JP2016129592A - 美容装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者の皮膚に対し、接触に基づく刺激を与えながら、同時にその刺激付与部位に光を照射でき、使用者の皮膚に対し効率よく美容に係る効果を最大限与えられるようにする美容装置を提供する。
【解決手段】 凹凸形状を外周部に有する透光性材製のローラ部14と、このローラ部14を介して光を照射する光源部を設けて、ローラ部14を皮膚に接触させて皮膚に接触に伴う刺激を付与する際に、皮膚に接するローラ部の凸部14cを通じて、光源部から発した光が皮膚に達することから、光の皮膚への照射に伴う刺激を、ローラ部14の接触に伴う刺激と同時に皮膚に付与でき、光照射で皮膚を活性化する効果を単独でなく接触の刺激による効果と複合させて生じさせられ、効率よく皮膚を活性化して高い美容効果が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用者の皮膚、特に顔の皮膚、に対し所定の美容に係る効果を与える美容装置に関する。
使用者の顔等の肌(皮膚)に対し所定の美容・美肌に係る各種動作を実行する美容装置は、家庭で用いられる簡易な単機能、低出力のものから、業務用として用いられる多機能、高出力のものまで、様々な種類のものが利用されている。こうした美容装置のうち、家庭等で用いられる簡易なものとしては、皮膚を冷したり加熱したりするもの、皮膚に対し吸引を行うもの、皮膚にスチームやミストを当てるもの、皮膚に光を照射するもの、皮膚に超音波による振動を伝えるもの、皮膚に微弱電流を流してイオン導入(イオントフォレーシス)を行うもの、あるいは、皮膚に微弱電流を流して微細な汚れを除去(クレンジング)するものなどが一般的に使用されている。
この中で、使用者の皮膚に対し所定波長の光を照射して、皮膚の活性化、シミの低減対策、殺菌等を図る美容機器は、従来から広く用いられており、そうした従来の美容機器の一例として、特開2007−236699号公報に開示されるものがある。
特開2007−236699号公報
従来の美容装置は前記特許文献に示される構成となっており、この従来装置では、直接皮膚に接して皮膚を介した通電の刺激を付与する部分(ローラー)と、光を照射する部位をそれぞれ有して、これらを同時に皮膚に向け、光を皮膚に照射しながらローラーの接触に伴う通電の刺激を皮膚に与える仕組みとなっている。
光を皮膚に照射する状態ではローラーが皮膚に接触することから、皮膚におけるローラーの接触箇所については、ローラーが光に対し障害物となり、皮膚に光を照射することができず、皮膚のうちローラーで通電の刺激を与える部位と、光を照射して刺激を与える部位とは完全に別となっていた。このため、二つの刺激を皮膚にまんべんなく付与するには、装置を少しずつ移動させてそれぞれの刺激を個別に付与するほかなく、時間がかかり、また、それぞれの刺激付与に時間差が生じる分、異なる刺激同士の相乗効果も十分とはいえないという課題を有していた。
本発明は前記課題を解消するためになされたもので、使用者の皮膚に対し、接触に基づく刺激を与えながら、同時にその刺激付与部位に光を照射でき、使用者の皮膚に対し効率よく美容に係る効果を最大限与えられるようにする美容装置を提供することを目的とする。
本発明の開示に係る美容装置は、使用者により保持される本体部と、当該本体部と一体に配設され、使用者の皮膚に近付けた状態で美容に係る所定の刺激を使用者の皮膚に付与可能な一又は複数の刺激付与部とを備える美容装置において、透光性を有する材質で形成され、皮膚に接触可能な凸部を複数所定間隔で配置した凹凸形状を外周部に有し、回転可能に配設される第一の刺激付与部としてのローラ部と、使用者の操作に応じて発光可能として配設され、発した光をローラ部内部を透過させてから外部に照射可能とされる第二の刺激付与部としての光源部とを備え、前記ローラ部が、前記光源部から発してローラ部に入射した光を、屈折及び/又は反射させて、少なくとも凸部位置から外方に照射可能とされ、使用者がローラ部を皮膚に接触させている使用状態で、少なくともローラ部の凸部が接触する部位に略一致する皮膚の所定領域に、光源部から発してローラ部内を通った光を照射するものである。
このように本発明の開示によれば、凹凸形状を外周部に有する透光性材製のローラ部と、このローラ部を介して光を照射する光源部を設けて、ローラ部を皮膚に接触させて皮膚に接触に伴う刺激を付与する際に、皮膚に接するローラ部の凸部を通じて、光源部から発した光が皮膚に到達することにより、光の皮膚への照射に伴う皮膚への刺激を、ローラ部の接触に伴う刺激と同時に皮膚に付与でき、光照射で皮膚を活性化する効果を単独でなく接触の刺激による効果と複合させて生じさせられ、効率よく皮膚を活性化して高い美容効果が得られることとなる。また、ローラ部の皮膚に接触する凸部から光が直接皮膚に達することで、中間に空気等が介在することによる光量の減衰を抑え、皮膚への光照射で皮膚を活性化する効果を最大限高くすることができる。
