JP5931270B1 - 電子部品用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】ソケットの蓋を開く際の電子部品の蓋への貼り付きを防止することができる電子部品用ソケットを提供すること。【解決手段】本発明の電子部品用ソケットは、測定対象となる電子部品を載置する部分を有するベースと、ベースに対して開閉自在に設けられるカバーと、カバーを閉じることでベースに載置された電子部品の端子と接触するコンタクト部と、コンタクト部が配置されるとともに、カバーを閉じることで電子部品と嵌め合わされるガイド部と、カバーの開閉動作と連動するシャフトと、を備え、シャフトは、カバーが閉じた位置からわずかに開いた第1位置までの間、電子部品と接触せず、カバーが第1位置から第2位置まで開く間、電子部品と接触して電子部品とガイド部との嵌め合いを外し、カバーが第2位置からさらに開くことで電子部品から離れるよう構成された、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品の導通検査や特性測定などを行う際に用いられる電子部品用ソケットに関する。
従来、IC等の電子部品の電気的な測定を行う際に用いられる電子部品用ソケット(以下、単に「ソケット」とも言う。)として、BGAタイプのICを対象としたソケットが開示されている。例えば、特許文献1では、ソケットのコンタクトがICパッケージの半田ボールに貼り付くことを防止する構成が開示されている。
このソケットにおいては、ソケットからICパッケージを取り出す一連の動作の中で、貼り付いたソケットのコンタクトとICパッケージのパッドを強制的に容易に引き剥がすことができる。
また、特許文献2には、ソケット本体に対してスライドプレートが移動自在に設けられ、スライドプレートを移動させることにより、コンタクトピンの可動側弾性片を弾性変形させる構成が開示されている。このソケットでは、弾性片の先端部に設けられた接触部を変位させ、半田ボールの側面部から離間させるようにしている。
このソケットにおいては、コンタクトピン接触部の半田ボールへの貼り付きを防止し、電気部品を電気部品用ソケットから無抜力にて取り外すことができる。
特開2004−079227号公報 特開2000−340325号公報
近年では、電子部品の小型化によって外部接続端子の間隔が非常に狭い狭ピッチ化が進んでおり、電子部品とソケットとの高精度な嵌め合いが要求される。例えば、フレキシブル基板に搭載されたコネクタの端子と、ソケットのコンタクト部とを接触させる場合、ソケット側にコネクタの外形寸法に合わせたガイドを設けておく。そして、電子部品をソケットのベースに搭載し、ソケットのカバーを閉じる際にガイドにコネクタが嵌め込まれることで、端子とコンタクト部との位置合わせが行われる。
しかし、電子部品が小型であり、しかもコネクタの端子とソケットのコンタクト部との位置合わせに高い精度が要求される場合、ガイドとコネクタとの嵌め合い公差が非常に小さくなる。これにより、ガイドとコネクタとがきつく嵌まり合い、測定後にカバーを開けた際にガイドからコネクタが外れず、カバー側に電子部品が貼り付いてしまうという現象が生じやすくなる。
本発明は、ソケットのカバーを開く際の電子部品の貼り付きを防止することができる電子部品用ソケットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の電子部品用ソケットは、測定対象となる電子部品を載置する部分を有するベースと、ベースに対して開閉自在に設けられるカバーと、カバーを閉じることでベースに載置された電子部品の端子と接触するコンタクト部と、コンタクト部が配置されるとともに、カバーを閉じることで電子部品と嵌め合わされるガイド部と、カバーの開閉動作と連動するシャフトと、を備え、シャフトは、カバーが閉じた位置からわずかに開いた第1位置までの間、電子部品と接触せず、カバーが第1位置から第2位置まで開く間、電子部品と接触して電子部品とガイド部との嵌め合いを外し、カバーが第2位置からさらに開くことで電子部品から離れるよう構成された、ことを特徴とする。
このような構成によれば、カバーが閉じている際にはシャフトと電子部品とが接触せず、電子部品の端子とコンタクト部との確実な接触が行われる。また、カバーが第1位置から第2位置まで開く間、シャフトによって電子部品が押さえられ、ガイド部と電子部品との嵌め合いが外れ、カバーのみ開くことになる。これによって、カバー側に電子部品が貼り付くことを防止することができる。
本発明の電子部品用ソケットにおいて、カバーは、ベースに設けられたヒンジを介して回動するよう設けられ、ガイド部は、カバーの回動による円軌道に沿って移動して電子部品と嵌め合わされるようになっていてもよい。
