JP5929730B2 - 間仕切パネル - Google Patents

間仕切パネル Download PDF

Info

Publication number
JP5929730B2
JP5929730B2 JP2012263042A JP2012263042A JP5929730B2 JP 5929730 B2 JP5929730 B2 JP 5929730B2 JP 2012263042 A JP2012263042 A JP 2012263042A JP 2012263042 A JP2012263042 A JP 2012263042A JP 5929730 B2 JP5929730 B2 JP 5929730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
panel
plates
notch
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012263042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014109108A (ja
Inventor
健一 今
健一 今
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2012263042A priority Critical patent/JP5929730B2/ja
Publication of JP2014109108A publication Critical patent/JP2014109108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5929730B2 publication Critical patent/JP5929730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

本発明は、間仕切パネルに係わり、更に詳しくは芯材を表裏パネル板で挟んだ構造の間仕切パネルに関するものである。
従来から、ペーパーハニカムや不燃処理を施したペーパーハニカムを芯材として、表裏にスチール製のパネル板を接合した構造の間仕切パネルは公知である。そして、このような間仕切パネルは、表裏のパネル板の周囲に内側へ折曲した縁板を形成し、両側部において表裏パネル板の縁板の一部を内外に重ね合わせ、この重合部をネジ止めする構造も公知であり、表裏パネル板の縁板によって周囲に凹溝部が形成される構造となっている。ここで、前記凹溝部は、左右に間仕切パネルを連結するための支柱や縦枠を取付け、巾木や笠木を取付ける金具を装着するために利用される。
特許文献1には、ドアパネルに関するものであるが、スチール製の表裏パネル板の間にペーパーハニカム芯材を挟み込んで接着し、表裏パネル板の側部縁板を内外に重ね合わせ、側端面にエッジ部材を沿わせて縁板の重合部にネジ止めする構造が記載されている。しかし、このような構造の間仕切パネルでは、製造時におけるパネル板の反りや、側部縁板の曲げ角度の微妙な誤差によって、設計どおりに表裏のパネル板の側部縁板が内外に重なるように嵌め合せることは難しい。
そこで、特許文献2には、表裏のパネル板の端部同士が互いに接触することがなく、ハニカム芯材と表裏のパネル板とを接着するとともに、両側において表裏のパネル板の端部同士を補強金具で連結した軽量且つ簡易な構造の間仕切パネルが開示されている。具体的には、前記パネル板は、表面板の周囲を裏側へ折曲して縁板を形成し、左右の少なくとも一側に前記縁板の内縁から側方内側へ凹陥部を折曲形成するとともに、表裏パネル板の前記凹陥部内に係合孔を形成し、前記補強金具は表裏パネル板の凹陥部で形成される嵌合凹部内の底面部に接合可能な連結板と、該連結板の両端部に形成した爪片を備え、両爪片を両パネル板の対応する前記係合孔にそれぞれ係合してなるのである。
しかし、表裏パネル板の間にハニカム芯材を接着してパネル基材を製造する際、表裏のパネル板の位置ずれを抑えるために、接着剤が硬化するまで外から押えて位置を矯正する設備が必要であった。
特開2005−213721号公報 特開2012−132297号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、ハニカム芯材を表裏のパネル板で挟んで一体化した軽量且つ簡易な構造であり、パネル板とハニカム芯材の位置決めが正確に行え、接着作業が容易であり、更に強度を維持しつつコスト低減化を図ることが可能な間仕切パネルを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、ハニカム芯材をスチール製の表裏のパネル板で挟んで一体化した間仕切パネルであって、表裏パネル板は、四角形の表面板の周囲を裏側へ折曲して縁板部を形成するとともに、対向する一対の縁板部に前記表面板と直交する側板を形成し、表裏パネル板の側板同士が内外に重ね合わさるように設定し、表裏パネル板の一方の側板に第1切欠部を形成するとともに、対応する他方の側板に第2切欠部を形成し、保持具の嵌合部に前記第1切欠部に係合する第1係合部を形成するとともに、反対側に前記第2切欠部に係合する第2係合部を形成し、前記保持具の嵌合部を表裏パネル板の第1切欠部と第2切欠部に係合して両側板を内外に位置決めした状態で重ね合わせることを特徴とする間仕切パネルを構成した(請求項1)。
