JP5924982B2 - 発泡性洗剤組成物 - Google Patents

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本発明は、網戸やエアコンフィルター等の洗浄をするにあたり、エアゾールの形態で使用される洗剤組成物であって、噴霧された泡状体が噴霧対象物に付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体を消泡せしめることによって噴霧対象物の洗浄効率を高めた発泡性洗剤組成物に関する。
従来、網戸の洗浄には、スポンジやタワシ等でこすり洗いする方法や、市販の洗浄剤を用いて洗浄する方法が行われている。しかし、スポンジ等でこすり洗いする方法では網面を傷めたり、たるみを生じる恐れがある。そのため、網戸用の洗浄剤としては、擦らなくても汚れが落ちる高い洗浄力を有する洗浄剤が必要であり、また、洗浄剤をエアゾール製剤として、網戸に吹き付ける場合には、泡が網面を通過しないように、特に発泡性が重要となる。また、噴霧対象物の洗浄効果において泡状体の方が液状体よりも有利なことが知られており、例えば、特許文献1(特開平10−265800号公報)では、泡の付着率の改善を目的とした網戸用洗浄剤組成物が開示されている。更に、特許文献2、及び特許文献3(特公平6−72239号公報、及び特公平7−30360号公報等)には、付着した泡状体が、消泡することで一層、洗浄力を高めることも知られている。更に、網戸、フィルターの洗浄においては、拭き取り性が洗浄力、作業性に影響することを考慮すると、速やかに消泡することは、より一層、洗浄効果を高めるといえる。
ところで、網戸用の洗浄剤組成物中に消泡剤を配合する提案としては、例えば、シリコーン系消泡剤を用いた特許文献4(特開2009−13321号公報)がある。この文献は、スプレー後ボタンの噴口付近に泡がたまるアフタードローの抑制に効果的であったが、噴霧対象物における消泡性は必ずしも高いとは言えなかった。また、特許文献5(特開2008−31098号公報)は、油成分、乳化剤、消泡剤、水成分を含有する原液と、ジメチルエーテルを含有するエアゾール組成物を開示し、消泡剤としてオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位を含むブロック共重合体があげられている。しかしながら、このエアゾール組成物は吐出物を皮膚に塗り伸ばすとプチプチとはじける感触が得られるクリーム処方を意図したもので、網戸等の洗浄に関する本発明の参考には成り難い。
また、特許文献6(特許第3558393号公報)は、低級アルコール、水、油成分、特定のノニオン界面活性剤を含有する原液と、蒸気圧が25℃で2〜7kg/cm・Gの噴射剤からなり、噴射させたときに泡状となり、破泡させなくても自ら消泡する起泡性エアゾール組成物を開示しているが、この組成物は、網戸等の網面にスプレーした際、発泡が不十分で、網面を通過する泡が多く、十分な洗浄力が得られないという問題がある。
特開平10−265800号公報 特公平6−72239号公報 特公平7−30360号公報 特開2009−13321号公報 特開2008−31098号公報 特許第3558393号公報
本発明は、十分な発泡力を有し噴霧された泡状体の殆どが網戸やフィルターを突き抜けることなく、付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体を速やかに消泡せしめることによって噴霧対象物の洗浄効率を高め得る発泡性洗剤組成物を提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成が上記目的を達成するために優れた効果を奏することを見出したものである。
(1)(A)界面活性剤、(B)油剤として、C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水を含有する洗浄液と、(F)噴射剤とをエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物であって、
前記(A)界面活性剤を0.5〜5.0質量%、前記(B)油剤としてのC10−C18のパラフィン系炭化水素を0.5〜3.0質量%、前記(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコールを2.0〜20質量%、前記(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤を0.1〜5.0質量%、及び前記(E)水を含有する洗浄液50〜85容量%と、前記(F)噴射剤15〜50容量%とを前記エアゾール容器に充填して、当該エアゾール容器から噴霧された泡状体を噴霧対象物に付着させた後、30秒以内に消泡せしめることによって前記噴霧対象物の洗浄効率を高めた発泡性洗剤組成物。