また、本発明の開示に係る美容装置は必要に応じて、前記ローラ部が、回転軸方向の両端部に突出する軸部を形成され、当該軸部で本体部側に対し回転可能に支持されてなり、前記光源部が、発光部分を前記ローラ部の軸部の回転軸方向端面に対向させる配置として配設され、光源部から発した光が、前記軸部の端面からローラ部に入射するものである。
このように本発明の開示によれば、ローラ部をその軸方向両端部の軸部で回転可能に支持すると共に、光源部を軸部近傍に配設し、光源部の光を軸部端面から入射させてローラ部内に進行させることにより、ローラ部内に光源を設けずに済むと共に、光源部がローラ部の回転の影響を受けず、ローラ部と光源部を分離でき、光源部の発光に係る信頼性を大きく高められる。また、光を軸部端面から導入するため、ローラ部のスムーズな回転を可能にしつつ、光源部から無理なく光を導入でき、ローラ部及び光源部の配置構造を簡略且つコンパクトにすることができ、コストも抑えられる。
また、本発明の開示に係る美容装置は必要に応じて、前記ローラ部が、外周に凹凸形状部分を有し、且つ内部に空間部を設けられる外周部材と、前記軸部を有して前記外周部材の空間部に少なくとも一部を収納される一又は複数の光伝達部材とを有してなり、光源部から軸部に入射した光が、光伝達部材及び外周部材並びに周囲雰囲気の、相互の境界面における反射及び/又は屈折により、ローラ部から外部に照射される際には、ローラ部回転軸方向各位置から照射される状態となるものである。
このように本発明の開示によれば、ローラ部を外周部材と光伝達部材の組み合わせ構造とし、軸部に入射した光源部からの光が、光伝達部材から外周部材に進行する中、外周部材外表面と周囲雰囲気との境界面、外周部材の内面と周囲雰囲気との境界面、及び、光伝達部材と外周部材の直接接触部分の境界面のそれぞれで反射や屈折を生じて、ローラ部回転軸方向へも拡散し、ローラ部外周部材の外周面の回転軸方向におけるいずれの位置からも光が外方に出る状態とすることにより、ローラ部の凸部が接する皮膚部分に対し、回転軸方向各位置にもれなく光を照射可能となり、皮膚のローラ部凸部の接触するいずれの位置でも光による皮膚の活性化を確実に図れ、皮膚への光照射を効率よく実行して美容効果を高められる。
また、本発明の開示に係る美容装置は必要に応じて、前記ローラ部が、ローラ部材質と周囲雰囲気との媒質としての関係に基づいて、外周面のうち凹部ではローラ部内から外方に向かう光の反射する割合が高く、且つ凸部ではローラ部内から外方に向かう光の透過する割合が高くなる、回転対称の所定凹凸形状とされてなるものである。
このように本発明の開示によれば、ローラ部の外周に位置する凹凸形状を、凹部では外方に向かう光のローラ部外周面すなわち境界面に入射する入射角を大きくして、光の反射が起こりやすいものとする一方、凸部では外方へ向かう光のローラ部外周面に入射する入射角を小さくして、光がそのまま外方へ達しやすいものとし、ローラ部から出ようとする光が凸部に集まりやすくすることにより、皮膚に接するローラ部の凸部から皮膚に直接照射される光の割合を増やすことができ、皮膚への光照射による皮膚の活性化をさらに効率よく進められ、より一層の美容効果向上が図れる。
また、本発明の開示に係る美容装置は必要に応じて、導電性を有する材質で形成され、本体部の一部に突出状態で配設される第三の刺激付与部としてのヘッド部と、前記本体部の使用者による保持部分に手の皮膚に接触可能として配設される導電性材料製の補助電極部と、前記本体部に内蔵され、少なくとも前記光源部の作動状態を調整制御する制御部とを備え、前記ヘッド部及び補助電極部が、所定の電源部と接続されて、前記ヘッド部と補助電極部間に生体が介在すると美容に係る所定の通電状態に移行可能とされてなり、前記制御部が、ヘッド部と補助電極部間での使用者を介した前記通電状態についても調整制御可能とされ、使用者の操作に応じて、前記通電状態と光源部の発光状態とを切り替えていずれか一方を実行可能とするものである。
このように本発明の開示によれば、導電性を有するヘッド部と補助電極部を設けて、ヘッド部と補助電極部間で通電可能とし、光源部を発光させずローラ部を皮膚に接触させて皮膚に光照射を行わない場合には、ヘッド部を皮膚に当接させて皮膚を美容に係る所定の通電状態にできることにより、一台の装置で複数の刺激を付与でき、使い勝手に優れると共に、ローラ部を通じて光源部が発光している状態を使用者が視認できることから、光源部が発光しておらず皮膚に通電可能な状態と、光源部が発光してローラ部から皮膚に光照射できる一方で皮膚への通電はできない状態との区別が容易であり、その時点で使用可能な機能を判別しやすく、使用状況に応じた取り扱いを適切に行える。