ここで、前記保持具は、前記パネル板の側板の内側に位置するブロック状の本体部と、該本体部の外側面の上下中間部に一体形成した係止部とからなり、前記係止部は首部と前記側板の外側に当止する頭部とを備え、前記首部に前記嵌合部を形成してなることが好ましい(請求項2)。
また、前記第1切欠部は凸形状、前記第2切欠部は四角形状の切り欠きであり、前記第1係合部は凸形状、前記第2係合部は前記第2切欠部に受け入れられる形状を前記嵌合部に部分的に形成してなることがより好ましい(請求項3)。
更に、前記保持具は、一方のパネル板の側板に形成した前記第1切欠部に前記第1係合部が係合した状態で、前記本体部が前記表面板の裏面に当接するとともに、前記本体部の内側面で前記ハニカム芯材を当止して位置決めし、他方のパネル板の側板に形成した前記第2切欠部を前記第2係合部に係合する際に、一方のパネル板の側板の外側に、他方のパネル板の側板が位置するように強制する案内部を設けてなることがより好ましい(請求項4)。
そして、前記保持具を用いて表裏パネル板を接合した状態で、コーナー部に取付けるコーナー金具に設けた一対の爪片を表裏パネル板の両側板に形成した各スリット孔に係合してなることも好ましい(請求項5)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の間仕切パネルは、ハニカム芯材をスチール製の表裏のパネル板で挟んで一体化した間仕切パネルであって、表裏パネル板は、四角形の表面板の周囲を裏側へ折曲して縁板部を形成するとともに、対向する一対の縁板部に前記表面板と直交する側板を形成し、表裏パネル板の側板同士が内外に重ね合わさるように設定し、表裏パネル板の一方の側板に第1切欠部を形成するとともに、対応する他方の側板に第2切欠部を形成し、保持具の嵌合部に前記第1切欠部に係合する第1係合部を形成するとともに、反対側に前記第2切欠部に係合する第2係合部を形成し、前記保持具の嵌合部を表裏パネル板の第1切欠部と第2切欠部に係合して両側板を内外に位置決めした状態で重ね合わせるので、表裏パネル板の側板同士を内外に重ね合せた状態に確実に接合することができ、また表裏パネル板の側板に形成した切欠部に保持具の向きを間違いなく係合することができ、ハニカム芯材との接着時に位置決め設備が不要になり、作業者が各部材の位置ずれを気にしなくても良くなり、作業効率が大幅に向上する。また、構造が単純であり、製造が容易であるので、コスト低減化と軽量化を図ることができる。更に、表裏のパネル板がハニカム芯材に接着した状態で、表裏のパネル板の側板同士を保持具で機械的に保持したので、間仕切パネルとしての必要な強度も備えている。
請求項2によれば、前記保持具は、前記パネル板の側板の内側に位置するブロック状の本体部と、該本体部の外側面の上下中間部に一体形成した係止部とからなり、前記係止部は首部と前記側板の外側に当止する頭部とを備え、前記首部に前記嵌合部を形成してなるので、パネル板の側板の内側に位置した保持具の本体部をハニカム芯材の位置決めに利用することができ、ハニカム芯材がパネルの板の表面板の裏面に接着する前に、位置ずれを起こすことがない。
請求項3によれば、前記第1切欠部は凸形状、前記第2切欠部は四角形状の切り欠きであり、前記第1係合部は凸形状、前記第2係合部は前記第2切欠部に受け入れられる形状を前記嵌合部に部分的に形成してなるので、簡単な構造で切欠部と係合部との係合間違いを防止でき、また視覚的にも第1切欠部と第2切欠部を確実に見分けることができ、作業間違いも生じない。
請求項4によれば、前記保持具は、一方のパネル板の側板に形成した前記第1切欠部に前記第1係合部が係合した状態で、前記本体部が前記表面板の裏面に当接するとともに、前記本体部の内側面で前記ハニカム芯材を当止して位置決めし、他方のパネル板の側板に形成した前記第2切欠部を前記第2係合部に係合する際に、一方のパネル板の側板の外側に、他方のパネル板の側板が位置するように強制する案内部を設けてなるので、第1切欠部を設けたパネル板を側板が上を向くように水平に置き、保持具の第1係合部を第1切欠部に係合させると、本体部が表面板の裏面に当接した状態で保持具が安定に立起姿勢を保ち、各保持具の本体部の内側面にハニカム芯材を当止して位置決めした後、第2切欠部を設けたパネル板の各第2切欠部を各保持具の第2係合部に同時に係合させる作業が容易になり、前記第2切欠部に第2係合部に係合する際に側板が案内部によって下方のパネル板の側板の外側に強制的に重ね合わさるように案内するので、表裏パネル板の側板を確実に接合することができる。
