JP5932792B2 - 樹脂成形体及び自動車内装部品 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を成形してなる樹脂成形体及び、当該樹脂成形体から構成される自動車内装部品(自動車の内装に使用される部品)に関する。
熱可塑性ポリエステル樹脂は、優れた機械特性、耐熱性、成形性を有するため、自動車部品、フィルム、電気・電子部品等に幅広く使用されている。中でもポリエステル樹脂の1種であるポリブチレンテレフタレート樹脂やポリエチレンテレフタレート樹脂は、無機強化材による補強効果が高く、耐薬品性にも優れる。このため、これらの樹脂は、自動車や電気・電子機器のコネクター、リレー、スイッチ等の工業用成形品の材料として広く使用されている。
上記のポリエチレンテレフタレート樹脂は、成形時に熱分解して、アセトアルデヒドを生成する。具体的には、成形時に高温環境下に曝されたポリエチレンテレフタレート樹脂が熱分解することにより、高分子鎖中のエステル結合が開裂して、エチレングリコール等の成分が生成し、このエチレングリコール等の成分がアセトアルデヒドになる。
アセトアルデヒドは、悪臭、異臭の原因となる物質である。このため、ポリエチレンテレフタレート樹脂の成形時における、アセトアルデヒドの発生を抑える技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、ポリブチレンテレフタレート樹脂では、成形時にアセトアルデヒドが生じることはほとんどないと考えられている。ポリブチレンテレフタレート樹脂からアセトアルデヒドが生成するためには、炭素間の単結合が開裂する必要があるが、炭素間の単結合は、容易に開裂しないからである。
特表2003−534048号公報
以上の通り、ポリブチレンテレフタレート樹脂の成形時にアセトアルデヒドが生成することはないと考えられている。しかしながら、ポリエチレンテレフタレート樹脂からのアセトアルデヒドの生成量よりは少ないものの、ポリブチレンテレフタレート樹脂からも、成形時にアセトアルデヒドが生成することを、本発明者らは見出した。さらに、本発明者らは、ポリブチレンテレフタレート樹脂の成形時にホルムアルデヒドが生成することも見出した。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物の成形体からの、アセトアルデヒドの排出量、ホルムアルデヒドの排出量を抑えることができる技術を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ウレイド基を有する窒素含有化合物とを含むポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を原料として樹脂成形体の製造を行えば、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のものを提供する。
(1) ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ウレイド基を有する窒素含有化合物と、から構成され、下記の方法で測定されるホルムアルデヒドガス排出量が0.10μg以下、アセトアルデヒドガス排出量が0.15μg以下である樹脂成形体。
(ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドガス測定方法)
前記ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物から構成される100mm×40mm×2mmの試験片2枚を、65℃、2時間の条件で処理したときに、発生するホルムアルデヒドガス排出量、アセトアルデヒドガス排出量を測定する。
(2) 前記窒素含有化合物は、アラントインである(1)に記載の樹脂成形体。
(3) 前記窒素含有化合物の含有量が、0.04質量%以上0.4質量%以下である(1)又は(2)に記載の樹脂成形体。
(4) ヒンダードフェノール系酸化防止剤及び/又はリン系安定剤を含む(1)から(3)のいずれかに記載の樹脂成形体。
(5) (1)から(4)のいずれかに記載の樹脂成形体から構成される自動車内装部品。
本発明によれば、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物の成形体からのアセトアルデヒドの排出量、ホルムアルデヒドの排出量を抑えることができる。このため、本発明の樹脂成形体は、使用時に樹脂成形体から漏れ出るアセトアルデヒド及びホルムアルデヒドの量が少ない。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
本発明の樹脂成形体は、ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ウレイド基を有する窒素含有化合物とを含むポリブチレンテレフタレート樹脂組成物(以下、単に「樹脂組成物」という場合がある)から構成される。
樹脂組成物に含まれるポリブチレンテレフタレート樹脂は、少なくともテレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体(C1−6のアルキルエステルや酸ハロゲン化物等)を含むジカルボン酸成分と、少なくとも炭素原子数4のアルキレングリコール(1,4−ブタンジオール)又はそのエステル形成性誘導体(アセチル化物等)を含むグリコール成分とを重縮合して得られるポリブチレンテレフタレート系樹脂である。ポリブチレンテレフタレート樹脂はホモポリブチレンテレフタレート樹脂に限らず、ブチレンテレフタレート単位を60モル%以上(特に75モル%以上95モル%以下)含有する共重合体であってもよい。
