JP5926638B2 - パーティション - Google Patents

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Description

本発明は、複数のパネルを連結して設置する際の設置と収納がし易い脚及び連結部材を備えたパーティションに関する。
従来、パーティションを構成するパネルが転倒しないように支えるために、中央部にリブを連続して形成した帯鋼をL字の水平部と垂直部を形成したL型脚と、そのL型脚をアルミダイキャストや樹脂製のL型カバー脚で上から補強するように組み合わせた構造とした安定脚を備えたパーティションがある(例えば特許文献1参照)。
特開2006ー328880号公報
ところが、上記安定脚を備えたパーティションでは、安定脚のL型脚は帯鋼をL字に成型してあり、L型カバー脚もアルミダイキャストや樹脂をL字に成型してあり、パーティションのパネル下端部分にネジ止めにより固定する構造となっている。
したがって、パーティションを収納する際には、安定脚が邪魔になる。また、パーティションを効率よく収納するためには、パネルにネジ止めされている安定脚を、ネジを取り外して収納する必要があるなど取扱い性が悪いという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、複数のパネルを容易かつ安定に連結して設置でき、軽量で収納に便利なパーティションを提供することを目的とする。
この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。
上記「発明が解決しようとする課題」において述べた問題を解決するためになされた発明は、平板のパネル(10)、可倒式脚部(20)及び連結部材(30)を備えたパーティション(1)である。
連結部材(30)は、パネル(10)を複数枚連結するための部材であり、可倒式脚部(20)は、パネル(10)の下端に少なくとも1個取り付けられており、取付部材(22)及び脚部材(24)とを備えている。
取付部材(22)は、L字部材(22a)とその両側面に取り付けられた側面部材(22b)とからなり、両側面部材(22b)に略水平方向に、パネル(10)に近い方にヒンジピン(40)を挿入するための第1ヒンジピン孔(22c)及びパネル(10)から遠い方にロックピン(50)を挿入する第1ロックピン孔(22d)が設けられたパネル(10)に取り付けるための部材である。
脚部材(24)は、断面がコの字形状の長尺材であって、側端(24b)が下向きとなるように側面(24a)が取付部材(22)の側面部材(22b)に取り付けられた状態で、取付部材(22)にヒンジピン(40)で回動可能に結合するための第2ヒンジピン孔(24c)及びロックピン(50)を挿入して固定するための第2ロックピン孔(24d)を有している。
このようなパーティション(1)によれば、複数のパネル(10)を容易かつ安定に連結して設置でき、軽量で収納に便利なパーティション(1)とすることができる。以下その理由を説明する。
可倒式脚部(20)は、取付部材(22)によりパーティション(10)に取り付けられ、取付部材(22)には、ヒンジピン(40)を回転中心として回動可能に脚部材(24)が取り付けられている。また、ロックピン(50)によって脚部材(24)が取付部材(22)に固定される。
そして、取付部材(22)は、パネル(10)に取り付けられる。このとき、第1ヒンジピン孔(22c)と第1ロックピン孔(22d)は、略水平に設けられているので、脚部材(24)がロックピン(50)によって取付部材(22)に固定されると、脚部材(24)は展開した状態で固定される。
つまり、可倒式脚部(20)を展開した使用状態では、パネル(10)は、可倒式脚部(20)によって安定して支持されることになる。
逆に、第1ヒンジピン孔(22c)と第1ロックピン孔(22d)とは、略水平に設けられているので、ロックピン(50)を外せば、脚部材(24)をパネル(10)側に上げることができる。つまり、不使用時には、可倒式脚部(20)を収納状態とすることができるので、収納に便利である。
また、連結部材(30)により複数のパネル(10)を連結することもでき、連結部材(30)を取り外せば、1枚のパネル(10)として収納することができるので、便利である。
