JP5924652B2 - 電磁式制御弁 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁式制御弁に関し、電磁駆動部に電流を通電することにより生じる電磁力と、前記電磁力と対向する調整ばねのばね力とのつり合いをとるとともに、弁体に対する第1のポートの圧力と第2のポートの圧力の差圧の影響をキャンセルして、弁体の開度を比例的に変化させる圧力バランス型の電磁式制御弁に関する。
従来、この種の電磁式制御弁として、例えば特開2011−169415号公報(特許文献1)に開示されたものがある。図5はこの特許文献1の電磁式制御弁の概略を説明する図である。この従来の電磁式制御弁は、弁ハウジング10内に弁体20aを有する弁棒20を配設し、電磁駆動部30の電磁コイル30aへの通電により発生する電磁力により弁棒20を軸線L方向に変位させ、弁体20aにより弁ポート40の開度調節を行うものである。
また、電磁駆動部30の電磁力と調整ばね50のばね力とのつり合いをとる。さらに、一次側ポート10aに連通する均圧室60と二次側ポート10bとの差圧による力をダイヤフラム70(感圧部)で弁体20aに伝達する。そして、一次側ポート10aと二次側ポート10bとの差圧により弁体20aに作用する力をこのダイヤフラム70による力でキャンセルする。これにより、差圧により弁体20aに作用する力の影響を無くし、少ない通電量で弁ポート40の開度を比例的に変化させるものである。
特開2011−169415号公報
前記従来の電磁式制御弁では、均圧室と一次側ポート10aとを連通する均圧路80を、当該電磁式制御弁の外周に有る図示しないメインハウジングに形成している。このためメインハウジングの設計が複雑になるという問題がある。また、感圧部としてのダイヤフラム70と、均圧室60からダイヤフラム70に流体圧力を導入する圧力導入部90とを、弁体20aに対して、電磁駆動部30とは反対側に設けられている。このため、弁ハウジング10の軸線L方向の長さが長くなり、電磁式制御弁自体を小型化するのが困難であった。
さらに、ダイヤフラム70(感圧部)を二次側ポート10bの下側(弁ハウジング10の下部)に設けているため、弁ポート40と二次側ポート10bとが直交する構造となり、この弁ポート40と二次側ポート10bとの直交部分で圧力損失が生じ、流量が流れ難くなるという問題があった。
本発明は、電磁駆動部の電磁力と調整ばねのばね力とのつり合いをとるとともに、弁体に対する第1のポートの圧力と第2のポートの圧力の差圧の影響をキャンセルして、弁体の開度を比例的に変化させる圧力バランス型の電磁式制御弁において、弁ハウジングの長さを小さくして電磁式制御弁自体を小型化することを課題とする。また、第2のポートでの圧力損失を低減することを課題とする。
請求項1の電磁式制御弁は、第1のポートと第2のポートとの間に弁室と弁ポートとが形成され、前記弁室内の弁体を電磁駆動部で駆動して前記弁ポートを開閉する電磁式制御弁であって、第1のポートと第2のポートとの差圧により弁体に作用する力を、感圧部に加わる弁室と均圧室との差圧により前記弁体に作用する力で相殺するとともに、前記電磁駆動部の電磁力と調整ばねのばね力とのつり合いにより、前記弁ポートの開度を比例的に変化させる電磁式制御弁において、前記電磁駆動部、前記調整ばね、前記均圧室及び前記感圧部、前記弁ポートの軸線上で前記弁体に対して前記弁ポートとは反対側に設けられるとともに、前記弁体を有する弁部材に前記弁ポートと前記均圧室とを導通する均圧路形成され、前記第2のポートが前記弁ポートと同軸に配置されていることを特徴とする。
請求項2の電磁式制御弁は、請求項1に記載の電磁式制御弁であって、前記感圧部が、前記弁室と前記均圧室との間に配設され前記弁体に接続された可撓性のダイヤフラムであることを特徴とする。
