JP5935327B2 - カイロ用不織布 - Google Patents

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Description

本発明は適度な風合い、耐摩耗性を有し、操業性が良く、低コストなカイロ用不織布に関する。
使い捨てカイロは、空気中で発熱する発熱剤を不織布等の布帛にポリエチレン等のフィルムをラミネートした材料で包み込み、該ラミネートした材料に微孔を空けることで空気の出入りを可能とし、発熱剤が空気と接触することで酸化反応により発熱する。
ラミネートした材料のうち布帛は、人体に接触する部材であり、カイロの機能として適度な暖かさに発熱剤から発熱した熱を調整する機能、人体への接触時の柔らかさを与える機能等が要求される。また、貼らないカイロにおいては、使用者の揉みしだき動作に伴う布帛の毛羽立ちによる使用感の劣化を防止するための機能も必要となる。
また、布帛は、発熱剤がラミネートした材料に開けられた微孔を通過してきた空気と接触した結果、発熱するため、通気性を備えていなければならない。
このように、カイロ用布帛には様々な性能が要求され、これらの細かな要求品質をクリアする素材として該布帛には不織布が一般的に使用されている。
例えば、特許文献1には、不織布として、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維などからなる不織布が挙げられ、柔軟性の点からはポリアミド系繊維が、寸法安定性、剛性および耐熱性の点からはポリエステル系繊維が好ましいことが記載されている。また、不織布としては、強度や柔軟性の点から長繊維不織布であることが好ましいことが記載されている。
しかしながら、ポリアミド系繊維を使用した不織布は、比較的高価な原料であるポリアミド系樹脂を使用するため、不織布自体の価格を安く抑えることが困難であり、カイロ製品そのものの価格を吊り上げることになり、ディスポーザルであるというカイロの製品的位置付けから鑑みて敬遠される傾向にあった。
また、ポリエステル系繊維を使用した不織布は、原料が安価であり、なかでも長繊維不織布は、製法に関する技術が成熟しており、比較的安価に製造が可能であるが、ポリアミド系繊維を使用した不織布に比べ、柔軟性に劣るという欠点を持つ。そのため、カイロ用途に必要な風合いという性能が維持できないことから敬遠される傾向にあった。
特開2009−197385号公報
本発明は、カイロ用不織布において、求められる要求特性である柔軟性、耐摩耗性を有し、さらには、操業性が良く、低コストなカイロ用不織布を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決するため、鋭意研究した結果、遂に本発明を完成するに到った。すなわち、本発明は以下の通りである。
1.繊度が0.5〜5dtexのポリエステル系長繊維からなる、目付が15〜60g/m、耐摩耗性が3級以上、曲げ剛性が0.3gf・cm/cm以下である長繊維不織布を用いたカイロ用不織布。
2.ポリエステル系長繊維が、ポリエチレンテレフタレート及びその共重合物、又はポリブチレンテレフタレート及びその共重合物からなる長繊維であり、繊維の複屈折率が0.04〜0.15である上記1に記載のカイロ用不織布。
3.ポリエステル系長繊維不織布が、圧着繊維集合部のドット構造における圧着面積率が8〜30%である上記1または2に記載のカイロ用不織布。
本発明によれば、適度な風合いを持ち、かつ耐摩耗性に優れたカイロ用不織布が得られるため、カイロ用途に使用された場合、柔軟性に優れるため触感が良く、表面の耐摩耗性に優れているために使用者の手もみによる毛羽立ちも抑えることができるカイロ用不織布を提供することが出来るという利点がある。さらに、ポリエステル系繊維を使用し、一回の熱圧着により製造できるため、操業性に優れ、コストパフォーマンスにも優れたカイロ用不織布を提供できるという利点も有する。
本発明はカイロ用不織布であって、ポリエステル系長繊維からなる不織布である。本発明の繊維素材は、安価で力学特性に優れた汎用熱可塑性樹脂であるポリエステル系素材を使用する。ポリエチレンやポリプロピレンに代表されるポリオレフィン系素材は、熱圧着により、低目付け不織布では加圧面の裏面まで圧着されてしまい、所望の風合いを得ることが出来ないため好ましくない。
本発明のポリエステル系素材としては、融点が220℃以上で、ガラス転移点温度が80℃以下のポリエステル系樹脂が好ましく、ガラス転移点温度が70℃以下のポリエステル系樹脂がより好ましい。ポリエステル系樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレートなどのホモポリエステル樹脂及びそれらの共重合物や混合物などが例示できる。本発明での最も好ましいポリエステル系樹脂としては、程よい風合いを維持しながらシート表面は耐摩耗性を維持している状態を形成しやすいポリエチレンテレフタレート及びそれらの共重合ポリエステル樹脂が挙げられる。本発明では、特性を低下させない範囲で、必要に応じて、抗酸化剤、耐光剤、着色剤、抗菌剤、難燃剤などの改質剤を添加できる。
