JP5932826B2 - 飲料を調整するための方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は概して、フードプロセッサ、より具体的にはジューサー又はミキサー等飲料調整装置に関する。本発明はまた飲料を調整する方法に関する。
ジューサー及びミキサーは、消費者にとって非常に良いキッチン用品である。ジューサーは、果物(りんご、桃、オレンジ、レモン、ぶどう、ライム、グレープフルーツ、等)、野菜(スイートコーン、にんじん、セロリ、キャベツ、等)及びハーブからジュースを絞る及び抽出するために使用される。果肉は通常廃棄される。ミキサーは、ジュースから果肉を分離しないという点でジューサーと異なる。
しかし、現在、これらの飲料調整装置は、設計の便宜、カッタの頑丈さ、果肉とジュースの分離、掃除面により集中する一方、飲料の味は、使用される原料に完全に委ねられるという問題がある。味覚は消費者のための最も重要な側面である。どんなに飲料が健康的であっても、消費者が最終的な味覚を我慢することができない場合、例えば、酸っぱ過ぎる、苦すぎる場合、消費者は飲むことを拒むかもしれない。レシピが砂糖、蜂蜜を加えることに触れていたとしても、消費者の実際的経験を依然として必要とする。そして、消費者にとって適切な味のバランスを素早く見つけることは非常に困難である。さらに、たとえ原料が同じ種類であるとしても、生産地、貯蔵法等が異なるので、それらの味は依然として変化する。結果として、消費者は、味の結果に関して十分に自信が持てない。飲料が子供に出された場合、さらに良くない。
さらに、家では、家族は異なる味の好みを有する。しかし、現在の飲料調整装置は、材料が同じである場合、1つの味しか提供することができない。
したがって、味の管理に関して現在の飲料調整装置を改善する必要がある。
本発明の目的は、ユーザの好みの味にしたがって味が異なる飲料を供給することができる飲料調整装置を提供することである。
この目的を達成するために、飲料調整装置が提供され、この飲料調整装置は:
− 幾つかの材料それぞれを蓄えるための複数の貯蔵チャンバであって、幾つかの材料それぞれが異なる味の特性を有する、貯蔵チャンバ;
− ユーザの好みの味を示すデータを受け取るためのユーザインターフェース;
− 味管理ユニットであって:
各材料の味の特性を表す参照テーブルを格納するためのメモリと;
前述の参照テーブル及びユーザの好みの味にしたがって使用されることになる各材料の用量を決定するためのプロセッサと、を有する、味管理ユニット;及び
− 前述の決定された用量にしたがって前述の幾つかの材料の少なくとも1つから飲料を生成するための生成器、を有する。
本発明の例によれば、幾つかの材料は、それぞれの貯蔵チャンバに手動又は自動で貯蔵される。
本発明の例によれば、飲料調整装置は、飲料の原料を幾つかの材料に分けるためのモジュールを更に有し、それぞれの前述の幾つかの材料は異なる味の特性を有する。原料を分けるためのモジュールは、1つの原料を幾つかの材料に切断するためのカッタを有する。好ましくは、原料を分けるためのモジュールは、それによって飲料の原料が幾つかの異なる材料に正確に分けられる、少なくとも1つの味覚センサを有する。より好ましくは、味覚センサは電子舌である。
本発明の例によれば、各材料は、果物、野菜又は食品、或いは1つの原料の一部等、1つの原料であり得る。
本発明の例によれば、味の特性は、酸味度、甘味度、苦味度及び濃度の少なくとも1つによって定められる。濃度に対応する材料は水である。
本発明の例によれば、材料を蓄えるための貯蔵チャンバの数は材料の数と等しい。
本発明のさらに他の例によれば、ユーザインターフェースは、酸味度設定ユニット、甘味度設定ユニット、苦味度設定ユニット及び濃度設定ユニットを含むグループから選択される少なくとも1つの味設定ユニットを含む。
本発明はまた、前述の飲料調整装置によって飲料を調整するための方法を提供し、この方法は:
− 飲料の原料を幾つかの材料に分けるステップ;
− 前述の幾つかの材料をそれぞれの貯蔵チャンバに蓄えるステップ;