請求項3の電磁式制御弁は、前記電磁駆動部が、電磁コイルへの通電により電磁力を発生する吸引子と、ケース内で前記吸引子に対向して前記電磁力により前記ケースの軸方向に移動可能な電磁可動部とを備えるとともに、前記弁部材が前記弁体から前記電磁駆動部側に延設された連結部を有し、前記調整ばねが前記吸引子内に配設され、前記連結部の端部が前記電磁可動部と前記吸引子の中心を貫通して前記調整ばねに連結された、請求項1または2に記載の電磁式制御弁であって、前記弁ポート内に前記弁体を弁開側に付勢する圧縮コイルばねを設けたことを特徴とする。
請求項4の電磁式制御弁は、請求項3に記載の電磁式制御弁であって、前記弁体の前記弁ポート側に前記軸線を中心とする凹面が形成されるとともに、前記圧縮コイルばねの前記弁体側端部にばね受け部材が設けられ、該ばね受け部材は前記弁体の凹面に当接する摺動面を有することを特徴とする。
請求項5の電磁式制御弁は、請求項4に記載の電磁式制御弁であって、前記弁体の凹面が前記軸線を中心とするすり鉢状のテーパ面であり、該テーパ面に対して前記ばね受け部材の球面形状の摺動面を当接させたことを特徴とする。
請求項1の電磁式制御弁によれば、電磁駆動部、調整ばね、均圧室及び感圧部が弁ポートの軸線上で弁体に対して弁ポートとは反対側にあり、弁ポートと均圧室とを導通する均圧路が弁体に設けられているため、弁ポートの下部に第2のポートを設けるだけの構造となり、弁ハウジングの軸線方向の長さが小さくなる。したがって、電磁式制御弁自体を小型化することができる。また、第2のポートを弁ポートに対して同軸で連通することができるので、第2のポートでの圧力損失も低減することができる。
請求項2の電磁式制御弁によれば、請求項1の効果に加えて、感圧部が、弁室と均圧室との間に配設されたダイヤフラムであるので、弁室と均圧室との間の気密性を確保することができる。
請求項3の電磁式制御弁によれば、請求項1または2の効果に加えて、圧縮コイルばねの付勢力により、弁体の下端が常に軸線上に位置決めされ、弁部材の軸線に対する揺動を規制することができ、例えば弁部材の連結部の端部と調整ばねとの連結部分の破損等を防止することができる。
請求項4の電磁式制御弁によれば、請求項3の効果に加えて、弁体の凹面とばね受け部材の摺動部とによる求心作用により、弁体の下端がさらに正確に軸線上に位置決めされるとともに、圧縮コイルばねの変形にムラがあっても、弁体の下端が常に軸線上に位置決めすることができ、弁部材の軸線に対する揺動をさらに規制することができる。
請求項5の電磁式制御弁によれば、請求項4の効果に加えて、弁体のテーパ面とばね受け部材の球面状の摺動面とによるさらに求心作用が高まるとともに、テーパ面により容易に球心作用が得られる。
本発明の第1実施形態の電磁式制御弁の縦断面図である。 本発明の第2実施形態の電磁式制御弁の縦断面図である。 実施形態の電磁式制御弁のシステムへの適用例を示す図である。 実施形態の電磁式制御弁における電流−P2及び流量特性を示す図である。 従来の電磁式制御弁の概略を説明する図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。図1は第1実施形態の電磁式制御弁の弁閉状態の縦断面図である。この実施形態の電磁式制御弁は下本体1Aと上本体1Bからなる弁ハウジング1を有している。下本体1Aは上本体1Bの下部の嵌合孔1B1に嵌合され、嵌合孔1B1の開口端部をかしめることにより、下本体1Aと上本体1Bとが一体に固着されている。
