JP5923028B2 - 作業機の作業用フロントとその輸送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、解体機等の作業機に用いられる作業用フロントとその輸送方法に係わり、より詳しくは長尺のブームとアームとの間に短尺の中継ブームを設けた構成を有する作業用フロントにおける中継ブームおよび中継ブームに繋がる部分の構成とその輸送方法に関する。
解体機等の作業機においては、例えば特許文献1に記載のように、高所における解体等の作業を可能とするため、長尺のブームとアームとの間に短尺の中継ブームを設けた構成を有する多関節構造の作業用フロントが用いられる。この作業用フロントに含まれる中継ブームは、ブームに対してアームを折り畳みに近い姿勢にまで動作範囲すなわち作業範囲を拡げる目的をもって設けられる。
このような長尺の作業用フロントを有する作業機は、作業現場が移るたびごとに分解、輸送、組立を行なう必要がある。しかしながら作業用フロントが長尺であるため、作業用フロントをそのまま一体でトレーラ輸送することはできず、分離して輸送する必要がある。特許文献1においては、ブームと中継ブームとの間の中継ブーム回動用油圧シリンダを取外すことなく輸送し、また、中継ブームとアームとの間のアーム回動用油圧シリンダを取外すことなく輸送するための構造を開示している。
すなわち、特許文献1においては、中継ブームをブーム側分割ブームとアーム側分割ブームに分離可能な構造とし、輸送時には、中継ブームのブーム側分割ブームをアーム側分割ブームから分離する。そして、ブーム側分割ブームにブームのうちの先端ブームおよび中継ブーム回動用油圧シリンダを取付けたままで一体にして輸送する。また、中継ブームのアーム側分割ブームは、アームのうちの基端アームおよびアーム回動用油圧シリンダを取付けたままで一体にして輸送する。
図14は従来の作業用フロントの中継ブーム関連部分の別の構造および輸送方法を説明する図であり、(A)は中継ブームに一体にして輸送する部分を示す側面図、(B)はその輸送姿勢を示す側面図である。図14(A)、(B)において、90はブームのうち他のブームから分離した先端ブーム、91は先端ブーム90にピン92により回動可能に連結した中継ブーム、93は先端ブーム90と中継ブーム91との間に設けられた中継ブーム回動用油圧シリンダである。また、94はアームのうち、他のアームから分離した基端アームであり、この基端アーム94は中継ブーム91にピン95により回動可能に連結される。96は中継ブーム91と基端アーム94との間に設けられたアーム回動用油圧シリンダである。
この作業用フロントは、輸送時には、図14(B)に示すように、先端ブーム90、中継ブーム91、基端アーム94をそれぞれ互いにほぼ直角に折曲げることにより、長さを短縮して、油圧シリンダ93,96を取付けたままで輸送する。
特許第4492077号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、中継ブームを分離して輸送する方法によれば、輸送の際に中継ブームを2つの部分に分離したり、現地で2つの部分を再度1つに組立てたりする必要があり、手間と時間がかかるという問題点がある。
一方、図14(B)に示すように、中継ブーム91は分離せず、先端ブーム90と中継ブーム91と基端アーム94をそれぞれ互いにほぼ直角に折曲げて輸送する方法によれば、比較的大型の作業機に取付ける作業用フロントの場合、これらを折曲げた状態での高さH1にトレーラトラックの荷台を加えた高さが輸送制限高さを超えてしまう恐れがあり、その場合、輸送が困難になるという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、輸送の際の準備作業や組立作業の手間および時間が削減でき、かつ輸送制限高さもクリアしやすくなる作業機の作業用フロントとその輸送方法を提供することを目的とする。
請求項1の作業機の作業用フロントは、
分割構造の長尺ブームと分割構造の長尺アームとの間に設けられ、これらより短い中継ブームと、
前記長尺ブームの作業機本体側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよび中継ブーム回動用油圧シリンダにより連結された先端ブームと、
