JP5929822B2 - 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5929822B2
JP5929822B2 JP2013092583A JP2013092583A JP5929822B2 JP 5929822 B2 JP5929822 B2 JP 5929822B2 JP 2013092583 A JP2013092583 A JP 2013092583A JP 2013092583 A JP2013092583 A JP 2013092583A JP 5929822 B2 JP5929822 B2 JP 5929822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
injection
molded product
mold design
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013092583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014213525A (ja
Inventor
広之 鈴木
広之 鈴木
道尚 岩本
道尚 岩本
智司 古川
智司 古川
克教 志水
克教 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2013092583A priority Critical patent/JP5929822B2/ja
Publication of JP2014213525A publication Critical patent/JP2014213525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5929822B2 publication Critical patent/JP5929822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Software Systems (AREA)

Description

本発明は、射出成形金型を設計するための金型設計方法等に関し、特に金型におけるエジェクタ位置を決定するための金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
従来から、射出成形に用いられる金型の作製において、金型の構造をよりシンプルにすることで、不具合の削減や、コストの削減等を達成できるように金型の改良が行われている。金型を作製するに当たり、設計された金型に対して、事前にその金型により得られる成形品の物理的挙動等の種々の評価を行うことが極めて重要となる。このために実際に作製された金型を用いるとコストがかかるため、CAE(computer aided engineering)を用いたシミュレーションを行うことが知られている。そのシミュレーションにより、各金型により成形される成形品の物理的挙動等が分析される。この分析結果に基づいて、所望の金型形状が設計及び作製されている。
特許文献1には、射出成形において、成形過程における樹脂の物理的挙動を予測するための樹脂成形シミュレーション方法が開示されている。具体的に、この方法では、コンピュータを用い、金型の温度と熱伝導率との相関関係に基づいて樹脂が受ける応力及び歪み等の物理的挙動を予測し、得られる成形品の反り変形及び収縮変形等を予測している。このようにして得られたデータに基づいて所望の金型を設計することができる。
また、特許文献2には、CAD(computer aided design)システムを用いて、金型成立性を満たしつつ、一定の基準に従ってパーティング面を作成することが可能な金型設計方法が開示されている。
ところで、射出成形により形成された成形品は、金型のキャビティ内で冷却及び固化されることにより収縮するため、金型に張り付いた状態となる。このため、金型にはエジェクタピン又はエジェクタブロック等の金型から成形品を突き出すための手段が設けられている。上記の通り、成形品は金型に張り付いた状態であるため、すなわち、成形品から金型への接触荷重が生じているため、成形品がエジェクタピン等に突き出される際に、金型と成形品との間に突き出し抵抗力が掛かることとなる。この突き出し抵抗力が大きいと、突き出しの際に成形品に大きい曲げモーメントが生じるため、成形品が塑性変形してしまう。このため、成形品に大きい曲げモーメントが生じないように適切にエジェクタ位置を配置することは、金型設計において極めて重要となる。
特開2000−289076号公報 特開2009−181333号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2には、コンピュータを用いたシミュレーションにより、金型を設計しているものの、成形品が塑性変形しないようなエジェクタ位置を決定することは行われていない。
上記の通り、適切なエジェクタ位置を決定できなければ成形品に塑性変形が生じることとなる。それを防ぐために、単純にエジェクタ位置を増やすことも考えられるが、そのようにすると金型構造の複雑化及びコストの増大に繋がることとなる。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、成形品の接触荷重の解析に基づき、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く且つ効率的にできるようにすることにある。
前記の目的を達成するために、本発明では、コンピュータを用いて、金型に対する成形品の接触荷重の総和と所定値以上の接触荷重の発生部分からエジェクタ位置までの距離との積から算出された離型抵抗値に基づいて、エジェクタ位置が適切かどうか判定するようにした。