カバーが回動するように設けられている場合には、カバーの円軌道に沿って電子部品がガイド部と斜めに嵌め合わされる可能性が高い。このような嵌め合いが行われても、カバーを開く際にはシャフトによって電子部品を押さえて、電子部品の貼り付きを防止することができる。
本発明の電子部品用ソケットにおいて、シャフトは、ヒンジの軸を中心に回動可能に設けられたシャフトホルダに取り付けられていてもよい。これにより、シャフトとカバーとを同軸で構成することができる。
本発明の電子部品用ソケットにおいて、シャフトホルダはカバーの側に突出する凸部を有し、シャフトホルダは、カバーから離れる方向に付勢され、凸部は、カバーが第2位置まで開いた際にカバーと接触し、第2位置よりも開くことでカバーによって押圧されてカバーの開く向きに回動し、シャフトは、凸部の回動によってカバーの開く向きに回動するように設けられていてもよい。これにより、カバーを開く際、シャフトホルダに加えられた付勢力によってシャフトの位置が維持され、電子部品と接触してガイド部から電子部品を引き離すことができる。また、カバーが第2位置よりも開くことで、凸部がカバーによって押圧されてシャフトをカバーとともに開くことができる。
本発明の電子部品用ソケットにおいて、ベースはシャフトホルダがカバーの開く向きに回動することを規制するストッパ部を有し、シャフトホルダは、ベースから離れる方向に付勢され、カバーを閉じる際には、第1位置から閉じる位置までの間、カバーによってシャフトホルダが押し込まれ、カバーを開く際には、第2位置まで開いた際にシャフトまたはシャフトホルダがストッパ部と接触し、第2位置よりも開く際にはシャフトを残してカバーのみ開くようになっていてもよい。これにより、カバーを開く際、シャフトホルダに加えられた付勢力によってシャフトが上がり、電子部品と接触してガイド部から電子部品を引き離すことができる。また、カバーが第2位置よりも開くことで、シャフトまたはシャフトホルダがストッパ部と接触して、シャフトを残したままカバーのみを開くことができる。
本発明の電子部品用ソケットにおいて、ベースは、電子部品における素子モジュールの部分を載置する第1凹部と、素子モジュールを搭載する基板の部分載置する第2凹部と、を有していてもよい。これにより、素子モジュールは第1凹部の内側に配置され、基板は第2凹部の内側に配置され、それぞれの位置決めが行われる。
本発明の電子部品用ソケットにおいて、コンタクト部は複数のコンタクトピンを有し、互いに隣り合うコンタクトピンのピッチは、0.5mm以下であってもよい。このようなサイズによって、小型の電子部品であっても精度の高い接触と、確実な貼り付き防止とを実現することができる。
本発明の電子部品用ソケットにおいて、コンタクト部は、絶縁部材に導電性粒子が柱状に埋め込まれたコンタクトシートを有していてもよい。これにより、コンタクトシートの導電性粒子と電子部品の端子との柔らかな接触と、確実な貼り付き防止とを実現することができる。
本発明によれば、ソケットのカバーを開く際の電子部品の貼り付きを防止することができる電子部品用ソケットを提供することすることが可能になる。
第1実施形態に係る電子部品用ソケットを開いた状態を例示する斜視図である。 第1実施形態に係る電子部品用ソケットの拡大図である。 第1実施形態に係る電子部品用ソケットを閉じた状態を例示する斜視図である。 (a)および(b)は、カバーを閉じる際の動作を説明する部分断面図である。 (a)および(b)は、カバーを閉じる際の動作を説明する部分断面図である。 (a)および(b)は、カバーを開く際の動作を説明する部分断面図である。 (a)および(b)は、カバーを開く際の動作を説明する部分断面図である。 第2実施形態に係る電子部品用ソケットを開いた状態を例示する斜視図である。 第2実施形態に係る電子部品用ソケットの拡大図である。 第2実施形態に係る電子部品用ソケットを閉じた状態を例示する斜視図である。 (a)および(b)は、カバーを閉じる際の動作を説明する部分断面図である。 (a)および(b)は、カバーを閉じる際の動作を説明する部分断面図である。 (a)および(b)は、カバーを開く際の動作を説明する部分断面図である。 (a)および(b)は、カバーを開く際の動作を説明する部分断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電子部品用ソケットを開いた状態を例示する斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る電子部品用ソケットの拡大図である。
