JP5936039B2 - 法線検出方法、法線検出装置および法線検出機能を備えた加工機 - Google Patents

法線検出方法、法線検出装置および法線検出機能を備えた加工機 Download PDF

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Description

本発明は、距離検出器を用いた法線検出方法、法線検出装置および法線検出機能を備えた加工機に関する。
機械加工では、設計図面通りおよび加工設定通りに加工を施すことが重要であり、そのためには被加工物に対する加工位置、加工方向および加工量を正確に把握することが必要である。
例えば、航空機の機体などのように多くの構成部品をリベットやファスナーなどの機械的結合部品によって機械的に結合して成る構造物においては、各構成部品に機械的結合部品を通すための穴明け加工を正確な加工位置、加工方向および加工量で施す必要がある。
航空機の一構成部品である主翼と骨格部品等を機械的結合部品などによって機械的に結合する際、主翼の表面から機械的結合部品が突出することで主翼表面に凸部が形成される、または機械的結合部品の取付け穴が深いことで主翼表面に凹部が形成されることがある。これら主翼の表面の凸部および凹部は飛行機の空力性能に影響する。よって、凸部および凹部が最小限となるように、被加工物である主翼に対して、機械的結合部品を通すための穴明け加工を正確な加工位置かつ正確な加工方向かつ正確な加工量で行う。ここで、加工方向とは主に被加工物の加工対象面に対して直角であり、加工の際には加工対象面における法線ベクトルを求める必要がある。
特開昭61−269002号公報 特開平8−71823号公報
加工対象面における法線ベクトルを求める法線検出方法として特許文献1があり、法線検出機能を備えた加工機として特許文献2がある。
特許文献1の法線検出方法は、内筒と外筒が同軸上に嵌合されて成り、内筒に対して外筒が周方向回転および軸方向可動である法線検出治具において、内筒の一端側先端面に放射状に設置した複数の接触センサーのうち対向する二つの接触センサーが被測定物に接触し、外筒の一端側にある突出した対向する二つの先端面に設置した対向する二つの接触センサーが被測定物に接触することで、被測定物の被測定面における法線ベクトルを求める方法である。
これは、法線検出治具の軸方向が被測定面における法線ベクトルと同一であるかを判別する方法である。つまり、内筒の対向する二つの接触センサーが被測定物を検知し、且つ外筒の先端に設置した二つの接触センサーが被測定物を検知するような法線検出治具の軸方向を手探りで模索しなければならない。よって、法線検出治具の軸方向を被測定面における法線ベクトルと一致させる作業には時間が掛かってしまう。また、特許文献1の法線検出方法では、法線検出治具の姿勢を自動制御することは困難である。
特許文献2の法線検出機能を備えた加工機は、一端側に二つの非接触センサーを設置し、他端側にモータ駆動の高さ調整機構を設けた加工治具を備えた穴明け加工機である。二つの非接触センサーを穴明け加工具に対して対称となるように配置し、高さ調整機構を二つの非接触センサーおよび加工具と一列に並ぶように配置する。二つの非接触センサーによる測定距離が同一となるように高さ調整機構によって調整することで、加工対象面に対する加工機の加工方向が直角となるようにする。
これは、二つの非接触センサーおよび高さ調整機構が並ぶ一方向に対する直角度を検出する装置である。よって、当該方向とは異なる方向に対する直角度は検出できないので、加工対象面における法線ベクトルを高精度に求めるには不十分である。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、被測定面における法線ベクトルを模索する必要がないように、距離検出器による測定距離から被測定面における法線ベクトルを高精度に算出することを目的とする。