− ユーザインターフェースからユーザの好みの味を表すデータを受け取るステップ;
− 参照テーブル及びユーザの好みの味にしたがって使用されることになる各材料の用量を決定するステップ;及び
− 前述の決定された用量にしたがって前述の幾つかの材料の少なくとも1つから飲料を生成するステップ、を有する。
好ましくは、飲料の原料を幾つかの材料に分けるステップは、少なくとも1つの味覚センサによって材料の味を感知するサブステップを有し、好ましくは、味覚センサは電子舌である。
本発明の他の目的、利点、及び新規な特徴は、添付の図面を参照して、以下の本発明の好適な実施形態の詳細な説明から明らかになるであろう。
図1は、本発明の実施形態による飲料調整装置の概略ブロック図である。 図2は、図1の飲料調整装置によって飲料を調整する方法を示す概略ブロック図である。
図1は、本発明の実施形態による飲料調整装置100の概略ブロック図である。飲料調整装置100は、幾つかの材料それぞれを貯蔵するための複数の貯蔵チャンバ(図示せず)であって、幾つかの材料のそれぞれが異なる味の特性を有する、チャンバ;飲料の原料を幾つかの材料に分けるためのモジュール13であって、幾つかの材料は異なる味の特性を有する、モジュール;ユーザの好みの味を示すデータを受け取るためのユーザインターフェース14;味管理ユニット10及び飲料を生成するための生成器15、を含む。
味管理ユニット10は、各材料の味の特性を表す参照テーブルを格納するためのメモリ11及び参照テーブル及びユーザの好みの味にしたがって使用されることになる各材料の用量を決定するためのプロセッサ12を有する。味管理ユニット10及びプロセッサ12は、ソフトウェア、ハードウェア又はファームウェアを用いて実装され得る。例えば、プロセッサ12の機能を実現するプログラムコードがメモリに格納される。これらのコードは、マイクロコントローラユニット(MCU)によってロードされるとともに実行される。他の例では、ICチップがプロセッサ12として使用され得る。当業者は様々な方法で本発明の実施形態を実装し得る。
生成器15は、前述の用量にしたがって、前述の幾つかの材料から飲料を生成するために使用される。生成器15は、貯蔵チャンバに蓄えられた材料を絞る、抽出する、混合する及び/又はかき混ぜることができる組立体であり得る。
味の特性は、酸味度、甘味度、苦味度及び濃度の少なくとも1つによって定められる。濃度に対応する材料は水である。必要な用量の水は、水タンクから自動的に供給され、これは飲料の味を調節することにも役立つ。「水」はここでは1つの「材料」とも見なされるので、その用量もまたユーザインターフェースを通じて選択され得る。
材料を蓄えるための貯蔵チャンバの数は材料の数と等しい。
各材料は、果物、野菜又は食品、或いは1つの原料の一部等、1つの原料であり得る。
原料を分けるためのモジュール13は、1つの原料を幾つかの材料に切断するためのカッタ(切断機構)を有する。切断機構は、1つ又は複数の切断刃を含み得る。この1つ又は複数の切断刃は、りんごの芯が掘り出される、自動りんご皮むき及び薄切り器と同様の機能を実行する。切断深さ及び切断角度のようなパラメータは、ユーザの味の要求にしたがって設計される。
ユーザインターフェース14は、酸味度設定ユニット、甘味度設定ユニット、苦味度設定ユニット及び濃度設定ユニットを含むグループから選択される少なくとも1つの味設定ユニットを含む。それぞれの味設定ユニットは、ユーザの好みの味を表すデータを受け取るための1つ又は複数のボタンを有する。
材料の味の正確な測定を提供するために、装置100は好ましくは、味認識センサを有し得る。この味認識センサは、原料を異なる材料に手動又は自動で分けるのに役立つとともに、最終的な飲料の味の一貫性を保証するのにも役立つ。より好ましくは、原料を分けるためのモジュール13は、それを用いて飲料の原料が幾つかの異なる材料に正確に分けられる、少なくとも1つの味覚センサを有する。味覚センサは好ましくは電子舌である。この電子舌は、様々な食品の認識(識別、分類、区別)、定量的な多成分分析並びに味及び風味の人工的な評価のための従来技術のセンサデバイスである。電子舌は、例えば、University of Illinois atUrbana-Champaignから入手可能である。この種の電子舌を開示する、米国特許第6,730,201B1号及び米国特許出願公開第2009/0212663A1号等の参考文献は、参照により本願に組み込まれる。
