JP5923689B2 - 部品圧着装置及び部品圧着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に搭載された部品を圧着ツールにより押圧して部品を基板に圧着させる部品圧着装置及び部品圧着方法に関するものである。
液晶パネル製造ラインによる液晶パネル製造工程において用いられる部品圧着装置は、基板にACF(Anisotropic Conductive Film)と呼ばれる異方性導電シートを介して搭載(仮圧着)されたフィルム状の部品(若しくは半導体デバイス)を圧着ツールで圧着(本圧着)する。このような部品圧着装置には、圧着ツールの下方に保護シートを水平方向に延びた姿勢(水平姿勢)に設置し、圧着ツールが保護シートを介して部品を押圧するようにして、ACFが圧着ツールに付着しないようにする保護シート設置ユニットが備えられている。
ここで、保護シート設置ユニットは、保護シートを収納したリールと、リールから引き出された保護シートを引っ張って水平姿勢にする送りローラを備えて成り、更に、保護シートの圧着ツールの下方に位置する部位を圧着ツールの下降に合わせて押し下げることにより、保護シートが圧着ツールにより直接押し下げられることによって保護シートが破損することを防止する保護シート押し下げ機構を備えている(例えば、特許文献1)。
再公表2010−038425号公報
しかしながら、上記の従来の部品圧着装置が備える保護シート押し下げ機構は構成が複雑であり高価であるため、その分製造コストが高くなるという問題点があった。
そこで本発明は、構成が複雑で高価な保護シート押し下げ機構を不要にしてコストの低減を図ることができるようにした部品圧着装置及び部品実装方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品圧着装置は、圧着ツールと、前記圧着ツールの下方に水平方向に延びた姿勢で設置される保護シートと、部品が搭載された基板を前記保護シートの下方に移動させ、前記圧着ツールの直下に前記部品が位置するように前記基板を位置決めする基板位置決め手段と、前記基板位置決め手段により前記基板が位置決めされた状態で前記保護シートを弛ませて前記保護シートの一部を前記部品の上面に接触させる保護シート操作手段と、前記保護シートの前記一部が前記部品の上面に接触された状態で前記圧着ツールを下降させ、前記圧着ツールにより前記保護シートを介して前記部品を押圧することで前記部品を前記基板に圧着させる圧着ツール駆動手段とを備えた。
請求項2に記載の部品圧着装置は、請求項1に記載の部品圧着装置であって、前記保護シート操作手段は、前記保護シートを弛ませる前に、前記保護シートを引っ張って前記保護シートが収納されているリールから前記保護シートを繰り出させることにより、前記保護シートの前記圧着ツールによって押圧される部位を更新させる動作を行う。
請求項3に記載の部品圧着方法は、圧着ツールの下方に保護シートが水平方向に延びた姿勢で設置された状態で、前記保護シートの下方に部品が搭載された基板を移動させ、前記圧着ツールの直下に前記部品が位置するように前記基板を位置決めする基板位置決め工程と、前記基板位置決め工程で前記基板が位置決めされた状態で前記保護シートを弛ませて前記保護シートの一部を前記部品の上面に接触させる保護シート弛ませ工程と、前記保護シートの前記一部を前記部品の上面に接触させた状態で前記圧着ツールを下降させ、前記圧着ツールにより前記保護シートを介して前記部品を押圧することで前記部品を前記基板に圧着する圧着工程とを含む。
請求項4に記載の部品圧着方法は、請求項3に記載の部品圧着方法であって、前記保護シート弛ませ工程を実行する前に、前記保護シートを引っ張って前記保護シートが収納されているリールから前記保護シートを繰り出させることにより、前記保護シートの前記圧着ツールによって押圧される部位を更新させる保護シート更新工程を実行する。