前記長尺アームの先端側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよびアーム回動用油圧シリンダにより連結された基端アームとを備え、
輸送のために前記中継ブームと前記先端ブーム、および前記中継ブームと前記基端アームとの間をそれぞれ前記中継ブーム回動用油圧シリンダおよび前記アーム回動用油圧シリンダにより回動可能に連結した単位で構成した作業機の作業用フロントにおいて、
前記中継ブームを後側ブームと前側ブームとに分割すると共に、前記後側ブームと前記前側ブームとを上側ピンと下側ピンとで結合することにより、前記下側ピンを結合状態から外し、前記上側ピンを中心に前記後側ブームと前記前側ブームとを相対的に回動させて側面視がV字形をなすように折曲げ可能に構成し、
更に、前記下側ピンによる結合状態を解いた状態において、前記後側ブームと前記前側ブームとを前記上側ピンを中心に側面視がV字形となるように折曲げると共に折曲げ状態から原位置に復帰させる折曲げ用油圧シリンダを備えたことを特徴とする。
請求項2の作業機の作業用フロントは、請求項1に記載の作業機の作業用フロントにおいて、
前記折曲げ用油圧シリンダを、前記中継ブームの上側に、前記上側ピンの軸心にピストンロッドを向けて取付けると共に、前記折曲げ用油圧シリンダのチューブと前記後側ブーム、前記前側ブームとをそれぞれリンクを介して連結したことを特徴とする。
請求項3の作業機の作業用フロントの輸送方法は、
分割構造の長尺ブームと分割構造の長尺アームとの間に設けられ、これらより短い中継ブームと、
前記長尺ブームの作業機本体側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよび中継ブーム回動用油圧シリンダにより連結された先端ブームと、
前記長尺アームの先端側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよびアーム回動用油圧シリンダにより連結された基端アームとを備え、
輸送のために前記中継ブームと前記先端ブーム、および前記中継ブームと前記基端アームとの間をそれぞれ前記中継ブーム回動用油圧シリンダおよび前記アーム回動用油圧シリンダにより回動可能に連結した単位で構成した作業機の作業用フロントの輸送方法において、
前記中継ブームを後側ブームと前側ブームとに分割すると共に、前記後側ブームと前記前側ブームとを上側ピンと下側ピンとで結合することにより、前記下側ピンを結合状態から外し、前記上側ピンを中心に前記後側ブームと前記前側ブームとを相対的に回動させて側面視がV字形をなすように折曲げ可能に構成し、
作業用フロントの輸送時には、前記後側ブームに、前記長尺ブームの作業機本体側部分から分離した前記先端ブームを連結したままで、かつ前記後側ブームと前記先端ブームとの間に前記中継ブーム回動用油圧シリンダを収縮させて連結したままの状態にすると共に、
前記前側ブームに、前記長尺アームの先端側部分から分離した前記基端アームを連結したままで、かつ前記前側ブームと前記基端アームとの間に前記アーム回動用油圧シリンダを収縮させて連結したままの状態とし、
前記下側ピンを抜いて前記後側ブームと前記前側ブームとを前記上側ピンを中心として側面視がV字形となるように折曲げた姿勢にし、前記先端ブーム、前記中継ブーム、前記基端アームを前記中継ブーム回動用油圧シリンダおよび前記アーム回動用油圧シリンダと共に一体にして輸送することを特徴とする。
請求項4の作業機の作業用フロントの輸送方法は、請求項3に記載の作業機の作業用フロントの輸送方法において、
前記後側ブームと前記前側ブームとの折曲げ手段として、前記中継ブームの上側に取付けた油圧シリンダを使用することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、先端ブームと中継ブームと基端アームとがこれらの間に設けられる中継ブーム回動用油圧シリンダやアーム回動用油圧シリンダと共に輸送することができるため、輸送の際の準備作業や組立作業の手間や時間が削減できる。また、先端ブーム、中継ブームおよび基端アームで一体に構成される輸送状態においては、中継ブームをV字形に折曲げることにより、これらの高さを輸送制限高さ以下に設定しやすくなる。また、中継ブームを構成する後側ブームと前側ブームとを、中継ブームに取付けた折曲げ用油圧シリンダにより折曲げることが可能となるため、クレーンで吊って折曲げる場合に比較し、後側ブームと前側ブームの間の相対的な角度の変化速度を緩慢にして折曲げることができ、安全性が向上する。
