JP2006167301A - 飲料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】飲料者の嗜好に合った茶飲料を生成することができる茶飲料供給装置を提供する。
【解決手段】茶原料と飲料水を加熱した湯により茶飲料を抽出する抽出機3を備えた茶飲料供給装置において、茶飲料の味質を選択し得る味質選択ボタン8と、茶飲料の味質を可変し得るミネラル溶出装置1などと、味質選択ボタン8で選択された味質情報に基づきミネラル溶出装置1などを制御するマイコン7とを有する。これにより、選択された味質情報に基づき茶飲料の味質、例えば、旨味、苦味、甘味、酸味、渋味を変えることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】茶原料と飲料水を加熱した湯により茶飲料を抽出する抽出機3を備えた茶飲料供給装置において、茶飲料の味質を選択し得る味質選択ボタン8と、茶飲料の味質を可変し得るミネラル溶出装置1などと、味質選択ボタン8で選択された味質情報に基づきミネラル溶出装置1などを制御するマイコン7とを有する。これにより、選択された味質情報に基づき茶飲料の味質、例えば、旨味、苦味、甘味、酸味、渋味を変えることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、緑茶など茶飲料を抽出する茶飲料供給装置に関するものである。
従来、飲料水を沸かした湯を茶葉に供給して茶飲料を抽出する茶飲料供給装置において、特開平3−221015号公報に記載された茶飲料供給装置が提案されている。
この公報に記載された茶飲料供給装置は、湯を抽出機に導く導水管にろ材を設け、湯中に含まれているカルキを除去している。これにより、カルキ味のない茶飲料が供給され、茶飲料の味質の向上を図っている。
特開平3−221015号公報
しかしながら、前記従来の茶飲料供給装置では、カルキ味のない茶飲料を供給できるが、茶飲料の旨味、苦味、甘味、酸味、渋味という味質を変更できるものではなく、このため、飲料者の嗜好に合った茶飲料を供給することができなかった。
本発明の目的は、前記従来の課題に鑑み、飲料者の嗜好に合った茶飲料を生成することができる茶飲料供給装置を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するため、茶原料と飲料水を加熱した湯により茶飲料を抽出する抽出機を備えた茶飲料供給装置において、茶飲料の味質を選択し得る味質選択手段と、茶飲料の味質を可変し得る味質可変手段と、味質選択手段で選択された味質情報に基づき味質可変手段を制御する制御手段とを有する構造となっている。
本発明によれば、選択された味質情報に基づき茶飲料の味質、例えば、旨味、苦味、甘味、酸味、渋味を変えることができるため、飲料者の嗜好に応じた茶飲料を提供することができる。
なお、茶飲料の味質を検出する味覚センサを設け、味質選択手段の味質情報と味覚センサを味質情報の両者から味質可変手段を制御するようにしてもよい。また、味質可変手段として、茶原料の種類を可変し得る茶葉種可変手段、茶原料の供給量を可変し得る茶葉量可変手段、茶飲料の抽出時間を可変し得る抽出時間可変手段、茶飲料の抽出圧力を可変し得る抽出圧力可変手段、湯の硬度を可変し得る硬度可変手段又は湯のpHを可変し得るpH可変手段の何れの手段を用いるようにしてもよい。また、茶葉種可変手段等これらの各種手段は複数有するものでもよい。
本発明によれば、味質可変手段により、茶飲料の旨味、苦味、甘味、酸味、渋味を変えることができるため、飲料者の嗜好に応じた茶飲料を供給できる。
図1乃至図24は本発明に係る茶飲料供給装置の第1実施形態を示すもので、図1は茶飲料供給装置の水回路図、図2は電圧印加式ミネラル溶出装置の概略断面図、図3は貯湯装置の概略断面図、図4は空圧式抽出機の概略断面図、図5は茶葉収納搬送装置の概略断面図、図6は茶飲料抽出制御回路を示すブロック図、図7は茶飲料抽出制御を示すフローチャート、図8〜図10は旨味の味質データを示すグラフ、図11〜図13は苦味の味質データを示すグラフ、図14〜図17は甘味の味質データを示すグラフ、図18〜図23は酸味の味質データを示すグラフ、図24は渋味の味質データを示すグラフである。