本発明では、基板に搭載された部品を圧着ツールの下方に位置させた状態で保護シートを弛ませて保護シートの一部を部品の上面に接触させた後、圧着ツールを下降させて部品を押圧するようになっている。このため従来必要であった構成が複雑で高価な保護シート押し下げ機構が不要となり、その分製造コストの低減を図ることができる。
本発明の一実施の形態における部品圧着装置の斜視図 本発明の一実施の形態における部品圧着装置が備える保護シート設置ユニットの斜視図 本発明の一実施の形態における部品圧着装置が備える保護シート設置ユニット及び圧着ユニットの側面図 本発明の一実施の形態における部品圧着装置の制御系統を示すブロック図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品圧着装置の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品圧着装置の動作説明図 本発明の一実施の形態における部品圧着装置が行う部品圧着作業の手順を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に示す部品圧着装置1は、その上流工程側に配置されたACF貼着装置や部品搭載装置等(いずれも図示せず)とともに液晶パネル製造ラインを構成しており、上流工程側の部品搭載装置から長方形の液晶パネルの基板2を受け取った後、その基板2の縁部に設けられた図示しない電極部に搭載されている部品3を圧着して下流工程側の他の装置に搬出する部品圧着作業を繰り返し実行する装置である。
部品圧着装置1は、図1に示すように、オペレータOPから見た前後方向をY軸方向、左右方向をX軸方向としており、基台21上に基板位置決め部22、基板位置決め部22のオペレータOPから見た奥側の位置にX軸方向に延びて設けられたバックアップステージ23、バックアップステージ23の上方に設けられた圧着ユニット24及びバックアップステージ23と圧着ユニット24の間に保護シートSを設置する保護シート設置ユニット25を備えている。
図1において、基板位置決め部22は、基板2を水平姿勢に保持する基板保持テーブル22aとこの基板保持テーブル22aを移動させる直交座標ロボットから成る基板移動機構22bとを備え、基板移動機構22bは基板2を保持した基板保持テーブル22aを水平面内で移動させる。
図1において、部品圧着装置1の圧着ユニット24は、基台21上に設けられた門型フレーム31、門型フレーム31に設けられた昇降モータ32、昇降モータ32によって回転駆動されるボール螺子33を介して昇降される昇降ベース34及び昇降ベース34の前面(オペレータOPと対向する面)にX軸方向に並んで設けられた複数の加圧シリンダ35、これら複数の加圧シリンダ35によって、バックアップステージ23の上方で個別に昇降するように配置された複数の圧着ツール36を備えて成る。各圧着ツール36には図示しない加熱ヒータが内蔵されており、部品圧着装置1が部品圧着作業を実行している間、各圧着ツール36は加熱ヒータによって加熱される。
図2において、保護シート設置ユニット25は、基台21上に複数設けられたユニット支持部21aに着脱自在に取り付けることができる上方及び下方に開放した形状を有する枠体40、枠体40の前部領域(オペレータOPから見た手前側の領域)に回転軸をX軸方向に向けた状態でX軸方向に並んで設けられた複数のリール41、枠体40の後部領域(オペレータOPから見た奥側の領域)に回転軸をX軸方向に向けて設けられた駆動側送りローラ42と駆動側送りローラ42の上方に設けられた従動側送りローラ43、枠体40内の各リール41と駆動側送りローラ42との間の領域に回転軸をX軸方向に向けて設けられた上下一対の第1支持ローラ44及び上下一対の第1支持ローラ44と同じく回転軸をX軸方向に向けて設けられて第1支持ローラ44よりも後方に位置した第2支持ローラ45を備えて成る。
