JP5921324B2 - 歯車の成形方法 - Google Patents

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本明細書に開示の技術は、歯車の鍛造による成形方法に関する。
平歯車やはす歯車等の歯車を鍛造で製造する技術が開発されている。例えば、特許文献1の製造技術では、ダイと、下パンチと、上パンチとを備える金型により素材を鍛造して歯車を製造する。ダイの内周面には、製品の外歯に対応する歯型が形成されている。下パンチは、一体に成形されており、ダイの内周面に形成された歯型に歯合する歯型が形成されている。上パンチは、内パンチと外パンチに分割されている。この製造技術では、まず、下パンチにより素材を下から支えつつ、上パンチ(内パンチと外パンチの両方)で素材を上から加圧して上下に押しつぶし、素材の外周部をダイの内周面に形成された歯型に向かって流入させる。その後、素材のダイの内部への充満が進み成形荷重が上昇したところで、内パンチによる加圧を解除する一方、外パンチによる加圧を継続する。これにより、内パンチの位置に余肉が流入して捨てボスが形成される。内パンチによる加圧が解除されるため材料の流動性が向上して成形荷重の増加を抑制され、低荷重で歯車の成形を行うことができる。
特開2001−205384号公報
歯車の鍛造による成形では、成形された製品の歯部に欠肉が生じることを防止する必要がある。特許文献1の歯車製造方法では、分割されているのは上パンチのみであるため、捨てボスにより材料の流動性を高める効果は上パンチ側に偏っている。そのため、歯巾方向で、歯部の材料の流動状態に差異が生じる。その結果、成形された製品の内、特に、分割されていない下パンチ側の歯部に欠肉が生じ易い。
本明細書は上記の課題を解決する技術を提供する。本明細書は、歯部に欠肉が発生し難い歯車成形方法を提供する。
本明細書は、歯車の成形方法を開示する。その成形方法は、内周面又は外周面に製品の歯形に対応した凹凸が形成された成形面を有する成形金型と、成形金型に対して成形金型の成形面側に位置し、素材を下方から支える下パンチと、成形金型の上面に当接した状態で成形金型と共に下方に移動して素材を上方から加圧する上パンチによって、素材の外周面又は内周面に歯形を成形する歯車の成形方法である。その成形方法では、上パンチは、成形金型側に位置する第1上パンチと、第1上パンチに対して成形金型の反対側に位置すると共に第1上パンチに対して上下方向にスライド可能とされている第2上パンチを有している。下パンチは、成形金型側に位置する第1下パンチと、第1下パンチに対して成形金型の反対側に位置すると共に第1下パンチに対して上下方向にスライド可能とされている第2下パンチを有している。また、その成形方法は、第1上パンチと第2上パンチは上下方向に互いに相対位置を保つと共に、第1下パンチと第2下パンチは上下方向に互いに相対位置を保ちながら、上パンチで素材を下パンチに向かって押圧する第1工程を備えている。また、その成形方法は、第1工程後に、第1上パンチが素材を第1下パンチに向かって押し込みつつ、第1上パンチに対して第2上パンチを後退させると共に、第1下パンチに対して第2下パンチを後退させる第2工程を備えている。その成形方法では、第2工程は、第2上パンチと第2下パンチのいずれか一方のみを、その対応する第1上パンチまたは第1下パンチから後退させる第1ステップを有している。また、その成形方法では、第1ステップ後に、第2上パンチと第2下パンチのうち、少なくとも、第1ステップで後退させなかった方を、その対応する第1上パンチ及び第1下パンチに対して後退させる第2ステップを有している。
上記の歯車成形方法は、第1、第2上パンチで素材を上から下方に加圧する第1工程を備え、さらに、第1上パンチと第1下パンチで上下から押圧しつつ、第2上パンチ及び第2下パンチの両方を第1上パンチ、第1下パンチに対して後退させる第2工程を備えている。これにより、素材を上下方向に押圧して成形面に材料を充満させつつ、上下の捨て肉部に材料を流入させることで成形荷重の増大を抑制できる。また、上下の片側のみの捨て肉部に材料を流入させる場合と比較して材料の流れが製品の軸方向の両側で均一化する。また、上記の歯車成形方法では、第2工程は、上下の第2パンチのいずれか一方のみを後退させる第1ステップを有し、さらに、上下の第2パンチの少なくとも他方を後退させる第2ステップを有している。これにより、上下の第2パンチの両方を後退させることで材料の流れを製品の軸方向の両側で均一化できるとともに、上下の第2パンチを異なるタイミングで後退させているので、材料の流れを製品の軸方向の両側でさらに均一化できる。これにより、製品の歯部に欠肉が生じることを抑制することができる。