また、パネル(10)を塩化ビニールやアクリルなどの樹脂やアルミニウムなどの軽金属、あるいは、それらを組み合わせて構成すれば、パネル(10)を軽量化することができるので、パーティション(1)全体を軽量化することができる。
さらに、請求項2に記載のように、脚部材(24)は、側面(24a)の先端部分に、ヒンジピン(40)及びロックピン(50)を第1及び第2ヒンジピン孔(22c,24c)及び第1及び第2ロックピン孔(22d,24d)に挿入して取付部材(22)に固定した状態で、側面(24a)下側に、第2ヒンジピン孔(24c)の中心よりも下側に、床面に接するように突出した所定の長さの突出部(24e)を有し、その突出部(24e)の下端部分に床面との滑り止め(24f)が設けられているようにするとよい。
このようにすると、突出部(24e)の下端が床面に接する際、突出部(24e)が第2ヒンジピン孔(24c)の中心よりも下側にあるため、突出部(24e)でパネル(10)重量を支えることになる。したがって、パネル(10)を安定して支えることができる。
また、突出部(24e)の下端部分に床面との間の滑り止め(24f)が設けられている。したがって、突出部(24e)に掛かるパネル(10)重量により床面との摩擦が大きくなるため、パネル(10)を安定して支えることができる。
ところで、パーティション(1)のパネル(10)を複数枚連結して使用する場合、2枚のパネル(10)の側端をボルト・ナットで締結したり、2枚のパネル(10)が接する上端部分を平板の留め具をネジで固定して連結したりする場合が多い。
この場合、複数のパネル(10)を真っすぐに連結したり、垂直に連結したりすることはできるが、任意の角度で連結することができない。また、連結の際にスクリュードライバーなどが必要であり、作業性も悪い。
さらに、複数のパネル(10)を連結して設置する場合、設置面に段差があると設置することができないという問題もある。
そこで、請求項3に記載のように、パネル(10)は平面側端部に溝部(18)を有し、連結部材(30)は、2枚のパネル(10)を連結する際に、2枚のパネル(10)の各々の溝部(18)に嵌合する嵌合部(32)及び2枚のパネル(10)の各々の溝部(18)に嵌合した嵌合部(32)を連結する弾性体で形成された連結部(34)を備えるようにするとよい。
このようにすると、嵌合部(32)を2枚のパネル(10)の溝部(18)に嵌合させた状態で、その2つの嵌合部(32)を連結する連結部(34)が撓むことができる。したがって、2枚のパネル(10)を任意の角度で設置することができる。
また、パネル(10)の溝部(18)に嵌合部(32)を嵌合させるだけで2枚のパネル(10)を結合することができるので連結時の作業性を向上させることができる。
このようにして、2枚のパネル(10)を次々に結合させることにより複数のパネル(10)を作業性良く、かつ、任意の角度で設置することができるようになる。
さらに、嵌合部(32)を溝部(18)に嵌合させるだけで複数のパネル(10)を連結することができるので、パネル(10)の上部から下部まで溝部(18)を設けておけば、設置面に段差があったとしても、パネル(10)を連結することができる。
また、請求項4に記載のように、可倒式脚部(20)のうち、少なくともパネル(10)の片面側にある可倒式脚部(20)及びパネル(10)の側端面を連結する支柱部(60)と、パネル(10)の支柱部(60)が取り付けられた面と反対面の側面に設けられたトレイ(70)と、を備え、パネル(10)のうち少なくともトレイ(70)が設けられる面を筆記可能な材料で形成するとよい。
このようにすると、パネル(10)の片面に文字や図形等を書くことができる、いわゆるホワイトボードとして使用することができる。また、可倒式脚部(20)のうち、少なくともパネル(10)の片面側にある可倒式脚部(20)及びパネル(10)の側端面を連結する支柱部(60)を設けることで、筆記時にパネル(10)に加わる力によりパネル(10)が倒れたり、不安定になったりするのを防ぐことができる。
さらに、筆記面にトレイ(70)を設けているので、例えば、マーカやイレーザなどをトレイ(70)に置いておくことができるので便利である。
パーティションの概略の外観図である。 可倒式脚部の概略の構造を示す拡大図である。 連結部材の概略の構造を示す拡大図である。 パーティションをホワイトボードとした場合の外観図を示す図である。