本発明の不織布の目付は、15〜60g/mであり、好ましくは20〜50g/m、好ましくは25〜45g/mである。目付が15g/mより小さいと、不織布としての強度が下がりすぎ、発熱剤を包み込むというカイロ用途の基本的な性能を維持できない。また60g/mより大きいと、どんなに圧着を調整しても目付の高さ故のゴワつき感をなくすことができず、揉みしだき性に劣る。
本発明の不織布を構成するポリエステル系長繊維の繊度は0.5〜5dtexであり、好ましくは1〜4dtex、より好ましくは1.5〜3.5dtexである。繊度が0.5dtexより小さい場合は、繊維径が細いため、上記範囲の目付の不織布を製造すると、繊維の構成本数が多くなり、その結果熱圧着がされやすい状態となるため、風合いを損ねたシートとなる可能性が高くなる。また、繊維径が細い場合、長繊維不織布製造時の紡糸性が悪化する傾向となり、糸切れなどの諸トラブルを引き起こし、操業性の悪化によるコストアップにつながる。また、5dtexを越える場合、繊維径が太くなるため、上記範囲の目付の不織布を製造すると、繊維の構成本数が少なくなり、繊維同士の接点が減少し、熱圧着がされ辛い状態となる。その結果所望の耐摩耗性を得ることができなくなる可能性が高くなる。
本発明の不織布の好ましい耐磨耗性は、学振型100回測定における測定方法において3級以上である。耐摩耗性が3級未満である場合、カイロとして使用している際に揉みしだき回数が増えると毛羽立ちを引き起こし、その結果使用者の触り心地を悪化させ、さらには熱の伝わり具合の変化を引き起こし、カイロ用途として好ましくない。
本発明の不織布の好ましい風合いは、KES測定における曲げ剛性が0.3gf・cm/cm以下である。曲げ剛性が0.3gf・cm/cmより大きいと、カイロとして使用する際のゴワつき感が強く使用者から敬遠され、カイロ用途として好ましくない。より好ましい風合いは、曲げ剛性が0.25gf・cm/cm以下である。曲げ剛性の下限は、特に限定はないが、通常得られる不織布の曲げ剛性の値である0.05gf・cm/cm以上が好ましい。
本発明における不織布において、上記耐磨耗性及び風合いを満足するために、製造過程での不織布の熱圧着を、一対の熱ロールによって圧着する熱圧着することにより、部分的に圧着繊維集合部を形成することが好ましい。該一対の熱ロールの片方のロールに彫刻が施されていることがより好ましい。
一対の熱ロールの両方が彫刻ロールの場合、圧着が強すぎ、適度な風合いが得られない。また、逆に一対の熱ロールの両方がフラットロールの場合、圧着が弱すぎて所望の耐摩耗性が得られない。
さらに、本発明では、部分的に圧着繊維集合部を形成し、上記耐磨耗性及び風合いを満足するために、通常の熱圧着加工条件とは異なる条件で熱圧着加工する。一対の熱圧着ロールのうちの片方の彫刻されたロールが、凸形状文様に彫刻された熱圧着ロールとし、もう一方はフラットな表面を持つ熱圧着ロールとする。さらに、彫刻されたロール面の温度を、ポリエステル系原料の(融点−60)℃〜融点(ポリエステル系原料がポリエチレンテレフタレートの場合は、好ましくは200℃〜260℃)の高温に設定し、フラットロール面の温度を、ポリエステル系原料の(融点−160)〜(融点−80)℃(ポリエステル系原料がポリエチレンテレフタレートの場合は、好ましくは100℃〜180℃)の低温に設定する必要がある。
上記の温度範囲で、片面を高温に設定し、もう一方の面を低温に設定することで、風合いを柔らかいレベルに抑えつつ、耐摩耗性も一定のレベルを維持した不織布をはじめて得ることができる。
本発明の不織布において、不織布の圧着繊維集合部のドット構造における圧着面積率は、8〜30%であることが好ましい。8%未満では、不織布の力学特性保持が満足できない場合があり、30%を超えると圧着が強くなりすぎ、適度な風合いを保つことができなくなってしまう場合がある。より好ましい圧着面積率は10〜25%、さらに好ましくは12〜25%である。
本発明の不織布において、不織布の圧着繊維集合部のドット構造の圧着繊維集合部圧着面積は、0.5〜5mmであることが好ましい。0.5mm未満では、長繊維の固定効果が低下して構造保持性が低下する場合がある。他方、5mmを越えると硬くなり適度な風合いを持つことができなくなってしまう場合がある。より好ましいドット構造の圧着繊維集合部圧着面積は、0.8〜2.5mmであり、さらに好ましくは1.0〜2.0mmである。