下本体1Aには、矢印のように流体が流入する高圧側の第1のポート11と、第1のポート11に連通する弁室12が形成されている。また、下本体1Aには弁室12の下部の弁座嵌合孔1A1が形成され、この弁座嵌合孔1A1内に弁座部材2が嵌合されている。そして、弁座嵌合孔1A1の開口端部をかしめることにより、下本体1Aと弁座部材2とが一体に固着されている。なお、弁座部材2と弁座嵌合孔1A1との間はOリング2aにより封止されている。また、上本体1Bには均圧室13が形成され、この均圧室13の内側に後述の電磁駆動部5のプランジャケース51が嵌合固着されている。
弁座部材2には、矢印のように流体が流出する低圧側の第2のポート21と、第2のポート21と弁室12とを連通する弁ポート22が形成されている。弁ポート22は軸線Lを中心とする水平断面形状が円形であり、その弁室12側の開口周囲にはリング状のシール部材23が配設されている。
弁室12及び均圧室13内には軸線Lに沿った方向に変位可能な弁部材3が延在されている。弁部材3は、弁室12内に位置して弁座部材2のシール部材23に対して離接が可能な円筒状の弁体31、弁体31の上方に延設された連結部32とで構成されている。連結部32は、下端部に弁体31を結合する結合軸321と、結合軸321より径が大きく均圧室13内に位置するなボス部322と、ボス部322の上方に延設された連結ロッド323とを有している。
弁体31とボス部322との間にはゴム製で略円盤状のダイヤフラム4が配設されている。ダイヤフラム4はコンボリューション部41と、その内側の内リング部42と、コンボリューション部41の外側の外リング部43とを有している。また、弁体31は、中心に円筒形状の開口孔31aと連結孔31bとを有している。そして、連結部32の結合軸321が、ダイヤフラム4の内リング部42の開口を貫通して弁体31の連結孔31b内に嵌合され、弁体31とボス部322とで内リング42を圧縮し、結合軸321の下端部をかしめることにより、弁体31とダイヤフラム4及び連結部32が一体に固定されている。また、ダイヤフラム4の外リング部43は、下本体1Aの上端と上本体1Bの均圧室13の下部開口端部との間に圧縮するようにして挟持されている。なお、弁体31の上端(弁部材3の下方)は、圧力が加わることで発生するダイヤフラム4の復元力による自動求心作用により、通常は軸線L上に位置決めされる。
連結部32において、結合軸321とボス部322には弁体31の開口孔31a側から軸線L方向に伸びる縦通路32aが形成され、ボス部322には縦通路32aと交差して均圧室13に開口する横通路32bが形成されている。この縦通路32a、横通路32b及び弁体31の開口孔31aは「均圧路」を構成しており、弁ポート22と均圧室13は、開口孔31a、縦通路32a及び横通路32bにより導通されている。ダイヤフラム4は可撓性を有し、ダイヤフラム4の弁室12側に作用する第1のポート11の圧力(P1)と、均圧室13側に作用する第2のポート21の圧力(P2)との差圧により発生した力を弁部材3(弁体31)に伝達する「感圧部」を構成している。また、ダイヤフラム4は均圧室13と弁室12とを気密に区画している。
弁ハウジング1の上部には、電磁駆動部5が設けられている。電磁駆動部5は、円筒状のプランジャケース51と、プランジャケース51の上端に固定された磁性体からなる吸引子52と、プランジャケース51の外周に配置されボビン53aに巻線が巻回された電磁コイル53を備えている。なお、プランジャケース51と吸引子52は溶接等により固定されている。プランジャケース51の内部には「電磁可動部」を構成するプランジャ6が配設され、プランジャ6とボス部322との間にはプランジャばね61が配設されている。なお、プランジャ6は磁性体からなり、プランジャ6の通気孔62以外はそれぞれ軸線Lを軸にして回転対称な形状となっている。吸引子52及びプランジャ6には軸線Lと同軸な挿通孔52a,6aがそれぞれ形成されている。そして、弁部材3の連結ロッド323はプランジャ6の挿通孔6aに挿通され、吸引子52の挿通孔52a内で、連結ロッド323の端部に非磁性体からなる筒状の抜け止め部材7が嵌め込まれている。この抜け止め部材7と連結ロッド323の端部とは溶接により固着されている。抜け止め部材7はプランジャ6側の端部に鍔状部71を有し、この鍔状部71は、プランジャ6の吸引子52側の対向面6bに接触した状態で、この対向面6bと吸引子52のプランジャ6側の対向面52bとの間に位置する。
