JP5936317B2 - 振込処理システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、振込処理システムおよび方法に関し、より詳細には、振込口座に対する入金金額の指定を可能にするシステムおよび方法に関する。
近年では、インターネットの普及により、インターネットショッピングなどの利用者が増加してきている。インターネットショッピングの場合、利用者は、インターネットを介してWebサイトにおいて販売店が提供する商品を購入し、クレジットカード払い、代金引換、銀行振込などの支払方法から、所望の方法を選択して、商品の購入代金等の支払を行う。
一般に、インターネットショッピングの支払などのネット決済において、銀行振込を選択した場合、利用者は、銀行のATM端末またはエレクトロニックバンキング(EB)などにより、支払先口座として指定された口座情報を入力し、購入代金等として請求された金額を振込金額として入力することによって支払手続を行う。しかしながら、このように利用者自身が振込金額を入力する場合には、利用者が入力した振込金額と、実際の請求金額とが異なることがしばしばある。例えば、銀行振込では、振込手数料が発生することがあるが、利用者が、指定された請求金額から振込手数料を差し引いた額を振込金額として入力することがあり、あるいはまた、利用者が、金額を誤入力することもある。
このように実際の請求金額と異なる金額が被振込金額として指定された場合であっても、銀行側は、実際の請求金額を認識していないため、指定された振込金額を、指定された口座に振り込むこととなる。したがって、このような場合、いったん振込手続を行った後、支払を完了させるために利用者と販売者との間で再びやりとりを行う必要が発生するという問題がある。
振込金額と請求金額の相違を防止するために、現在では、銀行と加盟店が提携することによって、その銀行が提供するインターネットバンキングに登録している利用者が、提携先加盟店のWebサイトにおいて商品等を購入した場合、そのサイトからインターネットバンキングの振込を利用して商品の購入代金等の支払を行うことができるサービスがある。このサービスによると、利用者は、加盟店が指定した振込先の口座番号や受取人、振込金額などの口座情報の入力を行うことなく、Web上で振込手続を行うことができるため、振込金額の誤入力等が防止される。
しかしながら、上記サービスによる振込は、上記サービスを提供している銀行のインターネットバンキングに登録をしている利用者のみに制限されるため、他の利用者は、従来通りの振込手続を行う必要がある。したがって、上記サービスを提供している銀行のインターネットバンキングに登録をしていない他の利用者においては、依然として振込の際に振込金額等の誤入力が発生し得るという問題があった。
このような目的を達成するために、本発明の一態様に係る振込処理システムは、特定の口座に関連付けられた複数の振込口座について、前記特定の口座の情報と、被振込金額が指定されているかどうかを示す契約情報とを記憶する口座情報記憶手段と、前記複数の振込口座のうち被振込金額が指定された振込口座について、各振込口座に対して予め指定された被振込金額を記憶する指定金額記憶手段と、振込先口座と振込金額とを含む振込情報に基づいて入金処理を行う振込処理手段であって、前記契約情報に基づいて、前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるかどうかを判断し、前記被振込金額が指定された振込口座であるとき、前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致する場合にのみ入金処理を行う振込処理手段と、前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるとき、前記指定金額記憶手段に記憶された振込口座のうち前記振込先口座に対応する振込口座を識別して、該振込口座に対して指定された被振込金額を抽出し、前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致するかどうかを判断する金額チェック手段を備える。
上記構成によれば、振込先口座が、被振込金額が指定された振込口座である場合、振込金額が、その振込口座に対して指定された被振込金額と一致するときにのみ入金処理が行われる。したがって、振込口座に対して指定された被振込金額と異なる金額の振込を防止することができる。
また、本発明の別の態様では、前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であり、前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致するとき、前記振込処理手段は、前記特定の口座へ前記振込金額の入金処理を行う。
上記構成によれば、振込先口座が、特定の口座に関連付けられた複数の振込口座のうち、被振込金額が指定された振込口座である場合、その振込口座に対して指定された被振込金額と一致する金額を、特定の口座に入金することができる。
本願発明では、特定の入金口座の保有者が、該入金口座に対して設けられた複数の振込口座の各々に対して振り込まれるべき入金金額を予め指定できるようにし、指定された金額と一致する金額の振込のみ入金処理を行うように構成することにより、被振込口座に対して被振込者が指定した金額と異なる金額の振込が行われることを防止することが可能になる。
