JP5925938B1 - ダストキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】バヨネットロック式コネクタにおけるプラグ非嵌合時のレセプタクル用のダストキャップを外れにくくする。【解決手段】レセプタクルのシェルに、回転が規制されて挿入される挿入部31を先端側に有し、蓋部32を後端側に備え、挿入部31の挿入方向と交差する方向に伸長された片持梁36が挿入部31と蓋部32の間に設けられたハウジング30と、円筒状の内周面を有し、先端側内周面にバヨネットロック用の突起41を備え、ハウジング30の回りに回転可能に取り付けられて後端が蓋部32によって蓋されたカップリング40とよりなる。片持梁36の先端部36aはカップリング40の内周面の溝42に位置し、突起41がシェルに形成されているバヨネットロック用の凹みに嵌まり込んだロック状態では片持梁36はたわまず、ロック状態を解除すべくカップリング40を回転すると、片持梁36は先端部36aが溝42の内壁42aによって押されてたわむ。【選択図】図2

Description

この発明は相手方コネクタに嵌合していない状態のコネクタに取り付けられるダストキャップに関する。
図10はこの種のダストキャップの従来例として特許文献1に記載されている構成を示したものであり、図11は図10に示したダストキャップがコネクタ(丸形コネクタ)に組み付けられた状態を示したものである。
ダストキャップ10にはコネクタ15にダストキャップ10を組付け固定する際、コネクタ15のリベット15aの挿入円滑化のためのガイドをするリベットガイドスロット10aと、コネクタ15とダストキャップ10の固定時においてリベット15aが固定可能な面構造からなるリベット固定面10bとが設けられており、コネクタ15の先端部分が挿入された際に接触する挿入端部分10cには防塵を兼ねる例えばシリコンゴム等の防塵材11が設けられている。
ダストキャップ10とコネクタ15との組付けは、リベットガイドスロット10aをリベット15aの位置に合わせて挿入し、ダストキャップ10をコネクタ15に押し付け、リベット15aがリベット固定面10bを越えた位置でダストキャップ10を回転させることによって行われる。これにより、ダストキャップ10は防塵材11の反発力によって、リベット15aとリベット固定面10bで固定される。
実開平1−104670号公報
上述したダストキャップ10の取り付け構造では、ダストキャップ10の内側に設けられたシリコンゴム等の防塵材11がコネクタ15の先端部分に押し付けられることで、防塵材11の弾性による反発力が発生し、この反発力によってコネクタ15に対するダストキャップ10のロック状態を得るものとなっている。
従って、ダストキャップ10のロック状態では防塵材11に常に応力がかかった状態となっており、応力がかかった状態で長期にわたって使用すると防塵材11のシリコンゴムが劣化し、つまり硬くなって弾性が低下し、これによりロック力が低下してダストキャップ10が外れやすくなるといった問題が生じる。
この発明の目的はこのような問題に鑑み、長期にわたって使用してもロック力が低下せず、よって外れにくいダストキャップを提供することにある。
請求項1の発明によれば、バヨネットロック式コネクタにおけるプラグ非嵌合時のレセプタクルに取り付けられるダストキャップは、レセプタクルのシェルに、シェルの周方向の回転が規制されて挿入される挿入部を先端側に有し、蓋部を後端側に備え、挿入部の挿入方向と交差する方向に伸長された片持梁が挿入部と蓋部との間に設けられたハウジングと、円筒状の内周面を有し、先端側内周面にバヨネットロック用の突起を備え、ハウジングの回りにハウジングに対して回転可能とされて取り付けられて後端が前記蓋部によって蓋されたカップリングとよりなり、前記片持梁の先端部はカップリングの内周面に形成された溝内に位置し、前記突起がシェルの外周面に形成されているバヨネットロック用の凹みに嵌まり込んだロック状態では前記片持梁はたわまず、ロック状態を解除すべく、ハウジングに対してカップリングを回転すると、前記片持梁は前記先端部が前記溝の内壁によって押されてたわむ構造とされる。
請求項2の発明では請求項1の発明において、前記片持梁を複数備え、複数の前記片持梁の前記先端部はカップリングの中心軸を中心とする回転対称位置に位置される。
請求項3の発明では請求項1又は2の発明において、前記挿入方向に延伸されてシェルの内周面に形成されている突条が嵌まり込む凹部が前記挿入部の外面に形成されているものとされる。
