JP5937168B2 - ゲートドライバ及び関連する回路バッファ - Google Patents

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Description

本発明はゲートドライバ及び回路バッファに関し、特に高出力電圧の実現を可能にするゲートドライバ、及び該ゲートドライバを構成する回路バッファに関する。
(関連出願)
この出願は、2014年1月16日に出願した、「ゲートドライバを使用する中電圧デバイス」と題した米国仮出願第61/928,403号の利益を主張し、その内容をここに援用する。
液晶ディスプレイ(LCD)の人気に伴い、LCDドライバ内蔵回路(IC)が市場において益々重要になってきている。一般的なLCDは、ゲートドライバ及びソースドライバを必要とする、デュアルスキャン方法を適用している。ソースドライバは、画素のグレースケールの決定のために液晶分子を切り替えるように、画素データに応じて複数の電圧をLCDパネルへ出力する。ゲートドライバは高電圧で、液晶ディスプレイのON/OFFを切り替える。
異なる耐電圧である3タイプの回路素子を持つ混合モードプロセスであるプロセスのために、LCDの駆動ICは、耐電圧が1.5〜1.8Vの範囲の低電圧回路素子と、耐電圧が5〜6Vの範囲の中電圧回路素子と、耐電圧が25〜30Vの範囲の高電圧素子とを用いる。低電圧回路素子は一般的にデジタルロジック回路に用いられる。中電圧素子は一般的に画像データの駆動(即ち、ソースドライバ)に用いられる。高電圧素子は一般的にゲートドライバに用いられる。回路素子の幅広い多様性が要求されるため、LCD駆動ICプロセスのためのマスク及び層が多数必要となり、コストが高くなる。
従って、プロセスのためのマスク及び層の数が少ないLCD駆動ICの新しい構成の提供が望まれている。
そこで、本発明は、中電圧回路素子を用いて高電圧出力を実現するゲートドライバを提供し、ゲートドライバプロセスにおける高電圧回路素子の利用を省く、ことを目的とする。プロセスのためにマスク及び層の数を減少させることによって、コストが削減でき、プロセスの時間が短くでき、プロセス速度が向上する。
本発明は、前段の回路バッファ、及び2つ前段の回路バッファと接続され、電圧信号を出力する回路バッファを提供する。当該回路バッファは、第一トランジスタ、及び第二トランジスタ、を有している。
前記第一トランジスタは、当該回路バッファの入力端子へ電気的に接続される第一端子と、当該回路バッファの出力端子へ電気的に接続され、前記電圧信号を出力するのに用いられる第二端子と、第一電源端子へ電気的に接続される第三端子と、前記第一トランジスタの前記第三端子へ電気的に接続される第四端子と、を備えている。
前記第二トランジスタは、当該回路バッファの前記入力端子及び前記第一トランジスタの前記第一端子へ電気的に接続される第一端子と、当該回路バッファの前記出力端子及び前記第一トランジスタの前記第二端子へ電気的に接続される第二端子と、第二電源端子へ電気的に接続される第三端子と、前記第二トランジスタの前記第三端子へ電気的に接続される第四端子と、を備えている。
前記第一電源端子の電圧は第一電圧レベルと第二電圧レベルとの間で切り替わり、前記第二電源端子の電圧は第三電圧レベルと第四電圧レベルとの間で切り替わり、前記第一電圧レベルは前記第二電圧レベルよりも高く、前記第三電圧レベルは前記第四電圧レベルよりも高く、前記電圧信号の振幅は当該回路バッファにおけるいかなる回路素子の耐電圧よりも大きい。
当該回路バッファの前記入力端子は、2つ前段の回路バッファの出力端子へ電気的に接続されている。
本発明はさらに、電圧信号を出力するゲートドライバを提供する。当該ゲートドライバは、第一回路バッファ、第二回路バッファ、及び第三回路バッファを含む複数の回路バッファを有している。
前記第一回路バッファは、第一電圧を受け取る第一電源端子、第二電圧を受け取る第二電源端子、第一入力信号を受け取る入力端子、及び前記第一電圧、前記第二電圧、及び前記第一入力信号に応じた、前記電圧信号を出力する出力端子を備えている。
前記第二回路バッファは、第三電圧を受け取る第三電源端子、前記第一回路バッファの前記入力端子へ接続され前記第一入力信号を受け取る第四電源端子、第二入力信号を受け取る入力端子、及び前記第一電源端子へ電気的に接続され、前記第三電圧、前記第一入力信号、及び前記第二入力信号に応じた、前記第一電圧を前記第一回路バッファへ出力する出力端子を備えている。
