JP5925585B2 - 幹線マンホール緊急時シミュレーションシステム、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
この発明によれば、下水処理場の流入渠又はポンプ場の流入渠において測定した1か所の水位データを入力するだけで、このデータを元に各幹線マンホールの汚水溢流の恐れを推定することができる。つまり従来の監視システムのように、下水処理場、ポンプ場、幹線マンホール等から多数の水位データを集めて全体を集中管理・集中処理する方式ではなく、簡易な方法且つ簡易なシステムで管理・処理ができるので、コストの低廉化が図れ、またたとえ地震や津波などの広域にわたる災害時に停電や水没などによって通信システムが広域にわたってダウンしても、何れの幹線マンホールに溢流の恐れがあるかを推定することができる。
またこのように構成すれば、下水処理場の流入渠又はポンプ場の流入渠において測定した1か所の水位データを元に、各幹線マンホール内の汚水が溢流しているか否かを容易に推定することができる。
この発明によれば、何れかの幹線マンホールにおいて測定した1か所の水位データを入力するだけで、このデータを元に他地点にある各幹線マンホールの汚水溢流の恐れを推定することができる。つまり従来の監視システムのように、下水処理場、ポンプ場、幹線マンホール等から多数の水位データを集めて全体を集中管理・集中処理する方式ではなく、簡易な方法且つ簡易なシステムで管理・処理ができるので、コストの低廉化が図れ、またたとえ地震や津波などの広域にわたる災害時に停電や水没などによって通信システムが広域にわたってダウンしても、何れの幹線マンホールに溢流の恐れがあるかを推定することができる。
またこのように構成すれば、何れかの幹線マンホールにおいて測定した1か所の水位データを元に、他地点にある各幹線マンホール内の汚水が溢流しているか否かを容易に推定することができる。
このように構成すれば、実際に溢流している幹線マンホールを推定できるだけでなく、今後溢流する恐れが高い幹線マンホールも推定できるので、緊急時における幹線マンホールのより迅速かつ効果的な対応を図ることができる。
図1は本発明の一実施形態にかかる幹線マンホール緊急時シミュレーションシステム1の概略ハード構成図である。同図に示すようにシミュレーションシステム1は、キーボードやマウスやタッチパネル等からなる入力手段10と、前記入力手段10から入力された入力データ等を用いて演算処理を行う演算手段20と、演算手段20の演算結果を出力するディスプレー等の出力手段30と、各種データやプログラムを記憶する記憶手段40とを具備して構成されている。
10 入力手段
20 演算手段
30 出力手段
40 記憶手段
D1 メイン画面(主入力画面)データ
D2 幹線図データ
D3 幹線縦断図データ
D4 プログラム
K1 K下水処理場の流入渠
K3 流入ゲート
W1 Wポンプ場の流入渠
A1〜,W1〜,S1〜 幹線マンホール
Claims (8)
- 下水処理場又はポンプ場に向かって流下する下水道の幹線の途中に設置した複数の幹線マンホールを有し、汚水溢流の恐れがある幹線マンホールを推定して表示する幹線マンホール緊急時シミュレーションシステムであって、
前記下水処理場とポンプ場との流入渠水位のいずれかを測定した測定値と、前記各幹線マンホール天端の基準点からの標高データと、を入力する入力手段と、
前記入力手段から入力した前記測定値と、前記標高データと、の差分の演算に基づいて、各幹線マンホール内の汚水の推定水位を算出し、この推定水位から汚水溢流の恐れがある幹線マンホールを推定する推定手段と、
前記推定手段で推定した汚水溢流の恐れのある幹線マンホールを表示する表示出力手段と、
を有することを特徴とする幹線マンホール緊急時シミュレーションシステム。 - 下水処理場又はポンプ場に向かって流下する下水道の幹線の途中に設置した複数の幹線マンホールを有し、汚水溢流の恐れがある幹線マンホールを推定して表示する幹線マンホール緊急時シミュレーションシステムであって、
前記複数の幹線マンホールのうち1つの幹線マンホール水位を測定した測定値と、前記各幹線マンホール天端の基準点からの標高データと、を入力する入力手段と、
