JP2006198555A - 飲料水供給装置 - Google Patents

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利夫 高木
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Abstract

【目的】安全性の確保と同時に、機能性を有する飲料水を供給することができる飲料水供給装置を提供することを目的とする。
【構成】飲料水供給装置20は、飲料水を貯留している水タンク21と、飲料水を圧送する水ポンプ22と、飲料水から臭気や不純物などを取り除く浄化フイルタ23と、飲料水を電気分解してアルカリ水を生成するアルカリ水生成装置40と、アルカリ水生成装置40内で生成されたアルカリ水から残留塩素を除去する活性炭などを内蔵した塩素除去フィルタ26と、飲料水を貯湯タンク50に供給する給水弁28と、タンク本体51内部に備えた加熱ヒータ53で加熱され貯留されている湯をミキシングボウル70に供給する給湯弁29と、飲料水を冷水タンク60に供給する給水弁30と、タンク本体61に周設した蒸発パイプ63で冷却され貯留されている冷水をミキシングボウル70に供給する冷水弁31と、を有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、茶葉と湯水とを混合調理して茶飲料を供給する給茶機やカップ式飲料自動販売機などで使用する飲料水を供給する飲料水供給装置に関するものである。
例えば、茶飲料を供給する給茶機には、機器筐体の内部に飲料水供給装置が設けられている。飲料水供給装置は、茶飲料を混合調理する際に必要となる湯水を供給するもので、貯湯タンクおよび冷水タンクを備えている。貯湯タンクは電気ヒータなどの加熱手段を具備し、供給された飲料水を所望の温度(例えば、95℃)に加熱してこれを貯留するものである。冷水タンクは冷凍サイクルの蒸発パイプ(エバポレータ)などの冷却手段を具備し、供給された飲料水を所望の温度(例えば、5℃)に冷却してこれを貯留するものである。また貯湯タンクおよび冷水タンクには供給管路が連通され、貯湯タンクに貯留されている湯や冷水タンクに貯留されている冷水をミキシングボウル(茶葉と湯水との混合調理部)に供給する。
この種の給茶機では、供給指令が与えられると、対応する供給管路に設けた弁(例えば、電磁弁)を所定の時間開放する。湯を供給する弁が開放されると、貯湯タンクに貯留されている湯がミキシングボウルに供給され、キャニスタから供給された茶葉と混合され調理された茶飲料がカップに注がれる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−207935号公報
ところで、上記のような給茶機では、浄化フイルタを供給管路に設けて飲料水としての水道水から臭気や不純物などを取り除いて使用しているのが一般的である。
しかしながら、水道水は塩素を含有しているので、塩素が茶飲料の味、香りに影響を与えることがある。また、飲料水に対する関心が高まるにつれて、給茶機などで使用する飲料水にも安全性の確保と同時に、機能性を有する飲料水が要求されるようになってきた。
本発明は、上記実情に鑑みて、安全性の確保と同時に、機能性を有する飲料水を供給することができる飲料水供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る飲料水供給装置は、飲料水を供給する管路の途中に配設した容器の内部に一対の白金電極を設けるとともに、前記管路に連通させて前記容器の内部に前記飲料水を供給する給水通路および該容器の内部に供給された飲料水を外部に排出する排水通路を設け、前記給水通路および排水通路を通じて前記容器の内部に飲料水を通流し、かつ前記一対の白金電極の間に直流電圧を印加することにより、前記容器の内部でアルカリ水を生成し、前記管路からアルカリ水を供給する制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る飲料水供給装置は、上述した請求項1において、前記一対の白金電極の間に隔膜を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る飲料水供給装置は、上述した請求項1または2において、前記排水通路の下流側の前記管路に塩素を除去する塩素除去フィルタを配設したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る飲料水供給装置は、上述した請求項1