具体的に、本発明に係る射出成形金型設計方法は、射出成形により成形品を形成するために用いられる金型の種々の情報を記憶し、該情報に基づいて演算可能な演算部を含むコンピュータにより、金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計方法であって、コンピュータが金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定するステップと、コンピュータが所定値以上の接触荷重が生じる部分における接触荷重の総和と、所定値以上の接触荷重が生じる部分から予め設定されたエジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算するステップと、コンピュータが所定値以上の接触荷重が生じる各部分の離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定するステップとを備えていることを特徴とする。
射出成形において、金型から成形品を離型する際に、冷却・固化により収縮した成形品が金型に張り付くため、所定のエジェクタ位置においてエジェクタピン等により成形品を突き出している。上述の通り、突き出しの際には、成形品の接触荷重に起因した抵抗力が生じ、これにより成形品に曲げモーメントが生じて成形品に塑性変形が発生する。曲げモーメントの大きさは、上記接触荷重の大きさ、及び接触荷重が生じている部分の位置からエジェクタ位置までの距離の大きさに起因する。そこで、本発明では、それらに基づいて、具体的に接触荷重が生じる部分における接触荷重の総和と、その部分から予め設定されたエジェクタ位置までの距離との積を離型抵抗値とし、この離型抵抗値に基づいて、予め設定されたエジェクタ位置で成形品が塑性変形を起こすことなく正常に離型できるかどうか判定できるようにした。すなわち、予め基準値として、成形品に塑性変形が生じるおそれがないと考えられる上限値を設定しておき、上記のように算出された離型抵抗値がその基準値以下となるか否かを判定する。このようにすることで、成形品の接触荷重の解析に基づき、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く且つ効率的に行うことができるため、金型作製費を削減することができる。しかも、金型における成形品の接触荷重は、金型の形状及び成形品の冷却温度変化量に強く依存するところ、所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定するから、当該部分を正確に導出することができる。
本発明に係る射出成形金型設計方法は、離型抵抗値が基準値よりも大きい場合に、コンピュータが追加するエジェクタ位置の範囲を決定するステップをさらに備えていることが好ましい。
このように離型抵抗値が基準値よりも大きい場合、成形品に塑性変形が生じるおそれがあるため、エジェクタ位置を追加する必要がある。そこで、本発明では、コンピュータが、接触荷重が生じる位置、その大きさ、及び既に配置されているエジェクタ位置に基づいて、離型抵抗値を基準値以下にできる範囲を決定する。このようにすると、成形品に塑性変形が生じず、正常に離型できるようにするために、金型に追加のエジェクタ位置を配置する際に、設計者が上記範囲に基づいて簡便に追加するエジェクタ位置を決定することができる。
本発明に係る射出成形金型設計方法では、前記所定値以上の接触荷重が生じる部分を、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき特定することが好ましい。
金型における成形品の接触荷重は、金型の形状及び成形品の冷却温度変化量に加えて、射出条件、保圧条件又は冷却条件にも依存するため、これらに基づいて接触荷重を求めることでその大きさ及びその発生位置をより正確に導出することができる。
また、本発明に係る射出成形金型設計システムは、射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計システムであって、金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析部と、部分における接触荷重の総和と、部分から前記エジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算部と、各部分の離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定部とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る射出成形金型設計システムによると、上記の方法を用いた場合と同様に、所定値以上の接触荷重が生じる部分を正確に導出することができ、そして、離型抵抗値に基づいて、予め設定されたエジェクタ位置で成形品が塑性変形を起こすことなく正常に離型できるかどうか判定できる。このようにすることで、成形品の接触荷重の解析に基づき、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く効率的に行うことができるため、金型作製費を削減することができる。
本発明に係る射出成形金型設計システムは、離型抵抗値が基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する範囲決定部をさらに備えていることが好ましい。
このようにすると、成形品に塑性変形が生じず、正常に離型できるようにするために、金型に追加のエジェクタ位置を配置する際に、設計者が簡便に追加するエジェクタ位置を決定することができる。
本発明に係る射出成形金型設計システムにおいて、荷重分析部は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記所定値以上の接触荷重が生じる部分を特定することが好ましい。
