JP5926752B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び半導体製造装置に関する。
半導体装置(デバイス)の高集積化に伴い、半導体装置をより微細に加工するプロセス技術が要求されている。半導体装置を微細に加工する技術としては、フォトリソグラフィ技術を用いてレジストパターンを形成し、レジストパターンをエッチングマスクとして被処理体をエッチングするパターン形成方法等が知られている。
しかしながら、近年、フォトリソグラフィ技術の露光装置の限界解像度以下にまで半導体装置を微細化することが要求されている。
フォトリソグラフィ技術の露光装置の限界解像度よりも更に微細なパターンを形成する技術として、SWT(Side Wall Transfer)法等のパターニング技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
係るSWT法では、例えば、露光装置および当該露光装置にインライン接続された塗布現像装置を用いてリソグラフィ技術により有機膜をパターニングする。更に、CVD(Chemical Vapor Deposition)装置やALD(Atomic Layer Deposition)装置等の成膜装置を用いて前記パターニングされた有機膜の上に二酸化ケイ素(SiO)膜等のスペーサ材をコンフォーマルに形成する。続いて、プラズマエッチング装置等の異方性エッチングが可能なエッチング装置を用いて、前記スペーサ材が有機膜のパターンの側壁部にのみ残るように前記スペーサ材の一部をエッチングする。その後、有機膜のパターンを除去して前記スペーサ材による所望の微細パターンを形成する。
特開2009−088085号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたようなSWT法によるパターニング技術では、使用する半導体製造装置の種類が多い。このため、所望の微細パターンを有する半導体装置を製造する製造プロセスが複雑になる。
そこで、本発明の一つの案では、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる半導体装置の製造方法を提供することを課題とする。
一つの案では、基板上に表面が撥水性を有する下地膜を形成する下地膜形成工程と、下地膜上に表面が撥水性を有する感光膜を形成する感光膜形成工程と、感光膜を現像することにより下地膜を露出させて感光膜パターンを形成する感光膜パターン形成工程と、感光膜上及び露出した下地膜上に第1のスペーサ材を供給すると共に供給した第1のスペーサ材のうち感光膜パターンの側壁部に形成された第1のスペーサ材の固化を進行させる第1のスペーサ材形成工程と、第1のスペーサ材形成工程において供給した第1のスペーサ材のうち、固化が進行された第1のスペーサ材を除く、感光膜の上面及び下地膜の上面に形成された第1のスペーサ材の少なくとも一部を除去する第1のパターン形成工程とを含む、半導体装置の製造方法が提供される。

一態様によれば、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる半導体装置の製造方法を提供することができる。
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例のフローチャート。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 一実施形態に係る塗布現像装置の概略構成を示す平面図。 一実施形態に係る塗布現像装置の概略構成を示す斜視図。 一実施形態に係る塗布現像装置の概略構成を示す側面図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。 第4実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図1に、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例のフローチャートを示す。
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法は、図1に示すように、基板上に表面が撥水性を有する下地膜を形成する下地膜形成工程(S1)と、下地膜上に表面が撥水性を有する感光膜を形成する感光膜形成工程(S2)と、感光膜を現像することにより下地膜を露出させて感光膜パターンを形成する感光膜パターン形成工程(S3)と、感光膜上及び露出した下地膜上に第1のスペーサ材を供給する第1のスペーサ材形成工程(S4)と、感光膜の上面及び下地膜の上面に形成された第1のスペーサ材の少なくとも一部を除去する第1のパターン形成工程(S5)とを含む。
以下、各々の工程について、図2から図4を参照しながら詳細に説明する。図2から図4に、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図を示す。
(下地膜形成工程S1)
まず、図2(a)に示すように、基板101上に下地膜102を形成する。
下地膜102としては、例えばSiARC(Silicon Containing Anti-Reflective Coating)、BARC(Bottom Anti-Reflective Coating)、SOC(Spin-on Carbon)、アモルファスカーボン等の反射防止膜を用いることができる。下地膜102の形成方法としては、容易に均一な膜を形成することができるため、スピン塗布を用いることが好ましい。
次に、図2(b)に示すように、下地膜102の表面に撥水処理を行うことにより撥水層102aを形成する。
撥水処理は、撥水性材料を下地膜102の表面に供給することにより実現される。撥水性材料としては、例えばフロオロアルキル基を含む界面活性剤又はシランカップリング剤を好適に用いることができる。撥水性材料の供給方法としては、例えば気相供給法、液相供給法等を用いることができる。