[第1実施形態]
まず、図1に基づきパーティション1の全体構成及びパネル10について説明する。なお、図1の平面図においては、可倒式脚部20の図示を省略してある。
パーティション1は、図1に示すように、平板のパネル10、パネル10の下端に少なくとも1個取り付けられる可倒式脚部20及びパネル10を複数枚連結するための連結部材30を備えている。
パネル10は、外径形状が、高さ1900[mm]、横幅940[mm]、厚さ(奥行き)20[mm]のアルミニウム製の枠14を形成し、枠14の奥行き方向の中間内側部分全周に、溝幅1[mm]の図示しない溝を設け、その溝に厚さ1[mm]の長方形の塩化ビニール製の薄板12の縁部分を挿入し、挿入した部分を発泡スチロールやシリコンなどのコーキング剤などの補強材16で補強して固定してある。
また、パネル10の枠14平面側の両側端部分には、縦方向に上端から下端まで溝部18が設けられている。
次に、図2に基づいて可倒式脚部20について説明する。なお、図2において「A」は、可倒式脚部20を展開してパネル10を支持する使用時の状態を示しており、「C」は、収納状態、「B」は、収納状態から使用状態(あるいはその逆)に至る途中の状態を示している。
可倒式脚部20は、図2に示すように、可倒式脚部20をパネル10に取り付けるための取付部材22と、使用時にパネル10から展開してパネル10を支持する脚部材24とを備えている。
取付部材22は、L字形状のアルミニウムのL字部材22aとその両側面に取り付けられた側面部材22bとからなっている。
両側面部材22bには、略水平方向に、パネル10に近い方にヒンジピン40を挿入するための第1ヒンジピン孔22c及びパネル10から遠い方にロックピン50を挿入する第1ロックピン孔22dが設けられている。
このとき、第1ロックピン孔22dの位置は、第1ヒンジピン孔22cの位置と水平の位置あるいは水平位置よりも上方にならないようにしておく。
L字部材22aの一面(パネル10に接する面)には、4箇所に取付孔が設けられており、その4箇所の取付孔にネジ22eを通してパネル10に取り付けるようになっている。
脚部材24は、断面がコの字形状のアルミニウムの長尺材であって、側端24bが下向きとなるように側面24aが取付部材22の側面部材22bの内側に挿入された状態で使用される。
脚部材24のうち取付部材22の側面部材22bの内側に挿入される部分には、第2ヒンジピン孔24c及び第2ロックピン孔24dの2つの孔が略水平に設けられている。
このとき、第2ロックピン孔24dの位置は、第2ヒンジピン孔24cの位置と水平の位置あるいは水平位置よりも上方にならないようにしておく。
そして、取付部材22に設けられている第1ヒンジピン孔22cと、脚部材24に設けられている第2ヒンジピン孔24cとにヒンジピン40を挿入し、脚部材24が取付部材22に対してヒンジピン40を回転軸として回動可能に取り付けられる
また、脚部材24を展開した状態(図2中「A」に示す状態)にし、取付部材22に設けられている第1ロックピン孔22dと、脚部材24に設けられている第2ロックピン孔24dとにロックピン50を挿入して、取付部材22に脚部材24を固定する。
ロックピン50には、図示しないバネが設けられており、ロックピン50が取付部材22に押しつけられた状態で保持されるようになっている。したがって、脚部材24の状態を変化させる場合、例えば、図2中「A」から「C」の状態にする場合には、ロックピン50の頭の部分を手で引っ張るようにして、ロックピン50を第2ロックピン孔24dから一時的に引き抜いて、固定状態を解除し、脚部材24を、ヒンジピン40を回転軸として回転させればよい。
さらに、取付部材22において、第1ヒンジピン孔22cの上方に第3ヒンジピン孔22fが設けられており、脚部材24を収納状態(立てた状態)にしたときに、ロックピン50がバネの付勢力で第3ヒンジピン孔22fに挿入され、仮ロック状態になるようになっている。
また、脚部材24の側面24aの先端部分には、所定の長さの突出部24eが設けられている。