本発明の一実施形態に係るシステム全体の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る指定金額情報テーブルおよび口座読替テーブルの構成を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る指定金額情報テーブルおよび口座読替テーブルの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る金融機関システムにおいて行われる振込入金処理を示すフロー図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係るシステム全体の構成を示すブロック図である。
金融機関システム100は、仮想口座サービスを提供する金融機関Xのシステムであり、販売店側システム200は、金融機関Xの仮想口座サービスを利用する販売店Yのシステムである。販売店側システム200は、Webサーバ202を介してWebサイト上で商品の販売を行い、商品の購入者(例えば、ユーザ端末300のユーザ)に対して、金融機関Xの仮想口座サービスによる口座を商品の購入代金等の支払先口座として指定することができる。
仮想口座サービスは、1つの実際の口座に対して複数の口座を仮想的に設定し、振込専用口座として提供するサービスである(例えば、特許第3029421号公報)。仮想口座サービスは、特定の入金口座に対して設定された複数の振込専用口座の各々から振込みを受け付け、各振込専用口座に振り込まれた資金を、その振込専用口座が設定されている入金口座に入金する。仮想口座サービスでは、1つの入金口座について、該入金口座自体に対する口座番号と、該入金口座に対して設定された複数の振込専用口座の各々に対する口座番号とが割り当てられる。一実施形態では、1つの入金口座に対して所定の数の振込専用口座を設定することができ(例えば、1000個)、連続する番号の口座番号を割り当てることができる。
仮想口座サービスを提供する金融機関システム100は、口座読替テーブル112を有し、入金口座の口座番号と、その入金口座に対して設定された複数の振込専用口座の口座番号とを対応付けて口座読替テーブル112に記憶する。一実施形態において、複数の振込専用口座に対して連続する口座番号が割り当てられている場合、口座読替テーブル112では、例えば、最初の口座番号(開始番号)と最後の口座番号(終了番号)を指定するなど、連続する口座番号の範囲を指定することによって、振込専用口座と入金口座を対応付けることができる。一例として、図1の口座読替テーブル112では、入金口座「20y−9876543」に対して、口座番号が「76x−1234000」から「76x−1234999」までの範囲の振込専用口座が設定されている。したがって、金融機関システム100は、例えば、口座番号「76x−1234000」の振込専用口座が振込先口座として入力された場合、入金口座「20y−9876543」へ入金処理を行うことができる。同様に、例えば、口座番号「76x−1234567」の振込専用口座が振込先口座として入力された場合も、入金口座「20y−9876543」へ入金処理を行うことができる。
なお、振込専用口座に対して割り当てられる口座番号は、必ずしも連番でなくてもよい。例えば、別の実施形態では、所定の検証数値を用いることにより、一連の口座番号のうちの一部のみを振込専用口座の口座番号として使用することができる。この場合も、口座読替テーブル112では、一連の口座番号の範囲を開始番号と終了番号によって指定することができ、一方、振込専用口座には、その一連の口座番号のうち、所定の検証数値により算出された一部の口座番号を割り当てることができる。
上述のように、仮想口座サービスの利用者は、請求に応じて別々の振込専用口座の口座番号を被振込口座として指定することにより、個々の口座からの振込みを受けることができ、一方、振り込まれた資金は、その振込専用口座が設定されている入金口座に入金されるため、1つの口座において集約して受け取ることができる。
本発明では、さらに、仮想口座サービスの利用者が、各振込専用口座に対して振り込まれるべき金額(被振込金額)を予め指定できるようにし、指定された金額の振込のみを受け付け、入金口座への入金処理を行うように構成することができる。これにより、被振込人が指定した実際の請求金額と異なる金額の振込みを防止することができる。一実施形態において、口座読替テーブル112は、各振込専用口座に対して被振込金額が指定されているかどうかを示す契約フラグを含むことができる。
例えば、図1の206に示されるように、本発明に係る仮想口座サービスの利用者である販売店Yが、特定の入金口座に対して設定された複数の振込専用口座「76x−1234000」〜「76x−1234999」を有しているとき、販売店Yは、各振込専用口座に対して振り込まれるべき金額を予め指定することができる。例えば、販売店Yが、自身のWebサイト上で販売する商品Aの購入代金を1000円とし、代金支払口座を振込専用口座「76x−1234000」とする場合、販売店Yは、振込専用口座「76x−1234000」の被振込金額を、商品Aの購入代金である1000円に指定することができる。同様に、商品Bの購入代金を2000円とし、代金支払口座を振込専用口座「76x−1234001」とするとき、商品Bの購入代金2000円を、振込専用口座「76x−1234001」に対する被振込金額として指定することができる。
