JP5922455B2 - 美容器具 - Google Patents

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Description

本発明は、微細な汚れを落とし、あるいは保湿成分を浸透させて美容効果を高めるための美容器具に関する。
本発明に係る美容器具に関して、たとえば特許文献1の美容器具が公知である。そこでは、グリップを兼ねる縦長の本体ケースと、本体ケースの前面上部に設けられる肌用電極と、肌用電極の外面に被せ付けた含液シートを押え保持するシートホルダーなどで美容器具を構成している。本体ケースの背面には、電源投入ボタンや、パルス電流の強弱を調整する切り換えボタンなどが設けてある。また、本体ケースの左右両側にはグリップ電極が露出させてある。肌用電極は裁頭円錐台状の突起からなり、その表面の接触面が、イオン導入・導出時の他方の電極を兼ねている。使用時には、肌用電極の外面に化粧水を含浸させた含液シートを被せ付け、シートホルダーでずれ動き不能に保持固定したのち、グリップ電極を握った状態で肌用電極を肌面に沿って摺動させる。
本発明では、綿棒を装着可能な構造となっているが、このような綿棒を装着可能な美容器具は、例えば特許文献2に開示されている。そこでは、装置本体の一端に設けた2個のパルス伝達素子に水分を含ませた綿棒の綿球部が差込み装着してあり、肌面にあてがった綿球部で低周波パルス刺激を与えている。
特開2009−172240号公報 特許3736023号公報
特許文献1の美容器具によれば、イオン導入・導出作用によって、顔肌などの微細な汚れを落とし、あるいは保湿成分を肌に浸透させて美容効果を高めることができる。しかし肌用電極の肌への当接面が広すぎて唇の縦皺など細かい部分の肌面を手入れするには使いづらい。
特許文献2の美容器具は、綿棒を使用するので、細かい部分の肌面を手入れするには適しているが、頬などの広い部分の肌面を手入れするとき時間を費やしてしまう。
本発明の目的は、頬などの広い部分の肌面と唇の縦皺など細かい部分の肌面とを1つの器具本体で択一的に手入れをすることができる美容器具を提供することにある。
本発明に係る美容器具は、本体部1に肌用電極53とグリップ電極51・52とが設けられており、肌用電極53とグリップ電極51・52とで肌面に電流を供給する。本体部1には、綿棒54を装着する装着穴68を有する肌用電極53と含液シート103が接触するシート受面102を有する肌用電極53とを有する。綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに、択一的に変更できることを特徴とする。
1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103が接触するシート受面102とが設けられている。含液シート103は、開口104aを有するシート押え104でシート受面102に装着することができる。綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに、択一的に変更できることを特徴とする。
装着穴68が、含液シート103が接触するシート受面102に設けられることを特徴とする。
肌用電極53が、側壁面102aと側壁面102aに連続するシート受面102とを含み、装着穴68が、側壁面102aに設けられることを特徴とする。
肌用電極53が、肌用電極53のシート受面102が本体部1の長手方向の軸に対して傾斜する姿勢となるように本体部1に設けられている。装着穴68を、肌用電極53における本体部1の端部側の半部に設けていることを特徴とする。
本発明の美容器具においては、綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに択一的に変更できることにより、頬などの広い部分の肌面と唇の縦皺など細かい部分の肌面とを1つの美容器具で択一的に手入れをすることができる。したがって、頬などの広い部分の肌面の手入れに適する肌用電極を有する美容機器と、唇の縦皺など細かい部分の肌面の手入れに適する肌用電極を有する美容機器とを別々に用意する必要がなくなる。
また、1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103が接触するシート受面102とが設けられていることにより、肌用電極53の構造が簡素化される。頬などの広い部分の肌面の手入れに適する肌用電極と、唇の縦皺など細かい部分の肌面の手入れに適する肌用電極とを本体部1に別々に設けている場合は、それぞれに電力供給用に配線を行う必要がある。1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103を密着するシート受面102とが設けられていることでそれを省略することができ、部品点数を削減できる。
また、装着穴68が、含液シート103が接触するシート受面102に設けられることにより、含液シート103による手入れの後に綿棒54による手入れを行う場合、装着穴68内に残る残留美容用液により綿棒54を即座に湿らすことができる。足りない場合は、綿棒54の綿球部55に新たに美容用液を供給すればよい。綿棒54による手入れ後に含液シート103による手入れを行う場合は、装着穴68内に残る残留美容用液が装着穴68から不用意に排出されても含液シート103によりそれを吸収でき、肌用電極53以外の機器本体や床面などを濡らすのを防止できる。
また、装着穴68が、側壁面102aに設けられることにより、シート受面102に穴が形成されないことから、シート受面102を利用した手入れ中にごつごつとした感覚が無くなり、装着穴68が設けられていない美容機器と同様の使用感が得られる。また、シート受面102に穴が形成されていれば見苦しい印象であるが、目立たない側壁面102aに装着穴68が設けられることによりデザイン性に優れる美容機器を提供できる。
また、装着穴68を、肌用電極53における本体部1の端部側の半部に設けていることにより、綿棒54を使用する際に邪魔な構成部材がなく、使い勝手を向上させることができる。
