JP5926998B2 - 薄肉プラスチックボトル - Google Patents

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Description

本発明は、液体を内容物とし、薄肉軽量でかつ外力に対する反発復元力を備えた薄肉プラスチックボトルに関する。
近年、生活者の環境意識の高揚、法的な仕組みの整備により、日用品の販売数量の大半で詰替え専用の包装形態の商品が採用されるに至っている。特に、液体を内容物とした場合、詰替え専用の包装形態として、アルミ等の袋状のパックよりも、薄肉で軽量化したボトルの方が詰替え作業が容易であることから、利用者の要望も高い。こうした薄肉で軽量化した詰替え用のボトルは、一般にPET・PPなどの素材をブロー成形法などにより成形し、リブ・ディンプル・微小平面などの立体構造を部分的ないし全体に適用することで剛性を高めている。なお、商品として店頭に配列される場合には、その商品名や用途等を印字したラベルとして熱収縮フィルムを用いて表装されている。
また、ポリエチレン製またはポリプロピレン製の薄肉プラスチックボトル(以下、必要に応じて、単に「ボトル」と称する。)は、その成形後は、空ボトルの状態での保管や輸送、液体充填時や充填後の製品の輸送、保管、店頭陳列、消費者における使用、等でさまざまな外力を受けて変形する虞がある。
一方、ボトルの厚みは、できるだけ薄肉とするのが樹脂材料の使用量が少なく経済的に有利であるが、強度の点で限界があり、材質や容量によっても変化するが、一般には0.35mm〜0.45mmの厚みが採用されている。
そこで、上述した薄肉軽量化を実現しつつ剛性や復元性を確保するため、例えば、図6に示すように、洗剤詰め替え用の薄肉プラスチックボトル1にあっては、胴部2が外力により大きく変形しても復元が可能となるように、複数の波型リブ3を形成したものが知られている(特許文献1,2参照)。なお、図6に示したボトル1は、胴部の断面形状が正八角形であり、上下方向に延びる稜線からなる八つの角部4と、各角部4の間に位置する面部5とを備えている。
特開2005−298039号公報 特開平09−240647号公報
しかしながら、上述した薄肉プラスチックボトル1にあっても、胴部2の把持剛性を充分高く確保したとは言い切れず、例えば、成形後から液体充填に至る過程において、胴部2に外力等によって変形が発生した場合、そのまま放置されてしまうため、液体充填工程の前段階で形状復元工程(形状復元装置や加圧復元装置を利用)を行なうことでラインの安定化を図らないとならなかった。また、詰替え用のボトルである薄肉プラスチックボトル1の内容物を本体ボトルに詰替える時、胴部2を安易に手指でつまんで把持すると、内溶液が注ぎ口から溢れそうになる。このため、使用者に対し、手全体で丁寧に把持しなければならないという不安感を与えやすかった。即ち、従来の薄肉プラスチックボトルは、詰替え時の操作性に問題があった。
そこで、本発明は、把持剛性を向上することができ、生産ラインの安定化及び短縮化に貢献すると共に、内容物の詰替え時の操作性の向上を図れる薄肉プラスチックボトルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の薄肉プラスチックボトルは、注入部、肩部、胴部及び底部を備えた多角形の薄肉プラスッチックボトルにおいて、前記胴部に形成された複数の水平リブと、前記胴部の多角形断面における角部と隣接する角部との間に形成された凹パネル部と、を備えていることを特徴とする。
このような構成の薄肉プラスチックボトルによれば、復元性及び剛性を向上することができる。
また、本発明の薄肉プラスチックボトルは、請求項1に記載の薄肉プラスチックボトルにおいて、前記胴部に形成された複数の前記水平リブの隣接するリブ間ピッチが、8.0mm〜20.0mm、好ましくは12.0mm〜15.0mmであることを特徴とする。
このような構成の薄肉プラスチックボトルによれば、復元性及び剛性を容易に確保することができる。
また、本発明の薄肉プラスチックボトルは、請求項1又は請求項2に記載の薄肉プラスチックボトルにおいて、前記凹パネル部を形成する際の最大凹み度合いは、隣接する前記角部の間が平らな状態からボトル内側に凹の場合の金型割り時の抜き可能最大曲率を基準値1.0とした場合、前記凹パネル部の最適な曲率を、0.125〜1.0としたことを特徴とする。
このような構成の薄肉プラスチックボトルによれば、復元性及び剛性を容易に確保することができる。
さらに、本発明の薄肉プラスチックボトルは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の薄肉プラスチックボトルにおいて、前記胴部は、4〜12の多角形であることを特徴とする。