各リール41には保護シートSが巻き付けられた状態で収納されており、駆動側送りローラ42と従動側送りローラ43は、各リール41から後方(オペレータOPから見た奥側)に引き出された保護シートSを上下方向から挟んだ状態で回転して各保護シートSの送り動作を行う。2つの第1支持ローラ44は各リール41から引き出された保護シートSを上下方向から挟み込んだ状態で支持し、第2支持ローラ45は第1支持ローラ44から駆動側送りローラ42に至る各保護シートSを下方から支持する。
図3において、駆動側送りローラ42は枠体40に取り付けられた送りローラ駆動モータ46によって第1の方向(図3中に示す矢印A)又は第1の方向とは反対の第2の方向(図3中に示す矢印B)に回転駆動される。駆動側送りローラ42が送りローラ駆動モータ46によって第1の方向に回転されると、駆動側送りローラ42と接した従動側送りローラ43が駆動側送りローラ42とは反対の方向に従動回転し、保護シートSの第1支持ローラ44と第2支持ローラ45の間の部分は引っ張られて水平方向に延びた姿勢に保持される。一方、駆動側送りローラ42が送りローラ駆動モータ46によって第2の方向に回転されると、従動側送りローラ43が駆動側送りローラ42とは反対の方向に従動回転し、保護シートSの第1支持ローラ44と第2支持ローラ45の間の部分は弛んで下方に垂れ下がった状態となる。
なお、リール41がトルクリミッタ内蔵タイプのものであれば上下一対の第1の支持ローラ44は不要であり、この場合には、駆動側送りローラ42が第2の方向に回転されると、保護シートSがリール41と第2支持ローラ45との間で弛むこととなる。
基板2を保持した基板保持テーブル22aを水平移動させて基板2に搭載された各部品3を各圧着ツール36の下方(したがってバックアップステージ23の上方)に位置させる基板2の位置決め動作は、部品圧着装置1が備える制御装置50(図4)が基板移動機構22bの作動制御を行うことによってなされる。
このように基板位置決め部22は、本実施の形態における形態において、部品3が搭載された基板2を保護シートSの下方に移動させ、圧着ツール36の直下に部品3が位置するように基板2を位置決めする基板位置決め手段となっている。
保護シート設置ユニット25の各リール41から引き出された保護シートSの送り動作、すなわち駆動側送りローラ42を第1の方向に回転させて保護シートSを圧着ツール36の下方に水平方向に延びた姿勢(水平姿勢)に保持する動作及び保護シートSを水平姿勢に保持した状態から駆動側送りローラ42を第2の方向に回転させて保護シートSを弛ませる動作は、制御装置50が前述の送りローラ駆動モータ46の回転制御を行うことによってなされる。
すなわち、駆動側送りローラ42とこれを駆動する送りローラ駆動モータ46は、本実施の形態において、基板位置決め部22により基板2が位置決めされた状態で保護シートSを弛ませて保護シートSの一部を部品3の上面に接触させる保護シート操作手段となっている。
圧着ユニット24における昇降ベース34の昇降動作は、制御装置50が前述の昇降モータ32の作動制御を行ってボール螺子33を回転させることによってなされ、各圧着ツール36の初期位置から圧着位置への下動及び圧着位置から初期位置への上動動作は、制御装置50が各圧着ツール36に対応して設けられた各加圧シリンダ35の作動制御を行うことによってなされる。
制御装置50は、保護シート設置ユニット25がユニット支持部21aに取り付けられたら、昇降モータ32の作動制御を行ってボール螺子33を回転させ、昇降ベース34を下降させて圧着ツール36を水平姿勢にされた各保護シートSに近接させた状態とする。そして、基板移動機構22bの作動制御を行って基板保持テーブル22aに保持した基板2を移動させ、基板2に搭載された複数の部品3がそれぞれ対応する圧着ツール36の下方(従ってバックアップステージ23の上方)に位置するように基板2の位置決めを行う。