本発明の一実施形態に係る美容装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置のローラ部使用状態の正面図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置のローラ部使用状態の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置のヘッド部使用状態の正面図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置のヘッド部使用状態の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置のローラ部支持状態説明図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置におけるローラ部の正面図及び右側面図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置におけるローラ部外周部材の正面図及び右側面図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置におけるローラ部光伝達部材の外周部材との組合せ状態説明図及び光伝達部材の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置におけるクレンジングモード実行状態説明図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置におけるイオン導入モード実行状態説明図である。 本発明の一実施形態に係る美容装置におけるローラ刺激及び光照射モード実行状態説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る美容装置を前記図1ないし図13に基づいて説明する。
前記各図において本実施形態に係る美容装置1は、使用者により保持される本体部11と、本体部11の端部寄りに配設されて皮膚70への美容に係る所定の作動状態となるヘッド部12と、本体部11におけるヘッド部12近傍の所定部位に傾動可能に配設される傾動腕部13と、この傾動腕部13の端部に回動可能として配設されるローラ部14と、このローラ部14近傍の傾動腕部13端部に内蔵されて所定波長の可視光を発する光源部15と、光源部15における発光他を制御する制御部16とを備える構成である。
前記本体部11は、前記ヘッド部12が一端寄りに突出状態で配設される一方、他端側所定長さ範囲は使用者が使用時に手で把持して装置全体を保持するのに適した太さの把持部11aとされてなり、この把持部11aの長手方向とヘッド部12の正面方向とが所定角度分傾いた形状として形成され、内部には前記制御部16等の電気回路や電源としての電池(図示を省略)を配設される構成である。また、本体部11のヘッド部12近傍の所定部位には傾動腕部13が傾動可能に配設される構成である。この把持部11aの長手方向末端となる本体部他端部には、電池の充電や商用電源で本装置を使用するための電源接続用のケーブルが連結される構成とすることもできる。
本体部11における、ヘッド部12の正面側に近い方の把持部11a正面側には、使用者の入力操作を受けて美容に係る作動のON、OFFや作動の種類、強弱等を切換える操作部11bが配設される。そして、把持部11a側面には、導電性部材からなり制御部16と接続された補助電極部11cが配設され、使用者が把持部11aを把持するとその手指と補助電極部11cとが接触することとなる。
さらに、本体部11におけるヘッド部12の周囲には、ヘッド部12に対してコットンパフ等の多孔質被覆体12aを保持するリング状の保持部17が着脱可能とされる(図11、図12参照)。なお、この本体部11には、バイブレータ等の振動源を内蔵して、ヘッド部12やローラ部等の使用の際に皮膚70に振動を付加可能とすることもできる。
前記操作部11bには、使用者の入力操作を受けて、電源のON、OFFを切替えると共に美容に係る作動の種類を切替える電源スイッチ兼用のモード切替スイッチ11d、通電電流の強弱を切換える強弱切替スイッチ11e等が配設される。
この本体部11は、美容に係る所定の刺激を使用者の皮膚に付与可能な刺激付与部として一体に配設される、ヘッド部12及びローラ部14のいずれか一方を、切り替え可能に使用できる仕組みである。
前記ヘッド部12は、導電性を有する材質からなり、皮膚70に面接触可能な緩やかな曲面からなる略円錐台形状とされ、その頂面側を先端として本体部11の一端部正面側から突出させて配設される構成である。ヘッド部12は、イオン導入等に際して、皮膚70に直接、又は多孔質被覆体12aを介して当接させて用いられる。
このヘッド部12は、本体部11内で制御部16と電気的に接続されており、把持部11aにある補助電極部11cとの間で使用者の体を介して通電可能とされる。
ヘッド部12を用いてイオン導入等を行う場合には、使用者が把持部11aを持って使用者の掌や手の指等と補助電極部11cとを接触させ、また制御部16によりヘッド部12と補助電極部11c間に電圧が加えられて通電が起こり得る状態とされる。その上で、使用者がヘッド部12を直接、又は、電解質成分を含む化粧水等の液剤が含浸した多孔質被覆体12aを介して、顔等の皮膚70に接触させ、ヘッド部12と補助電極部11cとを使用者の体を介した通電状態とする。