美容器具の上半部の縦断側面図である。 美容器具の正面図である。 美容器具の側面図である。 本体部の構成部材を分離した状態で示す一部破断側面図である。 本体ケースの分解斜視図である。 加熱ヘッドとその支持構造を示す分解断面図である。 加熱ヘッドの縦断側面図である。 電流供給装置の縦断側面図である。 電流供給装置の分解断面図である。 美容器具における配電構造を示す説明図である。 図2におけるA−A線断面図である。 保持ケースの組付け途中状態を示す縦断正面図である。 肌用電極に綿棒を装着した状態の縦断正面図である。 下キャップの綿棒切断構造を示す図3におけるB−B線断面図である。 下キャップによる綿棒の切断作用を示す説明図である。 美容器具の使用状態説明図である。 加熱ヘッドによる化粧料の展伸作用を示す説明図である。 美容器具の別の実施例を示す一部破断正面図である。 加熱ヘッドの別の実施例を示す斜視図である。 面状発熱体の別の実施例を示す一部破断平面図である。 本発明に係る美容器具の実施例を示す正面図である。 図21に係る肌用電極の断面図である。 本発明に係る美容器具の別の実施例を示す正面図である。 図23に係る美容器具の側面図である。 図23に係る肌用電極の断面図である。 本発明に係る美容器具の別の実施例を示す正面図である。 図26に係る美容器具の側面図である。 図26に係る肌用電極の断面図である。 本発明に係る美容器具の別の実施例を示す正面図である。 図29に係る美容器具の側面図である。 図29に係る肌用電極の断面図である。 本発明に係る美容器具の別の実施例を示す側面図である。
(実施例) 図1ないし図17は、唇用の美容器具の実施例を示す。なお、本発明における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2において、美容器具は、本体部1と、本体部1の上端から上向きに突出する状態で設けた加熱ヘッド2と、本体部1の下端に設けた電流供給装置3と、加熱ヘッド2および電流供給装置3の外面を覆う上キャップ4(図3参照)、および下キャップ5などで構成してある。
(本体部の構造)
図2〜図6に本体部1の詳細構造を示している。本体部1は、グリップを兼ねる本体ケース6と、本体ケース6に組付けられる保持ケース7と、本体ケース6の下側に配置される底蓋8などで構成してあり、保持ケース7の上端に先の加熱ヘッド2が組付けてある。本体部1の内部には、加熱ヘッド2を加熱する面状発熱体(熱源)11と、面状発熱体11に対して駆動電流を供給する電池(電源部)12が収容してある。この実施例では、保持ケース7の内部に電池12を収容し、保持ケース7の上部に面状発熱体11を配置するようにした。また、本体ケース6の上端に臨んで、美容器具の運転状態を切換えて、電池12の給電状態を制御するスイッチボタン(スイッチ操作具)13が設けてある。
図5に示すように、本体ケース6は、丸筒状の内ケース15と、内ケース15を収容する透明な四角筒状の外ケース16とで二重筒状に形成してあり、両ケース15・16の間の隙間に装飾シート17が収容してある。このように、外ケース16の内部に装飾シート17を配置すると、外ケース16を介して装飾シート17を視認する際に、外ケース16の透明感によって装飾シート17の呈色状態を深みのあるものとすることができ、本体ケース6の外観を高級感に富むものとすることができる。また、模様や呈色状態が異なる複数の装飾シート17を用意しておくことにより、装飾シート17の種類数の分だけ美容器具の外観上のバリエーションを拡大できる。なお、装飾シート17を省く代わりに、内ケース15の外面に塗装等により装飾面を形成することができる。その場合にも、上記と同様に、外ケース16を介して装飾面を視認する際に、外ケース16の透明感によって装飾面の呈色状態を深みのあるものとすることができる。さらに、装飾シート17を省く代わりに、外ケース16の内面に塗装等により装飾面を形成することができる。その場合にも、上記と同様に、外ケース16を介して装飾面を視認する際に、外ケース16の透明感によって装飾面の呈色状態を深みのあるものとすることができる。
図6に示すように、保持ケース7は、前ケース7aと後ケース7bとを蓋併せ状に接合して構成してあり、その上半部分を丸筒状に形成して、面状発熱体11、スイッチボタン13、および回路基板19などを収容する制御区画20が設けてある。また、前ケース7aの下半部には電池ホルダー21が一体に設けてあり、保持ケース7を本体ケース6から抜外した状態において、電池12を電池ホルダー21に着脱することができる。回路基板19には、スイッチボタン13で切換え操作されるスイッチ素子22が実装してあり、さらに、スイッチ素子22の上下にチップ状のLED23・24が実装してある(図1参照)。回路基板19には、加熱ヘッド2および電流供給装置3に対する給電状態を制御する制御回路が実装してある。回路基板19は、前ケース7aと後ケース7bの接合面の間に挟持固定してある。
スイッチボタン13を支持するために、保持ケース7の制御区画20の下部前面にレンズユニット25を組付け、同ユニット25と前ケース7aとでスイッチボタン13を出没自在に案内し、ばね28で外向きに押出し付勢している。レンズユニット25は透明プラスチック材で形成してあり、その上下に先のLED23・24と正対する導光壁26・27が設けてある。
スイッチボタン13をばね28に抗して1回押込み操作すると、スイッチ素子22がオン状態になり、このオン信号を受けた制御回路が電流供給装置3に電池12の電力を供給する。同時に下側のLED23が点灯して、美容器具の運転状態が、イオンクレンジングのための第1モードになっていることを導光壁26を介して表示する。スイッチボタン13をもう一度押込み操作すると、スイッチ素子22のオン信号を受けた制御回路が、電流供給装置3への給電を停止し、面状発熱体11に電池12の電力を供給する。同時に上側のLED24が点灯して、美容器具の運転状態が、マッサージと化粧料の展伸のための第2モードになっていることを導光壁27を介して表示する。さらに、スイッチボタン13を押込み操作すると、スイッチ素子22のオン信号を受けた制御回路が、全ての給電路を遮断して電力の供給を停止して待機状態になる。
(加熱ヘッドの構造)
図1、図6および図7に加熱ヘッド2の詳細構造を示している。加熱ヘッド2は、アルミニウム製の丸棒に旋削加工と研削加工とを施して上下に長い軸状体に形成してあり、その上半部に伝熱部30が形成され、その下端にフランジ状の受熱部31が形成してある。伝熱部30は、その上端に設けた半球状のマッサージ面32と、マッサージ面32の下側に連続する断面円形の肌摺接面33とで砲弾状に形成してある。また、伝熱部30と受熱部31との間には、加熱ヘッド2を保持ケース7に装着するための装着軸34が丸軸状に形成してある。肌摺接面33は、リップクリームを唇表面に塗り伸ばす展伸面として機能し、さらに唇をマッサージするためのマッサージ面として機能する。
加熱ヘッド2の内部には、後述する温度センサー41を収容するための中空部35が下向きに開口する状態で形成してあり、中空部35の開口縁の周囲に、面状発熱体11の熱を受継ぐリング状の受熱部31が張出してある。このように、受熱部31から伝熱部30に至る加熱ヘッド2の全体を筒状に形成すると、中空部35の容積の分だけ伝熱部30の体積を小さくできるので、面状発熱体11から受熱部31に伝えられた熱を、速やかに伝熱部30へ伝導することができる。先の装着軸34を前後ケース7a・7bの対向面に設けた軸受部36で軸支することにより、加熱ヘッド2は保持ケース7で回転自在に支持される。つまり、加熱ヘッド2は本体部1で回転自在に支持されている。前後ケース7a・7bに設けた軸受部36は、隙間を介して上下に隣接する上下2段の半円状のフランジ壁36aで構成してある(図7参照)。