(2)前記(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤が、一般式Iの化合物
(ここに、R1はC3−C6のアルキル基又は置換してもよいフェニル基を表わし、R2はC2−C3のアルキル基を表わし、mは1〜3の整数である。)
である(1)に記載の発泡性洗剤組成物。
(3)前記(A)界面活性剤が、アルキルアミンオキシド系界面活性剤もしくは、両性界面活性剤である(1)又は(2)に記載の発泡性洗剤組成物。
(4)前記(F)噴射剤として、液化石油ガス(LPG)を含む(1)ないし(3)のいずれかに記載の発泡性洗剤組成物。
本発明の発泡性洗剤組成物は、十分な発泡力を有し噴霧された泡状体が噴霧対象物に付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体を速やかに消泡せしめることによって噴霧対象物の洗浄効率を高め得るので、その実用性は極めて高い。
本発明で用いられる成分(A)界面活性剤としては、十分な発泡性と洗浄力を有する限り、通常液体洗浄剤に使用されるノニオン、アニオン、両性界面活性剤のいずれであってもよい。ノニオン界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシドなどが挙げられる。アニオン界面活性剤としては、例えば脂肪酸石けん、アルキルベンゼンスルホン酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、α―オレフィンスルホン酸塩、アルキルりん酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルりん酸塩などが挙げられる。また、両性界面活性剤としては、例えばアルキルカルボキシベタイン型、アルキルアミノカルボン酸型、アルキルキミダゾリン型などが挙げられる。発泡性や洗浄力の点からアルキルアミンオキシド系界面活性剤およびアルキルカルボキシベタイン型両性界面活性剤が好ましく、なかんずくアルキルアミンオキシド系界面活性剤はより好ましい。
これらの界面活性剤は1種または2種以上を組み合わせて用いることができ、洗浄液中に0.5〜5.0質量%配合されるのが好ましく、この範囲では、網面への付着性に優れている。
成分(B)の油剤としては、IPソルベント1620、IPソルベント2028、IPソルベント2835(以上出光興産社製)、アイソパーA、アイソパーC、アイソパーD、アイソパーE、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーK、アイソパーL、アイソパーM(以上、エクソン社製)、ネオチオゾールなどのパラフィン系炭化水素;流動パラフィン、ワセリン、スクワラン、α−オレフィンオリゴマー、スクワレンなどの炭化水素類;オリーブ油、アーモンド油、ホホバ油、落花生油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、サフラワー油、ヒマワリ油、綿実油、アボカド油、ツバキ油、トウモロコシ油、小麦胚芽油、コメヌカ油、カカオ油、ゴマ油、月見草油、紅花油、サザンカ油、大豆油、ナタネ油などの植物油;ラノリン、ラノリン誘導体、タートル油、ミンク油、ミツロウ、プリスタン、卵黄油などの動物油;ブチルステアレート、ヘキシルラウレート、イソプロピルミリステート、オクチルドデシルミリステート、イソプロピルパルミテート、ジイソプロピルアジペート、ジイソプロピルセバケートなどの脂肪酸エステル;l−メントール、リモネン、シネオール、リナロール、ピネン、カンファーなどの精油、天然および合成香料などがあげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができるが、とくにC10−C18のパラフィン系炭化水素、なかでもイソパラフィン系炭化水素が好ましく用いられる。(B)油剤は洗浄液中に0.5〜3.0質量%配合されるのが好ましい。この範囲では、消泡性や当初の泡立ち性にも優れている。
成分(C)のエタノール及び/又はイソプロピルアルコールは、それぞれ単独で、又は組み合わせて用いることができ、洗浄液中に2.0〜20質量%配合されるのが好ましい。この範囲では、十分な洗浄力および泡性能が得られ、泡の飛び散りが丁度よいなどの利点がある。
