JP5936376B2 - 画像管理装置 - Google Patents

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本発明は画像管理装置に関し、より具体的には、入力画像に含まれる顔を識別し、管理する画像管理装置に関する。
デジタルカメラなどにおいて、撮影時に顔識別を行い、所定の顔にフォーカスを合わせて撮影する機能が知られている。また、複数の撮影画像を、認識された顔(又は人物)毎に分類する機能も知られている。顔画像を認識するための特徴量のような情報は、メタデータとして画像ファイルに付加されることが一般的である(特許文献1)。特許文献1に記載の技術では、検出した顔画像領域を画像ファイルに付加しているが、顔識別に利用した特徴量を画像ファイルに付加することも考えられる。
特開2008−022240号公報
デジタルカメラは、再生機能も有することから、他のデジタルカメラで撮影された画像を再生する再生装置又はビューワとしても利用されうる。デジタルカメラの撮影画像を記録する記録媒体には、着脱自在なメモリカード以外に、内蔵メモリを使うケースもある。後者の場合、無線LAN又は携帯電話網等の通信回線を介して、画像データを送受信する。
すなわち、顔識別機能を具備するデジタルカメラに、当該顔識別機能とは異なる顔識別アルゴリズム又は顔特徴量に基づいて識別された顔識別結果、又は独自の顔特徴量が付加された画像が入力されることがある。
このような場合、画像を受け入れたデジタルカメラは、入力画像に付加された顔識別結果又は顔特徴量を利用できれば、高速な処理、例えば、特定人物を含む画像のサムネイル表示等が可能になる。しかし、装備されている顔認識機能による顔認識結果とは相違することがあり、同じ人物を他人と識別してしまうことが起こりうる。
また、入力画像に付加された顔識別結果又は顔特徴量を利用できなければ、各入力画像に対して、顔の範囲の判定、判定された顔から顔特徴量の抽出、抽出した顔特徴量に基づく人物識別等を実行する必要があり、時間がかかる。
本発明は、このような不都合を解消する画像管理装置を提示することを目的とする。
本発明に係る画像管理装置は、他の記録装置で記録された画像データを入力する画像入力手段と、前記画像入力手段で入力した画像データ及び前記画像データに付加されている付加情報を記録媒体に記録する記録手段と、前記画像入力手段で入力した画像データにおける1つ以上のを検出する顔検出手段と、顔識別子と機器情報を関連付けて管理する顔情報管理テーブルを保持するメモリと、前記顔検出手段により検出された顔の領域に対応する前記顔識別子が前記付加情報に含まれていない場合に新たな顔識別子を生成する制御手段と、前記新たな顔識別子と前記他の記録装置の機器情報とを関連付けて前記顔情報管理テーブルに書き込む書込み手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、他の記録装置で記録された画像データを受け入れる場合に、顔識別情報が付加されていない場合には自ら検知した顔の領域ごとに顔識別処理を行い、顔情報管理テーブルに情報を追加することで、画像を取り込みながら顔情報管理テーブルの更新も行うことができるようにした。これにより、例えば、蓄積された画像データから、他の記録装置も自らも顔情報を保持していなかった顔や、画像データに複数の顔がある場合にも、顔検索等が実行できるようになる。
本発明を適用したデジタルカメラの一実施例の外観図である。 本実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例の撮影時の処理フローチャートを示す図である。 本実施例の顔識別処理結果である顔データ例である。 本実施例の顔特徴量情報管理テーブルの構造と内容の一例である。 本実施例の顔情報管理テーブルの構造と内容の一例である。 本実施例における画像ファイルに付加される付加情報の構成例である。 本実施例における画像コピー時の処理フローチャートである。 本実施例における画像コピー時の、顔識別結果の構成例である。 本実施例の顔情報管理テーブルのエントリ追加例である。 本実施例の顔情報管理テーブルのエントリ追加例である。 本実施例の検索モードの動作フローチャートである。 本実施例で、検索キーとなる顔を特定する画面の一例である。 本実施例で顔検索時に用いられる顔参照リストの一例である。 本実施例における顔画像検索リストの一例である。 本発明の変更実施例の概略構成ブロック図である。 図16に示す実施例の顔情報管理テーブルの構成と内容の例である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像管理装置の一実施例を組み込んだデジタルカメラの背面側から見た外観斜視図を示し、図2は、その概略構成ブロック図を示す。