ヘッド部12の接する皮膚70への通電に伴って、あらかじめ皮膚表面に塗布した、又は多孔質被覆体12aに染込ませた、化粧水等の液剤中に含まれるイオン性の有効成分を、制御部16からの電流に基づくイオン移動によって皮膚内部に導入するイオン導入(イオントフォレーシス)を実行できる。また、皮膚70のクレンジングとして、帯電した老廃物等の汚れ成分を通電により皮膚70側からヘッド部12側に移行させ、ヘッド部表面に保持した多孔質被覆体12aに取込む状態を得ることもできる。こうしたイオン導入やクレンジングの手法自体は公知のものであり、詳細な説明を省略する。
このヘッド部12は、導電性樹脂や導電性ゴム、あるいはゴム等の弾性体表面に金属等の導体を貼付けたり導体の薄膜を配置して形成する構成とする他、金属製とすることもできる。より好ましくは、イオン導入等を行う関係上、通電に対し安定した材質、例えば、チタン等、を用いるのがよい。
前記傾動腕部13は、本体部11におけるヘッド部12のある一端部に傾動可能に取付けられる略腕状部材であり、傾動の中心から離れた端部に前記ローラ部14を取付けられる構成である。この傾動腕部13を本体部11に対し傾動させることで、本体部11に対してローラ部位置を変更できる。
傾動腕部13の端部は、ローラ部14の端部を回転可能に支持すると共に、このローラ部14の端部に向けて光を発する光源部15を内蔵する。
前記ローラ部14は、透光性樹脂製とされ、皮膚に接触可能な凸部14cを複数所定間隔で配置した凹凸形状を外周部に有する回転対称体であり、傾動腕部13の傾動中心部分から離れた端部に、傾動腕部の傾動軸と平行をなす軸を中心に回転可能に支持されて、この傾動腕部13を介して本体部11に一体に配設される構成である。また、ローラ部14は、回転軸方向の両端部に突出する軸部14dをそれぞれ形成されており、この軸部14dで傾動腕部13の端部に回転可能に支持される仕組みである。
このローラ部14は、皮膚70と接触可能に露出しており、複数の凹凸を有する外周部を皮膚に当てながら転動させると、皮膚に接する凸部14cによる皮膚70の押圧が断続的に生じて、指で皮膚70を繰り返し軽く叩くような、いわゆるタッピングマッサージのような刺激を与えられる仕組みである。
ローラ部14による直接接触の刺激付与と光源部15からの光照射を行う際は、傾動腕部13を傾動させてローラ部14をヘッド部12正面側に位置させ、ローラ部14を皮膚70に当接可能な状態とする(図1、図2、図3、図13参照)。一方、イオン導入など、ローラ部14による接触の刺激付与及び光照射を行わない場合には、傾動腕部13を傾動させてローラ部14をヘッド部12正面側からずらし、ヘッド部12を開放状態とすれば、ヘッド部12を多孔質被覆体12aで覆ったり皮膚70に当接させたりすることができる(図4、図5、図11、図12参照)。
ローラ部14は、詳細には、外周に凹凸形状部分を有し、且つ内部に空間部を設けられる外周部材14aと、前記軸部14dを有して外周部材14aの空間部に一部を収納される光伝達部材14bとを有する構成である。このうち、光伝達部材14bは、外周部材14aの空間部に収納される部分に、ローラ部回転軸方向と交差する向きの曲面を回転軸方向に溝状に複数並べた表面形状として形成される(図10参照)。
このようにローラ部14を外周部材14aと光伝達部材14bの組み合わせ構造とすることで、軸部14dに入射した光源部15からの光は、光伝達部材14bから外周部材14aに進行する中、光伝達部材14bの外表面と周囲雰囲気すなわち空気との境界面、外周部材14aの円筒状内面と空気との境界面、及び、光伝達部材14bと外周部材14aの直接接触部分の境界面のそれぞれで反射や屈折を生じて、ローラ部回転軸方向へも拡散し、光がローラ部14から外部に照射される際には、ローラ部14回転軸方向各位置からもれなく照射される状態が得られる。こうしてローラ部14の凸部14cが接する皮膚部分に対し、回転軸方向各位置にもれなく光を照射可能となり、ローラ部凸部14cの接触する皮膚のいずれの位置でも光による皮膚の活性化を確実に図れることとなる。
また、ローラ部14外周の凹凸形状は、ローラ部をなす透光性材質と周囲雰囲気すなわち空気との媒質としての関係に基づいて、外周面のうち凹部14eではローラ部14内から外方に向かう光のローラ部外周面すなわち境界面に入射する入射角を大きくして、光の反射する割合を高くされ、且つ凸部14cではローラ部14内から外方に向かう光のローラ部外周面に入射する入射角を小さくして、光がそのまま外方へ透過する割合を高くするような、回転対称の所定凹凸形状として形成される構成である。