上記課題を解決する第一の発明に係る法線検出方法は、一つまたは複数の距離検出器を用いて被測定物までの複数の距離を測定し、得られた測定結果から前記被測定物の被測定面における法線ベクトルを求める法線検出方法において、同一円周上に配列されて前記距離検出器が前記被測定物までの距離を測定する複数の測定位置と、これら複数の測定位置において前記距離検出器によって得られた複数の測定結果とから前記複数の測定位置における前記被測定面上の複数の測定点を三次元座標で表し、前記距離検出器によって前記複数の測定位置のうちの任意の第一の測定位置で測定する第一の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と対向する第二の測定位置で測定する第二の測定点とを三次元軸上で繋いだ直線を第一のベクトルとし、配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置する第三の測定位置で測定する第三の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置し、配列方向において前記第三の測定位置と対向する第四の測定位置で測定する第四の測定点とを三次元軸上で繋ぎ、前記第一の測定点または前記第二の測定点が起点となるように平行移動した直線を第二のベクトルとし、前記第一のベクトルと前記第二のベクトルとの外積によって前記被測定面における法線ベクトルを求めることを特徴とする。
上記課題を解決する第二の発明に係る法線検出方法は、前記第一のベクトルと前記第二のベクトルとが直角となることを特徴とする
上記課題を解決する第三の発明に係る法線検出方法は、前記距離検出器によって得られる前記複数の測定結果のうち、前記第一の測定位置における第一の測定結果と前記第二の測定位置における第二の測定結果との差が最大となるように、前記第一の測定位置、前記第二の測定位置、前記第三の測定位置および前記第四の測定位置を選定したことを特徴とする。
上記課題を解決する第四の発明に係る法線検出方法は、前記距離検出器を、前記第一の測定位置、前記第二の測定位置、前記第三の測定位置および前記第四の測定位置を含む八か所に放射状となるように配置したことを特徴とする。
上記課題を解決する第五の発明に係る法線検出方法は、前記距離検出器として非接触センサーを用いたことを特徴とする。
上記課題を解決する第六の発明に係る法線検出装置は、被測定物までの距離を測定する一つまたは複数の距離検出器と、同一円周上に配列されて前記距離検出器が前記被測定物までの距離を測定する複数の測定位置と、これら複数の測定位置において前記距離検出器によって得られた複数の測定結果とから前記複数の測定位置における前記被測定物の被測定面上の複数の測定点を三次元座標で表し、前記距離検出器によって前記複数の測定位置のうちの任意の第一の測定位置で測定する第一の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と対向する第二の測定位置で測定する第二の測定点とを三次元軸上で繋いだ直線を第一のベクトルとし、配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置する第三の測定位置で測定する第三の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置し、配列方向において前記第三の測定位置と対向する第四の測定位置で測定する第四の測定点とを三次元軸上で繋ぎ、前記第一の測定点または前記第二の測定点が起点となるように平行移動した直線を第二のベクトルとし、前記第一のベクトルと前記第二のベクトルの外積によって前記被測定面における法線ベクトルを算出し、この法線ベクトルから加工箇所の設定点を通る加工用ベクトルを算出する演算手段とを有することを特徴とする。
上記課題を解決する第七の発明に係る法線検出機能を備えた加工機は、第六の発明に係る法線検出装置と、当該法線検出装置および加工具の姿勢を前記演算手段によって算出された方向へ三次元的に制御する三次元姿勢制御手段とを有することを特徴とする。
第一の発明に係る法線検出方法によれば、平行でない第一のベクトルと第二のベクトルから法線ベクトルを算出しているので、平面および曲面における法線ベクトルを高精度に求めることができる。また、距離検出器による測定距離から被測定面における法線ベクトルを算出することができるので、本発明に係る法線検出方法を加工機等に適用した場合には、加工機の加工具等の姿勢を自動制御することが容易になり、加工機の加工方向等を被測定面における法線ベクトルと一致させるように加工機の加工具等の姿勢を制御する作業時間の短縮を図ることができる。
第二の発明に係る法線検出方法によれば、直角を成す第一のベクトルと第二のベクトルから法線ベクトルを算出しているので、平面および曲面における法線ベクトルをより高精度に求めることができる。
