JP5935086B2 - 昇降台車 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降台車に関し、特に昇降台車の転倒を防止する技術に関する。
原子力施設等の放射線管理区域の小部屋等で配管等の長尺部材の取り付け作業を行なう場合、作業者の被曝量を低減するため、作業の迅速化が要求される。このため、長尺部材の取り付け時の高さ及び姿勢となるように、運搬する台車の高さを調整して台車に長尺部材を支持させる方法が提案されている。しかし、小部屋に向かう通路等は様々な機器が配置され通路が狭くなっている場合が多い。このため、台車を長尺部材の長さに合わせた長さとするとともに、台車の幅方向を狭くすることが要求される(特許文献1参照)。しかし、この場合、長尺部材の運搬時に台車が幅方向に転倒する虞があるため、何らかの転倒防止対策が必要となる。
特許文献2には、駆動輪により移動可能な前方向移動ロボットにおいて、ロボットに傾斜センサを配置するとともにロボットの側面下部に床面に向けて斜め下方に荷受台材を繰り出す電動アクチュエータを配置した構成が開示されている。そして、傾斜センサが一定の傾斜角を検知したときに電動アクチュエータが荷受台材を床面に向けて繰り出す制御を行い、荷受台材を床面に当接させる。これにより、荷受台材がつっかえ棒としての役割を果たし、ロボットの転倒を防止している。
特許文献3には、車輪と、車輪を支持する荷受台材と、荷受台材に鉛直方向を回転軸として旋回自在に取り付けられた旋回軸とを有し、機器の下面に配置されたキャスターを開示している。このキャスターにおいて、荷受台材から下方に突設し、下端に凹部を有する棒状の上部突起部と、上部突起部の下に配置された棒状の下部突起部と、上部突起部と下部突起部とを接続するコイルバネと、を有する構成が開示されている。そして、機器が傾くことにより、下部突起部が床面に当接するとともに下部突起部の上端が上部突起部の下端の凹部に嵌め込まれる。これにより、下部突起部がつっかえ棒としての役割を果たし、機器の転倒を防止している。
特開平7−174293号公報 特開2006−53731号公報 特開2005−162113号公報
いずれの構成であっても、転倒防止手段がロボット及び機器の下部に配置されており、狭い通路を通過させる場合には、通路や通路に配置された機器との干渉を低減することができる。しかし、上述のように台車の高さが高くなると台車の下部に特許文献1、2のような転倒防止手段を付加しても転倒防止の効果は弱く、台車が転倒する虞がある。
そこで、本発明は、上記問題点に着目し、車高が高く、かつ幅方向が狭く設計されていても、幅方向に傾斜した場合に確実に転倒を防止することが可能な昇降台車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る昇降台車は、車輪を有する台座部と、前記台座部に対して高さ方向にスライドして高さを調整可能な昇降荷受部と、を有する昇降台車であって、前記昇降荷受部には、前記昇降台車の幅方向に回動可能な支持棒がピン結合されたことを特徴とする。
上記構成により、昇降台車の上部から支持棒が取り付けられるため、昇降台車が傾斜しても、支持棒は鉛直下方に垂れ下がった状態を維持することができ、つっかえ棒として昇降台車の支持を安定的に行なうことができる。そして、支持棒は昇降台車の上部に配置されることになるので、支持棒が昇降台車を支持するときに昇降台車から受けるモーメントが小さくなり、支持棒は昇降台車を確実に支持することができる。
また、前記支持棒がピン結合された位置には、前記昇降台車が一定の角度で幅方向に傾斜したときに前記支持棒に当接する止め板が設けられたことを特徴とする。
上記構成により、支持棒の回動を制限して、支持棒が昇降台車を支持することができる。
そして、前記昇降台車の幅方向の傾斜角度を計測する第1の傾斜センサが設けられ、前記支持棒と前記昇降荷受部との間はアクチュエータが連結され、前記アクチュエータは、連結した方向に伸縮自在とされ、前記第1の傾斜センサからの傾斜角度の情報に基づいて伸縮量を制御して前記幅方向の傾斜角度と同じ角度で前記支持棒を前記昇降台車が傾斜する方向に回動させる制御を行なうことを特徴とする。
上記構成により、支持棒は常時鉛直下方に向いた状態を維持するため、支持棒は傾斜した昇降台車の上部の真下に配置された状態を維持する。よって、狭い通路等においても傾斜した昇降台車の支持を行なうことができる。
さらに、前記支持棒は、スクリューロッド式または油圧式の伸縮自在のテレスコピック構造を有し、前記傾斜角度が一定の値を超えた場合に伸長可能としたことを特徴とする。
