JPH04252580A - レーザー画像表示装置 - Google Patents

レーザー画像表示装置

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JPH04252580A
JPH04252580A JP3008429A JP842991A JPH04252580A JP H04252580 A JPH04252580 A JP H04252580A JP 3008429 A JP3008429 A JP 3008429A JP 842991 A JP842991 A JP 842991A JP H04252580 A JPH04252580 A JP H04252580A
Authority
JP
Japan
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screen
image
diffraction
laser
laser light
Prior art date
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Pending
Application number
JP3008429A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakuya Tamada
作哉 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3008429A priority Critical patent/JPH04252580A/ja
Publication of JPH04252580A publication Critical patent/JPH04252580A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光を用いて画
像の投影表示を行うレーザー画像表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】レーザー光を用いて画像の投影表示を行
うレーザー画像表示装置は種々提案されている。ところ
がこのようなレーザー光を用いる表示装置においては、
表示画像にスペックルと呼ばれる粒状斑が発生し、画像
の鑑賞の著しい障害になっていた。
【0003】これに対して、このようなスペックルを減
少させることを目的とした装置として、従来から例えば
下記のようなものが提案されていた。 A)  特開昭55−65940号公報B)  特開昭
56−24922号公報
【0004】しかしながら上述
の従来の技術において、まずA)の技術では第1の手段
としてスクリーンを振動させる構成が設けられている。 このような構成ではスクリーンサイズが大きくなると実
現が極めて困難である。 また第2の手段としてレーザー光を振動させた場合には
表示の解像度が損なわれてしまう。
【0005】またB)の技術では、実施例から明らかな
ように超音波によって屈折率が変化される素子が対物レ
ンズの付近に設けられている。このためこの素子による
歪等が発生した場合にそれが拡大されて投影され、良好
な画像の投影表示を行えない恐れが大きい、などの問題
点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、レーザー画像表示装置のスペックルを減少させよ
うとした場合に、従来の装置ではスクリーンサイズが大
きくなると実現が極めて困難である。また表示の解像度
が損なわれたり、歪等が発生した場合にそれが拡大され
て投影されてしまうなど、良好な画像の投影表示を行え
ない恐れが大きい、というものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、レーザー光源部1と、このレーザー光源部1から出
射されたレーザー光の輝度を変調する輝度変調部(AO
M4)と、上記レーザー光を走査・投影する走査・投影
部(ポリゴンミラー13、ガルバノミラー17)と、こ
の走査・投影部よりのレーザー光によって画像が投影表
示されるスクリーン18から成るレーザー画像表示装置
において、上記輝度変調部(AOM4)に複数画素分の
輝度信号(画像信号源5)を超音波による回折格子とし
て書き込み、シュリーレン光学系(シリンドリカルレン
ズ6及びレンズ7)を介した後、この回折像を上記スク
リーン18に投影表示すると共に、ポリゴンミラー13
を用いて上記回折像を上記スクリーン18上で静止させ
るようにしたことを特徴とするレーザー画像表示装置で
ある。
【0008】本発明による第2の手段は、上記輝度変調
部(AOM4)とポリゴンミラー13との間に偏光解消
板10を設けたことを特徴とする上記第1の手段記載の
レーザー画像表示装置である。
【0009】
【作用】これによれば、複数画素分の輝度信号の回折像
がスクリーン上で静止されるように投影表示されるので
、各画素については複数画素分の時間的及び空間的な重
ね合わせが行われ、これによってスペックルの発生を良
好に低減させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本願をハイヴィジョンに適用した場合