図3は、第1実施形態に係る電子部品用ソケットを閉じた状態を例示する斜視図である。
本実施形態に係る電子部品用ソケット1は、測定対象となる電子部品100を搭載して、電子部品100の端子と電気的な接触を得るための部品である。
電子部品用ソケット1は、ベース10、カバー20、コンタクトピン30、ガイド部40およびシャフト50を備える。ベース10は、電子部品100を搭載する部分を有する。電子部品100は、ベース10の凹部101の内側に配置される。凹部101の形状は、電子部品100の形状に合わせて設けられる。凹部101内に電子部品100を配置することで、ベース10上における電子部品100の位置合わせが行われる。
ここで、本実施形態の電子部品用ソケット1で測定対象としている電子部品100は、基板(例えば、フレキシブル基板)110と、基板110の上に搭載された素子モジュール120と、基板110の上に接続されたコネクタ130と、を備える。基板110には配線パターンが形成され、素子モジュール120とコネクタ130との間の通電がなされる。したがって、本実施形態の電子部品用ソケット1では、コンタクトピン30をコネクタ130の端子と接触させることによって、素子モジュール120に対する電気的な導通を得ることができる。
このような電子部品100を測定対象とする場合、凹部101は、素子モジュール120の部分が載置される第1凹部101aと、基板110の部分が載置される第2凹部101bとを有する。第1凹部101aでは、素子モジュール120の外形の一部に合わせた大きさの凹みが設けられ、素子モジュール120の部分の位置合わせを行うことができる。また、第2凹部101bでは、基板110の外形の一部に合わせた大きさの凹みが設けられ、基板110の部分の位置合わせを行うことができる。
カバー20は、ベース10に対して開閉自在に設けられる。カバー20は、ベース10に設けられたヒンジ150を介して取り付けられ、ベース10に対して回動するように設けられる。ベース10側にはヒンジ150の管155が設けられ、カバー20側にはヒンジ150の管156が設けられる。ヒンジ150の軸151は、これらの管155、156を貫通するように設けられる。これにより、カバー20は、軸151を中心とした円軌道に沿って回動可能となる。
カバー20にはラッチ25が設けられる。カバー20を閉じた状態でラッチ25をベース10に引っ掛けることで、カバー20を閉じた状態が維持される。カバー20は、バネによって開く方向に付勢されている。したがって、ラッチ25を外すことで、バネの付勢力によってカバー20は開くことになる。
コンタクトピン30は、コンタクト部の一例である。コンタクトピン30は、カバー20を閉じることでベース10に載置された電子部品100の端子(本実施形態では、コネクタ130の端子)と接触する針状の電極である。コンタクトピン30は、コネクタ130の端子に対応して複数本設けられている。コンタクトピン30は、カバー20に対して垂設され、カバー20を閉じた際に、ベース10に載置された電子部品100のコネクタ130内に挿入され、コネクタ130の端子と接触することになる。
例えば、複数のコンタクトピン30を有する場合、互いに隣り合うコンタクトピン30のピッチは、0.5mm以下である。また、コンタクトピン30の直径は、0.4mm以下である。このように、本実施形態に係る電子部品用ソケット1では、非常に小型のコネクタ130の端子に対して接触可能なコンタクトピン30を有している。すなわち、本実施形態の電子部品用ソケット1では、0.3mm程度以下の狭ピッチ化された電子部品100に対応しうる。
ガイド部40は、コンタクトピン30を進退可能に貫通させる貫通孔41を備える。ガイド部40は、カバー20を閉じることで電子部品100と嵌め合わされる凹部を有する。本実施形態では、カバー20を閉じていくと、ガイド部40の凹部にコネクタ130が嵌め込まれ、コネクタ130の端子とコンタクトピン30との位置合わせが行われる。カバー20をさらに閉じていくとガイド部40が押し込まれる。ガイド部40が押し込まれることで貫通孔41からコンタクトピン30が露出し、コネクタ130の端子とコンタクトピン30とが接触することになる。
つまり、ガイド部40の凹部の形状は、コネクタ130の外形に対応して設けられ、凹部とコネクタ130の外形との嵌め合いによってコネクタ130の位置決めが行われる。コネクタ130がガイド部40に嵌め込まれ、位置決めされることで、ガイド部40の貫通孔41から露出するコンタクトピン30とコネクタ130の端子との位置合わせが行われることになる。