請求項2の発明によれば、前記折曲げ用油圧シリンダを、前記中継ブームに、前記上側ピンの軸心に向けて前記後側ブームと前記前側ブームとの連結部に取付けると共に、前記油圧シリンダのチューブと前記後側ブーム、前側ブームとをそれぞれリンクを介して連結したので、折曲げ用油圧シリンダの伸縮力が後側ブームと前側ブームの相対的折曲げに有効に利用でき、その結果、比較的小型の油圧シリンダを折曲げ手段として用いることができる。
請求項3の発明によれば、先端ブームと中継ブームと基端アームとがこれらの間に設けられる中継ブーム回動用油圧シリンダやアーム回動用油圧シリンダと共に輸送されるため、輸送の際の準備作業や組立作業に要する手間や時間が削減できる。また、先端ブーム、中継ブームおよび基端アームで一体に構成される輸送状態においては、中継ブームをV字形に折曲げることにより、これらの輸送高さを輸送制限高さ以下に設定しやすくなる。
請求項4の発明によれば、中継ブームを構成する後側ブームと前側ブームとを、中継ブームに取付けた折曲げ用油圧シリンダにより折曲げるため、クレーンで吊って折曲げる場合に比較し、後側ブームと前側ブームの間の相対的な角度の変化速度を緩慢にして折曲げあるいは原姿勢への復帰を行なわせることができ、安全性が向上する。
本発明の作業用フロントを備えた作業機の一例を示す側面図である。 本発明の作業用フロントの一実施の形態の要部を示す側面図である。 図2の平面図である。 図2の作業用フロントの中継ブームの拡大図である。 図4の平面図である。 (A)は本実施の形態の下側ピンの着脱装置を結合状態で示す背面図、(B)は同じく非結合状態で示す背面図である。 本実施の形態の作業用フロントの要部を輸送姿勢で示す側面図である。 本実施の形態の作業用フロントの分解工程図である。 本実施の形態の作業用フロントの要部の変形例を輸送姿勢で示す側面図である。 本発明の作業用フロントの他の実施の形態を示す図4相当側面図である。 図10の実施の形態の作業用フロントを示す図5相当平面図である。 本発明の作業用フロントの輸送方法の他の実施の形態を示す側面図である。 図12の輸送方法における作業用フロントの分解工程図である。 (A)は従来の作業用フロントの一部を示す側面図、(B)はその輸送姿勢を示す側面図である。
図1は本発明の作業用フロントを適用する作業機の一例を示す側面図である。この作業機は、下部走行体1上に旋回装置2を介して旋回フレーム3を設置し、この旋回フレーム3にパワーユニット4や運転室5を搭載して上部旋回体を構成する。旋回フレーム3には多関節構造の作業用フロント6を取付ける。この作業用フロント6は、高所等のように下部走行体1や上部旋回体を含む本体から離れた箇所における作業を可能とするため、長尺に構成されたものである。すなわち、ブーム8は、旋回フレーム3に油圧シリンダ7により起伏可能に取付けられる基端ブーム8aと、先端ブーム8cと、その間に必要本数継ぎ足される継ぎ足しブーム8bとからなる分割構造を有し、長尺に構成される。9はこれらの分割ブーム間を連結するピンである。
また、先端ブーム8cには、中継ブーム11がピン10を中心に中継ブーム回動用油圧シリンダ12により回動可能に取付けられ、中継ブーム11にアーム14がピン13を中心としてアーム回動用油圧シリンダ15により回動可能に取付けられる。アーム14も分割構造の長尺アームであり、この長尺アームも基端アーム14aと先端アーム14bとからなる。先端アーム14bはさらに分離可能な分割アームを継ぎ足して構成する場合もある。アーム14の先端には作業具17が油圧シリンダ18によりピン19を中心として回動可能に取付けられる。この例の作業具17はビル20等を解体する破砕具について示しているが、作業目的に応じて他の作業具に交換可能である。また、アーム14と作業具17との間に別の回動可能なアームを介在させる場合もある。