(感光膜形成工程S2)
次に、図2(c)に示すように、撥水層102a上に感光膜104を形成する。
感光膜104としては、撥水層102a及び後述する撥水層104aとの間に相溶性を有しないものを用いることが好ましい。感光膜104の形成方法としては、容易に均一な膜を形成することができるため、感光剤をスピン塗布する方法を用いることが好ましい。
次に、図2(d)に示すように、感光膜104の表面に撥水処理を行うことにより撥水層104aを形成する。
撥水処理は、撥水性材料を感光膜104の表面に供給することにより実現される。撥水性材料としては、例えばフロオロアルキル基を含む界面活性剤又はシランカップリング剤を好適に用いることができる。撥水性材料の供給方法としては、気相供給法、液相供給法等を用いることができる。
なお、感光膜形成工程S2の前に、下地膜102が形成された基板101の表面を洗浄し、感光膜104の下地膜102への密着性を高めるためのベーク(塗布前ベーク)を行うことが好ましい。塗布前ベークの温度としては、例えば100〜150℃であることが好ましい。
また、感光膜形成工程S2の後に、感光膜104中に残っている溶媒を揮発させ、同時に膜を緻密にするために、ベーク(露光前ベーク)を行うことが好ましい。露光前ベークの温度としては、例えば100〜150℃であることが好ましい。
(感光膜パターン形成工程S3)
次に、図3(a)に示すように、感光膜104に対して露光処理及び現像処理を行うことにより、感光膜パターンを形成する。この際、下地膜102に形成された撥水層102aの一部を露出させる。
露光処理は、例えば所定のパターンを有する露光マスクを用いて感光膜104を露光することにより露光マスクのパターンを感光膜104に転写する処理である。露光の光源としては、紫外線光源を好適に用いることができ、例えば波長193nmのArFエキシマレーザ等を用いることができる。また、露光処理の後にはベーク(露光後ベーク)を行うことが好ましい。露光後ベークの温度としては、例えば100〜150℃であることが好ましい。
現像処理は、例えば現像液を露光処理された感光膜104上に供給し、露光処理で転写されたパターンを形成する処理である。また、現像処理の後には、例えば純水等を用いてリンス処理を行うことが好ましい。
(第1のスペーサ材形成工程S4)
次に、図3(b)に示すように、パターン形成された感光膜104及び露出した下地膜102上に第1のスペーサ材105を供給する。
第1のスペーサ材105の材料としては、例えばキレート系、アシレート系、アルコキシド系の有機化合物が所定の金属と結合した、有機金属化合物又は所定の金属を含むシランカップリング剤等を好適に用いることができる。所定の金属としては、例えばチタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、タングステン(W)、アルミニウム(Al)、ケイ素(Si)、ハフニウム(Hf)等を用いることができる。
第1のスペーサ材105の形成方法としては、段差被覆性(ステップカバレッジ)の良好な方法が好ましく、例えば気相成膜法、あるいはスピン塗布のような液相成膜法等を用いることができる。これにより、高い精度でパターンを形成することができる。
次に、図3(c)に示すように、第1のスペーサ材105が供給された基板101を乾燥させる。このとき、撥水層102aを有する下地膜102の上面に形成された第1のスペーサ材105bは、下地膜102とほとんど反応することはなく、固化が進行しない。また、撥水層104aを有する感光膜104の上面に形成された第1のスペーサ材105cは、感光膜104とほとんど反応することはなく、固化が進行しない。一方、撥水層102a及び撥水層104aを有しない感光膜104の側壁部に形成された第1のスペーサ材105aは、感光膜104と反応して固化が進行する。
基板101を乾燥させる方法としては、特に限定されないが、感光膜104の側壁部に形成された第1のスペーサ材105aの固化を促進し、安定化させることができることから、加熱処理を行う加熱処理工程を有することが好ましい。加熱処理の温度としては、感光膜104の耐熱温度以下であればよく、例えば100℃から150℃であることが好ましい。
(第1のパターン形成工程S5)
次に、図3(d)に示すように、基板101を有機溶剤で洗浄する。これにより、第1のスペーサ材105のうち、固化が進行していない部分は除去され、固化されている部分は除去されることなく残存する。すなわち、撥水層102aの上面に形成された第1のスペーサ材105b及び撥水層104aの上面に形成された第1のスペーサ材105cは除去される。一方、感光膜104の側壁部に形成された第1のスペーサ材105aはほとんど除去されることなく残存する。この結果、感光膜104の側壁部の両側に形成された第1のスペーサ材105aによって、第1のパターンが形成される。
このため、第1のパターンのピッチを感光膜パターンのピッチよりも小さくすることができる。結果として、第1のパターンをエッチングマスクとして下地膜102をエッチングすることにより、露光装置の限界解像度以下のピッチを有する反射防止膜のパターンを形成することができる。
(感光膜の除去工程)
次に、図4(a)に示すように、感光膜104をドライエッチング法又はウェットエッチング法によりエッチングする。これにより、感光膜104を選択的にエッチングし除去する。なお、感光膜104の除去は、第1のパターン形成工程S5における第1のスペーサ材105b及び第1のスペーサ材105cの除去と同時に行っても良い。感光膜104の除去を第1のスペーサ材105b及び第1のスペーサ材105cの除去と同時に行う方法としては、例えばフッ酸水溶液でスピンオン処理する方法等が挙げられる。
(下地膜のエッチング工程)