請求項5によれば、前記保持具を用いて表裏パネル板を接合した状態で、コーナー部に取付けるコーナー金具に設けた一対の爪片を表裏パネル板の両側板に形成した各スリット孔に係合してなるので、接着剤が未硬化の時にも表裏パネル板が離れることがなく、各部材がずれることなく正確な位置に保持される。
本発明に係る間仕切パネルの全体斜視図である。 コーナー部にコーナー金具を取付ける状態の分解斜視図である。 本発明に係る間仕切パネルの分解斜視図である。 同じく間仕切パネルの分解側面図である。 保持具の全体斜視図である。 保持具を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は嵌合部で破断した断面図である。 間仕切パネルの下部の構造を示す分解斜視図である。 間仕切パネルの上部の構造を示す分解斜視図である。 間仕切パネルの要部の断面図である。 間仕切パネルの部分正面図である。 間仕切パネルのコーナー金具を用いて側部の凹溝部に支柱を取付けるとともに、上部の凹溝部に笠木支持部材を取付け、更に巾木隔壁板を取付けた状態の部分正面図である。 同じく支柱を省略した側面図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明の完成状態の間仕切パネルを示し、図2はコーナー金具を取付ける前の状態を示し、図3は分解斜視図を示し、図4〜図12は詳細を示し、図中符号Aは間仕切パネル、1,2はパネル板、3はハニカム芯材、4は保持具、5は下コーナー金具、6は上コーナー金具をそれぞれ示している。
本発明の第1実施形態に係る間仕切パネルAは、図1〜図3に示すように、スチール製の表裏パネル板1,2の間にハニカム芯材3を挟んで接着一体化して構成する。前記芯材3としては、不燃ハニカム芯材を用いることが好ましく、特に軽量化とコスト削減のためペーパーハニカム芯材を用いる。前記パネル板1,2は、四角形の表面板7の周囲を裏側へ断面略L字形に折曲して縁板部8を形成した基本構造を有している。表側パネル板1の両側部の縁板部8,8には、内縁から前記表面板7に直角に裏側に向けて側板9,9を形成している。同様に、裏側パネル板2の両側部の縁板部8,8には、内縁から前記表面板7に直角に裏側に向けて側板10,10を形成している。そして、表裏パネル板1,2の間にハニカム芯材3を挟んで接着一体化した状態では、前記縁板部8及び側板9,10とで周囲に凹溝部11が形成され、この凹溝部11を利用して下部コーナー部には下コーナー金具5を取付け、上部コーナー部には上コーナー金具6を取付ける。
本実施形態では、前記パネル板1には、両側の縁板部8,8に前記表面板7と直交する側板9,9を形成し、前記パネル板2にも、両側の縁板部8,8に前記表面板7と直交する側板10,10を形成したが、上下の側縁部8,8に一対の側板を設けても良く、場合によっては全周に側板を設けても良いが、構造を可能な限り簡単にし且つ強度を保つためには、縦長の間仕切パネルAでは本実施形態のように両側部に側板を設ける方が好ましい。
前記表裏パネル板1,2は、側板9,10同士が内外に重ね合わさるように設定し、それ以外の部位では接触しないようになっている。そして、図4に示すように、前記パネル板1の側板9に凸形状の第1切欠部12を上下部に形成するとともに、前記パネル板2の対応する位置の側板10に四角形状の第2切欠部13を形成している。
そして、前記保持具4は、合成樹脂製の成形品であり、図5及び図6に示すように、前記パネル板1の側板9の内側に位置するブロック状の本体部14と、該本体部14の外側面の上下中間部に一体形成した係止部15とからなり、前記係止部15は首部15Aと前記側板9,10の外側に当止する頭部15Bとを備えている。前記保持具4の前記首部15Aに前記第1切欠部12と第2切欠部13に係合する嵌合部16を形成している。前記保持具4の嵌合部16に前記第1切欠部12に係合する凸形状の第1係合部17を形成するとともに、反対側に前記第2切欠部13に係合する第2係合部18を形成している。更に、図9に示すように、前記保持具4の嵌合部16を表裏パネル板1,2の第1切欠部12と第2切欠部13に係合すれば、両側板9,10を内外に位置決めした状態で重ね合わせることができるように、係合位置が設定されている。
