JP5922478B2 - 内接歯車ポンプ - Google Patents

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本発明は、内歯歯車の内歯と外歯歯車の外歯とを内接噛み合いするよう内歯歯車の内部に外歯歯車を偏心して収容し、内歯の歯数が外歯の歯数より1個多い内接歯車ポンプに関する。
この種の内接歯車ポンプは、ポンプハウジングの収容孔に、内歯を有するリング状の内歯歯車を回転自在に収容し、この内歯歯車の内歯と内接噛み合いする外歯を有する外歯歯車を内歯歯車の内部に偏心して収容し、両歯車の回転に伴い両歯間の噛み合い隙間が増加する吸入域空間に連通して吸入ポートを開口すると共に、両歯間の噛み合い隙間が減少する吐出域空間に連通して吐出ポートを開口して形成し、吸入域空間と吐出域空間との間に両歯間の噛み合い隙間が最大となる最大容積域空間を形成し、最大容積域空間と径方向に対向して両歯が噛み合う最深噛み合い域空間を形成している。そして、外歯歯車の回転駆動により内歯が外歯と噛み合う内歯歯車が回転され、吸入ポートから吸入域空間に吸入した液体を最大容積域空間より吐出域空間に搬送して吐出ポートから吐出する。そして、外歯と内歯とは、最大容積域空間を形成する両歯の各歯先面の頂上部で互いに摺接して吸入域空間と最大容積域空間との間および最大容積域空間と吐出域空間との間の密封性を保持し、吸入域空間および吐出域空間では両歯が接触しないよう内歯歯先面を形成する円弧の創成曲線で外歯歯先面を形成し、脈動および両歯の接触により生ずる騒音の低減を図っている。
特公昭62−57835号公報
ところが、かかる従来の内接歯車ポンプでは、外歯歯底面と内歯歯先面とが干渉しないよう外歯歯底面を内歯歯先面との間に隙間を設ける円弧に形成すると共に、内歯歯側面と内歯歯先面との接続部を丸めた円弧と、外歯歯側面と外歯歯底面との接続部を丸めた円弧とが干渉しないよう、外歯歯側面と外歯歯底面との接続部を丸めた円弧を、内歯歯側面と内歯歯先面との接続部を丸めた円弧との間に隙間を設ける形状に形成しているため、両歯車の回転により両歯の噛み合い点が変位する噛み合い領域が、両歯が1ピッチ回転するなかで相互の歯側面のみで歯全体に対する噛み合い割合が少なく、両歯の接触により生ずる騒音の低減がいまだ十分ではなかった。
本発明の課題は、吸入域空間と吐出域空間で外歯と内歯とが接触しないことによる脈動および騒音の低減を維持しつつ、両歯の噛み合い割合を増加し、両歯の接触により生ずる騒音をより一層低減し得る内接歯車ポンプを提供するものである。
かかる課題を達成すべく、本発明は次の手段をとった。即ち、
ポンプハウジングの収容孔に内歯を有するリング状の内歯歯車を回転自在に収容し、内歯歯車の内歯と内接噛み合いする外歯を有する外歯歯車を内歯歯車の内部に偏心して収容し、両歯車間には両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が増加する領域に吸入域空間を形成し、両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が減少する領域に吐出域空間を形成し、吸入域空間に連通して液体を吸入する吸入ポートを開口すると共に、吐出域空間に連通して液体を吐出する吐出ポートを開口した内接歯車ポンプにおいて、内歯歯車の内歯は、内歯歯側面を第1円弧で形成すると共に、内歯歯先面を第1円弧より小径の第2円弧で形成し、外歯歯車の外歯は、内歯歯側面と対向する外歯歯側面を第1円弧により創成される第1曲線で形成すると共に、内歯歯先面と対向する外歯歯底面および内歯歯底面と対向する外歯歯先面を第2円弧により創成される第2曲線で形成したことを特徴とする内接歯車ポンプがそれである。