本発明の不織布において、不織布の圧着繊維集合部のドット構造の圧着繊維集合部厚みは、50〜500μmであることが好ましい。50μm未満では、変形による構造崩れを生じる場合があり、500μmを超えると柔軟性が低下して、適度な風合いをもつことができなくなる場合がある。より好ましい厚みは100〜300μm、さらに好ましくは150〜250μmである。
本発明の不織布において、不織布全厚みに占める圧着部厚み比率は、5〜50%であることが好ましい。5%未満では、変形による構造崩れ又は繊維結束点の機能が低下する場合があり、50%を超えると硬くなり適度な風合いを持つことができなくなってしまう場合がある。より好ましい圧着部厚み比率は8〜30%、さらに好ましい圧着部厚み比率は10〜20%である。
上述の部分的な圧着繊維集合部の形状については、特には限定されないが、好ましくは織目柄、ダイヤ柄、四角柄、亀甲柄、楕円柄、格子柄、水玉柄、丸柄などが例示できる。
本発明の不織布は、見かけ密度が0.06〜0.35g/cmの不織布である。見かけ密度が0.06g/cm未満では、嵩高い不織布となりすぎ、求められる耐摩耗性を持つことが困難となる。また、見かけ密度が0.35g/cmを超えるとゴワつき感が増し、カイロ特有の手による揉みしだき感が劣化する。より好ましい見掛け密度は0.1〜0.33g/cmである。
本発明の不織布は、不織布を構成するポリエステル系長繊維が、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、及びその共重合体からなる長繊維の場合、不織布の力学特性を満足させるため、繊維の配向度として複屈折率(Δn)が少なくとも0.04〜0.15に設定するのが好ましい。複屈折率(Δn)が0.04未満では、配向結晶化が不十分で、強伸度特性が劣り、収縮率も高くなるので、不織布特性の安定性も不良となり、かつ適度な風合いを得ることができない。反面、複屈折率(Δn)が0.15を超える超高速紡糸域で製糸された繊維は、ボイドが発生して強伸度特性が低下して脆くなるので不織布の力学特性が劣る。より好ましい複屈折率(Δn)は、0.045〜0.11であり、さらに好ましくは0.05〜0.10である。繊維の複屈折率(Δn)が0.05〜0.10となるのは、最も生産性が良好で力学特性も満足できる紡糸速度が4000〜6500m/分の領域のものである。
以下に本発明の不織布の製造方法の一例を示す。なお、この開示で本発明が限定されるものではない。
本発明における好ましいポリエステル系長繊維である、ポリエチレンテレフタレートを用いる製造方法について以下に述べる。
固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを乾燥し、次いで常法により溶融紡糸機にて紡糸を行う。吐出量は所望の繊度及び必要な配向度を得るために、設定牽引速度に応じて設定する。例えばΔnが0.101で繊度が2.0dtexの繊維を得たい場合、紡糸速度を5000m/分、単孔吐出量を0.7g/分に設定する。
紡糸された吐出糸条はノズル直下〜10cm下で冷却風により冷却されつつ、下方に設置された牽引ジェットにて牽引細化されて固化する。牽引紡糸された長繊維は、下方に設置された吸引ネットコンベア上に捕集されて所望の不織布目付である20〜60g/mとなるようウェブ化される。次いで連続して、又は別工程にて熱圧着加工される。
本発明では、部分的に圧着繊維集合部を形成し、風合いと耐磨耗性を満足するために通常の熱圧着加工条件とは異なる条件で熱圧着加工する。すなわち、一対の熱圧着ロールのうちの片方が、凸形状文様に彫刻された熱圧着ロールであり、もう一方はフラットな表面を持つ熱圧着ロールを使用する。彫刻ロール面はポリエチレンテレフタレートを用いる場合は200℃以上260℃未満に設定し、フラットロール面はポリエチレンテレフタレートを用いる場合は100℃以上180℃未満に設定するに必要がある。所望の不織布目付において、片面を高温にし、もう一方の面を低温にすることで、風合いを柔らかいレベルに抑え、かつ耐摩耗性も一定のレベルを維持した不織布をはじめて得ることができる。
本発明では、彫刻ロール面の温度は、熱圧着を行う際のシート供給速度との兼ね合いも配慮する必要があり、例えばポリエチレンテレフタレートを用い、シート供給速度が10m/分では、好ましくは210〜260℃、より好ましくは220〜250℃に設定する。
また、フラットロールの表面温度は、例えばポリエチレンテレフタレートを用い、シート供給速度が10m/分では、好ましくは100〜170℃、より好ましくは120〜150℃に設定する。
また、これら熱圧着ロールによる圧着の線圧は10〜40kN/mが好ましい。
上記のような条件で熱圧着加工されて得られた不織布は、風合いを柔らかいレベルに抑え、かつ耐摩耗性も一定のレベルを維持したものとなる。
本発明では、部分的な圧着繊維集合部の圧着面積率は10〜30%が好ましいため、凸部圧着面の面積が10〜30%であるドット状の彫刻文様を用いるのが好ましい。本発明ではドットの形状文様は特には限定されないが、好ましい文様としては楕円柄、ダイヤ柄や織り目柄などが例示できる。