更に詳しくは、図4及び図6に示すように、前記第1切欠部12には、中央部を深く切り欠いて凹部12Aを形成し、前記第1係合部17には、前記凹部12Aに嵌合する凸部17Aを突設している。一方、前記第2切欠部13の横幅は、第1切欠部12の横幅よりも大きく設定し、それ伴い第2係合部18の横幅も第1係合部17の横幅より大きくするとともに、第2係合部18は第1切欠部12に係合できない大きさに設定している。それにより、誤って第1切欠部12に第2係合部18を嵌合することはない。本実施形態では、前記第1切欠部12の凹部12Aの底部までの深さと第2切欠部13の深さを一致させているので、前記第1係合部17は第2切欠部13に挿入することは可能であるが、前記凸部17Aが、四角形の第2切欠部13の底部に当たり、また遊びが大きくぐらつく状態になるので、保持具4の向きが間違っていることに気づくのである。尚、前記第2切欠部13を浅くする又は第1切欠部12を深くすることで、前記保持具4の係合方向の間違いを防ぐことも可能であるが、抜き加工コストが上昇する。更に、保持具4の頭部15Bには最初に係合する方向を示した矢印19が表示されているので、第1係合部17の向きを誤ることはない。また、前記第1切欠部12と第2切欠部13の形状を変えることにより、視覚的に区別することができ、前記保持具4の向きを間違うことの防止にもなる。
また、前記第1係合部17は、前記凸部17Aを含めて両側部を面取りして前記第1切欠部12に係合する際の誘いとし、同様に第2係合部18は、両側部を面取りして前記第2切欠部13に受け入れる際の誘いとしている。
更に、前記保持具4は、図9に示すように、一方の前記パネル板1の側板9に形成した前記第1切欠部12に前記第1係合部17が係合した状態で、前記本体部14が前記表面板7の裏面に当接するとともに、前記本体部14の内側面で前記ハニカム芯材3を当止して位置決めし、他方の前記パネル板2の側板10に形成した前記第2切欠部13を前記第2係合部18に係合する際に、前記パネル板1の側板9の外側に、前記パネル板2の側板10が位置するように強制する案内部20,21を設けている。前記保持具4の本体部14の外側面において、図9に示すように、前記パネル板1の側板9の内側面に当接する第1当接部22に対して、前記パネル板2の側板10の内側面に当接する第2当接部23のレベルを側板9の板厚分だけ外側に設定している。そして、前記第1係合部17の近傍で、前記係止部15の頭部15Bに、前記第1当接部22に内側面を当接した側板9の外側面の縁部に当接して保持する第1係止部24を形成している。また、前記本体部14と前記係止部15の頭部15Bの間に挿入された前記パネル板2の側板10の内側面は、第2係合部18の近傍で本体部14の外側に設けた傾斜面からなる案内部20で案内されて該第2係合部18に前記第2切欠部13が係合するが、前記側板10の先端の外側面は、前記頭部15Bに形成された傾斜面からなる案内部21で案内されて第2係止部25に係止する。この状態で、前記側板9の外側に側板10の先端部が重なり、前記パネル板1の両側板9,9に前記パネル板2の両側板10,10が外嵌することになる。
作業手順は以下のとおりである。先ず、前記パネル板1を側板9が上を向くように水平に置き、各第1切欠部12に前記保持具4の第1係合部17を係合させて、本体部14を側板9の内側に立起状態に装着する。この際、本体部14の下端はパネル板1の表面板7の裏面に当接し、立起姿勢が維持される。それから、図9及び図10に示すように、表裏両面に接着剤を塗布したハニカム芯材3を、各保持具4の本体部14の内側面に当接した状態でパネル板1の表面板7の裏面に載置する。それから、前記パネル板2を側板10が下を向くように配置して、前記パネル板1に重ねて、各第2切欠部13をそれぞれ対応する前記保持具4の第2係合部18に係合する。この際、前記パネル板1の側板9とパネル板2の側板10の内外位置関係は正確に決まり、規定の状態に接合し、前記ハニカム芯材3にパネル板2の表面板7の裏面を接合する。この状態でも、前記パネル板1,2及びハニカム芯材3は正確に位置決めされているが、本発明では更に各コーナー部にコーナー金具を取付けてより強固にする。
前記下コーナー金具5と上コーナー金具6を取付けるための構造は共通であり、前記側板9と側板10に同一形状の切り欠きを設けて対応している。例えば、図4に示すように、前記パネル板1の側板9には、前記第1切欠部12よりもコーナー部寄りに、L字形切欠部26を形成するとともに、該L字形切欠部26と第1切欠部12の間にU字形切欠部27を形成し、更にコーナー端部で縁板部8に近い位置に縦長のスリット孔28を形成している。前記パネル板2の側板10にも同様に、L字形切欠部26、U字形切欠部27及びスリット孔28を形成している。表裏の前記パネル板1,2を接合した際には、図2に示すように、両側板9,10に形成したL字形切欠部26,26によりT字形孔29が形成され、U字形切欠部27,27により円孔30が形成される。