乃至3の何れかにおいて、前記一対の白金電極の間に直流電圧を印加する時間を制御する通電制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る飲料水供給装置は、上述した請求項1乃至3の何れかにおいて、前記容器の内部に飲料水のPHを検出するPHセンサを設け、前記PHセンサの出力をもとに前記飲料水のPHを測定するPH測定手段と、前記PH測定手段が測定したPHをもとに前記一対の白金電極の間に直流電圧を印加する電極制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る飲料水供給装置によれば、一対の白金電極の間に直流電圧を印加することにより、容器の内部でアルカリ水を生成し、管路からアルカリ水を供給する制御手段を備えたので、安全性の確保と同時に、アルカリ水としての機能性を有する飲料水を供給することができる飲料水供給装置を実現することが可能となる。
また、本発明の請求項2に係る飲料水供給装置によれば、一対の白金電極の間に隔膜を設けたので、電気分解効率が良くなり、さらにアルカリ度の高いアルカリ水を生成することが可能となる。
また、本発明の請求項3に係る飲料水供給装置によれば、排水通路の下流側の管路に塩素を除去する塩素除去フィルタを配設したので、HClOを除去したアルカリ水を供給することが可能となる。
また、本発明の請求項4に係る飲料水供給装置によれば、一対の白金電極の間に直流電圧を印加する時間を制御する通電制御手段を備えたので、供給するアルカリ水のPH値を管理することが可能となる。
また、本発明の請求項5に係る飲料水供給装置によれば、容器の内部に設けたPHセンサの出力をもとに飲料水のPHを測定するPH測定手段と、PH測定手段が測定したPHをもとに一対の白金電極の間に直流電圧を印加する電極制御手段を備えので、測定した飲料水のPHに基づいて直流電圧を印可してアルカリ水を生成することができるので、アルカリ水のPHを正確に管理することが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料水供給装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1である飲料水供給装置を適用した給茶機の機器筐体内部図、図2は飲料水供給装置の供給管路を示した概念図、図3は飲料水供給装置のアルカリ水生成装置を示した図である。
図1で例示する給茶機は、利用者の要求に応じて茶飲料を調理し、これを給茶ステージに載置した容器に注出するもので、機器筐体の内部には水タンク、水ポンプ、アルカリ水生成装置、貯湯タンク、冷水タンクなどを備えている。
給茶機1は、底面の四隅に設けられた脚3によって支持される機器筐体2の前面の開口に扉4a、4bが開閉可能に装着されている。機器筐体2内部は上部を調理部5、下部をタンク部6と2層に仕切られ、タンク部6には、茶飲料調理用の飲料水(水道水)を貯留する水タンク21、水タンク21に貯留している飲料水を圧送する水ポンプ22、飲料水から臭気や不純物などを取り除く浄化フイルタ23、飲料水を電気分解してアルカリ水を生成するアルカリ水生成装置40(図2参照)、アルカリ水生成装置40内で生成されたアルカリ水から残留塩素を除去する活性炭などを内蔵した塩素除去フィルタ26(図2参照)、廃水容器33などを収容可能にしている。
調理部5には、供給された茶葉と湯水を混合調理して茶飲料とするミキシングボウル70、その上方位置には、茶葉を貯蔵するキャニスタ7が設けられ、原料シュート8を介してキャニスタ7から供給された茶葉はミキシングボウル70で貯湯タンク50から供給された湯、または冷水タンク60から供給された冷水と混合調理されて茶飲料となる。また、ミキシングボウル70の注出口71(図2参照)下方位置には、茶飲料を注ぎ入れる容器C(図2参照)を載置する給茶ステージ9が取り付けられている。さらに、水タンク21から圧送された飲料水を冷やして冷たい茶飲料を調理するための冷水を作る冷却タンク60と、冷却タンク60に貯留する飲料水を冷却する冷凍サイクル65を備えている。
扉4aには供給制御部(制御手段)80が設けられ、水タンク21に貯留してある水を水ポンプ22で圧送して貯湯タンク50で加熱してミキシングボウル70に湯を供給する、または冷水タンク60で冷却してミキシングボウル70に冷水を供給する。ミキシングボウル70はキャニスタ7から供給された茶葉と湯水とを混合して調理した茶飲料を容器Cに注ぐようにしている。そして、扉4aの前面に設けられた飲料選択釦(図示せず)を操作すると、選択した茶飲料の茶葉がキャニスタ7から原料シュート8を介して供給され、また、貯湯タンク50から湯が、または冷却タンク60から冷水が供給され、ミキシングボウル70で混合調理されて茶飲料となり、給茶ステージ9に載置した容器Cに注出口71から注がれる。
