット、及びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る光源ユニットは、拡散光を発する光源と、前記拡散光をコリメート光に変換するコリメーター素子と、前記光源と前記コリメーター素子との間の光路上に配置され、前記拡散光の波面の一部が入射される第1領域と、前記波面の他の一部が入射される第2領域とを含み、前記第1領域を透過する光と前記第2領域を透過する光とに位相差を生じさせることで、前記拡散光の位相を変調する位相変調素子と、前記コリメート光を焦点位置に結像させる結像光学系と、前記位相変調素子を光軸方向に沿って移動させる移動手段と、を備える。
この構成によれば、位相変調素子が光源とコリメーター素子との間の光路上に配置され、前記拡散光が入射される前記位相変調素子が光軸方向に移動されることで、コリメート光の位相分布が変化する。このため、前記位相変調素子の移動により、結像光学系が焦点位置に作る光像のビームプロファイルを変化させることができる。
上記の光源ユニットにおいて、前記位相変調素子は、前記拡散光が入射する入射面と、前記拡散光が出射する出射面とを含み、前記光源の前記拡散光発散点と前記入射面との間の距離をLとするとき、前記移動手段は、固定的に配置された前記光源及び前記コリメーター素子の間において、前記距離Lを、少なくとも所定の距離L1と、該距離L1よりも大きい距離L2との間で変化させるものであり、前記位相変調素子は、距離L1のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像の焦点深度をFD1とし、距離L2のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像の焦点深度をFD2とするとき、FD1<FD2又はFD1>FD2の関係が成立するように設定された、前記第1領域及び前記第2領域の面パターンを有することが望ましい。
この構成によれば、前記距離Lを増加させることで、前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像の焦点深度を変化することができる光源ユニットを提供することができる。
あるいは、前記位相変調素子は、前記拡散光が入射する入射面と、前記拡散光が出射する出射面とを含み、前記光源の前記拡散光発散点と前記入射面との間の距離をLとするとき、前記移動手段は、固定的に配置された前記光源及び前記コリメーター素子の間において、前記距離Lを、少なくとも所定の距離L1と、該距離L1よりも大きい距離L2との間で変化させるものであり、前記位相変調素子は、距離L1のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像のビームウェスト位置と、距離L2のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像のビームウェスト位置とを異ならせるように設定された、前記第1領域及び前記第2領域の面パターンを有することが望ましい。
この構成によれば、前記距離Lを増加させることで、前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像のビームウェスト位置を変化させることができる光源ユニットを提供することができる。
上記の光源ユニットにおいて、前記第1領域の光軸と直交する方向の面形状が、円形又は楕円形の輪帯であり、前記第2領域は、当該第1領域の輪帯の内部領域と、当該第1領域の周囲を囲む円形又は楕円形の輪帯領域とを含む構成とすることができる。
あるいは、前記第1領域の光軸と直交する方向の面形状が、円形又は楕円形であり、前記第2領域は、当該第1領域の周囲を囲む円形又は楕円形の輪帯である構成とすることができる。
上記構成において、前記位相変調素子は、前記拡散光が入射する入射面と、前記拡散光が出射する出射面とを含み、前記入射面及び前記出射面は、光軸と直交する面に対して、光軸と交差する点を起点として前記光源側に傾きを持つ面であり、前記拡散光のうち光軸に対して所定の傾き角を持つ一の光線に注目するとき、前記入射面に入射する前記一の光線の入射角と、前記出射面から出射する前記一の光線の出射角とが、前記移動手段によって前記位相変調素子が光軸方向に移動されても、一定となる素子形状を備えることが望ましい。