図1に示すように、デジタルカメラ100の背面には、表示部102と、方向ボタン、決定ボタン及びメニューボタンなどの操作部104が配置されている。上にはシャッタボタン106が配置されている。側面には、ユーザがメモリカードなどの記録媒体を自由に装着排出するためのスロット108と、外部のUSB記憶機器と接続するためのUSBコネクタ110が配置されている。
デジタルカメラ100は、撮影で得られた静止画データをスロット108に挿入された記録媒体と内蔵の不揮発性メモリのどちらか、又は両方に記録できる。また、詳細は後述するが、デジタルカメラ100は、記録された画像データファイルを読み出し、その画像データファイルに付加された情報をもとに再生時の表示動作を制御できる。
図2を参照して、デジタルカメラ100の基本的な構成と動作を説明する。撮像部112は、撮影レンズ、撮像素子及び画像処理部からなり、被写体を撮影して得られる画像データを出力する。信号処理部114は、撮像部112からの画像データに圧縮符号化等の所定の処理を施す機能と、再生された圧縮画像データを伸長し、画像サイズを変更する機能を具備する。記録再生部116は、画像データをファイルとして内蔵メモリ134と着脱可能なメモリカード136の一方又は両方に記録する機能と読み出す機能を具備する。
制御部118は、カメラ100の動作を全体的に制御する。操作部120は、電源スイッチ、モードを切り替えるためのモードスイッチ、シャッタボタン106及びメニューボタン等の各種の操作スイッチを備える。表示制御部122は、表示部102に表示すべき画像を示す画像データを生成し、表示部102を駆動する。表示制御部122はまた、内蔵メモリ134又はメモリカード136から読み出された画像データの他、制御部118からの指示により、メニュー画面等の各種の情報を示す表示データを生成し、表示部102に表示させる。表示部102は、数インチ程度の液晶表示パネルを含み、表示制御部122からの表示用画像データに応じた画像を表示する。
メモリ126は内蔵メモリ134又はメモリカード136から読み出された画像データや各種の情報を一時的に記憶する。メモリ126はまた、撮像部112から転送された画像データの処理を信号処理部114及び顔識別処理部128が行う際のワークエリアとして利用される。顔識別処理部128は、静止画像データの中に含まれる顔を公知の技術によって検出し、識別する。
通信部130は、USBコネクタ110に接続された外部USB記憶装置との間で画像データファイルを送受信する。
内蔵メモリ134には、図5に示す顔特徴量情報管理テーブル500と、図6に示す顔情報管理テーブル600が保持されている。これらテーブル500,600の詳細は後述する。
本実施例では、静止画の画像データを記録する記録媒体としてメモリカードを用いたが、これ以外の記録媒体を用いてもよい。
図3は、本実施例の撮影・記録処理の動作フローチャートを示す。図3を参照して、本実施例の撮影・記録処理を説明する。制御部118が、図3に示すフローチャートで代表される制御プログラムを実行する。
操作部120により電源が投入されると、制御部118は、撮像部112に撮影開始を指示する。撮像部112は、この撮影開始指示に応じて、一定周期の撮像(光学像の画像信号への変換)を開始し、撮影した画像データを動画像として出力する。制御部118は、撮像部112から出力される画像データに係る動画像を表示する様に表示制御部122を制御する。表示制御部122は、撮像部112からの画像データで示される動画を表示部102に表示する(S301)。
この状態で、撮影者又は利用者がシャッタボタン106で撮影を指示すると、制御部118は、撮像部112を制御して、一画面の静止画データを出力させる。すなわち、撮像部112は、制御部118からの指示に従い撮像素子の1画面分を取り込んで静止画データを生成し、メモリ126に出力する(S302)。信号処理部114は、メモリ126に記憶された静止画データに符号化処理等の所定の処理を実施する(S303)。
顔識別処理部128は、メモリ126の静止画データに対し顔検出処理と顔識別処理を行う(S304)。顔検出処理では、画像内にある顔の位置を顔記録位置情報として抽出し、顔識別処理では、顔識別のための顔特徴量を抽出する。顔検出処理と顔識別処理には公知技術を利用できる。例えば、顔検出処理には特開2001−216515号公報に記載される技術を利用でき、顔識別処理には特開平10−21394号公報に記載の技術を利用できる。