このようにすると、上記の通り、金型の形状及び成形品の冷却温度変化量に加えて、射出条件、保圧条件又は冷却条件にも依存するため、これらに基づいて接触荷重を求めることでその大きさ及びその発生位置をより正確に導出することができる。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムは、射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計プログラムであって、コンピュータに、金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析機能と、前記部分における接触荷重の総和と、部分からエジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、各部分の離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるためのプログラムである。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムによると、上記の方法を用いた場合と同様に、所定値以上の接触荷重が生じる部分を正確に導出することができ、そして、離型抵抗値に基づいて、予め設定されたエジェクタ位置で成形品が塑性変形を起こすことなく正常に離型できるかどうか判定できる。このようにすることで、成形品の接触荷重の解析に基づき、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く効率的に行うことができるため、金型作製費を削減することができる。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムは、コンピュータに、離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する範囲決定機能をさらに実現させることが好ましい。
このようにすると、成形品に塑性変形が生じず、正常に離型できるようにするために、金型に追加のエジェクタ位置を配置する際に、設計者が簡便に追加するエジェクタ位置を決定することができる。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムにおいて、荷重分析機能は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記所定値以上の接触荷重が生じる部分を特定することが好ましい。
このようにすると、上記の通り、金型の形状及び成形品の冷却温度変化量に加えて、射出条件、保圧条件又は冷却条件にも依存するため、これらに基づいて接触荷重を求めることでその大きさ及びその発生位置をより正確に導出することができる。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータに、金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析機能と、前記部分における接触荷重の総和と、前記部分からエジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、前記各部分の離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるための射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によると、上記の方法を用いた場合と同様に、所定値以上の接触荷重が生じる部分を正確に導出することができ、そして、離型抵抗値に基づいて、予め設定されたエジェクタ位置で成形品が塑性変形を起こすことなく正常に離型できるかどうか判定できる。このようにすることで、成形品の接触荷重の解析に基づき、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く効率的に行うことができるため、金型作製費を削減することができる。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータに、離型抵抗値が基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する配置範囲決定機能をさらに実現させることが好ましい。
このようにすると、成形品に塑性変形が生じず、正常に離型できるようにするために、金型に追加のエジェクタ位置を配置する際に、設計者が簡便に追加するエジェクタ位置を決定することができる。
本発明に係る射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、荷重分析機能は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記所定値以上の接触荷重が生じる部分を特定することが好ましい。
このようにすると、上記の通り、金型の形状及び成形品の冷却温度変化量に加えて、射出条件、保圧条件又は冷却条件にも依存するため、これらに基づいて接触荷重を求めることでその大きさ及びその発生位置をより正確に導出することができる。
本発明に係る射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によると、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く効率的に行うことができる。
本発明の実施形態に係るCAEシステムを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る金型設計方法を示すフローチャート図である。 CAE端末装置による金型における成形品の接触荷重発生部分の表示例を示す図である。 CAE端末装置による金型における追加エジェクタ位置の範囲の表示例を示す図である。 (a)及び(b)はエジェクタ位置における成形品を突き出す様子を示す図であり、(a)は片側突き出しを示し、(b)は両側突き出しを示している。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでない。
まず、本発明に係る金型設計システムの実施形態であるCAEシステムについて図1を参照しながら説明する。図1はCAEシステムの構成の概略を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るCAEシステムは、記憶装置10、CAE端末装置20及び演算装置30を備えている。また、記憶装置10とCAE端末装置20と演算装置30とは、ネットワーク40を介して互いに接続されている。このため、記憶装置10、CAE端末装置20及び演算装置30は、互いにデータの送受信が可能なように構成されている。ネットワーク40は、例えばインターネット及びイントラネット等である。
記憶装置10は、種々の金型形状及び成形品形状、それらの金型における予め設定されたエジェクタ位置、並びに射出成形における成形品の射出条件、保圧条件又は冷却条件等の金型に関する種々のデータを記憶し、CAE端末装置20及び演算装置30にそれらのデータを出力できる。記憶装置10としては、そのような機能を有するものであれば特に限定されず、例えばハードディスクドライブ(HDD)及びDVD−ROM等を用いることができる。