前記下コーナー金具5は、図7、図11及び図12に示すように、垂直部31と水平部32を有する正面視略L字形の金具であり、前記垂直部31において、中央部に外側へ断面コ字状の突出した台座33を有し、該台座33の両側に下向きフック34,34を形成し、上端部は取付板35となっており、該取付板35の中央部に螺孔36を形成し、更に下端部の両側には爪片37,37を突設している。また、前記下コーナー金具5の水平部32には、巾木を支持し、コード受けとなる巾木隔壁板を取付けることができる構造となっている。そして、前記下コーナー金具5を間仕切パネルAの下部コーナー部に取付けるには、前記取付板35を前記T字形孔29から挿入し、側板9の内側に位置させるとともに、垂直部31を側板9,10の外側に沿わせるとともに、両爪片37,37を前記スリット孔28,28に嵌入する。それから、前記円孔30から層通したネジ38を前記取付板35の螺孔36に螺合し、ネジ38の頭部と取付板35で両側板9,10を挟み込んで保持する。
前記上コーナー金具6は、図8、図11及び図12に示すように、垂直部39と水平部40を有する正面視略L字形の金具であり、垂直部39は前記下コーナー金具5の垂直部31と略同じ構造であり、前記垂直部39において、中央部に外側へ断面コ字状の突出した台座33を有し、該台座33の両側に下向きフック34,34を形成し、下端部は取付板35となっており、該取付板35の中央部に螺孔36を形成し、更に上端部の両側には爪片37,37を突設している。この上コーナー金具6を間仕切パネルAの上部コーナー部に取付ける構造は前記同様である。
そして、下コーナー金具5と上コーナー金具6に設けた一対の爪片爪片37,37を表裏パネル板1,2の両側板9,10に形成した各スリット孔28,28に係合すると、接着剤が未硬化の時にも表裏パネル板1,2が離れることがなく、各部材がずれることなく正確な位置に保持されるのである。
また、図11及び図12に示すように、前記凹溝部11の内部において、前記下コーナー金具5と上コーナー金具6の下向きフック34,34を支柱41の係止孔に係止して取付け、該支柱41を介して複数の間仕切パネルAを連結する。尚、図示しないが、前記支柱41の下端にはアジャスターを取付ける。また、上コーナー金具6の水平部40を利用して、前記凹溝部11の内部で笠木支持部材42を取付けている。また、図示しないが、該笠木支持部材42には笠木が取付けられ、前記下コーナー金具5の水平部32を利用した巾木が取付けられて、間仕切パネルAは完成する。
A 間仕切パネル、
1 パネル板、 2 パネル板、
3 ハニカム芯材、 4 保持具、
5 下コーナー金具、 6 上コーナー金具、
7 表面板、 8 縁板部、
9 側板、 10 側板、
11 凹溝部、 12 第1切欠部、
12A 凹部、 13 第2切欠部、
14 本体部、 15 係止部、
15A 首部、 15B 頭部、
16 嵌合部、 17 第1係合部、
17A 凸部、 18 第2係合部、
19 矢印、 20 案内部、
21 案内部、 22 第1当接部、
23 第2当接部、 24 第1係止部、
25 第2係止部、 26 L字形切欠部、
27 U字形切欠部、 28 スリット孔、
29 T字形孔、 30 円孔、
31 垂直部、 32 水平部、
33 台座、 34 下向きフック、
35 取付板、 36 螺孔、
37 爪片、 38 ネジ、
39 垂直部、 40 水平部、
41 支柱、 42 笠木支持部材。

Claims (5)

  1. ハニカム芯材をスチール製の表裏のパネル板で挟んで一体化した間仕切パネルであって、表裏パネル板は、四角形の表面板の周囲を裏側へ折曲して縁板部を形成するとともに、対向する一対の縁板部に前記表面板と直交する側板を形成し、表裏パネル板の側板同士が内外に重ね合わさるように設定し、表裏パネル板の一方の側板に第1切欠部を形成するとともに、対応する他方の側板に第2切欠部を形成し、保持具の嵌合部に前記第1切欠部に係合する第1係合部を形成するとともに、反対側に前記第2切欠部に係合する第2係合部を形成し、前記保持具の嵌合部を表裏パネル板の第1切欠部と第2切欠部に係合して両側板を内外に位置決めした状態で重ね合わせることを特徴とする間仕切パネル。
  2. 前記保持具は、前記パネル板の側板の内側に位置するブロック状の本体部と、該本体部の外側面の上下中間部に一体形成した係止部とからなり、前記係止部は首部と前記側板の外側に当止する頭部とを備え、前記首部に前記嵌合部を形成してなる請求項1記載の間仕切パネル。
  3. 前記第1切欠部は凸形状、前記第2切欠部は四角形状の切り欠きであり、前記第1係合部は凸形状、前記第2係合部は前記第2切欠部に受け入れられる形状を前記嵌合部に部分的に形成してなる請求項1又は2記載の間仕切パネル。
  4. 前記保持具は、一方のパネル板の側板に形成した前記第1切欠部に前記第1係合部が係合した状態で、前記本体部が前記表面板の裏面に当接するとともに、前記本体部の内側面で前記ハニカム芯材を当止して位置決めし、他方のパネル板の側板に形成した前記第2切欠部を前記第2係合部に係合する際に、一方のパネル板の側板の外側に、他方のパネル板の側板が位置するように強制する案内部を設けてなる請求項1〜3何れか1項に記載の間仕切パネル。