図4(a)は、抽出された顔記録位置情報402と顔特徴量404からなる顔データ400を示し、このような構造の顔データ400がメモリ126に保持される。画像内に複数の顔がある場合には、それぞれの顔に対して顔識別処理が実行される。図4(b)は、画像内に顔が3人分あった場合の、それぞれの顔の顔データ410,412,414の例を示す。
顔識別処理部128は、顔識別処理(S304)を完了すると、制御部118に識別完了を通知する。制御部118は、顔識別処理部128からの識別完了通知を受けると、顔識別処理部128によって生成された顔特徴量情報が顔特徴量情報管理テーブル500に登録済みか否かを調べる(S305)。
顔特徴量情報管理テーブル500の構成を説明する。顔特徴量情報管理テーブル500は、図5(a)に示すように、画像の中に記録されている顔を特定する顔識別子502と、顔識別処理部128によって抽出された顔特徴量情報504とで構成される。顔識別子は文字列であり、その顔の個人を特定できるように名前をつけることができる。例えば、操作部120を制御して画像を表示し、その画像に含まれる顔に対して、顔特徴量情報510,512のように、固有の文字列を挿入できる。本実施例では、はじめて認識された顔の場合には、未登録の顔であることを示す顔識別子が付加される。ただし、複数の未登録の顔が検出されたとしても、それぞれに付加される識別子は、それぞれを特定可能なように、「未登録1」、「未登録2」のように固有の文字列で表現される。
例えば、図5(a)に示す顔特徴量情報管理テーブル500には、図4(a)に例示する顔データ400の特徴量と同じ特徴量のデータが登録されていないので、新規の顔データであると識別される。この場合、制御部118は、未登録の顔であることを示す固有の顔識別子を生成し、図5(b)に示すように、顔特徴量情報514の顔識別子フィールドに登録する(S307)。
顔検出処理と顔識別処理は、画像の中に顔が複数あった場合に、それぞれの顔に対して行われる。すなわち、一枚の画像の中に複数の顔があった場合、顔特徴量情報管理テーブル500に登録されているものは新たに登録されず、登録されていないものが追加登録される。
顔特徴量情報504自体は、顔識別処理部128によって得られる数値データからなる。この数値データは、同一人物であっても処理によって数値が少し異なる場合がある。従って、顔同一性は、厳密に値が等しいかどうかではなく、有意差の有無で判定する。すなわち、有意差が無ければ、登録済みの顔であると判断する。
制御部118は同時に、顔情報管理テーブル600を更新する(S308)。図6は、図5(b)と同様に、3つのエントリ(又はレコード)910,920,930が固有IDとともに更新記録された状態を例示する。顔情報管理テーブル600の構成を簡単に説明する。
顔情報管理テーブル600は、カメラ100内で画像に含まれる顔を一意に特定する固有ID602と、顔識別情報としての顔識別子604と、撮影機を特定する撮影機特定情報606からなる。顔識別604は、顔特徴量情報管理テーブル500とリンクされて、共通に利用される。固有ID602には、テーブル600の更新時に顔情報管理テーブル600に未だ記録されていない値が生成されて割り当てられる。撮影機特定情報606には、自装置で撮影したことを示す識別子が設定される。撮影機特定情報606に設定されるコードは、実際に撮影した機器を特定できるシリアル番号のような固有IDである。
ステップS305〜S308の処理を、撮影画像の中にある全ての顔に対して実行すると(S309)、制御部118は、S310に遷移する。ステップS310で、記録再生部116は、顔識別子702、撮影機特定情報704及び顔記録位置情報706を含む付加情報700を信号処理部114によって処理された静止画像データに付加する。図7は、付加情報700の構成と内容例を示す。記録再生部116は、付加情報700を付加した画像データをメモリ126に一時格納する。記録再生部116は、メモリ126に一時格納した付加情報付きの画像データを内蔵メモリ134又はメモリカード136に静止画ファイルとして記録する(S311)。付加情報700は、EXIFで規定される情報として扱うことで、多くのデジタルカメラで読み出し可能となる。
メモリカード136には他の記録装置(カメラ等)で記録された画像データが格納されており、この画像データをメモリカード136から内蔵メモリ134に入力(コピー)する場合の処理を説明する。図8は、その動作フローチャートを示す。制御部118は、図8に示すフローチャートに応じた制御を実行する。