これにより、ローラ部14から出ようとする光が凸部14cに集まりやすくすることとなり、皮膚に接するローラ部の凸部14cから皮膚に直接照射される光の割合を増やすことができ、皮膚への光照射による皮膚の活性化をさらに効率よく進められる。
この他、ローラ部外周の凹凸形状は、接触による刺激付与を重視して最適化した凹凸形状とすることもでき、仮にローラ部の凹部から出て周囲雰囲気としての空気を介して皮膚に達する光の割合が若干増えたとしても、より適切に接触による刺激を付与して、この刺激に伴う美容効果を向上させられる。なお、ローラ部は、透光性を有する材質であれば、樹脂製のものに限らず、ガラス等の他の材質製としてもよく、また、透光性のある異種材を複数組み合わせたものとしてもかまわない。
前記光源部15は、赤色域(波長約620〜750nm)の可視光を発するものであり、傾動腕部13端部に内蔵されて配設され、制御部16による制御の下で発光するものである。各光源部の構造自体は、公知の高輝度型の発光ダイオード(LED)を用いたものであり、詳細な説明を省略する。この光源部15は、ローラ部14の、他部分同様に透光性材からなる軸部14d端面に、発光部位(LED素子)が面する配置とされて傾動腕部13に固定内蔵されており(図7参照)、この傾動腕部13内に設けられた導線を介して本体部11内側の制御部16と電気的に接続されている。
光源部15からの赤色光は、制御部16での照射制御により、所定の照射強度で略連続的に、すなわち人目にはちらつき等無く連続した光に見えるようにして照射される。この他、光を断続的に、すなわち照射期間と非照射期間が交互に繰返されるようにして、照射するようにしてもよい。ただし、照射期間における照射は略連続的に、すなわち人目にはちらつき等無く連続した光に見えるように行うことが好ましい。また、光源部から発する光としては、赤色光以外の、皮膚に所定の美容効果を生じさせられる、他の所定波長(他の色)の可視光や、近赤外域の光を発するようにしてもよい。さらに、複数種類の光を発光可能として、同時に又は時間をずらして発光させて、ローラ部14を介して皮膚にそれぞれ照射するようにしてもかまわない。
前記制御部16は、本体部11に内蔵され、使用者の操作部11bへの入力操作を受けて、ヘッド部12と補助電極部11c間の通電や、光源部15における発光を、それぞれ制御するものである。
制御部16は美容用途ごとに各部の作動モードを設定しており、本実施形態においては、皮膚に蓄積している有害成分や老廃物を除去するクレンジングモード、皮膚の深部に化粧水等のイオン性有効成分を浸透させ、しっとり感を高めるイオン導入モード、及び、皮膚を活性化して乳液やクリームの定着、浸透を図るローラ刺激及び光照射モード、の三つがある。
クレンジングモードとイオン導入モードでは、制御部16はヘッド部12と補助電極部11c間を通電状態とする。また、ローラ刺激及び光照射モードでは、制御部16は光源部15での発光を実行させる。
これら各モードの切替えは、操作部11bのモード切替スイッチ11dに対する使用者の入力操作に基づいて行われる。美容装置1の電源投入直後、使用者が最初にモード切替スイッチ11dを操作すると、制御部16は複数のモードのいずれかを実行可能な状態となる。
また、制御部16は、各モードに対応してヘッド部12と補助電極部11c間を通電状態とする場合に、この通電により使用者の皮膚を流れる電流の強さの調整を行うようにしてもよい。この場合、調整は操作部11bに設けられる強弱切替スイッチ11eに対する使用者の入力操作に基づいて行われることとなる。
なお、ローラ刺激及び光照射モードへの切替にあたっては、傾動腕部13の傾動により作動するスイッチを設け、使用者が傾動腕部13を傾動させてヘッド部12の正面側にローラ部14を位置させると、前記スイッチの作動に伴って制御部16が装置の作動モードをローラ刺激及び光照射モードに切替える構成とすることもでき、傾動腕部13を動かした後の操作部11bにおける操作の手間を省くことができ、使い勝手を向上させられる。
この制御部16は、そのハードウェア構成として、CPUやメモリ、入出力インターフェース等を備えるコンピュータとなっており、メモリ等に格納されるプログラムにより、コンピュータを制御手段として動作させる仕組みである。この制御部16をなすコンピュータは、通常は、CPUやメモリ、ROM等を一体的に形成されたマイクロコンピュータとされて実装される。
次に、本実施形態に係る美容装置の作動状態について説明する。前提として、使用者が美容装置1の把持部11aを持ってヘッド部12又はローラ部14を、使用したい皮膚の部位に向けられる状態にあるものとする。そして、使用者により美容装置1が電源を投入されて起動し、さらにモードを選択入力されれば、制御部16は各モードの実行を開始可能な状態であるものとする。
ヘッド部12を用いるクレンジングやイオン導入を行う場合には、使用者はあらかじめ傾動腕部13を傾動させてローラ部14をヘッド部12正面側からずらし、ヘッド部12を皮膚70に当接可能な開放状態としておく(図4、図5参照)。そして、クレンジングの場合はふき取り用化粧水等を、イオン導入の場合は保護化粧水等を、直接皮膚に塗布するか、コットンパフ等の多孔質被覆体12aに染みこませて、ヘッド部12上にこの多孔質被覆体12aを保持した状態とする。