先ず、茶飲料供給装置の全体の水回路について、図1を参照して説明する。茶飲料供給装置は、水配管系の上流側から下流側に向かって、味質可変手段である電圧印加式ミネラル溶出装置(以下、ミネラル溶出装置という)1、湯を生成する貯湯装置2、茶飲料を生成する空圧式抽出機3を有している。また、3種類の茶葉を空圧式抽出機3に搬送可能な茶葉収納搬送装置4を有している。
ミネラル溶出装置1は、図2に示すように、電解槽11を有している。電解槽11内には電磁弁SV1で開閉される給水管P1が接続しており、この給水管P1を通じて水道水等の飲料水が給水される。また、電解槽11内には陰電極12aを間にして陽電極12bを配置し、各電極12a,12b間に直流電圧を印加するようになっている。更に、陽電極12bの内側にはミネラル溶出物13、例えばコーラルサンド、麦飯石、ミネラル石等を粉末状或いは粒状にし、これを通水性の袋体に収容されたものが配置されている。
ここで、各電極12a,12b間に直流電圧を印加するときは、陽電極12b側では、
2H2O→4H++O2+4e-
となり、水素イオン濃度が上昇し酸性水が生成される。一方、陰電極12a側では、
4H2O+4e-→2H2+4OH-
となり、アルカリ水が生成される。ここで、ミネラル溶出物13(例えば;炭酸カルシウム:CaCO3)が酸性水と反応して、
CaCO3 +2H+→Ca2++H2O+CO2
となり、ミネラルイオン(Ca2+)が溶出する。これにより、電解飲料水の硬度やpHが上昇するようになっている。なお、ミネラル溶出装置1は電解槽11内の飲料水の硬度を検知する硬度センサ14を有し、硬度センサ14の検知硬度に基づき飲料水の硬度を可変する、硬度可変手段となっている。
2H2O→4H++O2+4e-
となり、水素イオン濃度が上昇し酸性水が生成される。一方、陰電極12a側では、
4H2O+4e-→2H2+4OH-
となり、アルカリ水が生成される。ここで、ミネラル溶出物13(例えば;炭酸カルシウム:CaCO3)が酸性水と反応して、
CaCO3 +2H+→Ca2++H2O+CO2
となり、ミネラルイオン(Ca2+)が溶出する。これにより、電解飲料水の硬度やpHが上昇するようになっている。なお、ミネラル溶出装置1は電解槽11内の飲料水の硬度を検知する硬度センサ14を有し、硬度センサ14の検知硬度に基づき飲料水の硬度を可変する、硬度可変手段となっている。
このように生成されたミネラル含有の飲料水は、電磁弁SV2で開閉される給水管P2を通じて貯湯装置2に流下する。
貯湯装置2は、図3に示すように、貯湯槽21とヒータ22を有するもので、ミネラル溶出装置1から流下した飲料水を貯湯槽21で溜め、貯湯槽21内の飲料水をヒータ22で加熱し湯を生成する。なお、貯湯装置2は湯の温度を検知する温度センサ23を有し、温度センサ23の検知温度に基づき湯の温度を可変する、温度可変手段となっている。
こように生成された湯は、電磁弁SV3で開閉される給水管P3を通じて空圧抽出機3に流下する。
空圧式抽出機3は、図4に示すように、湯5や茶葉6a(6b,6c)が投入される抽出用シリンダ31と、抽出用シリンダ31内を上下動するバルブ32と、抽出用シリンダ31内を加圧する空気ポンプ33と、茶葉6a(6b,6c)を濾して茶飲料を抽出するフィルタ34とを有している。抽出用シリンダ31は上面開口部31aを有し、この上面開口部31aを通じて茶葉6a(6b,6c)が投入される。また、抽出用シリンダ31は下面開口部31bを有し、この下面開口部31bを閉塞するようにフィルタ34が設置されている。抽出用シリンダ31の上面開口部31aと下面開口部31bとの間には、内部の流通断面積が小さくなるよう絞り込まれたバルブ開閉口31cを有し、バルブ開閉口31cをバルブ32で開閉するようになっている。また、抽出用シリンダ31のうちバルブ開閉口31cより下側には、給水管P3の下端側が貫通しており、抽出シリンダ31内に湯が投入される。また、同じく、バルブ開閉口31cより下側には、逆止弁CHVを備えた空気管P4が貫通しており、空気ポンプ33から加圧空気が供給される。ここで、空気ポンプ33の駆動力は可変できるようになっており、これにより、空圧式抽出機はその可変圧力により抽出時間を可変できる、抽出時間可変手段となっている。なお、抽出用シリンダ31の下方にはこれを支持する支持体35を有している。また、支持体35には茶飲料受け部35aを有し、茶飲料受け部35aに抽出茶飲料が流下するようになっている。