本発明発泡性洗剤組成物の洗浄液には、成分(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤が配合される。
従来、消泡剤として油剤を配合する製剤は多く報告されているが、単に油剤を配合しただけでは、泡切れが良すぎて、網戸やフィルターに、展着することが難しく、突き抜けが多く発生する。そこで、鋭意研究を行った結果、本発明者らは、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤を配合することによって、網戸やフィルターに十分展着、付着後、泡状体を速やかに消泡せしめることが可能となり、特に垂直面では、付着した泡状体が垂れ落ちる前に消泡することにより、効率よく洗浄剤が対象物に作用して洗浄力が高まるだけでなく、泡状体が速やかに消泡することにより、洗浄作業効率を大いに高め得ることが可能となることを見出した。尚、20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤としては、一般式Iの化合物
(ここに、R1はC3−C6のアルキル基又は置換してもよいフェニル基を表わし、R2はC2−C3のアルキル基を表わし、mは1〜3の整数である。)
が、好適に使用される。
一般式Iの化合物としては、フェノキシエタノール、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテルなどがあげられるが、勿論これらに限定されない。これらの中では、溶解性や配合のし易さなどからフェノキシエタノールが最も好ましい。
(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤は洗浄液中に0.1〜5.0質量%配合されるのが好ましい。0.1質量%未満では消泡性に問題が出る場合があり、一方、5.0質量%を超えると当初の泡立ちに影響を及ぼす場合がある。なお、本発明の効果に支障を来たさないかぎり、脂肪酸エステル系消泡剤、高級アルコール系消泡剤、ポリエーテル系消泡剤などの他種の消泡剤を添加しても構わない。
本発明の発泡性洗剤組成物の洗浄液には、(E)水と共に、更に、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸およびそれらの塩、エチレンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、ニトリロ酢酸などのアミノカルボン酸およびそれらの塩等に代表されるキレート剤、pH調整剤、防錆剤(安息香酸ナトリウムなど)、除菌剤、消臭剤、虫除け剤、香料等を適宜配合してもよい。なお、洗浄液のpHを、6.0〜8.0程度に調整して、より安全性の高いものにすることもできる。
本発明に用いられる噴射剤としては、20℃における圧力が0.23〜0.50MPaのLPGを主体としたものがよく、もちろんこれにジメチルエーテル(DME)や圧縮ガス(窒素、炭酸ガスなど)を必要に応じて添加しても構わない。
なお、発泡性洗剤組成物における洗浄液と(F)噴射剤の配合比率としては、50〜85容量%/15〜50容量%が適当である。
本発明で用いられる噴射ボタンとしては、泡を形成するボタンであればいずれであってもよいが、ステムから噴口先端までの距離が5〜50mmであることが好ましい。50mmを超えるとボタンの噴口付近に泡がたまるアフタードローが多くなるなど不都合を生じる恐れがある。
次に、具体的実施例に基づいて、本発明の発泡性洗剤組成物をさらに詳細に説明する。
(A)界面活性剤としてのラウリルアミンオキシドを1.0質量%、(B)油剤としてのIPソルベント2028(イソパラフィン)を1.0質量%、(C)95%エタノールを10質量%、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤としてのフェノキシエタノールを1.5質量%、香料を0.05質量%と、残部として(E)水を含有する洗浄液を調製した。この洗浄液のpHは6.5であった。
上記洗浄液70容量%をエアゾール容器に入れ、(F)噴射剤としてのLPGを30容量%加圧充填して本発明の発泡性洗剤組成物を得た。
このときのLPGの圧力は0.29MPa(20℃)で、また、噴射ボタンはプリシジョンバルブ株式会社製ミニアクユーゾルSPCアクア孔径0.64mmを使用し、ステムから噴口までの距離は約50mmとした。
面積が2m2の金属製の網戸に対し、本発明の発泡性洗剤組成物を30mL処理したところ、噴霧された泡状体が網戸に付着して優れた洗浄効果を発揮した。その泡状体は20秒以内に順次消泡し、泡状体のままで垂れ落ちることなく、液状になり、布で軽く拭き取るだけで、網戸をきれいにすることができた。かかる網戸の洗浄作業は、効率的で極めて実用性の高いものであった。