CAE端末装置20は、演算装置30に数値や指示等を入力し、また、演算装置30による演算結果等に基づく種々のデータを表示できる。CAE端末装置20としては、そのような機能を有するものであれば特に限定されず、例えば市販されているパーソナルコンピュータ等を用いることができる。
演算装置30は、記憶装置10に記憶されているデータ及びCAE端末装置20から入力された数値及び指示に基づき、格納されている演算プログラムに従った演算を行う演算部31を備えている。また、演算装置30は、後に金型設計方法の説明の際に詳細に説明するが、金型形状等の条件に基づいて金型における成形品の接触荷重が生じる部分とその大きさとを導出する荷重分析部32、予め設定された基準値と演算部31で算出された離型抵抗値とを比較する判定部33、及び前記基準値と前記算出された離型抵抗値に基づいて追加エジェクタ位置の範囲を導出する範囲決定部34を含む。演算装置30としては、上記機能を有するものであれば特に限定されず、例えば所定の演算プログラムが格納されたパーソナルコンピュータ又はワークステーション等を用いることができる。
次に、上記構成を有する本実施形態の金型設計システムを用いて、金型を設計する方法について図2を参照しながら説明する。図2は本実施形態に係る金型設計方法を示すフローチャート図である。
図2に示すように、まず、解析モデルを作成する(ステップS1)。具体的に、金型の形状、金型により成形される製品の形状等をFEMモデルで定義する。解析モデルの作成は、CAE端末装置20を用いて作成してもよいし、この情報について予め記憶装置10に記憶されたものを用いてもよく、その場合、記憶装置10からCAE端末装置20に出力するようにしてもよい。本実施形態では、自動車用バンパーを成形するための金型の形状、及びその金型により成形される製品の形状に係る情報に基づくFEMモデルの作成を行う。
次に、解析条件を設定する(ステップS2)。具体的に、成形品の樹脂材料、冷却時間等の条件をCAE端末装置20により入力する。なお、予め記憶装置10に記憶された条件をCAE端末装置20に出力するようにしてもよい。本実施形態では、解析条件として、例えばヤング率、ポアソン比、応力と塑性歪みの関係式、熱膨張係数及び質量密度を定義した製品の材料特性や、製品と金型間の接触定義に係る拘束条件や、自重及び冷却温度変化量を定義する荷重条件等の情報が用いられる。ここで、冷却温度変化量とは、材料の転移温度から突き出し時温度の温度変化量をいう。これらの他に、さらに、射出成形における樹脂温度、射出圧力、射出速度及び射出時間等の射出条件、保圧力及び保圧時間等の保圧条件、並びに冷却時間等の冷却条件等の情報を追加することもできる。
次に、これらの条件、並びに金型及び製品の形状に基づいて、金型への成形品の接触荷重が生じる位置及び大きさを算出する(ステップS3)。具体的に、CAE端末装置20から上記条件に関するデータが入力され、それらのデータに基づいて、演算装置30における演算部31が該演算装置30に格納された所定の演算プログラムに従って演算する。これにより、金型への成形品の接触荷重が生じる部分の位置及びその接触荷重の大きさに関する数値が算出される。この結果に基づいて、荷重分析部32が、金型において、予め設定された大きさ以上の接触荷重が生じる部分の位置及びその大きさを特定し、それらの情報をCAE端末装置20に出力する。それにより、図3に示すように、CAE端末装置20によって所定の大きさ以上の接触荷重が生じる部分について表示される(図3の破線部)。ここで、用いられている接触荷重とは、成形品から金型に対して作用する荷重であり、金型表面に垂直な方向の荷重である。その大きさは、上記の材料特性、拘束条件、及び荷重条件に依存する。当然にその荷重が大きいほど、成形品の突き出しの際に、その部分に大きい抵抗力が掛かる。
次に、エジェクタピン等の突き出し手段により成形品を突き出す位置(エジェクタ位置)に関する情報がCAE端末装置20に入力される。なお、予め記憶装置10に記憶されたエジェクタ位置をCAE端末装置20に出力するようにしてもよい。エジェクタ位置としては、アンダーカット部及びボス部等の接触荷重が必ず大きくなる部分がまず選択され、できる限り少ないことが好ましい。それらのエジェクタ位置の情報に基づいて、突き出し工程時に成形品に掛かる離型抵抗値を演算部31が算出する(ステップS4)。具体的に、ステップS3で算出された金型への成形品の接触荷重の大きさと、その接触荷重が生じる部分の位置からエジェクタ位置までの距離とに基づいて、離型抵抗値が算出される。離型抵抗値は、金型への成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分における接触荷重の総和と、その所定値以上の接触荷重が生じる部分の位置からエジェクタ位置までの距離との積により算出される。接触荷重の総和とは、その所定値以上の接触荷重が生じる部分の面積と接触荷重の大きさとの積で定義できる。離型抵抗値が大きいと、突き出し時に成形品に掛かる曲げモーメントが大きくなり、塑性変形が発生してしまう。この塑性変形を防ぐためには、離型抵抗値を低減する必要があり、そのためには、金型形状や樹脂材料等を変更して上記接触荷重を低減する,又は大きい接触荷重が生じる部分の近くにエジェクタ位置を設ける必要がある。
次に、演算装置30の演算部31により算出された離型抵抗値と予め設定された基準値とが判定部33により比較される(ステップS5)。ここで、前記基準値とは、予め実験等により導出された成形品に塑性変形が生じないと考えられる上限値をいい、記憶装置10に予め記憶されている。本ステップにおいて、基準値が記憶装置10から演算装置30の判定部33に出力され、判定部がステップS4において算出された離型抵抗値と基準値とを比較する。判定部33は、離型抵抗値が基準値以下の場合、エジェクタ位置がOKであると判定し、逆に、離型抵抗値が基準値よりも大きい場合、エジェクタ位置がNGである判定する。OKの判定がなされた場合、そのエジェクタ位置において、成形品を突き出すことにより、成形品が塑性変形をすることなく離型され得ると判断される。一方、NGの判定がなされた場合、そのエジェクタ位置において、成形品を突き出すと、成形品に塑性変形が生じるおそれがあるため、新たにエジェクタ位置を追加する必要がある。