プランジャばね61は、一端をプランジャ6の内側底面6cに当接させ、他端をボス部322のプランジャ6側の端面であるばね受け部322aに当接させ、圧縮した状態で配設されている。これにより、プランジャ6は対向面6bを抜け止め部材7(その鍔状部71)に対して常時当接された状態となり、このプランジャ6が吸引子52方向に吸引されると、このプランジャ6と共に弁部材3が弁開方向に変位する。プランジャ6の挿通孔6aと弁部材3の連結ロッド323とのクリアランスは、プランジャ6とプランジャケース51とのクリアランスより大きく設定されており、プランジャ6が軸線Lと直交する方向に変位しても、弁部材3とプランジャ6は接触しない。
吸引子52には挿通孔52aより径の大きな調整部用孔52cが形成されており、この調整部用孔52c内には設定調整部8が配設されている。この設定調整部8は、調整ねじ81、ばね受け82、調整ばね83、ボール84を有している。調整ばね83は調整ねじ81とばね受け82との間に圧縮状態で配設されており、ボール84はばね受け82に当接した状態で吸引子52の挿通孔52a内に配設されている。そして、調整ばね83は、ばね受け82を介してボール84を抜け止め部材7の上端に当接するように付勢している。また、調整ねじ81は、その外周の雄ねじ部811を吸引子52の上部内周面に形成された雌ねじ部52dに螺合することにより、吸引子52に取り付けられている。
ボール84と吸引子52の挿通孔52aとの間には僅かにクリアランスが設けられており、ボール84は軸線Lに沿って挿通孔52a内で変位可能となっている。また、抜け止め部材7のボール84側端部には、厚みの薄い円筒形状となる円筒部72が形成されており、この円筒部72はボール84に対して球面接触される。これにより、抜け止め部材7(及び弁部材3)の上端は、常に軸線L上に位置決めされる。
電磁駆動部5の電磁コイル53への通電により、磁気回路が形成されて吸引子52とプランジャ6との間に磁気による吸引力が発生する。この吸引力は電磁コイル53へ通電する電流に応じたものとなる。
以上の構成により、実施形態の電磁式制御弁は次のように作用する。設定調整部8は、調整ばね83によりばね受け82、ボール84及び抜け止め部材7を介して弁部材3を弁座部材2のシール部材23側に付勢している。電磁コイル53を励磁することにより、プランジャ6が吸引子52に吸引され、弁部材3は調整ばね83の付勢力に抗してシール部材23から離れる方向に変位し、弁閉から弁開となるとともに弁体31とシール部材23との軸線Lに沿った方向の位置関係により、弁ポート22の開度が制御される。なお、プランジャ6が最上端位置で弁開度が全開となるのは、抜け止め部材7の鍔状部71が吸引子52の対向面52bに当接した位置である。このように、鍔状部71がストッパの役割をしており、これにより、プランジャ6が吸引子52に吸着(密着)されるのを防止する。
また、電磁コイル53の励磁を無くすことにより弁体31がシール部材23に着座し、弁閉となる。なお、調整ねじ81の追い込み量により、調整ばね83が弁部材3に加える付勢力が調整され、弁開に必要な電磁力(吸引力)を調節できる。このように、電磁コイル53が生じる電磁力と、調整ばね83のばね力との平衡関係によって弁部材3が軸線Lに沿った方向に変位し、弁体31で弁ポート22の開度を変化させる。