かくして得られた本発明の不織布を、所定の形状に裁断してフィルムと貼り合せたラミネート材料を、フィルム面を内側にし重ね合わせ、周囲を熱融着して袋体をなし、該袋体内にカイロ用発熱体を封入した後、残る開孔部をさらに熱融着して、カイロ製品を製作した。その結果出来上がったカイロは風合いも良好であり、耐摩耗性も一定のレベルを保有しており、使用者が発熱している間適宜手もみしても使用上差し支えることのない優れたものであった。
以下、実施例及び比較例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。なお、本発明の実施例及び比較例で用いた評価方法は下記の方法で行った。
(1)繊度[dtex]
試料の任意の場所5点を選び、光学顕微鏡を用いて単繊維径をn=20で測定して、全平均値(D)を求めた。同じ場所5点の繊維を取り出し、密度勾配管を用いて繊維の比重をn=5で測定し、全平均値(p)を求めた。ついで、平均単繊維径より求めた単繊維断面積と平均比重から10000mあたりの繊維重量である繊度[dtex]を求めた。
(2)複屈折率(Δn)
任意の場所20点を選択して、不織布から単繊維を取り出して試料とし、ニコン偏光顕微鏡OPTIPHOT−POL型を用いて、繊維径とレターゼーションを読み取り(各試料n=5)、20点の平均値としての複屈折率を求めた。
(3)目付け[g/m
JIS L1906(2000)5.2 単位面積当たりの質量に準拠して測定した。
(4)厚さ[mm]
JIS L1906(2000)5.1 厚さに準拠し、荷重19.6cN/cm(20gf/cm)で測定した。
(5)見かけ密度[g/cm
上記(2)と(3)で測定した目付けと厚さから下記式を用いて算出した。
見かけ密度=目付け÷(厚さ×1000)
(6)耐摩耗性[級]
株式会社大栄科学精器製作所製「学振型染色物摩擦堅牢度試験機」を用いて、不織布を試料とし、摩擦布は金巾3号を使用して、荷重500gfを使用、摩擦回数100往復にて摩擦させ、不織布表面の毛羽立ち、磨耗状態を下記の基準で目視判定で評価した(n=5の平均値)。
0級:損傷大
1級:損傷中
2級:損傷小
3級:損傷なし、毛羽発生あり小
4級:損傷なし、毛羽発生微小
5級:損傷なし、毛羽なし
(7)風合い(曲げ剛性)[gf・cm/cm]
カトーテック株式会製KES−FB2(KAWABATAS EVALUATION SYSTEM−2 PURE BENDING TESTER)を用い、試料は10cm角とし、1cm間隔のチャックに試料を把持して、曲率−2.5〜+2.5cm−1の範囲で、0.50(cm−1)の変形速度で純曲げ試験を行い、曲げ剛性(B)を求めた。
(8)融点
樹脂のサンプル5mgを採取し、示差走査型熱量計(TA instruments社製Q100)によって、窒素雰囲気下で20℃から10℃/分にて300℃まで昇温させたときの吸熱ピーク位置の温度を融点として評価した。
不織布の圧着面積率
任意の20箇所で30mm角に裁断し、SEMにて50倍の写真を撮る。撮影写真をA3サイズに印刷して圧着単位面積を切り抜き、面積(S)を求める。次いで圧着単位面積内において圧着部のみを切り抜き圧着部面積(S)を求め、圧着面積率(P)を算出する。その圧着面積率P 20点の平均値を求めた。
P=S/S (n=20)
<実施例1>
スパンボンド紡糸設備を用い、固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」と略す)を、紡糸温度285℃、単孔吐出量0.7g/分にて溶融紡糸し、紡糸速度5000m/分にて引取り、ネットコンベア上に捕集して、単糸繊度2.0dtex、複屈折率(Δn)0.101の長繊維からなる目付30g/mの長繊維ウェブを得た。次いで圧着面積率18%の凸小判文様の彫刻ロールとフラットロールからなる一対の熱圧着ロールを用い、該彫刻ロールの表面温度を250℃、該フラットロールの表面温度を150℃とし、圧着の線圧を40kN/mの条件で前記ウェブに熱圧着加工を施し、目付30g/mの不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.158g/cm、耐摩耗性は4級、曲げ剛性は0.11gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性および風合いを持つ不織布であった。
<実施例2>
ウェブ目付けを45g/mとなるようコンベアネットの速度を調整した以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.190g/cm、耐摩耗性は4級、曲げ剛性は0.15gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性および風合いを持つ不織布であった。