この直接皮膚に塗布したり、多孔質被覆体12aに染みこませる化粧水等は、通常何らかの電解質成分を含むことから、これらを介在させた状態でも問題なくヘッド部12と皮膚との間で通電可能となる。なお、前記化粧水は、一般に「化粧水」の名称で市販されている液剤に限られるものではなく、クレンジングやイオン導入に対応可能なものであれば、他の美容用液剤や、化粧用や美容用としても利用できる汎用的な液剤を用いるようにしてもかまわない。
使用者が、操作部11bを操作してクレンジングモードを選択すると、制御部16はヘッド部12と補助電極部11c間に短い周期でパルス状の微弱電流を流す通電状態の開始を可能とする。ただし、ヘッド部12を皮膚70から離している状態では、ヘッド部12と補助電極部11c間が体を介して閉じた回路となっていないため、通電はない。
また、このクレンジングモードの場合には、制御部16は光源部15を発光させていないが、使用者はローラ部14を通じて光源部15が発光していない状態を視認できることから、現在の状態が皮膚に通電可能なクレンジングモードであることを容易に把握でき、誤ってローラ部14を使用可能な位置に移動させるようなこともなく、クレンジングを実行する状況に応じた取り扱いをスムーズに行える。
使用者が、保持する美容装置1を動かし、多孔質被覆体12aを介して皮膚70に接触させると、ヘッド部12と補助電極部11cとが、使用者の体と、あらかじめ皮膚表面に塗布した、又は、多孔質被覆体12aに染込ませた、化粧水とを介した通電状態となる。クレンジングの場合、皮膚表面や内部の帯電した微細な汚れ成分を皮膚70側から多孔質被覆体12a側に移行させて皮膚の汚れを除去できる(図11参照)。
使用者が、ヘッド部12を多孔質被覆体12aを介して皮膚70に当接させたまま皮膚上で少しずつ移動させると、通電状態のままクレンジングの対象位置を変えられる。ただし、ヘッド部12を皮膚70から離すと、直ちに通電は中断する。クレンジングを完全に終える場合は、使用者が操作部11bで作動モードを他に切替えるか電源をOFF状態とすればよい。この他、クレンジングモードとしてあらかじめ設定された時間が過ぎると、制御部16が通電を停止させるようにしてもよい。この作動モードの終了後、使用者は、多孔質被覆体12aをヘッド部12から取り除いた上で、ヘッド部12表面を清浄化し、次の使用に備えるようにするのが望ましい。
また、使用者が、操作部11bを操作してイオン導入モードを選択すると、制御部16は、イオン導入に対応してヘッド部12と補助電極部11c間に短い周期でパルス状の微弱電流を流す通電状態の開始を可能とする。ただし、ヘッド部12を皮膚70から離している状態では、ヘッド部12と補助電極部11c間が体を介して閉じた回路となっていないため、通電はない。
そして、このイオン導入モードの場合には、前記クレンジングモード同様、制御部16は光源部15を発光させていないが、使用者はローラ部14を通じて光源部15が発光していない状態を視認できることから、現在の状態が皮膚に通電可能なイオン導入モードであることを容易に把握でき、誤ってローラ部14を使用可能な位置に移動させるようなこともなく、イオン導入を実行する状況に応じた取り扱いをスムーズに行える。
使用者が、保持する美容装置1を動かし、ヘッド部12を直接、又は多孔質被覆体12aを介して皮膚70に接触させると、ヘッド部12と補助電極部11cとが、使用者の体と、あらかじめ皮膚表面に塗布した、又は多孔質被覆体12aに染込ませた、化粧水とを介した通電状態となる。このイオン導入の場合には、化粧水中のイオン性の有効成分を皮膚側へ移行させて皮膚内への有効成分浸透が図れる(図12参照)。
使用者がヘッド部12を皮膚70に直接、又は多孔質被覆体12aを介して当接させたまま皮膚上で少しずつ移動させると、通電状態のままイオン導入の対象位置を変えられる。ただし、ヘッド部12を皮膚70から離すと、直ちに通電は中断する。イオン導入を完全に終える場合は、使用者が操作部11bで作動モードを他に切替えるか電源をOFF状態とすればよい。この他、イオン導入モードとしてあらかじめ設定された時間が過ぎると、制御部16が通電を停止させるようにしてもよい。この作動モードの終了後、使用者は、多孔質被覆体12aを用いた場合はこれをヘッド部12から取り除いた上で、ヘッド部12表面を清浄化し、次の使用に備えるようにするのが望ましい。
一方、ローラ部14を用いるローラ刺激及び光照射を行う場合には、使用者はあらかじめ傾動腕部13を傾動させて、ヘッド部12の正面側にローラ部14が位置し、ローラ部14が皮膚に当接可能な状態とする(図1、図2、図3参照)。合わせて、皮膚に、乳液とクリームのいずれか一方、又は両方、を付けてなじませた状態とする。なお、前記乳液、クリームについても、化粧用や美容用として一般に「乳液」、「クリーム」の名称を付して市販されている乳状液剤やクリーム剤に限られるものではなく、化粧用や美容用として利用できる他の液剤やクリーム剤を用いるようにしてもかまわない。
