JP5932517B2 - アキュムレータ - Google Patents

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Description

本発明は、蓄圧装置または脈圧減衰装置等として用いられるアキュムレータに関する。本発明のアキュムレータは例えば、自動車用油圧システムまたは産業機器用油圧システム等に用いられる。
従来から図6に示すように、機器の圧力配管(図示せず)に接続されるオイルポート53を備えたアキュムレータハウジング52の内部をベローズ54およびベローズキャップ55によって、ガスを封入するガス室56と、オイルポート53に通じる液室57とに仕切り、ガス圧と液体圧とが均衡するようベローズキャップ55が移動しベローズ54が伸縮することにより蓄圧作動または脈圧減衰作動するアキュムレータ51が知られている(特許文献1参照)。
また、このアキュムレータ51には、圧力配管の圧力低下に伴って液室57の圧力が低下したときにガス圧と液体圧との不均衡によりベローズ54が破損するのを防止する安全機構61が設けられている。すなわち機器の運転の停止等により圧力配管の圧力が極端に低下すると液室57内の液体(油)がオイルポート53から徐々に排出され、これに伴って封入ガス圧によりベローズ54が徐々に伸長し、ベローズキャップ55が、ハウジング52の内面に設置されたシール62に接触して所謂ゼロダウン状態となる。そしてこのゼロダウン状態ではシール62により液室57が閉塞され(液室57のうちシール62より外周側の空間部位が閉塞される)、この液室57に一部の液体が閉じ込められ、この閉じ込められた液体の圧力とガス室56のガス圧力とが均衡するので、ベローズ54に過大な応力が作用してベローズ54が破損するのが抑制される構成とされている。
しかしながら上記従来技術では、図7(A)に示すようにシール62が正常な姿勢でベローズキャップ55に接触するのではなく、図7(B)に示すようにシール62のリップ62aが反転してシール保持部63とベローズキャップ55との間に挟み込まれてしまうことがあり、この挟み込みを原因としてシール62が破損し、安全機構61が作動せず、ベローズ54の破損に至ることがある。
特開2005−098391号公報(図5)
本発明は以上の点に鑑みて、ハウジング内部に設置するシールがその内周側のシール保持部とベローズキャップとの間に挟み込まれるのを抑制し、もってシールやベローズが破損するのを抑制することができるアキュムレータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるアキュムレータは、機器の圧力配管に接続されるオイルポートを備えたアキュムレータハウジングの内部をベローズおよびベローズキャップによってガスを封入するガス室と前記オイルポートに通じる液室とに仕切り、前記圧力配管の圧力が低下したときに前記ベローズキャップがストロークしてシールに接触することにより前記液室を密閉し、前記シールはその内周側に設けたシール保持部によって保持されるとともに、前記ベローズキャップが接触する唯一のリップ端を有するアキュムレータであって、前記リップ端の径寸法を前記ベローズの有効径以上の大きさとしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2によるアキュムレータは、上記した請求項1記載のアキュムレータにおいて、前記シールは、シールリップを有し、前記シールリップは、断面舌片状または断面三角形状のシールリップであることを特徴とする。
本願発明者らの新たな知見によると、上記従来技術においてシールの挟み込みが発生したのは、以下の理由による。
すなわち機器の運転の停止等により圧力配管の圧力が極端に低下すると液室内の液体(油)がオイルポートから徐々に排出され、これに伴って封入ガス圧によりベローズが徐々に伸長し、ベローズキャップが、ハウジングの内面に設置されたシールに近付く方向へストロークする。そしてベローズキャップがシールに接触する直前、ストロークするベローズキャップによって押し退けられた液体にオイルポートへ向けての流れが発生し、この流れにシールが押される結果としてシールが変形し、挟み込みを発生していた。ベローズキャップがシールに接触する直前は、シールの内周側に設けられたシール保持部とベローズキャップ間の間隔が狭くなって流れの向きが統一されるため、流れが強くなった状態でシールが強く押圧される。