上記の光源ユニットでは、拡散光が用いられるので、光軸に対して比較的大きな傾き角を持つ光線と、比較的小さな傾きを持つ光線とが、前記位相変調素子を通過することになる。この構成によれば、前記入射面及び前記出射面は、光軸と直交する面に対して前記光源側に傾きを持ち、実質的に曲率を持たない面となる。従って、光軸に対して比較的大きな傾き角を持つ光線が前記位相変調素子に斜入射することにより生じる、位相変調特性の変化を抑制することができる。
上記の光源ユニットにおいて、前記結像光学系は、前記コリメート光を集光させるシリンドリカルレンズと、前記シリンドリカルレンズから発せられた光を偏向する偏向面を有する偏向器と、前記偏向面で偏向された光を被走査面に結像させる走査レンズとを含むことが望ましい。
この構成によれば、当該光源ユニットを、所定の被走査面を走査する光走査装置として活用することができる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体の周面を前記被走査面として光を照射する上記の光源ユニットとを備える。
本発明によれば、前記位相変調素子が移動されることにより、焦点位置に作られる光像のビームプロファイルを変化させることができる。また、位相変調素子は拡散光を遮光しないので、前記位相変調素子の移動によってケラレ比が変化することもない。従って、必要な光学特性を満たしつつ、焦点位置の近傍におけるビームプロファイルを自在に設定することができる光源ユニット若しくは画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る光源ユニットの概略構成図である。 (A)は、位相変調素子の形状の一例を示す正面図、(B)はその側面図である。 光の波面の位相変調素子への入射状況を示す模式図である。 (A)は、位相変調素子の形状の他の例を示す正面図、(B)はその側面図である。 位相変調素子の移動状態を示す図である。 ビーム径−デフォーカス曲線の変化状況を模式的に示すグラフである。 焦点位置でのビームプロファイルを示すグラフである。 ビーム径−デフォーカス曲線の一例であって、焦点深度の拡張の例を示すグラフである。 ビーム径−デフォーカス曲線の一例であって、ビームウェスト位置のシフトの例を示すグラフである。 位相変調素子の形状の他の例であって、アキシコン型の位相変調素子の側面図である。 アキシコン型の位相変調素子の移動状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略断面図である。 上記画像形成装置に搭載される光走査装置の光路図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光源ユニット1の概略構成図である。光源ユニット1は、レーザー光を発するレーザー光源11を含む。このレーザー光は、所定の焦点面FS(焦点位置)に向けて照射される。焦点面FSは、例えば、当該光源ユニット1が画像形成装置の光走査装置等に適用される場合は、感光体ドラムの周面であり、光ピックアップ装置に適用される場合は、光記録媒体の記録面であり、レーザー加工装置に適用される場合は、加工対象となる物体の表面である。
光源ユニット1は、レーザー光源11側から焦点面FSに向けて光軸AX上に順次配置された、位相変調素子13、コリメーターレンズ12(コリメーター素子)、アパーチャー14及び結像光学系15を備えている。また、位相変調素子13に対して、当該位相変調素子13を光軸AX方向に移動させる移動機構16(移動手段)が付設されている。
レーザー光源11は、所定の波長のレーザー光を発するLD素子と、このLD素子を駆動する回路部品がマウントされた基板とを含む。前記LD素子から発せられるレーザー光は拡散光であり、レーザー光源11は実質的に点光源とみなすことができる光源である。コリメーターレンズ12は、レーザー光源11から発せられ拡散するレーザー光を平行光若しくは平行に近い光(コリメート光)に変換する。
位相変調素子13は、当該位相変調素子13を通過するレーザー光の位相分布を変調する。位相変調素子13は、レーザー光が入射する入射面131と、レーザー光が出射する出射面132とを備える。位相変調素子13の配置位置は、レーザー光源11とコリメーターレンズ12との間の光路上であり、該光路上において光軸AX方向に移動可能に配置されている。レーザー光源11から発せられるレーザー光は、位相変調素子13により所定の位相変調が施された後、コリメーターレンズ12に入射され、コリメート光に変換されることになる。この位相変調素子13については、後記で詳述する。