この場合、前記第2円弧は、前記内歯歯車の回転中心と、前記内歯歯先面の周方向中心とを通る線上に中心を有してもよい。
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、内歯歯車の内歯は、内歯歯側面を第1円弧で形成すると共に、内歯歯先面を第1円弧より小径の第2円弧で形成し、外歯歯車の外歯は、内歯歯側面と対向する外歯歯側面を第1円弧により創成される第1曲線で形成すると共に、内歯歯先面と対向する外歯歯底面および内歯歯底面と対向する外歯歯先面を第2円弧により創成される第2曲線で形成した。このため、外歯歯先面を内歯歯先面を形成する第2円弧により創成される第2曲線で形成して、吸入域空間と吐出域空間で外歯と内歯とが接触しないことによる脈動および騒音の低減を維持しつつ、両歯車の回転により両歯の噛み合い点が変位する噛み合い領域を、内歯歯側面と外歯歯側面との噛み合いに加え、内歯歯先面と外歯歯底面との噛み合いとすることができ、両歯の噛み合い部分が相互の歯側面である従来のポンプに比し、両歯が1ピッチ回転するなかでの両歯の噛み合い割合を増加でき、両歯の接触により生ずる騒音をより一層低減することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加え、第2円弧は内歯歯車の回転中心と内歯歯先面の周方向中心とを通る線上に中心を有する。このため、内歯歯先面を一つの円弧で内歯歯先面の周方向中心から対称形状に形成できるから、内歯歯先面を異なる二つ以上の円弧で形成する場合と比し、異なる円弧の接続個所を丸めることを不要にでき、高精度に製作することができる。
本発明の一実施形態を示した内接歯車ポンプの断面図である。 図1の要部拡大図である。 他の実施形態を示した断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1および図2において、1はポンプハウジングで、収容孔2を穿設している。3はリング状の内歯歯車で、11個の内歯3Aを有し、収容孔2へ回転中心Cを中心として回転自在に収容している。4は外歯歯車で、内歯3Aと内接噛み合いする10個の外歯4Aを有し、内歯歯車3の内部に回転中心Cと偏心した回転中心C1を中心として回転自在に収容している。外歯歯車4は中心に貫通孔5を軸方向へ貫通形成し、貫通孔5の径方向へ対向する2箇所に凸部6、7を径方向内方に突出形成している。
8は外歯歯車4の貫通孔5に挿入する駆動軸で、径方向の対向する2箇所に凹部9、10を窪み形成し、凹部9、10に外歯歯車4の凸部6、7を係合して外歯歯車4を回転駆動する。Sは吸入域空間、Pは吐出域空間、Mは最大容積空間、Nは最小容積空間でそれぞれ両歯車3、4間に備え、吸入域空間Sは両歯車3、4の回転により両歯3A、4A間の噛み合い隙間が増加する領域に形成している。また、吐出域空間Pは両歯車3、4の回転により両歯3A、4A間の噛み合い隙間が減少する領域に形成している。また、最大容積空間Mは吸入域空間Sと吐出域空間Pとの間で両歯車3、4の回転により両歯3A、4A間の噛み合い隙間が最大となる領域に形成している。また、最小容積空間Nは最大容積空間Mと径方向に対向して両歯3A、4Aが最深に噛み合う領域に形成している。11は吸入域空間Sに連通する吸入ポートで、ポンプハウジング1の収容孔2の底面に窪み形成して開口し、両歯車3、4の回転方向Aの前方側の端部を二股状に形成している。12はポンプハウジング1に形成の吸入流路で、吸入ポート11に接続し、図示しないタンクから吸入する油を流通する。