図2は、本発明の実施の形態1である飲料水供給装置を適用した供給管路の概念図を示している。飲料水供給装置20は、茶飲料調理用の飲料水を貯留している水タンク21と、この水タンク21に給水管(管路)T1で連通され、供給制御部80が出力する信号で、水タンク21に貯留している飲料水を圧送する水ポンプ22と、飲料水から臭気や不純物などを取り除く浄化フイルタ23と、飲料水を電気分解してアルカリ水を生成するアルカリ水生成装置40と、アルカリ水生成装置40内で発生した電気分解ガス(水素ガス、酸素ガス)を放出するガス放出弁24と、給水管T1内で貯湯タンク50、冷水タンク60からアルカリ水生成装置40側に飲料水が逆流することを防止する逆止弁25と、アルカリ水生成装置40内で生成されたアルカリ水から残留塩素を除去する活性炭などを内蔵した塩素除去フィルタ26と、給水管T1内を通流する飲料水の量を計測して信号を供給制御部80に出力する流量計27と、流量計27と貯湯タンク50の給水口52とを連通する給水管T2に配設され、水ポンプ22を駆動して圧送された飲料水を貯湯タンク50に供給する給水弁28と、給湯口54とミキシングボウル70とを連通する給湯管T3に配設され、その外壁を断熱材で構成したタンク本体51内部に備えた加熱ヒータ53で所望の温度(例えば、95℃)に加熱され貯留されている湯をミキシングボウル70に供給する給湯弁29と、流量計27と冷水タンク60の給水口62とを連通する給水管T4に配設され、水ポンプ22を駆動して圧送された飲料水を冷水タンク60に供給する給水弁30と、給水口64とミキシングボウル70とを連通する給水管T5に配設され、その外壁を断熱材で構成したタンク本体61に周設した冷凍サイクル65(図4参照)の蒸発パイプ(エバポレータ)63で所望の温度(例えば、5℃)に冷却され貯留されている冷水タンク60の冷水をミキシングボウル70に供給する冷水弁31と、を有している。
図3は、本発明の実施の形態1である飲料水供給装置を適用したアルカリ水生成装置を示し、図3(a)はその側面一部破断図、図3(b)は図3(a)のA−A部における断面平面図を示している。アルカリ水生成装置40は、飲料水(水道水)を電気分解してアルカリ水を生成するもので、底面が開口する一方、上端部が閉塞した円筒状のケーシング本体41と、給水通路42bおよび排水通路42cを設けた底壁部材42と、底壁部材42の上面中央部に取付けた電気分解用の一対の白金電極43、44とを備え、ケーシング本体41底面開口内面41aと底壁部材42の上面から円筒状に突設した周壁部42aに設けたねじ部で螺合させることによりその内部が密閉状態となるように、着脱可能に取付けている(ケーシング本体41と底壁部材42で容器を構成している。)。また、ケーシング本体41の上端部の中央にはガス抜き孔(図示せず)が設けられ、ジョイント45で連通させたガス放出弁24(図2参照)を開放すると電気分解ガス(水素ガス、酸素ガス)を放出する。
一対の白金電極43、44は、それぞれ平板状の電極43a、44aおよび通電端子43b、44bを有したもので、互いに電極43a、44aを対向させた状態で、通電端子43b、44bが底壁部材42を貫通するように取付部材46で取付けてある。電極43a、44aは、チタンに白金をコーティング(例えば、電気メッキ)を施して形成されており、互いの間に隔膜47を介在させてスペーサを有する樹脂固定具48で相互の接触を阻止しつつ互いに近接配置(例えば、電極間隔3mm)させてある。また、隔膜47は、電極43aとの間隔を電極44aとの間隔より小さく配置させてある。
給水通路42bおよび排水通路42cは、一対の白金電極43、44を挟んで相互に離隔する位置に設けてあり、これら給水通路42bおよび排水通路42cは、それぞれ底壁部材42の底面から下方に突出し、その外周には給水管T1を連結するためのねじ部が設けられている。給水通路42bは、底壁部材42の上面でケーシング本体41の内部に開口している。これに対して排水通路42cは、ケーシング本体41の内部に突出する態様で延在してケーシング本体41の中間部層となる位置で内部に開口している。
