JP2004141327A - 美容処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】美容処理装置において、光源から放射される光を有効に活用して美容トリートメント効果を高める共にこのトリートメントの処理効率の向上を図る。
【解決手段】レーザ照射装置5に搭載されたレンズ24は、樽型形状に成形されており、外形の横方向の曲率が大きく、一方、縦方向の曲率が小さい凸レンズである。したがって、レーザダイオード20から放射状に出射されたレーザ光Lは、レンズ24を通過する過程で、横方向の光束が大きく集光され、一方、縦方向の光束も僅かに集光され、皮膚面F上には縦に細長い照射スポットS1が形成される。レーザ照射装置5を横方向に移動させつつトリートメントを行うことにより美容処理の効率の向上を図ることができると共に、例えば出力の小さな光源を使用する場合等でも、レンズの集光作用により光源から放射される光のエネルギ密度が高まり、トリートメント効果を向上させることができる。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚面に光を照射して脱毛、育毛、美肌、痩身、殺菌等の美容トリートメントを行う美容処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光照射タイプの美容処理装置等に適用される例えばレーザ光は、他の光に比べてエネルギ密度が高いため、生体組織に照射した場合、照射部分の温度を比較的容易に上昇させることができる。これにより、レーザ光は、生体組織の所望の部位の蛋白質の変成等を意図的に引き起こさせる光熱反応や、また、代謝機能を促進するための、いわゆる非熱反応(40°Cを超えない程度の比較的低い温度で起こる光化学反応、光磁気反応、イオン化反応などの生体反応)を誘起させることが可能である。
【0003】
そこで、上記美容処理装置は、レーザパワーや照射時間等を適宜設定して人体の皮膚面へレーザ光を照射することで、育毛、脱毛、美肌、痩身、殺菌等のトリートメントを実現するものである。
【0004】
すなわち、育毛トリートメントは、エネルギ密度を比較的低く設定したレーザ光を頭皮表面に照射することで行われる。これにより、頭皮の血行が促進されて毛穴が開き、毛穴に詰まった皮脂や汚れが洗浄されることで育毛効果が得られる。一方、脱毛トリートメントは、エネルギ密度を比較的高く設定したレーザ光を体毛等の毛根に照射することで実現される。この場合、体毛等の毛母細胞の蛋白質の変成が促進されることにより、毛の成長が抑制され脱毛効果が得られる。
【0005】
また、美肌トリートメントを行う場合においては、皮膚の表皮や真皮に散在するメラニンが比較的高い温度に昇温されるようにレーザ光を照射し、光熱作用によって熱変性を引き起こさせ、アザ、シミ、ソバカスなどを除去する。さらに、殺菌トリートメントを行う場合においては、殺菌作用を有するUV光を皮膚面に照射すること等で肌の清浄化を図る。また、痩身トリートメントを行う場合においては、交感神経と関連の深い特定のツボに比較的エネルギ密度の低いレーザ光を供給し、光化学反応、光磁気反応、イオン化反応等による非熱作用によってツボを刺激して血行を促し、これにより、細胞組織を活性化して代謝機能を高め余分な脂肪を燃焼させる。
【0006】
上述したような効果が得られる現行の美容処理装置では、脱毛用、育毛用、痩身用等、用途毎に専用機として設計された単機能型の装置や、また、レーザ光のパワーや照射時間等、細かい設定機能を搭載することで、脱毛、育毛、美肌、痩身、殺菌といった各種トリートメントを一台の装置で実現する多機能型の装置等、様々なタイプの装置が開発されている。
【0007】
ところで、このような美容処理装置に適用されるレーザ媒質としては、安価で実用性が高いことから、半導体レーザダイオードが多く用いられている。レーザダイオードは、発光部断面積が、数μm〜数十μmオーダの非常に小さい面積となるので、He−Neレーザ等のように高指向性を持つ平行な細い直線ビームにはならず、30°〜45°の角度で放射状に広がりつつ出射される。そこで、レーザダイオードを光源に用いる場合には、レーザ光のエネルギ密度を集中させるために、レーザ光をレンズで集光することが一般に行われている。しかしながら、レーザ光を単に集光するだけでは、光ビームの直径が小さくなり、トリートメントの処理効率の低下を招くことになる。