また、弁体31には前述のように弁室12の圧力と第2のポート21の圧力の差圧が作用して弁閉方向に力が加わる。一方、均圧室13は縦通路32a、横通路32b及び開口孔31a(均圧路)によって弁ポート22及び第2のポート21と連通されているので、均圧室13に作用する第2のポート21の圧力と弁室12の圧力との差圧がダイヤフラム4に作用し、弁部材3には弁開方向の力が加わる。そして、弁体31の有効受圧径D1(この実施例の場合、シール部材23の内径)と、弁体31がシール部材23に着座した弁閉時のダイヤフラム4の有効受圧径D2とは等しいので、弁部材3に対しては、差圧による力は互いにキャンセル(相殺)され、弁体31がシール部材23から離間するときは、差圧の影響を受けない。
このように、電磁駆動部5の印加電流に応じた電磁力と調整ばね83のばね力とのつり合いをとるとともに、第1のポート11と第2のポート21との差圧により弁体31に作用する力を、均圧室13の圧力に応じて作動するダイヤフラム4(感圧部)により弁体31に作用する力でキャンセル(相殺)することにより、差圧により弁体31に作用する力の影響を無くし、少ない通電量で弁ポート22の開度を比例的に変化させることができる。
電磁駆動部5と、調整ばね83と、均圧室13と、ダイヤフラム4(感圧部)とは、それぞれ弁ポート22の軸線L上で弁体31に対して弁ポート22とは反対側に設けられている。さらに、均圧室13は電磁駆動部5のプランジャケース51の内部空間を共有したものとなっている。また、弁ポート22の下部には第2のポート21を設けるだけの構造となっている。したがって、弁ハウジング1の軸線L方向の長さを小さくすることができ、電磁式制御弁自体を小型化することができる。また、第2のポート21を弁ポート22に対して同軸で連通するように、すなわち軸線Lと同軸になっているので、第2のポート21での圧力損失も低減し、流体がスムーズに流れる。
図2は第2実施形態の電磁式制御弁の弁閉状態の縦断面図であり、第1実施形態と同様な部材、同様な要素には同符号を付記して重複する説明は省略する。この第2実施形態では、弁ハウジング1′は下本体1Cと上本体1Bからなり、下本体1Cは第1実施形態の下本体1Aよりも僅かに長くなっている。下本体1Cは上本体1Bの下部の嵌合孔1B1に嵌合され、嵌合孔1B1の開口端部をかしめることにより、下本体1Cと上本体1Bとが一体に固着されている。
下本体1Cには、矢印のように流体が流入する高圧側の第1のポート11と、第1のポート11に連通する弁室12が形成されている。第1のポート11の外周には金属製のメッシュからなるフィルタ11aが装着されている。なお、フィルタ11aとしては多孔体等を用いることもできる。また、下本体1Cには弁室12の下部の弁座嵌合孔1C1が形成され、この弁座嵌合孔1C1内に弁座部材2′が嵌合されている。そして、弁座嵌合孔1C1の開口端部をかしめることにより、下本体1Cと弁座部材2′とが一体に固着されている。
弁座部材2′には、矢印のように流体が流出する低圧側の第2のポート24と、第2のポート24と弁室12とを連通する弁ポート25が形成されている。弁ポート25は軸線Lを中心とする水平断面形状が円形であり、その弁室12側の開口周囲には第1実施形態と同様なリング状のシール部材23が配設されている。
弁室12及び均圧室13内には軸線Lに沿った方向に変位可能な弁部材3′が延在されている。弁部材3′は、弁室12内に位置して弁座部材2′のシール部材23に対して離接が可能な円筒状の弁体33と第1実施形態と同様な連結部32とで構成されている。弁体33は、中心に円筒形状の開口孔33aと連結孔33bとを有しており、連結部32の結合軸321が、ダイヤフラム4の内リング部42の開口を貫通して弁体33の連結孔33b内に嵌合されている。また、結合軸321の下端部をかしめることにより、弁体33とダイヤフラム4及び連結部32が一体に固定されている。
