JP5922342B2 - ウエーハの面取り部除去装置 - Google Patents
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Description
被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルを回転駆動するチャックテーブル駆動モータと、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を研削する研削砥石を有する研削工具および該研削工具を回転駆動する研削工具駆動モータを備えた研削ユニットと、該研削ユニットと該チャックテーブルを保持面に対して垂直なZ軸方向に相対的に移動せしめるZ軸方向送り手段と、該研削ユニットと該チャックテーブルをZ軸方向に直交するY軸方向に相対的に移動せしめるY軸方向送り手段と、該研削工具のY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段と、該研削工具のZ軸方向位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物の研削領域を撮像する撮像手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された2層構造ウエーハにおけるウエーハと基板との境界部の高さ位置を検出する境界部高さ位置検出手段と、制御手段と、を具備し、
該制御手段は、該撮像手段を作動し該チャックテーブルの保持面に基板側が保持された2層構造ウエーハにおけるウエーハの除去すべき面取り部を検出する面取り部検出工程と、
該境界部高さ位置検出手段を作動するとともに該チャックテーブル駆動モータを作動して該チャックテーブルを回転し、ウエーハの除去すべき面取り部と基板との境界部の高さ位置を複数の所定角度毎に検出する境界部高さ位置検出工程と、
該Y軸方向送り手段を作動して該該チャックテーブルに保持された2層構造ウエーハにおけるウエーハの除去すべき面取り部に該研削工具の研削砥石を位置付ける研削工具位置付け工程と、
該研削工具駆動モータを作動して該研削工具を回転駆動しつつ該チャックテーブル駆動モータを作動して該チャックテーブルを回転するとともに、該境界部高さ位置検出工程が実施されたウエーハの除去すべき面取り部と基板との境界部の複数の所定角度毎の高さ位置情報に基づいて該Z軸方向送り手段を制御する面取り部除去工程を実施する、
ことを特徴とするウエーハの面取り部除去装置が提供される。
また、上記研削工具の研削砥石の研削面をドレッシングするためのドレス手段を具備していることが望ましい。
図1に示されたウエーハの面取り部除去装置は、静止基台2を具備している。この静止基台2上には、被加工物を保持し矢印Xで示すX軸方向に移動せしめるチャックテーブル機構3が配設されている。
図示の実施形態における研削ユニット6は、上記支持部552の下面に装着されるスピンドルハウジング61と、該スピンドルハウジング61に回転自在に支持された回転スピンドル62と、該回転スピンドル62の前端部に装着された図示しないマウンターを取り付ける締結ボルト64と、該締結ボルト64によって取り付けられた図示しないマウンターに装着される研削工具65と、該研削工具65を図示しないマウンターのフランジとの間に挟持固定する挟持ナット66とによって構成されている。なお、回転スピンドル62は、研削工具駆動モータとしてのサーボモータ67(図1参照)によって回転駆動されるように構成されている。上記研削工具65は、図3に示すように円環状の基台651と、該円環状の基台651の外周部側面に装着された環状の研削砥石652とからなっている。環状の研削砥石652は、厚みが例えば2mmに形成され、外周面がY軸方向に平坦即ち外周面が側面に対して直角に形成されている。
先ず、チャックテーブル34上に2層構造ウエーハ10の基板12側を載置し、図示しない吸引手段を作動することにより、チャックテーブル34上に2層構造ウエーハ10を吸引保持する。従って、チャックテーブル34上に保持された2層構造ウエーハ10は、ウエーハ11が上側となる。このようにしてチャックテーブル34上に2層構造ウエーハ10を吸引保持したならば、X軸方向送り手段36を作動して2層構造ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル34を図4に示すように撮像手段71および境界部高さ位置検出手段72を収容したケース70に配設された対物レンズ74の直下に位置付ける。そして、Z軸方向送り手段54を作動して撮像手段71による撮像画面の中心を2層構造ウエーハ10を構成するウエーハ11の外周縁から例えば1mm内側の位置に位置付ける(面取り部検出工程)。