このように空圧式抽出機3で抽出された茶飲料は茶飲料供給管P5に導かれ、茶飲料供給管5の下端のノズルNLを通じてカップCに給送される。
茶葉収納搬送装置4は3種類の茶葉6a(6b,6c)を別々に収納した収納箱41を有している。各収納箱41の下部にはモータ42により回転するスクリュウ搬送部43を有しており、モータ42を駆動することにより茶葉6a(6b,6c)を各シュート44及び上面開口部31aを通じて抽出用シリンダ31内に投入するようになっている。なお、茶葉収納搬送装置4のモータ42はその駆動力を可変できるようになっており、これにより、抽出用シリンダ31内に供給される茶葉量を可変できる、茶葉量可変手段となっている。
以上のように構成されたミネラル溶出装置1、貯湯装置2、茶飲料抽出装置3、茶葉収納搬送装置4及び各電磁弁SV1〜SV3はマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)7によって駆動制御される。このマイコン7は前記硬度センサ14及び温度センサ23の検知信号や茶飲料の味質選択ボタン8からの選択信号に基づき各電磁弁SV1〜SV3、ミネラル溶出装置1、貯湯装置2、空気式抽出装置3及び茶葉収納搬送装置4で茶飲料の味質の調整制御を行う。ここで、茶飲料の味質選択ボタン8は茶飲料の各種味質である、「旨味」、「苦味」、「甘味」、「酸味」及び「苦味」の強弱が設定される各種ボタンを有している。また、マイコン7は中央制御装置であるCPU71とメモリ72とタイマ73を有し、メモリ72には図8〜図24のグラフに示す茶飲料の各種味質データが格納されている。
各味質の評価は、「旨味」、「苦味」、「甘味」、「酸味」及び「苦味」として評価し、また、各味質に与える要因を「茶種」、茶葉の「重量」、茶飲料の「抽出時間」、飲料水の「硬度」、飲料水の「pH」及び抽出用の湯の温度「湯温」に求めた。ここで、各種要因のうち「茶種」の茶葉6aは安価な茶、茶葉6bは玉露、茶葉6cは高価な茶が選択され、「重量」は1g、2g及び3gが選択され、「抽出時間」は25秒、45秒、90秒が選択され、「硬度」は50、150及び300が選択され、「pH」は7、8及び9が選択され、「湯温」は70℃、80℃及び90℃が選択されている。
また、図8〜図24の各グラフ中、「旨味平均値」、「苦味平均値」、「甘味平均値」、「酸味平均値」及び「渋味平均値」とは複数回に亘る試験で得られた値の平均値であり、また、1.0目盛り差がウェーバー比20%(人間の識別基準)に相当するもので、味覚センサ(図示しない)からの出力(mV)から味覚データに換算し、センサ出力において3.27mVの変化があるとき1.0目盛り差として表示している。なお、味覚センサとして例えば表面光電圧法(Surface Photo Voltage techniqu;SPV法)を用いたセンサで味質を検出したり、或いは、基準液とサンプル液との測定値の差(相対値)やサンプル液の測定前と測定後の測定値の差(Change of membrane Potential caused by Adsorption;CPA値)によって、茶飲料の「旨味」、「苦味」、「甘味」、「酸味」及び「渋味」を識別評価を行っている。
図8〜図24の味質データから、例えば、「旨味」の強い茶飲料を提供するときは、図8〜図10に示すデータから、「茶種」;茶葉6c、「重量」;3g、「抽出時間」;90秒が選択される。
「苦味」の強い茶飲料を提供するときは、図11〜図13に示すデータから、「茶葉種」;茶葉6c、「硬度」;300、pH;8が選択される。
「甘味」の強い茶飲料を提供するときは、図14〜図17に示すデータから、「茶葉種」;茶葉6b、「重量」;3g、「抽出時間」;90秒、「pH」;9が選択される。
「酸味」の強い茶飲料を提供するときは、図18〜図23に示すデータから、「茶葉種」;茶葉6a、「重量」;2、「抽出時間」;45秒、「硬度」;150、「pH」;7、「湯温」;80℃が選択される。
「渋味」の強い茶飲料を提供するときは、図24に示すデータから、「重量」;3gが選択される。