第三の発明に係る法線検出方法によれば、対向する測定位置における測定結果の差が最大となる箇所の測定結果によって法線ベクトルを算出するようにしたので、算出する法線ベクトルの精度が向上する。
第四の発明に係る法線検出方法によれば、放射状に設置した八個の距離検出器を用いることで、八か所同時の測定が可能になり、穴や端面等によって一部の距離検出器が有効な測定を行えない場合にも有効な測定を行える他の距離検出器によって得られる測定距離から法線ベクトルを求めることができる。
第五の発明に係る法線検出方法によれば、距離検出器として非接触センサーを用いることで、接触センサーを被測定物に接触させるための動作がなくなるので、被測定面における法線ベクトルを求める作業時間を短縮できる。
第六の発明に係る法線検出装置によれば、直角を成す第一のベクトルと第二のベクトルから法線ベクトルを算出しているので、平面および曲面における法線ベクトルを高精度に求めることができる。また、距離検出器による測定距離から被測定面における法線ベクトルを算出することができるので、本発明に係る法線検出装置を加工機等に適用した場合には、加工機の加工具等の姿勢を自動制御することが容易になり、加工機の加工方向等を被測定面における法線ベクトルと一致させるように加工機の加工具等の姿勢を制御する作業時間の短縮を図ることができる。
第七の発明に係る法線検出機能を備えた加工機によれば、第五の発明に係る法線検出装置によって被測定面における法線ベクトルを算出し、この算出した法線ベクトルに合わせて三次元姿勢制御手段により加工具の姿勢を制御するので、加工具を正確かつ迅速に法線ベクトルに一致させることができ、正確な法線方向の加工を行うことができる。
実施例1に係る距離検出器による測定を示す概念図である。 実施例1に係る加工治具における距離検出器の配置を示す平面図(図3におけるII方向矢視を示す)である。 図2のIII方向矢視を示す側面図である。 実施例1に係る平行治具を取付けた加工治具を示す平面図(図5におけるIV方向矢視を示す)である。 図4のV方向矢視を示す側面図である。 実施例1に係る傾斜治具を取付けた加工治具を示す平面図(図7におけるVI方向矢視を示す)である。 図6のVII方向矢視を示す側面図である。
以下に、本発明に係る法線検出方法の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。もちろん、本発明は以下の実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各種変更が可能であることは言うまでもない。
本発明の実施例1に係る法線検出方法について、図1乃至図7を参照して説明する。
本実施例では、図示しない加工機に法線検出機構を備えた加工治具10を取付け、加工対象である被測定物20の被測定面21における法線方向からの加工を可能にする。
図1および図2に示すように、加工治具10は、被測定物20までの距離を測定する非接触センサー30、非接触センサー30によって得られる測定距離Lから被測定面21における法線ベクトルVnおよび加工用ベクトルVmを算出する図示しない演算手段、演算手段によって算出された方向へ加工治具10の姿勢を図示しない加工機の加工具(主軸および工具など)と共に三次元的に制御する図示しない三次元姿勢制御手段を有する。本実施例の加工治具10では、加工治具10の加工側先端面11に八個の非接触センサー30a、30b、30c、30d、30e、30f、30g、30hを放射状に設置する。
また、加工治具10は、加工治具10に設置した非接触センサー30a〜30hにおけるZ方向の補正を行うための平行治具40(図4および図5)、および加工治具10に設置した非接触センサー30a〜30hにおけるX方向およびY方向の補正を行うための傾斜治具50(図6および図7)を取付け外し可能な加工側先端孔12を有する。ここで、Z方向は非接触センサー30a〜30hの測定方向であり、X方向はZ方向に直交する任意の方向であり、Y方向はZ方向かつX方向に直交する方向である。なお、加工治具10の加工側先端孔12は、加工の際に図示しない加工機の加工部位を通す孔としても用いられる。