【0008】
そこで、レーザ光のビーム形状が、例えば幅方向に引き伸ばされて線状のビームスポットが形成されるように、シリンドリカルレンズ等のビームエクスパンダを光学系に追加し、さらにトリートメント時にユーザが照射装置本体を縦方向に移動させることで、トリートメントの処理効率の向上を図ったレーザ光照射プローブが提案されている(特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−334052号公報(第2頁,図4)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなビームエクスパンダを用いた従来装置では、トリートメントの処理効率の向上を図れるものの、シリンドリカルレンズより先(皮膚面側)では、ビーム形状が幅方向に徐々に引き伸ばされて行くため、例えば出力の小さなレーザダイオードを光源に適用している場合等には、レーザ光の照射スポットが形成される皮膚面でパワー不足になるおそれがあり、十分なトリートメント効果を得られないということ等が想定される。このことは、レーザダイオード以外の他の光源を適用した場合でも同様に起こり得る課題である。
【0011】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、光源から放射される光を有効に活用して美容トリートメント効果を高めることができると共に、この美容トリートメントの処理効率の向上を図ることができる美容処理装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る美容処理装置は、光を放射する光源と、前記光源から放射された前記光の断面形状の縦横比を変化させる共に、この断面形状を変化させた光を集光して皮膚面に照射するレンズとを具備することを特徴とする。
【0013】
この発明の美容処理装置によれば、縦横比の異なる例えば細長い光の照射スポットを、集光させた状態で皮膚面に形成できるので、照射スポットの短手方向に装置本体を移動させつつ美容トリートメントを行うことにより処理効率の向上を図ることができると共に、例えば出力の小さな光源を使用する場合等でも、レンズの集光作用により光源から放射される光のエネルギ密度を高めることができ、美容トリートメント効果を向上させることができる。
【0014】
また、上述したレンズは、光の入光面及び放光面の形状を、縦横の曲率が異なるように膨出させて成形すること等により実現され、例えばそのレンズの光路となる部位の形状を、ほぼ樽型形状に成形すること等が例示される。
【0015】
また、本発明に係る美容処理装置は、前記皮膚面に照射される光の照射スポットが所定のスポットサイズになるように前記レンズと前記皮膚面との離間距離を定めるアジャスタと、前記アジャスタと前記皮膚面との接触を検出して前記光源からの光の放射/非放射を制御するタッチセンサ機構とを具備することを特徴とする。
【0016】
この発明の美容処理装置は、皮膚面に照射される光の照射スポットが所望のスポットサイズで形成されるので、適切なエネルギ密度で光を皮膚面に供給することが可能となり、これにより美容トリートメント効果を高めることができる。また、この発明は、アジャスタ及びタッチセンサ機構が、皮膚面の意図しない部位にエネルギ密度の高い光が誤って照射されること等を防止する安全装置として機能する。
【0017】
さらに、本発明に係る美容処理装置は、前記レンズと前記皮膚面との間の光路に配置されたコリメータをさらに具備することを特徴とする。
この発明によれば、皮膚面に形成される光の照射スポットサイズを、レンズと皮膚面との離間距離に拘わらず、一定のサイズに固定することができる。これにより、適切なエネルギ量に設定された光を美容処理(美容トリートメント)対象の皮膚面に効率良く供給することができる。
【0018】
さらに、本発明に係る美容処理装置は、前記皮膚面に照射される光の照射スポットを変位させる照射位置変位機構をさらに具備することを特徴とする。