第1、2実施例における、素材形状を示す平面図および断面図。 第1、2実施例における、製品形状を示す平面図および断面図。 第1、2実施例における、成形装置の全体構成を示す断面図。 第1、2実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(成形前の状態)。 第1、2実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第1工程中の状態)。 第1実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第2工程中の第1ステップ中の状態)。 第1実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第2工程の第2ステップ終了時の状態)。 第2実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第2工程の第2ステップ終了時の状態)。 第3、4実施例における、素材形状を示す平面図および断面図。 第3、4実施例における、製品形状を示す平面図および断面図。 第3、4実施例における、成形装置の全体構成を示す断面図。 第3、4実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(成形前の状態)。 第3、4実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第1工程が行われている状態)。 第3実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第2工程の第1ステップ中の状態)。 第3実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第2工程の第2ステップ終了時の状態)。 第4実施例における、素材が成形装置内に配置された状態を示す部分断面図(第2工程の第2ステップ終了時の状態)。 第1および第3実施例における、工程フロー図。 第2および第4実施例における、工程フロー図。
以下、本明細書で開示する実施例の技術的特徴の幾つかを記す。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(特徴1) 本明細書で開示する歯車の成形方法では、第2工程の第2ステップは、第1ステップ後に、第2上パンチと第2下パンチの両方を、その対応する第1上パンチ及び第1下パンチに対して後退させる工程であってもよい。
上記の歯車の成形方法では、第2工程の第1ステップにおいて上下の第2パンチのうち歯部への充填が不足している側の第2パンチを後退させ、その後第2ステップにおいて両方の第2パンチを後退させることにより、製品の歯部への材料の充填が上下で均一化し、製品の歯部の欠肉を抑制することができる。
(特徴2) 本明細書で開示する歯車の成形方法では、第2工程の第2ステップは、第1ステップ後に、第2上パンチと第2下パンチのうち、第1ステップで後退させなかった方のみを、その対応する第1上パンチ及び第1下パンチに対して後退させる工程であってもよい。
上記の歯車の成形方法によれば、上下のボス部への材料の流入を上下の片方ずつ行うため、過度に捨て肉部に材料が流入することによる歯部への材料の充填不足を抑制しつつ、製品の歯部の欠肉を抑制することができる。
(特徴3) 本明細書で開示する歯車の成形方法では、製品は内歯車であってもよい。 成形金型はその外周面に製品の歯形に対応した凹凸が形成された成形面を有するマンドレルであってもよい。
上記の歯車の成形方法によれば、製品の歯部の欠肉を抑制しつつ、内歯車を生成することができる。
(特徴4) 本明細書で開示する歯車の成形方法は、製品は外歯車であってもよい。
成形金型はその内周面に製品の歯形に対応した凹凸が形成された成形面を有するダイスであってもよい。
上記の歯車の成形方法によれば、製品の歯部の欠肉を抑制しつつ、外歯車を生成することができる。