以上、「旨味」「苦味」「甘味」「酸味」「渋味」の強い茶飲料を提供する場合を説明したが、逆に、各種味質の弱い茶飲料を提供する場合は、同じく図8〜24のデータから各味質の低いデータを選択して設定している。
また、茶飲料の味質調整制御において、各種要因に対応するデータはその全てを用いて各種装置1〜4を制御するものではなく、適宜選択して制御するようになっている。
以下、各装置1〜4の味質調整制御を図7及び図8〜図24を参照して説明する。まず、飲料者は所望する各種味質の茶飲料(「甘味の強い茶飲料」「苦味の強い茶飲料」など)を味質選択ボタン8で選択する(S1)。この選択信号に基づきCPU71は茶飲料の味質を決定し、各装置1〜4の味質の調整制御を確定する(S2)。このような制御の設定が完了したときは、茶飲料の供給動作を開始する。
即ち、給水弁SV1が開動作し、飲料水がミネラル溶出装置1に給水され、ミネラル溶出装置1は選択された味質に基づき味質調整制御を行う(S3)。例えば、苦味の強い茶飲料が選択されているときは、硬度センサ14の検知信号を取りながら各電極12a,12bを通じて直流電圧が印加され、電解槽11内の飲料水の硬度が苦味の強い茶飲料に適した「300」(図12)となるよう調整される。また、酸味の強い茶飲料が選択されているときは、同じ方法で、電解槽11内の飲料水が酸味の強い茶飲料に適した硬度「150」(図21)となるよう調整される。
このミネラル溶出装置1の味質調整制御が終了したときは、電磁弁SV2が開動作する。これにより、電解槽11内で硬度調整された飲料水が貯湯装置2に給水される。この貯湯装置2では選択された味質に基づきヒータ22が通電制御される(S4)。例えば、酸味の強い茶飲料が選択されているときは、温度センサ23の検知信号を取りながらヒータ加熱され、貯湯槽21内の飲料水の温度が酸味の強い茶飲料に適した「80℃」(図23)となるよう調整される。
この貯湯装置2の味質調整制御が終了したときは、茶葉収納搬送装置4の味質の調整制御が行われる(S5)。ここで、例えば甘味の強い茶飲料が選択されているときは、甘味の強い茶飲料に適した茶葉6b(図14)が選択され、この茶葉6bが収納された茶葉収納搬送装置4が駆動する。茶葉収納搬送装置4のモータ42の搬送量は、甘味の強い茶飲料に適した重量3g(図15)となるよう調整制御される。これにより、重量3gの茶葉6bが空圧式抽出機3の抽出用シリンダ31内に搬送される。
この茶葉収納搬送装置4の味質調整制御が終了したときは、電磁弁SV3が開動作する。これにより、貯湯槽21内の湯が空圧式抽出機3に給水される。このように、抽出用シリンダ31に茶葉6a,6b,6cや湯5が投入されたときは、バルブ32を上昇させてバルブ開閉口31cを閉塞する。次いで、空気ポンプ33を駆動して抽出用シリンダ31内に加圧空気を供給する。これにより、抽出シリンダ31内の圧力が高くなる。ここで、茶葉6a,6b,6cはフィルタ34で堰き止められるが、湯5はフィルタ34を通過する。この結果、湯が茶葉6a,6b,6cの茶エキスを抽出しながらフィルタ34を通過し、茶飲料受け部35aを通じて茶飲料供給管P5に流れ、更にはノズルNLを通じてカップCに給送される。このような、空圧式抽出機3の茶飲料抽出動作において、空圧式抽出機3の味質調整制御が行われる(S6)。即ち、茶飲料の味質選択ボタン8で例えば甘味の強い茶飲料が選択されているときは、甘味の強い茶飲料に適した抽出時間(90秒;図16)で茶飲料が抽出される。具体的には、空気ポンプ33の単位時間当たりの空気供給量を調整し、湯5がフィルタ34を通過し終わる時間が90秒となるようタイマ調整している。
本実施形態によれば、味質可変手段である、ミネラル溶出装置1、貯湯装置2、空気式抽出装置3及び茶葉収納搬送装置4によって茶飲料の味質を調整でき、茶飲料の味質、例えば、旨味、苦味、甘味、酸味、渋味を変えることができるため、飲料者の嗜好に応じた茶飲料を供給できる。
図25及び図26は本発明に係る茶飲料供給装置の第2実施形態を示すもので、本実施形態は前記第1実施形態にpH調整可能なpH可変手段を設置したものである。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