<実施例3>
熱圧着加工を施す彫刻ロールの表面温度を240℃、フラットロールの表面温度を160℃とした以外は、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.155g/cm、耐摩耗性は4級、曲げ剛性は0.10gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性および風合いを持つ不織布であった。
<実施例4>
単糸繊度を3.5dtexとした以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.173g/cm、耐摩耗性3級、曲げ剛性0.10gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性及び風合いを持つ不織布であった。
<実施例5>
ウェブ目付を60g/mとなるようコンベアネットの速度を調整した以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.200g/cm、耐摩耗性4級、曲げ剛性0.25gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性及び風合いを持つ不織布であった。
<実施例6>
ウェブ目付を25g/mとなるようコンベアネットの速度を調整した以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.142g/cm、耐摩耗性4級、曲げ剛性0.10gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性及び風合いを持つ不織布であった。
<実施例7>
熱圧着加工を施す彫刻ロールのドット文様面積比率が25%のものを用いた以外は実施例1と同様にして、部分的な圧着繊維集合部の圧着面積率が27%である長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.187g/cm、耐摩耗性5級、曲げ剛性0.24gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性及び風合いを持つ不織布であった。
<実施例8>
スパンボンド紡糸設備を用い、固有粘度0.92のポリブチレンテレフタレート(以下、「PBT」と略す)を、紡糸温度260℃、単孔吐出量0.7g/分にて溶融紡糸し、紡糸速度5000m/分にて引取り、ネットコンベア上に捕集して単糸繊度2.0dtex、複屈折率(Δn)0.095の長繊維からなる目付け30g/mの長繊維ウェブを得た。
次いで圧着面積率18%の凸小判文様の彫刻ロールとフラットロールからなる一対の熱圧着ロールを用い、該彫刻ロールの表面温度を230℃、該フラットロールの表面温度を140℃とし、圧着の線圧を40kN/mの条件で前記ウェブに熱圧着加工を施し、目付30g/mの不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.147g/cm、耐摩耗性は5級、曲げ剛性は0.11gf・cm/cmであり、良好な耐摩耗性および風合いを持つ不織布であった。
<比較例1>
熱圧着加工を施さなかった以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.070g/cm、耐摩耗性は1級、曲げ剛性は0.06gf・cm/cmであり、耐摩耗性が悪く、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例2>
熱圧着加工を施す彫刻ロールとフラットロールの表面温度をいずれも250℃とした以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.198g/cm、耐摩耗性は5級、曲げ剛性は0.38gf・cm/cmであり、柔軟性に乏しく、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例3>
熱圧着加工を施す一対の熱圧着ロールを、両方ともフラットロールに変更して熱圧着を施した以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.131g/cm、耐摩耗性は2級、曲げ剛性は0.10gf・cm/cmであり、耐摩耗性が悪く、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例4>
熱圧着加工を施す一対の熱圧着ロールを、両方とも彫刻ロールに変更して熱圧着を施した以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.220g/cm、耐摩耗性は4級、曲げ剛性は0.36gf・cm/cmであり、柔軟性に乏しく、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例5>