第1実施例の成形方法について説明する。第1実施例は、上記の成形装置50を用いて、素材76を成形し、内歯車82を得るものである(図1、図2参照)。第1実施例は図17のフローに従って成形を行う。成形によって得られる外歯車82は、例えば自動車部品として使用される。
次に、内歯車82を成形するための成形装置50について説明する。図3、図4に示すように、成形装置50は、下型14と、下型14の上方に配置された上型12を有する。上型12は、図示しない押圧機構によって、下型14に向かって素材76の成形抵抗を超える力で押圧可能となっている。下型14には、成形荷重値を計測する荷重計(図示しない)が設置されている。一方、上型12には、押し込み量(長さ)を計測する変位計(図示しない)が設置されている。本実施例において、成形時の各工程の切り替えの判断には、成形荷重値または押し込み量が使用される。予め予備実験を行い成形荷重値と押し込み量との関係を把握してある場合には、成形荷重値は押し込み量から知ることができる。上型12と下型14の間には、上下のパンチ66、68、70、72、成形金型(マンドレル)74、有孔金型80、上下の油圧機構27、28、スプリング機構29が設けられている。
下型14とマンドレル74の間には、圧縮された状態でスプリング機構29が配置されている。スプリング機構29の下端292は、下型14の上面141に固定されている。スプリング機構29の上端291は、マンドレル74の下面に固定されている。マンドレル74の上面には、上パンチ66,68が配置されている。上パンチ66,68の下面は、マンドレル74の上面に当接している。上パンチ66,68の上面661は、上型12の下面122に固定されている。スプリング機構29は、マンドレル74を上パンチ66、68に向かって付勢している。マンドレル74の外周面744には、製品の歯形に対応した凹凸部である歯部744aが形成されている。下パンチ70、72は、マンドレル74の外周面744の外側に配置されている。下パンチ70,72は、マンドレル74に対して上下方向に移動可能となっている。下パンチ70,72の下面702は、下型14の上面141に固定されている。有孔金型80の下面802は、下型14の上面141に固定されている。有孔金型80の内周面803は、下パンチの外周面724および上パンチの外周面684と上下移動可能に接している。下パンチ70、72の内周面703は、マンドレル74のガイド面747に上下移動可能に接している。
下パンチ70、72は、マンドレル74側に配置された第1下パンチ70と、第1下パンチ70の外側に配置された第2下パンチ72に分割されている。第1下パンチ70の外周面は、第2下パンチ72の内周面に当接している。第2下パンチ72は、その内周面が第1下パンチ70の外周面に当接した状態で、第1下パンチ70に対して上下方向に移動可能となっている。第2下パンチ72と下型14の間には、下油圧機構28が配されている。下油圧機構28の上端281は、第2下パンチ72の下面に固定されている。下油圧機構28の下端282は、下型14の上面141に固定されている。
上パンチ66、68は、マンドレル74側に配置された第1上パンチ66と、第1上パンチ66の外側に配置された第2上パンチ68に分割されている。第1上パンチ66の外周面は、第2上パンチ68の内周面に当接している。第2上パンチ68は、その内周面が第1上パンチ66の外周面に当接した状態で、第1上パンチ66に対して上下方向に移動可能となっている。第2上パンチ68と上型12の間には、上油圧機構27が配されている。上油圧機構27の下端272は、第2上パンチ68の上面に固定されている。下油圧機構28の上端271は、上型12の下面122に固定されている。
上下の油圧機構27,28は、油圧配管(図示しない)によって背圧付与装置(図示しない)に接続されている。背圧付与装置は、リリーフ弁(図示しない)を有する。リリーフ弁は、油圧機構27,28の圧力が所定の設定値以上となると開放状態となる。これによって、油圧機構27,28内の液体が排出され、油圧機構27,28に付与する圧力が一定に保たれる。また、油圧機構27,28から液体が排出されると、下型14と第2下パンチ72の間の距離が短くなり、また、上型12と第2上パンチ68の間の距離が短くなる。上油圧機構27から液体が排出されると、第2上パンチ68が第1上パンチ66に対して後退する。下油圧機構28から液体が排出されると、第2下パンチ72が第1下パンチ70に対して後退する。