アパーチャー14は、レーザー光を通過させる円形の開口を備えた板部材であり、焦点面FSに向かうレーザー光のビーム幅を規制し、焦点位置におけるビームスポット径を安定させる。すなわち、焦点面FSに結像されるビームスポットの形状は、このアパーチャー14の開口形状によって決定される。
結像光学系15は、コリメーターレンズ12を透過したコリメート光を焦点面FSに結像させる。図1では、結像光学系15が、1枚の凸レンズで構成されている例を示している。結像光学系15は、1枚又は複数枚の結像レンズ、焦点面FSをレーザー光で走査する場合はポリゴンミラー又はMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー等の偏向部材、光路を屈曲させる反射ミラー等を含んでいても良い。
以上の通り構成された光源ユニット1は、当該光源ユニット1の光学系が作る焦点Fが、焦点面FSに合致するように設計される。しかしながら、コリメーターレンズ12や結像光学系15に含まれるレンズの製造誤差、各部品の組み付け誤差、或いは環境温度の変動による熱膨張などの影響によって、焦点Fが焦点面FSから光軸AX方向の前後にズレてしまうことがある。これらの変動要因に対応するため、結像光学系15が焦点位置付近に作る光像のビームプロファイルを変化させ、焦点深度やビームウェスト位置(ビーム径が最も小さくなる位置)を調整できるようにすることが望ましい。また、焦点面FSをレーザー光で走査する場合において、走査の解像度を切り替えるために、焦点面FSにおけるレーザー光のビーム径を変調できるようにすることが望ましい。本実施形態の光源ユニット1は、位相変調素子13をレーザー光源11とコリメーターレンズ12との間に配置すると共に、移動機構16により位相変調素子13を光軸AX方向に移動させる構成を具備させることで、上記の要請に対応可能としている。
移動機構16は、支持部材161、ガイド部材162及び駆動部材163を備える。支持部材161は、位相変調素子13を支持する部材であり、例えば位相変調素子13の周縁部を機械的に保持するホルダーである。ガイド部材162は、光軸AX方向に延びるガイドスロットを備え、このガイドスロットにより支持部材161(位相変調素子13)の光軸AX方向への移動をガイドする。駆動部材163は、例えばステッピングモーターからなり、支持部材161を前記ガイドスロットに沿って移動させる駆動力を発生する。
図2(A)は位相変調素子13の形状の一例を示す正面図、図2(B)は、その側面図である。位相変調素子13は、正面視において矩形の形状を有し、その正面視の面(光軸AXと直交する面)において、レーザー光の位相変調を行う位相変調領域A(第1領域)と、レーザー光の位相変調を行わない非位相変調領域B(第2領域)とを有している。
位相変調領域Aの光軸AXと直交する方向の面形状は円形である。非位相変調領域Bの面形状は、位相変調領域Aの周囲を囲む形状である。入射面131に入射する拡散光の入射領域で見た場合、非位相変調領域Bの面形状は、位相変調領域Aと同心の円形の輪帯となる。位相変調領域Aの中心が光軸AXに位置合わせされる。
位相変調素子13は、光透過性の部材で形成され、レーザー光を遮光することなく透過させる。従って、位相変調素子13が移動しても、ケラレ比が変化することはない。ここで、図2(B)に示すように、位相変調領域Aの光軸方向の厚さは、非位相変調領域Bの光軸方向の厚さに比較して厚肉である。このような厚肉部は、平坦な基板上へ透光性のフォトマスクを形成することによって形成することができる。上記の肉厚差のため、位相変調領域Aに入射し透過するレーザー光と、非位相変調領域Bへ入射し透過するレーザー光とでは、位相変調素子13の透過長が相違することになる。光は物質を透過するときに伝搬速度が遅れるため、肉厚差の分だけレーザー光に位相差が発生する。従って、位相変調素子13を通過するレーザー光の位相分布が、位相変調領域Aと非位相変調領域Bとの面パターンに応じて変調される。