弁体33には、開口孔33aの弁座部材2′側の端部に、開口孔33aより径の大きなばね孔33cが形成され、さらに、開口孔33aとばね孔33cの間には軸線Lを中心とし、弁ポート25側に開いたすり鉢状のテーパ面33d(凹面)が形成されている。ばね孔33c内には、中央に透孔14aを有するばね受け部材14が配設されており、このばね受け部材14の弁体33側の面は球面状の摺動面14bとなっている。また、弁座部材2′の弁ポート25内には、圧縮コイルばね15が配設され、この圧縮コイルばね15は、第2のポート24の周囲のフランジ部と、ばね受け部材14との間に圧縮状態で配設されている。すなわち、この圧縮コイルばね15の付勢力により、ばね受け部材14は球面形状の摺動面14bを弁体33のテーパ面33dに当接している。なお、縦通路32a、横通路32b、弁体33の開口孔33a、ばね受け部材14の透孔14aは「均圧路」を構成しており、弁ポート25と均圧室13はこれらの均圧路により導通されている。
ここで、実施形態の電磁式制御弁100は、図3に示すように第2のポート21側にオリフィスを有するようなシステムに用いられることがある。このような場合。第1のポート11から第2のポート21へ流す流体の流量が多くなると、第2のポート21の圧力P2が高くなる。例えば、図4に示すように、電磁コイル53へ通電する電流を大きくしていくと第2のポート21へ流れる流量が増加するが、これに伴って圧力P2も増加し、第1のポート11の圧力P1との差圧が小さくなる。
圧力P1と圧力P2の差圧はダイヤフラム4のコンボリューション部41に対して膨張させるように作用する。このため、差圧が大きいときは、コンボリューション部41が緊張して復元力が強く働きダイヤフラム4の弁体31に対する自動求心作用も強いが、差圧が小さくなると、このダイヤフラム4による自動求心作用が小さくなる。これに加えて、流量が大きいときは第1のポート11から流れる流体が弁体31に衝突することで作用する軸線Lに対して水平方向の力も強くなる。また、前記のように、抜け止め部材7の円筒部72はボール84に対して球面接触されるので、抜け止め部材7(及び弁部材3,3′)の上端は、常に軸線L上に位置決めされる。このため、弁部材3(3′)が揺動しやすくなる。弁部材3(3′)が揺動すると、例えば、抜け止め部材7と連結ロッド323の端部との溶接箇所に剥がし方向の力が加わり、この溶接箇所が破損する恐れがある。
しかし、第2実施形態によれば、弁体33の下端部に圧縮コイルばね15が配設されているので、圧縮コイルばね15の付勢力により、弁体33の下端が常に軸線L上に位置決めされる。したがって、弁部材3′の軸線Lに対する揺動を規制することができ、例えば抜け止め部材7と連結ロッド323の端部との溶接箇所(すなわち、弁部材の連結部の端部と調整ばねとの連結部分)の破損等を防止することができる。
また、弁体33のテーパ面33dとばね受け部材14の摺動面14bとによる求心作用により、弁体33の下端がさらに正確に軸線L上に位置決めされる。さらに、ばね受け部材14の球面形状の摺動面14bがすり鉢状のテーパ面33dに押圧されるので、圧縮コイルばね15の例えば軸線Lの両側で変形にムラがあっても、弁体33の下端が常に軸線L上に位置決めすることができ、弁部材3′の軸線Lに対する揺動をさらに規制することができる。
上記実施形態では、弁体33の凹面をすり鉢状のテーパ面33dとした場合について説明したが、この弁体33の凹面は軸線Lを中心とするすり鉢状の球面でもよい。この場合、すり鉢状の球面の曲率半径(絶対値)を、ばね受け部材14の球面形状の摺動面14bの曲率半径(絶対値)以上とすることはいうまでもない。