販売店Yの販売店側システム200は、各振込専用口座に対して指定した被振込金額を金融機関システム100に通知することができる。例えば、金融機関システム100は、販売店側システム200から、振込専用口座「76x−1234000」〜「76x−1234999」の各々に対する被振込金額を指定した指定金額情報を受け取ると、各振込専用口座に対して被振込金額が指定されていることを示すように、口座読替テーブル112の契約フラグを「1」に設定する。
金融機関システム100は、振込専用口座に対する被振込金額の指定を管理する指定金額管理サーバ102を備え、指定金額管理サーバ102は、販売店側システム200から振込専用口座に対して被振込金額を指定した指定金額情報を受け取ると、振込専用口座の口座番号と被振込金額を対応付けて指定金額情報テーブル110に格納する。
一実施形態において、指定金額管理サーバ102は、特定の振込専用口座に対する被振込金額の変更を受け取ることもできる。例えば、指定金額管理サーバ102は、販売店側システム200から特定の振込専用口座に対する指定金額情報を受け取ると、指定金額情報テーブル110内に、その特定の振込専用口座に対する被振込金額が格納されているかどうか判断する。被振込金額が格納されてない場合は、販売店側システム200からの指定金額情報において指定された金額を、その特定の振込専用口座の被振込金額として指定金額情報テーブル110に格納する。一方、指定金額情報テーブル110内に、その特定の振込専用口座の被振込金額が格納されている場合は、販売店側システム200から受け取った指定金額情報において指定された金額と一致しているかどうかを判断し、一致しないときに、その振込専用口座の被振込金額を、指定金額情報において指定された金額に変更することによって指定金額情報テーブル110を更新することができる。なお、指定金額管理サーバ102は、仮想口座サービスの利用者側のシステムからネットワークを介して受信した指定金額情報に基づいて、各振込専用口座の被振込金額を指定金額情報テーブル110に格納するだけでなく、利用者側からの通知に基づいて各振込専用口座の被振込金額を指定金額情報テーブル110に格納することもできる。
金融機関システム100は、振込情報を受信して振込入金処理を行う振込処理サーバ106と、各振込専用口座に対する振込金額をチェックする金額チェックサーバ104をさらに備える。
振込処理サーバ106は、ATM端末400と接続され、ATM端末400において入力された振込情報(振込先口座情報、振込金額など)を受信する。振込処理サーバ106は、ユーザ端末300からネットワークを介して振込情報を受信することもできる。例えば、ユーザ(振込人)が、金融機関システム100が提供するインターネットバンキングサービスなどのEBサービスに登録している場合、ユーザ端末300のWebブラウザを介してEBサービスにアクセスして振込情報を入力すると、ユーザ端末300は、入力された振込情報を、ネットワークを介して金融機関システム100に送信することができる。ユーザ端末300は、パーソナルコンピュータ、タブレットPC、モバイルデバイスなど、インターネットに接続可能なWebブラウザを有した任意の端末とすることができる。
振込処理サーバ106は、ATM端末400から、またはユーザ端末300からインターネットバンキングサービスなどのEBサービスを介して振込情報を受信すると、受信した振込情報の振込先口座が振込専用口座であるかどうかを判断し、振込先口座が振込専用口座でない場合(すなわち、通常の入金可能な口座の場合)、振込先口座として指定された口座への入金処理を行う。一方、振込先口座が振込専用口座の場合、振込処理サーバ106は、口座読替テーブル112にアクセスして、振込先口座として指定された振込専用口座が、被振込金額が設定されている口座であるかどうかを判断する。一実施形態において、振込処理サーバ106は、口座読替テーブル112において、振込先口座である振込専用口座の契約フラグが「1」であるか否かに基づいて、被振込金額が設定されているかどうかを判断する。振込先口座が、被振込金額が指定された振込専用口座の場合、振込処理サーバ106は、振込先口座情報と振込金額とを含む振込情報を金額チェックサーバ104に送信する。
金額チェックサーバ104は、振込処理サーバ106から振込情報を受信すると、指定金額情報テーブル110にアクセスして、振込専用口座に対して指定された被振込金額を識別し、振込情報に含まれる振込金額と一致しているかどうかを判断する。振込金額が被振込金額と一致しているとき、振込処理サーバ106が、振込先口座である振込専用口座に対応する入金口座に対する入金処理を行う。一方、振込金額が被振込金額と異なるとき、入金処理は行われない。一実施形態において、振込金額が振込先口座に対して指定された被振込金額と異なるとき、振込処理サーバ106は、入金処理を行わずに、振込情報を送信したユーザ端末300またはATM端末400に、振込金額が指定の被振込金額と異なることを示す通知を返すなど、エラー処理を行う。
なお、図1では、金額チェックサーバ104と振込処理サーバ106は別個のものとして図示されているが、他の実施形態においては、当然ながら1つのサーバとして構成することもできる。
次に、図2および図3を参照して、指定金額情報テーブル110および口座読替テーブル112の構成について説明する。