例えば、ガイド部40の凹部の中心と、コネクタ130の中心とを合わせた場合の嵌め合い公差は、片側で1/100mm以上3/100mm以下程度である。ガイド部40の凹部にコネクタ130が嵌め込まれることで、例えば0.3mm程度以下の狭ピッチ化された小型の電子部品100であっても精度の高い位置合わせにより、コンタクトピン30とコネクタ130の端子との確実な接触が行われる。
シャフト50は、カバー20の開閉動作と連動するよう設けられる。シャフト50は、カバー20を開く際に、ガイド部40に嵌め合わされたコネクタ130をガイド部40から確実に引き離す役目を担う。
上記のように、非常に小型で狭ピッチのコネクタ130とコンタクトピン30との接触を得る場合、ガイド部40の凹部とコネクタ130との嵌め合い公差を小さくする必要がある。このため、ガイド部40とコネクタ130との多少の位置ずれや、コネクタ130がガイド部40に僅かでも斜めに入り込むと、ガイド部40とコネクタ130とがきつく嵌合してしまう。本実施形態に係る電子部品用ソケット1では、ガイド部40にきつく嵌合したコネクタ130をシャフト50の動作によって確実に引き離すことができる。このシャフト50の動作については後述する。
シャフト50は、ヒンジ150の軸151を中心に回動可能に設けられたシャフトホルダ51に取り付けられる。シャフトホルダ51とカバー20との間にはバネ52が設けられ、シャフトホルダ51をカバー20から離れる方向に付勢している。
また、シャフトホルダ51はカバー20の側に突出する凸部51aを有する。凸部51aはカバー20が所定の位置よりも開いた場合にカバー20の端部と当接する。カバー20の端部が凸部51aに当接すると、その位置よりもカバー20を開くとカバー20の端部で凸部51aを押圧して、カバー20が開く向きにシャフトホルダ51を回動させる。シャフトホルダ51の回動によって、シャフト50がカバー20と連動して、カバー20の開く向きに回動することになる。
次に、カバー20に連動したシャフト50の動作について説明する。
図4(a)〜図5(b)は、カバーを閉じる際の動作を説明する部分断面図である。
先ず、図4(a)に示すように、ベース10の凹部101に電子部品100を載置する。この際、素子モジュール120は第1凹部101a内に配置されることで位置決めされ、基板110は第2凹部101b内に配置されることで位置決めされる。しかし、コネクタ130は基板110の上に取り付けられているため、ベース10に対するコネクタ130の位置は、基板110への取り付け位置精度に依存することになる。
次に、ベース10に電子部品100を載置した状態で、カバー20を閉じる。カバー20はヒンジ150の軸151を中心に回動するように閉じられる。また、カバー20の回動に連動してシャフトホルダ51およびシャフト50も回動する。
図4(b)に示すように、カバー20を閉じていくと、連動して回動するシャフトホルダ51の下面がベース10に当接し、ここで止まることになる。この状態でさらにカバー20を閉じていくと、カバー20はバネ52を圧縮しながら閉じていくことになる。
図5(a)に示すように、さらにカバー20を閉じていくと、ガイド部40が電子部品100のコネクタ130の上から被せられる。そして、ガイド部40の凹部にコネクタ130が嵌め込まれる。
図5(b)には、カバー20が完全に閉じられた状態が示される。カバー20を閉じることで、ガイド部40の凹部にコネクタ130が嵌め込まれ、さらにカバー20を閉じるように押圧すると、ガイド部40が押し込まれる。そして、ガイド部40の貫通孔41からコンタクトピン30が突出する状態になる。これにより、コンタクトピン30はコネクタ130の端子と接触することになる。
すなわち、ガイド部40の凹部にコネクタ130が嵌め込まれることで、ガイド部40とコネクタ130との位置合わせが行われる。そして、この状態でコンタクトピン30が貫通孔41から突出することにより、コンタクトピン30とコネクタ130の端子との正確な接触が行われる。ラッチ25によってカバー20をベース10に固定すると、コンタクトピン30とコネクタ130の端子との接触状態が維持される。そして、この状態で電子部品100の電気的な測定が行われる。
図6(a)〜図7(b)は、カバーを開く際の動作を説明する部分断面図である。
先ず、図6(a)に示すように、ラッチ25を外してカバー20を僅かに開くと、バネ52の付勢力によってシャフトホルダ51およびシャフト50の位置はそのままで、カバー20のみが開き始める。ここで、コネクタ130がガイド部40の凹部に嵌め込まれていると、カバー20の開きと一緒にガイド部40に嵌め込まれたコネクタ130が貼り付いてくる。