13は吐出域空間Pに連通する吐出ポートで、ポンプハウジング1の収容孔2の底面に、吸入ポート11の開口位置と径方向に対向する位置に窪み形成して開口している。14はポンプハウジング1に形成の吐出流路で、吐出ポート13に接続し、図示しないアクチュエータ側へ吐出する油を流通する。Vはポンプ室で、内歯歯車3の内歯3Aと外歯歯車4の外歯4Aとにより区画形成し、両歯車3、4の回転により吸入域空間Sで容積を増加し、最大容積空間Mで容積を最大にし、吐出域空間Pで容積を減少し、最小容積空間Nで容積を最小にする。
図2に、内歯歯車3の内歯3Aと外歯歯車4の外歯4Aの歯形形状の詳細を示す。
内歯3Aは、図示左側の第1の内歯歯側面3Bと内歯歯先面3Cと図示右側の第2の内歯歯側面3Dと内歯接続面3Eと内歯歯底面3Fとを連設して一歯(1ピッチ)の歯形形状を構成している。第1の内歯歯側面3Bは、内歯歯車3の回転中心Cと、回転中心Cを通る垂線Lから反回転方向側に第1番目に位置する内歯歯底面3Fの周方向中心とを通る線L1上に中心3BBを有する半径R1の第1円弧15Bで形成し、点ab間を結ぶ。内歯歯先面3Cは、回転中心Cを通る垂線L(内歯歯先面3Cの周方向中心)上に中心3CCを有する半径R2の第2円弧15Cで形成し、点bc間を結ぶ。第2の内歯歯側面3Dは、回転中心Cと、垂線Lから回転方向A側に第1番目に位置する内歯歯底面3Gの周方向中心とを通る線L2上に中心3DDを有する半径R1の第1円弧15Bで形成し、点cd間を結ぶ。ここで、第1円弧15Bの半径R1>第2円弧15Cの半径R2の関係となる。内歯接続面3Eは、第2の内歯歯側面3Dと内歯歯底面3Fとの接続個所に応力集中が生じないよう第2の内歯歯側面3Dと内歯歯底面3Fとの間を丸めて接続するもので、第3円弧15Eで形成し、点de間を結ぶ。内歯歯底面3Fは、線L1上に中心3FFを有する半径R4の第4円弧15Fで形成し、点ef間を結ぶ。
そして、第1の内歯歯側面3Bと第2の内歯歯側面3Dとは垂線Lすなわち内歯歯先面3Cの周方向中心を介して対称形状としている。第1の内歯歯側面3Bを形成する第1の円弧15Bは、回転中心Cと、垂線Lから反回転方向側に第1番目に位置する内歯歯底面3Fの周方向中心とを通る線L1上に中心3BBを有しているため、垂線L上に位置する内歯3Aから反回転方向側に1個後ろに位置する内歯3Aの図示右側の第2の内歯歯側面3Dも形成する。また、第2の内歯歯側面3Dを形成する第1の円弧15Bは、回転中心Cと、垂線Lから回転方向A側に第1番目に位置する内歯歯底面3Gの周方向中心とを通る線L2上に中心3DDを有しているため、垂線L上に位置する内歯3Aから回転方向A側に1個前に位置する内歯3Aの図示左側の第1の内歯歯側面3Bも形成する。
外歯4Aは、図示左側の第1の外歯歯側面4Bと外歯歯底面4Cと図示右側の第2の外歯歯側面4Dと外歯接続面4Eと外歯歯先面4Fとを連設して一歯(1ピッチ)の歯形形状を構成している。第1の外歯歯側面4Bは、第1の内歯歯側面3Bを形成する半径R1の第1円弧15Bにより創成される第1曲線16Bで形成し、点gh間を結ぶ。外歯歯底面4Cは、内歯歯先面3Cを形成する半径R2の第2円弧15Cにより創成される第2曲線16Cで形成し、点hi間を結ぶ。第2の外歯歯側面4Dは、第1の内歯歯側面3Bを形成する半径R1の第1円弧15Bにより創成される第1曲線16Bで形成し、点ij間を結ぶ。外歯接続面4Eは、第2の外歯歯側面4Dと外歯歯先面4Fとの間を丸めて接続するもので、第5円弧16Eで形成し、点jk間を結ぶ。外歯歯先面4Fは、内歯歯先面3Cを形成する半径R2の第2円弧15Cにより創成される第2曲線16Bで形成し、点kn間を結ぶ。なお、内歯歯底面3Fは外歯歯先面4Fとの間に隙間を形成するよう第4円弧15Fの半径R4の寸法を設定している。