図2は一体に連結されたままで輸送される先端ブーム8c、中継ブーム11および基端アーム14aを示す側面図、図3はその平面図である。また、図4は中継ブーム11を拡大して示す側面図、図5はその平面図である。これらの図に示すように、中継ブーム11は後側ブーム11aと前側ブーム11bとに分割される。そしてこれらの後側ブーム11aと前側ブーム11bは、上側ピン22と下側ピン23とにより結合される。
図2に示すように、中継ブーム回動用油圧シリンダ12は、先端ブーム8cの下面に設けたブラケット25にチューブ側端部をピン26により連結し、ピストンロッド側端部を、後側ブーム11aの下面に設けたブラケット27にピン28により連結して取付ける。アーム回動用油圧シリンダ15は、基端アーム14aの下面に設けたブラケット30にチューブ側端部をピン31により連結し、ピストンロッド側端部を、前側ブーム11bの下面に設けたブラケット32にピン33により連結して取付ける。34は先端ブーム8cを継ぎ足しブーム8bまたは基端ブーム8aに前記ピン9(図1参照)により連結するブラケットである。35は基端アーム14aを先端アーム14bにピン(図示せず)により連結するブラケットである。
37は後側ブーム11aと前側ブーム11bとを上側ピン22を中心としてV字形に折曲げると共に、元の結合位置に復帰させるための油圧シリンダである。図4、図5に示すように、この油圧シリンダ37は、そのピストンロッドが上側ピン22の軸心に向くように取付ける。ここで、上側ピン22が1本ピンで構成される場合にはそのピンに油圧シリンダ37のピストンロッドを連結してもよいが、後側ブーム11aと前側ブーム11bの左右の連結部にそれぞれ1本ずつ設ける場合には、後側ブーム11aと前側ブーム11bの連結部に設けた別のピンに油圧シリンダ37のピストンロッドを連結して取付ける。このようにして別のピンに油圧シリンダ37のピストンロッドを連結する場合には、その別のピンは上側ピン22と軸心が完全に一致する必要はない。
38,39は油圧シリンダ37の伸縮力を後側ブーム11aと前側ブーム11bの折曲げ力として作用させるためのリンクである。これらのリンク38,39はそれぞれ油圧シリンダ37の両側にそれぞれ設けられており、その一端を油圧シリンダ37のチューブの両側に設けた連結部37aにピン40により連結し、他端を、それぞれ、後側ブーム11a、前側ブーム11bの上面に設けたブラケット41,42にピン43,44により連結して取付ける。45は後側ブーム11aおよび前側ブーム11bの上面に取付けられ、クレーンのワイヤロープ77(図8参照)を接続するブラケットである。
図2において、46は中継ブーム11より作業具17側にある油圧式アクチュエータに作動油を供給する油圧配管であり、この例ではこの油圧配管46は中継ブーム11の両側面に配置される。この油圧配管46は輸送の際に後側ブーム11aと前側ブーム11bとをV字形に変形させるため、ワンタッチジョイント47によって分離可能に構成されている。この油圧配管46は不図示の油圧配管により後側ブーム11aと前側ブーム11bの各上面に設けられる接続具(図示せず)に接続され、各接続具はそれぞれ先端ブーム8c、基端アーム14a上の油圧配管に対して不図示の油圧ホースにより接続される。
図6は前記下側ピン23の着脱装置を示す図であり、(A)は下側ピン23による後側ブーム11aと前側ブーム11bとを結合した状態、(B)は非結合状態を示す。図6において、11a1,11a2は後側ブーム11aの前側ブーム11bに対する左右の連結部を示し、11b1はこれらの連結部に挿入される前側ブーム11bの左右の連結部を示す。
49は左右の下側ピン23を抜き差しする油圧シリンダ、50,51はこの油圧シリンダ49の伸縮力を左右の下側ピン23,23に伝達するリンクであり、各リンク50,51はそれぞれ前後2枚の板材からなり、各リンク50,51の下端部はそれぞれピン52,53により左右の下側ピン23,23に連結されている。55はリンク50,51の支持フレームであり、この支持フレーム55は、後側ブーム11aの内側の連結部11a1,11a1の内面に設けたガイド56,56に両端を上下動可能に装着して取付けられている。リンク50,51は、支持フレーム55にそれぞれ支軸57,58を介して揺動可能に連結されている。