図2の(a)、(b)は、それぞれ本発明の一実施形態に係る指定金額情報テーブル110、口座読替テーブル112の構成を示す。本発明の一実施形態では、1つの入金口座「20y−9876543」に対して、口座番号が「76x−1234000」〜「76x−1234999」の1000個の振込専用口座が設定されている場合、入金口座「20y−9876543」の保有者(例えば、販売店Y)は、1000個すべての振込専用口座に対して各々振り込まれるべき金額を予め指定することができる。この場合、金融機関システム100は、図2の(b)に示されるように、指定金額情報テーブル110に、口座番号が「76x−1234000」〜「76x−1234999」までの1000個の振込専用口座の各々に対して指定された金額を被振込金額として格納する。そして、金融機関システム100は、図2の(a)に示されるように、口座読替テーブル112において、開始番号「76x−1234000」から終了番号「76x−1234999」までの口座番号の範囲に対して契約フラグを「1」に設定し、この範囲に含まれる振込専用口座に対して被振込金額が指定されていることを示すことができる。
図3の(a)、(b)は、それぞれ本発明の別の実施形態に係る指定金額情報テーブル110、口座読替テーブル112の構成を示す。本発明の別の実施形態では、1つの入金口座に対して設定された複数の振込専用口座のうち、一部の振込専用口座のみに対して指定金額を設定することもできる。
図3の例では、1つの入金口座「20y−9876543」の保有者は、入金口座「20y−9876543」に対して設定された「76x−1234000」〜「76x−1234999」の1000個の振込専用口座のうち、例えば、「76x−1234000」〜「76x−1234499」までの500個の振込専用口座のみに対して被振込金額を指定することができる。この場合、金融機関システム100は、口座番号が「76x−1234000」〜「76x−1234499」までの500個の振込専用口座の各口座について、指定された金額を被指定金額として指定金額情報テーブル110に格納する。そして、金融機関システム100は、入金口座「20y−9876543」の振込専用口座のうち、開始番号「76x−1234000」から終了番号「76x−1234499」までの範囲に対しては、口座読替テーブル112の契約フラグを「1」に設定し、一方、開始番号「76x−1234500」から終了番号「76x−1234999」までの範囲に対しては、契約フラグを「0」に設定することができる。したがって、開始番号「76x−1234000」から終了番号「76x−1234499」までの範囲に含まれる振込専用口座に対しては、被振込金額が指定されており、開始番号「76x−1234500」から終了番号「76x−1234999」までの範囲に含まれる振込専用口座に対しては、被振込金額が指定されていないことを示すことができる。
上述の契約フラグの設定方法は、一例であり、本発明のさらに別の実施形態では、例えば、振込専用口座毎に契約フラグを設定することもできる。
次に、図4を参照して、本願発明の一実施形態にかかる振込入金処理を説明する。図4は、金融機関システム100において行われる振込入金処理を示すフロー図である。
例えば、ユーザ端末300のユーザは、ユーザ端末300のWebブラウザから、インターネットを介して販売店側システム200のWebサイトにアクセスし、Webサーバ202によって提供されるWebページ204を閲覧して、商品Aを購入することができる(例えば、図1の302)。次いで、ユーザ端末300が、Webサーバ202から支払情報確認画面情報(例えば、図1の304)を受信すると、ユーザは、ユーザ端末300上に表示される支払情報確認情報に基づいて、ユーザ端末300からEBサービスを介して、あるいはATM端末400から、振込先の口座情報や振込金額などの振込情報を入力することができる。
処理は、ステップS402において、金融機関システム100の振込処理サーバ106が、ユーザ端末300またはATM端末400から振込情報を受信すると開始する。振込情報には、ユーザ端末300またはATM端末400において入力された振込先口座の口座番号、口座名義人名などの振込先口座情報、および振込金額が含まれる。
ステップS404において、振込処理サーバ106は、ユーザ端末300またはATM端末400から受信した振込情報に含まれる振込先口座の口座番号に基づいて、振込先口座が振込専用口座であるかどうか判断する。一実施形態において、振込処理サーバ106は、振込先口座番号が込専用口座であるかどうかの判断は、口座読替テーブル112において振込専用口座として記憶されているかどうかに基づいて行うことができる。
振込先口座が振込専用口座でないとき(すなわち、通常の入金可能な口座であるとき)、処理はステップS406に進み、振込処理サーバ106は、通常の振込入金処理を行う。例えば、振込処理サーバ106は、振込情報において振込先口座として入力された口座に、振込金額として入力された金額の資金を入金する。
一方、振込先口座が振込専用口座のときは、処理はステップS408に進み、振込処理サーバ106は、口座読替テーブル112にアクセスし、ステップS410において、振込先口座である振込専用口座の契約フラグに基づいて、その振込専用口座が、被振込金額が指定された口座であるかどうかを判断する。
一例において、振込先口座が振込専用口座「76x−1234000」であるとき、口座読替テーブル112における振込専用口座「76x−1234000」の契約フラグは「1」であるため(図1〜3)、振込処理サーバ106は、被振込金額が指定されている口座であると判断することができる。別の例において、振込先口座が振込専用口座「76x−3333333」であるとき、口座読替テーブル112における振込専用口座「76x−3333333」の契約フラグは「0」であるため(同図)、振込処理サーバ106は、被振込金額が指定されていない口座であると判断することができる。