そこで、この場合、演算装置30の範囲決定部34は、接触荷重が生じる位置、その大きさ、及び既に配置されているエジェクタ位置に基づいて、離型抵抗値を基準値以下にできる、追加のエジェクタ位置を設ける範囲を算出し、そのデータをCAE端末装置20に出力する。これにより、図4に示すように、CAE端末装置20が追加のエジェクタ位置を設ける範囲を表示する(ステップS6)。
ここで、図4では、追加のエジェクタ位置を設ける範囲として、実線の円と破線の円とで示しているが、実線の円は片側突き出しによるエジェクタ位置の範囲を示し、破線の円は、両側突き出しによるエジェクタ位置の範囲を示している。片側突き出しとは、図5(a)に示すように、接触荷重が生じる部分40に対して、1箇所のエジェクタ位置において突き出しピン41等の突き出し手段を用いて、成形品42を金型43から突き出すことをいい、一方、両側突き出しとは、図5(b)に示すように、接触荷重が生じる部分50に対して、その両側に位置する2箇所のエジェクタ位置において突き出しピン51等の突き出し手段を用いて、成形品52を金型53から突き出すことをいう。なお、図5(a)及び(b)における矢印は、接触荷重を示している。両側突き出しは、接触荷重が生じている部分50の両側にエジェクタ位置が配置されているため、片側突き出しの場合と比較して、突き出し時に成形品52に掛かる曲げモーメントを小さくできる。このため、片側突き出しの場合と両側突き出しの場合とで、接触荷重が生じている部分の位置からエジェクタ位置までの距離が同一であるならば、両側突き出しの方が曲げモーメントが小さいので塑性変形が生じ難い。
具体的に、材料力学で一般的に用いられる片持ち梁・両持ち梁の固定端に係るモーメントの式に基づいて、片持ち梁(片側突き出し)の場合、荷重をW、固定端から荷重点までの距離をLとすると、固定端に係るモーメントMは、M=WLで表される。一方、両持ち梁(両側突き出し)の場合、M=WL/4で表すことができる。これらから、両側突き出しにより生じる曲げモーメントは、片側突き出しの場合と比較して、4分の1の大きさとなる。このため、両側突き出しの場合の追加エジェクタ位置を設ける範囲を示す円の半径は、片側突き出しの場合の追加エジェクタ位置を設ける範囲を示す円の半径の4倍の大きさとなる。
金型設計者は、図4に示す追加エジェクタ位置を設けることができる範囲に基づいて、追加エジェクタ位置を決定できる。但し、表示されたエジェクタ位置の範囲に追加エジェクタ位置を配置できない場合もあるため、この場合は、上記の諸条件の変更、又は金型形状等を変更する必要がある。例えば金型形状を変更する場合、その金型形状に関するデータをCAE端末装置20により入力し、上記と同様のステップを順次行い、エジェクタ位置がOKであるかNGであるかを再判定する。
また、上記条件の他に突き出し速度を条件に加えることもできる。具体的に、突き出し速度は、離型抵抗値と比例関係を示すため、突き出し速度を遅く設定することにより、追加エジェクタ位置を配置できる範囲を拡大することができる。突き出し速度を変更することにより、金型形状を変更することなく、離型抵抗値を基準値以下にできるエジェクタ位置を配置できる。
金型設計者は、上記のようにして、エジェクタ位置を決定した後に、突き出し変形解析を行ってもよい。突き出し変形解析は、演算装置により、ステップS1及びステップS2においてCAE端末装置20に入力された又は記憶装置10に記憶されている金型形状、製品形状、材料特性、拘束条件及び荷重条件等に基づいた非線形構造解析により、金型からの製品の浮き上がり量及び製品の塑性変形について分析する。このステップにより、決定したエジェクタ位置により製品に塑性変形が生じないか確認することができる。
以上で説明したような金型設計システムや金型設計方法を用いることで、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く効率的に行うことができ、金型作製のコストを低減することができる。
以下に、本発明の実施形態に係る金型設計プログラムについて説明する。本実施形態に係る金型設計プログラムは、図1に示すCAEシステムの演算装置30に格納されたものである。その金型設計プログラムは、上記CAEシステムの演算装置30の説明及び上記金型設計方法の説明で記載した通り、CAEシステムに、金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を特定し、それらの部分における接触荷重の総和と、それらの部分からエジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、それらの部分の離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるためのものである。
この金型設計プログラムを上記方法に用いることで、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く効率的に行うことができ、金型作製のコストを低減することが可能となる。
以下に、本発明の実施形態に係る金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体について説明する。本実施形態に係る金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記CAEシステムの演算装置30に格納された金型設計プログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶したものである。このようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としては、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスクドライブ又はメモリーカード等を用いることができる。その記憶媒体は、上記CAEシステムの演算装置30の説明及び上記金型設計方法の説明で記載した通り、CAEシステムに、金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を特定し、それらの部分における接触荷重の総和と、それらの部分からエジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、それらの部分の離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるためのものである。
このコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を上記方法に用いることで、必要最小限のエジェクタ位置の決定を精度良く効率的に行うことができ、金型作製のコストを低減することが可能となる。
10 記憶装置
20 CAE端末装置
30 演算装置
31 演算部
32 荷重分析部
33 判定部
34 範囲決定部

Claims (12)

  1. 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型の種々の情報を記憶し、該情報に基づいて演算可能な演算部を含むコンピュータにより、前記金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計方法であって、
    前記コンピュータが前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定するステップと、
    前記コンピュータが前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から予め設定されたエジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算するステップと、
    前記コンピュータが前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定するステップとを備えていることを特徴とする射出成形金型設計方法。
  2. 前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、前記コンピュータが追加するエジェクタ位置の範囲を決定するステップをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形金型設計方法。
  3. 前記部分を、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形金型設計方法。
  4. 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計システムであって、
    前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析部と、前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から前記エジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算部と、
    前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定部とを備えていることを特徴とする射出成形金型設計システム。
  5. 前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する範囲決定部をさらに備えていることを特徴とする請求項4に記載の射出成形金型設計システム。
  6. 前記荷重分析部は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記部分を特定することを特徴とする請求項4又は5に記載の射出成形金型設計システム。
  7. 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析機能と、
    前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から前記エジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、
    前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるための射出成形金型設計プログラム。
  8. 前記コンピュータに、
    前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する範囲決定機能をさらに実現させるための請求項7に記載の射出成形金型設計プログラム。
  9. 前記荷重分析機能は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記部分を特定することを特徴とする請求項7又は8に記載の射出成形金型設計プログラム。
  10. 射出成形により成形品を形成するために用いられる金型のエジェクタ位置を決定するための射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    コンピュータに、
    前記金型における射出成形後の成形品の所定値以上の接触荷重が生じる部分を前記金型の形状及び前記成形品の冷却温度変化量に基づき特定する荷重分析機能と、
    前記部分における接触荷重の総和と、前記部分から前記エジェクタ位置までの距離との積に基づき離型抵抗値を演算する演算機能と、
    前記各部分の前記離型抵抗値が予め設定された基準値以下であるかを判定する判定機能とを実現させるための射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  11. 前記コンピュータに、