前記入力手段から入力した前記測定値と、前記標高データと、の差分の演算に基づいて、各幹線マンホール内の汚水の推定水位を算出し、この推定水位から汚水溢流の恐れがある幹線マンホールを推定する推定手段と、
前記推定手段で推定した汚水溢流の恐れのある幹線マンホールを表示する表示出力手段と、
を有することを特徴とする幹線マンホール緊急時シミュレーションシステム。 - 請求項1又は2に記載の幹線マンホール緊急時シミュレーションシステムであって、
予め幹線マンホール天端からの水面下がりの余裕高の範囲を入力し、前記各幹線マンホールの汚水の推定水位と前記幹線マンホール天端の高さとの差を演算により求め、求めた演算結果が、前記余裕高の範囲より小さい幹線マンホールを、溢流する恐れが高い幹線マンホールと推定することを特徴とする幹線マンホール緊急時シミュレーションシステム。 - 下水処理場又はポンプ場に向かって流下する下水道の幹線の途中に設置した複数の幹線マンホールでの汚水溢流する恐れを推定して出力表示する幹線マンホール緊急時シミュレーション方法であって、
前記下水処理場とポンプ場との流入渠水位のいずれかの測定値と、前記各幹線マンホール天端の基準点からの標高データとを、入力する入力ステップと、
入力した前記測定値と、前記標高データ、との差分の演算に基づいて、各幹線マンホール内の汚水の推定水位を算出し、この推定水位から汚水溢流する恐れのある幹線マンホールを推定する推定ステップと、
前記汚水溢流する恐れがあると推定した幹線マンホールを表示出力手段に出力して表示させる出力ステップと、
を有することを特徴とする幹線マンホール緊急時シミュレーション方法。 - 下水処理場又はポンプ場に向かって流下する下水道の幹線の途中に設置した複数の幹線マンホールでの汚水溢流する恐れを推定して出力表示する幹線マンホール緊急時シミュレーションシステムであって、
前記複数の幹線マンホールのうち1つの幹線マンホール水位を測定した測定値と、前記各幹線マンホール天端の基準点からの標高データと、を入力する入力ステップと、
入力した前記測定値と、前記標高データと、の差分の演算に基づいて、各幹線マンホール内の汚水の推定水位を算出し、この推定水位から汚水溢流する恐れのある幹線マンホールを推定する推定ステップと、
前記汚水越流する恐れがあると推定した幹線マンホールを表示出力手段に出力して表示させる出力ステップと、
を有することを特徴とする幹線マンホール緊急時シミュレーション方法。 - 請求項4又は5に記載の幹線マンホール緊急時シミュレーション方法であって、
予め幹線マンホール天端からの水面下がりの余裕高の範囲を入力し、前記各幹線マンホールの汚水の推定水位と前記幹線マンホール天端の高さとの差を演算により求め、求めた演算結果が、前記余裕高の範囲より小さい幹線マンホールを、溢流する恐れがある幹線マンホールと推定することを特徴とする幹線マンホール緊急時シミュレーション方法。 - シミュレーションシステムの起動によりメイン画面データが出力手段により表示されるステップ1と、
下水処理場、ポンプ場、幹線マンホールのうちの施設の選択により、選択された施設の流入渠水位の実測値、及びマンホール天端からの水面下がりの余裕高の範囲を入力するステップ2と、
各幹線マンホール内の汚水の推定水位を演算により算出するステップ3と、
前記算出された推定水位から汚水溢流の恐れのある幹線マンホールを推定するステップ4と、
前記推定された汚水溢流の恐れのある幹線マンホールを幹線図データに記憶するステップ5と、
前記算出された推定水位を幹線縦断図データに記憶するステップ6と、
前記幹線縦断図データが読み込まれ幹線縦断図画面が出力手段により表示されるステップ7と、を有し、
下水処理場又はポンプ場に向かって流下する下水道の幹線の途中に設置された幹線マンホールでの汚水溢流の恐れを推定してその幹線マンホールを出力表示する幹線マンホール緊急時シミュレーションをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項7に記載のプログラムであって、
前記推定水位を算出するステップ3は、
前記選択された施設の流入渠水位の実測値と、前記各幹線マンホール天端の基準点からの標高データと、の差分の演算に基づいて、各幹線マンホール内の汚水の推定水位を算出する処理を行うことを特徴とするプログラム。
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