図3は、レーザー光の波面の位相変調素子13への入射状況を示す模式図である。ここでは、拡散光ではなく、便宜的に平行光が位相変調素子13に入射する場合を想定する。光軸AX上の点P1(位相変調領域Aに対向する点)から出射したレーザー光線E1の波面G1(光の波面の一部)は、位相変調領域Aに入射する。一方、光軸AXに対してある像高を持つ点P2(非位相変調領域Bに対向する点)から出射したレーザー光線E2の波面G2(光の波面の他の一部)は、非位相変調領域Bに入射する。位相変調素子13へ入射する前の段階では、波面G1と波面G2との位相は同じである。しかし、それぞれ位相変調領域A、非位相変調領域Bを透過することで、透過長の相違に基づいて、波面G1と波面G2との位相は異なるものとなる。
例えば、位相変調領域Aを透過した光と非位相変調領域Bを透過した光との位相差がπとなるように、位相変調領域Aの光軸方向の肉厚が選ばれる。なお、本実施形態では、積極的な位相変調を企図していない部分を基準肉厚とし、積極的に位相変調を行う部分を前記基準肉厚よりも厚肉として、前者を非位相変調領域B、後者を位相変調領域Aとしている。レーザー光の位相変調素子13の透過によって位相のシフトは全面的に生じるが、本明細書では、積極的に位相変調を行なわないという意味で、基準肉厚の部分を「非位相変調領域」と呼んでいる。一方、基準肉厚に対して肉厚を変化させ、結果として基準肉厚の部分とは異なる位相シフトを生じさせる部分を「位相変調領域」と呼んでいる。なお、位相変調領域Aを図2(B)のように凸状部とせず、逆に凹状部とし、基準肉厚よりも薄肉の部分としても良い。
図4(A)は変形実施形態に係る位相変調素子13Aの形状を示す正面図、図4(B)は、その側面図である。位相変調素子13Aは、正面視において矩形の形状を有し、その正面視の面(光軸AXと直交する面)において、レーザー光の位相変調を行う位相変調領域A(第1領域)と、レーザー光の位相変調を行わない非位相変調領域B1、B2(第2領域)とを有している。位相変調領域Aの光軸AXと直交する方向の面形状は円形の輪帯である。非位相変調領域B1の面形状は、位相変調領域Aの周囲を囲む円形の輪帯である。また、非位相変調領域B2の面形状は円形であって、位相変調領域Aの輪帯の内部に位置している。この非位相変調領域B2の中心が光軸AXに位置合わせされる。非位相変調領域B2、位相変調領域A及び非位相変調領域B1は、光軸AXを中心とする同心の円又は輪帯である。
続いて、位相変調素子13の移動及びビームプロファイルの変形について説明する。先ず、図5は、位相変調素子13の移動状態を示す図であり、図1の移動機構16と結像光学系15よりも像側部分とを省いた光源ユニット1の構成図である。図5において、レーザー光源11の拡散光発散点11Pと位相変調素子13の入射面131との間の距離をLで表すものとする。
移動機構16は、固定的に配置されたレーザー光源11及びコリメーターレンズ12の間において、前記距離Lを、所定の距離L1と、該距離L1よりも大きい距離L2との間で変化させる。移動機構16は、距離L1と距離L2との間において、光軸AXに対して位置ズレさせることなく、位相変調素子13を自在に移動及び停止させることが可能である。このような位相変調素子13の移動により、結像光学系15が焦点面FS(焦点位置)付近に作る光像のビームプロファイルを変化させることができる。
位相変調素子13において重要となるのが、位相変調領域A及び非位相変調領域Bの面パターン(両者の比率)である。この面パターンを種々設定すると共に、当該面パターンを有する位相変調素子13を光軸AX方向に移動させることで、焦点位置において様々な形態にビームプロファイルを変化させることができる。
図6は、ビーム径−デフォーカス曲線の変化状況を模式的に示すグラフである。このグラフは、前記光像の焦点位置付近のビーム径の変位を光軸方向に表したもので、最もビーム径が小さくなる位置が最も合焦したビームウェスト位置BWで、また、許容される合焦度合いを持つ範囲を焦点深度FDで各々示している。
曲線W0は、ある特定の第1面パターンを有する位相変調素子13の基準となるビーム径−デフォーカス曲線であり、例えば当該位相変調素子13が距離L1の位置にあるときの曲線であるものとする。曲線W0は、光源ユニット1の設計値で定められた焦点位置にビームウェスト位置BW0を持ち、所定幅の焦点深度FD1を持っている。
曲線W1は、前記第1面パターンを持つ位相変調素子13が距離L2の位置にあるときの曲線である。曲線W1のビームウェスト位置BW1は、曲線W0のビームウェスト位置BW0と同じ位置にあるが、焦点深度FD2は焦点深度FD1よりも拡張(FD1<FD2)されている。これとは逆に、前記第1面パターンを改定することで、位相変調素子13が距離L1から距離L2の位置に移動することに伴い、焦点深度が縮小(FD1>FD2)する態様とすることもできる。