このような構成の薄肉プラスチックボトルによれば、復元性及び剛性を容易に確保することができるばかりでなく、設定値を容易に算出することができる。
また、本発明の薄肉プラスチックボトルは、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の薄肉プラスチックボトルにおいて、成形時に使用する樹脂質量/満注内容量(g/ml)が0.030〜0.014であることを特徴とする。
このような構成の薄肉プラスチックボトルによれば、復元性及び剛性を容易に確保することができるばかりでなく、薄肉・軽量化にも貢献することができる。
本発明の薄肉プラスチックボトルは、把持剛性を向上することができ、生産ラインの安定化及び短縮化、並びに詰替え時の操作性の向上に貢献することができる。
本発明の一実施形態に係る正六角形の薄肉プラスチックボトルの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る正八角形の薄肉プラスチックボトルの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る正十角形の薄肉プラスチックボトルの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る正八角形の薄肉プラスチックボトルを示し、(A)は薄肉プラスチックボトルの正面図である。(B)は要部の拡大説明図である。(C)は図4(A)のA−A線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態の薄肉プラスチックボトルと従来の薄肉プラスチックボトルとの剛性を比較した図表である。 従来の正八角形の薄肉プラスチックボトルを示し、(A)は薄肉プラスチックボトルの正面図、(B)は要部の拡大説明図、(C)は図6(A)のC−C線に沿う拡大断面図、(D)は図6(A)のB−B線に沿う断面図である。
次に、本発明の一実施形態に係る薄肉プラスチックボトルについて、図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の薄肉プラスチックボトルにおける好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1は本発明の一実施形態に係る正六角形の薄肉プラスチックボトルの斜視図、図2は本発明の一実施形態に係る正八角形の薄肉プラスチックボトルの斜視図、図4は本発明の一実施形態に係る正八角形の薄肉プラスチックボトルを示し、図4(A)は薄肉プラスチックボトルの正面図、図4(B)は要部の拡大説明図、図4(C)は図4(A)のA−A線に沿う断面図、図3は本発明の一実施形態に係る正十角形の薄肉プラスチックボトルの斜視図、図5は本発明の一実施形態の薄肉プラスチックボトルと従来の薄肉プラスチックボトルとの剛性を比較した図表である。
図1に示す薄肉プラスチックボトル10は、正立した状態で上から順に、注入部11、肩部12、胴部13、底部14が一体に成形されている。注入部11は液体の内容物を注出する管体であって、その側面には図面では略したがキャップ取付ネジが形成され、肩部12は注入部11の基部から下方に向けてボトルの最大径まで断面円形に漸次拡径している。胴部13には、上下方向に延びる外向きの稜線によって角部15が形成されているとともに、その隣接する各角部15の間の面は上下方向に延びる内向きの稜線によって凹んだ凹パネル部16が形成されている。底部14はボトルの最大径から下方に向けて断面円形に漸次縮径するように成形され、その底面部分は外周から中央に向って上向きに凹んでいる。また、胴部13には、水平で内側に向けて凹んだ複数の水平リブ17が形成されている。
ところで、図1に示した薄肉プラスチックボトル10は、胴部13が断面正六角形とされているため、計六箇所の角部15と凹パネル部16とを備えている。同様に、図2に示した薄肉プラスチックボトル20は、注入部21、肩部22、胴部23、底部24、角部25、凹パネル部26、水平リブ27、が形成されており、胴部23が断面正八角形とされているため、計八箇所の角部25と凹パネル部26とを備えている。さらに、図3に示した薄肉プラスチックボトル30は、注入部31、肩部32、胴部33、底部34、角部35、凹パネル部36、水平リブ37、が形成されており、胴部33が断面正十角形とされているため、計十箇所の角部35と凹パネル部36とを備えている。なお、各胴部13,23,33に形成された水平リブ17,27,37は、何れも六本である。