底壁部材42の底面から突出する通電端子43b、44bには、通電制御部(通電制御手段)83を接続してある。この通電制御部83は、一対の白金電極43、44の間に予め設定した時間、一定の電流、例えば0.4Aの電流が流れるように、電源部84から通電端子43b、44bの間に直流電圧を印加するものである。
このアルカリ水生成装置40では、水ポンプ22を駆動し、給水弁28、給湯弁29、または、給水弁30、冷水弁31を開放することにより給水通路42bおよび排水通路42cを通じてケーシング本体41の内部に飲料水を通過させ、かつ一対の白金電極43、44の間に直流電圧を印加すれば、浄化フイルタ23を通過した後の飲料水からアルカリ水を生成することが可能になる。
図4は、本発明の実施の形態1である飲料水供給装置を適用した給茶機の制御ブロック図を示している。給水管T1内を通流する飲料水の量を計測して信号を出力する流量計27と、湯水を供給して茶飲料を調理するための制御を行う供給制御部80(制御手段)と、供給制御部80が出力する信号で各々動作する、水タンク21に貯留している飲料水を圧送する水ポンプ22と、アルカリ水生成装置40内で発生した電気分解ガスを放出するガス放出弁24と、水ポンプ22で圧送された飲料水を貯湯タンク50に供給する給水弁28と、貯湯タンク50内に貯留されている湯をミキシングボウル70に供給する給湯弁29と、水ポンプ22で圧送された飲料水を冷水タンク60に供給する給水弁30と、冷水タンク60内に貯留されている冷水をミキシングボウル70に供給する冷水弁31と、貯湯タンク50内の飲料水を加熱する加熱ヒータ53と、冷却タンク60に貯留する飲料水を冷却する冷凍サイクル65と、給茶機1各部の制御データを記憶するメモリ81と、基準クロック発生部(図示せず)で発生するクロックをカウントして一対の白金電極43、44に直流電圧を印可する時間や飲料水供給装置20の湯水供給時間等を計数するタイマー82と、一対の白金電極43、44の通電端子43b、44bの間に直流電圧を印加する電源部84を有する通電制御部83と、を備えている。この電源部84は通電制御部83により電圧値、極性および通電時間などが制御され、例えば、予め設定した時間、0.4Aの電流を通電するように制御する。
図5は、上述した飲料水供給装置20のアルカリ水生成装置40内でのアルカリ水生成を説明するための模式図である。一対の白金電極43、44は、通電制御部83の電源部84から直流電圧が印加されており、一方の白金電極43が陽極で、他方の白金電極44が陰極となっている。
一対の白金電極43、44間に直流電圧を印加すると、
陽極の電極43a側では、
2H →4H+O+4e
となり、水素イオン濃度が上昇して酸性水が生成される。
一方、陰極の電極44a側では、
4H +4e→2H+4OH
となり、アルカリ水が生成される。
陽極の電極43a側ではHはHClOの生成に使用されるためOHの量が多くなりアルカリ水へ傾く。
また、飲料水は塩素イオンを含有しているので、電気分解によりHClOが発生するが、飲料水としては、塩素が味、香りに影響を与えるため、活性炭を内蔵した塩素除去フィルタ26(図2参照)を通流させて取り除く。さらに、電気分解により電気分解ガス(水素ガス、酸素ガス)が発生するが、ガス放出弁24を予め定めた間隔で所定時間開放して放出する。
このように、供給制御部80が給水信号を与えられると、水ポンプ22を駆動して水タンク21に貯留している飲料水を圧送し、給水弁28と給湯弁29を開放して貯湯タンク50内に貯留されている湯がミキシングボウル70に供給される、または、給水弁30と冷水弁31を開放して冷水タンク60内に貯留されている冷水がミキシングボウル70に供給されるが、同時に一対の白金電極43、44間に直流電圧を印加すると、アルカリ水生成装置40内でアルカリ水が生成され、塩素除去フィルタ26でHClOが除去されたアルカリ水が貯湯タンク50または冷水タンク60を介してミキシングボウル70に供給される。このようにして供給される飲料水は、安全性の確保と同時に、アルカリ水としての機能性を有する。このアルカリ水をそのまま飲用すると飲みやすい飲料水となり、給茶機で使用すると、茶飲料の色が鮮やかになるなどの効果を得ることができる。
湯水の供給を停止した後にも一対の白金電極43、44間への直流電圧の印加を続けると、アルカリ度の高いアルカリ水とすることができ、通電制御部83が電源部84から一対の白金電極43、44の間に直流電圧を印加する時間を制御することにより、供給するアルカリ水のPH値を管理することができる。さらに隔膜47を、電極43aとの間隔を電極44aとの間隔より小さく配置させてあるので、陽極の電極43a側で発生するHより陰極の電極44a側で発生するOHを多くすることができるため、よりアルカリ度の高いアルカリ水とすることができる。