曲線W2は、曲線W0が、前記第1面パターンとは異なる第2面パターンを有する位相変調素子13が持つビーム径−デフォーカス曲線であるとした場合の、該曲線の変化例を示している。曲線W0が、例えば前記第2面パターンをもつ位相変調素子13が距離L1の位置にあるときの曲線であり、曲線W2が、当該位相変調素子13が距離L1の位置にあるときの曲線である。曲線W2の光像のビームウェスト位置BW2は、曲線W0の光像のビームウェスト位置BW0に対して、焦点位置からプラス方向にシフトしている。これとは逆に、前記第2面パターンを改定することで、位相変調素子13が距離L1から距離L2の位置に移動することに伴い、ビームウェスト位置がマイナス方向にシフトする態様とすることもできる。なお、「プラス」方向は、光の進行方向において焦点位置を超える方向、「マイナス」方向は焦点位置よりも手前の方向である。
以上の通り、特定の面パターンを持つ位相変調素子13を、レーザー光源11とコリメーターレンズ12との間で移動させることにより、結像光学系15が焦点面FS付近に作る光像の焦点深度を拡張又は縮小したり、ビームウェスト位置を変化させたりすることができる。さらに、図6には示していないが、位相変調素子13の面パターンを工夫することで、距離L1と距離L2との間でビーム径を縮小または拡大させることも可能である。
続いて、焦点深度、ビームウェスト位置及びビーム径を、位相変調素子13の移動によって変調させる具体例を例示する。
<実施例1;焦点深度及びビーム径の変調例>
位相変調素子として、図4に示す面パターンを有する位相変調素子13Aを用い、図1に示す光源ユニット1を作成した。レーザー光源11の拡散光発散点11Pとコリメーターレンズ12の入射面との間の距離は10mm、アパーチャー14の開口直径は1mmとした。結像光学系15としては、焦点距離=30mmの理想レンズを用いた。レーザー光源11としては、発光波長が670nmのLD素子を用いた。
位相変調素子13Aは、屈折率が1.5の透明樹脂にて作成した。輪帯の凸部である位相変調領域Aの直径a2=0.1mm、非位相変調領域B2の直径=0.05mm、位相変調領域Aの基準肉厚(非位相変調領域B1、B2の厚さ)に対する高さt2=670nmとした。この高さt2は、波長670nmが位相変調素子13A(位相変調領域A)を通過するときの位相変調量をπとするために設定された厚さである。
図7は、実施例1における焦点位置でのビームプロファイルを示すグラフである。ここでは、レーザー光源11の拡散光発散点11Pと位相変調素子13Aの入射面131との間の距離Lを3mm(L1)に設定した場合と、距離Lを5mm(L2)に設定した場合の、各々のビームプロファイルを示している。図7に示されているように、距離L=5mmの方が距離L=3mmに比べて、メインローブの幅が狭くなり、サイドローブが大きくなるように、ビームプロファイルが変化していることが判る。
図8は、実施例1におけるビーム径−デフォーカス曲線の変化を示すグラフである。図8に示す通り、距離Lが3mmから5mmに増加することで、ビームウェスト位置(デフォーカス=0mmの位置)が変化しない状態で、焦点位置付近のビーム径が小さくなり、また焦点深度が拡張していることが判る。従って、この実施例1の光源ユニット1によれば、位相変調素子13Aを移動させることで、ビーム径を変調して解像度の切り替えを行ったり、環境変動による光学特性の変化に対応させたりすることができる。
<実施例2;ビームウェスト位置の変調例>
位相変調素子として、図2に示す面パターンを有する位相変調素子13を用い、図1に示す光源ユニット1を作成した。レーザー光源11の拡散光発散点11Pとコリメーターレンズ12の入射面との間の距離は10mm、アパーチャー14の開口直径は1mmとした。結像光学系15としては、焦点距離=30mmの理想レンズを用いた。レーザー光源11としては、発光波長が670nmのLD素子を用いた。
位相変調素子13は、屈折率が1.5の透明樹脂にて作成した。円形の凸部である位相変調領域Aの直径a1=0.1mm、位相変調領域Aの基準肉厚(非位相変調領域Bの厚さ)に対する高さt1=335nmとした。この高さt1は、波長670nmが位相変調素子13(位相変調領域A)を通過するときの位相変調量をπ/2とするために設定された厚さである。
