JP5926573B2 - 柱材の連結方法、建物ユニット、柱材の連結構造及びジョイントピンセット - Google Patents
柱材の連結方法、建物ユニット、柱材の連結構造及びジョイントピンセット Download PDFInfo
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Description
1B 上階ユニット(上階構造体、建物ユニット)
1C 建物ユニット
2A,2B,2C 柱(柱材)
21 柱頭
21a 開口
21b 上端
22 柱脚
22a 開口
22b 下端
31 上端面板
31a 蓋部
31b 貫通孔
31c 上側フランジ接合部
31d ハンチ
32 下端面板
32a 蓋部
32b 貫通孔
32c 下側フランジ接合部
32d ハンチ
33A,33B ウエブ接合部
4A 桁側天井梁(梁材)
4B 妻側天井梁(梁材)
5A 桁側床梁(梁材)
5B 妻側床梁(梁材)
61 ボルト
7 ジョイントピンセット
71 ジョイントピン
71b 挿入孔
72 Tバー
72a 棒状部
72b アーム部
73 連結鎖(線状材)
73a リング(係留部)
74 クランプ(仮固定)
8 ジョイントピース
81 上側フランジ接合部
82 下側フランジ接合部
83 ウエブ接合部
84 蓋部
84a 貫通孔
Claims (19)
- 四角筒状の柱材を頂点とする二方向に梁材が接続されることによって骨組みが形成される建物ユニットを有する下階構造体と上階構造体の柱材どうしを上下で連結させる柱材の連結方法であって、
前記柱材の上端を塞ぐ蓋部に貫通孔が設けられるとともに、その貫通孔に連通される開口が柱頭の前記梁材による内角側の側壁に形成された前記下階構造体を設置する工程と、
前記柱材の下端を塞ぐ蓋部に貫通孔が設けられるとともに、その貫通孔に連通される開口が柱脚の前記梁材による内角側の側壁に形成された前記上階構造体を、前記下階構造体の上に柱材どうしが上下方向に連続するように設置する工程と、
前記柱頭及び柱脚に形成された開口を利用して、前記上端及び下端の蓋部に設けられた貫通孔に通したボルトを締め付けることで前記下階構造体と前記上階構造体の柱材どうしを連結する工程とを備えたことを特徴とする柱材の連結方法。 - 前記下階構造体の蓋部の貫通孔にジョイントピンを挿入しておき、前記上階構造体の蓋部の貫通孔に上方に突出された前記ジョイントピンを挿入することで前記上階構造体の設置を行うとともに、
前記柱頭及び柱脚に形成された開口を利用して、前記ジョイントピンを外した後に前記貫通孔に前記ボルトを挿入して締め付けを行なうことを特徴とする請求項1に記載の柱材の連結方法。 - 前記ジョイントピンを外す前に、前記下階構造体と前記上階構造体とが重なっている部分を仮固定することを特徴とする請求項2に記載の柱材の連結方法。
- 中空の柱材に梁材を接続することによって骨組みが形成された建物ユニットであって、
前記柱材の上端は貫通孔が設けられた蓋部によって塞がれているとともに、その貫通孔に連通される開口が柱頭の側壁に形成されており、
前記柱材の下端は貫通孔が設けられた蓋部によって塞がれているとともに、その貫通孔に連通される開口が柱脚の側壁に形成されており、
かつ、前記柱材は四角筒状であって、前記梁材は前記柱材を頂点とする二方向に接続されており、前記柱材の前記梁材による内角側の側壁に前記柱頭及び柱脚の開口が形成されていることを特徴とする建物ユニット。 - 前記柱材の上端及び下端の蓋部に設けられる貫通孔は、前記柱材の隅角部に隣接して設けられていることを特徴とする請求項4に記載の建物ユニット。
- 前記梁材は、ウエブとそのウエブの上下にそれぞれ略直交して形成される2つのフランジとを有し、前記柱材の前記柱頭及び柱脚には、前記梁材のウエブを接合させるウエブ接合部と、前記梁材のフランジを接合させる上側フランジ接合部及び下側フランジ接合部とが接続されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の建物ユニット。
- 前記柱頭では前記蓋部と前記上側フランジ接合部とが一体に形成されており、前記柱脚では前記蓋部と前記下側フランジ接合部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の建物ユニット。
- 前記蓋部を挟んで二方向に前記上側フランジ接合部が形成されているとともに、前記蓋部を挟んで二方向に前記下側フランジ接合部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の建物ユニット。
- 前記二方向に延伸される前記上側フランジ接合部及び下側フランジ接合部の内角側にはそれぞれハンチが形成されていることを特徴とする請求項8に記載の建物ユニット。
- 前記ウエブ接合部は、前記梁材のウエブの内側面に沿って配置されていることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の建物ユニット。
- 中空の柱材を有する下階構造体と上階構造体の柱材どうしを上下で連結させた柱材の連結構造であって、
前記下階構造体の前記柱材には貫通孔が設けられた上端を塞ぐ蓋部が取り付けられているとともに、その貫通孔に連通される開口が柱頭の側壁に形成されており、
前記上階構造体の前記柱材には貫通孔が設けられた下端を塞ぐ蓋部が取り付けられているとともに、その貫通孔に連通される開口が柱脚の側壁に形成されており、
前記下階構造体と前記上階構造体の上下方向に連続する柱材どうしが、前記上端及び下端の蓋部に設けられた貫通孔に通したボルトによって連結されている構造において、
前記柱材は四角筒状であって、前記梁材は前記柱材を頂点とする二方向に接続されており、前記柱材の前記梁材による内角側の側壁に前記柱頭及び柱脚の開口が形成されていることを特徴とする柱材の連結構造。 - 前記柱材の上端及び下端の蓋部に設けられる貫通孔は、前記柱材の隅角部に隣接して設けられていることを特徴とする請求項11に記載の柱材の連結構造。
- 前記梁材は、ウエブとそのウエブの上下にそれぞれ略直交して形成される2つのフランジとを有し、前記柱材の前記柱頭及び柱脚には、前記梁材のウエブを接合させるウエブ接合部と、前記梁材のフランジを接合させる上側フランジ接合部及び下側フランジ接合部とが接続されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の柱材の連結構造。
- 前記柱頭では前記蓋部と前記上側フランジ接合部とが一体に形成されており、前記柱脚では前記蓋部と前記下側フランジ接合部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項13に記載の柱材の連結構造。
- 前記蓋部を挟んで二方向に前記上側フランジ接合部が形成されているとともに、前記蓋部を挟んで二方向に前記下側フランジ接合部が形成されていることを特徴とする請求項14に記載の柱材の連結構造。
- 前記二方向に延伸される前記上側フランジ接合部及び下側フランジ接合部の内角側にはそれぞれハンチが形成されていることを特徴とする請求項15に記載の柱材の連結構造。
- 前記ウエブ接合部は、前記梁材のウエブの内側面に沿って配置されていることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一項に記載の柱材の連結構造。
- 後端付近に軸直交方向に貫通する挿入孔が形成されたジョイントピンと、
棒状部と両側に張り出されるアーム部とによってT字状に形成されたTバーとを有し、
前記Tバーの棒状部が前記挿入孔に対して着脱自在であることを特徴とするジョイントピンセット。 - 前記Tバーの棒状部の端部には線状材が取り付けられており、その線状材の端部には前記挿入孔を通過不能な大きさの係留部が設けられていることを特徴とする請求項18に記載のジョイントピンセット。
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