この発明の美容処理装置によれば、光源やレンズ等に例えば微弱な振動を付与することで、光の照射範囲を拡散させる(広げる)ことができる。これにより、光ファイバや複数個の光源等を用いることなく、簡易的な構成で、効率の良い美容トリートメントを実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る美容処理装置を示す斜視図、図2は、この美容処理装置が備えるレーザ照射装置を示す正面図、図3は、図2のレーザ照射装置を側面からみた断面図、図4は、美容処理装置の制御系を機能的に示すブロック図である。
【0020】
図1に示すように、この美容処理装置1は、ユーザが自身で、トリートメントを行うための装置であって、コントローラ兼器具収容ボックス(以下、「コントロールボックス」と称する)2と、このコントロールボックス2に接続ケーブル3を通じて接続されたレーザ照射装置5とから構成される。
【0021】
コントロールボックス2の前面には、美容処理装置本体を操作するための案内情報や装置の動作状態等が視覚的に表示される表示パネル6と、接続ケーブル3の接続端子(プラグ)を取り付けるソケット7等が設けられている。また、コントロールボックス2には、レーザ照射装置5へ電力を供給するための電源や、レーザ照射装置5からのレーザ光の照射を制御する制御回路が内蔵されている。
【0022】
さらに、このコントロールボックス2の前面には、この美容処理装置本体の電源のオン/オフを行う電源スイッチ8と、電源のオン/オフの状態を示すLED9と、各種設定を行う設定スイッチ10と、各設定状態を視覚的に示すLED11とが設けられている。
【0023】
また、図2及び図3に示すように、レーザ照射装置5は、ユーザが手で持ってトリートメントを行うハンディタイプの装置である。すなわち、レーザ照射装置5は、装置の外郭を形成するケース12と、このケース12の内部に基板15を介して搭載された制御チップ16と、ケース12の全面に設けられた設定スイッチ19と、レーザ光を放射する光源としてのレーザダイオード20と、レーザダイオード20の熱を除去するヒートシンク21と、ヒートシンク21を冷却する冷却ファン17と、レーザ光照射口23からレーザ光を身体の皮膚面に照射するレンズ24とから主に構成されている。
【0024】
また、レーザ照射装置5には、レーザ光照射口23を挟むように、トリートメント時に皮膚面に接触させて用いる一対のアジャスタ25、26が突設されている。すなわち、アジャスタ25、26は、皮膚面に照射されるレーザ光の照射スポットが所定のスポットサイズになるようにレンズと皮膚面との離間距離を定める。これにより、適切なエネルギ密度でレーザ光を皮膚面に供給することができるので、トリートメントにより得られる効果を高めることができる。
【0025】
設定スイッチ19は、図2に示すように、美容処理装置本体の電源をレーザ照射装置5側でオン/オフし、LED18の点灯/非点灯によりこれをユーザに報知する。また、設定スイッチ19は、本体側の設定スイッチ10とほぼ同様の機能を有しており、間欠(パルス)照射されるレーザ光のオンタイム(照射時間及びその照射サイクル)を設定するためのものである。すなわち、設定スイッチ19を1回押す度に電源オン、オンタイムの切換え、電源オフの順にモードが切換わる。この際、LEDランプ22は、設定レベル1〜6に対応して緑色点灯から緑色点滅、橙色点灯、橙色点滅、赤色点灯、赤色点滅の順に表示が切換わる。また、最後に、設定スイッチ19を例えば1.5秒以上押し続けると、電源がオフとなる。
【0026】
ヒートシンク21は、レーザダイオード20の動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて性能の低下を抑える。このため、ヒートシンク21は、熱伝導率のよいアルミニウム又はその合金等で鋳造され、また、表面積を増やすために複数の貫通孔を備え放熱効果が高められている。
【0027】
レーザダイオード20は、GaAs(ガリウムアルセナイド)等の化合物半導体を用いたPN接合ダイオードに直接電流を流して励起し、レーザ発振を得る。このレーザダイオード20としては、例えば波長700〜900nm、光出力5mW〜5Wのレーザ光を放射することが可能な半導体素子が適用されている。
【0028】