また、同じく本願発明者らの新たな知見によると、ベローズキャップがシールに接触する直前、ストロークするベローズキャップによって押し退けられた液体は、その一部がオイルポートへ向けて内向き(径方向内方)に流れるとともに他の一部は反対に液室へ向けて外向き(径方向外方)に流れ、この2つの流れの分水嶺とも称すべき位置はベローズの有効径の位置であることが判明した。すなわち上記従来技術ではシールがベローズキャップと接触する位置であるシールのシール径(リップ端の径)がベローズの有効径より小さいため、シールが内向きの流れに押されて内向きに変形し、よって挟み込みが生じる結果となっていた。
これに対し本発明では、シールがベローズキャップと接触する位置であるシールのシール径(リップ端の径)がベローズの有効径以上の大きさに設定されているため、シールは内向きの流れに押されることがなく、押されるとしても内向きの流れではなく外向きの流れに押されることになる。したがってシールが内向きの流れに押されて内向きに変形することがなく、よってシールがシール保持部とベローズキャップとの間に挟み込まれるのを抑制することが可能とされる。ベローズの有効径は、ベローズが伸縮して液体(油)を押し退ける作用を発揮する際にこのベローズを、液体(油)を押し退けるピストンに見立てた場合のピストンの外径と同寸法である。
尚、本発明の上記作用効果は、シールリップを備えるシールにおいて特に顕著に発揮され、シールリップとしては断面舌片状のシールリップや断面三角形状のシールリップが含まれる。これらのシールリップは何れも従来、シール保持部とベローズキャップとの間に挟み込まれて破損する虞があったのに対し、本発明によればこれらシールリップに挟み込みが発生するのを抑制することが可能とされる。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち本発明においては以上説明したように、シールのシール径がベローズの有効径以上の大きさに設定されているため、シールが液体の内向きの流れに押されて内向きに変形することがない。したがってシールが内向きに変形してシール保持部とベローズキャップとの間に挟み込まれるのを抑制することができ、これによりシールが破損し、安全機構が作動せず、ベローズが破損するのを防止することができる。
本発明の実施例に係るアキュムレータの断面図 図1の要部拡大図 ベローズ有効径の説明図 本発明の他の実施例に係るアキュムレータの要部断面図 (A)(B)および(C)ともベローズの他の例を示す要部断面図 従来例に係るアキュムレータの断面図 (A)はシールの正常な姿勢を示す断面図、(B)はシールの挟み込み現象が発生した状態の断面図
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)課題
機器に配置されたアキュムレータは、その機器の運転が停止すると制御流体が徐々に排出される。それに伴いアキュムレータ内部のベローズは内部ガスの作用によって徐々に降下しシールと接触する。シールとベローズキャップが接触する直前、オイルの流れにより、シールリップが図6(B)に示すように反転することがある。この反転を保持したまま、ゼロダウン状態となると、シール破損が発生し、ベローズ破損に至る危険性がある。
(2)構成
シールのリップ径をベローズの内径以上、好ましくはベローズの有効径以上に設定する。
ベローズとしては、ヘアピンベローズ形状、小ピッチベローズ形状(山R<谷R)、ベローズ内径を小径化した形状などであっても良い。
(3)効果
シールのリップ径をベローズの有効径以上とすることで、シールとベローズキャップが接触する直前のオイルの流れは、ベローズ外周側に向かう流れとなり、リップ反転を発生させる流れとならない。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係るアキュムレータ1を示し、その要部が図2に拡大して示されている。当該実施例に係るアキュムレータ1は、ベローズ8として金属ベローズを用いる金属ベローズ型アキュムレータであって、以下のように構成されている。
すなわち、図示しない圧力配管に接続されるオイルポート6を一端(図では下端)に備えるとともにガス封入口7を他端(図では上端)に備えたアキュムレータハウジング2が設けられており、このハウジング2の内部にベローズ8およびベローズキャップ9が配置されてハウジング2の内部空間が、高圧ガス(例えば窒素ガス)を封入するガス室10と、オイルポート6に連通する液室11とに仕切られている。ハウジング2としては円筒状のシェル3と、このシェル3の一端開口部(図では下端開口部)に固定(溶接)されたオイルポート部材4と、シェル3の他端開口部(図では上端開口部)に固定(溶接)されたエンドカバー5との組み合わせよりなるものとされているが、ハウジング2の部品割り構造は特に限定されるものではなく、例えばシェル3とオイルポート部材4は一体であっても良く、またシェル3とエンドカバー5が一体であっても良く、何れにしてもエンドカバー5またはこれに相当する部品には、ガス室10にガスを注入するためのガス封入口7が設けられ、ガス注入後、ガスプラグ12で閉じられている。