平行治具40は、非接触センサー30a〜30hにおけるZ方向の補正を行うための治具であり、図4および図5に示すように、加工治具10の加工側先端孔12に嵌合する取付け円筒部41を有し、非接触センサー30a〜30hにおけるZ方向の補正を行うためのZ方向補正面42を有する。平行治具40の取付け円筒部41を加工治具10の加工側先端孔12に挿し込み、加工治具10に対して平行治具40を固定すると、Z方向補正面42は加工治具10の加工側先端面11と平行すなわち非接触センサー30a〜30hの測定方向であるZ方向に対して直交し、且つ加工治具10の加工側先端面11から任意の距離δzに位置する。なお、八個の非接触センサー30a〜30hにおけるZ方向の補正を行うので、Z方向補正面42は八個の非接触センサー30a〜30hがZ方向補正面42までの距離を測定できる程度に広い。
傾斜治具50は、非接触センサー30a〜30hにおけるX方向およびY方向の補正を行うための治具であり、図6および図7に示すように、加工治具10の加工側先端孔12に嵌合する取付け円筒部51を有し、非接触センサー30a〜30hにおけるX方向およびY方向の補正を行うためのXY方向補正面52を有する。取付け円筒部51を加工側先端孔12に挿し込み、加工治具10に対して傾斜治具50を固定すると、XY方向補正面52は加工治具10の加工側先端面11に対して任意の角度θを成し、且つXY方向補正面52の中心部53が加工治具10の加工側先端面11から任意の距離δxyに位置する。なお、八個の非接触センサー30a〜30hにおけるXY方向の補正を行うので、XY方向補正面52は八個の非接触センサー30a〜30hがXY方向補正面52までの距離を測定できる程度に広い。
傾斜治具50の取付け円筒部51の外壁面に図示しない凸部を設け、加工治具10の加工側先端孔12の内壁面に図示しない第一の凹部を設け、傾斜治具50の取付け円筒部51の凸部と加工治具10の加工側先端孔12の第一の凹部が係合することでXY方向補正面52がX方向と平行になるように取付けることができ、加工治具10の加工側先端孔12の内壁面に第一の凹部とは円周方向に90度異なる位置に図示しない第二の凹部を設け、傾斜治具50の取付け円筒部51の凸部と加工治具10の加工側先端孔12の第二の凹部が係合することでXY方向補正面52がY方向と平行になるように取付けることができる。
まず、加工治具10と平行治具40を用いた、加工治具10に設置した非接触センサー30a〜30hにおけるZ方向の補正について図5を参照して説明する。
平行治具40を加工治具10に取付け、八個の非接触センサー30a〜30hによって平行治具40のZ方向補正面42までの距離を測定する。平行治具40のZ方向補正面42が加工治具10の加工側先端面11から任意の距離δzとなるように平行治具40およびZ方向補正面42を形成し、加工治具10と組付けている。よって、非接触センサー30a〜30hによって得られるZ方向補正面42までの測定距離Lza〜Lzhと比較することで、八個の非接触センサー30a〜30hにおけるZ方向の補正を行うことができる。つまり、加工治具10に対する八個の非接触センサー30a〜30hのZ方向における設置位置を正確に把握でき、八個の非接触センサー30a〜30hの加工治具10への組付け等による相対的な誤差を補正し、非接触センサー30a〜30hによるZ方向の距離測定を正確に行うことができる。
次いで、加工治具10と傾斜治具50を用いた、加工治具10に設置した非接触センサー30a〜30hにおけるX方向の補正について図7を参照して説明する。
傾斜治具50をXY方向補正面52がY方向と平行になるように加工治具10に取付け、八個の非接触センサー30a〜30hによって傾斜治具50のXY方向補正面52までの距離を測定する。XY方向補正面52が加工治具10の加工側先端面11に対して任意の角度θ、且つXY方向補正面52の中心部が加工治具10の加工先端面11から任意の距離δxyとなるように傾斜治具50およびXY方向補正面52を形成し、加工治具10と組付けている。よって、非接触センサー30a〜30hによって得られる測定距離Lxa〜Lxhから算出することで、八個の非接触センサー30a〜30hにおけるX方向の補正を行うことができる。つまり、加工治具10に対する八個の非接触センサー30a〜30hのX方向における設置位置Xa〜Xhを正確に把握でき、八個の非接触センサー30a〜30hの加工治具10への組付け等による相対的な誤差を補正し、非接触センサー30a〜30hによるX方向の距離測定を正確に行うことができる。
次いで、加工治具10と傾斜治具50を用いた、加工治具10に設置した非接触センサー30a〜30hにおけるY方向の補正について図7を参照して説明する。