図6に示すように、面状発熱体11は、絶縁性のベースフィルム11aの上面にヒーター線11bをつづら折り状に配置し、その上面を絶縁性の保護フィルム11cで覆ったフィルムヒーターからなる。ベースフィルム11aの周縁の2個所には電極38が設けてある。両フィルム11a・11cの中央に装着穴39を形成することにより、面状発熱体11はリング状に形成されている。ヒーター線11bはステンレス製の板材にエッチング加工を施して形成されており、リング状のベースフィルム11aの全面にわたってつづら折り状に連続し、高密度に配置した状態で形成してある。面状発熱体11のリング径は、受熱部31のリング径と概ね一致させてあるので、面状発熱体11で発生した熱を、受熱部31へ向かってむらのない状態で放射して、加熱ヘッド2を効果的に加熱することができる。
面状発熱体11と、後述する温度センサー41とを支持するために、加熱ヘッド2の内部に加熱部ホルダー40が配置してある。図7において、加熱部ホルダー40は、面状発熱体11を支持する皿状のベース部43と、ベース部43から上向きに突設される筒壁44とを一体に備えており、ベース部43の周囲壁を前後ケース7a・7bで挟持することにより、保持ケース7に固定してある。ベース部43に装着した面状発熱体11は、中央の装着穴39が筒壁44の基端部に外嵌して径方向へ移動不能に支持されており、さらに、面状発熱体11の上面が加熱ヘッド2の受熱部31と小さな隙間Eを介して上下に対向している。具体的には、面状発熱体11の全厚寸法が0.5〜0.6mmであるとき、面状発熱体11の上面と受熱部31との間の隙間Eの寸法が0.12〜0.2mmになるようにした。なお、加熱ヘッド2は本体部1に対して回転不能に固定することができるが、その場合には、ヒーターユニットを受熱壁31に密着させることにより、熱伝導効率を向上することができる。
上記のように、面状発熱体11と受熱部31とを小さな隙間Eを介して正対させると、面状発熱体11から受熱部31への熱移動を効果的に行ないながら、面状発熱体11の熱が周囲に放散されるのを皿状のベース部43で防止できる。また、加熱ヘッド2が本体部1の中心軸の周りに回転するとき、面状発熱体11が受熱部31と擦れ合うのを避けて、加熱ヘッド2の回転動作を円滑化でき、加えて、面状発熱体11が受熱部31で擦られて発熱機能が損なわれるのを避けることができる。さらに、面状発熱体11を加熱部ホルダー40に固定するので、面状発熱体11が加熱ヘッド2に設けてある場合に比べて、面状発熱体11の電気的な接点構造を簡素化できる。
温度センサー41は、チップ状のNTCサーミスタからなり、加熱部ホルダー40の筒壁44の上端の上面、つまり中空部35の内奥に配置されて、加熱ヘッド2の伝熱部30の温度状態を検知する。温度センサー41のセンサーリード45は、筒壁44の内部空間を利用して制御区画20側へ導出されて回路基板19に接続してある。制御回路は温度センサー41の検知信号を受けて面状発熱体11の発熱状態を制御し、マッサージ面32および肌摺接面33の表面温度を43℃に保持する。センサーリード45は筒壁44で常に保護されているので、本体部1に大きな衝撃が作用するような場合でも、センサーリード45が断線することはない。なお、温度センサー41は、筒壁44の上端の上面から僅かに浮き離れた状態で支持してあってもよい。
伝熱部30の表面温度を、体温と同じ程度の36℃以上とし、確実に温かさを感じることができる45℃以下に設定するのは、化粧料のパラフィン成分を確実に軟化できるようにしながら、加熱ヘッド2の熱で唇の肌面が低温やけどになるのを防止するためである。加熱ヘッド2の表面温度が36℃未満であると、化粧料のパラフィン成分を軟化させるのが難しくなり、化粧料を塗り伸ばすのに多くの時間が掛かる。また、加熱ヘッド2の表面温度が45℃を越えると、唇の肌面が弱いユーザーの場合に低温やけどを生じるおそれがある。
(電流供給装置の構造)
図2、および図8〜図13に電流供給装置3の詳細構造を示している。図2において、電流供給装置3は、本体ケース6の側に設けられる2個のグリップ電極51・52と、底蓋8の下面中央に設けられる独楽形状の肌用電極53と、これらの電極51〜53にパルス電流を生成し供給する電流調整回路などで構成してある。電流調整回路は回路基板19に設けた制御回路の一部を構成している。肌用電極53に美容用液が含浸された綿棒(美容液含浸体)54を装着すると、同電極53と綿棒54とが導通した状態になるので、綿棒54の綿球部55を唇の肌面に接触させて払拭することにより、イオン導出作用によって肌面を整えることができる。図3において符号56は綿棒54の軸部である。なお、肌用電極53とグリップ電極51・52とで肌面に電流を供給する電流調整回路は、上記したようなパルス電流を生成し供給する回路以外に、直流電源と、同電源に直列に接続されて、グリップ電極51・52および肌用電極54に対する給電状態をオン・オフする単純な回路スイッチであってもよい。
本体ケース6の上下端には、それぞれ四角枠状の上エンドキャップ58および下エンドキャップ59が係合装着してあり、これらのエンドキャップ58・59の表面全体に金属めっきを施すことによりグリップ電極51・52が形成してある。上エンドキャップ58は、基本的に下向きに開口する四角箱状に形成するが、その前壁はレンズユニット25を組むために切欠いてある(図6参照)。下エンドキャップ59は上下両面が開口する四角枠状に形成され、その後面の左右中央に上向きの電極片60が突設してある。上エンドキャップ58は保持ケース7の電池ホルダー21の上側部分に係合装着してあり、下エンドキャップ59は内ケース15の下部に凹凸係合構造61を介して係合装着してある(図8参照)。
下エンドキャップ59の下面中央には、ねじボス62が設けてあり、ねじボス62と、その下面に接合した底蓋8とをビス63で締結することにより、底蓋8が下エンドキャップ59に固定してある。図8に示すように、下エンドキャップ59を内ケース15の下部に係合装着した状態においては、底蓋8に設けた係合腕91が、電池ホルダー21の下部の係合片92と係合している。