上記構成により、支持棒が昇降台車を支持するときの昇降台車の傾斜角が調整可能となるとともに、昇降台車が移動する床面に段差があったとしても支持棒により昇降台車を支持することができる。
また本発明において、前記昇降荷受部は、荷受フレームと、鉛直方向に長手方向を有し、軸方向に回転自在に前記台座部に取り付けられたボールネジと、前記ボールネジに螺合するとともに前記荷受フレームに接続され、前記ボールネジの軸回転により上下して前記荷受フレームをスライドさせるスライダと、を有することを特徴とする。
上記構成により、簡易な構成で昇降荷受部を構築することができる。
また、前記昇降荷受部は、前記ボールネジの上部の軸受けとなる軸受け部を有し、前記支持棒は、前記軸受け部にピン結合されるとともに、前記軸受け部は、前記荷受フレームに接触するとともに前記荷受フレームに対してスライド可能であることを特徴とする。
上記構成により、荷受フレームの高さを変えても、軸受け部の高さ、すなわち支持棒の高さは不変となるので、支持棒の長さの調整を容易に行うことができる。
そして、前記台座部には、前記昇降台車の進行方向の傾斜角度を計測する第2の傾斜センサが設けられ、前記昇降荷受部は、前記ボールネジを軸回転させるモータと、前記モータの回転量を制御する制御部と、を有するとともに、前記台座部の進行方向に並んで一対で配置され、前記制御部は、一対の前記昇降荷受部のそれぞれの前記モータの回転量に対して前記第2の傾斜センサが計測する前記長さ方向の傾斜角度に応じて差を設ける制御を行なうことを特徴とする。
上記構成により、昇降台車の長さ方向の傾斜に対応して一対の荷受フレームの高さを同じにする制御を行なうことができるので、荷受フレームに載置された配管等の取り付けを短時間で行なうことができる。
また、前記台座部には、前記昇降台車の進行方向の傾斜角度を計測する第2の傾斜センサが設けられ、前記昇降荷受部は、門型の荷受フレームと、前記荷受フレームの梁の部分と、前記台座部と、を連結し、鉛直方向に伸縮して前記荷受フレームの高さを調整可能な伸縮アクチュエータと、前記伸縮アクチュエータの伸縮量を制御する制御部と、を有するとともに、前記台座部の進行方向に並んで一対で配置され、前記制御部は、一対の前記昇降荷受部のそれぞれの前記伸縮アクチュエータの伸縮量に対して前記第2の傾斜センサが計測する前記長さ方向の傾斜角度に応じて差を設ける制御を行なうことを特徴とする。
上記構成により、昇降台車の長さ方向の傾斜に対応して一対の荷受フレームの高さを同じにする制御を行なうことができるので、荷受フレームに載置された配管等の取り付けを短時間で行なうことができる。
そして、前記昇降荷受部には、床面からの高さを測定する測距計が設けられていることを特徴とする。
上記構成により、配管の実際の床面からの高さを知ることができるので、配管の取り付け作業を容易に行うことができる。
本発明に係る昇降台車によれば、車高が高く、かつ幅方向が狭く設計されていても、幅方向に傾斜した場合に確実に転倒を防止することが可能となる。
第1実施形態の昇降台車の斜視図である。 第1実施形態の昇降台車の側面図であり、図2(a)は昇降台車が傾斜する前、図2(b)は昇降台車が傾斜した後であって、支持棒がほぼ鉛直方向となっている場合の図、図2(c)は、昇降台車が傾斜した後であって、支持棒の先端が回動の最下点を越えて回動した場合を示す図である。 第2実施形態の昇降台車の斜視図である。 第2実施形態の昇降台車の動作を示す図であり、図4(a)は昇降台車が傾斜する前、図4(b)は昇降台車が傾斜したとき、図4(c)は支持棒が伸長したとき、図4(d)は支持棒が伸長したときであって床面に段差等がある場合を示す図である。 第3実施形態の昇降台車の斜視図である。 第3実施形態の昇降台車の動作を示す図である。 第4実施形態の昇降台車の斜視図である。 第5実施形態の昇降台車の部分詳細図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1に、第1実施形態の昇降台車の斜視図を示す。図1に示すように、第1実施形態の昇降台車10は、配管60等の長尺部材(以後、配管60を用いて説明する)の搬送に適するように、配管60の前部(若しくは後部)を支える第1台座部12A、後部を支える第2台座部12Bを有している。そして第1台座部12A、第2台座部12Bは、後述する長尺ビーム22A、22Bにより互いに連結されて一つの台座部を形成し、一体で移動できるようになっている。そして、各台座部には昇降荷受部が配置されており、昇降荷受部は、門型の荷受フレーム27と、昇降機構38と、を有する。よって、本実施形態では、第1台座部12A及び第1台座部12Aに配置された昇降荷受台と、第2台座部12B及び第2台座部12Bに配置された昇降荷受台と、により前後で対称性を有する外形を有している。