請求項4の発明では請求項1乃至3のいずれかの発明において、カップリングの内周面に突部が突出形成され、前記突部が突き当たることによってカップリングの過大な回転を阻止する突き当て面がハウジングに形成されているものとされる。
請求項5の発明では請求項1乃至4のいずれかの発明において、シェルの内周面とハウジングとによって挟み込まれるOリングがハウジングの外周面に装着されているものとされる。
請求項6の発明では請求項1乃至5のいずれかの発明において、前記蓋部の外面につまみが突出形成されているものとされる。
この発明によれば、レセプタクルに対するダストキャップのロック状態を維持するための片持梁には、ロック状態においては応力がかからない。よって、長期にわたって使用しても片持梁が劣化し、弾性が低下するといったようなことは発生せず、ロック力が低下しない。これにより、外れにくく、その点で信頼性に優れたダストキャップを提供することができる。
Aはこの発明によるダストキャップの一実施例を示す正面図、Bはその右側面図、Cはその斜視図。 Aは図1BのD−D線断面図、Bは図1AのE−E線断面を図1Bの右側面図と前後方向の向きを合わせて示した図、Cは図1に示したダストキャップの横断面斜視図。 Aは図1におけるハウジングの正面図、Bはその右側面図、Cはその底面図、DはBのG−G線断面図、E,Fはその斜視図。 Aは図1におけるカップリングの正面図、Bはその右側面図、Cはその背面図、D,Eはその斜視図。 Aは図4CのF−F線拡大断面図、Bは図4CのG−G線拡大断面図、Cは図4AのH−H線拡大断面図、Dは図4BのJ−J線拡大断面図。 図1に示したダストキャップの組立てを説明するための図。 レセプタクルへのダストキャップの取付けを説明するための図。 ダストキャップがレセプタクルに取り付けられた状態を示す斜視図。 図8の横断面斜視図。 Aはダストキャップの従来例を示す正面図、BはAのC−C線断面図。 図10に示したダストキャップがコネクタに組み付けられた状態を示す断面図。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明によるダストキャップの一実施例の外観を示したものであり、図2はその断面構造を示したものである。ダストキャップ20はプラグとレセプタクルとよりなるバヨネットロック式コネクタにおけるプラグ非嵌合時のレセプタクルに取り付けられるものとされ、ハウジング30とカップリング40とOリング50とによって構成されている。図3はハウジング30の詳細を示したものであり、図4,5はカップリング40の詳細を示したものである。
ハウジング30はレセプタクルのシェルに挿入される挿入部31を図3に示したように先端側に有し、後端側には円板状をなす蓋部32を備えている。挿入部31は円筒部31aと、円筒部31aから前方に突出形成された挿入片31b,31cとよりなる。挿入片31bは円筒部31aの円周のほぼ3/4を占める領域から突出形成されて断面C字形状をなすものとされ、挿入片31cは円筒部31aの円周の残りの1/4から突出形成されている。
断面C字形状をなす挿入片31bの外周面には90°置きに円筒面が切り欠かれて平面部31dが3つ形成されている。3つの平面部31dはC字の両端及び中央に位置するように形成されている。挿入片31cの外面(外周面)には凹部31eが挿入片31cの突出方向に延伸されて形成されている。これら平面部31d及び凹部31eは円筒部31aに少し入り込む位置まで形成されている。なお、円筒部31aの外周面には溝31fが環状に形成されており、円筒部31aの内側には補強用のリブ31gが十字形状をなすように設けられている。
挿入部31と蓋部32の間には挿入部31側から順に円板部33、角柱状をなす柱状部34及び円板部35が形成されており、柱状部34にはさらに一対の片持梁36が形成されている。円板部33,35の外径は円筒部31aの外径より大きく、蓋部32の外径より小さくされている。
柱状部34は円板部33及び35の一直径上に、その直径の両端を除く領域に位置するように形成されており、一対の片持梁36は柱状部34の互いに対向する両側面から互いに外向きに突出形成されている。これら一対の片持梁36は柱状部34が位置する円板部33,35の直径と直交する直径上に位置するように形成されており、柱状部34と一対の片持梁36とは図3Dに示したように断面十字形状をなす。一対の片持梁36は薄い板状とされ、幅は先端に向かってわずかに狭められている。なお、この例では片持梁36の先端部36aはやや板厚(肉厚)が大きくされている。
円板部35の周縁には柱状部34が位置する直径位置において上下2箇所に切欠き37が設けられており、切欠き37の周方向の幅の中心は図3Dに示したように、柱状部34の中心線34aに対して右回り方向にずらされている。円板部33の周縁の上下2箇所にも切欠き38が設けられている。切欠き37,38の内部底面は柱状部34の片持梁36が形成されていない側面が延長された面となっている。