前記第三回路バッファは、前記第一回路バッファの前記入力端子へ電気的に接続され前記第一入力信号を受け取る第五電源端子、第四電圧を受け取る第六電源端子、第三入力信号を受け取る入力端子、及び前記第二電源端子へ電気的に接続され、前記第一入力信号、前記第四電圧、及び前記第三入力信号に応じた、前記第二電圧を前記第一回路バッファへ出力する出力端子を備えている。
前記第一電圧、前記第二電圧、前記第三電圧、及び前記第四電圧は2つ異なる電圧レベル間で切り替わり、前記電圧信号の振幅は当該ゲートドライバ内のいずれの回路素子の耐電圧よりも大きい。
本発明のこれらの及び他の目的は以下の詳細の説明に様々な図面に示されている好ましい実施形態を読むと、当業者にとって実施可能な程度に明らかとなる。
一態様によれば、ゲートドライバにおいて、中電圧回路素子を用いて高電圧出力を実現し、ゲートドライバプロセスにおける高電圧回路素子の利用を省くことが可能になる。
液晶ディスプレイ(LCD)の回路システムの概要図である。 図1の回路システムの信号の波形図である。 本発明の実施形態に係るゲートドライバの概略回路図である。 本発明の実施形態に係る回路バッファの構造の回路図である。 図4の回路バッファの電圧切り替えの概要図である。 回路バッファにおける、2つの電源端子、入力端子及び出力端子における電圧・信号の波形図である。 ゲートドライバの正端子に積み重なる出力信号の概念図である。 ゲートドライバの負端子に積み重なる出力信号の概念図である。 ゲートドライバによって積み上げられる信号レベルを示す。 レベルシフタモジュールの例示的な実施の概略図である。 本発明の他の実施形態に係るゲートドライバの概略回路図である。
図1は液晶ディスプレイ(LCD)のための回路システム10の概略図である。回路システム10は、ディスプレイパネル100、ゲートドライバ102及びソースドライバ104を有する。ディスプレイパネル100は、夫々の画素に対応する複数のトランジスタを備える。画像を表示するため、各トランジスタのゲート端子及びソース端子は、ゲートドライバ102及びソースドライバ104によって、夫々駆動される。
各トランジスタのドレイン端子は、液晶コンデンサ及び基準電圧VCOMへ電気的に接続されている。ゲートドライバ102は、ディスプレイユニットをオンにするために、ゲート駆動信号G0〜Gnを順に出力することによって、ソースドライバ107がソース駆動信号S0〜Smを液晶コンデンサへ出力することが可能になる。ディスプレイパネル100の各画素ユニットは相対的なグレースケールを表示し、そして全体の画像を表示する。
図2は、回路システム10における信号の波形図である。正電圧範囲+5〜6V及び、負電圧範囲−5〜6Vの電圧を持つソース駆動信号S0〜Smと比較して、ゲート駆動信号G0〜Gnは、正電圧+15V〜負電圧−15Vに及ぶ電圧を持つことができる。従来のゲートドライバが、30Vの耐電圧を持つ高電圧回路素子を介して、ゲート駆動信号G0〜Gnを出力していた。
プロセスにおける高電圧素子の利用を省くため、本発明では、回路バッファにおいて、5V程度の耐電圧を持つ中電圧回路素子を用いることによって高電圧出力を実現する複数の積層回路バッファを提供する。
図3は、本発明の実施形態におけるゲートドライバ30の概略図である。ゲートドライバ30は、回路バッファB_1〜B_15及びレベルシフタモジュール302を有する。各回路バッファB_1〜B_15は、第一電源端子、第二電源端子、入力端子、及び出力端子を備える。回路バッファB_1〜B_15を夫々動作させるために、第一電源端子は第一電圧を受け取り、第二電源端子は第二電圧を受け取る。入力端子は入力信号を受け取る。出力端子は第一電圧、第二電圧、及び入力信号に応じて出力信号を作成し、該出力信号を出力する。
詳しくは、ゲートドライバ30における回路バッファB_1〜B_15は、その配置に応じて、5つのステージに区分され、回路バッファB_11〜B_15は、第一ステージに位置し、回路バッファB_7〜B_10は第二ステージに位置し、回路バッファB_4〜B_6は第三ステージに位置し、回路バッファB_2〜B_3は第四ステージに位置し、回路バッファB_1は第五ステージに位置する。各ステージの回路バッファの数は前段のステージから1引いた数であり、最終ステージの回路バッファの数は1になる。
第一ステージ〜第四ステージに位置する回路バッファB_2〜B_15の出力信号は次のステージの回路バッファの電源端子へ出力され、複数の回路バッファ(例えば、B_5,B_8,B_9,B_12〜B_12)の出力信号は後の後の(2つ後の)ステージの入力端子へと出力される。ここで、回路バッファB_5から回路バッファB_1へ出力される信号(VGn)は第一入力信号、回路バッファB_8から回路バッファB_2へ出力される信号は第二入力信号、回路バッファB_9から回路バッファB_3へ出力される信号は第三入力信号として機能する。