このようなレーザ光は、光電気反応、光磁気反応、光力学反応、光化学反応、光免疫反応、光酵素反応等を誘起させる効果があり、光生物学的活性化により生体組織の新陳代謝を促して皮膚血行を高め、また、水分や血液に吸収され難いため、優れた皮膚深部への到達性を有する。
【0029】
次に、レーザトリートメント装置1の制御系について説明する。
すなわち、レーザトリートメント装置1の制御系37は、図4に示すように、アジャスタ25、26の皮膚面への接触を検出しレーザダイオード20からの光の放射/非放射を実質的に制御するタッチセンサ回路28と、レーザ光の照射パターンが記憶されたメモリ29と、設定スイッチ10や設定スイッチ19による設定内容に応じてトリートメントのモードを切り替えるためのモード切替回路38と、レーザダイオード20を駆動してレーザ光を放射させるレーザ駆動回路30と、これらの回路を統括的に制御するCPU31と、タッチセンサ回路28及びレーザ駆動回路30とCPU31とを接続するインタフェース32等とから構成されている。
【0030】
タッチセンサ回路28は、図4及び図5に示すように、アジャスタ25、26が皮膚に接触したときに発生する微弱な交流電圧を、それぞれ帯域フィルタ33、整流回路34、増幅器35を介して直流電圧に変換し、これを波形整形、レベル調整、オフセット調整した後、A/D変換器36、インタフェース32を介してCPU31に入力するように構成されている。なお、タッチセンサ回路28は、接点式の他、静電容量や抵抗等のインピーダンス変化を検知するものや、圧電素子によって圧力変化を検知するものでもよい。
【0031】
タッチセンサ回路28は、以上のような構成で、アジャスタ25、26の電圧値を読み込んで所定の交流電圧が発生しているか否かを判定し、アジャスタ25、26の両方に所定の交流電圧が発生しているとき、レーザダイオード20のレーザ駆動回路30にオン信号を出力する。すなわち、レーザ照射装置5は、アジャスタ25、26を共に皮膚面に接触させてはじめてレーザ光が照射されるように構成されている。これにより、意図しない生体部分に誤ってレーザ光が照射されてしまうおそれがなく装置の安全性が高められている。このようなタッチセンサ回路28は、レーザ照射装置5に内蔵された例えば前記制御チップ16によって実現されている。
【0032】
メモリ29には、レーザダイオード20から所定の照射時間で間欠的に照射されるレーザ光の照射タイミングの設定値等を含む各種プログラムが記憶されている。レーザ駆動回路30は、CPU31の制御下でレーザダイオード20に所定の駆動電流電圧を供給し、レーザダイオード20よりレーザ光を放射させる。
【0033】
次に、本実施形態の美容処理装置1が備える光学系について詳述する。
図6は、その光学系の構成を示す断面図、図7は、図6の光学系に設けられたレンズの機能を説明するための斜視図である。
これらの図に示すように、レンズ24は、レーザダイオード20から放射されたレーザ光の断面形状の縦横比を変化させる共に、この断面形状を変化させたレーザ光を集光して皮膚面Fに照射する。
【0034】
すなわち、レンズ24は、光の光路となる部位の形状が、ほぼ樽型形状に成形されている。レンズ24の水平断面の形状は、ほぼ円形であり、長手方向における中央部から端部側に向かうにつれて水平断面の円の直径が僅かずつ小径になるように形成されている。また、レンズ24の光の入光面及び放光面は、その表面の殆どが、横方向(水平方向)においては曲率が大きく、一方、縦方向(垂直方向)においては曲率が小さくなるように膨出させて成形した凸レンズである。
【0035】
ここで、本実施形態のレンズ24においては、図8(a)に示すように、光の入光面及び放光面は、中央部24a、24bが球面形状であり、球面形状のこの中央部24a、24bから端部側にかけて、直線的に傾斜する傾斜面24c、24dが(円錐状になるように)成形されている。したがって、皮膚面Fに形成される照射スポットS1は、図8(b)に示すように、全体的には縦に細長い楕円形状となり、その中央部分のみが円形となる。これにより、円形のスポットが形成される中央部分では、レーザ光のエネルギ密度が高まり、照射スポットS1の楕円中央を基準に効果的にトリートメンを行うことができる。なお、レンズ24の光の入光面及び放光面の形状を、図9(a)に示すように、長手方向全体が一定の曲率となる膨出面24eで成形し、図9(b)に示すように、照射スポットS2全体が縦に細長い楕円形状になるようにしてもよい。図8、図9で示したレンズ24の材料は、屈折率が例えば1.2〜2.0の範囲内にある材料を選択することが好ましい。