リリーフ弁が作動する設定値は、手動又はコントローラー(図示しない)からの電気的な信号により任意に設定・変更することができる。以下に説明する各実施例において、リリーフ弁が作動する設定値を材料の成形抵抗に対応する圧力値よりも十分大きい値に設定することで、成形加工中に第2上パンチ68または第2下パンチ72の後退が発生しない状態とすることを、油圧機構の閉塞(または閉塞状態)と呼ぶ。また、リリーフ弁が作動する圧力設定値を材料の成形抵抗に対応する圧力値よりも低い値に設定することで、成形加工中に第2上パンチ68または第2下パンチ72の後退が発生する状態とすることを、油圧機構の除圧(または除圧状態)と呼ぶ。
次に、素材76を内歯車82に成形する際の成形装置50の動作について説明する。素材76から内歯車82を成形するには、図17に示すように、上パンチ66、68と下パンチ70,72で素材76を上下に加圧し素材76を外周半径方向外側に広げ、所定の量までの歯の成形を行う第1工程と、捨て肉部767,768を成形しながら歯部769を成形する第2工程を有する。
内歯車82を成形するには、まず、成形装置50内に素材76をセットする。すなわち、上型12と下型14を開いた状態とし、素材76を下パンチ70,72の上面701,721に載置する。次いで、下型14に対して上型12を下降させ、上パンチ66,68の下面662,682を素材76の上面に当接させる。この状態では、マンドレル74の外周面744と素材76の内周面765の間にわずかな隙間が形成され、また、第1上パンチ66の下面がマンドレル74の上面に当接している。また、素材76の外周面76は、有孔金型80の内周面803に当接する。
第1工程では、上下の油圧装置27,28のリリーフ弁を閉塞状態としつ、上型12を下型14に向かって下降させる。これにより、第1上パンチ66と第2上パンチ68が互い同位置を保ちつつ素材76を上から押し込む一方、第1下パンチ70と第2下パンチは互いに同位置を保ちつつ素材76を下から支える(図5)。つまり、第1工程では、第1上パンチ66と第2上パンチ68は互いに上下方向に相対位置を保ち、第1下パンチ70と第2下パンチは互いに上下方向に相対位置を保っている。素材76は上下に押しつぶされ、内側に広がった素材76の内周部は、成形金型の歯部744aに徐々に充填される。
第2工程では、上下の第2パンチ68,72の内一方(本実施例では第1上パンチ68)のみを除圧状態としつつ素材76を加圧する第1ステップと、上下の第2パンチ68,72の両方を除圧状態としつつ素材76を加圧する第2ステップとが実行される(図17)。
なお、第1工程から第2工程への切り替えは、成形荷重値(または対応する押し込み量)が所定の設定値に達したときに切替えることができる。この設定値は、成形装置50の破壊荷重に基づいて適宜設定することができる。
図6に示すように、第2工程の第1ステップでは、上型12を下降して素材76を加圧しつつ、上下の第2パンチ68,72の内、一方のみを除圧状態とする。ここで、除圧状態とするのは、上下の第2パンチ68,72の内、第1工程終了時において、歯部744aへの充填が不足していた側の第2パンチのみである。第1工程終了時において歯部744aの上下のいずれの充填が不足していたかは、予備試験により素材76の寸法を実際に計測して決定することができる。以下の説明では、歯部744aの上側の充填が不足しているとして説明する。すなわち、第1ステップでは、第2上パンチ68のみが除圧状態とされる。これにより、上捨て肉部(上捨てリブ部)767のみ形成される。上捨て肉部767付近の材料の流動性が向上するため、材料の充填が不足していた歯部744aの上側に、歯部744aの下側と比較して多くの材料が充填される。なお、仮に第1工程終了時において歯部744aの下側の充填度が不足している場合は、第2下パンチ72を除圧状態とすればよい。
第2ステップでは、第1ステップで除圧状態とされた第2上パンチ68に加え、第2下パンチ72も除圧状態とする。すなわち、上下の第2パンチ68,72の両者を除圧状態とし、素材76への加圧を継続する。図7に示すように、上下の第2パンチ68,72が後退するため、上捨て肉部(上捨てリブ部)767に加え、下捨て肉部(下捨てリブ部)768も形成される。歯部744aに完全に材料が充填されると、上型12の下降を停止し、第2工程を終了する。その後、上型12を上昇して型を開き、成形された製品82を成形装置50から取り出す。