本発明において用いるポリブチレンテレフタレート樹脂において、テレフタル酸及びそのエステル形成性誘導体以外のジカルボン酸成分(コモノマー成分)としては、例えば、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジカルボキシジフェニルエーテル等のC8−14の芳香族ジカルボン酸;コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等のC4−16のアルカンジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸等のC5−10のシクロアルカンジカルボン酸;これらのジカルボン酸成分のエステル形成性誘導体(C1−6のアルキルエステル誘導体や酸ハロゲン化物等)が挙げられる。これらのジカルボン酸成分は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
これらのジカルボン酸成分の中では、イソフタル酸等のC8−12の芳香族ジカルボン酸、及び、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等のC6−12のアルカンジカルボン酸がより好ましい。
本発明において用いるポリブチレンテレフタレート樹脂において、1,4−ブタンジオール以外のグリコール成分(コモノマー成分)としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,3−オクタンジオール等のC2−10のアルキレングリコール;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等のポリオキシアルキレングリコール;シクロヘキサンジメタノール、水素化ビスフェノールA等の脂環式ジオール;ビスフェノールA、4,4’−ジヒドロキシビフェニル等の芳香族ジオール;ビスフェノールAのエチレンオキサイド2モル付加体、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド3モル付加体等の、ビスフェノールAのC2−4のアルキレンオキサイド付加体;又はこれらのグリコールのエステル形成性誘導体(アセチル化物等)が挙げられる。これらのグリコール成分は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
これらのグリコール成分の中では、樹脂の物性等の観点から、エチレングリコール、トリメチレングリコール等のC2−6のアルキレングリコール、ジエチレングリコール等のポリオキシアルキレングリコール、又は、シクロヘキサンジメタノール等の脂環式ジオール等がより好ましい。
なお、エチレングリコールを用いる場合には、ポリエチレンテレフタレート樹脂の場合と同様に、炭素間の単結合が開裂することなくアセトアルデヒドが生成する。本発明は、ポリブチレンテレフタレート樹脂に、エチレングリコール成分が含まれない場合、エチレングリコール成分が微量しか含まれない場合であっても、ポリブチレンテレフタレート樹脂の成形時にアセトアルデヒドが生成する場合があり、このアセトアルデヒドの生成を抑えられることが特徴である。上記の「エチレングリコール成分が含まれない場合、エチレングリコール成分が微量しか含まれない場合」とは、ポリブチレンテレフタレート樹脂中に、エチレングリコール由来の繰り返し単位が0モル%以上1モル%以下の場合を指す。
本発明において用いるポリブチレンテレフタレート樹脂の固有粘度は本発明の目的を阻害しない範囲で特に制限されない。ポリブチレンテレフタレート樹脂の固有粘度(IV)は0.65dL/g以上1.4dL/g以下であるのが好ましい。かかる範囲の固有粘度のポリブチレンテレフタレート樹脂を用いる場合には、得られるポリブチレンテレフタレート樹脂組成物が特に成形性に優れたものとなる。また、異なる固有粘度を有するポリブチレンテレフタレート樹脂をブレンドして、固有粘度を調整することもできる。例えば、固有粘度1.0dL/gのポリブチレンテレフタレート樹脂と固有粘度0.7dL/gのポリブチレンテレフタレート樹脂とをブレンドすることにより、固有粘度0.9dL/gのポリブチレンテレフタレート樹脂を調製することができる。ポリブチレンテレフタレート樹脂の固有粘度(IV)は、例えば、o−クロロフェノール中で温度35℃の条件で測定することができる。
本発明において用いるポリブチレンテレフタレート樹脂の末端カルボキシル基量は、本発明の目的を阻害しない限り特に制限されない。本発明において用いるポリブチレンテレフタレート樹脂の末端カルボキシル基量は、30meq/kg以下が好ましく、25meq/kg以下がより好ましい。かかる範囲の末端カルボキシル基量のポリブチレンテレフタレート樹脂を用いる場合には、得られるポリブチレンテレフタレート樹脂組成物が湿熱環境下での加水分解による強度低下を受けにくくなる。