使用者が操作部11bを操作してローラ刺激及び光照射モードを選択すると、制御部16は光源部15における発光を開始させる。このローラ刺激及び光照射モードの場合には、制御部16は光源部15を発光させ、使用者はローラ部14を通じて光源部15の発光状態を視認できることから、現在の状態が皮膚に光を照射するモードであることを容易に把握でき、誤ってローラ部14をクレンジングやイオン導入の際のような待機位置に移動させるようなこともなく、ローラ部を皮膚に接触させ且つ光照射を実行する状況に応じた取り扱いをスムーズに行える。
続いて、使用者がローラ部14を皮膚70に当接させ、ローラ部14を転がすようにして皮膚上で移動させると(図13参照)、ローラ部14の凸部14cの皮膚70への接触状態が順次変わることによるマッサージ様の刺激が加わることとなる。
また、皮膚70のローラ部14の凸部14cが接する箇所は、光源部15から発して、ローラ部14を透過した赤色光を照射される。この赤色光は所定の照射強度で略連続的又は断続的に皮膚70に照射され、且つローラ部14から空気等を介さず直接皮膚に達して、皮膚を活性化させるなどの美容効果を生じさせることとなる。そして、ローラ部14の皮膚上での移動で、ローラ部14の凸部14cの皮膚70への接触状態が変わることに伴い、この直接の光照射の対象となる皮膚の位置も変化していき、皮膚の多数の箇所に効率よく光照射による刺激を付与できる。なお、皮膚と接触していない凸部14cや凹部14eから出た光の一部も、空気を介して皮膚に照射され、ローラ部14の移動に伴ってその到達範囲を変えて、皮膚に広く刺激を付与することとなる。
こうして、ローラ部14が凸部14cの接触による刺激を与えると同時に、この刺激を与えられる皮膚の同じ部位に光を照射していくことで、より一層美容に係る効果を高められる。
皮膚70へのローラ部14接触による刺激及び光照射による刺激の付与を終了する場合、使用者はローラ部14を皮膚70から離せばよい。最終的には、操作部11bで機能を他に切替えるか電源をOFF状態とすれば、光源部15における発光とこれに基づく光の照射が停止する。なお、傾動腕部にスイッチを組み込んで、ローラ部14を皮膚70から離した後、直ちに光源部への通電が中断するようにしてもよい。
この他、ローラ刺激及び光照射モードとしてあらかじめ設定された時間が過ぎると、制御部16が光源部15の発光を停止させるようにしてもよい。使用の後、使用者はローラ部14表面を清浄化し、次の使用に備えるようにするのが望ましい。
なお、本実施形態においては、操作部11bによる操作を受けた制御部16が、クレンジングモード、イオン導入モード、並びに、ローラ刺激及び光照射モードの各モードをそれぞれ選択、実行させられる構成としているが、この他、皮膚に対して、クレンジングモード、イオン導入モード、ローラ刺激及び光照射モードの順で実行するのが望ましいことから、自動モードとして、クレンジングモード、イオン導入モード、ローラ刺激及び光照射モードの順で、自動的に各部の作動が進行するようにしてもよく、使用者の操作の頻度を減らして、取り扱いを容易にすることができる。
この場合も、クレンジングモードやイオン導入モードでは、使用者はローラ部14を通じて光源部15が発光していない状態を視認できることから、現在の状態が皮膚に通電可能なクレンジングモード又はイオン導入モードであることを容易に把握でき、誤ってローラ部14を使用可能な位置に移動させるようなこともなく、また、ローラ刺激及び光照射モードに移行すると、使用者はローラ部14を通じて光源部15の発光している状態を視認できることから、現在の状態が皮膚に光を照射するモードであることを容易に把握でき、傾動腕部13を傾動させてローラ部14をローラ刺激及び光照射モードに適した位置に速やかに移動させることができるなど、それぞれの状況に応じた取り扱いをスムーズに行える。
このように、本実施形態に係る美容装置は、凹凸形状を外周部に有する透光性材製のローラ部14と、このローラ部14を介して光を照射する光源部15を設けて、ローラ部14を皮膚70に接触させて皮膚に接触に伴う刺激を付与する際に、皮膚に接するローラ部14の凸部14cを通じて、光源部15から発した光が皮膚70に到達することから、光の皮膚への照射に伴う皮膚への刺激を、ローラ部14の接触に伴う刺激と同時に皮膚に付与でき、光照射で皮膚を活性化する効果を単独でなく接触の刺激による効果と複合させて生じさせられ、効率よく皮膚を活性化して高い美容効果が得られる。また、ローラ部14の皮膚に接触する凸部14cから光が直接皮膚に達することで、中間に空気等が介在することによる光量の減衰を抑え、皮膚への光照射で皮膚を活性化する効果を最大限高くすることができる。