なお、第1ステップから第2ステップへの切り替えは、上下の歯部744aでの材料の充填度が均一になったときに切り替えることができる。例えば、予備試験により、第1ステップにおいて歯部744aの上下で充填度が均一になる成形荷重値(または押し込み量)を計測する。そして、歯車成形時に、成形荷重値(または押し込み量)が設定値に達したとき、第1ステップから第2ステップに切り替えればよい。
本実施例の歯車成形法では、上下の第2パンチ68,72の後退により、上下の捨て肉部767,768が形成される。これによって、材料の流れが内歯車82の上下で均一化するため、内歯車82の歯部769の欠肉を防止することができる。また、本実施例の歯車成形法では、歯部744aの上下の内、第1工程で材料の充填が不足した側について、第2工程の第1ステップで材料の充填が高められる。これにより、歯部744aの上下の材料の充填が均一化し、製品32の歯部769の欠肉を防止することができる。
第2実施例の歯車成形法を図を用いて説明する。第2実施例の歯車成形法においても、素材76および内歯車82の形状、成形装置50、第1工程、第1工程から第2工程への切り替え方法は、第1実施例と同一である。このため、第1実施例と同一の部分については、その説明を省略し、第2工程以降の工程のみを説明する。第2実施例の歯車成形法の第2工程では、上下の第2パンチの内一方のみ除圧状態としつつ素材76を加圧する第1ステップと、上下の第2パンチの内他方のみを除圧状態としつつ素材76を加圧する第2ステップとが行われる(図18)。
第2工程の第1ステップでは、上型12を下降して素材76を加圧しつつ、上油圧装置27のみを除圧状態とする。これにより、上下の第2パンチ68,72の内、第2上パンチ68のみが第1上パンチ66に対してから後退する(第1実施例で示した図6の状態と同一)。この時、閉塞状態のままである第2下パンチ72の上面と、第1下パンチ70の上面とは同一位置を保っている。第2工程の第1ステップにより、上捨て肉部(上捨てリブ部)767のみ形成される。
第2工程の第2ステップでは、第1ステップで除圧状態とされていた第2上パンチ68を除圧状態から閉塞状態に変更する。また、第1ステップで除圧状態とされていない第2下パンチ72のみを除圧状態に切り替える。そして、上記の状態で素材76への加圧を継続する。このため、図8に示すように、上下の第2パンチ68,72の内、第2下パンチ72のみが後退し、下捨て肉部768のみが成形される。歯部744aへの材料の充填が完了すると、上型12の下降を停止し、第2工程の第2ステップを終了する。その後、成形された製品32を成形装置50から取り出す。
なお、第1ステップから第2ステップへの切り替えは、マンドレル74の歯部744aの体積に対する、充填された材料の体積の割合(以下、充填度と呼ぶ)に基づいて行うことができる。例えば、充填度が所定値(例えば、80%)以上となったときに、第1ステップから第2ステップに切り替えてもよい。充填度は、成形荷重又は上型12の押し込み量によって特定することができる。すなわち、予備試験によって、材料の充填度が所定値となるときの成形荷重(または押し込み量)を計測し、成形荷重(または押し込み量)が計測値となったときに第1ステップから第2ステップへ切り替えればよい。
第2実施例の歯車成形法では、上下の第2パンチ68,72の両方を後退させているため、材料の流れが内歯車82の軸方向の両側で均一化する。また、第2実施例の歯車成形法では、上下の第2パンチ68,72の後退を片方ずつ行うため、材料が上下の捨て肉部767,768へ過度に流入することが抑制される。これによって、歯部744aへの材料の充填不足を防止することができ、製品32の歯部769の欠肉を防止することができる。
なお、第2実施例の歯車成形法では、第1ステップで第1上パンチ66を除圧状態とし、第2ステップで第2下パンチ72を除圧状態としたが、第1ステップで第2下パンチ72を除圧状態とし、第2ステップで第2上パンチ68を除圧状態としてもよい。
第3実施例の歯車成形方法を図に基づいて説明する。本実施例では、図9に示す素材26を、鍛造することにより図10に示す製品(外歯車)32に成形する。図9に示すように、素材26は円柱状の本体部260と、本体の上下に形成された上下ボス部271,272を有する。上下ボス部271,272は、本体部260より小径の円柱状に形成されている。