図2は、図1の飲料調整装置100によって飲料を調整する方法を示す概略ブロック図である。飲料を調整するためのこの方法は:飲料の原料を幾つかの材料に分けるステップであって、幾つかの材料のそれぞれが異なる味の特性を有する、ステップ;前述の幾つかの材料をそれぞれの貯蔵チャンバに蓄えるステップ(ステップ220);ユーザインターフェースからユーザの好みの味を表すデータを受け取るステップ(ステップ230);参照テーブル及びユーザの好みの味にしたがって使用されることになる各材料の用量を決定するステップ(ステップ240);及び決定された用量にしたがって前述の幾つかの材料の少なくとも1つから飲料を生成するステップ(ステップ250)、を有する。
好ましくは、飲料の原料を幾つかの材料に分けるステップは、少なくとも1つの味覚センサによって材料の味を感知するサブステップを有する。
本発明の主な利点は、飲料調整装置100が味管理ユニット10を有することである。この味管理ユニット10は、ユーザが好みの味を素早く選択する及び好みの味にバランスさせることを容易にするとともに、異なる味の飲料を供給することができる。特に、商業利用では、利点はより明白になる。
本発明による飲料調整装置100及び同装置を使う飲料を調整する方法をさらに説明するとともに明らかにするために、本発明による飲料を調整するための装置及び方法の詳細を示すための2つの例が詳述される。
実施例1
本発明の実施例1は、1つの原料の場合に味を操作することに関する。りんご及びオレンジが以後例として取り上げられる。
装置100は、食品の違った味がする領域に基づいて、果物/野菜を切断する自動切断システムを有する。例えば、りんごは、3つのグループ:外側部分のグループ、主要部分のグループ及び芯部分のグループに切断される。
以下の表1は、幾つかの種類の果物の甘さを示す。異なる果物の皮の領域(外側の皮、中央の皮、内側の皮)は味に対して異なる程度で寄与する。
表1
果物の種類 甘さ
スイートコーン 5(低い甘さ)
イチゴ 6.3(低い甘さ)
パイナップル 9.2(低い甘さ)
皮付きハミウリ 10.5(中間の甘さ)
芯無し赤りんご 11.3(中間の甘さ)
芯付き赤りんご 25.1(高い甘さ)
皮無しハミウリ 12.6(中間の甘さ)
芯無し桃 12.6(中間の甘さ)
芯付き桃 14.7(中間の甘さ)
バナナ 18(高い甘さ)
スイカ 18(高い甘さ)
ぶどう 25(高い甘さ)
ネーブルオレンジ 28(高い甘さ)
以下の表2は、幾つかの種類の果物/野菜の酸性度を示す。異なる種類の果物/野菜は味に対して異なる程度で寄与する。
表2
果物/野菜の種類 酸性度(PH値)
レモン 2.2−3.5(高酸性度)
ぶどう 2.55−4.5(高酸性度)
りんご 3.0−5.0(中酸性度)
桃 3.2−3.9(中酸性度)
西洋なし 3.2−3.95(中酸性度)
いちご 3.8−4.4(中酸性度)
オレンジ 3.55−4.9(中酸性度)
トマト 4.1−4.8(中酸性度)
かぼちゃ 5(低酸性度)
にんじん 5(低酸性度)
キャベツ 5.2(低酸性度)
ほうれん草 5.7(低酸性度)
すいか 6.0−6.4(低酸性度)
エンドウ豆 6.1(低酸性度)
表1及び2に示された味に基づいて、例えば、果物/野菜を表3に示されるように、以下の味の特性のグループに分けることができる。
表3
味の特性のグループ
酸っぱい
(pH<3.0) 甘い−酸っぱい
(3.0<pH<5.0) 甘い
(pH>5.0) 甘くも酸っぱくもない
(pH>5.0、且つ甘味が非常に低い)
グレープフルーツ トマト スイカ 水
パイナップル 赤りんご メロン ほうれん草
レモン レイシ バナナ −−
青りんご ぶどう サトウキビ −−
いちご 桃 赤りんごの芯 −−
西洋なしの芯 西洋なし ポーポー −−