次に、図6(b)に示すように、さらにカバー20を開いてコネクタ130が浮き上がると、バネ52の付勢力によってそのままの位置にあるシャフト50と基板110とが当接する状態になる。ここで、シャフト50と電子部品100(基板110)とが接触したときのカバー20の位置を「第1位置」とする。
次に、図7(a)に示すように、さらにカバー20を開いていくと、シャフト50によって基板110を押さえたまま、カバー20が開く状態になる。カバー20の開きとともにガイド部40も上昇することから、ガイド部40からコネクタ130が外れることになる。すなわち、シャフト50によって基板110を押さえた状態でガイド部40が上昇するため、ガイド部40に嵌め込まれていたコネクタ130はガイド部40から外されることになる。
次に、図7(b)に示すように、さらにカバー20を開いていくと、カバー20の端部がシャフトホルダ51の凸部51aと接触する。ここで、カバー20が第1位置から開いてカバー20の端部と凸部51aとが接触するときのカバー20の位置を「第2位置」とする。
そして、第2位置よりもカバー20を開くことで、凸部51aがカバー20の端部によって押圧され、カバー20の開く向きに回動する。この凸部51aの回動によって、シャフト50はカバー20の開く向きに回動する。すなわち、シャフト50はカバー20と一緒に開くことになる。
このようなシャフト50の動作によって、カバー20を開ける際の電子部品100の貼り付きが防止される。
電子部品100の貼り付きは、コネクタ130の小型化、狭ピッチ化が進むことによって、ガイド部40とコネクタ130との嵌め合い公差が小さくなることでより発生しやすくなる。また、基板110としてフレキシブル基板を用いている場合には、ガイド部40とコネクタ130とが嵌合した際にフレキシブル基板の撓みが発生することも多く、この撓みによる張力でガイド部40とコネクタ130とがきつく嵌合することになる。さらに、カバー20が回動するように設けられていると、カバー20の円軌道に沿ってコネクタ130とガイド部40とが斜めに嵌め合わされる。これらのことから、ガイド部40にコネクタ130がきつく嵌合してしまうと、カバー20を開く際にコネクタ130がガイド部40に嵌合したまま持ち上げられ、電子部品100のカバー20への貼り付きが発生することになる。
本実施形態の電子部品用ソケット1では、このようなガイド部40とコネクタ130とのきつい嵌合が発生しても、カバー20を開く際にガイド部40とコネクタ130との嵌め合いをシャフト50の動作で外すことができ、カバー20のみ開くことができる。これによって、カバー20側に電子部品100が貼り付くことを防止することができる。また、電子部品100が外れた後は、シャフト50がカバー20とともに開くため、ベース10から電子部品100を取り外す際にシャフト50が邪魔することにはならない。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る電子部品用ソケットを開いた状態を例示する斜視図である。
図9は、第2実施形態に係る電子部品用ソケットの拡大図である。
図10は、第2実施形態に係る電子部品用ソケットを閉じた状態を例示する斜視図である。
第2実施形態に係る電子部品用ソケット1Bは、第1実施形態に係る電子部品用ソケット1と同様、測定対象となる電子部品100を搭載して、電子部品100の端子と電気的な接触を得るための部品である。なお、説明の都合上、図8〜図10には電子部品100は示されないが、第1実施形態に係る電子部品用ソケット1と同様、ベース10の凹部101の内側に配置される。
電子部品用ソケット1Bでは、コンタクトピン30およびガイド部40がベース10側に設けられている。これにより、基板110に対してコネクタ130が下向き(ベース10側)になるように、電子部品100をベース10の凹部101に配置する。
ベース10には、ストッパ部15が設けられる。ストッパ部15は、シャフトホルダ51がカバー20の開く向きに回動することを規制する役目を果たす。すなわち。カバー20の開きと連動して回動するシャフトホルダ51は、ストッパ部15の位置で止められ、それよりも開くことはない。
シャフトホルダ51は、バネ53によってベース10から離れる方向に付勢される。カバー20を閉じる際にはカバー20の下端によってシャフトホルダ51が押圧され、バネ53の付勢力に打ち勝って、シャフトホルダ51およびシャフト50を押し下げる。一方、カバー20を開く際には、バネ53の付勢力によってシャフトホルダ51およびシャフト50が持ち上げられる。ここで、シャフト50が持ち上がっても、ストッパ部15の位置で止められる。