長尺ビーム22A、22Bは、それぞれ、例えば断面がL字形状のアングル材等により形成されている。そして、第1台座部12Aには長尺ビーム22Aが一対で平行に接続され、第2台座部12Bには長尺ビーム22Bが一対で平行に接続されている。そして、長尺ビーム22A、22Bは、互いに同じ幅となるレールを形成している。図1に示すように、長尺ビーム22Aの内角側の面と、長尺ビーム22Bの外角側の面と、が互いに接触する接触面となっている。
また、長尺ビーム22A、22Bは、その長手方向に等間隔でボルト26を通すボルト孔24が形成されている。そして、互いのボルト孔24を連通させた状態で、ボルト孔24にボルト26を挿入してボルト締めをすることにより(図1拡大図)、第1台座部12Aと第2台座部12Bとの間で剛性を獲得した昇降台車10が形成される。
そして、長尺ビーム22A、22Bの接触面同士の長さを変化させるように互いを長尺ビーム22A、22Bの長手方向にスライドさせた上でボルト締めすることにより、昇降台車10全体の長手方向の長さを調節することができる。
荷受フレーム27は、門型の構造を有しており、荷受フレーム27の梁となる荷受部(荷受台30A、30B)と、荷受部の長手方向の両端を支持する支柱28と、により構成されている。そして荷受部は、配管60の長手方向に直交する方向を長手方向としている。
第1台座部12A、第2台座部12Bの下部には複数のキャスター16(車輪)がそれぞれ配置され、第1台座部12Aの上部には、上端が開口部となる中空形状を有し前述の支柱28が挿入される下部支柱18が立設されている。
本実施形態において、門型の荷受フレーム27の支柱28は2つあるため、下部支柱も第1台座部12Aに2つ配置されている。そして、支柱28及び下部支柱18は互いにスライド可能となっており、支柱28及び下部支柱18により、支柱28を鉛直方向に伸長・収縮させるテレスコピック構造を形成している。
第1台座部12Aの荷受台30A、第2台座部12Bの荷受台30Bは、配管60の長手方向の一方または他方が載置されるものである。また荷受台30A、30B上には、配管60の両側面から挟むように挟み部材32が配置され、挟み部材32には番線36を通す貫通孔34が配置されている。これにより、配管60は、第1台座部12Aの荷受台30A、第2台座部12Bの荷受台30Bに載置され、貫通孔34を通した番線36により荷受台30A、30Bにくくりつけられる。よって、搬送中に配管60が、荷受台30A、30B上で昇降台車10の幅方向や長手方向にズレることを抑制することができる。
支柱28及び下部支柱18には、昇降機構38が取り付けられている。昇降機構38は、ボールネジ40、スライダ46等により構成されている。ボールネジ40は、下部支柱18及び支柱28に沿って鉛直方向に延びて配置され、鉛直方向に回転軸を有している。
ボールネジ40の下端は、下部支柱18に接続されボールネジ40を回転自在に支持する下部軸受け部42に支持されている。ボールネジ40の高さ方向の中央部には、下部支柱18に接続され、ボールネジ40を挿通する挿通部材44が配置されている。そして、ボールネジ40の高さ方向の上方には、ボールネジ40と螺合するとともに支柱28に接続したスライダ46が配置されている。またボールネジ40の下方(他の部分でもよい)には、手動若しくはレンチ等によりボールネジ40を回転させるための角柱部48が設けられている。
上記構成において、角柱部48を回転させることによりボールネジ40は回転し、ボールネジ40に螺合したスライダ46は鉛直方向に上下する。よって、スライダ46に接続された荷受フレーム27は、角柱部48の回転により鉛直方向に上下することができる。
本実施形態では、第1台座部12A、第2台座部12Bで昇降機構38をそれぞれ2つ有する。よって、第1台座部12A、第2台座部12Bに配置された一対の昇降機構38を同一回転方向に同一回転量でそれぞれ回転させることにより、荷受台30A、30Bを鉛直方向にそれぞれ上下させることができる。
荷受フレーム27には、床面86(図2)からの高さを計測する測距計50が取り付けられている。測距計50は、レーザ計測等により測距計50と床面86との距離を算出する演算部(不図示)と、演算結果を数値として表示する表示部(不図示)と、を有している。よって、測距計50により荷受台30A、30B(配管60)の実際の床面86からの高さを知ることができる。なお、測距計50は、各昇降機構38に近接した位置(荷受フレーム27)にそれぞれ設けられている。