次に、かかる構成の作動を説明する。
駆動軸8により外歯歯車4を回転方向Aに回転駆動すると、外歯歯車4と内接噛み合いする内歯歯車3が回転駆動され、吸入流路12の油が吸入ポート11より吸入域空間Sで容積を増大するポンプ室Vに吸入されて最大容積空間Mを経て吐出域空間Pに搬送され、吐出域空間Pでポンプ室Vが容積を減少することで吐出ポート13より吐出流路16に吐出される。
かかる作動で、内歯歯車3の内歯3Aは、内歯歯側面3B、3Dを第1円弧15Bで形成すると共に、内歯歯先面3Cを第1円弧15Bより小径の第2円弧15Cで形成し、外歯歯車4の外歯4Aは、内歯歯側面3B、3Dと対向する外歯歯側面4B、4Dを第1円弧15Bにより創成される第1曲線16Bで形成すると共に、内歯歯先面3Cと対向する外歯歯底面4Cおよび内歯歯底面3Fと対向する外歯歯先面4Fを第2円弧15Cにより創成される第2曲線16Cで形成した。このため、外歯歯先面4Fを内歯歯先面3Cを形成する第2円弧15Cにより創成される第2曲線16Cで形成して、吸入域空間Sと吐出域空間Pで外歯4Aと内歯3Aとが接触しないことによる脈動および騒音の低減を維持しつつ、回転方向Aへの回転駆動では、両歯車3、4の回転により両歯3A、4Aの噛み合い点が変位する噛み合い領域を、第2の内歯歯側面3Dと第2の外歯歯側面4Dとの噛み合いに加え、垂線Lより図示右側部分の内歯歯先面3Cと外歯歯底面4Cとの噛み合いとすることができ、両歯の噛み合い部分が相互の歯側面である従来のポンプに比し、両歯3A、4Aが1ピッチ回転するなかでの両歯3A、4Aの噛み合い割合を増加でき、両歯3A、4Aの接触により生ずる騒音をより一層低減することができる。
また、第2円弧15Cは内歯歯車3の回転中心Cと内歯歯先面3Cの周方向中心とを通る線としての垂線L上に中心を有するため、内歯歯先面3Cを一つの円弧で内歯歯先面3Cの周方向中心から対称形状に形成できるから、内歯歯先面を異なる二つ以上の円弧で形成する場合と比し、異なる円弧の接続個所を丸めることを不要にでき、高精度に製作することができる。
図3は本発明の他の実施形態を示し、一実施形態と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異なる個所についてのみ説明する。
内歯歯車17は8個の内歯17Aを有すると共に、外歯歯車18は内歯17Aと内接噛み合いする7個の外歯18Aを有している。外歯歯車18の中心に貫通形成する貫通孔19は、断面をD字状に形成している。貫通孔19に挿入する駆動軸20は、断面をD字状に形成して外歯歯車18を係合して外歯歯車18を回転駆動する。図示状態は、吸入域空間Sと吐出域空間Pとの間に、図1の一実施形態で示した最大容積空間Mが存在していない状態を示している。
作動は、一実施形態と同様に、吸入流路12の油が吸入ポート11より吸入域空間Sで容積を増大するポンプ室Vに吸入され、吐出域空間Pでポンプ室Vが容積を減少することで吐出ポート13より吐出流路16に吐出される。
かかる作動で、一実施形態と同様に、吸入域空間Sと吐出域空間Pで外歯18Aと内歯17Aとが接触しないことによる脈動および騒音の低減を維持しつつ、回転方向Aへの回転駆動では、両歯車17、18の回転により両歯17A、18Aの噛み合い点が変位する噛み合い領域を、第2の内歯歯側面17Dと第2の外歯歯側面18Dとの噛み合いに加え、垂線Lより図示右側部分の内歯歯先面17Cと外歯歯底面18Cとの噛み合いとすることができ、両歯の噛み合い部分が相互の歯側面である従来のポンプに比し、両歯17A、18Aが1ピッチ回転するなかでの両歯17A、18Aの噛み合い割合を増加でき、両歯17A、18Aの接触により生ずる騒音をより一層低減することができる。