制御装置50は、基板2の位置決めを行ったら、送りローラ駆動モータ46を作動させて駆動側送りローラ42を第2の方向に回転させ(図5(a)中に示す矢印B)、各リール41から引き出されて圧着ツール36の下方で水平姿勢にされている保護シートSを第1支持ローラ44と第2支持ローラ45の間で弛ませ、その保護シートSを直下の部品3の上面に接触させる(図5(a))。なお、この用に保護シートSを弛ませた場合、第1支持ローラ44は保護シートSの固定支点となるので、圧着ツール36の直下で部品3の上面に接触する保護シートSの部位は、水平姿勢にされた状態の保護シートSの圧着ツール36の直下に位置していた部位よりもやや前方(オペレータOPから遠い側)の部位となる。
制御装置50は、上記のようにして保護シートSの一部を部品3の上面に接触させたら、次いで各加圧シリンダ35の作動制御を行って複数の圧着ツール36を初期位置から圧着位置まで下降させ(図5(b)中に示す矢印C)、各圧着ツール36により対応する保護シートSを介して各部品3を基板2ごとバックアップステージ23に押し付け、各部品3を基板2に押圧する(図5(b))。このとき各圧着ツール36は前述の加熱ヒータによって加熱されているので、各部品3の基板2との間に介装されているACF(図示せず)が各部品3を通して加熱され、各部品3が基板2に圧着される。
このように加圧シリンダ35は、本実施の形態において、保護シートSの一部が部品3の上面に接触された状態で圧着ツール36を下降させ、圧着ツール36により保護シートSを介して部品3を押圧することで部品3を基板2に圧着させる圧着ツール駆動手段となっている。
なお、圧着ツール36の押圧面(下面)にACFが付着していると、圧着ツール36による圧着時に部品3や基板2を破損してしまう場合があるが、本実施の形態における部品圧着装置1では、各圧着ツール36は保護シートSを介して部品3を押圧するので、圧着ツール36の押圧面(下面)にACFが付着することがない。
制御装置50は、上記のように圧着ツール36を下降させて部品3を基板2に圧着したら、各加圧シリンダ35の作動制御を行って各圧着ツール36を上昇させ(図6(a)中に示す矢印D)、初期位置に復帰させる(図6(a))。そして、圧着ツール36が初期位置に復帰したら、送りローラ駆動モータ46を作動させて駆動側送りローラ42を第1の方向に回転させ(図6(b)中に示す矢印A)、各保護シートSを引っ張ってテンションを与え、各保護シートSが圧着ツール36の下方で水平方向に延びた姿勢(水平姿勢)にする。
以下、同様の動作が繰り返されて複数の基板2についての部品圧着作業が連続的に実行されるが、制御装置50は、部品3の圧着作業が終わったら、保護シートSの圧着ツール36と接触する部位を更新させる動作(以下、保護シートSの更新動作と称する)を行う。この保護シートSの更新動作は、保護シートSにテンションを与えて水平姿勢にした状態から更に駆動側送りローラ42を第1の方向に回転させ、保護シートSを引っ張ってリール41から保護シートSを繰り出させることによって行う。
但し、上記保護シートSの更新動作は、保護シートSを水平姿勢にした直後に行うのではなく、次の基板2が搬入されてその基板2を位置決めした後、保護シートSを弛ませる前(直前)に行うようにする。これは、保護シートSが水平姿勢になっている状態では保護シートSの圧着ツール36に接近した部分が加熱されて局部的な熱的劣化を生じてしまうところであるが、保護シートSを弛ませる前(直前)に保護シートSの更新動作を行うようにすれば、圧着ツール36によって加熱される時間を短くすることができ、これによりその部分の熱的劣化を最小限に抑えることができるからである。
このように、本実施の形態における部品圧着装置1は、圧着ツール36、圧着ツール36の下方に水平方向に延びた姿勢で設置される保護シートS、部品3が搭載された基板2を保護シートSの下方に移動させ、圧着ツール36の直下に部品3が位置するように基板2を位置決めする基板位置決め手段としての基板位置決め部22、基板位置決め部22により基板2が位置決めされた状態で保護シートSを弛ませて保護シートSの一部を部品3の上面に接触させる保護シート操作手段(送りローラ駆動モータ46及び保護シート操作手段)及び保護シートSの一部が部品3の上面に接触された状態で圧着ツール36を下降させ、圧着ツール36により保護シートSを介して部品3を押圧することで部品3を基板2に圧着させる圧着ツール駆動手段としての加圧シリンダ35を備えたものとなっている。