肌用電極53は、ステンレス製の電極ホルダー65に装着してあり、電極ホルダー65は、底蓋8と、底蓋8の下面に固定した蓋体66とで挟持固定してある。図9に示すように、肌用電極53は、導電性のゴムを素材にしてキャップ状に形成してあり、電極ホルダー65に外嵌する筒状の周回壁67と、中央に綿棒54用の装着穴68が形成してある端壁69とを一体に備えている。周回壁67の内面には、電極ホルダー65に設けた係合溝76に係合する係合リブ70が形成してある。また、装着穴68の下開口には、綿球部55の基端部分を受止めるすり鉢状の受座71が形成してある。電極ホルダー65は、軸部73とフランジ部74とを一体に備えており、軸部73の中央に綿棒54の軸部56を受入れる逃穴75が有底穴状に形成してあり、軸部73の周面に係合リブ70と係合する係合溝76が周回状に形成してある。電流調整回路から電極ホルダー65に供給されたパルス電流は、導電性の肌用電極53を介して綿棒54に供給される。
電極ホルダー65に設けた逃穴75が有底穴として形成してあるので、綿棒54から軸部56を伝って流れ落ちる美容用液の全てを逃穴75で受止めて穴内に貯留できる。従って、余分な美容用液が本体部1の内部に入込んで、内部回路がショートするのを確実に防止できる。図8に示すように、逃穴75の直径D1は、装着穴68の直径D2より大きく設定してある。また、装着穴68の直径D2は綿棒54の軸部56の直径より小さく設定してあり、従って図13に示すように、軸部56は装着穴68に対して圧入気味に装着される。
上下のグリップ電極51・52、および肌用電極53のそれぞれにパルス電流を供給する給電構造を図10に示している。給電構造は、上エンドキャップ58の内面のめっき層に接触する第1接触端子79と、電池ホルダー21の外面の左右に配置される第2接触端子80、および第3接触端子81を備えている。さらに給電構造は、下エンドキャップ59のねじボス62にビス63で共締め固定される第4接触端子82と、底蓋8で上下スライド自在に案内されるピン状の第5接触端子83と、同端子83を押上げ付勢する金属製のばね84などで構成してある。ばね84の下端は電極ホルダー65で受止められている。
図1に示すように、第1接触端子79は後ケース7bに装着されて、回路基板19に対してリード線を介して接続してある。また、第2接触端子80と第3接触端子81は、図11に示すように電池ホルダー21の左右壁に固定されて、回路基板19に対してリード線を介して接続してある。同様に、電池12用の正極端子85と負極端子86は、電池ホルダー21の定位置に固定されて、リード線を介して回路基板19に接続してある。
図12に示すように、下エンドキャップ59を内ケース15に係合し、さらに保持ケース7を内ケース15に差込み係合すると、図13に示すように、グリップ電極52と導通する第4接触端子82が第2接触端子80に密着し、さらに電極ホルダー65を介して肌用電極53と導通する第5接触端子83が、第3接触端子81に密着する。従って、回路基板19に実装した制御回路から供給されるパルス電流を、上下のグリップ電極51・52、および肌用電極53にそれぞれ供給することができる。また、保持ケース7の下端に第2接触端子80および第3接触端子81を設け、底蓋8の上端に第4接触端子82および第5接触端子83を設けるので、保持ケース7を内ケース15に単に差込み係合するだけで、対応する各端子どうしを確実に密着させることができる。
後述するように、イオンクレンジング作業を行うときには、綿棒54に美容用液を含浸させた状態で唇のケアを行う。そのため、美容用液の含浸量が多いと、綿球部55から滴り落ちた美容用液が肌用電極53の表面を伝って蓋体66へと流動する。このように、過剰な美容用液が蓋体66を介して本体部1の内部に入り込むのを防ぐために、肌用電極53の蓋体66との隣接端に溝部88を形成し、さらに溝部88に臨む蓋体66の表面に液受凹部89を周回状に形成している(図13参照)。溝部88は、肌用電極53を電極ホルダー65から取外すときの、指先を引っ掛けるための指掛部としても機能している。
(綿棒の切断構造)
図13に示すように、綿棒54はその軸部56を所定の長さに切断した状態で使用するが、軸部56の切断をユーザー自身で簡便に行えるようにするために、下キャップ5に綿棒を切断するための構造を設けている。図14および図15において、綿棒の切断構造は、下キャップ5の底壁の隅部寄りに設けた綿棒装填穴95と、この装填穴95に臨んで下キャップ5の周囲壁から連出した1対の棒受壁96とで構成する。綿棒装填穴95は、綿球部55を差込むための不完全円状の丸穴97と、丸穴97に連続して隅部へ延びる角穴98とで鍵穴形に形成してある。棒受壁96は角穴98の対向縁に沿って形成してあり、その上端から装填穴95の下開口までの長さが、肌用電極53の受座71から逃穴75の内奥端までの長さに一致させてある。また、1対の棒受壁96の対向間隔が、受座71と装填穴68との隣接部分の直径寸法と一致させてある。
綿棒54を切断する場合には、図15(a)に示すように、綿球部55を下キャップ5の下面側から綿棒装填穴95の丸穴97に差込み、綿棒54の全体を角穴98側へ移動させて綿球部55を下キャップ5の隅壁に接当させる。この状態で、綿棒54から指先を離すと、図15(b)に示すように、綿球部55の基端部が棒受壁96で受止められて綿棒54が宙吊り状態となる。次に、図15(a)に示すように、綿球部55を下キャップ5の隅部に押えつけて固定したのち、図15(b)に示すように、軸部56を棒受壁96の厚み方向へ折り曲げて余分な軸部56を切断することにより、適正な長さに切断された綿棒54を得ることができる。従って、ユーザーは、衛生的な状態で保管しておいた綿棒54を、イオンクレンジング作業を行う直前に切断して、清潔な状態で使用することができる。
イオンクレンジング作業を行ったのちの綿棒54は、肌用電極53から取外して廃棄する。しかし、綿棒54を肌用電極53に装着した状態のままで、下キャップ5が底蓋8に装着されてしまうと、雑菌が繁殖し、あるいは綿球部55に付着した皮脂が腐敗するなど、非衛生的な状態になってしまう。こうした事態を確実に防止し、肌用電極53を常に衛生的な状態に保持するために、図12に示すように、下キャップ5の内法上下寸法を、下エンドキャップ59の下端面から肌用電極53の下端面までの上下寸法より僅かに大きくなるように設定している。こうした下キャップ5によれば、肌用電極53の綿棒54を差込んだ状態のままでは、綿棒54が邪魔になって下キャップ5を底蓋8に係合することができなくなる。従って、ユーザーの注意を喚起して、使用後の綿棒54は廃棄する必要があることを物理的に明確に知らせて、美容器具の適正な使用を促すことができる。
(美容器具の使用法)