  5. 前記保持具を用いて表裏パネル板を接合した状態で、コーナー部に取付けるコーナー金具に設けた一対の爪片を表裏パネル板の両側板に形成した各スリット孔に係合してなる請求項1〜4何れか1項に記載の間仕切パネル。
JP2012263042A 2012-11-30 2012-11-30 間仕切パネル Active JP5929730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012263042A JP5929730B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 間仕切パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012263042A JP5929730B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 間仕切パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014109108A JP2014109108A (ja) 2014-06-12
JP5929730B2 true JP5929730B2 (ja) 2016-06-08

Family

ID=51029914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012263042A Active JP5929730B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 間仕切パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5929730B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3307298B2 (ja) * 1997-10-31 2002-07-24 株式会社イトーキクレビオ 間仕切装置における間仕切パネル構造
JP3747202B2 (ja) * 2003-05-06 2006-02-22 住友金属建材株式会社 建築用パネル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014109108A (ja) 2014-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2824574C (en) Lineal connector and template
JP5929730B2 (ja) 間仕切パネル
JP2014510639A (ja) 薄板板金から長方形又は正方形の板部材を製造する方法、及び該方法で製造した板部材
JP2012040288A (ja) 組立てブロック
JP5877340B2 (ja) 見切具
JP2014034872A (ja) クリップ
JP6915998B2 (ja) 壁材の取付具、壁構造、及び取付具の製造方法
JP2012251313A (ja) ウッドデッキ固定材及びウッドデッキ固定構造
JP6200285B2 (ja) 野縁受け
JP7053206B2 (ja) 取付具及び建物の壁構造
JP4725999B2 (ja) 接合具
JP2014043742A (ja) 建築用パネルの固定構造
JP5798593B2 (ja) 天井下地材及び天井構造
US11534946B2 (en) Machine base of injection molding machine
JP5796224B2 (ja) 見切接続具
TWI550317B (zh) 多件式顯示器背板
US10774859B2 (en) Strip and slot bonded joint
JP5233602B2 (ja) 間仕切装置における上部組立構造
US8931224B2 (en) Lath assembly for a sidewall finishing of a floor or ceiling
JPH0615074Y2 (ja) 壁パネル
KR101596570B1 (ko) 시공현장용 가설 울타리판넬
JP4413683B2 (ja) 部材の位置決め具
JPH0620823Y2 (ja) 支持具を用いたタイルの乾式施工構造
JP2010037791A (ja) 二部材の接合部における取付構造及び間仕切装置における笠木構造
JP2018119349A (ja) 点検口の周枠の組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5929730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350