以下、図2に示した正八角形の薄肉プラスチックボトル20の場合について、その寸法関係等の詳細を示した図4を参照して説明する。薄肉プラスチックボトル20の寸法は、容量が500mlの場合、例えば、全高H1は208mm、最大径W1が64.2mm(底部24の外径)である。また、胴部23の高さH2は102mm、最大幅(対向する角部25の間)W2は62.6mm、角部25の曲率R1は8mm、凹パネル部26の曲率R2は32.3mm、ボトル20の肉厚は0.1mm〜0.2mである。
胴部23の周面に形成された環状に巻回する水平リブ27は、図4(B)に拡大して示すように、内側(内径側)から外側に向って拡開しており、深さD1は1.5mm、最大溝幅(高さ)H3は4mm、上下に隣接するピッチH4は14.5mmである。この胴部23には、公知の熱収縮性のフィルムが巻き付けられる。このフィルムはOPS(二軸延伸ポリスチレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)、延伸PET(ポリエチレンテレフタレート)などの熱収縮性樹脂からなり、表面に印刷などによって商品名の表示や絵柄、模様、あるいはバーコードなどの各種情報が印刷される。
なお、胴部23に熱収縮性のフィルム(図示せず)が巻回された状態で張られると、フィルムは角部25を介して張力を与えられた状態で胴部23に張り付けられるので、フィルムは角部25には接触するが、角部25に挟まれた領域の凹曲面状の凹パネル部26には触れないので、隣接する角部25の間に位置する水平リブ27の段差部分の形がフィルムの面に現れる虞はない。したがって、薄肉プラスチックボトル20は、フィルムを胴部23に張力を持たせた状態で装着した場合であっても、水平リブ27の形状に起因する凹凸模様等が表面に現れることなくフィルムを被着させることができる。
ここで、上述した各ボトル10,20,30と従来技術で示したボトル1とを評価サンプルで比較した。評価サンプルは、インジェクションピースをポリプロピレン樹脂にて射出成形し、評価内容容器形状金型にて二軸延伸ブロー成形することにより、従来品と同様の波型リブ3を備えた正八角形のボトル1、本願発明の水平リブ17,27,37を備えた正六角形,正八角形,正十角形の各ボトル10,20,30を作成した。なお、これらの各樹脂質量は9gで統一している。
これら各ボトル1,10,20,30をスクイズ実験として、圧縮実験機のテーブル上に寝かせて載置し、上から胴部2,13,23,33の略中央部分の角部4,15,25,35をアタッチメント(ロードセル付)で圧縮し、各リブ3,17,27,37が座屈(20mm)するまで押し込んだ後、アタッチメントによる圧縮を開放するまでの各形状変化を観察した。
図5は、その際の結果を比較した一覧の図表である。10mm変位時の剛性(反力)と変形後の復元性について比較し、600g以上を最適(図の◎)、400g以上600g未満を適(図の○)、200g以上400g未満を通常(図の△)、200g未満を不適、としたところ、特に、正六角形のボトル10で最適、正八角形及び正十角形のボトル20,30で適の結果を得ることができた。
なお、シュミレーション技術を活用し、スクイズ実験相当のシュミレーションを実施しパラメータの最適値を図った。なお、ここでは、ベースとなる角数が従来技術と同じ正八角形について、角部25の曲率R1、凹パネル部26の曲率R2、水平リブ27のピッチH4、について検討した。
角部25の曲率R1に関するパラメータは、4mm,6mm,8mm,10mm,12mmで検討した。その結果、4〜10mmでは略同等であったが、最適な曲率は10mmであり、12mmでは変形が残ってしまった。隣接する角部25の間の凹パネル部26の凹凸の方向性と度合いについて、角部25の曲率R1の値が10mmのものを用い、内側に凹の場合の最大曲率R2は金型から成形品が抜ける限界R値、外側に凸の場合の最大曲率はボトル20の軸線を中心として角部25を通る円で比較した。その結果、隣接する角部25の間が平ら(平面)な状態からボトル内側に凹の場合の金型割り時の抜き可能最大曲率を基準値「1.0(凹み量1.62mm)」とした場合、最適な曲率R2は0.25(凹み量0.41mm)であることが判明した。
次に、胴部23に配置する水平リブ27のピッチH4を8.5〜16.5mmで検討した。肉厚最大化やラベル皺の最小化を考慮すると、16.5mmの間隔でも波型リブ3の比較案に比べて良好であるが、強度だけで着目した場合、8.5mm間隔で水平リブ27を配置することが最適であることが判明した。