熱圧着加工を施す彫刻ロールの表面温度を265℃とした以外は、実施例1と同様にして長繊維不織布を製造した結果、熱圧着加工を施す際の彫刻ロールの温度が高すぎたため、彫刻ロールに不織布が融着してしまい、正常なシート状の不織布を得ることができなかった。
<比較例6>
熱圧着加工を施す彫刻ロールの表面温度を190℃とした以外は、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.130g/cm、耐摩耗性は2級、曲げ剛性は0.09gf・cm/cmであり、耐摩耗性が悪く、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例7>
熱圧着加工を施す彫刻ロールのドット文様面積比率が35%のものを用いた以外は実施例1と同様にして、部分的な圧着繊維集合部の圧着面積率が37%である長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.218g/cm、耐摩耗性は5級、曲げ剛性は0.35gf・cm/cmであり、柔軟性に乏しく、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例8>
溶融紡糸した糸を紡糸速度3000m/分にて引取り、ネットコンベア上に捕集して繊維の複屈折率(Δn)を0.03とした以外は実施例1と同様にして、長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.229g/cm、耐摩耗性は5級、曲げ剛性は0.39gf・cm/cmであり、柔軟性に乏しく、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例9>
熱圧着加工を施す彫刻ロールの表面温度とフラットロールの表面温度をいずれも220℃とした以外は、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.150g/cm、耐摩耗性は1級、曲げ剛性は0.10gf・cm/cmであり、耐摩耗性が悪く、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例10>
熱圧着加工を施す彫刻ロールの表面温度とフラットロールの表面温度をいずれも170℃とした以外は、実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.129gf/cm、耐摩耗性は1級、曲げ剛性は0.07g・cm/cmであり、耐摩耗性が悪く、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
<比較例11>
ウェブ目付を70g/mとした以外は実施例1と同様にして長繊維不織布を得た。得られた不織布の見かけ密度は0.212g/cm、耐摩耗性は4級、曲げ剛性は0.34gf・cm/cmであり、柔軟性に乏しく、カイロ用不織布として好ましくない不織布であった。
本発明によれば、適度な風合いを持ち、かつ耐摩耗性に優れたカイロ用不織布が得られるため、カイロ用途に使用された場合、柔軟性に優れるため触感が良く、表面の耐摩耗性に優れているために使用者の手もみによる毛羽立ちも抑えることができるカイロ用不織布を提供することが出来る。さらには、ポリエステル系繊維を使用し、一回の熱圧着により製造できるため、操業性に優れ、コストパフォーマンスにも優れたカイロ用不織布を提供できるという利点を有し、産業界に寄与することが大である。

Claims (4)

  1. 繊度が0.5〜5dtexのポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート共重合物、ポリブチレンテレフタレート、及びポリブチレンテレフタレート共重合物のいずれかのポリエステル系長繊維からなる、目付が15〜60g/m、耐摩耗性が3級以上、曲げ剛性が0.3gf・cm/cm以下である熱圧着長繊維不織布を用いたカイロ用不織布。
  2. ポリエステル系長繊維が、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートからなる請求項1に記載のカイロ用不織布。
  3. ポリエステル系長繊維が、繊維の複屈折率が0.04〜0.15である請求項1または2に記載のカイロ用不織布。
  4. ポリエステル系熱圧着長繊維不織布が、圧着繊維集合部のドット構造における圧着面積率が8〜30%である請求項1〜3のいずれかに記載のカイロ用不織布。
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