荷受フレーム27には、支持棒52が取り付けられている。支持棒52は、ボールネジ40との干渉を回避するため、荷受フレーム27から延出したL字アーム54にピン結合され、鉛直下方に垂れ下がった態様でL字アーム54に接続されている。L字アーム54は、昇降台車10の幅方向の外側にはみ出るように配置され(図2参照)、支持棒52は昇降台車10の幅方向の外側となる位置でピン結合されている(図2参照)。また支持棒52のピン結合の回転軸は、昇降台車10の長手方向に沿った方向となっている。よって、支持棒52は昇降台車10の幅方向に回動する。
図2に、第1実施形態の昇降台車の側面図を示し、図2(a)は昇降台車が傾斜する前、図2(b)は昇降台車が傾斜した後であって、支持棒がほぼ鉛直方向となっている場合の図、図2(c)は、昇降台車が傾斜した後であって、支持棒の先端が回動の最下点を越えて回動した場合を示す。
図2(a)に示すように、支持棒52は、昇降台車10が傾斜していない場合に、その先端52aが床面86から離れるようにその長さが設計されている。また、支持棒52の先端52aには、滑り止めゴム56が装着され、先端52aが床面86に当接した後に支持棒52が床面86を滑らないようにしている。本実施形態では、昇降台車10がその幅方向にゆっくり傾斜する場合は、図2(b)に示すように、支持棒52が鉛直下方に向いた状態を維持しつつ、支持棒52の先端52aが昇降台車10から離れ、支持棒52の先端52aが床面86に当接して支持棒52が昇降台車10を支持する。よって、昇降台車10が傾斜しても、支持棒52は鉛直下方に垂れ下がった状態を維持することができ、つっかえ棒として昇降台車10の支持を安定的に行なうことができる。
しかし、昇降台車10がその幅方向に対して一定速度以上の速度で傾斜すると、支持棒52は鉛直方向を維持することはなく、昇降台車10の傾斜時の力を受けて回動し始める。また、支持棒52の長さは昇降台車10の高さより短くなるので、昇降台車10が幅方向に揺れる場合の固有振動数より、支持棒52の回動の固有振動数が高くなる。よって、昇降台車10が傾斜すると、支持棒52は床面86に当接する前にその先端52aが回動の最下点を通り越してしまい、先端52aが床面86に当接した後も、昇降台車10の傾斜が進行するにつれて支持棒52が床面86を滑り続け、最終的に昇降台車10が転倒する虞がある。
そこで本実施形態では、支持棒52をピン結合したL字アーム54(荷受フレーム27)に止め板58(図1、図2)が取り付けられている。すると、図2(c)に示すように、支持棒52が止め板58に当接することにより、支持棒52の回動が制限される。よって、支持棒52が斜めの状態で床面86に当接しても、支持棒52が昇降台車10を支持することができる。
支持棒52を回動させる角度は、図2(b)のときの昇降台車10の幅方向の傾斜角度よりやや大きくなる程度の角度とし、これより大きな角度で回動したときに止め板58に支持棒52が当接するように設計すればよい。もちろん回動できる角度をさらに大きくしてもよいが、床面86の占有領域が大きくなるので、本実施形態ではあまり好ましくない。
なお、この止め板58は、支持棒52の取り付け位置ごとに取り付けられる。そして、図2では右側に昇降台車10が傾斜する場合に昇降台車10の右側に配置された支持棒52が回動する様子を表している。しかし、左側に昇降台車10が傾斜した場合には、昇降台車10の左側に配置された支持棒52が、右側に配置された支持棒52と同様に、昇降台車10が傾斜する方向に回動することになる。
昇降台車10が運搬する配管60は、施設に配置された一方の機器と他の機器とをフランジ接続するものである。配管60の接続対象となる機器としては例えば、放射線管理区域となる原子力発電所内の水蒸気発生装置、濃縮タンク等がある。そこで、本実施形態の昇降台車10を用いた配管60の取り付け工程は以下のようになる。
まず、配管60は、長手方向の一方のみにフランジ62(図1)を接続し、他方はフランジ62を付けない状態としておく。さらに、配管60の長さを、一方の機器と他方の機器との間の距離よりやや長くなるようにしておく。また、荷受台30A、30Bに配管60が載置できるように、長尺ビーム22A、22Bのボルト締めの位置を調整しておく。