なお、前記実施形態に係る美容装置において、ヘッド部12は皮膚を介した通電のみ行える構成としているが、これに限らず、ヘッド部の内側に温度変化を生じる変温部を配設し、変温部とヘッド部との間で熱伝導を生じさせ、ヘッド部を皮膚70に当接させた際に、ヘッド部を介した熱伝導で皮膚70を加温又は冷却可能とする構成とすることもできる。この場合、変温部を用いて皮膚の加温又は冷却の一方のみ行う他、加温と冷却を切り替えて実行可能な構成とすることもできる。
変温部としては、例えば、ヘッド部内側に通電により温度を変化させる公知のヒータやペルチェ素子を配設して、これらからヘッド部表面側への熱伝導が生じる構成とすることができる。こうした変温部は、制御部16と導線を介して電気的に接続され、必要に応じて通電されて制御部16であらかじめ設定された温度まで変化し、さらに所定時間その温度を維持するよう制御されることとなる。
こうした変温部を用いて、例えば、顔等の皮膚を加温又は冷却することで、皮膚に通常の状況では生じ得ない大きな温度変化を生じさせ、血流の変化を促し、皮膚下筋肉の緊張状態も変化させて、通電によるイオン導入等をより効率よく実行できることとなり、美容効果の向上を図れる。
1 美容装置
11 本体部
11a 把持部
11b 操作部
11c 補助電極部
11d モード切替スイッチ
11e 強弱切替スイッチ
12 ヘッド部
12a 多孔質被覆体
13 傾動腕部
14 ローラ部
14a 外周部材
14b 光伝達部材
14c 凸部
14d 軸部
14e 凹部
15 光源部
16 制御部
17 保持部
70 皮膚

Claims (5)

  1. 使用者により保持される本体部と、当該本体部と一体に配設され、使用者の皮膚に近付けた状態で美容に係る所定の刺激を使用者の皮膚に付与可能な一又は複数の刺激付与部とを備える美容装置において、
    透光性を有する材質で形成され、皮膚に接触可能な凸部を複数所定間隔で配置した凹凸形状を外周部に有し、回転可能に配設される第一の刺激付与部としてのローラ部と、
    使用者の操作に応じて発光可能として配設され、発した光をローラ部内部を透過させてから外部に照射可能とされる第二の刺激付与部としての光源部とを備え、
    前記ローラ部が、前記光源部から発してローラ部に入射した光を、屈折及び/又は反射させて、少なくとも凸部位置から外方に照射可能とされ、
    使用者がローラ部を皮膚に接触させている使用状態で、少なくともローラ部の凸部が接触する部位に略一致する皮膚の所定領域に、光源部から発してローラ部内を通った光を照射することを
    特徴とする美容装置。
  2. 前記請求項1に記載の美容装置において、
    前記ローラ部が、回転軸方向の両端部に突出する軸部を形成され、当該軸部で本体部側に対し回転可能に支持されてなり、
    前記光源部が、発光部分を前記ローラ部の軸部の回転軸方向端面に対向させる配置として配設され、
    光源部から発した光が、前記軸部の端面からローラ部に入射することを
    特徴とする美容装置。
  3. 前記請求項1に記載の美容装置において、
    前記ローラ部が、外周に凹凸形状部分を有し、且つ内部に空間部を設けられる外周部材と、前記軸部を有して前記外周部材の空間部に少なくとも一部を収納される一又は複数の光伝達部材とを有してなり、
    光源部から軸部に入射した光が、光伝達部材及び外周部材並びに周囲雰囲気の、相互の境界面における反射及び/又は屈折により、ローラ部から外部に照射される際には、ローラ部回転軸方向各位置から照射される状態となることを
    特徴とする美容装置。
  4. 前記請求項1ないし3のいずれかに記載の美容装置において、
    前記ローラ部が、ローラ部材質と周囲雰囲気との媒質としての関係に基づいて、外周面のうち凹部ではローラ部内から外方に向かう光の反射する割合が高く、且つ凸部ではローラ部内から外方に向かう光の透過する割合が高くなる、回転対称の所定凹凸形状とされてなることを
    特徴とする美容装置。
  5. 前記請求項1ないし4のいずれかに記載の美容装置において、
    導電性を有する材質で形成され、本体部の一部に突出状態で配設される第三の刺激付与部としてのヘッド部と、
    前記本体部の使用者による保持部分に手の皮膚に接触可能として配設される導電性材料製の補助電極部と、
    前記本体部に内蔵され、少なくとも前記光源部の作動状態を調整制御する制御部とを備え、
    前記ヘッド部及び補助電極部が、所定の電源部と接続されて、前記ヘッド部と補助電極部間に生体が介在すると美容に係る所定の通電状態に移行可能とされてなり、
    前記制御部が、ヘッド部と補助電極部間での使用者を介した前記通電状態についても調整制御可能とされ、使用者の操作に応じて、前記通電状態と光源部の発光状態とを切り替えていずれか一方を実行可能とすることを
    特徴とする美容装置。
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