また、通電制御部83は、電気分解による電極の偏った消耗や電極面の汚れを防ぐために所定の通電時間(例えば、24時間)間隔で電源部84から通電端子43b、44bに印加する直流電圧の正負の極性を変更するようにしてもよい。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2について説明する。上述した実施の形態1では、通電制御部83が電源部84から一対の白金電極43、44の間に直流電圧を印加する時間を制御することにより、供給するアルカリ水のPH値を管理する実施の形態で説明したが、この実施の形態2では、図6に示すように、アルカリ水生成装置90の内部に飲料水のPHを検出するPHセンサ91を設け、PHセンサ91の出力をもとに飲料水のPHを測定するPH測定部(PH測定手段)92と、PH測定部92が測定したPHをもとに一対の白金電極43、44の間に直流電圧を印加する電極制御部(電極制御手段)93を備えた。これにより、飲料水のPHに基づいて直流電圧を印加してアルカリ水を生成することができるので、アルカリ水のPHを正確に管理することができる。
尚、上述した実施の形態1および実施の形態2では、給茶機の飲料水供給装置を例示しているが、必ずしも給茶機に適用する必要はなく、飲料水を供給するものであれば、カップ式飲料自動販売機や飲料ディスペンサなど、その他の飲料水供給装置としても適用することが可能である。
本発明の実施の形態1である飲料水供給装置を適用した給茶機の機器筐体内部図である。 図1に示した飲料水供給装置の供給管路の概念図である。 図1に示した飲料水供給装置を適用したアルカリ水生成装置の側面一部破断図、および、その断面平面図である。 図1に示した飲料水供給装置の制御ブロック図である。 図1に示した飲料水供給装置のアルカリ水生成装置内でのアルカリ水生成を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態2である飲料水供給装置のアルカリ水生成の側面一部破断図である。
符号の説明
1 給茶機
2 機器筐体
5 調理部
6 タンク部
7 キャニスタ
8 原料シュート
9 給茶ステージ
20 飲料水供給装置
21 水タンク
22 水ポンプ
23 浄化フイルタ
24 ガス放出弁
26 塩素除去フィルタ
27 流量計
28 給水弁
29 給湯弁
30 給水弁
31 冷水弁
40 アルカリ水生成装置
41 ケーシング本体
42 底壁部材
43 白金電極
43a 電極
43b 通電端子
44 白金電極
44a 電極
44b 通電端子
47 隔膜
50 貯湯タンク
60 冷水タンク
70 ミキシングボウル
80 供給制御部
81 メモリ
82 タイマー
83 通電制御部
84 電源部
90 アルカリ水生成装置
91 PHセンサ
92 PH測定部
93 電極制御部
C 容器

Claims (5)

  1. 飲料水を供給する管路の途中に配設した容器の内部に一対の白金電極を設けるとともに、前記管路に連通させて前記容器の内部に前記飲料水を供給する給水通路および該容器の内部に供給された飲料水を外部に排出する排水通路を設け、前記給水通路および排水通路を通じて前記容器の内部に飲料水を通流し、かつ前記一対の白金電極の間に直流電圧を印加することにより、前記容器の内部でアルカリ水を生成し、前記管路からアルカリ水を供給する制御手段を備えたことを特徴とする飲料水供給装置。
  2. 前記一対の白金電極の間に隔膜を設けたことを特徴とする請求項1に記載の飲料水供給装置。
  3. 前記排水通路の下流側の前記管路に塩素を除去する塩素除去フィルタを配設したことを特徴とする請求項1または2に記載の飲料水供給装置。
  4. 前記一対の白金電極の間に直流電圧を印加する時間を制御する通電制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の飲料水供給装置。
  5. 前記容器の内部に飲料水のPHを検出するPHセンサを設け、前記PHセンサの出力をもとに前記飲料水のPHを測定するPH測定手段と、前記PH測定手段が測定したPHをもとに前記一対の白金電極の間に直流電圧を印加する電極制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の飲料水供給装置。
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