次に、配管60を荷受台30A、30Bに載置して番線36で固定する。そして昇降台車10を、一方の機器と他方の機器との間となる位置(取り付け位置)まで移動させ、配管60が機器への取り付け高さと同じ高さとなるように、昇降機構38の角柱部48を適宜回転させて荷受台30A、30Bの高さを調整する。そして、配管60のフランジ62が取り付けられた側を、一方の機器のフランジ接続する部分にあてがい、配管60の他方の端部を他方の機器のフランジ接続する部分にあてがう。ここで、配管60に取り付けるフランジ62の厚みを考慮して、配管60が両方の機器にフランジ接続できるように、配管60の他方の端部を切り取る境界となる部分に、けがき線等の目印を入れる。なお、目印を入れるときに配管60が機器と干渉する場合は、配管60が機器への取り付け高さと同じ高さとなるときの測距計50の表示部(不図示)の数値を記憶して、荷受台30A、30Bの高さを変化させて機器との干渉を回避するようにしてもよい。
一旦、昇降台車10及び配管60を放射線管理区域外に搬出し、配管60を目印が入った部分で切断して、切断後の配管60の端部にフランジ62を溶接等により取り付ける。なお、荷受台30A、30Bの高さを配管60の取り付け高さから変更した場合には、測距計50の表示部(不図示)を見ながら角柱部48を回転させ、配管60の高さを取り付け高さと同じにしておく。そして、配管60が載置された昇降台車10を再び取り付け位置にまで移動させ、配管60を一方の機器及び他方の機器に対してフランジ接続する。
この後、配管60を止めていた番線36を外し、角柱部48を逆回転させて昇降台車10が配管60に干渉しない程度に荷受台30A、30Bの高さを低くして、昇降台車10を放射線区域外に搬出する。
このような工程により、配管60を機器に取り付けるので、配管60を取り付ける位置において作業者が長時間拘束されることはなく、作業者の被曝量を低減することができる。また昇降台車10が幅方向に傾斜しても、前述の支持棒52が昇降台車10を支持することになるので、配管60の運搬時に作業者に対する危険を回避することができる。そして支持棒52は昇降台車10の上部に配置されることになるので、支持棒52が昇降台車10を支持するときに昇降台車10から受けるモーメントが小さくなり、支持棒52は昇降台車10を確実に支持することができる。
図3に、第2実施形態の昇降台車の斜視図を示す。なお、以下の実施形態において、前述の実施形態と共通の構成要素については同一番号を付し、必要な場合を除いてその説明及び図における番号を省略する。
図3に示すように、第2実施形態の昇降台車10aは、第1実施形態と基本構成は共通するが、荷受フレーム27には、昇降台車10aの幅方向の傾斜角度を計測する第1の傾斜センサ64が設けられ、支持棒70と荷受フレーム27との間は、アクチュエータとなる電動シリンダ66(油圧シリンダでもよい)が連結されている。
なお、図3では、L字アーム54同士が連結部68により連結され、連結部68に電動シリンダ66の一方が接続されているが、L字アーム54及び連結部68は荷受フレーム27と一体となっており、実質的に荷受フレーム27に包含される構成要素である。
電動シリンダ66は、支持棒70と荷受フレーム27(連結部68)との間の連結方向に伸縮自在となっており、支持棒70及び荷受フレーム27(連結部68)とピン結合により接続されている。そして、電動シリンダ66は、第1の傾斜センサ64からの傾斜角度の情報に基づいて伸縮量を制御し、昇降台車10aの幅方向の傾斜角度と同じ角度で、支持棒70を昇降台車10aが傾斜する方向に回動させる制御を行なうようになっている。これにより、支持棒70は昇降台車10aの傾斜角度に係らずその長手方向を鉛直下方に向けることができる。
また、支持棒70は、スクリューロッド式または油圧式の伸縮自在のテレスコピック構造を有し、傾斜角度が一定の値を超えた場合に伸長可能となっている。すなわち、スクリューロッド式の場合、支持棒70は、テレスコピック構造の先端ロッド70a(スクリューロッド)と、先端ロッド70aを収容するとともに先端ロッド70aと螺合するとともに電動シリンダ66及びL字アーム54にピン結合された収容ロッド70bと、先端ロッド70aを正転・逆転させることにより支持棒70全体を伸長・収縮させるモータ(不図示)を有する。
また、油圧式の場合、支持棒70は、油圧により伸長・収縮するテレスコピック構造の先端ロッド70aと、先端ロッド70aを収容するとともに電動シリンダ66及びL字アーム54にピン結合された収容ロッド70bと、収容ロッド70b及び先端ロッド70aに油圧を供給することにより支持棒70全体を伸長・収縮させるポンプ(不図示)を有する。