次に、図4(b)に示すように、第1のパターンに形成された第1のスペーサ材105aをエッチングマスクとして用いることにより、下地膜102をエッチングする。これにより、下地膜102が第1のパターンに形成される。エッチング方法としては、例えば反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)等のドライエッチングを用いることができる。
(第1のスペーサ材の除去工程)
次に、第1のスペーサ材105aを除去する。除去方法としては、例えばドライエッチング、ウェットエッチング等を用いることができる。
(基板のパターニング工程)
次に、第1のパターンに形成された下地膜102をエッチングマスクとして用いることにより、基板101をエッチングする。エッチング方法としては、例えばRIE等のドライエッチングを用いることができる。
以上の工程により、所望の微細パターンを有する半導体装置を製造することができる。
上述の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法では、大気系処理により下地膜形成工程S1から第1のパターン形成工程S5までの工程を行うことができる。すなわち、エッチバック等の真空中で行われる真空系処理(真空プロセス)を用いることなく、側壁部(サイドウォール)を形成することができる。結果として、上述の第1実施形態では、真空プロセスと大気中で行われるプロセスとを交互に繰り返し行うことなく、SWT法による微細パターンを有する半導体装置の製造を容易に行うことができる。
また、真空プロセスと大気中で行われるプロセスとを交互に繰り返し行うことがないため、基板101を装置間で移動させる回数を低減することができる。このため、所望の微細パターンを有する半導体装置を製造するために要する時間及びコストを低減することができ、生産性の向上を図ることができる。
以上に説明したように、第1実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
次に、第1実施形態の半導体装置の製造方法に好適に用いることができる半導体製造装置の一例としての塗布現像装置について、図5から図7を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、現像処理ユニットの一例としての第1のブロックB1、反射防止膜形成ユニットの一例としての第2のブロックB2、感光膜形成ユニットの一例としての第3のブロックB3、スペーサ材形成ユニット及び洗浄ユニットが同一ユニットの場合の一例としての第4のブロックB4、撥水処理ユニットの一例としての撥水処理モジュールADH2、ADH3、加熱処理ユニットの一例としての加熱処理モジュール、搬送機構の一例としての基板を搬出入する搬送アームA1、A2、A3、A4、受け渡し手段C、受け渡しアームD、シャトルアームE、インターフェースアームFを用いて説明する。
図5、図6及び図7に、各々、塗布現像装置の概略構成の一例の平面図、斜視図及び側面図を示す。
第1実施形態に係る塗布現像装置は、図5及び図6に示すように、キャリアブロックST1、処理ブロックST2及びインターフェースブロックST3を有する。また、塗布現像装置のインターフェースブロックST3側に、露光装置ST4が設けられている。処理ブロックST2は、キャリアブロックST1に隣接するように設けられている。インターフェースブロックST3は、処理ブロックST2のキャリアブロックST1側と反対側に、処理ブロックST2と隣接するように設けられている。露光装置ST4は、インターフェースブロックST3の処理ブロックST2側と反対側に、インターフェースブロックST3に隣接するように設けられている。
また、第1実施形態に係る塗布現像装置は、制御部CUによってその動作が制御される。
キャリアブロックST1は、キャリア20、載置台21及び受け渡し手段Cを有する。キャリア20は、載置台21上に載置されている。受け渡し手段Cは、キャリア20から基板101の一例としてのウエハWを取り出し、処理ブロックST2に受け渡す(搬入する)。また、受け渡し手段Cは、処理ブロックST2において処理された処理済みのウエハWを受け取り、キャリア20に戻す(搬出する)。
処理ブロックST2は、図5及び図6に示すように、棚ユニットU1、棚ユニットU2、棚ユニットU3、第1のブロック(DEV層)B1、第2のブロック(BCT層)B2、第3のブロック(COT層)B3及び第4のブロック(TCT層)B4を有する。第1のブロックB1では現像処理が行われる。第2のブロックB2では下地膜102の一例としての反射防止膜が形成される。第3のブロックB3では感光剤が塗布されて感光膜104が形成される。第4のブロックB4ではスペーサ材が供給される。また、第4のブロックB4ではスペーサ材上に洗浄液が供給される。
棚ユニットU1は、各種のモジュールが積層されて構成されている。棚ユニットU1は、図7に示すように、例えば受け渡しモジュールTRS1、CPL11、CPL2、BF2、CPL3及びBF3を有する。また、棚ユニットU1は、例えば撥水処理モジュールADH2、ADH3を有する。また、図5に示すように、棚ユニットU1の近傍には、昇降自在な受け渡しアームDが設けられている。棚ユニットU1の各処理モジュール同士の間では、受け渡しアームDによりウエハWが搬送される。
棚ユニットU2は、各種のモジュールが積層されて構成されている。棚ユニットU2は、図7に示すように、例えば下から順に積層された、受け渡しモジュールTRS6、TRS6及びCPL12を有する。
なお、図7において、CPLが付されている受け渡しモジュールは、温調用の冷却モジュールを兼ねており、BFが付されている受け渡しモジュールは、複数枚のウエハWを載置可能なバッファモジュールを兼ねている。