この突出部24eは、ヒンジピン40及びロックピン50を第1及び第2ヒンジピン孔22c,24c及び第1及び第2ロックピン孔22d,24dに挿入して取付部材22に固定した状態で、側面24a下側に、第2ヒンジピン孔24cの中心よりも下側で、かつ、パネル10の下端と同じ高さに、床面に接するように突出する形となっている。
そして、突出部24eの下端部分に、床面との滑りを防止するためのゴム製の滑り止め24fが設けられている。
次に、図3に基づいて連結部材30について説明する。連結部材30は、嵌合部32、連結部34及びつまみ部36とを備えている。
嵌合部32は、2枚のパネル10を連結する際(図1参照)に、2枚のパネル10の各々の溝部18に嵌合させる部分であり、ゴムなどの弾性体を溝部18の溝幅より若干大きくなるようにし、溝部18に挿入しやすいように、先端部が1[mm]程度面取りされている。
連結部34は、2枚のパネル10の各々の溝部18に嵌合させる嵌合部32を連結するゴムなどの弾性体で形成された部分である。
つまみ部36は、連結部34の両端部に嵌合部32の反対側に設けられている突起部である。このつまみ部36を手でつまむようにして、嵌合部32を溝部18に挿入したり、溝部18から引き抜いたりすると、挿入や引き抜きがしやすい。
なお、本実施形態では、嵌合部32、連結部34及びつまみ部36は、ゴムを一体成型して形成してある。
そして、図1に示すように、連結部材30を2枚のパネル10を連結する部分の上下2箇所に用いて、2枚のパネル10の溝部18に嵌合部を差し込んでいくことによりパネル10同士を連結することができる。つまり、複数のパネル10を連結していくことができるようになっている。
(パーティション1の特徴)
上述したパーティション1では、可倒式脚部20は、取付部材22によりパネル10に取り付けられ、取付部材22には、ヒンジピン40を回転中心として回動可能に脚部材24が取り付けられている。また、ロックピン50によって脚部材24が取付部材22に固定される。
そして、取付部材22は、パネル10に取り付けられる。このとき、第1ヒンジピン孔22cと第1ロックピン孔22dは、略水平で第1ロックピン孔22dの位置が第1ヒンジピン孔22cの位置よりも上方にならないように設けられている。また、第2ロックピン孔24dの位置が第2ヒンジピン孔24cの位置よりも上方にならないように設けられているので、脚部材24がロックピン50によって取付部材22に固定されると、脚部材24は展開した状態で固定される。
つまり、可倒式脚部20を展開した使用状態では、パネル10は、可倒式脚部20によって安定して支持されることになる。
逆に、第1ヒンジピン孔22cと第1ロックピン孔22dとは、略水平に設けられているので、ロックピン50を外せば、脚部材24をパネル10側に上げることができる。つまり、不使用時には、可倒式脚部20を収納状態とすることができるので、収納に便利である。
また、パネル10は、塩化ビニール製の薄板12の4つの縁をアルミニウム製の枠14によって補強する形で平板を形成してあるので、パーティション1を軽量化することができる。
さらに、脚部材24は、側面24a先端部分に、ヒンジピン40及びロックピン50を第1及び第2ヒンジピン孔22c,24c及び第1及び第2ロックピン孔22d,24dに挿入して取付部材22に固定した状態で、側面24a下側に、第2ヒンジピン孔24cの中心よりも下側で、かつ、パネル10の下端と同じ高さに、床面に接するように突出する所定の長さの突出部24eを有し、その突出部24eの下端部分に床面との滑り止め24fが設けられている。
よって、突出部24eの下端が床面に接する際、突出部24eが第2ヒンジピン孔24cの中心よりも下側にあるため、突出部24eでパネル10の重量を支えることになる。したがって、パネル10を安定して支えることができる。
また、突出部24eの下端部分に床面との間の滑り止め24fが設けられている。したがって、突出部24eに掛かるパネル10重量により床面との摩擦が大きくなるため、パネル10を安定して支えることができる。
また、連結部材30により複数のパネル10を連結することもでき、連結部材30を取り外せば、1枚のパネル10として収納することができるので、便利である。
さらに、2枚のパネル10を連結する際に、2枚のパネル10の各々の溝部18に嵌合する嵌合部32及び2枚のパネル10の各々の溝部18に嵌合した嵌合部32を連結する弾性体で形成された連結部34を備えている。