即ち、pH可変手段は酸性食品添加物供給装置9で構成されている。この酸性食品添加物供給装置9は液状の酸性食品添加物91を液槽92内に収容している。また、液槽92の底板には電磁弁SV4により開閉される液供給管P6が接続され、また、液供給管p6の下端は給水管P3に接続されている。
本実施形態によれば、例えば味質選択ボタン8により酸味の強い茶飲料が選択されているときは、pH7となるよう電磁弁SV4の開放時間をタイマ制御する。これにより、酸味の強い茶飲料が抽出される。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図27及び図28は本発明に係る茶飲料供給装置の第3実施形態を示すもので、本実施形態は前記第1実施形態の空圧抽出機3に冷却水を給送する冷水供給装置100を設置したものである。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
即ち、冷水供給装置100は冷水槽101と冷水槽101内の飲料水を冷却する冷却装置102とを有している。冷却装置102は圧縮機102a、凝縮器102b、膨張弁102c及びパイプ式の蒸発器102dを有している。蒸発器102dは冷水槽101の外面に巻回しており、蒸発器102dにより飲料水を冷却するようになっている。また、冷水槽101の底板には電磁弁SV5を有する冷水管P7が接続され、また、冷水管P7の下端は空圧抽出機3の抽出用シリンダ31内に臨んでいる。
本実施形態によれば、例えば味質選択ボタン8により酸味の強い茶飲料が選択されているときは、抽出用シリンダ31内に投入された湯の温度が80℃となるよう、電磁弁SV5の開放時間をタイマ制御する。これにより、酸味の強い茶飲料が抽出される。また、抽出用シリンダ31に湯を注水することなく、冷水供給装置100から冷水のみを注水するときは、冷茶を供給できる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図29は本発明に係る茶飲料供給装置の第4実施形態を示すものである。前記第1実施形態ではミネラル溶出装置1により飲料水の硬度を調整したが、本実施形態ではこのミネラル溶出装置1に代えて、或いは、このミネラル溶出装置1とともにイオン交換装置110を設置している。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
このイオン交換装置110は、図29に示すように、装置本体111内に陽イオン交換樹脂112、例えばNa型強酸性陽イオン交換樹脂が充填されている。また、装置本体111内は下部を除き仕切板113で左右に仕切られ、装置本体111内に2つの部屋を形成している。装置本体111の一方の部屋には飲料水が流入する入口114を有し、他方の部屋には水道水が流出する出口115を有している。これにより、入口114に流入した飲料水は一方の部屋に導かれ、次いで、他方の部屋に導かれ、そして出口115から流出する。そして、各部屋に飲料水が流れる間に飲料水の硬度が低下する。即ち、飲料水中に含有されたカルシウムイオンやマグネシウムイオンがNa型強酸性陽イオン交換樹脂のNaイオンとイオン交換し、飲料水が軟水化される。
本実施形態によれば、例えば味質選択ボタン8で苦味の弱い茶飲料が選択されているときは、イオン交換装置110で硬度を下げることができるため、これに好適なものとなっている。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図30は本発明に係る茶飲料供給装置の第5実施形態を示すものである。前記第1実施形態ではミネラル溶出装置1により飲料水の硬度を調整したが、本実施形態ではこのミネラル溶出装置1に代えて、或いは、このミネラル溶出装置1とともに逆浸透膜装置120を設置している。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この逆浸透膜装置120は、装置本体121内に逆浸透膜フィルター122が配置されている。この逆浸透膜フィルター122は、例えば酢酸セルロース系逆浸透膜となっており、ミネラル成分(カルシウム成分、マグネシウム成分等)の通過を抑制し、水の通過を可能としている。また、装置本体121内は逆浸透膜フィルター122により左右に仕切られ2個の部屋を形成している。装置本体121の一方の部屋には飲料水の入口123が連通し、他方の部屋には飲料水の出口124が連通している。