さらに、第五ステージ(最終ステージ)に位置する回路バッファB_1の出力信号は、ゲートドライバ30の電圧信号Gout(図2の駆動信号G0〜Gnになる)とみなされる。
第二ステージ〜第五ステージに位置する各回路バッファB_10〜B_1の2つの電源端子は、前のステージの2つの回路バッファの出力端子へ夫々電気的に接続される。
それゆえ、これら夫々の2つの電源端子の電圧は、前のステージの2つの回路バッファの出力信号から提供される。第三ステージ〜第五ステージに位置する各回路バッファB_6〜B_1の入力端子は、前の前の(2つ前)のステージの出力端子へ電気的に接続されている。それゆえ、これら夫々の入力端子の入力信号は、2つ前の回路バッファの出力信号から提供される。第一ステージに位置する回路バッファB_11〜B_15の電圧及び入力信号、及び第二ステージに位置する回路バッファB_7〜B_10の入力信号はレベルシフタモジュール302によって提供される。
5V程度の耐電圧を持つ中電圧回路素子を構成する1以上のレベルシフタを備えるレベルシフタモジュール302は複数の固定電圧と5Vに等しい振幅の出力信号を出力する。ゲートドライバ30において、レベルシフタモジュール302によって提供される固定電圧は、−10V,−5V,0V,+5V,及び+10Vの電圧レベルである。レベルシフタモジュール302によって提供される出力信号は、−10Vと−5Vとの電圧レベル間で切り替わる信号、−5Vと0Vとの電圧レベル間で切り替わる信号、0Vと+5Vとの電圧レベル間で切り替わる信号、+5Vと+10Vとの電圧レベル間で切り替わる信号、及び+10Vと+15Vとの電圧レベル間で切り替わる信号を含む。なお、上述の固定電圧及び、5Vに等しい振幅を有する出力信号はまた、他の方法、他の構成によって実現されてもよく、ゲートドライバ30のレベルシフタモジュール302に限られない。
図4は本発明の実施形態における回路バッファ40の構成の回路図である。回路バッファ40は、ゲートドライバ30のどの回路バッファB_1〜B_15の実現にも用いることができる。回路バッファ40は2つのトランジスタ、第一トランジスタT1及び第二トランジスタT2を有する。
第一トランジスタT1は4つの端子を備えており、第一端子は回路バッファ40の入力端子へ電気的に接続され、第二端子は回路バッファ40の出力端子へ電気的に接続され、第三端子は第一電源端子へ電気的に接続され、第四端子は第一トランジスタT1の該第三端子へ電気的に接続される。
同様に、第二トランジスタT2は4つの端子を備えており、第一端子は回路バッファの入力端子及び第一トランジスタT1の第一端子へ電気的に接続され、第二端子は回路バッファ40の出力端子及び第一トランジスタT1の第二端子へ電気的に接続され、第三端子は第二電源端子へ電気的に接続され、第四端子は第二トランジスタT2の該第三端子へ電気的に接続される。
好ましくは、トランジスタT1はP型金属酸化半導体電界効果トランジスタ(P−MOSFET)であるとよく、トラジスタT2はN型金属酸化半導体電界効果トランジスタ(N−MOSFET)であるとよい。
このような条件において、第一トランジスタT1の第一端子、第二端子、第三端子、及び第四端子は、夫々、P−MOSFETのゲート、ドレイン、ソース、及びベース端子であり、第二トランジスタT2の第一端子、第二端子、第三端子、及び第四端子は、夫々、N−MOSFETのゲート、ドレイン、ソース、及びベース端子である。
回路バッファ40において、第一電源端子の電圧VDDは電圧レベル(第一電圧レベル)V1と電圧レベル(第二電圧レベル)V2との間で切り替えることができ、第二電源端子の電圧VSSは電圧レベル(第三電圧レベル)V3と電圧レベル(第四電圧レベル)V4との間で切り替えることができる。電圧レベルV1は電圧レベルV2よりも大きく、電圧レベルV3は電圧レベルV4よりも大きい。
回路バッファ40のこのような構成により、入力端子の入力電圧VINは電圧レベルV3と電圧レベルV2との間で切り替えることができる。従って、出力端子の電圧VOUTは電圧レベルV1と電圧レベルV4との間で切り替えることができる。
図5は、回路バッファ40における電圧切り替えの概要図(表)である。回路バッファ40の入力電圧VINが電圧レベルV3と等しいとき、第一電源端子の電圧VDDは電圧レベルV1と等しくなり、第二電源端子の電圧VSSは電圧レベルV3と等しくなり、回路バッファ40は電圧レベルV1と等しい出力電圧VOUTを生成する。回路バッファ40の入力電圧VINが電圧レベルV2と等しいとき、第一電源端子の電圧VDDは電圧レベルV2と等しくなり、第二電源端子の電圧VSSは電圧レベルV4と等しくなり、回路バッファ40は電圧レベルV4と等しい出力電圧VOUTを生成する。