円板状をなす蓋部32の外面(外側板面)の中央にはつまみ39が突出形成されており、つまみ39には穴39aが貫通形成されている。
カップリング40は図4及び5に示したように円筒状をなし、先端側の内周面の互いに180°をなす位置にはバヨネットロック用の突起41がそれぞれ突出形成されている。これら突起41が位置する延長上に位置してカップリング40の円周面の互いに180°をなす位置には溝42がそれぞれ形成されている。溝42はカップリング40の中心軸方向においてカップリング40の後端からほぼ中央まで延伸されて形成されている。
カップリング40の後端側半部の内周面には2つの溝42に加え、4つの抜け止め片43と2つの突部44が突出形成されている。突部44はカップリング40の周方向において溝42と90°ずれた位置に形成されており、抜け止め片43はこれら溝42及び突部44とカップリング40の周方向において45°ずれた位置に形成されている。
抜け止め片43は図5Cに示したようにカップリング40の後端側が支持端とされて前方(カップリング40の先端)に向かって伸長されており、遊端部43aはカップリング40の内周面から遠ざかるように起こされた形状となっている。突部44は細長いキー状をなす。なお、これら抜け止め片43及び突部44の後端はカップリング40の後端よりやや内側に位置され、これら抜け止め片43及び突部44の後端より後方のカップリング40の内径は前方側の内径より少し大きくされ、段部45が形成されている。
上記のような形状を有するハウジング30及びカップリング40はこの例では共に樹脂製とされる。
ハウジング30の溝31fにはOリング50が装着され、このハウジング30を図6に示したようにカップリング40の後端側からカップリング40内に挿入し、押し込むことによって図1及び2に示したダストキャップ20が完成する。
ハウジング30をカップリング40内に押し込むことにより、ハウジング30の円板部33はカップリング40の4つの抜け止め片43の遊端部43aを外側に押し広げて遊端部43aを通り過ぎ、押し広げられた遊端部43aは弾性復帰する。これにより、図2Bに示したように円板部33の周縁部に抜け止め片43が引っ掛かる状態となる。
ハウジング30の蓋部32は図2Bに示したようにカップリング40の後端部に収容され、段部45に突き当たることによって、それ以上の押し込みが阻止される。カップリング40の後端は蓋部32によって蓋される。
カップリング40は抜け止め片43の遊端部43aがハウジング30の円板部33に突き当たることによってハウジング30に対し、前方へ抜け止めされ、一方、段部45が蓋部32に突き当たることによってハウジング30に対し、後方へ抜け止めされてハウジング30の回りに取り付けられる。
ハウジング30に形成されている一対の片持梁36の先端部36aは図2A,2Cに示したようにカップリング40の溝42内にそれぞれ位置され、カップリング40に形成されている2つの突部44は図2Aに示したようにハウジング30の切欠き37内にそれぞれ位置される。カップリング40は突部44が切欠き37内において周方向に動きうる分、ハウジング30に対して回転可能とされている。なお、ハウジング30の挿入片31b,31cの先端側はカップリング40の先端側から突出され、つまみ39はカップリング40の後端側から突出した状態となる。
次に、上記のような構成を有するダストキャップ20のレセプタクルへの取付けについて説明する。
図7はダストキャップ20がレセプタクルに取り付けられる前の状態を示したものであり、図8は取付け後の状態を示したものである。また、図9はダストキャップ20がレセプタクルに取り付けられた状態の断面構造を示したものである。なお、図7〜9ではレセプタクルはレセプタクルを構成するシェルのみを示し、他の構成要素の図示は省略している。
レセプタクルのシェル60は円筒部61と、円筒部61の一端に設けられたフランジ部62とよりなる。円筒部61の外周面にはバヨネットロック用の案内溝61aが一対形成されている。案内溝61aの入口側における一方の側壁は図7に示したように斜面61bとされており、斜面61bの奥には凹み61cが形成されている。一対の案内溝61aの斜面61b及び凹み61cは円筒部61を180°回転した時、重なるように設けられている。