使用時には、図16に示すように、綿棒54の軸部56を肌用電極53の装着穴68に圧入して、綿球部55側の軸部56を装着穴68に保持し、綿球部55を受座71で受止めた状態で綿棒54の全体を支持する。この装着状態において、美容用液が含浸された綿球部55は受座71に密着して肌用電極53と電気的に導通している。綿棒54が傾いた状態で装着穴68に差込み装着された場合でも、軸部56の下端を逃穴75の内周面で支持することができるので、綿棒54が大きく傾いた状態で装着されるのを防いで、綿棒54を安定した状態で支持できる。使用途中に軸部56が折れた場合でも、折れた軸部分は直径が大きな逃穴75内に保持されるだけであるため、肌用電極53を電極ホルダー65から取外すだけで、折れた軸部部分を簡単に排出することができる。
綿棒54を肌用電極53に装着した後、綿球部55に化粧水などの美容用液を含浸させ、スイッチボタン13をオン操作して、美容器具をイオンクレンジングを行うための第1モードに切換える。この状態で、図16に示すように本体部1を手で握って、人指し指を下側のグリップ電極52の電極片60に接触させた状態で、鏡を見ながら綿球部55を唇に接触させ、肌面の縦皺に沿って綿球部55を上下に滑らせる。また、唇の長手方向に沿って綿球部55を滑らせて肌面の全体を整える。
このとき、綿球部55が装着された肌用電極53はプラスの極性に、グリップ電極51・52はマイナスの極性になっており、人体を介して両電極間に導通する微弱な電流によってイオン導出作用を発揮できる。このとき、唇の肌面には綿棒54を介して電流が供給されるので、肌面に作用する電流を弱めることができ、従って角質層が薄い唇の負担を軽減できる。以上のようにしてクレンジングを行うことにより、肌面の皺や襞部などに入込んでいた汚れを綿球部55に吸着させて、肌面を清潔な状態に保持できる。また、唇の肌面に化粧水をしみ込ませて、肌面を湿潤で弾力のある状態に保持できる。充分に払拭しきれていない口紅が残っていた場合でも、残留する口紅を確実に除去して、口紅による色素の沈着を防止できる。綿棒54を使用してクレンジングを行うので、唇の縦皺や肌面のめくれなどの肌荒れが激しい部分に対して集中的にマッサージ刺激を与え、あるいは綿棒54に含浸させた美容用液を縦皺に対してピンポイント状にしみ込ませるなど、微妙な操作を行なって唇の肌面の状態をさらに好適な状態にできる。
イオンクレンジングを終了した後に、スイッチボタン13を再度オン操作して、マッサージと化粧料の展伸に適した第2モードに切換えて、加熱ヘッド2が適温になるまでの時間(約30秒)を利用して、唇にリップクリームをたっぷりと塗布する。次に、加熱ヘッド2が唇と正対するように本体部1を持った状態で、加熱ヘッド2の肌摺接面33を唇の表面に接触させて、唇の中央から側端へ向かって加熱ヘッド2を繰返し転動させてリップクリームを塗り伸ばす。このとき、加熱ヘッド2から伝動される熱によって、リップクリームに含まれるパラフィン油脂類やワックス類が軟化して液状化するため、図17に示すように、唇に縦皺が形成されていたとしても、皺の内部にまでリップクリームを染込ませることができる。また、加熱ヘッド2を転動させながらリップクリームを肌摺接面33で塗り伸ばすので、常に新規な肌摺接面33で唇の肌面を加熱でき、従ってリップクリームを効果的に展伸することができる。このとき、肌摺接面33に接触する唇に、摺擦作用による動的な刺激と温熱を与えられるため、血行の促進効果を発揮することができる。
上記のように、リップクリームを唇の肌面に沿って均等に塗り伸ばした後に、マッサージ面32を唇の表面にあてがって円を描くようにして、温熱を加えながら唇全体のマッサージを行う。さらに、唇の輪郭線に沿って円を描くようにマッサージ面32を動かして、唇の輪郭部分のマッサージを行う。最後に、唇の周辺、あるいは唇の肌面に付着したリップクリームを軽くティッシュオフして唇のケアを終了する。唇のケアを行ったのちに口紅を塗布することにより、口紅の塗布状態を滑らかで潤いに富んだ状態に仕上げることができる。なお、ユーザーによっては、リップクリームを塗り伸ばすためにマッサージ面32を使用することが想定され、従ってマッサージ面32と肌摺接面33の機能の使い分けはユーザーの好みに委ねることとなる。
以上のように、本実施例に係る美容器具によれば、リップクリームを唇の肌面に沿って塗り伸ばした後に、加熱ヘッド2を唇の表面にあてがって、温熱を加えながら唇全体のマッサージを行うことにより、唇の状態を良好な状態に整えることができる。具体的には、唇の肌面がマッサージによって動的に刺激される効果と、温熱が加えられることによる皮膚細胞の活性化を促す効果とが得られるので、動的な刺激効果と活性効果との相乗効果で唇の血行を促進できる。これに伴い、唇の肌面の色合いを自然な状態に回復し、唇の表面状態を艶やかでふっくらとした状態に整えることができる。さらに、唇のケアを行ったのちに口紅を塗布することにより、口紅の塗布状態を滑らかで潤いに富んだ状態に仕上げることができる。短時間で唇のケアを行えるので、昼食後や退社前などの化粧直しなどの際にでも手軽に唇のケアを行うことができる。
第1モードと第2モードを行うのには、少なからず時間を要するので、入浴後にスキンケアを行う場合など、時間的に余裕がある状態で行うとよい。食後や退社前などの化粧直しなどの際には、口紅をティシュペーパーで拭取った後、リップクリームを塗り伸ばし、あるいは唇のマッサージを行った後、口紅を塗布すればよい。このように、上記構成の美容器具によれば、一連のメイク作業を短時間で行なうことができ、従って唇の肌面のケアをどこでも手軽に行える。さらに、出勤前のメイク時には、就寝前に塗布したリップクリームを軽くティッシュオフした後、再度リップクリームを塗布して第2モードでリップクリームを塗り伸ばし、あるいは唇のマッサージを行って口紅を塗布すればよい。
図18は美容器具の別の実施例を示す。そこでは、保持ケース7の上端に斜めの装着壁100を設け、この装着壁100に加熱ヘッド2を同壁100と直交する状態で取付けるようにした。この取付け形態以外の部分は、先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。以下の実施例においても同じ扱いとする。
図19(a)〜(d)は、それぞれ加熱ヘッド2の伝熱部30の別の実施例を示す。図19(a)の加熱ヘッド2は、肌摺接面33を断面六角形状に形成し、その端部に部分球面状のマッサージ面32を形成して伝熱部30とした。図19(b)の加熱ヘッド2では、断面円形の肌摺接面33の端部に、平坦面からなるマッサージ面32を形成した。図19(c)の加熱ヘッド2では、肌摺接面33を断面四角形状に形成し、その端部に平坦面からなるマッサージ面32を形成した。図19(d)の加熱ヘッド2では、肌摺接面33およびマッサージ面32を1個の球面で形成して、肌摺接面33とマッサージ面32とが境目のない状態で連続するようにした。以上のように、肌摺接面33は、加熱ヘッド2の表面に周回状に連続する状態で形成してあればよい。また、図19(b)および図19(c)におけるマッサージ面32は、加熱ヘッド2の上下方向の中心軸に対して傾斜させてあってもよい。