電圧レベルV1とV3との電圧差及び電圧レベルV2とV4との電圧差がトランジスタT1及びT2の耐電圧(例えば5V)より大きくならない限り、トランジスタT1及びT2はダメージを受けない。電圧レベルV1と2との電圧差(即ち、電圧VDDの振幅)及び電圧レベルV3とV4との電圧差(即ち、電圧VSSの振幅)がトランジスタT1及びT2の耐電圧よりも大きいにもかからず、トランジスタT1及びT2のすべての2つの端子は耐電圧の範囲にまだある。これにより、トランジスタT1及びT2の耐電圧よりも大きい高電圧信号(例えば、図2に示す、30Vと等しい振幅を有するゲート駆動信号G0〜Gn)を出力しつつ、回路構造にいかなるダメージも与えないことができる。
上述のように、回路バッファ40はゲートドライバ30におけるどの回路バッファB_1〜B_15としても実現できる。回路バッファB_1を例にあげると、ゲートドライバ30は、−15Vと+15Vとの電圧レベル間で切り替えられる電圧信号Goutを出力することを必要とし、回路バッファB_1の出力信号の電圧レベルV1及びV4は夫々+15V及び−15Vである。電圧レベルV1とV3との電圧差をトランジスタT1及びT2の耐電圧以内に下げるために、電圧レベルV3は+10Vと等しくできる。電圧レベルV2とV4との電圧差をトランジスタT1及びT2の耐電圧以内に下げるために、電圧レベルV2は−10Vと等しくできる。
図6は、回路バッファB_1の、2つの電源端子、入力端子、及び出力端子における電圧・信号の波形図である。第一電圧端子、第二電圧端子、入力端子、及び出力端子に夫々対応する、電圧PVn、電圧NVn、入力信号VGn、及び出力信号Goutは、期間t1からt2の間で正の信号である。正の信号において、電圧PVn及び電圧信号Voutは+15Vに等しく、電圧NVn及び入力信号VGnは+10Vに等しい。このような状況において、回路バッファB_1におけるトランジスタのいかなる2つの端子間の電圧差は、5Vよりも大きくならない。
正の信号の範囲を超えると(即ち、時間t1よりも前、又は時間t2よりも後)、電圧PVn及び入力信号VGnは−10Vと等しくなり、電圧Nvn及び電圧信号Goutは−15Vと等しくなる。このような状況においても、回路バッファB_1におけるトランジスタのいかなる2つの端子間の電圧差は、5Vよりも大きくならない。
その結果、回路バッファB_1は、振幅が30Vに到達する高電圧信号を出力することが可能となりながら、耐電圧範囲が5〜6Vである中電圧回路素子を用いることによって、回路バッファB_1におけるすべてのトランジスタが実現できる。
なお、回路バッファB_1の複数のトランジスタを考慮して、定常状態において、いかなる2つの端子間の電圧差は耐電圧(即ち、5V)よりも大きくならない。トランジスタが切り替えるとき(例えば低電圧の−15V又は−10Vから高電圧の+15V又は+10Vになるとき)、電圧PVn及びNVn、入力信号VGn及び電圧信号Goutの全ては同期して上昇する又は下落する。従って、この状態において、いかなる2つの端子間の電圧差は耐電圧を超過しない。
回路バッファ40の構造がゲートドライバにおけるすべての回路バッファB_1〜B_15として実現できるとき、大きい振幅の高電圧信号は積み重ねられる。
図7は、ゲートドライバ30の正端子に、積み重ねられる出力信号の概念図である。まず、回路バッファB_11の電源端子は、レベルシフタモジュール302からの信号PV(n−4)を電源として受け取る。ここで、信号PV(n−4)の振幅は5Vに等しく、信号PV(n−4)は+15Vと+10Vとの電圧レベル間で切り替わる。そして、回路バッファB_11は、10Vと等しい振幅を持つ出力信号PV(n−3)を生成し、電源PV(n−4)に応じた、+15Vと+5Vとの電圧レベル間で切り替えられ、出力信号PV(n−3)を回路バッファB_7へ電源として出力する。
その後、回路バッファB_7は、振幅が15Vと等しい出力信号PV(n−2)を生成し、電源PV(n−3)に応じた+15Vと0Vとの電圧レベル間で切り替えられ、出力信号PV(n−2)を回路バッファB_4へ電源として出力する。
回路バッファB_4は、振幅が20Vと等しい出力信号PV(n−1)を生成し、電源PV(n−2)に応じた、+15Vと−5Vとの電圧レベル間で切り替えられ、出力信号(第三電圧)PV(n−1)を回路バッファB_2へ電源として出力する。
回路バッファ(第二回路バッファ)B_2は、振幅が25Vと等しい出力信号PVnを生成し、電源PV(n−1)に応じた、+15Vと−10Vとの電圧レベル間で切り替えられる出力信号(第一電圧)PVnを回路バッファB_1へ電源として出力する。