ベローズ8は、その固定端(図では上端)8aをエンドカバー5に固定(溶接)するとともにその遊動端(図では下端)8bに円盤状のベローズキャップ9を固定(溶接)しており、よって当該アキュムレータ1はベローズ8の内周側にガス室10を設定するとともにベローズ8の外周側に液室11を設定する内ガスタイプのアキュムレータとされている。
また、当該アキュムレータ1には、圧力配管の圧力低下に伴って液室11の圧力が低下したときにガス圧と液体圧との不均衡によりベローズ8が破損するのを防止するための安全機構(圧力低下時用安全機構)21が設けられている。
この安全機構21は、圧力配管の圧力低下に伴って液室11の圧力が低下したときにベローズキャップ9が、ハウジング2の内面すなわちオイルポート部材4の内側の面(図では上面)に設置したシール22に接触することにより液室11を密閉して液室11に一部の液体(油)を閉じ込めるものであって、以下のように構成されている。
すなわち図2に拡大して示すように、ハウジング2の内面すなわちオイルポート部材4の内側の面(図では上面)に環状のシール装着溝23が設けられ、このシール装着溝23に環状のシール22が装着されている。装着溝23の内周側に環状突起状のシール保持部(内周側シール保持部)24が設けられ、装着溝23の外周側にも環状突起状のシール保持部(外周側シール保持部)25が設けられている。内周側シール保持部24の高さは外周側シール保持部25の高さより大きく設定され、よって内周側シール保持部24は、ベローズキャップ9がシール22に近付く方向にストロークして来たときにこの内周側シール保持部24に当接することにより停止するストッパ(ベローズキャップ9のストローク限を規定するストッパ)としても機能する。また内周側シール保持部24の端面部(図では上面)には、ベローズキャップ9が当接した状態でも液体が内周側シール保持部24の内周側から外周側へまた反対に外周側から内周側へ流通できるよう、切欠溝状の連通部26が所要数(複数、例えば円周上90度間隔での4箇所)設けられている。
シール22は、所定のゴム状弾性体によって環状に成形され、装着溝23の溝底部に固定される環状の基部22aと断面舌片状を呈する環状のシールリップ22bとを一体に備えている。シールリップ22bは、液室11内の液体をシールするため、基部22aからリップ端22cへかけて径方向斜め外方へ向けて設けられ、リップ端22cにてベローズキャップ9に接触する。したがって自由状態におけるシール22の高さは内周側シール保持部24の高さより少々大きく設定されている。
また、本発明の特徴的構成として、シール22がベローズキャップ9と接触する位置であるシール22のシール径(リップ端22cの径)dがベローズ8の有効径d以上の大きさに設定され(d≧d)、当該実施例ではシール22のシール径(リップ端22cの径)dがベローズ8の有効径dより大きく設定されている(d>d)。
ベローズ8の有効径dは、以下の(イ)式で求められる。
すなわち図3に示すように、アキュムレータ1が畜圧した状態(作動状態1)から、配管の圧力低下によりベローズ8が伸長した状態(作動状態2)になるときのベローズ8のストロークをSとする。また、アキュムレータ1が畜圧した状態(作動状態1)から、配管の圧力低下によりベローズ8が伸長した状態(作動状態2)になることで、アキュムレータ1から配管へ供給される液量(吐出量)をVとする。吐出量Vの容積を高さSの円柱の容積とした場合、その円柱の直径dsは、下式となる(π:円周率)。
Figure 0005932517
この直径dsをベローズ8の有効径dとする。
上記構成のアキュムレータ1は、オイルポート6をもって機器の圧力配管に接続され、圧力配管内の圧力の大きさが変化するとガス室10内のガス圧と液室11内の液体圧とが均衡するようベローズキャップ9が移動しベローズ8が伸縮することにより蓄圧作動または脈圧減衰作動する。
また、安全機構21が設けられているので、機器の運転の停止等により圧力配管の圧力が極端に低下すると液室11内の液体(油)がオイルポート6から徐々に排出され、これに伴って封入ガス圧によりベローズ8が徐々に伸長し、ベローズキャップ9が、ハウジング2の内面に設置されたシール22のリップ端22cに接触して所謂ゼロダウン状態となる。そしてこのゼロダウン状態ではシール22により液室11が閉塞され、液室11内に一部の液体が閉じ込められ、この閉じ込められた液体の圧力とガス室10のガス圧力とが均衡するので、ベローズ8に過大な応力が作用してベローズ8が破損するのが抑制される。