図20は面状発熱体11の別の実施例を示す。図20(a)では、ベースフィルム11aおよび保護フィルム11cを平面視でC字状に形成し、装着穴39の周囲にヒーター線11bを配置した。ヒーター線11bは、先の実施例と同様に、リング状のベースフィルム11aの全面にわたってつづら折り状に連続させて高密度に配置するが、その配置パターンが線対称になるように配置した。また、電極38をベースフィルム11aの分断部から下向きに導出した。図20(b)では、ベースフィルム11aおよび保護フィルム11cを平面視で正方形状に形成し、正方形の装着穴39の周囲にヒーター線11bをつづら折り状に連続させて高密度に配置した。このように、面状発熱体11の外形形状、およびヒーター線11bの配置パターンは自由に設定できる。
図21および図22は本発明に係る美容器具の実施例を示す。本実施例については、図1〜図17の実施例とは肌用電極53の形状以外の構造は制御も含めてすべて同じである。本実施例では、肌用電極53が断面円形の側壁面102aと側壁面102aに連続する部分球面状のシート受面102とを含んで丸鍋状に形成し、そのシート受面102の中央に綿棒54を装着するための装着穴68を形成している。リング状のシート押え104により肌用電極53のシート受面102に含液シート103が面接触状態で固定される。シート押え104には、肌用電極53を挿通するための開口104aを有する。含液シート103は、綿シートあるいはガーゼからなり、肌用電極53に外嵌するシート押え104で固定した後、化粧水などの美容用液を含浸させた状態で使用する。
上記のように、肌用電極53に装着穴68とシート受面102が設けてあると、電流供給装置3の使用形態を、綿棒54が装着穴68に装着された第1使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された第2使用形態とに変更することができる。従ってユーザーは、綿棒54を装着した第1使用形態で、例えば唇の縦皺などの細かい部分のイオンクレンジングを行うことができ、あるいは含液シート103を装着した第2使用形態で、頬などの広い部分のイオンクレンジングを行うなど、美容器具を必要に応じて使い分けることができる。なお、第1使用形態および第2使用形態において、肌用電極53をプラスの極性にし、グリップ電極51・52をマイナスの極性にしてパルス電流を供給すると、イオン導出作用を発揮できる。また、肌用電極53およびグリップ電極51・52を逆の極性にしてパルス電流を供給すると、イオン導入作用を発揮して化粧水などの美容用液の肌への浸透を促進できる。その場合には、本体ケース6に各電極51・52・53の極性を切換えるためのスイッチを設けておくとよい。頬などの広い部分の肌面の手入れに適する肌用電極と、唇の縦皺など細かい部分の肌面の手入れに適する肌用電極とを本体部1に別々に設けている場合は、それぞれに電力供給用に配線を行う必要がある。本実施例のように1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103を密着するシート受面102とが設けられていることでそれを省略することができ、部品点数を削減できる。また、装着穴68が、含液シート103が密着するシート受面102に設けられることにより、含液シート103による手入れの後に綿棒54による手入れを行う場合、装着穴68内に残る残留美容用液により綿棒54を即座に湿らすことができる。足りない場合は、綿棒54の綿球部55に新たに美容用液を供給すればよい。綿棒54による手入れ後に含液シート103による手入れを行う場合は、装着穴68内に残る残留美容用液が装着穴68から不用意に排出されても含液シート103によりそれを吸収でき、肌用電極53以外の機器本体や床面などを濡らすのを防止できる。なお、先の実施例と同様に電流調整回路から電極ホルダー65に供給されたパルス電流は、導電性のゴムからなる肌用電極53を介して綿棒54に供給される。このため綿棒54の保持構造や綿棒54への電流供給構造が簡素化されてコストを低減することができる。
図23ないし図25は本発明に係る美容器具の別の実施例を示す。本実施例については、図1〜図17の実施例とは本体ケース6、グリップ電極51・52、肌用電極53の形状以外の構造は制御も含めてすべて同じである。本実施例では、本体ケース6の下端に斜めの装着壁106を設け、この装着壁106に肌用電極53を斜めに傾斜する状態で取付けるようにした。つまり肌用電極53が、肌用電極53のシート受面102が本体部1の長手方向の軸に対して傾斜する姿勢となるように本体部1の装着壁106に設けられている。本実施例では、肌用電極53が断面円形の側壁面102aと側壁面102aに連続する円形の平坦なシート受面102とを含んで円盤状に形成し、その中央に綿棒54を装着するための装着穴68を形成している。肌用電極53のシート受面102に含液シート103をリング状のシート押え104で密着固定できるようにしている。グリップ電極51・52は本体ケース6の両側面に左右に対向する状態で配置した。本体ケース6の内部には2個の電池12を配置して、電力量を増加できるようにした。この実施例の美容器具は、図21および図22で説明した美容器具と同様に、第1使用形態と第2使用形態とに使用形態を変更して使い分けることができる。また、イオン導出作用と、イオン導入作用とのいずれかを選択して、イオンクレンジングを行うことができる。なお、先の実施例と同様に電流調整回路から電極ホルダー65に供給されたパルス電流は、導電性のゴムからなる肌用電極53を介して綿棒54に供給される。このため綿棒54の保持構造や綿棒54への電流供給構造が簡素化されてコストを低減することができる。
図26ないし図28は本発明に係る美容器具のさらに別の実施例を示す。本実施例については、図23〜図25の実施例と基本的に構造は同じである。本実施例では、装着穴68や電極ホルダー65の位置が図23〜図25の実施例の装着穴68や電極ホルダー65の位置とは異なる。具体的には、肌用電極53が断面円形の側壁面102aと側壁面102aに連続する円形で平坦なシート受面102とを含んで円盤状に形成し、シート受面102に、シート受面102の中央より本体部1の端部側(下端側)にずらして綿棒54を装着するための装着穴68を形成している。つまり装着穴68が、肌用電極53における本体部1の端部側の半部に設けられている。これにより、綿棒54を使用する際に邪魔な構成部材がなく、使い勝手を向上させることができる。なお、先の実施例と同様に電流調整回路から電極ホルダー65に供給されたパルス電流は、導電性のゴムからなる肌用電極53を介して綿棒54に供給される。このため綿棒54の保持構造や綿棒54への電流供給構造が簡素化されてコストを低減することができる。