カバー20の下端面には、下方に突出するプッシャ26が設けられる。カバー20を閉めることでプッシャ26が基板110を押し下げる。これにより、基板110に対して下向きに配置されたコネクタ130は、ベース10側のガイド部40に向けて押し下げられる。コネクタ130がガイド部40の凹部に上から嵌め込まれることで、コネクタ130の端子とコンタクトピン30との位置合わせが行われる。カバー20をさらに閉じていくとガイド部40が押し込まれる。ガイド部40が押し込まれることで貫通孔41からコンタクトピン30が露出し、コネクタ130の端子とコンタクトピン30とが接触することになる。
カバー20を開く際には、カバー20が第1位置まで開いた段階でシャフト50と電子部品100とが接触する。カバー20が第2位置よりも開くと、シャフト50によって電子部品100を押し上げて、コネクタ130をガイド部40から外す。また、カバー20が第2位置まで開いた際にシャフト50またはシャフトホルダ51がストッパ部15と接触し、第2位置よりも開く際にはシャフト50を残してカバー20のみ開くようになる。
次に、カバー20に連動したシャフト50の動作について説明する。
図11(a)〜図12(b)は、カバーを閉じる際の動作を説明する部分断面図である。
先ず、図11(a)に示すように、ベース10の凹部101に電子部品100を載置する。この際、素子モジュール120およびコネクタ130は基板110に対して下向き(ベース10側)に突出するように配置される。素子モジュール120は第1凹部101a内に配置されることで位置決めされ、基板110は第2凹部101b内に配置されることで位置決めされる。しかし、コネクタ130は基板110の上に取り付けられているため、ベース10に対するコネクタ130の位置は、基板110への取り付け位置精度に依存することになる。
次に、図11(b)に示すように、ベース10に電子部品100を載置した状態で、カバー20を閉じる。カバー20はヒンジ150の軸151を中心に回動するように閉じられる。
次に、図12(a)に示すように、さらにカバー20を閉じていくと、カバー20の下端面がシャフトホルダ51の上端面に接触し、バネ53の付勢力に打ち勝ってシャフトホルダ51を押し下げる。
次に、図12(b)に示すように、さらにカバー20を閉じていくと、カバー20から下方に突出するプッシャ26が基板110に接触し、基板110を押し下げる。これにより、基板110に対して下向きに配置されたコネクタ130は、ベース10側のガイド部40の凹部へ嵌め込まれる。コネクタ130がガイド部40の凹部に嵌め込まれることで、コネクタ130の端子とコンタクトピン30との位置合わせが行われる。
さらにカバー20をさらに閉じていくとガイド部40が押し込まれ、ガイド部40の貫通孔41からコンタクトピン30が露出する。これにより、コネクタ130の端子とコンタクトピン30とが接触することになる。ラッチ25によってカバー20をベース10に固定すると、コンタクトピン30とコネクタ130の端子との接触が維持される。そして、この状態で電子部品100の電気的な測定が行われる。
図13(a)〜図14(b)は、カバーを開く際の動作を説明する部分断面図である。
先ず、図13(a)から図13(b)に示すように、ラッチ25を外してカバー20を僅かに開くと、バネ53の付勢力によってシャフトホルダ51およびシャフト50がカバー20の回動と同じ方向に回動する。ここで、コネクタ130がガイド部40の凹部に嵌め込まれていると、カバー20を開いてもコネクタ130はガイド部40に嵌め込まれたまま残ることになる。
次に、さらにカバー20を開いていくと、シャフト50が基板110の下面に接触する状態になる。次に、図14(a)に示すように、さらにカバー20を開いていくと、バネ53の付勢力によってシャフト50がさらに押し上げられ、基板110を下から持ち上げるようになる。これにより、ガイド部40に嵌め込まれていたコネクタ130はガイド部40から外されることになる。
次に、図14(b)に示すように、さらにカバー20を開いていくと、バネ53の付勢力によって持ち上げられたシャフト50(シャフトホルダ51)はストッパ部15に当たり、これ以上回動しなくなる。一方、カバー20はその位置からさらに開いていくことができる。シャフト50はストッパ部15の位置で止まり、カバー20のみ開くことで、電子部品100の取り外しを容易に行うことができる。
以上説明したように、実施形態に係る電子部品用ソケット1、1Bによれば、カバー20を開く際にシャフト50の動作によって電子部品100の貼り付きを防止することができる。