樹脂成形体中のポリブチレンテレフタレート樹脂の含有量は、30質量%以上99.96質量%以下であることが好ましい。30質量%以上であれば、ポリブチレンテレフタレート樹脂を含有することによる物性の向上が樹脂成形体に表れるため好ましい。より好ましいポリブチレンテレフタレート樹脂の含有量は、50質量%以上99.96質量%以下である。
樹脂組成物にはウレイド基を有する化合物が含まれる(以下、「ウレイド化合物」という場合がある)。ウレイド化合物を含有することで、得られる樹脂成形体に含まれるホルムアルデヒド量、アセトアルデヒド量を低減することができる。
ウレイド化合物を含有することで、得られる樹脂成形体に含まれるVOC(常温でも揮発しやすい低分子量の有機化合物)の量を低減させることができる。
ウレイド基を有する化合物は、ウレイド基を有するものであれば特に限定されない。ウレイド基を有する化合物としては、例えば非環状ウレイド化合物、環状モノウレイド化合物、環状ジウレイド化合物を挙げることができる。
非環状ウレイド化合物としては、オキサルル酸等のC2−6ジカルボン酸のウレイド酸、ウレイド酢酸等のウレイド基含有C1−6モノカルボン酸、ウレイドコハク酸等のカルバミド基含有C2−6ジカルボン酸、又はそれらの誘導体(アミド、エステル等)等のモノウレイド;アラントイン酸等のC2−6ジカルボン酸のジウレイド等を例示することができる。
環状モノウレイド化合物としては、アルキレン尿素[メチレン尿素、エチレン尿素、クロトニリデン尿素(CDU)等のC1−10アルキレン尿素(好ましくはC1−6アルキレン尿素)等]、アルケニレン尿素(ビニレン尿素、シトシン等のC2−10アルケニレン尿素等)、アルキニレン尿素[C2−10アルキニレン尿素(好ましくはC2−6アルキニレン尿素)等]、アリーレン尿素(イメサチン等)、ジカルボン酸のウレイド(パラバン酸、ジメチルパラバン酸、バルビツル酸、5,5−ジエチルバルビツル酸、ジリツル酸、ジアルル酸、アロキサン、アロキサン酸、イソシアヌール酸、ウラミル等)、β−アルデヒド酸のウレイド[ウラシル、5−メチルウラシル(チミン)、ジヒドロウラシル、ウラゾール、ベンゾイレン尿素等]、α−オキシ酸のウレイド[ヒダントイン、5,5−ジメチルヒダントイン、1,1−メチレンビス(5,5−ジメチルヒダントイン)]、又はその誘導体等が例示できる。
環状ジウレイド化合物としては、尿酸、3−メチル尿酸、プソイド尿酸、アセチレン尿素(グリコールウリル)、α−オキシ酸のジウレイド[1,1−メチレンビス(5,5−ジメチルヒダントイン)、アラントイン等]、p−ウラジン等のジウレア、ジカルボン酸のジウレイド(アロキサンチン、プルプル酸等)、又はその誘導体等が例示できる。
これらのウレイド基を有する化合物の中でも、アラントインを使用することが好ましい。アラントインを使用することで、樹脂成形体に含まれるアセトアルデヒド量、ホルムアルデヒド量を低減する効果が非常に高まる。
樹脂組成物中での、ウレイド基を有する化合物の含有量は、特に限定されないが、0.04質量%以上0.4質量%以下が好ましい。ウレイド基を有する化合物の含有量がこの範囲内であれば、樹脂成形体に含まれるアセトアルデヒド量、ホルムアルデヒド量のいずれも充分に低減させることができる。
特に、ウレイド基を有する化合物の含有量が、0.05量%以上0.3質量%以下であれば、樹脂成形体に含まれるアセトアルデヒド量、ホルムアルデヒド量のいずれも充分に低減させることができる効果に加えて、高温環境下に曝されても機械的強度の低下が小さいという効果も奏する。また、この含有量の範囲であれば、酸化防止剤を使用しなくても変色を抑えることができる。
また、ウレイド化合物の含有量を調整すれば、得られる樹脂成形体の耐熱性、得られる樹脂成形体に含まれるアセトアルデヒド量、ホルムアルデヒド量が変動する。したがって、得られる樹脂成形体の用途等に応じて、ウレイド化合物の含有量は適宜調整可能である。
本発明においては、その他の成分として、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、リン系安定剤を使用することができる。なお、本発明の特徴の一つは、アラントインを使用することで、上記のような酸化防止剤、安定剤を使用しなくても一定の耐熱老化性を有する点にある。
ヒンダードフェノール系酸化防止剤としては、単環式ヒンダードフェノール化合物、炭化水素基又はイオウ原子を含む基で連結された多環式ヒンダードフェノール化合物、エステル基又はアミド基を有するヒンダードフェノール化合物等であってもよい。ヒンダードフェノール系酸化防止剤としては、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、C2−10アルキレンビス(t−ブチルフェノール)[例えば、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)等]、トリス(ジ−t−ブチル−ヒドロキシベンジル)ベンゼン[例えば、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン等]、C2−10アルカンジオール−ビス[(ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート][例えば、1,6−ヘキサンジオール−ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等]、ジ又はトリオキシC2−4アルカンジオール−ビス(