【0036】
このように構成されたレーザ照射装置5では、レーザダイオード20から放射状に出射されたレーザ光Lは、レンズ24を通過する過程で、横方向の光束が大きく集光され、一方、縦方向の光束も僅かに集光され、これにより、皮膚面F上には全体的に縦に細長い照射スポットS1が形成される。
【0037】
したがって、本実施形態の美容処理装置1によれば、縦横比の異なる細長いレーザ光の照射スポットS1を、集光させた状態で皮膚面Fに形成できるので、照射スポットS1の短手方向(横方向)にレーザ照射装置5を移動させつつトリートメントを行うことにより美容処理の効率の向上を図ることができると共に、例えば出力の小さな光源を使用する場合等でも、レンズの集光作用により光源から放射される光のエネルギ密度が高まり、トリートメントの効果を向上させることができる。
【0038】
なお、図10に示すように、本実施形態のレンズ24と凹レンズ40とを組み合わせてコリメータ42を構成し、これを光学系に搭載してもよい。この場合、皮膚面F上に形成される照射スポットS1のサイズが、レンズ24と皮膚面Fとの離間距離に拘わらず、一定のスポットサイズに固定される。これにより、上述したアジャスタ25、26等を用いることなく、適切なエネルギ量に設定されたレーザ光をトリートメント対象の皮膚面Fに効率良く供給することができる。
【0039】
また、図11に示すように、皮膚面Fに形成される照射スポットS1を変位させる照射位置変位機構として偏心モータ41を追加してもよい。レーザダイオード20やレンズ24等に例えば微弱な振動を付与することで、光の照射範囲を広げることができる。
【0040】
(第2の実施形態)
図12は、本発明の美容処理装置の第2の実施形態であるレーザ脱毛装置を示す斜視図、図13は、図12のレーザ脱毛装置において脱毛装置本体に剃毛ヘッド部を装着した状態を示す斜視図、図14は、図12のレーザ脱毛装置の制御系を機能的に示すブロック図、図15は、図13のレーザ脱毛装置を用いて脱毛トリートメントを行っている状態を側面からみた断面図である。
【0041】
これらの図に示すように、このレーザ脱毛装置51は、ユーザが自身で脱毛トリートメントを行うためのものであって、脱毛装置本体52と、この脱毛装置本体52に対して着脱自在な毛抜ヘッド部53及び剃毛ヘッド部58とから構成されている。一対のロック解除釦54(一方の釦は図示せず)を押下しつつ上記ヘッド部を脱毛装置本体52側から離間させようとすると、この脱毛装置本体52側からヘッド部を取り外すことができる。
【0042】
引き抜いた毛や剃った毛で汚れ易い毛抜ヘッド部53や剃毛ヘッド部58がレーザ光を照射する光学系や機構系を備える脱毛装置本体52から取り外せるので、毛抜ヘッド部53や剃毛ヘッド部58を洗浄することが可能である。
【0043】
毛抜ヘッド部53には、このヘッド部の前面56を接触させた皮膚面の毛を抜き取る毛抜機構57が設けられている。毛抜機構57は、例えば回転可能な円筒状部材の周面に複数の挟持爪を備えるものである。挟持爪は、各々が一対のプレートにより構成され、プレートどうしの接触、離間動作を円筒状部材の回転に連動して繰り返し行うものである。なお、毛抜機構57を、毛を挟持しつつ回転して抜き去るローラ郡などによって構成してもよい。また、毛乳頭部に蛋白凝固を引き起こさせるように、これらのローラに300〜3000Hz程度の高周波電流を供給して除毛効果を向上させてもよい。
【0044】
一方、剃毛ヘッド部58には、このヘッド部の前面59を接触させた皮膚面の毛を剃る剃毛機構60が設けられている。剃毛機構60は、例えば振動式の剃毛機構を採用しており、ヘッド部の前面59を構成する外刃と、この外刃の内部で刃自体が振動する内刃とで実現されている。剃毛機構60の構造については、勿論、このような振動式に代えて、内刃を回転させて毛を剃るロータリ式の剃毛機構でこれを実現してもよい。
【0045】