を例として説明する。図1において、1はレーザー光源
部である。このレーザー光源部1からのレーザー光がシ
リンドリカルレンズ2及びレンズ3にて水平走査方向に
偏平な形状のビームとされて、輝度変調部を構成する音
響光学変調器(AOM)4に入射される。一方、画像信
号源5からの輝度信号が、超音波の振幅変調としてAO
M4に供給される。これによってAOM4に複数画素分
の輝度信号が超音波による回折格子として書き込まれる
【0011】このAOM4に形成される回折像が、シュ
リーレン光学系を形成するシリンドリカルレンズ6及び
レンズ7を介して取り出され、この内の0次光はスリッ
ト8で遮断される。これに対して回折された1次光のレ
ーザービームはレンズ7及び9でビームコントラクトさ
れて、偏光解消板10に入射される。ここで偏光解消板
10は複屈折性結晶、例えば水晶や方解石で作られた数
度のウェッジ角をもつウェッジ板で、結晶中の光路差の
違いによる複屈折の違いを引き起こし、レーザービーム
の偏光面を擬似的にランダムにする作用を有しているも
のである。
【0012】この偏光解消板10から出射されたレーザ
ービームが水平走査等を行うポリゴンミラー13に入射
される。なお11、12はポリゴンミラー13の面倒れ
補正及び垂直方向のレーザービームを平行光とするため
のシリンドリカルレンズである。さらにこのポリゴンミ
ラー13で反射されたレーザービームが、水平走査方向
のみにビームの拡大を行うシリンドリカルレンズ15を
介して垂直走査用のガルバノミラー17に入射される。 なお14、16はリレーレンズ系である。そしてこのガ
ルバノミラー17で反射されたレーザービームが、スク
リーン18に投影表示される。
【0013】従ってこの装置において、画像信号源5か
らの複数画素分の輝度信号が超音波による回折格子とし
てAOM4に書き込まれ、シュリーレン光学系(シリン
ドリカルレンズ6及びレンズ7)を介された後、この回
折像がスクリーン18に投影表示されると共に、ポリゴ
ンミラー13を用いて回折像がスクリーン18上で静止
されるようにすることができる。
【0014】すなわちこの装置において、例えばハイヴ
ィジョンの画像信号においては、水平方向走査の帰線期
間が3.77μsecであるので、AOM4で回折(ブ
ラッグ回折)されるビーム内の画素数を例えば100個
とすると、AOM4のアクセスタイムは約3μsecと
なる。一方、AOM4として例えばTeO2 結晶を用
いると、超音波の音速は4260m/sである。従って
AOM4を構成する結晶の有効アパーチャは12mm以
上が必要になる。ただしこの結晶の大きさは、音波の減
衰及び製造上は全く問題のないものである。これによっ
てAOM4内には常に100画素分の輝度情報をもつ回
折格子が形成され、3μsecの間伝播しながら保持さ
れることになる。
【0015】この回折格子で回折されたレーザービーム
(1次光)はレンズ7及び9でビームコントラクトされ
る。このビーム内でAOM4内の超音波の伝播に伴い、
回折像(100画素分の輝度情報)は高速で移動されて
いる。従ってこの回折されたレーザービームが偏光解消
板10を通過する際に、ビーム内で回折像が高速で移動
されているため、各1画素に対応する光束の入射位置が
高速で移動されることになる。これによって偏光解消板
10から出射されるレーザービーム内の各1画素に対応
する光束の偏光面は時間的に変化され、出射ビームの偏
光状態は擬似的に時間的及び空間的にランダムにされる
【0016】さらに上述の超音波の進行に伴う回折像の
移動をスクリーン18上で静止させるために、水平走査
用のポリゴンミラー13を利用する。ここで例えばハイ
ヴィジョンの画像信号においては、36面体のポリゴン
ミラー13を用いたとして56250rpmで偏向角は
20度となる。これによって回折像が静止し、100画
素分の輝度情報をもった回折像が掃引されることになる
【0017】この様子を図2に示す。すなわちこの図に
おいて、AはAOM4内の超音波の伝播の様子を示し、
丸印はそれぞれ画素である。ここで超音波の伝播は矢印
aに示すように行われている。なお図中横軸は時間であ
る。またレーザービームの照射範囲をハッチングを附し
て示す。これに対して同図Bの矢印bに示すようにポリ
ンミラー13が回転されることにより、各画素はそれぞ
れ丸印のように投影される。これによってスクリーン1
8上では、同図Cに示すように表示が行われ、回折像が
静止し、例えば100画素分の輝度情報をもった回折像
が掃引(矢印c)されることになる。
【0018】なお60′サイズのスクリーン18(アス
ペクト比16:9)に投影表示する場合を考えると、ポ
リゴンミラー13入射前のレーザービームの水平方向の
径を3mmとしたとき、回折像を水平走査方向のみ  
        β=〔1328×(100/1000
)〕/3=44.3倍拡大する必要がある。シリンドリ
カルレンズ15はこの拡大のためのものである。
【0019】こうして上述の装置によれば、複数画素分
の輝度信号(画像信号源5)の回折像(AOM4)がス
クリーン18上で静止されるように投影(ポリゴンミラ
ー13)表示されるので、各画素については複数画素分
の時間的及び空間的な重ね合わせが行われ、これによっ