油圧シリンダ49は、その両端を、これらのリンク50,51の上端部間にピン60,61により連結して取付けられている。62はリンク50,51のガイドフレームであり、このガイドフレーム62は下側ピン23の上方の近傍位置に後側ブーム11aの内側の連結部11a1,11a1間に固定して架設されている。リンク50,51の下部はこのガイドフレーム62に摺動可能に係合されている。
このピン着脱装置において、図6(A)のように油圧シリンダ49を収縮させた状態では、左右のピン23が、後側ブーム11aの内側の連結部11a1に設けたピン孔64、前側ブーム11bの連結部11b1に設けたピン孔65および後側ブーム11aの外側の連結部11a2に設けたピン孔66に挿着されており、これにより後側ブーム11aと前側ブーム11bの各下側部分が結合状態にある。
この状態から油圧シリンダ49を伸長させると、リンク50,51が支軸57,58を中心として揺動してピン23が後側ブーム11aの外側の連結部11a2に設けたピン孔66と前側ブーム11bの連結部11b1に設けたピン孔65から引き抜かれ、図6(B)に示すように、ピン23の先端が後側ブーム11aの内側の連結部11a1のピン孔64にのみ挿着された状態となる。これにより、後側ブーム11aと前側ブーム11bの下側部分での結合が解かれた非結合状態となる。
なお、68は下側ピン23の抜け止め板であり、この抜け止め板68は後側ブーム11aの外側連結部11a2にボルト69により固定され、図6(A)に示すような下側ピン23による結合状態においては、この抜け止め板68に設けた孔(図示せず)に貫通するボルト70を下側ピン23に設けたねじ孔23aに螺合することにより、下側ピン23を抜け止めするものである。
図7はこの中継ブーム11とこれに連結される部分のトレーラトラックの荷台72上における輸送姿勢を示す側面図である。図7に示すように、輸送の際には、後側ブーム11aに、他のブームから分離した先端ブーム8cを連結したままで、かつ中継ブーム回動用油圧シリンダ12を収縮させて連結したままの状態とする。また、前側ブーム11bに、他のアームから分離した基端アーム14aを連結したままで、かつアーム回動用油圧シリンダ15を収縮させて連結したままの状態とする。そして、下側ピン23を非結合状態として後側ブーム11aと前側ブーム11bとを上側ピン22を中心として側面視がV字形となるように折曲げた姿勢にし、先端ブーム8c、中継ブーム11、基端アーム14aを中継ブーム回動用油圧シリンダ12およびアーム回動用油圧シリンダ15と共に一体にして単位で輸送する。
図8はこの作業用フロントを輸送する際の作業用フロントの分解工程を示す図である。まず、図8(A)に示すように、アーム14の先端アーム14bを基端アーム14aから分離した後、パワーユニット4に備えた油圧源を用いてアーム回動用油圧シリンダ15および中継ブーム回動用油圧シリンダ12を収縮させる。また、パワーユニット4に備えた油圧源を用いて図6に示した油圧シリンダ49を伸長させて図6(B)に示すように下側ピン23による後側ブーム11aと前側ブーム11bとの結合を解く。また、図2に示した油圧配管46のワンタッチジョイント47における接続を解く。
そしてパワーユニット4に備えた油圧源を用いて図2〜図5に示した油圧シリンダ37を伸長させることにより、図8(B)に示すように、上側ピン22を中心として後側ブーム11aに対して前側ブーム11bを持ち上げる方向に回動させて中継ブーム11をV字形に変形させる。その後、後側ブーム11aや前側ブーム11bの上面に設けたブラケット45にクレーンのワイヤロープ77を接続して組立体71(先端ブーム8c、中継ブーム11、基端アーム14aおよび油圧シリンダ12,15とからなる部分)を支持しておき、図8(C),(D)に示すように、先端ブーム8cを、作業機本体側、すなわち上部旋回体側のブームである継ぎ足しブーム8bあるいは基端ブーム8aから分離する。
現地における組立はこの分解工程と逆の順序で行なう。すなわち、図8(D)に示すように、すでに作業機の旋回フレーム3に取付けてあるブーム8の継ぎ足しブーム8bに先端ブーム8c、中継ブーム11および基端アーム14aからなる中継ブームを含む組立体71を組み付けるに当たり、図8(C)、(D)に示すようにクレーンのワイヤロープ77により組立体71を吊り上げ、図8(B)に示すように、クレーン操作により継ぎ足しブーム8bの連結部に先端ブーム8cの連結部を合わせ、両者をピン9(図1参照)により連結する。