本体部260は、その外周面に歯部269(図10参照)が形成される。本体部260の外径は、成形される外歯車32の外径よりも小さくされている。本体部260の軸方向の厚みは、成形される外歯車32の軸方向の厚みより厚くされている。本実施例では、上下ボス部271,272は、製品の形状の一部として利用される。また、成形加工中においては、上下ボス部271,272は、素材26の中心が成形装置内でぶれない為の芯出しの機能を果たす。なお、最終製品において上下ボス部が製品の形状の一部として利用されない場合には、上下ボス部を有する素材を加工する代わりに、上ボス部271の位置から下ボス部272の位置にかけて貫通孔が形成された素材を使用してもよい。この場合、貫通孔に位置決めピンを挿入することで、成形装置に対して素材を位置決めするようにしてもよい。
外歯車32は、平歯車であり、その外周面に歯部269が形成された本体部260を有している。本体部260の上部と下部には、上捨て肉部(上捨てボス部)267と下捨て肉部(下捨てボス部)268が形成されている。上捨て肉部267と下捨て肉部268の上部と下部には、上ボス部271と下ボス部272がそれぞれ形成されている。
外歯車32を成形するための成形装置10について説明する。図11、図12に示すように、成形装置10は、第1実施例と同様に、下型14及び上型12を備える。以下、成形装置10について、第1実施例の成形装置10との差異点を中心に説明する。
成形装置10は、上型12と下型14の間に、上下のパンチ(16、18、20、22)、成形金型(ダイス)24、上下の油圧機構27、28、スプリング機構29を備えている。ここで、本実施例のダイス24は、実施例1のマンドレル74に相当する。ダイス24の内周面(成形面)243には、外歯車32の歯形に応じた歯部243aが形成されている。下型14とダイス24の間には、スプリング機構29が配置されている。ダイス24の上面241には、上パンチ16、18が配されている。上パンチ16,18の上面161は、上型12の下面122に固定されている。スプリング機構29はダイス24を、上型12に向かって付勢している。下パンチ20、22の下面202は、下型14の上面141に固定されている。下パンチ20,22の外周面には、歯部204aが形成されている。歯部204aは、ダイス24の歯部243aと歯合している。
成形装置10内に素材26がセットされると、ダイス24の内周面243と素材26の外周面266との間にはわずかなクリアランスが形成される。素材26の上面は上パンチの下面162、182に当接し、素材26の下面は下パンチ20、22の上面201,221に当接する。
下パンチ20、22は、第1下パンチ20と、第1下パンチ20の内側に配置された第2下パンチ22に分割されている。第4実施例における、第1下パンチ20と第2下パンチ22との関係は、第1実施例の第1下パンチ70と第2下パンチ72との関係に対して、内側と外側が逆になっている。第1下パンチ20は、第2下パンチ22に対して上下移動可能となっている。第2下パンチ22と下型14との間には、下油圧機構28が配置されている。
上パンチ16,18は、第1上パンチ16と、第1上パンチ16の内側に配置された第2上パンチ18に分割されている。第3実施例における、第1上パンチ16と第2上パンチ18との関係は、第1実施例の第1上パンチ66と第2上パンチ68との関係に対して、内側と外側が逆になっている。第1上パンチ16は、第2上パンチ18に対して上下移動可能となっている。第2上パンチ18と上型12の間には、上油圧機構27が配置されている。
図17に示すように、第3実施例の歯車成形法でも、第1工程と第2工程を実行する。図13に示すように、第1工程では、第1および第2の上パンチ16,18で加圧する。素材26は上下に押し潰され、素材26の外周部は外側に押し広げられ、ダイス24の歯部243aへ徐々に充填される。
次いで、第2工程の第1ステップでは、上下の第2パンチ18,22の内、第1工程で材料の充填が不足した側である第2上パンチ18のみを後退させる(図14に示す状態)。第2工程の第2ステップでは、上下の第2パンチ18,22の両方を後退させる(図15に示す状態)。歯部243aへの材料の充填が完了すると、第2工程を終了する。