棚ユニットU3は、各種のモジュールが積層されて構成されている。棚ユニットU3は、ウエハWの加熱処理及び冷却処理を行う加熱・冷却処理モジュールを有する。
第1のブロックB1は、図5及び図7に示すように、現像モジュール22、棚ユニットU3に設けられた加熱・冷却処理モジュール、搬送アームA1及びシャトルアームEを有する。現像モジュール22は、1つの第1のブロックB1内に、上下二段に積層されている。加熱・冷却処理モジュールは、現像モジュール22において行われる処理の前処理(例えば露光後ベーク)及び後処理を行うためのものである。搬送アームA1は、2段の現像モジュール22にウエハWを搬送するためのものである。すなわち、搬送アームA1は、2段の現像モジュール22にウエハWを搬送する搬送アームが共通化されているものである。シャトルアームEは、棚ユニットU1の受け渡しモジュールCPL11から棚ユニットU2の受け渡しモジュールCPL12にウエハWを直接搬送するためのものである。
第2のブロックB2、第3のブロックB3及び第4のブロックB4は、各々塗布モジュール、棚ユニットU3に設けられた加熱・冷却処理モジュール及び搬送アームA2、A3、A4を有する。塗布モジュールは、回転するウエハWに薬液を供給する等して、スピン塗布するためのものである。加熱・冷却処理モジュールは、塗布モジュールにおいて行われる液処理の前処理及び後処理を行うためのものである。搬送アームA2、A3、A4は、塗布モジュールと処理モジュール群との間に設けられており、塗布モジュール及び処理モジュール群の各処理モジュールの間でウエハWの受け渡しを行う。
第2のブロックB2から第4のブロックB4の各ブロックが有する塗布モジュールは、供給される薬液が異なることを除き同様の構成を有する。すなわち、第2のブロックB2の塗布モジュールで供給される薬液は反射防止膜用の薬液であり、第3のブロックB3の塗布モジュールで供給される薬液は感光剤であり、第4のブロックB4の塗布モジュールで供給される薬液はスペーサ材及び有機溶剤である。
インターフェースブロックST3は、図5に示すように、インターフェースアームFを有する。インターフェースアームFは、処理ブロックST2の棚ユニットU2の近傍に設けられている。棚ユニットU2の各処理モジュール同士の間及び露光装置ST4との間で、インターフェースアームFによりウエハWが搬送される。
次に、塗布現像装置の動作の一例について説明する。なお、以下の動作は、制御部CUによって制御される。
まず、キャリアブロックST1からのウエハWは、棚ユニットU1の一つの受け渡しモジュール、例えば第2のブロックB2に対応する受け渡しモジュールCPL2に、受け渡し手段Cにより、順次搬送される。受け渡しモジュールCPL2に搬送されたウエハWは、第2のブロックB2の搬送アームA2に受け渡され、搬送アームA2を介して第2のブロックB2の塗布モジュールや処理モジュールに搬送され、各モジュールで処理が行われる。これにより、ウエハWに反射防止膜が形成される。反射防止膜が形成されたウエハWは、搬送アームA2を介し、棚ユニットU1の撥水処理モジュールADH2に搬送され、反射防止膜の表面に撥水処理が行われる(下地膜形成工程S1)。
表面が撥水性を有する反射防止膜が形成されたウエハWは、搬送アームA2、棚ユニットU1の受け渡しモジュールBF2、受け渡しアームD、棚ユニットU1の受け渡しモジュールCPL3を介し、第3のブロックB3の搬送アームA3に受け渡される。そして、ウエハWは、搬送アームA3を介して第3のブロックB3の塗布モジュールや処理モジュールに搬送され、各モジュールで処理が行われる。これにより、反射防止膜上に感光膜104が形成される。感光膜104が形成されたウエハWは、搬送アームA3を介し、棚ユニットU1の撥水処理モジュールADH3に搬送され、感光膜104の表面に撥水処理が行われる(感光膜形成工程S2)。
表面が撥水性を有する感光膜104が形成されたウエハWは、搬送アームA3、棚ユニットU1の受け渡しモジュールBF3、受け渡しアームD、棚ユニットU1の受け渡しモジュールCPL11を介し、第1のブロックB1のシャトルアームEに受け渡される。そして、ウエハWは、シャトルアームEにより棚ユニットU2の受け渡しモジュールCPL12に直接搬送された後、インターフェースブロックST3のインターフェースアームFに受け渡される。インターフェースアームFに受け渡されたウエハWは、露光装置ST4に搬送され、所定の露光処理が行われる。
所定の露光処理が行われたウエハWは、インターフェースアームFを介し、棚ユニットU2の受け渡しモジュールTRS6に載置され、処理ブロックST2に戻される。処理ブロックST2に戻されたウエハWは、第1のブロックB1の現像モジュール22において現像処理が行われる(感光膜パターン形成工程S3)。
現像処理が行われたウエハWは、搬送アームA1、棚ユニットU1の受け渡しモジュールTRS1、受け渡しアームD、棚ユニットU1の受け渡しCPL4を介し、第4のブロックB4の搬送アームA4に受け渡される。そして、ウエハWは、搬送アームA4を介して第4のブロックB4の塗布モジュールや処理モジュールに搬送され、各モジュールで処理が行われる。これにより、感光膜104上及び露出した反射防止膜上に第1のスペーサ材105が形成される(第1のスペーサ材形成工程S4)。
第1のスペーサ材105が形成されたウエハWは、搬送アームA4を介し、棚ユニットU2の各処理モジュールに搬送され、有機溶剤が供給されて洗浄される(第1のパターン形成工程S5)。
有機溶剤が供給されたウエハWは、搬送アームA4、棚ユニットU1の受け渡しモジュールTRS4、受け渡し手段Cを介し、キャリア20に戻される。
キャリア20に戻されたウエハWは、図示しない搬送手段により、塗布現像装置から外部に搬送され、例えばRIE装置等のエッチング装置により、第1のスペーサ材105aをエッチングマスクとして反射防止膜が所望のパターンにエッチング処理される。