そしてモータ(不図示)及びポンプ(不図示)は、第1の傾斜センサ64に接続され、第1の傾斜センサ64から入力される傾斜角度の情報が一定の値を越えた場合に回転して先端ロッド70aを収容ロッド70bから繰り出し、支持棒70を伸長させる。
このとき、支持棒70が傾斜した昇降台車10aを支持できるように、支持棒70が昇降台車10aを支持できる程度の回転力を有するモータ及びポンプを支持棒70に設ける構成(構成1)としてもよい。また、先端ロッド70aが一定量繰り出されると先端ロッド70aと収容ロッド70bとの相対変位を機械的にロックして、モータ及びポンプを停止させる構成(構成2)としてもよい。さらに、先端ロッド70aの先端70cに力覚センサ(不図示)を配置するとともに、力覚センサが一定以上の力を検知した場合に、先端ロッド70aと収容ロッド70bとの相対変位を機械的にロックして、モータ及びポンプを停止させる構成(構成3)としてもよい。
図4に、第2実施形態の昇降台車の動作を示し、図4(a)は昇降台車が傾斜する前、図4(b)は昇降台車が傾斜したとき、図4(c)は支持棒が伸長したとき、図4(d)は支持棒が伸長したときであって床面86に段差等がある場合を示す。
第2実施形態の昇降台車10aの動作について説明する。まず、図4(a)に示すように、昇降台車10aが傾斜する前は、先端ロッド70aは、収容ロッド70bに収容され支持棒70全体が短くなっている。そして、図4(b)に示すように、昇降台車10aが傾斜すると、傾斜した側の支持棒70を支持する電動シリンダ66は第1の傾斜センサ64から入力される傾斜角度の情報に基づいて伸長し、支持棒70が鉛直下方を向くように制御する。さらに図4(c)に示すように、昇降台車10aが一定の傾斜角度で傾斜すると前述のモータ(不図示)またはポンプ(不図示)は、先端ロッド70aを収容ロッド70bから繰り出す制御を行ない、先端ロッド70aの先端70cを床面86に当接させる。このとき、支持棒70は、電動シリンダ66により回動が制限されている。
これにより、支持棒70が鉛直下方を向いた状態で昇降台車10aを支持することができるので、傾斜時に床面86に対して大きな占有領域を形成せず、狭い通路であっても確実に昇降台車10aを支持することができる。また、図4(d)のように床面86に機器等の障害物72(段差)が配置されている場合であっても、支持棒70が上記構成1、構成2、構成3のいずれかの構成を備えることにより、支持棒70の先端70cを障害物72の上面に当接させた状態で昇降台車10aを支持することができる。
図5に、第3実施形態の昇降台車の斜視図を示す。第3実施形態の昇降台車10bは、第1実施形態と基本構成は共通するが、昇降機構38は電動となっている。そして、昇降台車10bの長手方向の傾斜角度を測定する第2の傾斜センサ74が設けられている。
図5において、第2の傾斜センサ74は、長尺ビーム22Aまたは22Bに配置されているが他の場所でもよい。そして昇降機構38を構成するボールネジ40には、ボールネジ40を軸回転させるモータ76(モータ76の電源となるバッテリーも付属)と、モータ76の回転量を制御する制御部(不図示)と、が設けられている。モータ76は、正転・逆転が可能であり、回転方向を変えることにより荷受台30A、30Bの高さを高くしたり、または低くしたりすることができる。そして制御部(不図示)で回転量を制御することにより、荷受台30A、30Bの高さの変位量を調整することができる。
図5において、電動の昇降機構38は4つ配置されているが、制御部(不図示)には4つの電動の昇降機構38が電気的に互いに接続されている。あるいは、4つの昇降機構38が制御部(不図示)を共用している。
図6に、第3実施形態の昇降台車の動作を示す。本実施形態において、制御部(不図示)は、第1台座部12Aに配置された昇降機構38のモータ76の回転量と第2台座部12Bに配置された昇降機構38のモータ76の回転量に対して、第2の傾斜センサ74が計測する昇降台車10bの長手方向の傾斜角度に応じて差を設ける制御を行なう。すなわち、昇降台車10bの長手方向の傾斜角度が大きくなるほど、第1台座部12Aのモータ76の回転量と第2台座部12Bのモータ76の回転量との差分を大きくする。
例えば、図6のように、第1台座部12A側が第2台座部12B側より高くなる場合には、第1台座部12Aのモータ76の回転を固定(回転量はゼロ)した状態で、第2台座部12Bのモータ76を、荷受台30Bが上方に動くように回転させる制御を行なう。または、第2台座部12Bのモータ76の回転を固定(回転量はゼロ)した状態で、第1台座部12Aのモータ76を、荷受台30Aが下方に動くように回転させる制御を行なう。もちろん、第1台座部12Aのモータ76と第2台座部12Bのモータ76を同時に回転させる制御を行なってもよい。そして、2つのモータ76の回転量の差は第2の傾斜センサ74から入力される傾斜角度の情報に応じて変化させる。
