JP5934275B2 - ドリンク泡立て器 - Google Patents

Description

本発明はドリンク泡立て器に関し、特に撹拌部に複数の穿孔を設置することで、極めて良好な泡立て効果を達成し、しかも氷塊を破壊する恐れがないドリンク泡立て器に関する。

市販の紅茶や緑茶などの茶系ドリンクは、全体の風味と口当たり、さらには見た目を良くするため、通常は手動或いは電動で揺動する方式で、ドリンクに細かい気泡効果を生じさせている。これが即ち、泡沫式ドリンクである。手動方式とは、ドリンクを入れた容器を、人が同一方向に迅速に揺動することで、ドリンクに香りと気泡を生じさせ、またドリンクに加えたシロップ、果糖などの調味料を均一に溶解させるものである。人手により揺動して調理するこの種の泡沫式ドリンクは、独特の風味があるが、力を入れてドリンク容器を揺動するスタッフには、手腕の疲労、だるさなどの労働災害が生じ易い。特に、繁盛している店では、揺動するドリンクの数が多くなるため、スタッフの労働災害リスクも高くなってしまう。

電動方式とは、ドリンク泡立て器により、気泡効果を達成するものである。従来のドリンク泡立て器は、カップ体、隔絶カバー、キャリアを備える。カップ体は、キャリアと相互に螺合して固定する。隔絶カバーは、キャリアに蓋をし、カップ体内部に位置する。しかも、隔絶カバー表面には、複数の貫通孔を敷設する。キャリアは、キャリア槽を備え、中央には、軸棒を通して設置する。軸棒には、撹拌ブレードを設置する。

使用時には、スタッフは、カップ体をキャリアも一緒に機械台にセットする。次に、機械台のモーターを駆動し、軸棒と撹拌ブレードの回転を連動させる。こうして、カップ体に入れたドリンクと調味料を、迅速に撹拌し、泡沫を生じる。ドリンクを冷たくする場合には、通常は氷塊を加え一緒に撹拌する。従来のドリンク泡立て器では、もし隔絶カバーを設置していなければ、機械台のモーターを駆動すると、撹拌ブレードは高速回転し、直接氷塊に接触し、氷塊が削れてしまう。そのため、隔絶カバーは、氷塊の破壊を回避するために必要な構造であるが、これにより全体の体積を大きくしてしまい、またベースの製造コストを拡大させている。さらに、従来のドリンク泡立て器が生じる気泡は、隔絶カバーに遮られるため、泡沫の細かさが低下してしまい、泡立て効果は理想的でない。

ゆえに、本発明の目的は、スタッフに手腕の疲労、だるさなどの労働災害が生じ易い人手により揺動して調理する泡沫式ドリンク、及び氷塊が撹拌ブレードの回転を受け壊れないよう防止するために必要な隔絶カバーにより全体の体積とベースの製造コストを拡大し、気泡効果を低下させる電力揺動方式を採用する従来のドリンク泡立て器の欠点を解決することができるドリンク泡立て器を提供することである。

上述の目的を解決するため、本発明は下記のドリンク泡立て器を提供する。
ドリンク泡立て器は、ベースを備え、
該ベースには、回転軸を可動状に接続し、
該回転軸の一端には、撹拌部を設置し、
該撹拌部には、複数個の穿孔を設置し、
該撹拌部は、延伸して、少なくとも１個の凸柱を形成し、
該回転軸の反対端には、アダプターを設置し、
該回転軸のアダプターは、駆動装置に対応して設置し、
該駆動装置は、該回転軸を駆動し、該撹拌部の回転を連動させ、
該撹拌部は、円盤で、
該ドリンク泡立て器さらに、カップ体を備え、
該カップ体は、その底部は延伸して連結部を形成し、
該連結部により、該ベースに設置し、これにより該撹拌部は、該カップ体内部に位置し、
該連結部には、外ネジヤマセクションを形成し、しかも該ベースには、該外ネジヤマセクションに対応する内ネジヤマセクションを形成し、
該連結部の底縁には、ワッシャを設置する。

本発明のドリンク泡立て器は、撹拌部と穿孔を設置することで、カップ体内部に紅茶或いは緑茶などの茶葉飲料を入れる時に、回転軸は撹拌部を連動して回転させ、こうしてドリンクは良好な気泡効果を発生し、さらにドリンクにハチミツ、シロップ、粉ミルクなどの調製物を添加し全体の風味と口当たりを高める場合には、撹拌部は各凸柱の設置を通して、ドリンクと調製物の混合を助けることができ、しかも撹拌の均一性を大幅に高めることができる。本発明は構成部材がシンプルで、操作の利便性が高く、良好な気泡を泡立てることができ、もしカップ体内部に氷塊を入れる場合には、氷塊の完全性を保持することもできる。

