JP7479250B2 - 簡易構造物 - Google Patents
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Description
簡易構造物15は、前後方向及び左右方向に間隔をおいて立設した4本の柱3と、柱3の上端部間に架設した梁9と、柱3の下端部間に取付けた下枠4とを有している。梁9には、図1に示すようにフック16が取付けてあり、フック16に引っ掛けてシート状の日除け17を取付けてある。日除け17は、図6に示すように、梁9で囲まれた開口部を塞いでおり、これによりデッキ14上に日陰ができるようにしてある。
デッキ材1は、木粉を混ぜた合成樹脂を押出成形したものであり、図1に示すように、中空部を有する板状に形成されており、両側の縁部には上係合部7と下係合部8が側方に突出して設けてある。デッキ材1は、左右方向に隙間53をあけて配置され、デッキ材1同士の隙間53に配置したデッキ材固定金具2を下係合部8に係合させ、上方からのねじ21で大引き18にねじ止めすることで、下方に押し付けて大引き18に固定してある。
柱3の下端部には、柱側固定金具24が設けてある。柱側固定金具24は、ステンレス製の正方形のプレート25と、アルミ形材で形成した柱3より断面が一回り小さい筒状部26とからなり、プレート25の4隅に下方より挿通したねじ27を筒状部26に形成されたタッピングホール28にねじ込むことで一体化してある。プレート25は、図2,7に示すように、外形が柱3の外形と同じ大きさになっており、柱固定金具5のボルト22が挿通されるボルト挿通孔29と、水抜き孔30が形成してある。そして、ボルト挿通孔29にボルト22を挿通してプレート25をデッキ材1上に載置し、プレート25から突き出たボルト22にナット31を螺合して締め付けることで、柱側固定金具24がデッキ材1に固定されている。その上で、柱3の下端部を筒状部26の周囲に嵌め入れ、柱3の下端面をプレート25上に載置し、側方からのねじ32,33で柱3と筒状部26を固定している。こうして柱3は、デッキ材1の上係合部7に係合した柱固定金具5によりデッキ材1に引き付けて固定されている。
さらに、下枠本体34の長手方向端部にはL型断面の接続金具37が上方からのねじ38で取付けてあり、接続金具37の縦片に挿通したねじ33を、柱3を貫通して筒状部26に形成された雌ねじ孔にねじ込むことで、下枠本体34の長手方向端部を柱3に固定している。その上で、下枠本体34に上方から目板35を嵌合取付けすることで、ボルト22やナット31、接続金具37を目板35で隠している。
これに対し本フレーム付きデッキは、図9(a)に示すように、柱3の上端部に柱端部キャップ11を取付けて柱3の小口を塞ぐとともに、柱端部キャップ11の延出部12を梁9上面に当接させて梁9に固定したことで、地震の揺れや強風、あるいは柱3に人が寄りかかるなどして簡易構造物15に横荷重が作用しても、図9(b),(c)に示すように、梁9の上端と柱3間(図中a部)や梁9の下端と柱3間(図中b部)に隙間が生じないので、簡易構造物15の揺れを抑える効果がある。
次に、大引き18上にデッキ材1,1,…を取付ける。大引き18の端部には、図8-1(a)に示すように端部固定金具52が取り付けられており、図8-1(b)に示すように、端部のデッキ材1の一方側の側部を端部固定金具52に側方からねじ止めし、他方側の側部の下係合部8にデッキ材固定金具2を係合して上方から大引き18にねじ止めする。次に、図8-1(c)に示すように、隣のデッキ材1を傾けるようにしながら一方側の側部の下係合部8をデッキ材固定金具2に係合させて大引き18上に載置し、図8-1(d)に示すように、他方側の側部の下係合部8にデッキ材固定金具2を係合して上方から大引き18にねじ止めする。これを順次繰り返し行って、図8-2(e)に示すように、大引き18上に全てのデッキ材1,1,…を取付ける。