また、この部品圧着装置1では、上記保護シート操作手段(送りローラ駆動モータ46及び保護シート操作手段)は、保護シートSを弛ませる前(直前)に、保護シートSを引っ張って保護シートSが収納されているリール41から保護シートSを繰り出させることにより、保護シートSの圧着ツール36によって押圧される部位を更新させる動作を行うようになっている。
次に、図7のフローチャートを用いて本実施の形態における部品圧着装置1による部品実装作業の実行手順(部品実装方法)を説明する。部品実装作業では、制御装置50は先ず、上流工程側の図示しない部品搭載装置から送られてきた基板2が図示しない基板搬入装置によって運ばれてきたら、その基板2を基板保持テーブル22aに載置させて受け取り、搬入する(ステップST1)。
制御装置50は基板2を搬入したら、基板移動機構22bの作動制御を行って基板保持テーブル22aを水平面内で移動させ、基板2に搭載された複数の部品3がそれぞれ対応する圧着ツール36の下方に位置するように基板2を位置決めする(ステップST2)。
制御装置50は上記のように基板2を位置決めしたら、次いで、保護シートSの更新動作を行うか否かの判断を行う(ステップST3)。この保護シートSの更新動作を行うか否かの判断は、具体的には、基板2に対する部品実装作業の連続実行回数が予め定めた基準の回数に達しているか否かに基づいて行う。
制御装置50は、上記ステップST3において、保護シートSの更新動作を行うと判断した場合には前述の要領によって保護シートSの更新動作を行い(ステップST4)、保護シートSの更新動作を行わないと判断した場合には、ステップST4をスキップする。
制御装置50は上記ステップST4を実行し、或いはステップST4をスキップしたら、次いで、送りローラ駆動モータ46を作動させて駆動側送りローラ42を第2の方向に回転させ(図5(a)中に示す矢印B)、各保護シートSを第1支持ローラ44と第2支持ローラ45の間で弛ませてその一部を対応する部品3の上面に接触させる(図5(a)。ステップST5)。
制御装置50は、各保護シートSの一部を対応する部品3の上面に接触させたら各加圧シリンダ35の作動制御を行って圧着ツール36を下降させ(図5(b)中に示す矢印C)、圧着ツール36により保護シートSを介して部品3を基板2に押圧し、各部品3を基板2に圧着(本圧着)させる(図5(b)。ステップST6)。
制御装置50は、上記のようにして各部品3を基板2に圧着したら、各加圧シリンダ35の作動制御を行って各圧着ツール36を上昇させ(図6(a)中に示す矢印D)、初期位置に復帰させる(図6(a)。ステップST7)。
なお、上記圧着ツール36の下降開始は保護シートSの一部を部品3の上面に接触させる動作中であってもよく、これにより部品3の実装タクトを短縮化することができる。
制御装置50は、各圧着ツール36を初期位置に復帰させたら、送りローラ駆動モータ46を作動させて駆動側送りローラ42を第1の方向に回転させ(図6(b)中に示す矢印A)、各保護シートSを引っ張ってテンションを与え、各保護シートSを水平姿勢にする(図6(b)。ステップST8)。
制御装置50は各保護シートSを水平姿勢にしたら、基板移動機構22bの作動制御を行って基板保持テーブル22aを移動させ、基板2を図示しない基板搬出装置に受け取らせて基板2を搬出する(ステップST9)。これにより基板2の1枚当たりの部品圧着作業が終了する。