したがって、嵌合部32を2枚のパネル10の溝部18に嵌合させた状態で、その2つの嵌合部32を連結する連結部34が撓むことができる。したがって、2枚のパネル10を任意の角度で設置することができる。
また、パネル10の溝部18に嵌合部32を嵌合させるだけで2枚のパネル10を結合することができるので連結時の作業性を向上させることができる。
このようにして、2枚のパネル10を次々に結合させることにより複数のパネル10を作業性良く、かつ、任意の角度で設置することができるようになる。
さらに、溝部18がパネル10の上端から下端までに設けられているので、パネル10のどの部分においても複数のパネル10を連結することができる。したがって、例えば、段差があるような場所に、設置するような場合であっても、隣接するパネル10の高さ位置をずらして連結することもできて便利である。
[第2実施形態]
次に図4に基づいて、パネル10をいわゆるホワイトボードとして使用する第2実施形態について説明する。
第2実施形態にパネル10では、図4に示すように、パネル10に取り付けられている4つの可倒式脚部20のうち、片面側(図4では裏面側)にある可倒式脚部20及びパネル10の側端面を、アルミのバー材などの支柱部60で連結する。
また、パネル10の支柱部60が取り付けられた面と反対面(図4では表面)の側面にトレイ70を設ける。このトレイ70は、アルミの板材を成形したものや樹脂材を成形したものである。
さらに、パネル10のうち、トレイ70が設けられた面(図4では表面)が筆記可能な材料、例えば、塩化ビニールで形成されている。
なお、「パネル10の側端面」とは、パネル10の枠14の側端面のみだけでなく、支柱部60やトレイ70が取り付けられることができる幅を有しているのであれば、枠14の表裏面をも意味している。
このような、パーティション1では、パネル10の片面に文字や図形等を書くことができる、いわゆるホワイトボードとして使用することができる。
また、可倒式脚部20と羽なる10とを支柱部60で連結してあるので、筆記時にパネル10に加わる力によりパネル10が倒れたり、不安定になったりするのを防ぐことができる。
さらに、筆記面にトレイ70を設けているので、例えば、マーカやイレーザなどをトレイ(70)に置いておくことができるので便利である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
(1)上記実施形態では、パネル10に塩化ビニール製の薄板12を用いたが、アクリルなどの樹脂の薄板、アルミニウムなどの金属製の薄板或いは木製の薄板を用いてもよい。(2)上記実施形態では、連結部材30として、嵌合部32と連結部34とを一体成型したゴム製のものを用いたが、嵌合部32をゴム製とし、連結部34を金属や樹脂の薄板などの弾性材料を用いて構成してもよい。
(3)上記実施形態では、可倒式脚部20を1枚のパネル10の下端両隅の両面に計4個取り付けたが、複数のパネル10を連結する場合には、パネル10の下端の1つの隅に1個ずつ、各パネル10において取付面が交互になるように取り付けてもよい。
この場合、可倒式脚部20を設置していない側に、L字状のサポート部材を取り付けてもよい。つまり、L字状のサポートの1面をパネル10に取り付け、他の面が設置面に接触するようにすると軽量化を図りながら安定したパーティション1とすることができる。(5)連結部材30の嵌合部32に、溝部18に差し込む方向に切欠きを設けてもよい。このようにすると、嵌合し易く(溝部18に差し込み易く)、かつ、嵌合後には、溝部18から抜けないようにすることができる。
(4)上記実施形態では、脚部材24の側面24aが取付部材22の側面部材22bの内側に挿入された状態で使用されたが、逆に、取付部材22の側面部材22bが脚部材24の側面24aの外側に挿入されるようにしてもよい。
このようにすると、可倒式脚部20の数が減るので、パーティション1を軽量化することができるとともに、収納時にも作業性が良くなる。
(5)上記実施形態では、使用していないが、パネル10の上部の枠14の外側面に長手方向に沿って2つの溝を設け、2つのパネル10の上端角部の2つの溝に渡すように、コの字型のアングル材の両側面を2つの溝に差し込み、複数のパネル10を連結する際の補強にしてもよい。
