JP5934075B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池モジュールに関する。
従来、太陽電池素子の機械強度を向上するため、フレームで太陽電池素子の周縁部分を補強した太陽電池モジュールが知られている。
例えば特許文献1のように、太陽電池素子の周縁部分をフレームの挟持部で表裏から押圧することで、太陽電池素子をフレームに固定する太陽電池モジュールの構造が知られている。
特開2006−100639号公報
一方、半導体に外部から応力を印加することによって歪を付与すると、電気的特性が変化することが知られている。
例えば、CuO系の太陽電池素子に対して、外部から4点曲げ等により適度な応力を印加して歪を付与させることによって、ショットキー障壁が変化し、光電変換における最大出力を向上させることが知られている。
しかしながら、特許文献1のような太陽電池素子をフレームに固定するというだけの太陽電池モジュールの構造では、太陽電池モジュールの中央部分だけが、自重によって大きく反ってしまうだけの構造であるので、太陽電池モジュールの光電変換効率を十分に高めるのは困難である。
本発明の太陽電池モジュールは、受光面および非受光面を有する太陽電池素子と、複数の凸部を主面に有するとともに前記複数の凸部を前記太陽電池素子の前記受光面に当接させた透光性の応力印加手段とを有し、前記凸部は、前記太陽電池素子の外縁部側に位置する程高さが高い
本発明の太陽電池モジュールによれば、光電変換効率を高めることが可能な応力を太陽電池素子の受光面側に対して印加することができる。
本発明の太陽電池モジュールの一実施形態における太陽電池素子と応力印加手段の断面模式図である。 本発明の太陽電池モジュールの一実施形態における応力印加手段を主面側から平面視した平面模式図である。 本発明の太陽電池モジュールの他の実施形態における応力印加手段を主面側から平面視した平面模式図である。 図2の応力印加手段を用いた太陽電池モジュールにおいて、太陽電池素子の受光面側を干渉計によって観察したときの平面模式図である。 図3の応力印加手段を用いた太陽電池モジュールにおいて、太陽電池素子の受光面側を干渉計によって観察したときの平面模式図である。 本発明の太陽電池モジュールの一実施形態における応力印加手段の主面付近の拡大断面模式図である。
(太陽電池モジュール)
以下、本発明の太陽電池モジュールの一実施形態について、図面を用いて説明する。
<太陽電池素子>
本実施形態に用いられる太陽電池素子としては、例えば、基板と、第1の電極層と、光吸収層と、半導体層と、第2の電極層とを含んでなる構成の薄膜系太陽電池素子(不図示)があるが、これに限定されるものではなく、シリコン系太陽電池等であっても構わない。
ここで基板とは、太陽電池素子を支持するためのものであり、剛性、平滑性を満たしていれば良く、基板に用いられる材料としては、例えば、ガラス、セラミックス、硬質樹脂、サファイヤおよびSUS等の金属等が挙げられる。
そして、太陽電池素子の周縁部を囲むようにフレーム等が設けられ、太陽電池素子とフレームとを組み合わせたものが太陽電池モジュールとなる。
<太陽電池モジュール>
本発明の太陽電池モジュールの実施形態によれば、受光面および非受光面を有する太陽電池素子と、複数の凸部を主面に有するとともに複数の凸部を前記太陽電池素子の受光面に当接させた透光性の応力印加手段とを有する。
図1のように、受光面1aと非受光面1bとを有する太陽電池素子1と、これとは別に、複数の凸部2aを主面に有する板状の応力印加手段2を用意する。
そして、太陽電池素子1の受光面1aに対して、応力印加手段2の複数の凸部2aを押圧するように当接させて配置する。
ここで太陽電池素子1と応力印加手段2とは、太陽電池素子1の受光面1aと、応力印加手段2の主面とを接着剤によって固定したものであってもよいし、あるいは、太陽電池素子1の外縁部と、応力印加手段2の外縁部とをフレーム等によって固定したものであっても構わない。
これにより、光電変換効率を高めることが可能な応力を太陽電池素子1の受光面1a側から印加することができる。
これは、太陽電池素子1に適度な応力を印加して歪を付与して、太陽電池素子1の半導体膜の抵抗値を低下させること(ピエゾ抵抗効果)によって、太陽電池素子1の光電変換効率を向上させることができるためと考えられる。
なお、このような応力印加手段2を太陽電池素子1の受光面1a側に配置するには、太陽電池素子1の受光面1a側への光の入射を妨げないようにすること、および、応力印加手段2の凸部2aが、太陽電池素子1の上部電極層に損傷を与えないようにすることが必要である。
このようなことから、特に応力印加手段が受光面側を覆う受光面側パネルであれば、応力印加手段と受光面側パネルとを一体にできるので、複数の部材を重ねて反射率が低下してしまうことを低減できる点で好ましい。
さらに本発明の太陽電池モジュールの実施形態によれば、前記複数の凸部が前記太陽電池素子の前記受光面に当接している位置において、前記太陽電池素子に歪みがあることが好ましい。
すなわち、図2のような板状の応力印加手段2の主面上に設けられた複数の凸部2aに対応して、図4のように、太陽電池素子1上に歪3を均一に付与できるので、高い光電変換効率を得ることができる。あるいは、図3のような板状の応力印加手段2の主面上に設けられた複数の凸部2aに対応して、図5のように、太陽電池素子1上に歪3を均一に付与できるので、高い光電変換効率を得ることができる。
なお、複数の凸部2aの配置の形態については、適切な大きさの歪3をより多く得ることができるならば、これらの配置に制限されるものではない。
さらに本発明の太陽電池モジュールの実施形態によれば、複数の凸部の各々が太陽電池素子の受光面に当接する圧力は、受光面内において略均一であることが好ましい。