このように、本実施の形態における部品圧着方法は、圧着ツール36の下方に保護シートSが水平方向に延びた姿勢で設置された状態で、保護シートSの下方に部品3が搭載された基板2を移動させ、圧着ツール36の直下に部品3が位置するように基板2を位置決めする基板位置決め工程(ステップST2)、基板位置決め工程で基板2を位置決めした状態で保護シートSを弛ませて保護シートSの一部を部品3の上面に接触させる保護シート弛ませ工程(ステップST5)、保護シートSの一部を部品3の上面に接触させた状態で圧着ツール36を下降させ、圧着ツール36により保護シートSを介して部品3を押圧することで部品3を基板2に圧着する圧着工程(ステップST6)を含むものとなっている。
また、この部品圧着方法では、保護シート弛ませ工程(ステップST5)を実行する前に、保護シートSを引っ張って保護シートSが収納されているリール41から保護シートSを繰り出させることにより、保護シートSの圧着ツール36によって押圧される部位を更新させる保護シート更新工程(ステップST4)を実行するようになっている。
以上説明したように、本実施の形態における部品圧着装置1及び部品圧着方法では、基板2に搭載された部品3を圧着ツール36の下方に位置させた状態で保護シートSを弛ませて保護シートSの一部を部品3の上面に接触させた後、圧着ツール36を下降させて部品3を押圧するようになっている。このため従来必要であった構成が複雑で高価な保護シート押し下げ機構が不要となり、その分製造コストの低減を図ることができる。
構成が複雑で高価な保護シート押し下げ機構を不要にしてコストの低減を図ることができるようにした部品圧着装置及び部品実装方法を提供する。
1 部品圧着装置
2 基板
3 部品
22 基板位置決め部(基板位置決め手段)
35 加圧シリンダ(圧着ツール駆動手段)
36 圧着ツール
41 リール
42 駆動側送りローラ(保護シート操作手段)
46 送りローラ駆動モータ(保護シート操作手段)
S 保護シート

Claims (2)

  1. 圧着ツールと、
    前記圧着ツールの下方に水平方向に延びた姿勢で設置される保護シートと、
    部品が搭載された基板を前記保護シートの下方に移動させ、前記圧着ツールの直下に前記部品が位置するように前記基板を位置決めする基板位置決め手段と、
    前記基板位置決め手段により前記基板が位置決めされた状態で前記保護シートを弛ませて前記保護シートの一部を前記部品の上面に接触させる保護シート操作手段と、
    前記保護シートの前記一部が前記部品の上面に接触された状態で前記圧着ツールを下降させ、前記圧着ツールにより前記保護シートを介して前記部品を押圧することで前記部品を前記基板に圧着させる圧着ツール駆動手段とを備え
    前記保護シート操作手段は、前記保護シートを弛ませる前に、前記保護シートを引っ張って前記保護シートが収納されているリールから前記保護シートを繰り出させることにより、前記保護シートの前記圧着ツールによって押圧される部位を更新させる動作を行うことを特徴とする部品圧着装置。
  2. 圧着ツールの下方に保護シートが水平方向に延びた姿勢で設置された状態で、前記保護シートの下方に部品が搭載された基板を移動させ、前記圧着ツールの直下に前記部品が位置するように前記基板を位置決めする基板位置決め工程と、
    前記基板位置決め工程で前記基板を位置決めした状態で前記保護シートを弛ませて前記保護シートの一部を前記部品の上面に接触させる保護シート弛ませ工程と、
    前記保護シートの前記一部を前記部品の上面に接触させた状態で前記圧着ツールを下降させ、前記圧着ツールにより前記保護シートを介して前記部品を押圧することで前記部品を前記基板に圧着する圧着工程とを含み、
    前記保護シート弛ませ工程を実行する前に、前記保護シートを引っ張って前記保護シートが収納されているリールから前記保護シートを繰り出させることにより、前記保護シートの前記圧着ツールによって押圧される部位を更新させる保護シート更新工程を実行することを特徴とする部品圧着方法。
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