また、ベローズキャップ9がシール22のリップ端22cに接触する直前、ストロークするベローズキャップ9によって押し退けられた液体は、その一部がオイルポート3へ向けて流れるとともに(内向きの流れ)、他の一部は反対向きに液室11へ向けて流れ(外向きの流れ)、この2つの流れの分水嶺はベローズ8の有効径dの位置であるところ、当該アキュムレータ1では、シール22のシール径(リップ端22cの径)dがベローズ8の有効径dより大きく設定されているため(d>d)、シールリップ22bは内向きの流れに押されるのではなく外向きの流れに押される。したがってシールリップ22bが内向きの流れに押されて内向きに変形することがなく、よってシールリップ22bがシール保持部24とベローズキャップ9との間に挟み込まれるのを抑制することが可能とされる。したがってシールリップ22bの挟み込みによりシール22が破損し、安全機構21が作動せず、ベローズ8が破損するのを防止することができる。
上記実施例については、以下の事項を加えることができる。
(1)上記実施例では、シール22は、断面舌片状のシールリップ22bを備えるシールとされているが、その他の形状のシールリップを備えるシールであっても良く、例えば図4に示すような断面三角形状のシールリップ22bを備えるシールであっても良い。その他の形状のシールリップを備えるシールについても本発明によれば、シールリップ22bがシール保持部24とベローズキャップ9との間に挟み込まれて破損するのを抑制することができる。尚、断面舌片状のシールリップ22bとは、シールリップ22bが斜めに向けて設けられる(シールリップ22bの内周面と外周面が同じ傾き方向に傾いている)ことによりシール作動について径方向の方向性を持つものである。
(2)本発明において、ベローズ8の種類は特に限定されるものではなく、例えば図5(A)に示すような断面U字形状のベローズ8、図5(B)に示すような断面ヘアピン形状のベローズ8、または図5(C)に示すような小ピッチ形状(山R<谷R)のベローズ8などであっても良い。各ベローズ8の有効径dは図示するとおりであって、何れにしてもシール22のシール径(リップ端22cの径)dがベローズ8の有効径d以上の大きさに設定され(d≧d)、またはベローズ8の有効径dより大きく設定される(d>d)。
(3)上記実施例では、シール22の内周側に配置されるシール保持部24がハウジング2の内面すなわちオイルポート部材4の内側の面に一体成形されているが、このシール保持部24はハウジング2ないしオイルポート部材4と別体の部品であっても良く、例えば図6に示されるような板金プレス品よりなるシールホルダ部材などであっても良い。
(4)上記実施例では、装着溝23の内周側に設けられた内周側シール保持部24と外周側に設けられた外周側シール保持部25のうち、前者の内周側シール保持部24がベローズキャップ9のストローク限を規定するストッパとして機能するものとされているが、反対に後者の外周側シール保持部25が同ストッパとして機能するものであっても良い。この場合は、内周側シール保持部24の高さより外周側シール保持部25の高さのほうが大きく設定されるので、内周側シール保持部24の端面部ではなく外周側シール保持部25の端面部に連通部26が設けられる。
1 アキュムレータ
2 ハウジング
3 シェル
4 オイルポート部材
5 エンドカバー
6 オイルポート
7 ガス封入口
8 ベローズ
9 ベローズキャップ
10 ガス室
11 液室
12 ガスプラグ
21 安全機構
22 シール
23 シール装着溝
24 内周側シール保持部
25 外周側シール保持部
26 連通部

Claims (2)

  1. 機器の圧力配管に接続されるオイルポートを備えたアキュムレータハウジングの内部をベローズおよびベローズキャップによってガスを封入するガス室と前記オイルポートに通じる液室とに仕切り、前記圧力配管の圧力が低下したときに前記ベローズキャップがストロークしてシールに接触することにより前記液室を密閉し、前記シールはその内周側に設けたシール保持部によって保持されるとともに、前記ベローズキャップが接触する唯一のリップ端を有するアキュムレータであって、
    前記リップ端の径寸法を前記ベローズの有効径以上の大きさとしたことを特徴とするアキュムレータ。
  2. 請求項1記載のアキュムレータにおいて、
    前記シールは、シールリップを有し、
    前記シールリップは、断面舌片状または断面三角形状のシールリップであることを特徴とするアキュムレータ。
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