上記毛抜機構57及び剃毛機構60は、脱毛装置本体52側から伝達される駆動力により動作する。毛抜ヘッド部53又は剃毛ヘッド部58のうちのいずれを用いるかは、脱毛対象の部位に応じて適宜選択されることが好ましい。すなわち、毛抜ヘッド部53を用いた場合には、毛を抜き去った後の皮膚面の仕上りがきれいで、さらに毛が再び生えてくるのも遅くなるので、良好な除毛効果を得ることができる。一方、剃毛ヘッド部58を用いた場合には、除毛効果が僅かに低減してしまうものの、肌を傷めずしかも痛みを殆ど感じることない快適なレーザ脱毛処理を実現することができる。なお、皮膚面上でのヘッド部の移動を容易行えるようにヘッド部にローラを設けてもよく、このローラを、後述するローラ68として利用することが可能である。
【0046】
脱毛装置本体52には、図12及び図13に示すように、レーザダイオード62、レンズ64、レーザダイオード62の熱を除去するヒートシンク(図示せず)、及び装置の駆動電源である充電池又は乾電池等のバッテリ67、ローラ68が内蔵され、開口部69が形成されている。レーザダイオード62は、例えば波長600〜1600nm、光出力5mW〜9Wのレーザ光を放射することが可能な半導体素子が適用されている。
【0047】
レンズ64は、第1の実施形態で説明したレンズ24と同様の機能を有するものであって、レーザダイオード62から放射されたレーザ光の断面形状の縦横比を変化させる共に、この断面形状を円形から楕円形状に変形させたレーザ光を集光して皮膚面に照射する。これは、ヘッド部で皮膚上の毛を除去する領域に対応させたものである。
【0048】
ローラ68は、脱毛装置本体52の皮膚に対する移動を検知するものである。すなわち、図15に示すように、脱毛装置本体52が移動方向Cに沿って移動されヘッド部によって皮膚上から毛Hが除去された後に、レーザ光が照射されることが好ましい。脱毛装置本体52が方向Cとは逆方向に移動された場合には、毛Hが除去されていない皮膚面上にレーザ光が照射されることになる。
【0049】
このため、ローラ68によってレーザ脱毛装置51の皮膚に対する移動方向を検知し、図15の方向Cにレーザ脱毛装置51が移動しているときにはレーザ光が照射され、その反対の方向にレーザ脱毛装置51が移動しているときにはレーザ光の照射を停止することで、レーザ光の無駄な照射を低減することが可能となる。
【0050】
また、ローラ68によってレーザ脱毛装置51の移動速度を検知し、その移動速度に対応して照射するレーザ光のパワーを変化させてもよい。レーザ脱毛装置51の移動速度が小さいと、照射されるレーザ光の強度がさほど大きくなくても皮膚に照射されるレーザ光の総エネルギ量は大きくなる。これに対して、レーザ脱毛装置51の移動速度が大きいと皮膚に照射されるレーザ光の総エネルギ量は小さくなり易い。このため、レーザ脱毛装置51の移動速度に対応してレーザ光の強度を制御することで、皮膚上での照射ムラを防止できる。
【0051】
開口部69は、皮膚に照射されるレーザ光が通過するための窓であり、必要に応じて光透過性の材料を填め込むことができる。
また、図12に示すように、レーザ脱毛装置51は、ユーザが把持し易いように外形の一部を窪ませて形成した把持部72と、把持部72の近傍に設けられ、レーザダイオード62からのレーザ光の放射や、毛抜機構57及び剃毛機構60を操作するための操作部73とを備えている。
【0052】
操作部73は、主に、装置本体の電源のオン/オフを行う電源スイッチ74と、レーザ脱毛の動作モードを設定するモード設定スイッチ75と、設定されたモードを視覚的に表示するLED76とで構成されている。
レーザ脱毛装置51は、操作部73が把持部72の近傍に配置されているので、片手での各種操作が可能となり、例えば携帯用機器として利便性に優れている。
LED76を、ダイオード62から放射されるレーザ光の放射パワーを可視的に表示するインジケータとして利用してもよい。この場合、脱毛処理条件として重要な皮膚面へのレーザ光の照射エネルギをユーザに認識させることができ、脱毛トリートメントの条件を的確に設定することできる。
【0053】
レーザ脱毛装置51の制御系は、図14に示すように、モード切替回路77、メモリ78、レーザ駆動回路79、CPU80、インタフェース81等から構成されている。モード切替回路77は、モード設定スイッチ75によって設定された内容が入力される。
【0054】