図29〜図31は本発明に係る美容器具のさらに別の実施例を示す。本実施例については、図23〜図25の実施例と基本的に構造は同じである。本実施例では、電極ホルダー65の位置はそのままで装着穴68の位置が図23〜図25の実施例の装着穴68の位置とは異なる。具体的には、肌用電極53が断面円形の側壁面102aと側壁面102aに連続する円形で平坦なシート受面102とを含んで円盤状に形成し、肌用電極53の中央線より本体部1の端部側(下端側)の側壁面102aに綿棒54を装着するための有底筒状の装着穴68を形成している。つまり装着穴68が、肌用電極53における本体部1の端部側の半部に設けられている。これにより、綿棒54を使用する際に邪魔な構成部材がなく、使い勝手を向上させることができる。また、装着穴68が、側壁面102aに設けられることにより、シート受面102に穴が形成されないことから、シート受面102を利用した手入れ中にごつごつとした感覚が無くなり、装着穴68が設けられていない美容機器と同様の使用感が得られる。また、シート受面102に穴が形成されていれば見苦しい印象であるが、目立たない側壁面102aに装着穴68が設けられることによりデザイン性に優れる美容機器を提供できる。なお、先の実施例と同様に電流調整回路から電極ホルダー65に供給されたパルス電流は、導電性のゴムからなる肌用電極53を介して綿棒54に供給される。このため綿棒54の保持構造や綿棒54への電流供給構造が簡素化されてコストを低減することができる。また、本実施例においては、有底筒状の装着穴68とすり鉢状の受座71のみで綿棒54の装着部を形成している。
図32は本発明に係る美容器具のさらに別の実施例を示す。本実施例については、図23〜図25の実施例と基本的に構造は同じである。本実施例では、装着穴68や電極ホルダー65の位置が図23〜図25の実施例の装着穴68や電極ホルダー65の位置と異なる。具体的には、装着壁106に設けた肌用電極53とは別に肌用電極53を追加した構造である。この別に設けた肌用電極53は、本体部1の端部(下端部)に設けられている電極ホルダー65に、図1〜図17の実施例と同様に装着されている。ただ、図1〜図17の実施例における肌用電極53よりひと回り小さい寸法の肌用電極53となっている。なお、先の実施例と同様に電流調整回路から電極ホルダー65に供給されたパルス電流は、導電性のゴムからなる肌用電極53を介して綿棒54に供給される。本実施例においても、綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに択一的に変更できることにより、頬などの広い部分の肌面と唇の縦皺など細かい部分の肌面とを1つの美容器具で択一的に手入れをすることができる。したがって、頬などの広い部分の肌面の手入れに適する肌用電極を有する美容機器と、唇の縦皺など細かい部分の肌面の手入れに適する肌用電極を有する美容機器とを別々に用意する必要がなくなる。
図23〜図25で説明した美容器具においては、肌用電極53に複数個の装着穴68を設け、さらに電極ホルダー65に同数の逃穴75を設けることができる。例えば、シート受面102の中央と、同受面102の傾斜下端側の周縁寄りとに装着穴68を設けることにより、必要に応じて綿棒54の装着位置を変更することができる。綿棒をシート受面102の周縁寄りに設けた装着穴68に装着して使用する場合には、肌用電極53に邪魔さることなく綿棒54を肌面にあてがうことができるので、綿棒54を用いたイオンクレンジングをより的確に行うことができ、美容器具の使い勝手を向上できる。
図23ないし図31に係る美容器具では、シート押え104を円盤状の肌用電極53に着脱したがその必要はない。シート押え104の周面一側を本体部1に対して回動自在に連結し、シート押え104を連結軸の周りに回動させることにより、肌用電極53に装着した含液シート103の周面を押え保持して、シート受面102に密着させた状態で固定することができる。
図21〜図32で説明した美容器具は、以下の形態で実施することができる。
美容器具は、
本体部1に肌用電極53とグリップ電極51・52とが設けられており、肌用電極53とグリップ電極51・52とで肌面に電流を供給する美容器具であって、
綿棒54を装着する装着穴68を有する肌用電極53と含液シート103が面接触するシート受面102を有する肌用電極53とを有し、
綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに、択一的に変更できるようにする。
これにより、綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに択一的に変更できることにより、頬などの広い部分の肌面と唇の縦皺など細かい部分の肌面とを1つの美容器具で択一的に手入れをすることができる。したがって、頬などの広い部分の肌面の手入れに適する肌用電極を有する美容機器と、唇の縦皺など細かい部分の肌面の手入れに適する肌用電極を有する美容機器とを別々に用意する必要がなくなる。
また、図21〜図31で説明した美容器具は、以下の形態で実施することができる。
美容器具は、
本体部1に肌用電極53とグリップ電極51・52とが設けられており、肌用電極53とグリップ電極51・52とで肌面に電流を供給する美容器具であって、
1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103が面接触するシート受面102とが設けられており、
含液シート103は、開口104aを有するシート押え104によりシート受面102に装着することができ、
綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに、択一的に変更できるようにする。
このように1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103が面接触するシート受面102とが設けられていることにより、肌用電極53の構造が簡素化される。頬などの広い部分の肌面の手入れに適する肌用電極と、唇の縦皺など細かい部分の肌面の手入れに適する肌用電極とを本体部1に別々に設けている場合は、それぞれに電力供給用に配線を行う必要がある。1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103を密着するシート受面102とが設けられていることでそれを省略することができ、部品点数を削減できる。
また、図21〜図28で説明した美容器具は、以下の形態で実施することができる。
美容器具は、
本体部1に肌用電極53とグリップ電極51・52とが設けられており、肌用電極53とグリップ電極51・52とで肌面に電流を供給する美容器具であって、