すなわち、複数の凸部2aによってかかる応力を太陽電池素子1の特定の部位にだけではなく、太陽電池素子1に対して均一に分散することによって、応力による歪3の大きさを面内で一定にすることができる。
例えば図2および図3では、応力印加手段2から太陽電池素子1に対して印加される応力分布を均一にすることを目的として、応力印加手段2の主面上に凸部2aを規則的に配置している。
これにより、太陽電池素子1の面内方向に偏りのない状態で、光電変換効率を均一に向上することができる。
このような応力分布は、例えば干渉計を用いることによって、歪3の分布を観察することができる。
この場合、受光面1a側から光を当てて、太陽電池素子1の受光面1aにおける干渉縞(不図示)によって、歪3を観察することになる。
干渉縞の間隔は、光源の波長と入射角により決定され、等高線として用いることができるので、太陽電池素子1の受光面側から、歪3の大きさの度合いを観察することができる。
さらに本発明の太陽電池モジュールの実施形態によれば、凸部は、太陽電池モジュールの外縁部側に位置する程高さが高いことが好ましい。
太陽電池素子1は中央付近になる程、自重による重さが増すので、図6のように、凸部2aの高さHが、太陽電池モジュール10の外縁部側に位置する程高くなること、すなわち高さH1>高さH2>高さH3とすることによって、各凸部2aからの応力を一定にすることができる。
これにより、太陽電池素子1の自重が比較的軽い外縁部側であっても、凸部2aを高く
することによって、太陽電池素子1の自重が比較的重い中央部側と同じ程度の応力を得ることができるので、同じ程度の歪3を得ることができる。
凸部2aの高さHは、0.1〜1mm範囲であることが、太陽電池素子1と応力印加手段2との間に不必要な隙間を形成せず、太陽電池モジュール10が厚くならない点で好ましい。
さらに本発明の太陽電池モジュールの実施形態によれば、複数の凸部は、太陽電池モジュールの外縁部側に位置する程頂点同士の間隔が広いことが好ましい。
太陽電池素子1は中央付近になる程、自重による重さが増すので、図6のように、凸部2aの頂点同士の間隔Wが、太陽電池モジュール10の外縁部側に位置する程広くなること、すなわち間隔W1<間隔W2<間隔W3となることによって、各凸部2aでの応力を一定にすることができる。
これにより、太陽電池素子1の自重が比較的軽い外縁部側であっても、凸部2aの頂点同士の間隔Wを広げることによって、太陽電池素子1の自重が比較的重い中央部側と同じ程度の応力を得ることができるので、太陽電池素子1の面内で同じ程度の大きさの歪3を得ることができる。
ここで間隔Wは、基板のサイズ次第であるが、10〜100mmの範囲であることが、応力を均一に制御し易い点で好ましい。
以上のように、太陽電池素子1の受光面1a側における歪3の大きさを安定化させることによって、太陽電池素子1の半導体膜の抵抗値を低く維持して、光電変換効率を向上させることができる。
(製造方法)
以下、本発明の太陽電池モジュールの製造方法について説明する。
応力印加手段2は、ガラス板やエポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂で作製すればよく、応力印加手段2の主面に凸部2aの高さHや間隔Wを制御するためのマスキングを施してから、主面をブラスト処理した後で、硝酸等でエッチングすることによって、凸部2aを形成する。
あるいは、金型成形によって、応力印加手段2の主面に凸部2aを有する受光面パネル2を形成することもできる。
次に、太陽電池素子1の受光面1a側に対して、応力印加手段2の主面を押圧した状態で、太陽電池素子1と応力印加手段2とをフレーム等によって組み合わせたものが太陽電池モジュール10となる。
あるいは、太陽電池素子1の受光面1a側に対して、応力印加手段2の主面を押圧した状態で、太陽電池素子1と応力印加手段2とをEVA等によって接着して太陽電池モジュール10としてもよい。
なお、上記した凸部2aの高さHや間隔Wの値は、図6のような応力印加手段2の断面で観察する必要はなく、応力印加手段2の主面における凸部2aを、前述した干渉計や、あるいは、AFM等で所定範囲を観察して測定すればよい。
1:太陽電池素子
1a:受光面
1b:非受光面
2:応力印加手段(受光面パネル)
2a:凸部
3:歪
10:太陽電池モジュール
H:高さ
W:間隔

Claims (5)

  1. 受光面および非受光面を有する太陽電池素子と、
    複数の凸部を主面に有するとともに前記複数の凸部を前記太陽電池素子の前記受光面に当接させた透光性の応力印加手段とを有し、
    前記凸部は、前記太陽電池素子の外縁部側に位置する程高さが高い、太陽電池モジュール。
  2. 前記応力印加手段が前記受光面側を覆う受光面側パネルである、請求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記複数の凸部が前記太陽電池素子の前記受光面に当接している位置において、前記太陽電池素子に歪みがある、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記複数の凸部の各々が前記太陽電池素子の前記受光面に当接する圧力は、前記受光面内において略均一である、請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記複数の凸部は、前記太陽電池素子の外縁部側に位置する程頂点同士の間隔が広い、請求項1〜のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
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