本発明の立体分解模式図である。 本発明に駆動装置を設置した様子を示す立体外観模式図である。 本発明の局部断面模式図である。 本発明の使用状態を示す模式図である。

図１〜３に示すように、本発明のドリンク泡立て器は、ベース１、カップ体２、ワッシャ３を備える。
ベース１には、回転軸１１を縦方向に可動状に接続する。回転軸１１の一端には、撹拌部１２を設置し、反対端には、アダプター１３を設置する。撹拌部１２は、円盤で、複数個の穿孔１２１を設置する。ベース１には、内ネジヤマセクション１４を形成する。撹拌部１２は、延伸して、少なくとも１個の凸柱１２２を形成する。回転軸１１のアダプター１３は、駆動装置４に対応して設置する。
カップ体２は、その底部は延伸して連結部２１を形成する。連結部２１は、内ネジヤマセクション１４に対応する外ネジヤマセクション２１１を形成し、連結部２１により、ベース１に設置する。これにより、撹拌部１２は、カップ体２内部に位置する。
ワッシャ３は、連結部２１の底縁に設置する。

本発明の実際の操作状況について説明する。図２〜４に示すように、使用者は先ず、カップ体２をベース１に螺合して設置し、回転軸１１のアダプター１３は、駆動装置４に対応して設置する。駆動装置４により、回転軸１１は、撹拌部１２の回転を連動することができる。カップ体２内部には、紅茶或いは緑茶などの茶葉飲料を入れ、冷たくするために複数の氷塊を加えることもできる。

この時、駆動装置４は、回転軸１１に動力を提供し、撹拌部１２の回転を連動する。即ち、撹拌部１２は、回転軸１１を中心として回転し、カップ２内部のドリンクを迅速に撹拌することができる。これにより、各穿孔１２１を通して空気はドリンクと混合され、良好な気泡効果を生じる。さらに、ドリンクにハチミツ、シロップ、粉ミルクなどの調製物を添加し全体の風味と口当たりを高める場合には、撹拌部１２は、各凸柱１２２の設置を通して、ドリンクと調製物の混合を助けることができ、しかも撹拌の均一性を大幅に高めることができる。

本発明は構成部材がシンプルで、操作の利便性が高く、良好な気泡を泡立てることができ、氷塊の完全性を保持することもできる。

本実施形態においては、カップ体２内部に、例として紅茶或いは緑茶などの茶葉飲料を入れたが、実際の応用はこれに限定するものではない。カップ体２内部には、牛乳、果汁、或いはコーヒーなどの飲料を入れることもでき、その場合には、本発明の技術手段は同様に、良好な気泡を泡立てることができ、氷塊の完全性を保持することもできる。

以上は本発明の好ましい実施例の説明に過ぎず、並びに本発明を限定するものではなく、本発明に提示の精神より逸脱せずに完成されるその他の同等の効果の修飾或いは置換は、いずれも本発明の権利請求範囲内に属する。

１ ベース
１１ 回転軸
１２ 撹拌部
１２１ 穿孔
１２２ 凸柱
１３ アダプター
１４ 内ネジヤマセクション
２ カップ体
２１ 連結部
２１１ 外ネジヤマセクション
３ ワッシャ
４ 駆動装置

Claims (4)

1. ドリンク泡立て器は、カップ体を備え、前記カップ体の底部は延伸して連結部を形成し、並びに前記連結部によりベースに設置し、前記ベースに回転軸を可動状に接続し、
   前記回転軸の一端には、撹拌部を設置し、
   前記攪拌部は前記カップ体内部の底端に位置し、前記攪拌部は円盤形の円柱状であり、且つ前記攪拌部の上面は平坦に設置し、
   前記攪拌部には、複数個の穿孔を設置し、
   前記撹拌部は、前記ベースの方向に向けて延伸して、少なくとも１個の凸柱を形成し、 前記凸柱は円柱状を呈することを特徴とするドリンク泡立て器。
2. 前記回転軸の反対端には、アダプターを設置し、
   前記回転軸のアダプターは、駆動装置に対応して設置し、
   前記駆動装置は、前記回転軸を駆動し、前記撹拌部の回転を連動させることを特徴とする請求項１に記載のドリンク泡立て器。
3. 前記連結部には、外ネジヤマセクションを形成し、しかも前記ベースには、前記外ネジヤマセクションに対応する内ネジヤマセクションを形成することを特徴とする請求項１に記載のドリンク泡立て器。
4. 前記連結部の底縁には、ワッシャを設置することを特徴とする請求項１に記載のドリンク泡立て器。

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