これにより、図6に示すように、昇降台車10bの長手方向に傾斜があっても、第1台座部12Aの荷受台30Aと、第2台座部12Bの荷受台30Bと、が同じ高さとなるように制御を行なうことができるので、配管60の、その取り付け位置における取り付けを短時間で行なうことができる。
図7に、第4実施形態の昇降台車の斜視図を示す。第4実施形態の昇降台車10cは、第3実施形態と同様の作用効果を有する。しかし、昇降機構78は、第1台座部12Aと荷受台30Aと(第2台座部12Bと荷受台30Bと)、を連結し、鉛直方向に伸縮して荷受台30A、30Bの高さを調整可能な伸縮アクチュエータとなる電動シリンダ80(油圧シリンダでもよい)と、電動シリンダ80の伸縮量を制御する制御部(不図示)と、から構成される。また、第1台座部12A及び第2台座部12Bの電動シリンダ80の電源となるバッテリー82も昇降台車10cに配置されている。
本実施形態において、昇降機構78は第1台座部12A、第2台座部12Bにそれぞれ1つ設けられ、電動シリンダ80は荷受台30A、30Bの中央下部に接続されている。よって各支柱28に昇降機構38、78を取り付ける場合よりも、荷受台30A、30Bの高さ位置の調整を容易に行うことができる。
また、昇降機構78の取り付け位置は、配管60が配置される位置のほぼ真下となる荷受部30の位置となるので、昇降機構78が直接的に配管60を支持することになり、支柱28に対する負担を軽減することができる。なお、本実施形態の制御部(不図示)の動作は第3実施形態の制御部(不図示)と同様である。
図8に、第5実施形態の昇降台車の部分詳細図を示す。図8に示すように、第5実施形態では、支持棒52(支持棒70)の取り付け位置を昇降機構38の上部としている。すなわち、昇降機構38は、ボールネジ40の上部の軸受けとなる軸受け部84を有している。そして、支持棒52は、軸受け部84にピン結合されている。さらに、軸受け部84は、支柱28に接触するとともに支柱28に対してスライド可能となっている。
軸受け部84は、例えば直方体形状の部材であって、その底面にボールネジ40の上部が導入される凹部84aを有し、この凹部84aがボールネジ40の上部を収容し、その軸受けとなる。また軸受け部84の支柱28側の側面が支柱28に接触する接触面となっている。そして軸受け部84の接触面以外の側面には支持棒52がピン結合されている。もちろんこの軸受け部84に前述の止め板58(図8では省略)が取り付けられている。
上記構成おいて、ボールネジ40を回転させると、軸受け部84はボールネジ40からその回転方向の力を受け得るが、支柱28に接触面が接触しているので軸受け部84が回転することはない。またボールネジ40を回転させると、支柱28が鉛直方向に上下して荷受台30A、30Bの高さが変化するが、軸受け部84は支柱28に接合はしていないので、軸受け部84の高さは維持され、軸受け部84は支柱28(荷受フレーム27)に対してスライドすることになる。
したがって、昇降機構38により荷受台30A、30Bの高さを変えても、軸受け部84の高さ、すなわち支持棒52の高さは不変となるので、支持棒52の長さの調整を容易に行うことができる。なお、本実施形態は、ボールネジ40を有する第1実施形態乃至第3実施形態に適用することができる。
いずれの実施形態であっても第1台座部12A(第2台座部12B)には2つの支柱28が配置されていたが、支柱28を1つとし、第1台座部12A(第2台座部12B)は、支柱28とともにテレスコピック構造となるように構成すればよい。この場合、荷受台30A、30Bの中央部の下面に支柱28が取り付けられる。そして、第4実施形態の電動シリンダ80は、支柱28と下部支柱18との間を連結すればよい。
車高が高く、かつ幅方向が狭く設計されていても、幅方向に傾斜した場合に確実に転倒を防止することが可能な昇降台車として利用できる。