また、第2円弧15Cは内歯歯車17の回転中心Cと内歯歯先面17Cの周方向中心とを通る線としての垂線L上に中心を有するため、内歯歯先面17Cを一つの円弧で内歯歯先面17Cの周方向中心から対称形状に形成できるから、内歯歯先面を異なる二つ以上の円弧で形成する場合と比し、異なる円弧の接続個所を丸めることを不要にでき、高精度に製作することができる。
なお、一実施形態では、内歯歯先面3Cを形成する第2円弧15Cの回転中心3CCを、内歯歯車3の回転中心Cと内歯歯先面3Cの周方向中心とを通る垂線L上に位置したが、これに限定されるものではなく、内歯歯先面3Cを形成する第2円弧15Cの回転中心が内歯歯車3の回転中心Cと内歯歯先面3Cの周方向中心とを通る垂線L上に位置しなくても良い。また、垂線L上に位置する内歯3Aの図示左側の第1の内歯歯側面3Bと、垂線L上に位置する内歯3Aから反回転方向側に1個後ろに位置する内歯3Aの図示右側の第2の内歯歯側面3Dとを、回転中心Cと垂線Lから反回転方向側に第1番目に位置する内歯歯底面3Fの周方向中心とを通る線L1上に中心3BBを有する同一の第1の円弧15Bで形成したが、これに限定されるものではなく、垂線L上に位置する内歯3Aの図示左側の第1の内歯歯側面3Bと、垂線L上に位置する内歯3Aから反回転方向側に1個後ろに位置する内歯3Aの図示右側の第2の内歯歯側面3Dとを、異なる円弧で形成しても良いことは勿論である。
1:ポンプハウジング
2:収容孔
3:内歯歯車
3A:内歯
3B、3D、17D:内歯歯側面
3C、17C:内歯歯先面
3F、3G:内歯歯底面
4A:外歯
4B、4D、18D:外歯歯側面
4C、18C:外歯歯底面
4F:外歯歯先面
11:吸入ポート
13:吐出ポート
15B:第1円弧
15C:第2円弧
16B:第1曲線
16C:第2曲線
S:吸入域空間
P:吐出域空間

Claims (2)

  1. ポンプハウジングの収容孔に内歯を有するリング状の内歯歯車を回転自在に収容し、内歯歯車の内歯と内接噛み合いする外歯を有する外歯歯車を内歯歯車の内部に偏心して収容し、両歯車間には両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が増加する領域に吸入域空間を形成し、両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が減少する領域に吐出域空間を形成し、吸入域空間に連通して液体を吸入する吸入ポートを開口すると共に、吐出域空間に連通して液体を吐出する吐出ポートを開口した内接歯車ポンプにおいて、内歯歯車の内歯は、内歯歯側面を第1円弧で形成すると共に、内歯歯先面を第1円弧より小径の第2円弧で形成し、外歯歯車の外歯は、内歯歯側面と対向する外歯歯側面を第1円弧により創成される第1曲線で形成すると共に、内歯歯先面と対向する外歯歯底面および内歯歯底面と対向する外歯歯先面を第2円弧により創成される第2曲線で形成したことを特徴とする内接歯車ポンプ
  2. 前記第2円弧は、前記内歯歯車の回転中心と、前記内歯歯先面の周方向中心とを通る線上に中心を有したことを特徴とする請求項1に記載の内接歯車ポンプ。
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