傾斜治具50をXY方向補正面52がX方向と平行となるように加工治具10に取付け、八個の非接触センサー30a〜30hによって傾斜治具50のXY方向補正面52までの距離を測定する。XY方向補正面52が任意の角度θ、且つXY方向補正面の中心部が加工治具10の加工先端面11から任意の距離δxyとなるように傾斜治具50を形成し、加工治具10と組付けている。よって、非接触センサー30a〜30hによって得られる測定距離Lya〜Lyhから算出することで、八個の非接触センサー30a〜30hにおけるY方向の補正を行うことができる。つまり、加工治具10に対する八個の非接触センサー30a〜30hのY方向における設置位置Ya〜Yhを正確に把握でき、八個の非接触センサー30a〜30hの加工治具10への組付け等による相対的な誤差を補正し、非接触センサー30a〜30hによるY方向の距離測定を正確に行うことができる。
次いで、加工治具10を用いた、被測定面21における法線ベクトルVnを求める法線検出方法について図1を参照して説明する。
法線ベクトルVnは、加工治具10に設置した八個の非接触センサー30a〜30hから四個を選定し、後述する選定された組み合わせの非接触センサー30aと30eおよび30cと30gによって得られる測定距離La、Le、Lc、Lgおよび選定された組み合わせの非接触センサー30aと30eおよび30cと30gの設置位置Pa(Xa、Ya)、Pe(Xe、Ye)、Pc(Xc、Yc)、Pg(Xg、Yg)から算出して求める。
八個の非接触センサー30a〜30hによって測定した被測定物20までの測定距離La〜Lhが、すべて有効であるとは限らない。これは、被測定物20の測定点Qa〜Qhに穴が開いている場合、または測定点Qa〜Qhが被測定物の端部から外れている場合などによる。しかし、必ずしも全ての非接触センサー30a〜30hによって有効な測定距離La〜Lhが得られる必要はなく、有効な測定距離La〜Lhが必要条件に満たせば良い。有効な測定距離La〜Lhが必要条件に満たない場合は、加工治具10を僅かに平行移動させて非接触センサー30a〜30hによる被測定物20までの距離の測定を行うことで、有効な測定距離La〜Lhが必要条件を満たすようにする。
加工治具10に設置した八個の非接触センサー30a〜30hを用いて、被測定物20までの測定距離La〜Lhを測定する。加工治具10に設置した非接触センサー30a〜30hにおいて、対向に位置する組み合わせの非接触センサー30aと30e、30bと30f、30cと30g、30dと30hは四組あり、非接触センサー30aと30eから得られる測定距離LaとLeの差である測定距離差ΔLae、非接触センサー30bと30fから得られる測定距離LbとLfの差である測定距離差ΔLbf、非接触センサー30cと30gから得られる測定距離LcとLgの差である測定距離差ΔLcg、非接触センサー30dと30hから得られる測定距離LdとLhの差である測定距離差ΔLdhを算出する。
Figure 0005936039
各組の測定距離差ΔLae、ΔLcg、ΔLbf、ΔLdhを比較し、差分が最大となる組み合わせを選定する。
Figure 0005936039
対向に位置する組み合わせの非接触センサー30aと30e、および対向に位置する組み合わせの非接触センサー30aと30eに対して相対的に直交を成す組み合わせの非接触センサー30cと30gを選定された組み合わせの非接触センサー30aと30eおよび30cと30gとする。
なお、非接触センサー30a〜30hから得られる測定距離La〜Lhに有効でない測定結果が含まれることがある。例えば、測定距離Lbが有効でない場合には、上記の比較を行わずに、対向に位置する組み合わせの非接触センサー30a、30e、30c、30gが選定される。
選定された組み合わせの非接触センサー30aと30eおよび30cと30gによって測定する被測定面21上の測定点Qa、Qc、Qe、Qgを、非接触センサー30a、30c、30e、30gのXY方向の設置位置Pa(Xa、Ya)、Pc(Xc、Yc)、Pe(Xe、Ye)、Pg(Xg、Yg)、および非接触センサー30a、30c、30e、30gによって得られた測定距離La、Lc、Le、Lgから、三次元座標で表す。
測定点Qa(Xa、Ya、Za)
測定点Qc(Xc、Yc、Zc)
測定点Qe(Xe、Ye、Ze)
測定点Qg(Xg、Yg、Zg)