なお、段差がある設置面に複数のパネル10を設置する場合には、パネル10の枠14の外側面の2つの溝を、縦方向に配置された枠14に設け、アングル材をL字状にしておけば、下の段差面に設置されるパネル10の上面と上の段差面に設置されるパネル10の側面とをアングル材で補強することができる。
なお、このアングル材は、アルミニウムなどの金属製であってもよいし、プラスチックなどの樹脂製であってもよい。
(6)上記実施形態では、パネル10外径形状を、高さ1900[mm]、横幅940[mm]、厚さ(奥行き)20[mm]としたが、この寸法に限定されるものではなく、用途に応じて寸法を変更してもよい。
(7)額に入れた絵画や写真などを、パネル10の溝部18に、先端がフック状の鎖や紐などを引っかけるようにして吊り下げるようにしてもよい。
(8)また、パーティションの表裏面で、ホワイトボードとして使用しない面に、裏面に粘着性を有するいわゆるカラーシートを好みのデザインに切断して貼り付けたり、インクジェットプリンタなどによって、好みの図柄や文字などを印刷したりすることによって、パーティションにデザイン性を持たせるようにしてもよい。
1… パーティション 10… パネル 12… 薄板 14… 枠 16… 補強材 18… 溝部 20… 可倒式脚部 22… 取付部材 22a… L字部材 22b… 側面部材 22c… 第1ヒンジピン孔 22d… 第1ロックピン孔 22e… ネジ 22f… 第3ヒンジピン孔 24… 脚部材 24a… 側面 24b… 側端 24c… 第2ヒンジピン孔 24d… 第2ロックピン孔 24e… 突出部 24f… 滑り止め 30… 連結部材 32… 嵌合部 34… 連結部 36… つまみ部 40… ヒンジピン 50… ロックピン 60… 支柱部 70… トレイ。

Claims (4)

  1. 平板のパネルと、
    前記パネルの下端に少なくとも1個取り付けられる可倒式脚部と、
    前記パネルを複数枚連結するための連結部材と、
    を備え、
    前記可倒式脚部は、
    L字部材とその両側面に取り付けられた側面部材とからなり、前記両側面部材に略水平方向に、前記パネルに近い方にヒンジピンを挿入するための第1ヒンジピン孔及び前記パネルから遠い方にロックピンを挿入する第1ロックピン孔が設けられた、前記パネルに取り付けるため取付部材と、
    断面がコの字形状の長尺材であって、側端が下向きとなるように側面が前記取付部材の側面部材に取り付けられた状態で、前記取付部材に前記ヒンジピンで回動可能に結合するための第2ヒンジピン孔及び前記ロックピンを挿入して固定するための第2ロックピン孔を有する脚部材と、
    を備えていることを特徴とするパーティション。
  2. 請求項1に記載のパーティションにおいて、
    前記脚部材は、
    側面の先端部分に、前記ヒンジピン及び前記ロックピンを前記第1及び第2ヒンジピン孔及び前記第1及び第2ロックピン孔に挿入して前記取付部材に固定した状態で、前記側面下側に、前記第2ヒンジピン孔の中心よりも下側に、床面に接するように突出した所定の長さの突出部を有し、該突出部の下端部分に床面との滑り止めが設けられていることを特徴とするパーティション。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のパーティションにおいて、
    前記パネルは平面側端部に溝部を有し、
    前記連結部材は、
    2枚の前記パネルを連結する際に、2枚の前記パネルの各々の溝部に嵌合する嵌合部及び2枚の前記パネルの各々の溝部に嵌合した嵌合部を連結する弾性体で形成された連結部を備えたことを特徴とするパーティション。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のパーティションにおいて、
    前記可倒式脚部のうち、少なくとも前記パネルの片面側にある前記可倒式脚部及び前記パネルの側端面を連結する支柱部と、
    前記パネルの前記支柱部が取り付けられた面と反対面の側端面に設けられたトレイと、
    を備え、
    前記パネルのうち、少なくとも前記トレイが設けられた面が筆記可能な材料で形成されていることを特徴とするパーティション。
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