振込先口座である振込専用口座が、被振込金額が指定されていない口座であるとき、処理はステップS418に進み、振込処理サーバ106は、口座読替テーブル112を参照して、その振込専用口座に対応する入金口座を特定し、該特定した入金口座に、振込金額として指定された金額を入金する。一実施形態では、口座読替テーブル112において、振込専用口座の口座番号の範囲と、入金口座とが対応付けられている場合、振込処理サーバ106は、振込先口座である振込専用口座の口座番号が含まれる範囲を特定し、該範囲に対応する入金口座に入金することができる。
一方、振込先口座である振込専用口座が、被振込金額が指定されている口座であるとき、処理はステップS412に進み、金額チェックサーバ104は、指定金額情報テーブル110を参照して、該指定金額情報テーブル110に記憶された振込専用口座の情報のうち、振込先口座である振込専用口座に合致する振込専用口座を識別し、該振込専用口座に対して指定された被振込金額を抽出する。一実施形態において、振込専用口座が、被振込金額が指定された口座であるとき、振込処理サーバ106は、振込先口座である振込専用口座の口座情報と振込金額とを含む振込情報を金額チェックサーバ104に送信する。金額チェックサーバ104は、振込処理サーバ106から振込情報を受信し、指定金額情報テーブル110を参照することにより、振込専用口座に対して指定された被振込金額を識別することができる。
次いで、ステップS414において、金額チェックサーバ104は、振込情報に含まれる振込金額が、指定された被振込金額と一致するかどうかを判断する。上述の例において振込情報の振込先口座が、振込専用口座「76x−1234000」である場合、該振込専用口座に対して指定された被振込金額は「1000円」である。したがって、振込情報の振込金額が「1000円」であるとき、金額チェックサーバ104は、振込金額が、指定された被振込金額と一致すると判定することができ、一方、振込情報の振込金額が「1000円」でない場合には、被振込金額と一致しないと判定される。金額チェックサーバ104は、振込金額と被振込金額が一致するかどうかを判断し、その判定結果を振込処理サーバ106に通知することができる。
振込金額が指定された被振込金額と一致する場合、ステップS418に進み、振込処理サーバ106は、上述のように、口座読替テーブル112を参照して、振込専用口座に対応する入金口座を特定し、振込金額として入力された金額を入金口座に入金する。
一方、振込金額が指定された被振込金額と一致しない場合、振込処理サーバ106は、ステップS416において、エラー処理を行う。一実施形態において、振込処理サーバ106は、入金処理を行わずに、振込情報の送信元のユーザ端末300またはATM端末400に、振込金額が指定の被振込金額と一致しないことを示す通知を送信することができる。
本開示では、インターネットショッピングにおけるWeb決済などに関連して説明したが、本発明は、このような態様に限定されず、被振込者が特定の口座に対する入金金額を予め指定する任意の態様に用いることができる。
100 金融機関システム
102 指定金額管理サーバ
104 金額チェックサーバ
106 振込処理サーバ
110 指定金額情報テーブル
112 口座読替テーブル
200 販売店側システム
202 Webサーバ
204 Webページ
300 ユーザ端末
400 ATM端末

Claims (6)

  1. 特定の口座に関連付けられた複数の振込口座について、前記特定の口座の情報と、被振込金額が指定されているかどうかを示す契約情報とを記憶する口座情報記憶手段と、
    前記複数の振込口座のうち被振込金額が指定された振込口座について、各振込口座に対して予め指定された被振込金額を記憶する指定金額記憶手段と、
    振込先口座と振込金額とを含む振込情報に基づいて入金処理を行う振込処理手段であって、前記契約情報に基づいて、前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるかどうかを判断し、前記被振込金額が指定された振込口座であるとき、前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致する場合にのみ、前記特定の口座へ前記振込金額の入金処理を行う振込処理手段と、
    前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるとき、前記指定金額記憶手段に記憶された振込口座のうち前記振込先口座に対応する振込口座を識別して、該振込口座に対して指定された被振込金額を抽出し、前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致するかどうかを判断する金額チェック手段と
    を備え
    前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であり、前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致しないとき、前記振込処理手段は、入金処理を行わずに、前記振込情報の送信元の端末に対して、前記振込金額が前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と異なることを示す通知を出力することを特徴とする振込処理システム。