1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103が面接触するシート受面102とが設けられており、
含液シート103は、開口104aを有するシート押え104によりシート受面102に装着することができ、
綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに、択一的に変更できるようになっており、
装着穴68が、含液シート103が面接触するシート受面102に設けられる。
このように装着穴68が、含液シート103が面接触するシート受面102に設けられることにより、含液シート103による手入れの後に綿棒54による手入れを行う場合、装着穴68内に残る残留美容用液により綿棒54を即座に湿らすことができる。足りない場合は、綿棒54の綿球部55に新たに美容用液を供給すればよい。綿棒54による手入れ後に含液シート103による手入れを行う場合は、装着穴68内に残る残留美容用液が装着穴68から不用意に排出されても含液シート103によりそれを吸収でき、肌用電極53以外の機器本体や床面などを濡らすのを防止できる。
また、図29〜図31で説明した美容器具は、以下の形態で実施することができる。
美容器具は、
本体部1に肌用電極53とグリップ電極51・52とが設けられており、肌用電極53とグリップ電極51・52とで肌面に電流を供給する美容器具であって、
1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103が面接触するシート受面102とが設けられており、
含液シート103は、開口104aを有するシート押え104によりシート受面102に装着することができ、
綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに、択一的に変更できるようになっており、
肌用電極53が、側壁面102aと側壁面102aに連続するシート受面102とを含み、
装着穴68が、側壁面102aに設けられる。
このように装着穴68が、側壁面102aに設けられることにより、シート受面102に穴が形成されないことから、シート受面102を利用した手入れ中にごつごつとした感覚が無くなり、装着穴68が設けられていない美容機器と同様の使用感が得られる。また、シート受面102に穴が形成されていれば見苦しい印象となるが、目立たない側壁面102aに装着穴68が設けられることによりデザイン性に優れる美容機器を提供できる。
また、図26〜図31で説明した美容器具は、以下の形態で実施することができる。
美容器具は、
本体部1に肌用電極53とグリップ電極51・52とが設けられており、肌用電極53とグリップ電極51・52とで肌面に電流を供給する美容器具であって、
1つの肌用電極53に、綿棒54を装着する装着穴68と、含液シート103が面接触するシート受面102とが設けられており、
含液シート103は、開口104aを有するシート押え104によりシート受面102に装着することができ、
綿棒54が装着穴68に装着された使用形態と、含液シート103がシート受面102に装着された使用形態とに、択一的に変更できるようになっており、
肌用電極53が、側壁面102aと側壁面102aに連続するシート受面102とを含み、
肌用電極53が、肌用電極53のシート受面102が本体部1の長手方向の軸に対して傾斜する姿勢となるように本体部1に設けられており、
装着穴68を、肌用電極53における本体部1の端部側の半部に設けている。
このように装着穴68を、肌用電極53における本体部1の端部側の半部に設けていることにより、綿棒54を使用する際に邪魔な構成部材がなく、使い勝手を向上させることができる。
上記の実施例では、加熱部ホルダー40と中空部35の内周面とが、小さな隙間を介して内外に対向するようにしたが、加熱部ホルダー40の筒壁44の上端を中空部35の内周面に密着させて、加熱ヘッド2を加熱部ホルダー40で内側から支持することができる。その場合には、加熱ヘッド2に傾動モーメントが作用する際に、加熱ヘッド2を加熱部ホルダー40で受け止めて、加熱ヘッド2の基部を支持するケース部分が傾動モーメントを受けて破損し、あるいは、加熱ヘッド2の受熱部31と対向する熱源11が、受熱部31で圧潰されるのを良く防止できる。
上記の実施例以外に、熱源11は保持ケース7の内面に張出した支持壁で固定支持することができる。また筒壁44は、前ケース7aあるいは後ケース7bと一体に形成することができる。電源部12は電池である必要はなく、商用電源を電源部12とし、あるいは2次電池を電源部12とすることができる。スイッチ操作具13は、押しボタン構造である必要はなく、スライドノブ構造であってもよい。
上記の実施例では、本体部1の一端に加熱ヘッド2を設け、他端に電流供給装置3を設けたが、本発明の美容器具は、少なくとも本体部1の一部に電流供給装置3が設けてあれば足りる。肌用電極53は、導電性のゴムではなく、導電性の樹脂あるいはチタンなどの金属を素材にして形成することができる。
1 本体部
3 電流供給装置
6 本体ケース
7 保持ケース
11 熱源(ヒーターユニット)
12 電源部(電池)
13 スイッチ操作部(スイッチボタン)
51 グリップ電極
52 グリップ電極
53 肌用電極
54 綿棒
68 装着穴
102 シート受面
102a 側壁面
103 含液シート

Claims (1)

  1. 本体部(1)に肌用電極(53)とグリップ電極(51・52)とが設けられており、肌用電極(53)とグリップ電極(51・52)とで肌面に電流を供給する美容器具であって、
    1つの肌用電極(53)に、綿棒(54)を装着する装着穴(68)と、含液シート(103)が接触するシート受面(102)とが設けられており、
    含液シート(103)は、開口(104a)を有するシート押え(104)でシート受面(102)に装着することができ、
    綿棒(54)が装着穴(68)に装着された使用形態と、含液シート(103)がシート受面(102)に装着された使用形態とに、択一的に変更できるように構成されており、
    装着穴(68)が、含液シート(103)が接触するシート受面(102)に設けられており、
    肌用電極(53)が、肌用電極(53)のシート受面(102)が本体部(1)の長手方向の軸に対して傾斜する姿勢となるように本体部(1)に設けられており、
    装着穴(68)を、肌用電極(53)のシート受面(102)における本体部(1)の端部側の半部に設けていることを特徴とする美容器具。
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