メモリ78には、レーザ光の照射パターン、毛抜機構57又は剃毛機構60の駆動パターン等の各種設定値及びプログラムが記憶される。具体的な設定値としては、レーザダイオード62から所定の時間間隔で間欠的に照射されるレーザ光の照射タイミングの設定値、モード設定スイッチ75の設定内容にそれぞれ対応するレーザ光の照射パワー(出力レベル)の設定値、及び毛抜機構57又は剃毛機構60の駆動速度の設定値が挙げられる。
【0055】
ここで、メモリ78に記憶されたレーザ光の照射パワー設定値は、毛抜機構57又は剃毛機構60の駆動速度に応じて設定することができる。毛抜機構57又は剃毛機構60の駆動速度が速く設定された場合、つまりムダ毛の除毛効果が高い場合(ムダ毛にレーザ光のエネルギが吸収され難い場合)には、例えばレーザ光の照射パワーが弱くなるように設定される。
【0056】
一方、毛抜機構57又は剃毛機構60の駆動速度が遅く設定された場合、つまりムダ毛の除毛効果が低い場合(ムダ毛にレーザ光のエネルギが吸収され易い場合)には、レーザ光の照射パワーが高くなるように設定される。これにより、使用電力が有効に利用されることから、長時間の装置の使用に対応することができる。
【0057】
メモリ78には、ローラ68により検知されたレーザ脱毛装置の移動方向及び移動速度に対応するレーザ光のON/OFFと照射光の強度との関係を表す情報も設定情報として記憶される。また、ローラ68で検知された移動に対応して、レーザ光の強度の制御を行うか否かを表す情報も設定情報に含めることができる。
【0058】
レーザ駆動回路79は、レーザダイオード62からのレーザ光の発光を制御する。すなわち、レーザ駆動回路79は、CPU80の制御下でレーザダイオード62に所定の駆動電流電圧を供給し、レーザダイオード62よりレーザ光を発光させる。レーザ駆動回路79は、レーザダイオード62へ供給されるべき電圧(電流値)を制御するレーザパワー可変回路82を備えている。すなわち、レーザパワー可変回路82は、モード設定スイッチ75による設定内容に応じて、レーザダイオード62より出射されるレーザ光のパワーを調整する。
【0059】
このように構成されたレーザ脱毛装置51を用いて実際に脱毛トリートメントを行う場合には、まず、電源スイッチ74及びモード設定スイッチ75によって電源をONにすると共にレーザ脱毛の動作モードを適宜選択する。その後、図15に示すように、レーザ脱毛装置51の毛抜ヘッド部53や剃毛ヘッド部58を皮膚面に押し当て、ヘッド部を皮膚面上でゆっくりと移動させる。これにより、ムダ毛が剃毛又は引き抜かれた後の皮膚上にレーザ光が照射される。
【0060】
この場合、レーザ脱毛処理の前に行うべき除毛処理と毛根にダメージを与えるレーザ光の照射とが連続的に行えるので、脱毛トリートメントの効率化を図ることができる。また、レーザ脱毛装置51は、レンズ64を用い、毛を抜き取った(剃った)皮膚面の比較的広い範囲にわたってレーザ光を集光して照射するので、簡易的な構成で効果的な脱毛処理を実現することができる。さらに、ローラ68を用いてレーザ脱毛装置51の移動方向や移動速度に応じて、レーザ光の照射間隔又は照射強度を制御することができる。これにより、毛を除去した後の皮膚面にレーザ光を確実に照射することが可能となり、また脱毛装置本体52の移動速度に応じて皮膚への照射量を適切に制御することができる。
【0061】
以上、本発明を各実施の形態により具体的に説明したが、本発明は前記実施形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。上述した第1、第2の実施形態では、本発明の美容処理装置が、例えば脱毛装置等であったが、勿論、育毛装置、美肌を行うための装置、ツボの刺激による痩身等を行う装置等にも本発明を適用することが可能である。
【0062】