t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート[例えば、トリエチレングリコール−ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等]、C3−8アルカントリオール−ビス[(ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、C4−8アルカンテトラオールテトラキス[(ジ−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート][例えば、ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等]、長鎖アルキル(ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート[例えば、n−オクタデシル−3−(4’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネート、ステアリル−2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート等]、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)等が挙げられる。これらのフェノール系酸化防止剤は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。フェノール系酸化防止剤としては、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタンが好適に用いられる。
樹脂組成物中のヒンダードフェノール系酸化防止剤の含有量は、0.01質量%以上3質量%以下であることが好ましい。0.01質量%未満であれば、アセトアルデヒド生成抑制効果が不足し、長期熱安定性効果が不足する可能性がある。一方、3質量%を超えると機械特性低下につながる可能性がある。より好ましいヒンダードフェノール系酸化防止剤の含有量は0.1質量%以上1質量%以下である。
リン系安定剤としては、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ビス(2−t−ブチルフェニル)フェニルホスファイト等のモノ乃至トリス(分岐鎖状C3−6アルキル−フェニル)ホスファイト;ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジフォスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジフォスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスファイト等の脂肪族多価アルコールの(分岐鎖状C3−6アルキル−アリール)ホスファイト;トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフェート等のトリフェニルホスフェート系化合物;リン酸金属塩、例えば、第一リン酸カルシウム、第一リン酸ナトリウム一水和物等のアルカリ又はアルカリ土類金属リン酸塩(又はその水和物)が挙げられる。これらの中でも、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジフォスファイトの使用が最も好ましい。
樹脂組成物中のリン系安定剤の含有量は0.01質量%以上3質量%以下であることが好ましい。0.01質量%未満ではアセトアルデヒド生成抑制効果が不足し、長期熱安定性効果が不足する可能性がある。3質量%を超えると機械特性低下につながる可能性がある。リン系安定剤の含有量のより好ましい範囲は0.1質量%以上1質量%以下である。
また、樹脂成形体には、本発明の効果を害さない範囲で、以上の必須成分、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、リン系安定剤以外に、その他の樹脂、ガラス繊維等の強化剤、顔料、酸化防止剤、安定剤等の添加剤を含んでもよい。
<樹脂成形体の製造方法>
本発明の樹脂成形体は上述の成分を含む樹脂組成物を、一般的な成形方法で成形してなる。成形方法としては、例えば、射出成形法、押出成形法が挙げられる。以下、本発明の樹脂成形体の製造方法について、押出成形機を用いる場合を例に説明する。
一般的な押出成形機は、原料を投入するためのホッパを有するシリンダーに、スクリューが配設されている。スクリューは、ホッパ側からフィードゾーン(供給部)、コンプレッションゾーン(圧縮部)、メータリングゾーン(計量部)を、スクリューの上流から下流に向かってこの順で有する。そして、シリンダーの下流側端部には、ダイが設けられている。
供給部は、通常、原料が溶融しないような温度設定で、原料をホッパ側からダイ方向側に移送する働きを有し、原料を圧縮部に送る。圧縮部は、原料に圧力を加えながら、原料を溶融混練し、溶融混練された原料を計量部に送る。計量部は、溶融混練された原料を、一定圧のもとに一定量ずつダイに送り出す。なお、計量部よりも下流側にミキシングゾーン(混練部)を有するスクリューを使用してもよい。
より具体的には、先ず、押出成形機に原料を投入する。原料とは上記の成分であり、全ての成分を同時に成形機に投入してもよいし、一部の成分を圧縮部やその他の部分で投入してもよい。