第3実施例の歯車成形法でも、第1実施例と同様に、上下の第2パンチ18、22の後退により、上下の捨て肉部267,268が形成され、材料の流れが製品32の軸方向の両側で均一化する。このため、製品32の歯部269の欠肉を防止することができる。また、ダイス24の歯部243aの上下の内、第1工程で材料の充填が不足した側について、第2工程の第1ステップで材料の充填が高められる。このため、歯部243aの上下方向の材料の充填が均一化し、外歯車32の歯部269の欠肉を防止することができる。
第4実施例の歯車成形法は、第2実施例と同一のフローにより外歯車32を成形する。第4実施例の歯車成形法では、図18に示すように、まず、第3実施例と同様の第1工程を実行する。次いで、第2工程の第1ステップで、上下の第2パンチ18、22の内、第2上パンチ18のみを第1上パンチ16に対して後退させる(図14に示す状態)。第2工程の第2ステップでは、上下の第2パンチ18,22の内、第2下パンチ22のみを第1下パンチ20に対して後退させる(図16に示す状態)。
第4実施例の歯車の成形法でも、第2実施例と同様の効果を得ることができる。すなわち、上下の第2パンチ18,22の両方を後退させているため、材料の流れが内歯車32の軸方向の両側で均一化する。また、上下の捨て肉部267,268への材料の流入を片方ずつ行うため、過度に捨て肉部267,268に材料が流入し、歯部243aへの材料の充填が不足することを防止できる。これにより、外歯車32の歯部269の欠肉を防止することができる。
上記の実施例では、素材76、26の上下の面(上下パンチによって押圧される面)が平坦である場合について説明した。従って、上記の実施例では素材76、26を成形装置50,10にセットした状態で、上下の第1パンチの素材側の面662、701、182、221は、対応する上下の第2パンチの素材側の面682、721、162、201と上下方向で互いに同位置にあった。しかし、第1工程の開始時に、上下の第1パンチの素材側の面662、701、182、221と、対応する上下の第2パンチの素材側の面682、721、162、201とはオフセットしていてもよい。例えば、素材26、76の上下の面に凹凸がある場合に、その凹凸に対応してパンチを当接させる為にオフセットされていてもよい。また、例えば、上記の実施例の成形方法を実施する前段階として、他の成形方法を実施し、当該他の成形方法で成形された材料を素材として連続的に上記の実施例の成形方法を実施する場合があり得る。このような場合に、当該他の成形方法の終了時の状態に応じて第1、第2パンチの素材側の面がオフセットしていてもよい。
また、上記の実施例の成形方法では、形成される捨て肉部267、268、767、768は周囲の材料よりも凸である形状に限られない。第2パンチが第1パンチよりも突出している状態から第1工程を開始した場合には、第2工程終了時において、第2パンチが第1パンチよりも突出している場合があり得る。このような場合に、形成される捨て肉部267、268、767、768が周囲の材料よりも凹となっていてもよい。
なお、第1、2実施例では、下パンチが歯部を有さず、成形金型(マンドレル)74の歯部744aと歯合していない成形装置を用いて歯車を成形する場合について説明した。しかし、第1、2実施例では、パンチが歯部を有し、成形金型(マンドレル)74の歯部744aと歯合している成形装置を用いて成形してもよい。また、第3、4実施例では、下パンチが歯部204aを有し、成形金型(ダイス)24の歯部244aと歯合している成形装置を用いて歯車を成形する場合を説明した。しかし、第3、4実施例では、下パンチが歯部を有さず、成形金型(ダイス)24の歯部244aと歯合していない成形装置用いて成形してもよい。
上記の実施例では、平歯車を成形する場合について説明したが、本明細書に記載の技術は、はす歯歯車を成形する場合にも適用することができる。なお、はす歯を成形する場合であって、下パンチの歯部と成形金型(ダイス、マンドレル)の歯部とが歯合している成形装置を用いる場合は、上型12の下降に応じて、成形金型と下パンチとが、歯スジのねじれに対応して互いに相対回転するように構成される。例えば、成形金型と下パンチの少なくともいずれか一方が、下型に対してスラスト軸受け等により回転可能に支持されていればよい。
上記の実施例では、歯車の歯部769、269は、スプラインやセレーション加工、ローレット加工等の、内周面又は外周面に成形された凹凸部であってもよい。