[試験例1]
実施例1に準じ、表1に示す組成(但し残部は水)の発泡性洗剤組成物を調製し、下記の洗浄力試験、泡性能試験を行った。結果を表2に示す。
(1)洗浄力試験
屋外に長期間放置した網戸の網面に各種発泡性洗剤組成物をスプレーし、5分間放置後、水洗して、網面の洗浄状態を観察し、以下の基準で評価した。
○:汚れが完全に落ちた
△:汚れが一部残った
×:汚れがほとんど落ちていなかった
(2)泡性能
網戸の網面に各種発泡性洗剤組成物をスプレーしたときの、発泡性、泡の付着性、泡の飛び散り、網戸上での消泡性を観察し、以下の基準で評価した。
<発泡性>
○:発泡性がよい
△:発泡はするが、十分ではない
×:ほとんど発泡しない
<泡の付着性>
○:付着率90%以上
△:付着率50〜90%
×:付着率50%以下
<泡の飛び散り>
○:ほとんどない
△:少しある
×:多い
<網戸上での消泡性>
○:20秒以内にシャープに消泡
△:30秒以内に消泡するが明瞭ではない
×:泡が消えるまでに30秒より長い時間がかかる


試験の結果、本実施例の発泡性洗剤組成物(実施例2ないし8)はいずれも網戸の洗浄に際して、発泡性がよく、擦ることなく汚れを落とし、更にシャープでかつ優れた消泡性を有することが確認された。特に、(A)界面活性剤としてアルキルアミンオキシド系界面活性剤を用い、且つ(B)油剤としてパラフィン系炭化水素を用い、且つ(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤としてフェノキシエタノールを使用した実施例2及び3では、噴霧された泡状体が網戸面に付着し、その泡状体は泡状体のまま垂れ落ちることなく、20秒以内に消泡し、網戸等の洗浄作業は極めて効率的なものとなった。
これに対し、油剤及び20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤を用いない場合(比較例1、2、5)や、従来から消泡剤として使用されているオキシエチレン・オキシプロピレンブロック共重合体を使用した場合(比較例3)では消泡性が劣り洗浄の作業性が劣った。また、エタノール及び/又はイソプロピルアルコールを配合していない場合(比較例4)は、発泡性がやや悪く、消泡性も劣っていた。
本発明の発泡性洗剤組成物は、網戸やエアコンフィルターに用いられるほか、窓ガラス、換気扇、トイレ、浴槽、自動車等の洗浄、あるいは泡状にして有効成分を付着させるような製剤、例えば除菌剤、虫除け剤等の分野にも利用できる可能性がある。

Claims (4)

  1. (A)界面活性剤、(B)油剤として、C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水を含有する洗浄液と、(F)噴射剤とをエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物であって、
    前記(A)界面活性剤を0.5〜5.0質量%、前記(B)油剤としてのC10−C18のパラフィン系炭化水素を0.5〜3.0質量%、前記(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコールを2.0〜20質量%、前記(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤を0.1〜5.0質量%、及び前記(E)水を含有する洗浄液50〜85容量%と、前記(F)噴射剤15〜50容量%とを前記エアゾール容器に充填して、当該エアゾール容器から噴霧された泡状体を噴霧対象物に付着させた後、30秒以内に消泡せしめることによって前記噴霧対象物の洗浄効率を高めた発泡性洗剤組成物。
  2. 前記(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤が、一般式Iの化合物
    (ここに、R1はC3−C6のアルキル基又は置換してもよいフェニル基を表わし、R2はC2−C3のアルキル基を表わし、mは1〜3の整数である。)
    である請求項1に記載の発泡性洗剤組成物。
  3. 前記(A)界面活性剤が、アルキルアミンオキシド系界面活性剤もしくは、両性界面活性剤である請求項1又は2に記載の発泡性洗剤組成物。
  4. 前記(F)噴射剤として、液化石油ガス(LPG)を含む請求項1ないし3のいずれかに記載の発泡性洗剤組成物。
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