本発明においては、ホッパからポリブチレンテレフタレート樹脂ペレット及び粉状のポリブチレンテレフタレート樹脂を、ウレイド化合物等の成分とともに投入してもよい。粉状のポリブチレンテレフタレート樹脂を添加することで、圧縮部等において、ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ウレイド化合物とを充分に混練することができる。
上記の通り、圧縮部では原料に圧力や熱を加えながら混練する。混練の程度は、使用するスクリューエレメントの種類、スクリュー回転数等の成形条件に依存する。本発明の樹脂成形体の製造においては、樹脂の種類、樹脂成形体の形状等に応じて、適宜、混練の程度を調整することができる。
圧縮部において、原料に圧力や熱が加わることで、アセトアルデヒドが発生する。アセトアルデヒドの発生量は、ポリエチレンテレフタレート樹脂を使用する場合と比較して非常に少ない。これは、ポリブチレンテレフタレート樹脂からアセトアルデヒドを生成するためには、炭素間の単結合が開裂する必要があるためと考えられる。
つまり、本発明によれば、炭素間の結合が切れることによって生成するアセトアルデヒドやホルムアルデヒドの排出量を抑えることができる、と推測される。
また、圧縮部において原料に圧力が加わることで、ホルムアルデヒドが生成する場合がある。ウレイド化合物を使用し、ウレイド化合物の使用量を特定の範囲に調整することで、アセトアルデヒドやホルムアルデヒドの排出量を効果的に抑制することができる。
粉状のポリブチレンテレフタレート樹脂を使用し、充分な混練を実現することにより、樹脂成形体中にウレイド化合物等の成分を充分に分散させることができる。これらが充分に分散されることで、樹脂成形体内部でのアセトアルデヒドの排出を効率よく抑えることができる。
上記の通り、計量部では、圧縮部で混練された原料を、一定圧のもとに一定量ずつダイに送り出す。上記の「一定圧」及び「一定量」については、樹脂成形体の形状等に応じて、適宜、変更することが可能である。これらは、スクリューエレメントの溝幅、溝深さを調整することで調整可能である。
ダイから押し出されることで、本発明の樹脂成形体が得られる。樹脂成形体の形状は、ダイの吐出孔の形状によって異なり、例えば、シート状、ストランド状、チューブ状等である。また、ストランド状の樹脂成形体を、従来公知の方法(例えば、ペレタイズ法)で切断することで樹脂ペレットを製造することができる。
なお、複雑な形状の樹脂成形体を製造する場合には、射出成形法を採用することが好ましい。
<樹脂成形体の性質>
本発明の樹脂成形体は、アセトアルデヒドの含有量、ホルムアルデヒドの含有量が非常に少ない。具体的には、下記の方法で測定したホルムアルデヒド排出量が0.10μg以下、アセトアルデヒドの排出量が0.15μg以下である。
(測定方法)
ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物から構成される100mm×40mm×2mmの試験片2枚を、65℃という条件で2時間処理したときに、発生するアセトアルデヒドガス排出量、ホルムアルデヒドガス排出量を測定する。より具体的には実施例に記載の通りである。
本発明の樹脂成形体は、密閉される空間、又は密閉され得る空間で使用される部品として好適に使用することができる。密閉された空間においては、微量のアセトアルデヒド、ホルムアルデヒド等が樹脂成形体から漏れ出る場合であっても問題になる可能性があるからである。このような部品の具体例としては、自動車内装用部品を挙げることができる。
以下、実施例及び比較例によって本発明を説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されない。
<材料>
(ポリブチレンテレフタレート樹脂)
テレフタル酸と1,4−ブタンジオールとの重縮合体、固有粘度(IV)が0.69、ウィンテックポリマー社製「ジュラネックス 300FP」
(ウレイド基を有する窒素含有化合物)
アラントイン、東京化成社製
(ヒンダードフェノール系酸化防止剤)
テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
(リン系安定剤)
ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジフォスファイト
(ガラス繊維)
繊維長400μm、平均繊維径φ10、日東紡社製、商品名「CSF3PE−941」
<樹脂成形体を作製するための樹脂組成物ペレットの製造方法>
表1に示す成分を表1に示す割合(単位は質量%)で混合したものを原料とし、この原料を二軸押出機(JSW製、TEX−30)に投入した。下記の条件にて、上記原料を溶融混練してポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を製造した。溶融混練されたポリブチレンテレフタレート樹脂組成物を、孔径4mmの円形の吐出孔を備える二軸押出機の先端のダイからストランド状に吐出し、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物のストランドが冷却された後に、ストランドを3mm長に切断して、ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物のペレットを得た。