ユーザが、操作部120を操作し、デジタルカメラ100をコピーモードにすると、制御部118は、図8に示す処理をスタートする。すなわち、制御部118はまず、内蔵メモリ134に顔情報管理テーブル600と顔特徴量情報管理テーブル500が記録されているかどうかを確認する(S801)。顔情報管理テーブル600と顔特徴量情報管理テーブル500が記録されていなければ(S801)、制御部118は、空の顔情報管理テーブルと顔特徴量情報管理テーブルを生成し、内蔵メモリ134に記録する(S802)。顔情報管理テーブル600と顔特徴量情報管理テーブル500は対で利用されるので、片方のみが記録されていないことは無い。しかし、片方が記録されていない場合には、その記録されていないテーブルを空の内容で生成し、内蔵メモリ134に記録する。
ユーザは、操作部120を操作し、表示部102に表示される画像の中からコピー元となるファイルを選択する(S803)。コピー先は、DCFで規定される記録方法に従って生成されたフォルダとしても良いし、ユーザが指定できるようにしても良い。
記録再生部116は、選択された画像ファイルをメモリカード136から読み出し、メモリ126に転送する(S804)。いわば、記録再生部116は、外部機器(他のカメラ)からの画像データを入力する画像入力手段として機能する。制御部118は、メモリ126に転送された画像ファイルから付加情報を読み出す(S805)。ここで、付加情報は、画像ファイルヘッダに記載されている情報であり、顔識別子、撮影機特定情報及び顔記録位置情報からなる。制御部118は、読み出した付加情報をメモリ126に一時記録する。この場合、メモリ126は付加情報を保持する保持手段として機能する。
選択された画像ファイルに付加情報700のような付加情報が記録されていない場合(S806)、制御部118は仮の付加情報(ダミー付加情報)を生成し、メモリ126上の選択された画像ファイルに追記する(S810)。ここで、仮の付加情報は、顔識別子、撮影機特定情報及び顔記録位置情報からなる。顔識別子には、内蔵メモリ134の顔情報管理テーブル600に登録されていない顔識別子が設定される。撮影機特定情報には、自装置で記録する識別子が設定される。顔記録位置情報には、0で埋められた空のフィールドが設定される。その後、制御部118は、S811に遷移する。
読み出した画像ファイルに付加情報が記録されている場合(S806)、制御部118は、この付加情報に含まれる顔識別子と撮影機特定情報が、顔情報管理テーブル600に記録されているかどうかを判別する(S807)。同じ顔識別子と撮影機特定情報が顔情報管理テーブル600に記録されている場合(S807)、制御部118は記録再生部116を制御して、メモリ126に読み出された画像ファイルを内蔵メモリ134に書き込ませる(S809)。
読み出された画像ファイルの顔識別子と撮影機特定情報と同じ情報が顔情報管理テーブル600に記録されていない場合(S808)、制御部118は顔識別を顔識別処理部128に実行させる(S811)。顔識別処理部128は、顔識別処理を実行して顔特徴量情報と顔記録位置情報に相当する情報を抽出し、制御部118に転送する。抽出された顔特徴量情報と顔記録位置情報は、図9に示すフォーマットでメモリ126に一時格納される。図9に示すデータ構造例900では、顔識別子902と撮影機特定情報908には、S805で読み出された付加情報に含まれる、対応する情報がセットされる。顔記録位置情報906と顔特徴量情報904には、顔識別処理で得られた値がセットされる。なお、ダミー付加情報がセットされている場合(S810)、制御部118は、顔識別処理(S811)で得られた顔記録位置を顔記録位置情報906にセットする。
次に、制御部118は、メモリ126に保持されたデータ900が持つ顔特徴量情報904が顔特徴量情報管理テーブル500に記録済みかどうかを確認する(S812)。例えば、顔特徴量情報管理テーブル500が、図5(b)に示すデータを保持しており、顔識別処理(S811)の結果として、図9に示す顔特徴量情報904が得られていたとする。この条件では、図5(b)のレコード(又はエントリ)512の顔特徴量情報504が、顔特徴量情報904と一致する。先に説明したように、この比較では、厳密な一致は必要とされず、ある程度の誤差範囲で一致するか否かが判断される。
制御部118は、一致するレコード512の顔識別子502を読み出し、顔情報管理テーブル600に照合して、固有IDを決定する(S815)。制御部118は、決定された固有IDとデータ900の顔識別子902と撮影機特定情報908とを組み合わせて、顔情報管理テーブル600に追加更新する(S816)。図10は、追加後の顔情報管理テーブル600の内容例を示す。すなわち、レコード616が追加されている。レコード616の固有IDは、ステップS815で決定された値であり、結果的には、レコード612のそれと同じになる。