なお、上記の実施例の歯車成形法では、第2工程で除圧状態とする際の圧力の設定値は、上下の油圧装置27,28で異なる値としてもよい。例えば、第1工程において成形金型の歯部への材料の充填が上下で相違する場合には、材料の充填量が少ない方の油圧装置の設定値を、他方の油圧装置の設定値よりも小さな値としてもよい。これにより、歯部のうち材料の流動性の悪い側への材料の充填がより促進される。その結果、歯部への材料の充填量が上下で均一化し、歯部の欠肉を防止することができる。
上記の実施例では、リリーフ弁はサーボ弁であってもよい。また、各油圧装置を閉塞状態から除圧状態に変化させる際、圧力設定値を徐々に減少させてもよい。これにより、第2上パンチ18、68、又は第2下パンチ22、72が急激に後退し、捨て肉部に材料が急激に流れ込むことが防止される。その結果、成形金型の歯部244a、744aに充填される材料が不足し、成形後の歯車に欠肉が生じることを避けることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
26 素材(外歯車)
32 製品(外歯車)
269 製品の歯形
24 成形金型(ダイス)
243 成形面
243a 製品の歯形に対応した凹凸
16 第1上パンチ
18 第2上パンチ
20 第1下パンチ
22 第2下パンチ
76 素材(内歯車)
82 製品(内歯車)
66 第1上パンチ
68 第2上パンチ
70 第1下パンチ
72 第2下パンチ
74 成形金型(マンドレル)
744 成形面
744a 製品の歯形に対応した凹凸
80 有孔ダイス

Claims (5)

  1. 内周面又は外周面に製品の歯形に対応した凹凸が形成された成形面を有する成形金型と、成形金型に対して成形金型の成形面側に位置し、素材を下方から支える下パンチと、成形金型の上面に当接した状態で成形金型と共に下方に移動して素材を上方から加圧する上パンチによって、素材の外周面又は内周面に歯形を成形する歯車の成形方法であり、
    上パンチは、成形金型側に位置する第1上パンチと、第1上パンチに対して成形金型の反対側に位置すると共に第1上パンチに対して上下方向にスライド可能とされている第2上パンチを有しており、
    下パンチは、成形金型側に位置する第1下パンチと、第1下パンチに対して成形金型の反対側に位置すると共に第1下パンチに対して上下方向にスライド可能とされている第2下パンチを有しており、
    その成形方法は、
    第1上パンチと第2上パンチは上下方向に互いに相対位置を保つと共に、第1下パンチと第2下パンチは上下方向に互いに相対位置を保ちながら、上パンチで素材を下パンチに向かって押圧する第1工程と、
    第1工程後に、第1上パンチが素材を第1下パンチに向かって押し込みつつ、第1上パンチに対して第2上パンチを後退させると共に、第1下パンチに対して第2下パンチを後退させる第2工程と、を備え、
    第2工程は、
    第2上パンチと第2下パンチのいずれか一方のみを、その対応する第1上パンチまたは第1下パンチから後退させる第1ステップと、
    第1ステップ後に、第2上パンチと第2下パンチのうち、少なくとも、第1ステップで後退させなかった方を、その対応する第1上パンチ及び第1下パンチに対して後退させる第2ステップと、を有している、
    歯車の成形方法。
  2. 第2ステップは、第1ステップ後に、第2上パンチと第2下パンチの両方を、その対応する第1上パンチ及び第1下パンチに対して後退させる工程である、
    請求項1に記載の歯車の成形方法。
  3. 第2ステップは、第1ステップ後に、第2上パンチと第2下パンチのうち、第1ステップで後退させなかった方のみを、その対応する第1上パンチ及び第1下パンチに対して後退させる工程である、
    請求項1に記載の歯車の成形方法。
  4. 製品は内歯車であり、
    成形金型はその外周面に製品の歯形に対応した凹凸が形成された成形面を有するマンドレルである、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の歯車の成形方法。
  5. 製品は外歯車であり、
    成形金型はその内周面に製品の歯形に対応した凹凸が形成された成形面を有するダイスである、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の歯車の成形方法。
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