その後、図2〜図5および図7に示した油圧シリンダ37、および図6に示した油圧シリンダ49をパワーユニット4の油圧源に接続する。そして、その油圧源を使用して油圧シリンダ37を収縮させることにより、図8(A)に示すように、後側ブーム11aの連結部と前側ブーム11bの連結部を合わせ、続いて図6に示した前記油圧シリンダ49を収縮させることにより、後側ブーム11aに前側ブーム11bの下側を下側ピン23により連結する。その後、ワンタッチジョイント47により油圧配管46の接続を行なう。
このように中継ブーム11をV字形に変形させた姿勢で輸送するとすれば、図7において、油圧シリンダ37を含めた先端ブーム8c、中継ブーム11および基端アーム14aからなる中継ブームを含む組立体71をトレーラトラックの荷台72上に搭載した時の輸送高さH2は、図14に示した従来例における輸送高さH1より低くなり、輸送制限高さをクリアすることが可能となる。また、先端ブーム8cと中継ブーム11と基端アーム14aとがこれらの間に設けられる中継ブーム回動用油圧シリンダ12やアーム回動用油圧シリンダ15と共に輸送されるため、輸送の際の分離作業や組立作業に要する手間や時間が削減できる。
図9は上記実施の形態の変形例である。図9において、73は中継ブーム11をV字形にした状態でロックするロッドやビーム等からなる剛性を持つロック体である。このロック体73は、その両端を、後側ブーム11aの下側ピン23挿着用のピン孔66と、前側ブーム11bの下側ピン23挿着用ピン孔65(図6、図7参照)にそれぞれ挿着するピン74,75によって連結しておくことにより、折曲げ用油圧シリンダ37の油漏れによる輸送時等における中継ブーム11の下降方向の変形を防止することができる。なお、このロック体73の代わりに、あるいはロック体73に加えて、中継ブーム11を支持するために荷台72上に支持枠76を設けるか、あるいは組立体71の長さが長くなることを防止するような枠を設けてもよい。
図10、図11はそれぞれ本発明の他の実施の形態を示す中継ブームの側面図、平面図である。この実施の形態においては、後側ブーム11aと前側ブーム11bとを折曲げる油圧シリンダ78を、中継ブーム11の上面の左右に中継ブーム11の長手方向に向けて取付けたものである。すなわち、後側ブーム11aと前側ブーム11bの各上面の左右両側にそれぞれ平行板状のブラケット79,80を設け、これらのブラケット79,80に油圧シリンダ78のチューブ側端部、ピストンロッド側端部をそれぞれピン81,82により連結して油圧シリンダ78を取付けたものである。
83はアーム14や作業具17に設けられる油圧式アクチュエータに作動油を供給するために設けた油圧ホースであり、前記実施の形態と異なり、中継ブーム11を折曲げる際には油圧ホース83が変形することで対応できるため、ジョイントによる油圧配管の分離、接続作業が不要となる。
図10、図11の実施の形態によれば、油圧ホース83を用いることにより、中継ブーム11における油圧配管の分離、接続が不要となるので、輸送および現地における組立作業の手間、時間がより削減できる。
ただし、図2〜図5、図7、図8の実施の形態のように、折曲げ用油圧シリンダ37のピストンロッドを上側ピン22の軸心方向に向けて設け、リンク38,39を介して折曲げ用油圧シリンダ37の伸縮力を中継ブーム11の上側ピン22を中心とする開閉力に変換する構成とすれば、折曲げ用油圧シリンダ37の伸縮力が後側ブーム11aと前側ブーム11bの相対的折曲げに有効に利用でき、その結果、折曲げ用油圧シリンダ37として比較的小型のものを用いることができるという利点がある。なお、このように上側ピン22の軸心にピストンロッドを向けて取付ける折曲げ用油圧シリンダ37は、中継ブーム11の上面の左右に設けると共に、図10、図11に示すように、油圧ホース83を中継ブーム11の上面に配置する構成としてもよい。