したがって、これらの各最適値から得られる最適形状パラメータ(ただし、リブ間隔H4は14.5mm)を元に正多角形の角数の検討をした。この際、検討角数を四角,六角,八角,十角とした場合のスクイズ反力は四角が最も高反力であった。また、十角ではスクイズの復元性が他のものと比べてやや低かった。スクイズ以外にも使用性能を総合的に考慮した場合、四角は内溶液充填後の高温状態(夏季を想定)になったときに胴部の膨張が大きくなり易いため、ラベルのこすれや店頭での陳列等に難を有することが予測される。
このように、本発明の薄肉プラスチックボトル10,20,30にあっては、把持時などのスクイズ荷重による変形を除いたとき(除荷)の復元性を考慮して、水平リブと凹パネル部とを組み合わせたことにより、従来技術で説明した波型リブ3の場合のように、生産ラインの充填機前で活用していた形状復元装置(加圧復元装置)を利用する必要が無くなり、生産性を向上することが可能となる。また、形状復元装置を活用し、容器樹脂質量を0.8倍で成形しても、従来技術と同等の把持剛性を確保することができる。加えて、本体ボトルへの詰替え時の安定性が高まった。
上記の実験結果を踏まえて、本発明によるボトルにおいて、リブ間ピッチは8.0mm〜20.0mmの範囲が適切であり、好ましくは12.0mm〜15.0mmの範囲である。
8.0mm未満であると、水平リブの最大溝幅よりパネル幅の方が狭くなって、蛇腹容器のように、縦軸方向の安定性が低くなりすい。胴部が蛇腹容器のように軟弱になると、詰替え時の操作性が低下したり、店頭に陳列した際に自立安定性が損なわれるおそれがある。20.0mmを超えると、水平リブを形成したことによる剛性が低下して、復元性が低下するおそれがある。
また、凹パネル部を形成する際の最大凹み度合いは、隣接する前記角部の間が平らな状態からボトル内側に凹の場合の金型割り時の抜き可能最大曲率を基準値1.0とした場合、前記凹パネル部の最適な曲率を、0.125〜1.0の範囲とすることが適切であり、好ましくは0.25〜0.5の範囲である。
0.25未満であると、パネルを凹ませたことの効果が得られにくく、復元性が低下するおそれがあり、0.5を超えると、胴部を把持した際の剛性が低下するおそれがある。
また、胴部は、4〜12の範囲の多角形が適切であり、好ましくは6〜10の正多角形である。3角形では、製造ラインの新たな設計が必要となる。例えば、製造ラインでの移送が不安定になって、充填装置やキャッピングマシンの出入口での姿勢の調整が困難になったり、段ボール箱へ収納作業の自動化が困難になる。12角形を超えると、凹パネルの面積が小さくなりすぎて、復元性が損なわれるおそれがある。
また、成形時に使用する樹脂量/満注内容量(g/ml)は、0.030〜0.014の範囲が適切であり、好ましくは0.022〜0.018の範囲である。
0.030を超えると、剛性は向上するものの、コスト面での不利益があり、0.014未満であると、厚さが薄くなりすぎて剛性が失われ、自立できなくなるおそれがある。
10 薄肉プラスチックボトル
11 注入部
12 肩部
13 胴部
14 底部
15 角部
16 凹パネル部
17 水平リブ
20 薄肉プラスチックボトル
21 注入部
22 肩部
23 胴部
24 底部
25 角部
26 凹パネル部
27 水平リブ
30 薄肉プラスチックボトル
31 注入部
32 肩部
33 胴部
34 底部
35 角部
36 凹パネル部
37 水平リブ

Claims (4)

  1. 注入部、肩部、胴部及び底部を備え、前記胴部の断面が四〜十角の正多角形の薄肉プラスチックボトルにおいて、
    樹脂量/満注内容量(g/ml)が0.030〜0.014であり、
    前記胴部に形成された複数の水平リブと、
    前記胴部の多角形断面における角部と隣接する角部との間に形成された凹パネル部と、
    を備えていることを特徴とする薄肉プラスチックボトル。
  2. 請求項1に記載の薄肉プラスチックボトルにおいて、
    前記胴部に形成された複数の前記水平リブの隣接するリブ間ピッチが、8.0mm〜20.0mmであることを特徴とする薄肉プラスチックボトル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の薄肉プラスチックボトルにおいて、
    前記凹パネル部を形成する際の最大凹み度合いは、隣接する前記角部の間が平らな状態からボトル内側に凹の場合の金型割り時の抜き可能最大曲率を基準値1.0とした場合、前記凹パネル部の最適な曲率を、0.125〜1.0としたことを特徴とする薄肉プラスチックボトル。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の薄肉プラスチックボトルにおいて、
    ポリプロピレン製であることを特徴とする薄肉プラスチックボトル。
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