図9は、実施例2におけるビーム径−デフォーカス曲線の変化を示すグラフである。ここでは、レーザー光源11の拡散光発散点11Pと位相変調素子13の入射面131との間の距離Lを2mm(L1)に設定した場合と、距離Lを8mm(L2)に設定した場合の、各々のビームプロファイルを示している。図9に示す通り、距離Lが8mmであるときのビーム径−デフォーカス曲線は、ビームウェスト位置が焦点位置(デフォーカス=0mmの位置)であって、当該焦点位置を基準位置とする概ねシンメトリーな形状を備えている。
これに対し、距離Lが2mmであるときのビーム径−デフォーカス曲線は、シンメトリーな形状ではなく、ビームウェスト位置がマイナス方向にシフトしている。また、ビーム径も若干小さくなっている。従って、この実施例2の光源ユニット1によれば、位相変調素子13を移動させることで、ビームウェスト位置を光軸方向にシフトさせることができる。
続いて、位相変調素子の形状のさらに他の実施形態を示す。図10は、アキシコン型の位相変調素子13Bの側面図、図11は、位相変調素子13Bの移動状態を示す図である。位相変調素子13Bは、拡散光発散点11Pから発せられるレーザー光線Eが入射する入射面13B1と、該レーザー光線Eが出射する出射面13B2とを含む。入射面13B1及び出射面13B2は、光軸AXを含む光軸AX方向に沿った断面において、光軸AXと直交する面Sに対して、光軸と交差する点S0を起点として拡散光発散点11P側に同じ傾きを持つ面である。位相変調素子13Bは、光軸AXを含むいずれの断面においても軸対称な形状を有する、アキシコン形状を備えている。
入射面13B1と出射面13B2とは、前記断面において、光軸AXを境界とする半面単位(図10の光軸AXより上側と下側)でみると、平行平板の関係にある。このため、拡散光発散点11Pから発せられる拡散光のうち、光軸AXに対して所定の傾き角を持つ一のレーザー光線Eに注目するとき、入射面13B1に入射するレーザー光線Eの入射角θ1と、出射面13B2から出射するレーザー光線E2の出射角θ2とが、同一となる。
入射面13B1及び出射面13B2が、曲率を持たない平行平板面であることから、この関係は、位相変調素子13Bが光軸方向に移動されても維持される。図11を参照して、レーザー光源11から光軸AX方向に距離L1の位置に位相変調素子13Bがあるとき、一のレーザー光線Eの入射角及び出射角が、各々θ1、θ2(θ1=θ2)であるとする。この入射角θ1及び出射角θ2は、位相変調素子13Bがレーザー光源11から距離L2の位置まで光軸AX方向に移動されても一定である。
本実施形態の光源ユニット1では、光源として拡散光が用いられる。このため、光軸AXに対して比較的大きな傾き角を持つ光線と、比較的小さな傾きを持つ光線とが、位相変調素子13Bを通過することになる。しかし、位相変調素子13Bの入射面13B1及び出射面13B2は、光軸と直交する面Sに対してレーザー光源11側に傾きを持ち、実質的に曲率を持たない。従って、光軸に対して比較的大きな傾き角を持つ光線が位相変調素子へ斜入射することにより生じる位相変調特性の変化、及び位相変調素子13Bが光軸AX方向に移動することにより生じる位相変調特性の変化を抑制することができる。
続いて、上述の光源ユニット1が適用される装置の一例として、画像形成装置を例示して説明する。図12は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置3の概略断面図である。画像形成装置3は、感光体ドラム31(像担持体)、帯電器32、光走査装置33、現像器34、転写ローラー35、定着器36及び給紙カセット37を備えている。
感光体ドラム31は、円筒状の部材であり、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。感光体ドラム31は、図略のモーターからの駆動力を受けて、図12における時計回りの方向に回転される。帯電器32は、感光体ドラム31の周面を略一様に帯電する。
光走査装置33は、レーザーダイオードを有するレーザー光源、偏向体、走査レンズ及び光学素子(上記の光源ユニット1に相当)を含む。光走査装置33は、帯電器32によって略一様に帯電された感光体ドラム31の周面(被走査面)に対して、画像データに応じたレーザー光を照射して、画像データの静電潜像を形成する。