(溶融混練条件)
シリンダー温度:260℃
スクリュー回転数:130rpm
押出量:12kg/hr
<試験片の作製>
ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物のペレットを140℃の恒温機内で3時間保持し、ペレットを乾燥した。乾燥させたペレットを用いて、射出成形機(JSW製、J75EP)により、100mm×40mm×2mmの試験片を成形した。
(射出成形条件)
シリンダー温度:250℃
金型温度:60℃
射出速度:16.7mm/秒
<アセトアルデヒドガス排出量及びホルムアルデヒドガス排出量の測定>
実施例及び比較例のペレットから発生するアセトアルデヒドガスの量、ホルムアルデヒドガスの量を、以下の方法で評価した。
アセトアルデヒドガス排出量、ホルムアルデヒドガス排出量の測定は、以下の(i)〜(ii)に記載の方法で行った。
(i)射出成形によって成形した試験片2枚を容積10Lのテドラーバッグに封入し、バッグに含まれる空気を真空ポンプにて除去した後、テドラーバッグに純窒素ガス4Lを充填し、テドラーバッグのコックを閉じた。テドラーバッグをオーブンの中に入れ、コックの先にサンプリング用テフロン(登録商標)チューブを取り付けてオーブンの外まで延ばし、この状態で65℃、2時間加熱処理を行った。この加熱処理で試料ガスを作製した。
(ii)上記(i)で作製した試料ガスを、65℃の加熱状態で、2,4−ジニトロフェニルヒドラジン(2,4−Dinitrophenylhydrazine(略称:DNPH))カートリッジに3L採取した。採取後のカートリッジはアセトニトリルで溶出処理を行い、得られた溶出液を高速液体クロマトグラフ(HPLC;Waters製、型式:Ultra Performance Liquid Chromatography Aquiy)を用いて、溶出した成分のアセトアルデヒド排出量、ホルムアルデヒド排出量を測定した。排出量算出は、アルデヒド・ケトンーDNPH標準混合試料ERA―028を標準溶液として、サンプルのピーク面積から導出した。導出結果を表1に示した。
Figure 0005932792
アラントインを0.04質量%以上添加することで、ホルムアルデヒドガス、及びアセトアルデヒドガスを抑えられることが確認された。また、ガラス繊維の添加によって発生したアルデヒドガスについても同様の効果が確認された。
<耐加水分解性の評価>
実施例1〜5、比較例1〜3について、121℃/2気圧のプレッシャークッカー試験機に0時間(試験機に投入する前であることを指す)、20時間、40時間暴露した後、ISO527に準拠して、引張強さ(MPa)、引張強さ保持率(%)、引張り破壊歪(%)を測定し、耐加水分解性を評価した。なお、用いた試験片はISO3167に準拠して製造したものである。測定結果を表2に示した。
Figure 0005932792
表2の結果から、ウレイド基を有する窒素含有化合物を用いても、耐加水分解性に大きな影響を与えないことが確認された。
<耐熱老化性の評価>
実施例1〜5、比較例1〜3について、180℃の熱風オーブン中で所定時間(表3に記載)加熱処理した後、ISO527に準拠して、引張強さ(MPa)、引張強さ保持率(%)、引張り破壊歪(%)、引張り破壊歪保持率(%)を測定し、さらに、色相の変化(ΔE)を確認した。結果を表3に示した。なお、色相の変化は、日本電色工業(株)製のZ−300A型カラーセンサーを用いた。
Figure 0005932792
表3から、実施例1、2と比較例1の比較により、ウレイド基を有する窒素含有化合物を用いることで、耐熱老化性に優れることが確認された。
実施例3と比較例2を比較することにより、ならびに実施例4と比較例3を比較することにより、酸化防止剤に対しウレイド基を有する窒素含有化合物が特に悪影響を与えないことが確認された。
また、実施例1,2、比較例4から、ウレイド基を有する窒素含有化合物添加量増大とともに機械特性に関し耐熱性が向上する傾向が確認された。

Claims (4)

  1. ポリブチレンテレフタレート樹脂と、ウレイド基を有する窒素含有化合物と、から構成され、
    前記窒素含有化合物の含有量が、0.04質量%以上0.4質量%以下であり、
    下記の方法で測定されるホルムアルデヒドガス排出量が0.10μg以下、アセトアルデヒドガス排出量が0.15μg以下である樹脂成形体。
    (ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドガス測定方法)
    ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物から構成される100mm×40mm×2mmの試験片2枚を、65℃、2時間の条件で処理したときに、発生するホルムアルデヒドガス排出量、アセトアルデヒドガス排出量を測定する。
  2. 前記窒素含有化合物は、アラントインである請求項1に記載の樹脂成形体。
  3. ヒンダードフェノール系酸化防止剤及び/又はリン系安定剤を含む請求項1又は2に記載の樹脂成形体。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の樹脂成形体から構成される自動車内装部品。
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