三次元座標を基に、対向する非接触センサー30aと30eによって測定した測定点Qaと測定点Qeを結ぶベクトルVae、および対向する非接触センサー30cと30gによって測定した測定点Qcと測定点Qgを結ぶベクトルVcgを算出する。
Figure 0005936039
ここで、sおよびtは任意の実数である。
ベクトルVae、Vcgは捻じれの関係にあるので、一方のベクトルVcgを平行移動させてベクトルVaeの一方の起点である測定点Qa(Xa、Ya、Za)を通るベクトルV´cgとする。
Figure 0005936039
ベクトルVaeとベクトルV´cgの外積であるベクトルVnを算出する。ベクトルVnはベクトルVaeおよびベクトルV´cgに直交する方向ベクトルであり、被測定面21における法線ベクトルを示す。
Figure 0005936039
ここで、uは任意の実数である。
算出した法線ベクトルVnから加工箇所の設定点Rm(Xm、Ym、Zm)を通る加工用ベクトルVmを算出する。
Figure 0005936039
ここで、vは任意の実数である。
図示しない加工機の加工部位と求めた加工用ベクトルVmが一致するように、三次元姿勢制御手段によって加工治具10の姿勢を図示しない加工機と共に制御する。この制御後は、対向する非接触センサー30a、30c、30e、30gによって得られる測定距離La、Lc、Le、Lgは同じ値となる。
以上の法線検出方法および三次元姿勢制御によって、被測定面21における法線ベクトルを高精度に求め、加工治具10および図示しない加工機の加工具の向きを算出した法線ベクトルに一致させ、正確な法線方向の加工を行うことができる。
また、選定された組み合わせの非接触センサー30aと30eおよび30cと30gによって得られる測定距離La、Le、Lc、Lgおよび選定された組み合わせの非接触センサー30aと30eおよび30cと30gの設置位置Pa(Xa、Ya)、Pe(Xe、Ye)、Pc(Xc、Yc)、Pg(Xg、Yg)によって法線ベクトルVnを算出するだけでなく、非接触センサー30bと30fおよび30dと30hによって得られる測定距離Lb、Lf、Ld、Lhおよび選定された組み合わせの非接触センサー30bと30fおよび30dと30hの設置位置Pb(Xb、Yb)、Pf(Xf、Yf)、Pd(Xd、Yd)、Ph(Xh、Yh)によって法線ベクトルV´nを算出し、複数の法線ベクトルVnとV´nの平均を取ることで、被測定面21における法線ベクトルをより高精度に求めることもできる。
なお、本実施例の法線検出方法および三次元姿勢制御の作業を複数回繰り返すことで、被測定面21における法線ベクトルをより高精度に求め、加工治具10および図示しない加工機の加工具をより高精度に算出した法線ベクトルに一致させることができる。
法線検出は非接触センサー30a〜30hによって得られる測定距離La〜Lhの影響を受けるので、非接触センサー30a〜30hによる正確な測定が必要である。よって、本実施例では加工治具10に取付けた八個の非接触センサー30a〜30hのX方向、Y方向およびZ方向の補正を行った。もちろん、非接触センサー30による正確な測定および設置が予め可能であれば、本実施例のようなX方向、Y方向およびZ方向の補正は必要ない。
本実施例では距離検出器として八個の非接触センサー30a〜30hを放射状に設置して法線検出を行ったが、本発明はこれに限定されない。例えば、非接触センサー30を可動式とすることで、一個の非接触センサー30によって複数の測定位置Pで測定した複数の測定距離Lから法線ベクトルを算出しても良く、距離検出器として接触センサーを用いた測定距離Lから法線ベクトルを算出しても良い。
また、本実施例では法線検出機構を備えた加工治具10を用いて法線ベクトルを求めたが、本発明はこれに限定されない。例えば、加工機自体に距離検出器、演算手段および三次元姿勢制御手段を設けることで、加工治具10を用いずに法線検出を行っても良い。
本発明に係る法線検出方法は、対象面における法線ベクトルを高精度かつ短時間で検出することが可能であり、対象面として平面および曲面に有効であるので、航空機主翼等に穴明けを行う穴明け加工等に極めて有益である。
10 加工治具
11 加工側先端面
12 加工側先端孔
20 被測定物
21 被測定面
30 非接触センサー
40 平行治具
41 取付け円筒部
42 Z方向補正面
50 傾斜治具
51 取付け円筒部
52 XY方向補正面
53 中心部