現像器34は、静電潜像が形成された感光体ドラム31の周面にトナーを供給してトナー像を形成する。現像器34は、トナーを担持する現像ローラー、及びトナーを攪拌しつつ搬送するスクリューを含む。転写ローラー35は、感光体ドラム31の下方に配設され、両者によって転写ニップ部が形成されている。感光体ドラム31の周面に担持されたトナー像は、給紙カセット37から繰り出され搬送路38を搬送される記録紙に、前記転写ニップ部において転写される。
定着器36は、ヒーターを内蔵する定着ローラー361と、該定着ローラー361と定着ニップ部を形成する加圧ローラー362とを備える。前記定着ニップ部を、トナー像の転写された記録紙が通過することにより、トナー像が記録紙に定着される。
図13は、光走査装置33の概略的な光路図である。光走査装置33は、レーザー光源41、コリメーターレンズ42、位相変調素子43、アパーチャー44、シリンドリカルレンズ45、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラー46(偏向器)及び走査レンズ47(結像光学系)を備えている。ここで、レーザー光源41、コリメーターレンズ42、位相変調素子43及びアパーチャー44は、それぞれ、上述の光源ユニット1(図1)における、レーザー光源11、コリメーターレンズ12、位相変調素子13及びアパーチャー14に相当する光学部材であるので、ここでは詳細な説明を省く。なお、位相変調素子43としては、上記実施例1、2のいずれかの面パターンを有する位相変調素子を用いることができる。
シリンドリカルレンズ45は、コリメーターレンズ42から出射されたレーザー光(コリメート光)を主走査方向に長い線状光に変換してMEMSミラー46に結像させる。MEMSミラー46は、前記レーザー光を反射して偏向する偏向面を有し、偏向したレーザー光によって感光体ドラム31の周面31S(被走査面、上述の焦点面FSに相当する面)を走査させる。MEMSミラー46には、該MEMSミラー46を軸回りに回転揺動させる駆動機構が付設される。なお、MEMSミラー46に代えてポリゴンミラーを用いても良い。走査レンズ47は、fθ特性を有するレンズであり、MEMSミラー46によって偏向されたレーザー光を集光し、感光体ドラム31の周面31Sに結像させる。
この光走査装置33においては、光軸方向に移動する位相変調素子43が組み込まれているので、感光体ドラム31の周面31Sを走査するレーザー光のビームプロファイルを調整することができる。例えば、ビーム径の大きさを変調して解像度の切り替えを行ったり、焦点深度やビームウェスト位置を環境変動に応じて調整したりすることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、次のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記実施形態では、位相変調素子13の位相変調領域が、円形又は円形の輪帯である例を示した。これは、位相変調素子13を通過する光線束が断面円形であることを前提として定められた面パターンである。前記光線束の断面形状が楕円形である場合は、面パターンは楕円又は楕円形の輪帯とすることができる。
(2)上記実施形態では、移動手段として、支持部材161、ガイド部材162及び駆動部材163を備える移動機構16を例示した。これは一例であり、位相変調素子13を高精度で移動できるものであれば良く、例えば、電気的なアクチュエーター、カム機構、ボールネジ機構などを用いた移動機構であっても良い。
(3)上記実施形態では、光源ユニット1の適用対象として、画像形成装置3を例示した。この他、光源ユニット1は、光記録媒体にレーザー光を照射して情報を書き込む光ピックアップ装置や、各種のレーザー光を利用した加工装置等にも適用することができる。
1 光源ユニット
11、41 レーザー光源
12、42 コリメーターレンズ
13、13A、13B 位相変調素子
14、44 アパーチャー
15 結像光学系
16 移動機構(移動手段)
3 画像形成装置
31 感光体ドラム(像担持体)
31S 周面
45 シリンドリカルレンズ
46 MEMSミラー(偏向器)
47 走査レンズ(結像光学系)
A 位相変調領域(第1領域)
B、B1、B2 非位相変調領域(第2領域)

Claims (8)

  1. 拡散光を発する光源と、
    前記拡散光をコリメート光に変換するコリメーター素子と、