顔特徴量情報904に実質的に一致する顔特徴量が顔特徴量情報管理テーブル500に記録されていない場合(S813)、制御部118は、顔情報管理テーブル600に未登録の固有IDを持つレコードを顔情報管理テーブル600に追加する(S814)。図11は、図10に示す例に対し、ステップS814でレコード618が追加された場合の内容例を示す。新規の固有IDとして00000004が設定され、顔識別子には「Jerin」、撮影機特性情報には「機器B」が設定されている。
以上のテーブル更新が完了すると、制御部118は、記録再生部116を制御して、メモリ126に読み出された画像ファイルを内蔵メモリ134に書き込ませる(S809)。これで、図8に示す処理は終了する。もちろん、読み出した画像ファイルに付加情報がないために、S810,S811で付加情報が生成されている場合には、この付加情報は、当該画像ファイルに埋め込んで内蔵メモリ134に書き込まれる。
以上の処理により、別のカメラで撮影した画像データが、メモリカード136から内蔵メモリ134にコピーされる。個々の画像の中には、複数の顔が含まれている場合も多々ある。このような場合には、画像ファイルの付加情報は、複数の顔についてそれぞれの顔識別子と撮影機特定情報を含むことになる。例えば、図8に示す処理を、それぞれの顔ごとに実施すれば、一枚の画像に含まれる複数の顔情報を管理できる。
メモリカード136から内蔵メモリ134に画像ファイルをコピーする場合を例に説明したが、コネクタ110に接続されたUSBメモリから内蔵メモリ134に画像ファイルをコピーする場合も同様である。また、内蔵メモリ134からメモリカード136に、又は、内蔵メモリ134からコネクタ110に接続されたUSBメモリに画像ファイルをコピーする場合も同様である。
内蔵メモリ134に記録された画像を、顔情報を利用せずに通常再生する動作を説明する。ユーザが操作部120で画像の再生を指示すると、制御部118は、記録再生部116に対し、内蔵メモリ134に記録された静止画像ファイルのうちの一つを読み出すように指示する。なお、このとき読み出す静止画像ファイルは、直前に撮影された静止画ファイルとするが、これ以外でも良い。記録再生部116は、静止画像ファイルを読み出し、その静止画像ファイルに含まれる圧縮画像データを信号処理部114に出力する。信号処理部114は、記録再生部116からの圧縮画像データを伸長し、得られた再生画像データを表示制御部122に出力する。表示制御部122は、信号処理部114からの再生画像データで表示部102を駆動し、再生画像を表示させる。
顔情報を利用して記録画像を再生する動作を説明する。図12は、ユーザが指定した顔と同一の顔が映っている画像を、内蔵メモリ134に記録された画像から検索して表示する処理のフローチャートを示す。
ユーザは、操作部120を操作して、表示部102に表示されている画像の顔検索を制御部118に指示する。この指示に応じて、制御部118は、画像に複数の顔が存在するかどうかを判別する(S1201)。例えば、制御部118は、記録再生部116により、顔識別子と撮影機特定情報を画像ファイルの付加情報から読み出させ、これらが複数セットあるかどうかを調べる。これにより、表示部102に表示されている画像に検索キーとなる複数の顔が記録されているかどうかを判断できる。
複数の顔が記録されている場合には、どの顔を検索対照とするかを決定する必要がある。そこで、制御部118は、図13に示すような顔選択画面1300を表示部102に表示させる(S1202)。表示画像に含まれる各顔に、仮フレーム1302、1304、1306,1308が重畳して表示され、その内の1つが選択対象であることを示すフォーカスフレームとなる。図13に示す例では、フォーカスフレームを実線で示し、非選択の仮フレーム1302,1304,1306を破線で示している。ユーザは、操作部120を使って、フォーカスフレームを別の顔に移動させることができ、これにより、検索対象の顔を選択する(S1203)。仮フレーム1302、1304、1306,1308の表示位置は、抽出した付加情報に含まれる顔位置情報から決定できる。
制御部118は、顔情報管理テーブル600を参照し、選択された顔の顔識別子と撮影機特定情報に関連する固有IDと同一のIDを持つ顔識別子と撮影機特定情報をリスト化し、メモリ126に格納する(S1204)。このときの固有IDを、参照固有IDとする。例えば、図11に示す顔情報管理テーブル600の例、参照固有IDか”00000002”である場合、メモリ126には、図14に示すような同じ固有IDを持つことを示す参照リスト1400がメモリ126に格納される。