一方、円筒部61の内周面には突条61dが円筒部61の中心軸方向に延伸されて突出形成されており、さらに平面部61eが90°置きに3つ突出形成されている。なお、図7では平面部61eは隠れて1つしか見えない。ダストキャップ20のハウジング30の挿入片31bの外周面に設けた平面部31dはこれら円筒部61の平面部61eと合致するものとされる。
レセプタクルに対するダストキャップ20の取付けは、例えばハウジング30のつまみ39をつまんで挿入片31b,31cをシェル60の円筒部61内に挿入し、ダストキャップ20を押し込むことによって行われる。この際、挿入片31b,31cの挿入方向に延伸形成されているシェル60の突条61dが挿入片31cの凹部31eに嵌まり込むことによって、また3つの平面部31dが形成されている挿入片31bの外周形状が3つの平面部61eを有する円筒部61の内周形状に合致することによって挿入片31b,31cは位置決めされ、つまりハウジング30はシェル60の円筒部61の周方向の回転が規制される。
ダストキャップ20を押し込むと、カップリング40の一対の突起41はシェル60の案内溝61aの斜面61bに突き当たり、斜面61bに誘導されてカップリング40だけが回転し始める。ハウジング30の一対の片持梁36は初期状態においては図2Aに示したようにたわんでおらず、つまりカップリング40の溝42内に位置する片持梁36の先端部36aは溝42の内壁42aによって押されていないが、カップリング40が回転し始めると片持梁36の先端部36aは溝42の内壁42aによって押され、よってカップリング40の回転に伴い、一対の片持梁36はたわんでゆく。
さらに、ダストキャップ20を押し込むと、カップリング40の突起41は斜面61bを乗り越える。これにより、たわんでいた一対の片持梁36は弾性により初期状態に復帰する。片持梁36の復帰によりカップリング40は溝42の内壁42aが片持梁36の先端部36aによって押されて逆方向に回転し、突起41が斜面61bの奥の凹み61cに嵌まり込み、ロック状態となる。
このようにしてレセプタクルのシェル60にダストキャップ20は取り付けられ、ロック状態となってシェル60の開口部を蓋する。ロック状態ではダストキャップ20の一対の片持梁36はたわんでおらず、初期状態となっているものの片持梁36の存在によりロック状態が維持される。
一方、ロック状態を解除してダストキャップ20を取り外すべく、カップリング40の突起41がシェル60の凹み61cから抜け出るようにカップリング40をハウジング30に対して回転すると、一対の片持梁36は先端部36aがカップリング40の溝42の内壁42aによって押されて取付け時と同様、たわみ、レセプタクルからダストキャップ20を取り外した状態では片持梁36はたわみのない初期状態に復帰する。
なお、カップリング40の回転時においては、いずれの方向においてもカップリング40に形成されている2つの突部44がハウジング30の円板部35に形成されている切欠き37の両側壁によって構成されている突き当て面37a,37bに突き当たることによってカップリング40の過大な回転が阻止され、これにより片持梁36が過大にたわんで破損するといった不具合の発生を防止することができるものとなっている。
以上説明したように、上述したダストキャップ20によれば、レセプタクルに対するロック状態において片持梁36には応力がかかっておらず、よって長期にわたって使用してもロック力が低下することはなく、その点で外れにくいダストキャップを得ることができる。
なお、ダストキャップ20をシェル60に取り付けた状態では、図9に示したようにダストキャップ20のカップリング40とハウジング30の挿入部31との間にシェル60の円筒部61が入り込み、円筒部61の内周面とハウジング30とによってOリング50は挟み込まれた状態となるため、このようなOリング50を具備することによってこの例では優れた防塵構造が実現されている。
また、この例ではダストキャップ20のハウジング30はシェル60の円筒部61に図9に示したように十分に入り込む挿入片31b,31cを具備するものとなっているが、このようにシェル60の円筒部61に挿入片31b,31cが入り込んで円筒部61と十分に重なる構造とすることにより、ダストキャップ20の取付け強度を向上させることができ、例えばダストキャップ20が横方向から外力を受けても外れにくく、かつ破損しにくいものとすることができる。
また、この例ではカップリング40は外形も円筒形状であるが、シェル60の円筒部61に合わせた内周面を有していれば、カップリング40の外形はどのような形状でもよい。
片持梁36の先端部36aはこの例ではやや肉厚が大きくされているが、肉厚を大きくすることなく、均一な厚さの片持梁36としてもよい。なお、先端部36aの肉厚を大きくすれば、先端部36aが収容位置されるカップリング40の溝42の形成が容易となる。