そして、回路バッファ(第一回路バッファ)B_1は、ゲートドライバ30の出力信号としての電圧信号Goutを生成し、その電圧信号Goutは、30Vの振幅を持ち、+15Vと−15Vとの電圧レベル間で切り替えられる。
同様にして、大きな振幅の高電圧信号がゲートドライバ30の負端子にも、積み重ねられる。
図8はゲートドライバ30の負端子に、積み重ねられる出力信号の概略図である。まず、回路バッファB_15の電源端子は、レベルシフタモジュール302からの信号NV(n−4)を電源として受け取る。ここで、信号NV(n−4)の振幅は5Vであり、信号NV(n−4)は−15Vと−10Vとの電圧レベル間で切り替わる。そして、回路バッファB_11は、10Vと等しい振幅を持つ出力信号NV(n−3)を生成し、電源NV(n−4)に応じた、−15Vと−5Vとの電圧レベル間で切り替えられ、出力信号NV(n−3)を回路バッファB_10へ電源として出力する。
その後、回路バッファB_10は、振幅が15Vと等しい出力信号NV(n−2)を生成し、電源NV(n−3)に応じた、−15Vと0Vとの電圧レベル間で切り替えられ、出力信号NV(n−2)を回路バッファB_6へ電源として出力する。
回路バッファB_6は、振幅が20Vと等しい出力信号NV(n−1)を生成し、電源NV(n−2)に応じた、−15Vと+5Vとの電圧レベル間で切り替えられ、出力信号(第四電圧)NV(n−1)を回路バッファB_3へ電源として出力する。
回路バッファ(第三回路バッファ)B_3は、振幅が25Vと等しい出力信号NVnを生成し、電源NV(n−1)に応じた、−15Vと+10Vとの電圧レベル間で切り替えられ、出力信号(第二電圧)NVnを回路バッファB_1へ電源として出力する。
そして、回路バッファ(第一回路バッファ)B_1は、第一電圧PVn、第二電圧NVn及び回路バッファB_5からの第一入力信号VGnに応じて、ゲートドライバ30の出力信号としての電圧信号Goutを生成する。その電圧信号Goutは、30Vの振幅を持ち、−15Vと+15Vとの電圧レベル間で切り替えられる。
このような方法により、回路バッファにおける複数のトランジスタの耐電圧が5Vである場合、本発明では、各トランジスタのいかなる2つの端子間の電圧差が5Vを超えなくても、電圧レベル5Vを基にして、5の倍数に等しい振幅を持つ、いずれかの電圧信号を積み重ねることができる。ゲートドライバ30によって積み重ねられる信号レベルを図9に示す。図9において、電圧VAとVBとの間で切り替わる信号をVA/VBと表し、固定電圧VAを持つ信号はVAと表している。
振幅30Vの電圧信号Goutは5Vの耐電圧を持つ回路素子によって実現されるので、ゲートドライバ30は、高電圧素子を必要としない。よって、プロセスにおける高電圧素子のためのマスク及び層の数が省けるので、LCD駆動集積回路(IC)のコストが削減できる。さらに、マスク及び層の簡素化によって、LCD駆動ICのプロセス時間が削減でき、従って製造速度が向上する。例えば、あるプロセスにおいて、高電圧回路素子を除くことは、マスクを5つ減らすことになり、プロセス時間が7〜9日削減できる。
なお、本発明は、ゲートドライバを実現するために、中電圧回路素子を利用している。高電圧のゲート駆動信号は、各回路素子のすべての2つの端子が耐電圧を超えないで、
積層回路バッファ層から出力されることが可能である。
この技術分野の当業者は変形や代替を行うことも可能である。例えば、上述の実施形態において、電圧又は信号のすべてが5Vと等しい、又は5Vの倍数である。しかし、特に実際の回路では、回路素子又は信号の誤差により、電圧が少し変化しうる(例えば、4.9V又は5.1V)。
さらに、ゲートドライバにおける回路素子のステージの数は、本発明の実施形態のものと限定されるべきものではない。当業者は、異なる振幅を持つ信号を出力するために、システムに要求に応じて、回路におけるステージの数(Nつ)を調整できる。例えば、耐電圧が5Vと等しい回路素子を介して、回路バッファのステージをより多く積み重ねることにより、振幅40Vの電圧信号が実現できる。
他の実施形態として、振幅が30Vに等しい電圧信号を実現するために、低い耐電圧(例えば3V)の回路素子を用いてステージをより多く積み重ねること、を適用してもよい。また、振幅が30Vに等しい電圧信号を実現するために、高い耐電圧(例えば10V)の回路素子を、ステージをより少なく積み重ねることを用いてもよく、例はこれらに限らない。レベルシフタモジュール302は、いかなる構造のレベルシフタをいくつ備えていてもよい。トランジスタの耐電圧の大きさ及び電圧信号に必要な電圧レベルに応じて、レベルシフタモジュール302の出力信号の数及び電圧レベルを調整することができ、これに限らない。