りんごの異なる部分を比較すると、次のことが分かる:
− 外側のグループ:甘く且つ少し酸っぱい;果汁は少し水っぽい;
− 主要部のグループ:極めて甘い;果汁は粘着性であり且つジューシーである;及び
− 芯のグループ:非常に甘い;果汁はジューシーである。
りんご自体が異なる味の「材料」を含むので、これらの味の材料は、ユーザの好みの味を調整するのに使用され得る。これは以下の典型的なステップによって達成され得る:
− りんごを3つのグループ、すなわち、外側、主要部、及び芯のグループに切断するステップであって、カッタの刃が切断の深さを制御することができる必要がある、ステップ;
− 各材料を手動または自動的に材料収集器によって集める及び飲料を作るために異なる貯蔵チャンバにそれらを別々に蓄えるステップ
− ユーザの好みの味を表すデータをユーザインターフェースから受け取るステップ;
− 参照テーブル及びユーザの好みの味にしたがって各材料の用量を決定するステップ;及び
− 決定された用量にしたがって前述の幾つかの材料から飲料を生成するステップ。
例えば、ユーザによって選択された好みの味のデータが最も甘い味に対応する場合、最も甘い味の特性を有する材料のみが飲料を調整するために使用される;ユーザによって選択された好みの味のデータが半分の甘さ及び半分の苦さに対応する場合、甘い味の特性有する材料及び苦い味の特性を有する材料の両方が同じ量で飲料を調整するために使用される;及びユーザによって選択された好みの味のデータが半分の甘さ及び1/4の苦さに対応する場合、それぞれ甘い及び苦い味の特性を有する2つの材料の間の用量の比が2:1になる;等。水もまた飲料の濃度を調節するための材料として使用される。
原料を異なる材料に分けるステップは、消費者によって手動で又は味覚センサを用いて半自動式に行われ得る。りんごを例として挙げると、りんごはナイフによって2つのグループに手動で切断されることができ、一方のグループは皮付きの主要部を含み、他方のグループは主要部とともに芯を含む。グループの数は果物の種類に依存する。その後、各グループは、それぞれの貯蔵チャンバに手によって(手動で)又は機構によって(機械的に又は自動的に)直接入れられる。
オレンジを例として挙げると、オレンジの皮は、別々に剥かれるとともに特性としての苦味を有する材料として装置に集められる。オレンジの皮は、非常に栄養的であるが、味は少し苦い。この方法は、人々が良好な味を有する皮からジュースを楽しむことを可能にする。
一般的に、例えば、材料は:
− 酸っぱい材料;
− 通常の材料(酸っぱくなく、甘くない);
− 甘い材料;
− 苦い材料;
− 他;に分けられ得る。
実施例2
本発明の実施例2は、果物及び野菜のような複数の種類の原料に対して味を操作することに関する。
消費者が異なる種類の果物及び野菜を混ぜることによって飲料を調整することを望むとき、本発明は、各個別の果物がその主要な味の特性にしたがってある種類の材料に分けられることを可能にする。例えば、青りんごは、主要な特性として酸っぱさを持つ材料に属すると見なされることができ、にんじんは主要な特性として甘さを持つ材料に属すると見なされることができる。もちろん、各個別の果物又は野菜もまた、それらを異なる材料に切断するための上述の方法を使用することができる。その後、その他の処理するステップは上述の実施例1と同じである。
本発明の多数の特性及び利点が本発明の構造及び機能の詳細とともに前述の記載に述べられているが、開示は単に説明的なものであって、変更が、細部において、特に、部分の形状、サイズ、数、配置に関して、添付の特許請求の範囲が表している用語の広い一般的な意味によって示される最大限まで本発明の原理内で行われ得ることが、理解されるべきである。
特許請求の範囲において、「有する」(“comprising”)の語は、他のステップ又は要素を除外せず、不定冠詞「1つの」(“a”又は“an”)は複数を除外しない。単一のユニットは特許請求の範囲に挙げられた幾つかの事項の機能を実現し得る。ある手段が互いに異なる従属請求項に挙げられるという単なる事実は、これらの手段の組合せが有利に使用されることができないということを示すものではない。特許請求の範囲における如何なる参照符号も、本発明の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. 飲料調整装置であって:
    − 飲料の原料を幾つかの材料に分けるためのモジュール;
    − 前記幾つかの材料それぞれを蓄えるための複数の貯蔵チャンバであって、前記幾つかの材料それぞれが異なる味の特性を有する、貯蔵チャンバ;
    − ユーザの好みの味を示すデータを受け取るためのユーザインターフェース;
    − 味管理ユニットであって:
    各前記材料の味の特性を表す参照テーブルを格納するためのメモリと;
    前記参照テーブル及び前記ユーザの好みの味にしたがって使用されることになる各前記材料の用量を決定するためのプロセッサと、を有する、味管理ユニット;及び
    − 決定された前記用量にしたがって前記幾つかの材料の少なくとも1つから飲料を生成するための生成器、を有する、
    飲料調整装置。
  2. 前記幾つかの材料は、それぞれの前記貯蔵チャンバに手動又は自動で貯蔵される、
    請求項1に記載の飲料調整装置。
  3. 前記味の特性は:
    − 酸味度;
    − 甘味度;
    − 苦味度;及び
    − 濃度、の少なくとも1つによって定められる、
    請求項1に記載の飲料調整装置。
  4. 前記濃度に対応する前記材料は水である、
    請求項3に記載の飲料調整装置。
  5. 前記原料を分けるための前記モジュールは、1つの原料を前記幾つかの材料に切断するためのカッタを有する、
    請求項1に記載の飲料調整装置。
  6. 前記材料を蓄えるための前記貯蔵チャンバの数は前記材料の数と等しい、
    請求項1に記載の飲料調整装置。
  7. 前記原料は、果物、野菜又は食品である、
    請求項1に記載の飲料調整装置。
  8. 前記ユーザインターフェースは、前記ユーザの好みの味を示す前記データを受け取るための少なくとも1つの味設定ユニットを含む、
    請求項1に記載の飲料調整装置。
  9. 前記原料を分けるための前記モジュールは、それを用いて前記飲料の前記原料が前記幾つかの異なる材料に正確に分けられる、少なくとも1つの味覚センサを有する、
    請求項1に記載の飲料調整装置。
  10. 飲料調整装置によって飲料を調整する方法であって:
    飲料の原料を幾つかの材料に分けるためのモジュールを用いて前記飲料の原料を幾つかの材料に分けるステップであって、前記幾つかの材料それぞれが異なる味の特性を有する、ステップ;
    − 前記幾つかの材料をそれぞれの貯蔵チャンバに蓄えるステップ;
    − ユーザインターフェースからユーザの好みの味を表すデータを受け取るステップ;
    − 参照テーブル及び前記ユーザの好みの味にしたがって使用されることになる各前記材料の用量を決定するステップ;及び
    − 決定された前記用量にしたがって前記幾つかの材料の少なくとも1つから前記飲料を生成するステップ、を有する、
    飲料を調整する方法。
  11. 前記飲料の前記原料を前記幾つかの材料に分けるステップは、少なくとも1つの味覚センサによって前記原料の味を感知するステップを有する、
    請求項10に記載の飲料を調整する方法。
  12. 前記味の特性は:
    − 酸味度;
    − 甘味度;
    − 苦味度;及び
    − 濃度、の少なくとも1つによって定められる、
    請求項10に記載の飲料を調整する方法。
  13. 前記分けるステップは、1つの原料を前記幾つかの材料に切断するステップを有する、
    請求項10に記載の飲料を調整する方法。
  14. 前記ユーザインターフェースは、前記ユーザの好みの味を示す前記データを受け取る少なくとも1つの味設定ユニットを含む
    請求項10に記載の飲料を調整する方法。
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