なお、以上の実施形態では、均圧室13と弁室12とをダイヤフラム4で区画するようにしているが、このダイヤフラム4の代わりに弁体31の上部周囲と弁室12の上部内周面との間にシール部材を配設するようにしてもよい。この場合、「感圧部」は弁体31及びボス部322の上面部分となる。
なお、圧縮コイルばね15のばね荷重は、前述のような流量が多いときに第1のポート11から流れる流体が弁体31に衝突することで作用する軸線Lに対して水平方向の力以上とすることが好ましい。
また、実施形態では、第1のポート11から流体を流入させ、第2のポート21から流体を流出させる場合について説明したが、同実施形態の構造は流体の流れが逆の場合にも適用できる。すなわち、第2のポート21から流体を流入させ、第1のポート11から流体を流出させるような場合にも適用できる。この場合、第2のポート21が請求項の第1のポート、第1のポート11か請求項の第2のポートに対応することはいうまでもない。
1 弁ハウジング
11 第1のポート
12 弁室
13 均圧室
2 弁座部材
21 第2のポート
22 弁ポート
23 シール部材
3 弁部材
31 弁体
31a 開口孔(均圧路)
32 連結部
32a 縦通路(均圧路)
32b 横通路(均圧路)
321 結合軸
322 ボス部
323 連結ロッド
4 ダイヤフラム
5 電磁駆動部
51 プランジャケース
52 吸引子
53 電磁コイル
6 プランジャ
61 プランジャばね
8 設定調整部
81 調整ねじ
3′ 弁部材
33 弁体
33a 開口孔(均圧路)
33d テーパ面a
14 ばね受け部材
14a 透孔(均圧路)
14b 摺動面
15 圧縮コイルばね
L 軸線

Claims (5)

  1. 第1のポートと第2のポートとの間に弁室と弁ポートとが形成され、前記弁室内の弁体を電磁駆動部で駆動して前記弁ポートを開閉する電磁式制御弁であって、第1のポートと第2のポートとの差圧により弁体に作用する力を、感圧部に加わる弁室と均圧室との差圧により前記弁体に作用する力で相殺するとともに、前記電磁駆動部の電磁力と調整ばねのばね力とのつり合いにより、前記弁ポートの開度を比例的に変化させる電磁式制御弁において、
    前記電磁駆動部、前記調整ばね、前記均圧室及び前記感圧部、前記弁ポートの軸線上で前記弁体に対して前記弁ポートとは反対側に設けられるとともに、前記弁体を有する弁部材に前記弁ポートと前記均圧室とを導通する均圧路形成され、前記第2のポートが前記弁ポートと同軸に配置されていることを特徴とする電磁式制御弁。
  2. 前記感圧部が、前記弁室と前記均圧室との間に配設され前記弁体に接続された可撓性のダイヤフラムであることを特徴とする請求項1に記載の電磁式制御弁。
  3. 前記電磁駆動部が、電磁コイルへの通電により電磁力を発生する吸引子と、ケース内で前記吸引子に対向して前記電磁力により前記ケースの軸方向に移動可能な電磁可動部とを備えるとともに、前記弁部材が前記弁体から前記電磁駆動部側に延設された連結部を有し、前記調整ばねが前記吸引子内に配設され、前記連結部の端部が前記電磁可動部と前記吸引子の中心を貫通して前記調整ばねに連結された、請求項1または2に記載の電磁式制御弁であって、
    前記弁ポート内に前記弁体を弁開側に付勢する圧縮コイルばねを設けたことを特徴とする電磁式制御弁。
  4. 前記弁体の前記弁ポート側に前記軸線を中心とする凹面が形成されるとともに、前記圧縮コイルばねの前記弁体側端部にばね受け部材が設けられ、該ばね受け部材は前記弁体の凹面に当接する摺動面を有することを特徴とする請求項3に記載の電磁式制御弁。
  5. 前記弁体の凹面が前記軸線を中心とするすり鉢状のテーパ面であり、該テーパ面に対して前記ばね受け部材の球面形状の摺動面を当接させたことを特徴とする請求項4に記載の電磁式制御弁。
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