    前記光源と前記コリメーター素子との間の光路上に配置され、前記拡散光の波面の一部が入射される第1領域と、前記波面の他の一部が入射される第2領域とを含み、前記第1領域を透過する光と前記第2領域を透過する光とに位相差を生じさせることで、前記拡散光の位相を変調する位相変調素子と、
    前記コリメート光を焦点位置に結像させる結像光学系と、
    前記位相変調素子を光軸方向に沿って移動させる移動手段と、
    を備える光源ユニット。
  2. 請求項1に記載の光源ユニットにおいて、
    前記位相変調素子は、前記拡散光が入射する入射面と、前記拡散光が出射する出射面とを含み、前記光源の前記拡散光発散点と前記入射面との間の距離をLとするとき、
    前記移動手段は、固定的に配置された前記光源及び前記コリメーター素子の間において、前記距離Lを、少なくとも所定の距離L1と、該距離L1よりも大きい距離L2との間で変化させるものであり、
    前記位相変調素子は、距離L1のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像の焦点深度をFD1とし、距離L2のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像の焦点深度をFD2とするとき、FD1<FD2又はFD1>FD2の関係が成立するように設定された、前記第1領域及び前記第2領域の面パターンを有する、光源ユニット。
  3. 請求項1に記載の光源ユニットにおいて、
    前記位相変調素子は、前記拡散光が入射する入射面と、前記拡散光が出射する出射面とを含み、前記光源の前記拡散光発散点と前記入射面との間の距離をLとするとき、
    前記移動手段は、固定的に配置された前記光源及び前記コリメーター素子の間において、前記距離Lを、少なくとも所定の距離L1と、該距離L1よりも大きい距離L2との間で変化させるものであり、
    前記位相変調素子は、距離L1のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像のビームウェスト位置と、距離L2のときに前記結像光学系が前記焦点位置付近に作る光像のビームウェスト位置とを異ならせるように設定された、前記第1領域及び前記第2領域の面パターンを有する、光源ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源ユニットにおいて、
    前記第1領域の光軸と直交する方向の面形状が、円形又は楕円形の輪帯であり、
    前記第2領域は、当該第1領域の輪帯の内部領域と、当該第1領域の周囲を囲む円形又は楕円形の輪帯領域とを含む、光源ユニット。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源ユニットにおいて、
    前記第1領域の光軸と直交する方向の面形状が、円形又は楕円形であり、
    前記第2領域は、当該第1領域の周囲を囲む円形又は楕円形の輪帯である、光源ユニット。
  6. 請求項1に記載の光源ユニットにおいて、
    前記位相変調素子は、
    前記拡散光が入射する入射面と、前記拡散光が出射する出射面とを含み、前記入射面及び前記出射面は、光軸と直交する面に対して、光軸と交差する点を起点として前記光源側に傾きを持つ面であり、
    前記拡散光のうち光軸に対して所定の傾き角を持つ一の光線に注目するとき、前記入射面に入射する前記一の光線の入射角と、前記出射面から出射する前記一の光線の出射角とが、前記移動手段によって前記位相変調素子が光軸方向に移動されても、一定となる素子形状を備える、光源ユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光源ユニットにおいて、
    前記結像光学系は、
    前記コリメート光を集光させるシリンドリカルレンズと、
    前記シリンドリカルレンズから発せられた光を偏向する偏向面を有する偏向器と、
    前記偏向面で偏向された光を被走査面に結像させる走査レンズと、を含む光源ユニット。
  8. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の周面を前記被走査面として光を照射する、請求項7に記載の光源ユニットと、を備える画像形成装置。
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