図12は本発明による作業用フロントの輸送方法の他の実施の形態であり、この実施の形態は、中継ブーム11の折曲げに油圧シリンダを用いず、クレーンを用いてV字形の姿勢を実現して輸送するようにしたものである。すなわち、後述の工程により、後側ブーム11aと前側ブーム11bをV字形に開いた状態とした状態において、後側ブーム11aと前側ブーム11bの連結部のピン孔66,65に挿着するピン74,75によりロック体73を取付けて中継ブーム11がV変形を崩さない状態にして輸送する。
このようなロック体73を設けておけば、クレーンのワイヤロープ77により組立体71Aを吊り下げた際に、先端ブーム8cの自重や基端アーム14aの自重によりワイヤロープ77の支持点(ブラケット45)を中心として矢印85方向に回動して組立体71Aの中継ブーム11のV字形が崩れることを防止することができる。
図12において、84はこのロック体73の代わりに、またはこのロック体73に加えて後側ブーム11aと前側ブーム11bの上面のブラケット45,45間を接続するワイヤロープであり、クレーンのワイヤロープ11による吊り下げ時において、前記先端ブーム8cの自重や基端アーム14aの自重によりワイヤロープ77の支持点(ブラケット45)を中心として矢印85方向に回動することを防止するものである。
図13は図12のようにクレーンを用いて分解、組立を行なう場合の分解工程図である。まずアーム14の先端アーム14bを基端アーム14aから分離した後、図13(A)に示すように、パワーユニット4に備えた油圧源を用いてアーム回動用油圧シリンダ15および中継ブーム回動用油圧シリンダ12を収縮させる。また、パワーユニット4に備えた油圧源を用いて図6に示した油圧シリンダ49を伸長させて図6(B)に示すように下側ピン23による後側ブーム11aと前側ブーム11bとの結合を解く。この時、前側ブーム11bが自重により上側ピン22を中心として急激に回動することを防止するため、前側ブーム11bを適宜な台86あるいはプレートもしくは地面上に載置しておく。
そしてブーム8を起伏させる油圧シリンダ7の伸長によりブーム8を矢印87で示すように起立方向に動かし、前側ブーム11bの自重により前側ブーム11bを台86等の上でスライドさせながら、前側ブーム11bを上側ピン22を中心に回動させ、後側ブーム11aに対して開かせる。
そして図13(B)に示すように、クレーンのワイヤロープ77を後側ブーム11aや前側ブーム11bのブラケット45に接続し、ワイヤロープ77により前側ブーム11bを引き上げることにより、前側ブーム11bの下側をさらに開き、図13(C)に示すように、図12に示したロック体73を後側ブーム11aと前側ブーム11bとの下側を結合して固定する。その後、図13(D)に示すように、先端ブーム8cを継ぎ足しブーム8bから分離する。
このようにクレーンを用いて分解、組立を行なえば、前記折曲げ用油圧シリンダ37,78が不要になるという利点がある。一方、折曲げ用油圧シリンダ37,78により中継ブーム11の折曲げと原姿勢への復帰を行なうとすれば、油圧シリンダ37,78の伸長度合が後側ブーム11aと前側ブーム11bとのなす角度に対応するため、前側ブーム11bを浮かせた状態でも、前側ブーム11bが自重により急激な回動を防止し、回動速度を緩慢にすることができるので、安全性が向上する。
本発明を実施する場合、下側ピン23を着脱する装置は、例えば油圧シリンダを内蔵する筒体を後側ブーム11aの内側連結部11a1,11a1間に設け、その筒体に下側ピン23を摺動可能に内蔵し、油圧シリンダの伸縮により下側ピン23の抜き差しを行なうようにしてもよい。その他、上記実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加が可能である。
1:下部走行体、2:旋回装置、3:旋回フレーム、4:パワーユニット、5:運転室、6:作業用フロント、7:油圧シリンダ、8:ブーム、8a:基端ブーム、8b:継ぎ足しブーム、8c:先端ブーム、11:中継ブーム、11a:後側ブーム、11b:前側ブーム、12:中継ブーム回動用油圧シリンダ、14:アーム、14a:基端アーム、14b:先端アーム、17:作業具、22:上側ピン、23:下側ピン、37:折曲げ用油圧シリンダ、38,39:リンク、49:油圧シリンダ、71,71A:組立体、72:荷台

Claims (4)