てスペックルの発生を良好に低減させることができるも
のである。
【0020】すなわちこの装置において、スクリーン1
8上の1画素に対応する領域にレーザービームが照射さ
れる期間は、AOM4内での情報の保持時間3μsec
となり、さらに光束の偏光状態は時間的にも空間的にも
擬似ランダムに変動していることになる。なおビームは
偏光面がランダムなだけで位相は一様であるので、ビー
ムの収束性が悪くなることはない。
【0021】また上述の装置において、スクリーン18
には複屈折性の微結晶体、あるいは液晶等が分散された
拡散スクリーンを用いることができる。これによってス
クリーン内の複屈折はランダムに分布しているので、上
述のレーザービームが入射されると、スペックルパター
ンは高速に数10〜100個程度が3μsec以内で重
畳され、一層のランダムスペックルノイズの低下が引き
起こされる。さらにこの拡散スクリーンと周知のアレイ
状のレンチキラーレンズを組み合わせたスクリーンとの
併用も可能である。
【0022】なお本願は、1930年代にイギリスで考
案されたスコフォニー(Scophny)受像機を応用
したものである。すなわちこの受像機は当時テレビジョ
ン画像を投影する場合に、輝度を高める目的で考案され
たものであるが、今回これをレーザー画像表示装置に応
用することにより、レーザー画像表示の障害となってい
たスペックルの低減を有効に行うことができるものであ
る。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、複数画素分の輝度信
号の回折像がスクリーン上で静止されるように投影表示
されるので、各画素については複数画素分の時間的及び
空間的な重ね合わせが行われ、これによってスペックル
の発生を良好に低減させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザー画像表示装置の一例の構
成図である。
【図2】その説明図である。
【符号の説明】
1  レーザー光源部 2、6、11、12、15  シリンドリカルレンズ3
、7、9、14、16  レンズ 4  輝度変調部(AOM) 5  画像信号源 8  スリット 10  偏光解消板 13  ポリゴンミラー 17  ガルバノミラー 18  スクリーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レーザー光源部と、このレーザー光源
    部から出射されたレーザー光の輝度を変調する輝度変調
    部と、上記レーザー光を走査・投影する走査・投影部と
    、この走査・投影部よりのレーザー光によって画像が投
    影表示されるスクリーンから成るレーザー画像表示装置
    において、上記輝度変調部に複数画素分の輝度信号を超
    音波による回折格子として書き込み、シュリーレン光学
    系を介した後、この回折像を上記スクリーンに投影表示
    すると共に、ポリゴンミラーを用いて上記回折像を上記
    スクリーン上で静止させるようにしたことを特徴とする
    レーザー画像表示装置。
  2. 【請求項2】  上記輝度変調部とポリゴンミラーとの
    間に偏光解消板を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のレーザー画像表示装置。
JP3008429A 1991-01-28 1991-01-28 レーザー画像表示装置 Pending JPH04252580A (ja)

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JP3008429A JPH04252580A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 レーザー画像表示装置

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JP3008429A JPH04252580A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 レーザー画像表示装置

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JPH04252580A true JPH04252580A (ja) 1992-09-08

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ID=11692881

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JP3008429A Pending JPH04252580A (ja) 1991-01-28 1991-01-28 レーザー画像表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2005062114A1 (ja) * 2003-12-24 2007-12-13 松下電器産業株式会社 2次元画像表示装置
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