JP5929822B2 - 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
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Description
上記の通り、適切なエジェクタ位置を決定できなければ成形品に塑性変形が生じることとなる。それを防ぐために、単純にエジェクタ位置を増やすことも考えられるが、そのようにすると金型構造の複雑化及びコストの増大に繋がることとなる。
20 CAE端末装置
30 演算装置
31 演算部
32 荷重分析部
33 判定部
34 範囲決定部
Claims (12)
- 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型の種々の情報を記憶し、該情報に基づいて演算可能な演算部を含むコンピュータにより、前記金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計方法であって、
前記コンピュータが前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定するステップと、
前記コンピュータが前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から予め設定されたエジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算するステップと、
前記コンピュータが前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定するステップとを備えていることを特徴とする射出成形金型設計方法。 - 前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、前記コンピュータが追加するエジェクタ位置の範囲を決定するステップをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型設計方法。
- 前記部分を、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形金型設計方法。
- 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計システムであって、
前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析部と、前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から前記エジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算部と、
前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定部とを備えていることを特徴とする射出成形金型設計システム。 - 前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する範囲決定部をさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の射出成形金型設計システム。
- 前記荷重分析部は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記部分を特定することを特徴とする請求項4又は5に記載の射出成形金型設計システム。
- 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計プログラムであって、
コンピュータに、
前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析機能と、
前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から前記エジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、
前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるための射出成形金型設計プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する範囲決定機能をさらに実現させるための請求項7に記載の射出成形金型設計プログラム。 - 前記荷重分析機能は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記部分を特定することを特徴とする請求項7又は8に記載の射出成形金型設計プログラム。
- 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
コンピュータに、
前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析機能と、
前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から前記エジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、
前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるための射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 前記コンピュータに、
前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する配置範囲決定機能をさらに実現させるための請求項10に記載の射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 前記荷重分析機能は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記部分を特定することを特徴とする請求項10又は11に記載の射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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JP2013092583A JP5929822B2 (ja) | 2013-04-25 | 2013-04-25 | 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
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