  1. 分割構造の長尺ブームと分割構造の長尺アームとの間に設けられ、これらより短い中継ブームと、
    前記長尺ブームの作業機本体側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよび中継ブーム回動用油圧シリンダにより連結された先端ブームと、
    前記長尺アームの先端側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよびアーム回動用油圧シリンダにより連結された基端アームとを備え、
    輸送のために前記中継ブームと前記先端ブーム、および前記中継ブームと前記基端アームとの間をそれぞれ前記中継ブーム回動用油圧シリンダおよび前記アーム回動用油圧シリンダにより回動可能に連結した単位で構成した作業機の作業用フロントにおいて、
    前記中継ブームを後側ブームと前側ブームとに分割すると共に、前記後側ブームと前記前側ブームとを上側ピンと下側ピンとで結合することにより、前記下側ピンを結合状態から外し、前記上側ピンを中心に前記後側ブームと前記前側ブームとを相対的に回動させて側面視がV字形をなすように折曲げ可能に構成し、
    更に、前記下側ピンによる結合状態を解いた状態において、前記後側ブームと前記前側ブームとを前記上側ピンを中心に側面視がV字形となるように折曲げると共に折曲げ状態から原位置に復帰させる折曲げ用油圧シリンダを備えたことを特徴とする作業機の作業用フロント。
  2. 請求項1に記載の作業機の作業用フロントにおいて、
    前記折曲げ用油圧シリンダを、前記中継ブームの上側に、前記上側ピンの軸心にピストンロッドを向けて取付けると共に、前記折曲げ用油圧シリンダのチューブと前記後側ブーム、前記前側ブームとをそれぞれリンクを介して連結したことを特徴とする作業機の作業用フロント。
  3. 分割構造の長尺ブームと分割構造の長尺アームとの間に設けられ、これらより短い中継ブームと、
    前記長尺ブームの作業機本体側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよび中継ブーム回動用油圧シリンダにより連結された先端ブームと、
    前記長尺アームの先端側部分から分離可能であって、前記中継ブームにピンおよびアーム回動用油圧シリンダにより連結された基端アームとを備え、
    輸送のために前記中継ブームと前記先端ブーム、および前記中継ブームと前記基端アームとの間をそれぞれ前記中継ブーム回動用油圧シリンダおよび前記アーム回動用油圧シリンダにより回動可能に連結した単位で構成した作業機の作業用フロントの輸送方法において、
    前記中継ブームを後側ブームと前側ブームとに分割すると共に、前記後側ブームと前記前側ブームとを上側ピンと下側ピンとで結合することにより、前記下側ピンを結合状態から外し、前記上側ピンを中心に前記後側ブームと前記前側ブームとを相対的に回動させて側面視がV字形をなすように折曲げ可能に構成し、
    作業用フロントの輸送時には、前記後側ブームに、前記長尺ブームの作業機本体側部分から分離した前記先端ブームを連結したままで、かつ前記後側ブームと前記先端ブームとの間に前記中継ブーム回動用油圧シリンダを収縮させて連結したままの状態にすると共に、
    前記前側ブームに、前記長尺アームの先端側部分から分離した前記基端アームを連結したままで、かつ前記前側ブームと前記基端アームとの間に前記アーム回動用油圧シリンダを収縮させて連結したままの状態とし、
    前記下側ピンを抜いて前記後側ブームと前記前側ブームとを前記上側ピンを中心として側面視がV字形となるように折曲げた姿勢にし、前記先端ブーム、前記中継ブーム、前記基端アームを前記中継ブーム回動用油圧シリンダおよび前記アーム回動用油圧シリンダと共に一体にして輸送することを特徴とする作業機の作業用フロントの輸送方法。
  4. 請求項3に記載の作業機の作業用フロントの輸送方法において、
    前記後側ブームと前記前側ブームとの折曲げ手段として、前記中継ブームの上側に取付けた油圧シリンダを使用することを特徴とする作業機の作業用フロントの輸送方法。
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