図10はレベルシフタモジュール302の例示的な実施例の概略図である。レベルシフタモジュール302は、レベルシフタL_1〜L_3を有する。レベルシフタL_1は、回路で利用できる固定電圧VN(0Vに等しい)及び固定電圧VP2(+5Vに等しい)に応じて、0Vと+5Vとの電圧レベル間で切り替えられる信号VGP2を生成することができる。そして、+5Vと+10Vとの電圧レベル間で切り替えられる信号VGP4を出力するため、信号VGP2を固定電圧VP2に積み重ねることによって、レベルシフタL_2は、固定電圧VP4(+10Vに等しい)を生成する。
+10Vと+15Vとの電圧レベル間で切り替えられる信号VGP6を出力するため、信号VGP4を固定電圧VP4に積み重ねることによって、レベルシフタL_3は、固定電圧VP6(+15Vに等しい)を生成する。レベルシフタモジュール302はさらに負電圧レベルの複数の信号をさらに生成するが、同様であるので、簡略化のため説明を省略する。
図11は、本発明の他の実施形態に係るゲートドライバ110の概要図である。ゲートドライバ110は、レベルシフタL_1’〜L_3’と回路バッファB_1’〜B_3を有する。ゲートドライバ110(図11)のゲートドライバ30(図9)からの主な相違点は、ゲートドライバ30における複数のトランジスタの耐電圧が5Vであるのに対して、ゲートドライバ110におけるトランジスタの耐電圧が10Vであることである。従って、ゲートドライバ110は、+15Vと−15Vとの電圧レベル間で切り替えられる電圧信号を実現するために、より少ないステージの回路バッファを用いることができる。
ゲートドライバ110において、レベルシフタL_1’,L_2’,L_3’は、すべて10Vの振幅を持つ信号である、第三電圧PV(n−1)’,第一入力信号VGn’,第四電圧NV(n−1)’を夫々生成する。信号(第三電圧)PV(n−1)’は、+15と+5Vとの電圧レベル間で切り替えられ、信号(第一入力信号)VGn’は+5Vと−5Vとの電圧レベル間で切り替えられ、信号(第四電圧)NV(n−1)’は−5Vと−15Vとの電圧レベル間で切り替えられる。
第二回路バッファB_2’において、第三電源端子は第三電圧PV(n−1)’を受けとり、第四電源端子は第一入力信号VGn’を受け取り、入力端子は+5Vの固定電圧(第二入力信号)を受け取ることで、第二回路バッファB_2’は出力信号(第一電圧)PVn’を生成できる。+15Vと−5Vとの電圧レベル間で切り替えられる第一電圧PVn’は、第一回路バッファB_1’の第一電源端子へ出力される。
第三回路バッファB_3’において、第五電源端子は第一入力信号VGn’を受け取り、第六電源端子は第四電圧NV(n−1)’を受け取り、入力端子は−5Vの固定電圧(第三入力信号)を受け取ることで、第三回路バッファB_3’は、出力信号NVn’(第二電圧)を生成できる。+5Vと−15Vとの電圧レベル間で切り替えられる第二電圧NVn’は、第一回路バッファB_1’の第二電源端子へ出力される。
第一回路バッファB_1’の入力端子は第一入力信号VGn’を受け取ることで、第一電圧PVn’,第二電圧NVn’,第一入力信号VGn’に応じて、第一回路バッファB_1’は+15Vと−15Vとの電圧レベル間で切り替えられる電圧信号Gout’を生成する。電圧信号Gout’はゲートドライバ110の出力信号とみなすことができる。
従来技術においては、LCDの駆動ICは、異なる複数の耐電圧を備える3タイプの回路素子の混合モードプロセスのために、低電圧素子、中電圧素子、及び高電圧素子を備えていた。幅広い種類の回路素子が要求されるので、多数のマスク及び層が必要となり、コストが高くなっていた。
これに対して、本発明では、ゲートドライバを実現するために、中電圧回路素子を用いることができる。各回路素子のいかなる2つの端子間の電圧差が夫々の耐電圧を超えない状態で、一層ずつ回路バッファを積み重ねることにより、高電圧のゲート駆動信号を出力することが可能となるので、高電圧回路素子が不要になる。
従って、本発明は、プロセスにおいて高電圧素子のために要求されるマスク及び層の数を省くことが可能になるため、LCD駆動ICのコストがさらに削減できる。
マスクと層が簡潔化されるので、LCD駆動ICのプロセス時間を削減させることができ、それゆえ、製造速度を向上させることが可能になる。
当業者は、本発明の教示を保持しながら、多くの修正及び装置及び方法の変更がなされ得ることが明らかである。添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるとして、上記の開示は、解釈されるべきである。
30 ゲートドライバ
302 レベルシフタモジュール