さらに、上記実施形態では、照射すべきレーザの種類を特に例示しなかったが、例えばYAGレーザ、アレキサンドライト、ルビーレーザ等を適用することが可能である。また、他の照射光として、ストロボライト、プラズマ光、白熱光、UV光、赤外光、インテンスパルスライト等を本発明に適用してもよい。ここで、白熱光や赤外光は温熱治療効果が得られることから美肌装置、UV光は殺菌作用により肌の清浄化を図るための装置、インテンスパルスライトは高出力であることから脱毛装置等して、それぞれ適用した場合に有用である。また、上記実施形態では、単一の光源を用いていたが、複数の光源を用いてもよいし、また、光の断面形状の縦横比を変化させ且つこれを集光するための光学部品を複数のレンズにより実現してもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の美容処理装置によれば、縦横比の異なる例えば細長い光の照射スポットを、皮膚面に集光させた状態で形成できるので、照射スポットの短手方向に装置本体を移動させつつ美容トリートメントを行うことにより処理効率の向上を図ることができると共に、例えば出力の小さな光源を使用する場合等でも、レンズの集光作用により光源から放射される光のエネルギ密度が高まり、美容トリートメント効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る美容処理装置を示す斜視図である。
【図2】図1の美容処理装置が備えるレーザ照射装置を示す正面図である。
【図3】図2のレーザ照射装置を側面からみた断面図である。
【図4】図1の美容処理装置の制御系を機能的に示すブロック図である。
【図5】図4の制御系の一部を構成するタッチセンサ回路を機能的に示すブロック図である。
【図6】図2のレーザ照射装置の光学系の構成を示す断面図である。
【図7】図6の光学系に設けられたレンズの機能を説明するための斜視図である。
【図8】図7のレンズによる光の導光経路及び照射スポット示す図である。
【図9】図7のレンズと形状が一部異なるレンズによる光の導光経路及び照射スポット示す図である。
【図10】図6の光学系と構造の異なる他の光学系を示す断面図である。
【図11】図6及び図10の光学系と構造の異なる他の光学系を示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係るレーザ脱毛装置を示す斜視図である。
【図13】図12のレーザ脱毛装置において、剃毛ヘッド部を装着した状態を示す斜視図である。
【図14】図12のレーザ脱毛装置の制御系を機能的に示すブロック図である。
【図15】図12のレーザ脱毛装置により脱毛処理を行っている状態を側面からみた断面図である。
【符号の説明】
1…美容処理装置、5…レーザ照射装置、20,62…レーザダイオード、24,64…レンズ、25,26…アジャスタ、28…タッチセンサ回路、41…偏心モータ、42…コリメータ、51…レーザ脱毛装置、F…皮膚面、H…毛、L…レーザ光、S1,S2…照射スポット。

Claims (6)

  1. 光を放射する光源と、
    前記光源から放射された前記光の断面形状の縦横比を変化させる共に、この断面形状を変化させた光を集光して皮膚面に照射するレンズと
    を具備することを特徴とする美容処理装置。
  2. 前記レンズの少なくとも光の入光面及び放光面の形状は、縦横の曲率が異なるように膨出させて成形されていること特徴とする請求項1記載の美容処理装置。
  3. 前記レンズの少なくとも光の光路となる部位の形状は、ほぼ樽型形状に成形されていること特徴とする請求項1又は2記載の美容処理装置。
  4. 前記皮膚面に照射される光の照射スポットが所定のスポットサイズになるように前記レンズと前記皮膚面との離間距離を定めるアジャスタと、
    前記アジャスタと前記皮膚面との接触を検出して前記光源からの光の放射/非放射を制御するタッチセンサ機構と
    を具備することを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載の美容処理装置。
  5. 前記レンズと前記皮膚面との間の光路に配置されたコリメータをさらに具備することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項に記載の美容処理装置。
  6. 前記皮膚面に照射される光の照射スポットを変位させる照射位置変位機構をさらに具備することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項に記載の美容処理装置。
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