  2. 前記振込処理手段は、前記振込先口座が前記口座情報記憶手段内の前記複数の振込口座のいずれかに対応するかどうかを判断し、前記複数の振込口座のいずれにも対応しないとき、前記振込先口座へ前記振込金額の入金処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の振込処理システム。
  3. 特定の口座に関連付けられた複数の振込口座について、前記特定の口座の情報と、被振込金額が指定されているかどうかを示す契約情報とを対応付けて記憶した口座情報テーブル、および前記複数の振込口座のうち被振込金額が指定された振込口座について、各振込口座の被振込金額を記憶した指定金額テーブルを備えたシステムにおいて実行される方法であって、
    振込先口座と振込金額とを含む振込情報を受信すると、前記契約情報に基づいて、前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるかどうかを判断するステップと、
    前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるとき、
    前記指定金額テーブルに記憶された振込口座のうち前記振込先口座に対応する振込口座を識別して、該振込口座に対して指定された被振込金額を抽出するステップと、
    前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致するかどうかを判断するステップと、
    前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致すると判断したとき、前記特定の口座へ前記振込金額の入金処理を行うステップと
    前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致しないと判断されたとき、入金処理を行わずに、前記振込情報の送信元の端末に対して、前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と異なることを示す通知を出力するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  4. 前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるかどうかを判断する前に、
    前記振込情報を受信すると、前記振込先口座が前記口座情報テーブル内の前記複数の振込口座のいずれかに対応するか判断するステップと、
    前記振込先口座が前記複数の振込口座のいずれにも対応しないとき、前記振込先口座へ前記振込金額の入金処理を行うステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 特定の口座に関連付けられた複数の振込口座について、前記特定の口座の情報と、被振込金額が指定されているかどうかを示す契約情報とを対応付けて記憶した口座情報テーブル、および前記複数の振込口座のうち被振込金額が指定された振込口座について、各振込口座の被振込金額を記憶した指定金額テーブルを備えたコンピュータに、
    振込先口座と振込金額とを含む振込情報を受信すると、前記契約情報に基づいて、前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるかどうかを判断するステップと、
    前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるとき、
    前記指定金額テーブルに記憶された振込口座のうち前記振込先口座に対応する振込口座を識別して、該振込口座に対して指定された被振込金額を抽出するステップと、
    前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致するかどうかを判断するステップと、
    前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致すると判断したとき、前記特定の口座へ前記振込金額の入金処理を行うステップと
    前記振込情報の前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と一致しないと判断されたとき、前記コンピュータに、入金処理を行わずに、前記振込情報の送信元の端末に対して、前記振込金額が、前記振込口座に対して指定された前記被振込金額と異なることを示す通知を出力するステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  6. 前記振込情報の前記振込先口座が、前記被振込金額が指定された振込口座であるかどうかを判断する前に、前記コンピュータに、
    前記振込情報を受信すると、前記振込先口座が前記口座情報テーブル内の前記複数の振込口座のいずれかに対応するか判断するステップと、
    前記振込先口座が前記複数の振込口座のいずれにも対応しないとき、前記振込先口座へ前記振込金額の入金処理を行うステップと
    をさらに実行させることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
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