10………昇降台車、12A………第1台座部、12B………第2台座部、16………キャスター、18………下部支柱、22A………長尺ビーム、22B………長尺ビーム、24………ボルト孔、26………ボルト、27………荷受フレーム、28………支柱、30A,30B………荷受台、32………挟み部材、34………貫通孔、36………番線、38………昇降機構、40………ボールネジ、42………下部軸受け部、44………挿通部材、46………スライダ、48………角柱部、50………測距計、52………支持棒、52a………先端、54………L字アーム、56………滑り止めゴム、58………止め板、60………配管、62………フランジ、64………第1の傾斜センサ、66………電動シリンダ、68………連結部、70………支持棒、70a………先端ロッド、70b………収容ロッド、70c………先端、72………障害物、74………第2の傾斜センサ、76………モータ、78………昇降機構、80………電動シリンダ、82………バッテリー、84………軸受け部、84a………凹部、86………床面。

Claims (8)

  1. 車輪を有する台座部と、
    前記台座部に対して高さ方向にスライドして高さを調整可能な昇降荷受部と、を有する昇降台車であって、
    前記昇降荷受部には、前記昇降台車の幅方向に回動可能な支持棒がピン結合され
    前記昇降台車の幅方向の傾斜角度を計測する第1の傾斜センサが設けられ、
    前記支持棒と前記昇降荷受部との間はアクチュエータが連結され、
    前記アクチュエータは、連結した方向に伸縮自在とされ、前記第1の傾斜センサからの傾斜角度の情報に基づいて伸縮量を制御して前記幅方向の傾斜角度と同じ角度で前記支持棒を前記昇降台車が傾斜する方向に回動させる制御を行なうことを特徴とする昇降台車。
  2. 前記支持棒がピン結合された位置には、
    前記昇降台車が一定の角度で幅方向に傾斜したときに前記支持棒に当接する止め板が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の昇降台車。
  3. 前記支持棒は、
    スクリューロッド式または油圧式の伸縮自在のテレスコピック構造を有し、前記傾斜角度が一定の値を超えた場合に伸長可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の昇降台車。
  4. 前記昇降荷受部は、
    荷受フレームと、
    鉛直方向に長手方向を有し、軸方向に回転自在に前記台座部に取り付けられたボールネジと、
    前記ボールネジに螺合するとともに前記荷受フレームに接続され、前記ボールネジの軸回転により上下して前記荷受フレームをスライドさせるスライダと、を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の昇降台車。
  5. 前記昇降荷受部は、
    前記ボールネジの上部の軸受けとなる軸受け部を有し、
    前記支持棒は、
    前記軸受け部にピン結合されるとともに、
    前記軸受け部は、
    前記荷受フレームに接触するとともに前記荷受フレームに対してスライド可能であることを特徴とする請求項に記載の昇降台車。
  6. 前記台座部には、
    前記昇降台車の進行方向の傾斜角度を計測する第2の傾斜センサが設けられ、
    前記昇降荷受部は、
    前記ボールネジを軸回転させるモータと、
    前記モータの回転量を制御する制御部と、を有するとともに、前記台座部の進行方向に並んで一対で配置され、
    前記制御部は、
    一対の前記昇降荷受部のそれぞれの前記モータの回転量に対して前記第2の傾斜センサが計測する前記傾斜角度に応じて差を設ける制御を行なうことを特徴とする請求項またはに記載の昇降台車。
  7. 前記台座部には、
    前記昇降台車の進行方向の傾斜角度を計測する第2の傾斜センサが設けられ、
    前記昇降荷受部は、
    門型の荷受フレームと、
    前記荷受フレームの梁の部分と、前記台座部と、を連結し、鉛直方向に伸縮して前記荷受フレームの高さを調整可能な伸縮アクチュエータと、
    前記伸縮アクチュエータの伸縮量を制御する制御部と、を有するとともに、前記台座部の進行方向に並んで一対で配置され、
    前記制御部は、
    一対の前記昇降荷受部のそれぞれの前記伸縮アクチュエータの伸縮量に対して前記第2の傾斜センサが計測する前記傾斜角度に応じて差を設ける制御を行なうことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の昇降台車。
  8. 前記昇降荷受部には、床面からの高さを測定する測距計が設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の昇降台車。
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