制御部118は、内蔵メモリ134に記録された画像ファイルを順に参照して、参照固有IDに一致する固有IDを付加情報に持つ画像ファイルをリスト化する(S1205〜S1209)。具体的には、制御部118は、記録再生部116により内蔵メモリ134に画像ファイルが記録されているかどうかを確認し(S1205)、記録されている画像ファイル(の付加情報)を順に読み出す(S1206)。制御部118は、読み出した付加情報の顔識別子と撮影機特定情報と同一の情報が参照リスト1400に記録されているかどうかを確認する(S1207)。一致する場合(S1208)、制御部118は、図15に示すように、顔リスト1500のファイル名1502とファイルパス1504に、その画像ファイルのファイル名とファイルパスをそれぞれ追加登録する(S1209)。一致しない場合(S1208)、又は顔リストへの追加の後(S1209)、制御部118は、内蔵メモリ134の次の画像ファイルを調べる(S1205)。
内蔵メモリ134画像ファイルを全部、調べ終わったら(S1205)、制御部118は、得られている顔リストを表示部102に表示する(S1210)。なお、検索途中に途中結果として顔リストを表示し、その表示を更新してもよい。

図12に示す処理により、再度の顔識別を実施すること無しに、顔検索を利用できる。すなわち、顔検索結果を短時間で得られるようになる。
顔識別子については、撮影機器が同じであっても、しばらく使用しているうちに顔識別子の内容(文字列)をユーザの好みに応じて変更する可能性がある。図16は、そのような顔識別子の変更に対応する実施例の概略構成ブロック図を示す。図2と同じ構成要素には同じ符号を付してある。図16に示すカメラ100aには、計時用及び経過時間の計測用にリアルタイムクロック(RC)138を追加する。また、顔情報管理テーブル600aには、図17に示すように、顔情報管理テーブル600に記録時間情報608を追加する。
制御部118aは、制御部118の機能に加えて次の機能を有する。即ち、制御部118aは、テーブル更新時にRTC138を参照して経過時間を計測し、テーブル更新要求から所定時間経過した後に実際に顔情報管理テーブルを更新する。これにより、顔識別子の内容がユーザによって任意のタイミングで変更されたとしても、適切に対応できるようになる。
上述した実施例では、自装置内に他の装置で撮影された画像をコピーする際に管理情報を作成している。これにより、他装置で生成された画像であっても、再生時には画像の付加情報を参照するだけで、同一の顔が映った画像を判別でき、より高速に顔画像の検索が可能となる。

Claims (4)

  1. 他の記録装置で記録された画像データを入力する画像入力手段と、
    前記画像入力手段で入力した画像データ及び前記画像データに付加されている付加情報を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記画像入力手段で入力した画像データにおける1つ以上のを検出する顔検出手段と、
    顔識別子と機器情報を関連付けて管理する顔情報管理テーブルを保持するメモリと、
    前記顔検出手段により検出された顔の領域に対応する前記顔識別子が前記付加情報に含まれていない場合に新たな顔識別子を生成する制御手段と、
    前記新たな顔識別子と前記他の記録装置の機器情報とを関連付けて前記顔情報管理テーブルに書き込む書込み手段
    とを有することを特徴とする画像管理装置。
  2. 前記顔検出手段により検出された顔の領域の顔特徴量を抽出する顔識別手段をさらに有し、
    前記メモリは、顔特徴量情報を前記顔識別子と関連付けて保持し、
    前記書込み手段は、前記顔識別手段により抽出された前記顔特徴量が、前記メモリが保持する前記顔特徴量情報のいずれかと同じ特徴を有すると判定される場合には、前記新たな顔識別子に、前記顔特徴量情報に対応する前記顔識別子と共通のID(識別情報)を付加して前記顔情報管理テーブル書き込む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像管理装置。
  3. 前記記録手段は、前記新たな顔識別子を前記顔検出手段により検出された顔の領域の位置情報に対応させて前記画像データに付加して前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像管理装置。
  4. 前記画像データに係る画像と共に顔を選択可能にする情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示された情報を用いていずれかの顔が選択されたことに応じて前記顔識別子を特定する特定手段と、
    前記特定された顔識別子と共通のID(識別情報)をもつ前記顔識別子が付加されている前記画像データを再生する再生手段
    とをさらに有する請求項2又は3に記載の画像管理装置。
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