本実施形態によれば、例えば味質選択ボタン8で苦味の弱い茶飲料が選択されているときは、逆浸透膜装置120で硬度を下げることができるため、これに好適なものとなっている。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図31は本発明に係る茶飲料供給装置の第6実施形態を示すものである。前記第1実施形態は空圧式抽出機で茶飲料を抽出している。これに対して、本実施形態はピストンシリンダ式抽出機130を用いている。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
このピストンシリンダ式抽出機130は、装置本体131内に形成されたシリンダ132にピストン133が上下に往復動自在に配置されている。このピストン133は図示しないモータで回転駆動するカム134にて往復動する。また、ピストン133の上面にはフィルタ135が設置され、また、ピストン133の内部には電磁弁SV3が設置された給水管P3が通っている。これにより、湯が給水管P3を通り更にフィルタ135を通じてシリンダ132内に供給されるようになっている。
一方、シリンダ132の上面開口は蓋体136により開閉自在となっている。蓋体136の内部にはフィルタ部材(図示しない)が配置されており、シリンダ132から押し出された茶飲料が蓋体136のフィルタ部材で抽出されるようになっている。なお、蓋体136で抽出された茶飲料は、前記第1実施形態と同様に茶飲料供給管P5に流れ、ノズルを通じてカップに給送されるようになっている。
本実施形態に係るピストンシリンダ式抽出機130に茶飲料を抽出するときは、図31に示すように、シリンダ132内に茶葉6a(6b,6c)を投入する。次いで、蓋体136でシリンダ132の上部開口を閉塞する。しかる後、シリンダ132内に湯を注水し、茶葉6a(6b、6c)を撹拌混合する。そして、モータを駆動してカム134を回転させ、ピストン133を上昇させる。これにより、茶飲料が蓋体136のフィルタ部材で抽出され、カップに供給される。なお、本実施形態に係るピストンシリンダ式抽出機130において、茶飲料の抽出時間を可変する際は、ピストン133の移動スピードを制御すればよい。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
図32は本発明に係る茶飲料供給装置の第7実施形態を示すものである。前記第1実施形態の駆動制御回路に味覚センサ140を付加したものである。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この味覚センサ140は前記第1実施形態で示したノズルNLの内部に設置されたものである。この味覚センサ140に関しては前記第1実施形態で説明した表面光電圧法等を用いたセンサであり、これにより、茶飲料の「旨味」、「苦味」、「甘味」、「酸味」及び「渋味」の識別検知が可能となっている。
本実施形態によれば、マイコン7のCPU71は、味覚センサ140の検知信号に基づき茶飲料の味質を判定し、この味質を味質選択ボタン8で選択された味質と比較し、選択された味質となるよう各種装置1〜4を制御する。これにより、飲料者の要望に合った茶飲料を提供することができる。なお、その他の構成、作用は前記第1実施形態と同様である。
なお、前記各実施形態では、茶飲料の味質変動要因として「抽出時間」等を掲げているが、茶飲料の「抽出圧力」も味質を変化させる要因となっているため、これもマイコン7のデータとして格納するようにしてもよい。「抽出圧力」を変動させる際は、空圧式抽出機3においては加圧空気の圧力を可変すればよく、また、ピストンシリンダ式抽出機においてはピストンの移動速度を変化させればよい。また、茶飲料の味質可変手段としてミネラル溶出装置等を複数組み合わせた例を掲げ説明したが、そのうちの一つを用いて茶飲料の味質を可変してもよいことは勿論である。
1…ミネラル溶出装置、2…貯湯装置、3…空圧式抽出機、4…茶葉収納搬送装置、5…湯、6a,6b,6c…茶葉、7…マイコン、8…味質選択ボタン、9…酸性食品添加物供給装置、100…冷水供給装置、110…イオン交換装置、120…逆浸透膜装置、130…ピストンシリンダ式抽出機、140…味覚センサ。
Claims (17)