次に、反射防止膜が所望のパターンにエッチング処理されたウエハWは、図示しない搬送手段により、エッチング装置から第1のスペーサ材除去装置に搬送され、第1のスペーサ材105aが除去される。
最後に、第1のスペーサ材105aが除去されたウエハWは、図示しない搬送手段により、エッチング装置に搬送され、所望のパターンに形成された反射防止膜をエッチングマスクとして、所望のパターンにエッチング処理される。
以上に説明したように、第1実施形態に係る半導体製造装置によれば、下地膜形成工程S1から第1のパターン形成工程S5までの工程を同一の塗布現像装置で行うことができ、プロセスの簡素化を図ることができる。このため、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例について、図8及び図9を参照しながら説明する。図8及び図9に、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図を示す。
第2実施形態では、下地膜形成工程S1において、撥水性材料を含有した下地膜形成用の塗布液をスピン塗布することにより、下地膜102の形成と同時に下地膜102の表面に撥水層102aを形成する点で、第1実施形態と相違する。
また、第2実施形態では、感光膜形成工程S2において、撥水性材料を含有した下地膜用の塗布液をスピン塗布することにより、感光膜104の形成と同時に感光膜104の表面に撥水層104aを形成する点で、第1実施形態と相違する。
なお、上記相違点以外は、第1実施形態と同様であるため、以下の説明では、相違点を中心に説明する。
(下地膜形成工程S1)
第2実施形態に係る半導体装置の製造方法では、まず、図8(a)に示すように、基板101上に撥水性材料を含有した塗布液をスピン塗布して下地膜102の表面に撥水層102aを形成する。
下地膜102としては、例えばSiARC、BARC、SOC、アモルファスカーボン等の反射防止膜を用いることができる。中でも、撥水性材料を含有した塗布液をスピン塗布したときに下地膜102の表面に撥水性材料が析出しやすいことから、BARCを用いることが好ましい。
撥水性材料としては、例えばフロオロアルキル基を含む界面活性剤又はシランカップリング剤を好適に用いることができる。
(感光膜形成工程S2)
次に、図8(b)に示すように、下地膜102上に撥水性材料を含有した塗布液をスピン塗布して感光膜104の表面に撥水層104aを形成する。
撥水性材料としては、例えばフロオロアルキル基を含む界面活性剤又はシランカップリング剤を好適に用いることができる。
(感光膜パターン形成工程S3〜基板のパターニング工程)
次に、第1実施形態と同様の方法により、基板のパターニングまでを行う。
すなわち、図8(c)に示すように、感光膜104に対して露光処理及び現像処理を行うことにより、感光膜パターンを形成する(感光膜パターン形成工程S3)。
次に、図8(d)に示すように、感光膜104上及び露出した下地膜102上に第1のスペーサ材105を供給する。次に、図9(a)に示すように第1のスペーサ材105が供給された基板101を乾燥させる(第1のスペーサ材形成工程S4)。次に、図9(b)に示すように、基板101を有機溶剤で洗浄する(第1のパターン形成工程S5)。次に、図9(c)に示すように、感光膜104をドライエッチング法又はウェットエッチング法によりエッチングする(感光膜の除去工程)。次に、図9(d)に示すように、第1のスペーサ材105aをエッチングマスクとして用いることにより、下地膜102をエッチングする。次に、第1のスペーサ材105aを除去した後、第1のパターンに形成された下地膜102をエッチングマスクとして、基板101をエッチングする。
以上の工程により、所望の微細パターンを有する半導体装置を製造することができる。
以上に説明したように、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
特に、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法では、撥水性材料を含有した塗布液をスピン塗布して下地膜102を形成することにより、下地膜102の表面に撥水性を付与する(撥水層102aを形成する)。このため、下地膜102を形成した後に、下地膜102の表面に撥水性材料を供給することにより、撥水層102aを形成する必要がない。
また、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法では、撥水性材料を含有した塗布液をスピン塗布して感光膜104を形成することにより、感光膜104の表面に撥水性を付与する(撥水層104aを形成する)。このため、感光膜104を形成した後に、感光膜104の表面に撥水性材料を供給することにより、撥水層104aを形成する必要がない。
したがって、半導体装置の製造方法における工程数をより少なくすることができる。結果として、製造コストを低減することができる。
また、前述した第1実施形態に係る塗布現像装置は、第2実施形態に係る半導体装置の製造方法にも好適に用いることができ、下地膜形成工程S1から第1のパターン形成工程S5までの工程を同一の塗布現像装置で行うことができ、プロセスの簡素化を図ることができる。このため、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例について、図10から図13を参照しながら説明する。図10から図13に、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図を示す。
第3実施形態では、第1のパターン形成工程S5の後に、第2のスペーサ材106を基板101上に供給する第2のスペーサ材形成工程と、感光膜104の上面及び下地膜102の上面に形成された第2のスペーサ材106の少なくとも一部を除去することにより第2のスペーサ材106による第2のパターンを形成する第2のパターン形成工程とを含む点で、第1実施形態と相違する。