Claims (7)

  1. 一つまたは複数の距離検出器を用いて被測定物までの複数の距離を測定し、得られた測定結果から前記被測定物の被測定面における法線ベクトルを求める法線検出方法において、
    同一円周上に配列されて前記距離検出器が前記被測定物までの距離を測定する複数の測定位置と、これら複数の測定位置において前記距離検出器によって得られた複数の測定結果とから前記複数の測定位置における前記被測定面上の複数の測定点を三次元座標で表し、
    前記距離検出器によって前記複数の測定位置のうちの任意の第一の測定位置で測定する第一の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と対向する第二の測定位置で測定する第二の測定点とを、三次元軸上で繋いだ直線を第一のベクトルとし、
    配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置する第三の測定位置で測定する第三の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置し、配列方向において前記第三の測定位置と対向する第四の測定位置で測定する第四の測定点とを三次元軸上で繋ぎ、前記第一の測定点または前記第二の測定点が起点となるように平行移動した直線を第二のベクトルとし、
    前記第一のベクトルと前記第二のベクトルとの外積によって前記被測定面における法線ベクトルを求めることを特徴とする法線検出方法。
  2. 前記第一のベクトルと前記第二のベクトルとが直角となることを特徴とする請求項1に記載の法線検出方法。
  3. 前記距離検出器によって得られる前記複数の測定結果のうち、前記第一の測定位置における第一の測定結果と前記第二の測定位置における第二の測定結果との差が最大となるように、前記第一の測定位置、前記第二の測定位置、前記第三の測定位置および前記第四の測定位置を選定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の法線検出方法。
  4. 前記距離検出器を、前記第一の測定位置、前記第二の測定位置、前記第三の測定位置および前記第四の測定位置を含む八か所に放射状となるように配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の法線検出方法。
  5. 前記距離検出器として非接触センサーを用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の法線検出方法。
  6. 被測定物までの距離を測定する一つまたは複数の距離検出器と、
    同一円周上に配列されて前記距離検出器が前記被測定物までの距離を測定する複数の測定位置と、これら複数の測定位置において前記距離検出器によって得られた複数の測定結果とから前記複数の測定位置における前記被測定物の被測定面上の複数の測定点を三次元座標で表し、前記距離検出器によって前記複数の測定位置のうちの任意の第一の測定位置で測定する第一の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と対向する第二の測定位置で測定する第二の測定点とを三次元軸上で繋いだ直線を第一のベクトルとし、配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置する第三の測定位置で測定する第三の測定点と、配列方向において前記第一の測定位置と前記第二の測定位置の中間に位置し、配列方向において前記第三の測定位置と対向する第四の測定位置で測定する第四の測定点とを三次元軸上で繋ぎ、前記第一の測定点または前記第二の測定点が起点となるように平行移動した直線を第二のベクトルとし、前記第一のベクトルと前記第二のベクトルの外積によって前記被測定面における法線ベクトルを算出し、この法線ベクトルから加工箇所の設定点を通る加工用ベクトルを算出する演算手段と、
    を有することを特徴とする法線検出装置。
  7. 請求項6に記載の法線検出装置と、
    当該法線検出装置および加工具の姿勢を、前記演算手段によって算出された加工用ベクトルへ三次元的に制御する三次元姿勢制御手段と
    を有することを特徴とする法線検出機能を備えた加工機。
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