なお、上記に本実施形態およびその具体例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、測定対象となる電子部品100として、基板110、素子モジュール120およびコネクタ130によって構成される例を示したが、このような構成以外の電子部品100であっても適用可能である。また、上記の実施形態では、コンタクトピン30はコイルスプリングが円筒状の筐体内に配置される、いわゆる内バネ式の構造を有しているが、これに限定されない。外バネ式であってもよいし、板バネの組み合わせなどによって構成されていてもよい。さらに、コンタクト部として、コンタクトシートを用いてもよい。コンタクトシートは、絶縁部材(例えば、シリコーンゴム)に導電性粒子が柱状に埋め込まれた異方性導電シートである。このようなコンタクトシートによって、導電性粒子と電子部品100の端子との柔らかな接触と、確実な貼り付き防止とを実現することができる。また、前述の各実施形態またはその具体例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
1,1B…電子部品用ソケット
10…ベース
15…ストッパ部
20…カバー
25…ラッチ
26…プッシャ
30…コンタクトピン
40…ガイド部
41…貫通孔
50…シャフト
51…シャフトホルダ
51a…凸部
52,53…バネ
100…電子部品
101…凹部
101a…第1凹部
101b…第2凹部
110…基板
120…素子モジュール
130…コネクタ
150…ヒンジ
151…軸
155,156…管

Claims (8)

  1. 測定対象となる電子部品を載置する部分を有するベースと、
    前記ベースに対して開閉自在に設けられるカバーと、
    前記カバーを閉じることで前記ベースに載置された前記電子部品の端子と接触するコンタクト部と、
    前記コンタクト部が配置されるとともに、前記カバーを閉じることで前記電子部品と嵌め合わされるガイド部と、
    前記カバーの開閉動作と連動するシャフトと、
    を備え、
    前記シャフトは、前記カバーが閉じた位置からわずかに開いた第1位置までの間、前記電子部品と接触せず、前記カバーが前記第1位置から第2位置まで開く間、前記電子部品と接触して前記電子部品と前記ガイド部との嵌め合いを外し、前記カバーが前記第2位置からさらに開くことで前記電子部品から離れるよう構成された、ことを特徴とする電子部品用ソケット。
  2. 前記カバーは、前記ベースに設けられたヒンジを介して回動するよう設けられ、
    前記ガイド部は、前記カバーの回動による円軌道に沿って移動して前記電子部品と嵌め合わされる、請求項1記載の電子部品用ソケット。
  3. 前記シャフトは、前記ヒンジの軸を中心に回動可能に設けられたシャフトホルダに取り付けられた、請求項2記載の電子部品用ソケット。
  4. 前記シャフトホルダは前記カバーの側に突出する凸部を有し、
    前記シャフトホルダは、前記カバーから離れる方向に付勢され、
    前記凸部は、前記カバーが前記第2位置まで開いた際に前記カバーと接触し、前記第2位置よりも開くことで前記カバーによって押圧されて前記カバーの開く向きに回動し、
    前記シャフトは、前記凸部の回動によって前記カバーの開く向きに回動する、請求項3記載の電子部品用ソケット。
  5. 前記ベースは、前記シャフトホルダが前記カバーの開く向きに回動することを規制するストッパ部を有し、
    前記シャフトホルダは、前記ベースから離れる方向に付勢され、
    前記カバーを閉じる際には、前記第1位置から閉じる位置までの間、前記カバーによって前記シャフトホルダが押し込まれ、
    前記カバーを開く際には、前記第2位置まで開いた際に前記シャフトまたは前記シャフトホルダが前記ストッパ部と接触し、前記第2位置よりも開く際には前記シャフトを残して前記カバーのみ開く、請求項3記載の電子部品用ソケット。
  6. 前記ベースは、前記電子部品における素子モジュールの部分を載置する第1凹部と、前記素子モジュールを搭載する基板の部分を載置する第2凹部と、を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子部品用ソケット。
  7. 前記コンタクト部は複数のコンタクトピンを有し、
    互いに隣り合う前記コンタクトピンのピッチは、0.5mm以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子部品用ソケット。
  8. 前記コンタクト部は、絶縁部材に導電性粒子が柱状に埋め込まれたコンタクトシートを有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子部品用ソケット。
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