なお、上記相違点以外は、第1実施形態と同様であるため、以下の説明では、相違点を中心に説明する。
(下地膜形成工程S1〜第1のパターン形成工程S5)
第3実施形態に係る半導体装置の製造方法では、まず、第1実施形態と同様の方法により、第1のパターンを形成する。
すなわち、まず、図10(a)に示すように、基板101上に下地膜102を形成した後、図10(b)に示すように、下地膜102の表面に撥水処理を行うことにより撥水層102aを形成する(下地膜形成工程S1)。次に、図10(c)に示すように、撥水層102a上に感光膜104を形成した後、図10(d)に示すように、感光膜104の表面に撥水処理を行うことにより撥水層104aを形成する(感光膜形成工程S2)。
次に、図11(a)に示すように、感光膜104に対して露光処理及び現像処理を行うことにより、感光膜パターンを形成する(感光膜パターン形成工程S3)。次に、図11(b)に示すように、感光膜104上及び露出した下地膜102上に第1のスペーサ材105を供給する。次に、図11(c)に示すように、第1のスペーサ材105が供給された基板101を乾燥させる(第1のスペーサ材形成工程S4)。次に、図11(d)に示すように、基板101を有機溶剤で洗浄する(第1のパターン形成工程S5)。
(第2のスペーサ材形成工程)
次に、図12(a)に示すように、第2のスペーサ材106を基板101上に供給する。
第2のスペーサ材106の材料としては、第1のスペーサ材105の材料とエッチングレートの異なる(エッチング耐性の高い)材料を用いればよく、例えば第1のスペーサ材105の材料と含有する金属の異なる有機金属化合物又はシランカップリング剤等を好適に用いることができる。これにより、後述する第2のパターン形成工程において、第1のスペーサ材105と第2のスペーサ材106との間のエッチングレートの差を用いて第1のスペーサ材105のみを効率よくエッチング除去することができる。
第2のスペーサ材106の形成方法としては、第1のスペーサ材105と同様の方法を用いることができる。次に、図12(b)に示すように、第2のスペーサ材106が供給された基板101を乾燥させる。このとき、撥水層102aを有する下地膜102の上面に形成された第2のスペーサ材106bは、下地膜102とほとんど反応することはなく、固化が進行しない。また、撥水層104aを有する感光膜104の上面に形成された第2のスペーサ材106cは、感光膜104とほとんど反応することはなく、固化が進行しない。一方、撥水層102a及び撥水層104aを有しない第1のスペーサ材105aの側壁部に形成された第2のスペーサ材106aは、第1のスペーサ材105aと反応して固化が進行する。
基板101を乾燥させる方法としては、特に限定されないが、第1のスペーサ材105aの側壁部に形成された第2のスペーサ材106aの固化を促進し、安定化させることができることから、加熱処理を行うことが好ましい。加熱処理の温度としては、感光膜104の耐熱温度以下であればよく、例えば100℃から150℃であることが好ましい。
(第2のパターン形成工程)
次に、図12(c)に示すように、基板101を有機溶剤で洗浄する。これにより、第2のスペーサ材106のうち固化が進行していない部分は除去され、固化されている部分は除去されることなく残存する。すなわち、撥水層102aの上面に形成された第2のスペーサ材106b及び撥水層104aの上面に形成された第2のスペーサ材106cは除去される。一方、第1のスペーサ材105aの側壁部に形成された第2のスペーサ材106aはほとんど除去されることなく残存する。そして、第1のスペーサ材105aの側壁部に形成された第2のスペーサ材106aによって、第2のパターンが形成される。
(第1のスペーサ材除去工程)
次に、図12(d)に示すように、第1のスペーサ材105aをドライエッチング法又はウェットエッチング法によりエッチングする。これにより、第1のスペーサ材105aを選択的にエッチングし除去する。
なお、第1のスペーサ材105aの除去は、第2のパターン形成工程における第2のスペーサ材106b及び第2のスペーサ材106cの除去と同時に行っても良い。第1のスペーサ材105aの除去を第2のスペーサ材106b及び第2のスペーサ材106cの除去と同時に行う方法としては、例えばフッ酸水溶液でスピンオン処理する方法等が挙げられる。
このとき、下地膜102上には、感光膜104によって形成された感光膜パターンと、第2のスペーサ材106aによって形成された第2のパターンとが形成される。
(下地膜のエッチング工程)
次に、図13に示すように、感光膜パターンに形成された感光膜104及び第2のパターンに形成された第2のスペーサ材106aをエッチングマスクとして用いることにより、下地膜102をエッチングする。エッチング方法としては、例えばRIE等のドライエッチングを用いることができる。
(感光膜及び第2のスペーサ材の除去工程)
次に、感光膜104及び第2のスペーサ材106aを除去する。除去方法としては、例えばドライエッチング、ウェットエッチング等を用いることができる。
(基板のパターニング工程)
次に、所望のパターンに形成された下地膜102をエッチングマスクとして用いることにより、基板101をエッチングする。エッチング方法としては、例えばRIE等のドライエッチングを用いることができる。
以上の工程により、所望の微細パターンを有する半導体装置を製造することができる。
以上に説明したように、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