B_11,B_12,B_13,B_14,B_15 回路バッファ(第一ステージ)
B_7,B_8,B_9,B_10 回路バッファ(第二ステージ)
B_4,B_5,B_6 回路バッファ(第三ステージ)
B_2 回路バッファ(第四ステージ)(第二回路バッファ)
B_3 回路バッファ(第四ステージ)(第三回路バッファ)
B_1 回路バッファ(第五ステージ)(第一回路バッファ)
Gout 出力信号(電圧信号)
PVn 第一電圧
Nvn 第二電圧
VGn 第一入力信号
PV(n−1) 第三電圧
NV(n−1) 第四電圧
40 回路バッファ
T1 トランジスタ(第一トランジスタ)
T2 トランジスタ(第二トランジスタ)
L_1,L_2,L_3 レベルシフタ
110 ゲートドライバ
L_1’,L_2’,L_3’ レベルシフタ
B_1’ 回路バッファ(第一回路バッファ)
B_2’ 回路バッファ(第二回路バッファ)
B_3’ 回路バッファ(第三回路バッファ)
Gout’ 出力信号(電圧信号)
PVn’ 第一電圧
Nvn’ 第二電圧
VGn’ 第一入力信号
PV(n−1)’ 第三電圧
NV(n−1)’ 第四電圧

Claims (13)

  1. 前段の回路バッファ、及び2つ前段の回路バッファと接続され、電圧信号を出力する回路バッファであって、
    第一トランジスタ、及び第二トランジスタ、を有しており、
    前記第一トランジスタは、
    当該回路バッファの入力端子へ電気的に接続される、第一端子と、
    当該回路バッファの出力端子へ電気的に接続され、前記電圧信号を出力するのに用いられる、第二端子と、
    第一電源端子へ電気的に接続される、第三端子と、
    前記第一トランジスタの前記第三端子へ電気的に接続される、第四端子と、を備えており、
    前記第二トランジスタは、
    当該回路バッファの前記入力端子及び前記第一トランジスタの前記第一端子へ電気的に接続される、第一端子と、
    当該回路バッファの前記出力端子及び前記第一トランジスタの前記第二端子へ電気的に接続される、第二端子と、
    第二電源端子へ電気的に接続される、第三端子と、
    前記第二トランジスタの前記第三端子へ電気的に接続される、第四端子と、を備えており、
    前記第一電源端子の電圧は第一電圧レベルと第二電圧レベルとの間で切り替わり、
    前記第二電源端子の電圧は第三電圧レベルと第四電圧レベルとの間で切り替わり、
    前記第一電圧レベルは前記第二電圧レベルよりも高く、前記第三電圧レベルは前記第四電圧レベルよりも高く、
    前記電圧信号の振幅は当該回路バッファにおけるいかなる回路素子の耐電圧よりも大きく、
    当該回路バッファの前記入力端子は、前記2つ前段の回路バッファの出力端子へ電気的に接続されている、
    回路バッファ。
  2. 前記前段の回路バッファは互いに接続された複数の回路バッファが設けられており、
    前記当該回路バッファの第一電源端子は、一の前記前段の回路バッファの出力端子へ電気的に接続されており、
    前記第二電源端子は他の前記前段の回路バッファの出力端子へ電気的に接続されている、
    請求項1記載の回路バッファ。
  3. 前記2つ前段の回路バッファの前記第一電源端子及び前記第二電源端子はレベルシフタモジュールへ電気的に接続され、前記レベルシフタモジュールからの信号を電源として受け取る
    請求項1記載の回路バッファ。
  4. 前記前段において、互いに接続された複数の前段の回路バッファが設けられており、
    前記2つ前段において、互いに接続された、前記前段の回路バッファよりも一つ多い、複数の2つ前段の回路バッファが設けられており、
    前記複数の2つ前段の回路バッファの前記入力端子、及び前記前段の回路バッファはレベルシフタモジュールへと電気的に接続されており、
    前記レベルシフタモジュールは、前記2つ前段の回路バッファ毎に異なる固定電圧を、前記複数の2つ前段の回路バッファの入力端子へ入力信号として出力し、
    前記レベルシフタモジュールは、前記前段の回路バッファ毎に異なる2つの電圧間で切り替わる電圧を、前記複数の前段の回路バッファの入力端子へ入力信号として出力する、
    請求項1記載の回路バッファ。
  5. 前記第一電圧レベルと前記第二電圧レベルとの間の電圧差は、前記第一トランジスタの前記第一端子と前記第二端子との間、前記第一端子と前記第三端子との間、前記第一端子と前記第四端子との間、前記第二端子と前記第三端子との間、前記第二端子と前記第四端子との間、前記第三端子と前記第四端子との間の耐電圧、及び前記第二トランジスタの前記第一端子と前記第二端子との間、前記第一端子と前記第三端子との間、前記第一端子と前記第四端子との間、前記第二端子と前記第三端子との間、前記第二端子と前記第四端子との間、前記第三端子と前記第四端子との間の耐電圧よりも大きい、