次に、図8-2(f)に示すように、柱固定金具5と下枠固定金具6をデッキ材1,1,…の小口よりデッキ材1同士の隙間53に挿入し、ボルト22の先端部を手で持って所定の位置までスライドさせる。柱固定金具5と下枠固定金具6は、一対の脚片54,54を有しているため、脚片54,54の下端部がデッキ材1の下係合部8やデッキ材固定金具2上に載ることで、手を離しても下に落ちない。
次に、図8-2(g)に示すように、予めプレート25と筒状部26を一体化した柱側固定金具24を、そのプレート25のボルト挿通孔29に柱固定金具5のボルト22を挿通させてデッキ材1上に載置する。
次に、図8-2(h)に示すように、下枠本体34の端部に接続金具37を取付けた上で、下枠本体34をボルト挿通孔36に下枠固定金具6のボルト22を挿通させてデッキ材1上に載置する。
次に、図8-3(i)に示すように、柱固定金具5及び下枠固定金具6のボルト22にナット31を螺合して締め付けることで、柱側固定金具24と下枠本体34をデッキ材1に引き付けて固定する。
次に、図8-3(j)に示すように、柱3の下端部を柱側固定金具24に上方から嵌める。その際、柱3には、上端部側面に柱梁連結具10を予め取付けておく。
次に、図8-3(k)に示すように、柱3を柱側固定金具24にねじ32で固定すると共に、接続金具37を柱側固定金具24にねじ33で固定する。
次に、図8-3(l)に示すように、下枠本体34に目板35を上方から嵌合取付けする。
その後、柱3に取付けてある柱梁連結具10を梁9の端部に挿入して梁9に固定することにより、柱3間に梁9を架設する。
その後、柱3の上端に柱端部キャップ11を取付け、柱端部キャップ11で柱3の上端の小口を塞ぐと共に、柱端部キャップ11の延出部12を梁9の上面に固定して柱3と梁9を連結する。
フレームは横枠(下枠)4であり、横枠4の見込壁とフレーム固定金具6とでデッキ材1の上係合部7を挟持しているので、横枠4をデッキ材1上に安定して取付けできる。
フレーム固定金具5,6は、一対の脚片54,54と、デッキ材1同士の隙間53から突出するボルト22を有し、デッキ材1の小口から挿入自在であるため、フレーム固定金具5,6をデッキ材1同士の隙間53でデッキ材1の長手方向にスライドさせて所定の位置に容易に配置することができ、施工性が良い。
延出部12は、柱梁連結具10に固定してあるので、延出部12を梁9と強固に固定できる。
柱梁連結具10は、梁9に下からのねじ46で固定してあり、柱端部キャップ11は、梁9に上からのねじ44,50で固定してあるので、柱3と梁9の接合面の上端側及び下端側のいずれの隙間も防止でき、簡易構造物15の揺れを抑える効果が高い。
柱3はタッピングホール23を有し、柱端部キャップ11は、柱3のタッピングホール23に螺入するねじ49で柱3に固定してあるので、柱端部キャップ11を簡単に且つ確実に柱3に固定できる。
柱端部キャップ11は金属製であるため、薄い板状でも強度が高く、すっきりした意匠としながら簡易構造物15の揺れを抑える効果が確実に発揮される。
2 デッキ材固定金具
3 柱(フレーム)
4 下枠(フレーム)
5 柱固定金具(フレーム固定金具)
6 下枠固定金具(フレーム固定金具)
7 上係合部
8 下係合部
9 梁
10 柱梁連結具
11 柱端部キャップ
12 延出部
14 デッキ
15 簡易構造物
Claims (1)
- 柱と梁と柱梁連結具と柱端部キャップとを備え、柱梁連結具は、梁の上壁の下面に当接する上壁を有し、柱の側面に固定し、梁の端部に挿入して梁と固定してあり、柱端部キャップは、柱の小口を塞ぐとともに梁側にのびる延出部を有し、延出部は、梁上面に当接させて梁及び柱梁連結金具に固定してあることを特徴とする簡易構造物。
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Citations (1)
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2020
- 2020-09-03 JP JP2020147972A patent/JP7479250B2/ja active Active
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