特に、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法では、感光膜パターンに形成された感光膜104と第2のパターンに形成された第2のスペーサ材106aとによって、所望のパターンが形成される。このため、第2のパターンのピッチを、露光装置の限界解像度以下にすることができ、更に第1のパターンのピッチよりも小さくすることができる。
また、前述した第1実施形態に係る塗布現像装置は、第3実施形態に係る半導体装置の製造方法にも好適に用いることができ、下地膜形成工程から第2のパターン形成工程までの工程を同一の塗布現像装置で行うことができ、プロセスの簡素化を図ることができる。このため、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例について、図14から図17を参照しながら説明する。図14から図17に、第4実施形態に係る半導体装置の製造方法の一例の工程断面図を示す。
第4実施形態では、第1のパターン形成工程S5の後に、感光膜パターンを除去する感光膜パターン除去工程と、第2のスペーサ材106を基板101上に供給する第2のスペーサ材形成工程と、第1のスペーサ材105が露出するように第2のスペーサ材106をエッチングする第2のパターン形成工程とを含む点で、第1実施形態と相違する。
なお、上記相違点以外は、第1実施形態と同様であるため、以下の説明では、相違点を中心に説明する。
(下地膜形成工程S1〜第1のパターン形成工程S5)
第4実施形態に係る半導体装置の製造方法では、まず、第1実施形態と同様の方法により、第1のパターンを形成する。
すなわち、まず、図14(a)に示すように、基板101上に下地膜102を形成した後、図14(b)に示すように、下地膜102の表面に撥水処理を行うことにより撥水層102aを形成する(下地膜形成工程)。次に、図14(c)に示すように、撥水層102a上に感光膜104を形成した後、図14(d)に示すように、感光膜104の表面に撥水処理を行うことにより撥水層104aを形成する(感光膜形成工程S2)。
次に、図15(a)に示すように、感光膜104に対して露光処理及び現像処理を行うことにより、感光膜パターンを形成する(感光膜パターン形成工程S3)。次に、図15(b)に示すように、感光膜104上及び露出した下地膜102上に第1のスペーサ材105を供給する。次に、図15(c)に示すように、第1のスペーサ材105が供給された基板101を乾燥させる(第1のスペーサ材形成工程S4)。次に、図15(d)に示すように、基板101を有機溶剤で洗浄する(第1のパターン形成工程S5)。
(感光膜除去工程)
次に、図16(a)に示すように、感光膜104を除去する。除去方法としては、例えばドライエッチング、ウェットエッチング等を用いることができる。
(第2のスペーサ材形成工程)
次に、図16(b)に示すように、第2のスペーサ材106を基板101上に供給する。
第2のスペーサ材106の材料としては、第1のスペーサ材105の材料とエッチングレートの異なる材料を用いればよく、例えば第1のスペーサ材105の材料と含有する金属の異なる有機金属化合物又はシランカップリング剤等を好適に用いることができる。これにより、後述する第2のパターン形成工程において、第1のスペーサ材105と第2のスペーサ材106との間のエッチングレートの差を用いて第1のスペーサ材105のみを効率よくエッチング除去することができる。
第2のスペーサ材106の形成方法としては、第1のスペーサ材105と同様の方法を用いることができる。
(第2のパターン形成工程)
次に、図16(c)に示すように、第1のスペーサ材105が露出するように第2のスペーサ材106をエッチバックすることにより第2のスペーサ材106による第2のパターンを形成する。エッチバック方法としては、例えばドライエッチング、ウェットエッチング等の方法を用いることができる。
(第1のスペーサ材除去工程)
次に、図16(d)に示すように、第1のパターンに形成された第1のスペーサ材105aをドライエッチング法又はウェットエッチング法によりエッチングする。これにより、第1のスペーサ材105aを選択的にエッチングし除去する。
このとき、下地膜102上には、第2のスペーサ材106によって、第2のパターンが形成される。
(下地膜のエッチング工程)
次に、図17に示すように、第2のパターンに形成された第2のスペーサ材106をエッチングマスクとして用いることにより、下地膜102をエッチングする。エッチング方法としては、例えばRIE等のドライエッチングを用いることができる。
(第2のスペーサ材の除去工程)
次に、第2のスペーサ材106を除去する。除去方法としては、例えばドライエッチング、ウェットエッチング等を用いることができる。
(基板のパターニング工程)
次に、第2のパターンに形成された下地膜102をエッチングマスクとして用いることにより、基板101をエッチングする。エッチング方法としては、例えばRIE等のドライエッチングを用いることができる。
以上の工程により、所望の微細パターンを有する半導体装置を製造することができる。
以上に説明したように、第4実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
特に、第4実施形態に係る半導体装置の製造方法では、第2のパターンに形成された第2のスペーサ材106は、パターニングされた各々の第1のスペーサ材105aの側壁部の両側に形成される。このため、第2のパターンのピッチを、露光装置の限界解像度以下にすることができ、更に第1のパターンのピッチよりも小さくすることができる。
また、前述した第1実施形態に係る塗布現像装置は、第4実施形態に係る半導体装置の製造方法にも好適に用いることができ、下地膜形成工程S1から第1のパターン形成工程S5までの工程を同一の塗布現像装置で行うことができ、プロセスの簡素化を図ることができる。このため、所望の微細パターンを有する半導体装置を容易に製造できる。