    請求項1記載の回路バッファ。
  6. 前記第三電圧レベルと前記第四電圧レベルとの間の電圧差は、前記第一トランジスタの前記第一端子と前記第二端子との間、前記第一端子と前記第三端子との間、前記第一端子と前記第四端子との間、前記第二端子と前記第三端子との間、前記第二端子と前記第四端子との間、前記第三端子と前記第四端子の間の耐電圧との間、及び前記第二トランジスタの前記第一端子と前記第二端子との間、前記第一端子と前記第三端子との間、前記第一端子と前記第四端子との間、前記第二端子と前記第三端子との間、前記第二端子と前記第四端子との間、前記第三端子と前記第四端子との間の耐電圧よりも大きい、
    請求項1記載の回路バッファ。
  7. 当該回路バッファはゲートドライバに用いられる、
    請求項1記載の回路バッファ。
  8. 電圧信号を出力するゲートドライバであって、
    第一回路バッファ、第二回路バッファ、及び第三回路バッファを含む複数の回路バッファを有しており、
    前記第一回路バッファは、
    第一電圧を受け取る、第一電源端子、
    第二電圧を受け取る、第二電源端子、
    第一入力信号を受け取る、入力端子、及び
    前記第一電圧、前記第二電圧、及び前記第一入力信号に応じた、前記電圧信号を出力する、出力端子を備え、
    前記第二回路バッファは、
    第三電圧を受け取る、第三電源端子、
    前記第一回路バッファの前記入力端子へ接続され、前記第一入力信号を受け取る、第四電源端子、
    第二入力信号を受け取る、入力端子、及び
    前記第一電源端子へ電気的に接続され、前記第三電圧、前記第一入力信号、及び
    前記第二入力信号に応じた、前記第一電圧を前記第一回路バッファへ出力する、出力端子を備え、
    前記第三回路バッファは、
    前記第一回路バッファの前記入力端子へ電気的に接続され、前記第一入力信号を受け取る、第五電源端子、
    第四電圧を受け取る、第六電源端子、
    第三入力信号を受け取る、入力端子、及び
    前記第二電源端子へ電気的に接続され、前記第一入力信号、前記第四電圧、及び前記第三入力信号に応じた、前記第二電圧を前記第一回路バッファへ出力する、出力端子を備えており、
    前記第一電圧、前記第二電圧、前記第三電圧、及び前記第四電圧は2つ異なる電圧レベル間で切り替わり、
    前記電圧信号の振幅は当該ゲートドライバ内のいずれの回路素子の耐電圧よりも大きい、
    ゲートドライバ。
  9. 前記複数の回路バッファは2以上のNつのステージへ区分される、
    請求項記載のゲートドライバ。
  10. 当該ゲートドライバは、
    第一ステージに位置する各回路バッファに対して2つの電圧及び入力信号を提供し、第二ステージに位置する各回路バッファに対して入力信号を提供するために、前記複数の回路バッファの前記第一ステージ及び前記第二ステージ内に位置する各回路バッファへ電気的に接続される、レベルシフタモジュールを、さらに有する
    請求項記載のゲートドライバ。
  11. 前記第一電圧は第一電圧レベルと第二電圧レベルとの間で切り替わり、
    前記第二電圧は第三電圧レベルと第四電圧レベルとの間で切り替わり、
    前記第一電圧レベルは前記第二電圧レベルよりも高く、前記第三電圧レベルは前記第四電圧レベルよりも高い、
    請求項記載のゲートドライバ。
  12. 前記第一電圧レベルと前記第二電圧レベルとの間の電圧差は、前記第一回路バッファにおけるすべてのトランジスタの、前記第一電源端子と前記第二電源端子との間、前記第一電源端子と前記入力端子との間、前記第一電源端子と前記出力端子との間、前記第二電源端子と前記入力端子との間、前記第二電源端子と前記出力端子との間、前記入力端子と前記出力端子との間の耐電圧よりも大きい、
    請求項11記載のゲートドライバ。
  13. 前記第三電圧レベルと前記第四電圧レベルとの間の電圧差は、前記第二回路バッファにおけるすべてのトランジスタの、前記第一電源端子と前記第二電源端子との間、前記第一電源端子と前記入力端子との間、前記第一電源端子と前記出力端子との間、前記第二電源端子と前記入力端子との間、前記第二電源端子と前記出力端子との間、前記入力端子と前記出力端子との間の耐電圧よりも大きい、
    請求項11記載のゲートドライバ。
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