    前記離型抵抗値が前記基準値よりも大きい場合に、追加するエジェクタ位置の範囲を決定する配置範囲決定機能をさらに実現させるための請求項10に記載の射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  12. 前記荷重分析機能は、さらに成形時の射出条件、保圧条件又は冷却条件に基づき前記部分を特定することを特徴とする請求項10又は11に記載の射出成形金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2013092583A 2013-04-25 2013-04-25 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Active JP5929822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013092583A JP5929822B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013092583A JP5929822B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014213525A JP2014213525A (ja) 2014-11-17
JP5929822B2 true JP5929822B2 (ja) 2016-06-08

Family

ID=51939760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013092583A Active JP5929822B2 (ja) 2013-04-25 2013-04-25 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5929822B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6346116B2 (ja) * 2015-03-25 2018-06-20 ジヤトコ株式会社 鋳造品の割れ推定方法、鋳造品の割れ推定装置、鋳造品の割れ推定プログラム、および鋳造品の割れ推定プログラムを記憶した記憶媒体
JP7125906B2 (ja) * 2019-03-13 2022-08-25 本田技研工業株式会社 抱付力評価方法及び収縮量評価方法
WO2023236190A1 (en) * 2022-06-10 2023-12-14 Siemens Industry Software Inc. Intelligent eject direction determinations for injection mold designs

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079522A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Sekisui Chem Co Ltd 金型設計方法
JPH0785128A (ja) * 1993-09-10 1995-03-31 Toray Ind Inc 射出成形樹脂成形品の設計方法
JP2001071063A (ja) * 1999-09-08 2001-03-21 Canon Inc 金型設計装置、金型設計方法、及び記憶媒体
JP2001071064A (ja) * 1999-09-08 2001-03-21 Canon Inc 金型設計装置、金型設計方法、及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014213525A (ja) 2014-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012520193A (ja) 充填成形後の突き出しのシミュレーション
WO2006064885A1 (ja) 射出成形シミュレーション装置及び射出成形シミュレーション方法
JP5929822B2 (ja) 射出成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5800655B2 (ja) 樹脂成形体変形改善方法及び樹脂成形体軽量化方法
JP4855866B2 (ja) 射出成形解析方法、そり変形解析方法およびその装置
JP2010052019A (ja) 砂型鋳物のシミュレーション方法
JP4378011B2 (ja) 金型設計装置と金型形状の設計方法
JPH0622840B2 (ja) 成形プロセスシミユレ−シヨンシステム
JP4574880B2 (ja) 射出成形品の構造強度シミュレーション方法及び装置
JP6509293B2 (ja) 樹脂成形体の破壊箇所の予測方法、及び樹脂成形体の製造方法
JP2019064177A (ja) 樹脂成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体
JP2009298035A (ja) 金型設計方法
JP5899004B2 (ja) 成形品そり変形予測装置、成形品そり変形予測方法及び成形品そり変形予測プログラム
JP6639899B2 (ja) 成形品の設計支援方法、成形品の設計支援装置、コンピュータ・ソフトウェア、記憶媒体
JP4829672B2 (ja) 成形条件の設定方法、プログラムおよび射出成形機
JP4509065B2 (ja) シミュレーション方法およびシミュレーション装置
JP2002052560A (ja) 射出成形品製造パラメータ決定支援システム
JP2007076319A5 (ja)
JP5889077B2 (ja) 成形品収縮変形予測装置、成形品収縮変形予測方法及び成形品収縮変形予測プログラム
JP3897628B2 (ja) 樹脂成形過程における成形品の変形予測方法、予測システムおよび成形品の製造方法
JP2003320577A (ja) ブロー成形材料挙動の数値解析方法および装置
JP2001246655A (ja) 射出成形時の挙動予測方法及び装置、金型設計方法
WO2023195419A1 (ja) 成形不良予測方法、成形不良低減方法、成形不良予測プログラム及び成形不良低減プログラム
Revfi et al. On the bead design in LFT structures: the influence of manufacturing-induced residual stresses
JP4023414B2 (ja) 金型設計方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5929822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150