以上、半導体装置の製造方法及び半導体製造装置を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
101 基板
102 下地膜
104 感光膜
105 第1のスペーサ材
106 第2のスペーサ材
B1 第1のブロック(現像処理ユニットの一例)
B2 第2のブロック(反射防止膜形成ユニットの一例)
B3 第3のブロック(感光膜形成ユニットの一例)
B4 第4のブロック(スペーサ材形成ユニット及び洗浄ユニットの一例)
ADH2、ADH3 撥水処理モジュール(撥水処理ユニットの一例)
A1〜A4 搬送アーム(搬送機構の一例)
C 受け渡し手段(搬送機構の一例)
D 受け渡しアーム(搬送機構の一例)
E シャトルアーム(搬送機構の一例)
F インターフェースアーム(搬送機構の一例)
CU 制御部

Claims (11)

  1. 基板上に表面が撥水性を有する下地膜を形成する下地膜形成工程と、
    前記下地膜上に表面が撥水性を有する感光膜を形成する感光膜形成工程と、
    前記感光膜を現像することにより前記下地膜を露出させて感光膜パターンを形成する感光膜パターン形成工程と、
    前記感光膜上及び露出した前記下地膜上に第1のスペーサ材を供給すると共に供給した前記第1のスペーサ材のうち前記感光膜パターンの側壁部に形成された前記第1のスペーサ材の固化を進行させる第1のスペーサ材形成工程と、
    前記第1のスペーサ材形成工程において供給した第1のスペーサ材のうち、固化が進行された前記第1のスペーサ材を除く、前記感光膜の上面及び前記下地膜の上面に形成された前記第1のスペーサ材の少なくとも一部を除去する第1のパターン形成工程と
    を含む、
    半導体装置の製造方法。
  2. 前記下地膜は反射防止膜を含み、
    前記下地膜形成工程は、前記反射防止膜を形成した後に撥水性材料を前記反射防止膜に供給する工程を含む、
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記下地膜は反射防止膜を含み、
    前記下地膜形成工程は、撥水性材料を含有した塗布液をスピン塗布して前記反射防止膜を形成する工程を含む、
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記感光膜形成工程は、前記感光膜を形成した後に撥水性材料を前記感光膜に供給する工程を含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記感光膜形成工程は、撥水性材料を含有した塗布液をスピン塗布して前記感光膜を形成する工程を含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1のスペーサ材形成工程は、前記第1のスペーサ材が供給された基板を加熱処理する加熱処理工程を含む、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1のパターン形成工程の後に、
    第2のスペーサ材を前記基板上に供給する第2のスペーサ材形成工程と、
    前記感光膜の上面及び前記下地膜の上面に形成された前記第2のスペーサ材の少なくとも一部を除去する第2のパターン形成工程と
    を含む、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1のパターン形成工程の後に、
    前記感光膜パターンを除去する感光膜パターン除去工程と、
    第2のスペーサ材を前記基板上に供給する第2のスペーサ材形成工程と、
    前記第1のスペーサ材が露出するように前記第2のスペーサ材をエッチバックする第2のパターン形成工程と
    を含む、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2のパターン形成工程の後に、
    前記第1のスペーサ材を除去する第1のスペーサ材除去工程を含む、
    請求項7又は8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 基板に反射防止膜を形成する反射防止膜形成ユニットと、
    基板に感光膜を形成する感光膜形成ユニットと、
    基板に形成された前記反射防止膜又は前記感光膜に撥水処理を施す撥水処理ユニットと、
    基板に現像液を供給して露光された感光膜を現像することで感光膜のパターンを形成する現像処理ユニットと、
    基板に形成された感光膜のパターン上にスペーサ材を供給するスペーサ材形成ユニットと、
    基板に供給された前記スペーサ材のうち、基板に形成された感光膜のパターンの側壁部に供給された前記スペーサ材の固化を促進する加熱処理ユニットと、
    基板に洗浄液を供給する洗浄ユニットと、
    前記反射防止膜形成ユニット、前記感光膜形成ユニット、前記撥水処理ユニット、前記現像処理ユニット、前記スペーサ材形成ユニット、前記加熱処理ユニット及び前記洗浄ユニットの間で基板を搬出入する搬送機構と、
    前記スペーサ材形成ユニットから搬出された基板を前記加熱処理ユニットに搬送し、更に前記加熱処理ユニットから搬出された基板を前記洗浄ユニットに搬送し、前記洗浄ユニットにおいて前記スペーサ材形成ユニットで供給された前記スペーサ材のうち前記加熱処理ユニットで固化が進行された前記スペーサ材を除く、前記スペーサ材の少なくとも一部を除去するように、前記搬送機構、前記加熱処理ユニット及び前記洗浄ユニットを制御する制御部と
    を備える、
    半導体製造装置。
  11. 前記スペーサ材形成ユニットと前記洗浄ユニットとは同一ユニットである、
    請求項10に記載の半導体製造装置。
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