- 茶原料と飲料水を加熱した湯により茶飲料を抽出する抽出機を備えた茶飲料供給装置において、
前記茶飲料の味質を選択し得る味質選択手段と、前記茶飲料の味質を可変し得る味質可変手段と、前記味質選択手段で選択された味質情報に基づき前記味質可変手段を制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする茶飲料供給装置。 - 茶原料と飲料水を加熱した湯により茶飲料を抽出する抽出機を備えた茶飲料供給装置において、
前記茶飲料の味質を選択し得る味質選択手段と、前記茶飲料の味質を検出する味覚センサと、前記茶飲料の味質を可変し得る味質可変手段と、前記味質選択手段で選択された味質情報と前記味覚センサで検出された味質情報に基づき前記味質可変手段を制御する制御手段とを有する - 前記味質可変手段は、前記茶原料の種類を可変し得る茶葉種可変手段で構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記味質可変手段は、前記茶原料の供給量を可変し得る茶葉量可変手段で構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記味質可変手段は、前記茶飲料の抽出時間を可変し得る抽出時間可変手段で構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記味質可変手段は、前記茶飲料の抽出圧力を可変し得る抽出圧力可変手段で構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記味質可変手段は、前記飲料水の硬度を可変し得る硬度可変手段で構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記味質可変手段は、前記飲料水のpHを可変し得るpH可変手段で構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記味質可変手段は、前記湯の温度を可変し得る温度可変手段で構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記味質可変手段として、前記茶原料の種類を可変し得る茶葉種可変手段、前記茶原料の供給量を可変し得る茶葉量可変手段、前記茶飲料の抽出時間を可変し得る抽出時間可変手段、前記茶飲料の抽出圧力を可変し得る抽出圧力可変手段、前記湯の硬度を可変し得る硬度可変手段又は前記湯のpHを可変し得るpH可変手段の2種以上を用いた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の茶飲料供給装置。 - 前記硬度可変手段は、前記飲料水の電解によりミネラル溶出物からミネラル成分を溶出し該原水にミネラル成分を付加する電圧印加式ミネラル溶出装置で構成された
ことを特徴とする請求項7記載又は請求項10の茶飲料供給装置。 - 前記硬度可変手段は、前記飲料水中の陽イオンとイオン交換可能なイオン交換装置で構成された
ことを特徴とする請求項7又は請求項10記載の茶飲料供給装置。 - 前記硬度可変手段は、前記飲料水中のミネラル成分の通過を抑制可能な逆浸透膜装置で構成された
ことを特徴とする請求項7又は請求項10記載の茶飲料供給装置。 - 前記pH可変手段は、前記飲料水に酸性食品添加物を供給可能な酸性添加物供給装置で構成された
ことを特徴とする請求項8記載の茶飲料供給装置。 - 前記温度可変手段は、前記抽出機に冷却された飲料水を供給可能な冷水供給装置を有する
ことを特徴とする請求項9記載の茶飲料供給装置。 - 前記抽出機は、加圧用の空気が供給され空気圧力により前記湯を前記茶葉に通過させる空圧式抽出機である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか一項記載の茶飲料供給装置。 - 前記抽出機は、シリンダ内でピストンを往復動させ前記湯を前記茶葉に通過させるピストンシリンダ式抽出機である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れか一項記載の茶飲料供給装置。
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