図9に示すウエーハの面取り部除去装置の研削ユニット8は、Z軸方向移動基台52の前面52aに装着されたスピンドルハウジング81と、該スピンドルハウジング81に回転自在に配設された回転スピンドル82と、該回転スピンドル82を回転駆動するための研削工具駆動モータとしてのサーボモータ83とを具備している。回転スピンドル82の下端部はスピンドルハウジング81の下端を越えて下方に突出せしめられており、その下端にはマウンター84が設けられている。このマウンター84の下面に研削工具85が装着される。研削工具85は、環状の基台851と該基台851の下面に環状に装着された研削砥石852とからなっており、環状の基台851がマウンター84に締結ボルト86によって取付けられる。環状の研削砥石852は、厚みが例えば3mmに形成され、下面が平面に形成されている。
なお、図9に示すウエーハの面取り部除去装置においても上述したようにチャックテーブル34上に2層構造ウエーハ10の基板12側を載置し、図示しない吸引手段を作動することにより、チャックテーブル34上に2層構造ウエーハ10を吸引保持する。そして、上述した境界部高さ位置検出工程を上述したように実施する。
3:チャックテーブル機構
32:チャックテーブル支持基台
34:チャックテーブル
340:チャックテーブル駆動モータとしてのパルスモータ
36:X軸方向送り手段
37:X軸方向位置検出手段
5:研削手段
51:Y軸方向移動基台
52:Z軸方向移動基台
53:Y軸方向送り手段
54:Z軸方向送り手段
6:研削ユニット
65:研削工具
652:環状の研削砥石
67:研削工具駆動モータとしてのサーボモータ
68:Y軸方向位置検出手段
69:Z軸方向位置検出手段
71:撮像手段
72:境界部高さ位置検出手段
75:研削砥石高さ位置検出手段
76:ドレス手段
761:ドレッシングボード
8:研削ユニット
85:研削工具
852:環状の研削砥石
83:研削工具駆動モータとしてのサーボモータ
10:2層構造ウエーハ
11:ウエーハ
12基板
20:制御手段
Claims (3)
- 外周に面取り部が形成されたウエーハの表面を基板に貼り合わせた2層構造ウエーハにおけるウエーハの面取り部を除去するウエーハの面取り部除去装置であって、
被加工物を保持する保持面を備えたチャックテーブルと、該チャックテーブルを回転駆動するチャックテーブル駆動モータと、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物を研削する研削砥石を有する研削工具および該研削工具を回転駆動する研削工具駆動モータを備えた研削ユニットと、該研削ユニットと該チャックテーブルを保持面に対して垂直なZ軸方向に相対的に移動せしめるZ軸方向送り手段と、該研削ユニットと該チャックテーブルをZ軸方向に直交するY軸方向に相対的に移動せしめるY軸方向送り手段と、該研削工具のY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段と、該研削工具のZ軸方向位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された被加工物の研削領域を撮像する撮像手段と、該チャックテーブルの保持面に保持された2層構造ウエーハにおけるウエーハと基板との境界部の高さ位置を検出する境界部高さ位置検出手段と、制御手段と、を具備し、
該制御手段は、該撮像手段を作動し該チャックテーブルの保持面に基板側が保持された2層構造ウエーハにおけるウエーハの除去すべき面取り部を検出する面取り部検出工程と、
該境界部高さ位置検出手段を作動するとともに該チャックテーブル駆動モータを作動して該チャックテーブルを回転し、ウエーハの除去すべき面取り部と基板との境界部の高さ位置を複数の所定角度毎に検出する境界部高さ位置検出工程と、
該Y軸方向送り手段を作動して該該チャックテーブルに保持された2層構造ウエーハにおけるウエーハの除去すべき面取り部に該研削工具の研削砥石を位置付ける研削工具位置付け工程と、
該研削工具駆動モータを作動して該研削工具を回転駆動しつつ該チャックテーブル駆動モータを作動して該チャックテーブルを回転するとともに、該境界部高さ位置検出工程が実施されたウエーハの除去すべき面取り部と基板との境界部の複数の所定角度毎の高さ位置情報に基づいて該Z軸方向送り手段を制御する面取り部除去工程を実施する、
ことを特徴とするウエーハの面取り部除去装置。 - 該研削工具の研削砥石の下端の高さ位置を検出するための研削砥石高さ位置検出手段を具備している、請求項1記載のウエーハの面取り部除去装置。
- 該研削工具の研削砥石の研削面をドレッシングするためのドレス手段を具備している、請求項1又は2記載のウエーハの面取り部除去装置。
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