ハウジング30は上述した例では樹脂製としているが、樹脂に限らず、金属製としてもよい。また、片持梁36を金属製とし、片持梁36をインサート成形または圧入などにより取り付けてハウジング30を樹脂成形するようにしてもよい。
片持梁36はこの例では2つ設けられているが、片持梁36の数は3つ以上でもよく、また1つであってもよい。片持梁36を複数設ける場合はそれらの先端部はカップリング40の中心軸を中心とする回転対称位置に位置させるのが好ましい。
なお、片持梁36は上述した例では柱状部34に支持され、つまり片持梁36の支持端はハウジング30の中央部に位置されて、片持梁36はハウジング30の中央部から外側に向けて伸びているが、例えば片持梁36を支持する支持部(上述した例では柱状部34)をハウジング30の中央部からずらし、片持梁36の支持端がハウジング30の中央部からずれた位置にあるようにしてもよい。片持梁36の支持端をこのような位置とすれば片持梁36の長さを長くすることができる。
片持梁36は上述した例ではシェル60に対する挿入部31の挿入方向と直交する方向に伸長されているが、必ずしも挿入方向と直交する方向に伸長されていなくてもよく、挿入方向と交差する方向に伸長されていればよい。
10 ダストキャップ 10a リベットガイドスロット
10b リベット固定面 10c 挿入端部分
11 防塵材 15 コネクタ
15a リベット 20 ダストキャップ
30 ハウジング 31 挿入部
31a 円筒部 31b,31c 挿入片
31d 平面部 31e 凹部
31f 溝 31g リブ
32 蓋部 33 円板部
34 柱状部 34a 中心線
35 円板部 36 片持梁
36a 先端部 37 切欠き
37a,37b 突き当て面 38 切欠き
39 つまみ 39a 穴
40 カップリング 41 突起
42 溝 42a 内壁
43 抜け止め片 43a 遊端部
44 突部 45 段部
50 Oリング 60 シェル
61 円筒部 61a 案内溝
61b 斜面 61c 凹み
61d 突条 61e 平面部
62 フランジ部

Claims (6)

  1. バヨネットロック式コネクタにおけるプラグ非嵌合時のレセプタクルに取り付けられるダストキャップであって、
    前記レセプタクルのシェルに、前記シェルの周方向の回転が規制されて挿入される挿入部を先端側に有し、蓋部を後端側に備え、前記挿入部の挿入方向と交差する方向に伸長された片持梁が前記挿入部と前記蓋部との間に設けられたハウジングと、
    円筒状の内周面を有し、先端側内周面にバヨネットロック用の突起を備え、前記ハウジングの回りに前記ハウジングに対して回転可能とされて取り付けられて後端が前記蓋部によって蓋されたカップリングとよりなり、
    前記片持梁の先端部は前記カップリングの内周面に形成された溝内に位置し、
    前記突起が前記シェルの外周面に形成されているバヨネットロック用の凹みに嵌まり込んだロック状態では前記片持梁はたわまず、
    前記ロック状態を解除すべく、前記ハウジングに対して前記カップリングを回転すると、前記片持梁は前記先端部が前記溝の内壁によって押されてたわむ構造とされていることを特徴とするダストキャップ。
  2. 請求項1記載のダストキャップにおいて、
    前記片持梁を複数備え、
    複数の前記片持梁の前記先端部は前記カップリングの中心軸を中心とする回転対称位置に位置されていることを特徴とするダストキャップ。
  3. 請求項1又は2記載のダストキャップにおいて、
    前記挿入方向に延伸されて前記シェルの内周面に形成されている突条が嵌まり込む凹部が前記挿入部の外面に形成されていることを特徴とするダストキャップ。
  4. 請求項1乃至3記載のいずれかのダストキャップにおいて、
    前記カップリングの内周面に突部が突出形成され、
    前記突部が突き当たることによって前記カップリングの過大な回転を阻止する突き当て面が前記ハウジングに形成されていることを特徴とするダストキャップ。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかのダストキャップにおいて、
    前記シェルの内周面と前記ハウジングとによって挟み込まれるOリングが前記ハウジングの外周面に装着されていることを特徴とするダストキャップ。
  6. 請求項1乃至5記載のいずれかのダストキャップにおいて、
    前記蓋部の外面につまみが突出形成されていることを特徴とするダストキャップ。
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