JP5921257B2 - 情報読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の検出素子が直線上に配置されたラインセンサを有する情報読取装置に関するものである。本発明は特に、紙幣などの紙葉類の磁気インクによる印刷像などのパターン情報の読み取りに適した情報読取装置に関する。
この種の情報読取装置の一つとして、磁界を印加した時に抵抗値が変化する複数個の磁気センサが直線に沿って配列されたラインセンサを備えた磁気センサ装置がある。磁気センサ装置は、紙幣を識別する紙幣識別装置などに適用されている。紙幣識別装置は、磁気センサにより識別対象の紙幣の磁気インクによる印刷像を検出し、その検出された印刷像と、記憶されている参照像との類似度から紙幣の真偽、金種等を識別する。
磁気センサ装置では、紙幣等の印刷像の磁気インクによる磁界が微小であるため、得られる検出信号も微小であり、また直流成分(オフセット成分)が付加されている。そこで、信号増幅とともに、オフセット成分の除去を行う必要がある。しかしながら、オフセット成分は、周囲温度等の環境変化や磁気センサの経時変化等で変動するため、検出信号中のオフセット成分の分離は容易ではない。
特許文献1では、紙幣の識別開始に先立って検出信号と、予め定められているオフセットレベルとのずれを算出し、このずれに基づいて定めたオフセット補正値を用いてオフセット補正をしている。
特開2005−259068号公報(第5−7頁、第4図)
しかしながら、特許文献1のオフセット補正方法は、オフセット補正が完了し、紙幣を識別する準備ができた後に紙幣の識別を開始するため、紙幣の識別を開始するタイミングに制約が加えられるという問題があった。また、長期間にわたり大量の紙幣識別を行う場合、周囲温度等の環境変化、さらに磁気センサの経時変化等で磁気センサの特性が変化し、紙幣の識別精度が低下するという問題があった。
以上、読み取り対象物が紙幣である場合について述べたが、紙幣以外の紙葉類である場合にも同様の問題があり、さらに読み取られるパターン情報が磁気パターン情報以外のものである場合にも同様の問題がある。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、検出のタイミングに制約が加えられることなく、また経時変化や環境変化によるセンサ特性の変化に影響されることなく、パターン情報を正確に読み取ることができる情報読取装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様の情報読取装置は、
複数の検出素子が直線に沿って配置されたラインセンサによりイメージパターンを検出し、検出結果を表す検出値データを出力する検出値データ生成部と、
前記イメージパターンの検出が行われる期間であるか否かを示す検出イネーブル信号を出力する検出イネーブル作成部と、
前記検出値データに基づいてオフセット補正候補データを作成する補正候補データ作成部と、
前記オフセット補正候補データからオフセット補正データを決定する補正データ決定部と、
前記検出値データに対して、前記オフセット補正データによるオフセット補正処理を行って補正値データを出力するオフセット補正部とを備え、
前記補正候補データ作成部は、前記検出イネーブル信号が前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときに、前記オフセット補正候補データの作成を行い、
前記補正データ決定部は、保管用ラインメモリを備え、
前記補正候補データ作成部で作成された前記オフセット補正候補データを前記保管用ラインメモリに保管データとして格納し、
前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記補正候補データ作成部から出力された前記オフセット補正候補データを新たな前記保管データとして前記保管用ラインメモリに格納することで、前記保管用ラインメモリに保管されている前記保管データを更新し、
前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間であることを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記更新を行わず、前記保管用ラインメモリに格納されている前記保管データを前記オフセット補正データとして出力する
ことを特徴とする。
本発明の他の態様の情報読取装置は、
複数の検出素子が直線に沿って配置されたラインセンサによりイメージパターンを検出し、検出結果を表す検出値データを出力する検出値データ生成部と、
前記イメージパターンの検出が行われる期間であるか否かを示す検出イネーブル信号を出力する検出イネーブル作成部と、
前記検出値データに基づいてオフセット補正候補データを作成する補正候補データ作成部と、
前記オフセット補正候補データからオフセット補正データを決定する補正データ決定部と、
前記検出値データに対して、前記オフセット補正データによるオフセット補正処理を行って補正値データを出力するオフセット補正部とを備え、
前記補正候補データ作成部は、前記検出イネーブル信号が前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときに、前記オフセット補正候補データの作成を行い、
前記補正データ決定部は、保管用ラインメモリを備え、
前記補正候補データ作成部で作成された前記オフセット補正候補データを前記保管用ラインメモリに保管データとして格納し、
前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記補正候補データ作成部から出力された前記オフセット補正候補データと前記保管用ラインメモリに格納されている前記保管データとを重み付け平均することで得られる値を新たな前記保管データとして前記保管用ラインメモリに格納することで、前記保管用ラインメモリに保管されている前記保管データを更新し、
前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間であることを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記更新を行わず、前記保管用ラインメモリに格納されている前記保管データを前記オフセット補正データとして出力する
ことを特徴とする。
この発明によれば、検出イネーブル信号に基づいて補正データを決定することができるため、検出のタイミングに制約が加えられることなく、また経時変化や環境変化によるセンサ特性の変化に影響されることなく、パターン情報の読み取りを正確に行うことができる。
この発明の実施の形態1の情報読取装置を示すブロック図である。 図1のイメージパターン検出部1の概略構成及び動作を示す図である。 図1の検出イネーブル作成部2の動作を示す図である。 図1のA/D変換部3により出力される信号を示すタイミング図である。 図1のタイミング制御部8の動作を示すタイミング図である。 図1のオフセット補正候補データ作成部4及びオフセット補正データ決定部5の具体例を示すブロック図である。 図6の演算処理部41の動作を示す流れ図である。 図6のオフセット補正データ決定部5の動作を示すタイミング図である。 検出イネーブル期間中の、保管用ラインメモリ52のデータの更新を示すタイミング図である。 図6のオフセット補正部6の入力及び出力の、主走査方向における変化の一例を示す図である。 図6のオフセット補正部6の入力及び出力の、副走査方向における変化の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2で用いられるオフセット補正データ決定部5の構成例を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1の情報読取装置を示す。図示の情報読取装置は、イメージパターン検出部1、検出イネーブル作成部2、A/D変換部3、オフセット補正候補データ作成部4、オフセット補正データ決定部5、オフセット補正部6、信号調整部7、タイミング制御部8、及びシステム制御部9を備える。
イメージパターン検出部1により検出対象物(読み取り対象物)のイメージパターンを検出し、アナログ形式の検出信号D1を出力する。
同時に、検出イネーブル作成部2により、検出イネーブル信号D2を出力する。
検出イネーブル信号D2は、イメージパターンの検出が行われる期間であるか否か、例えば対象物が検出エリア(パターン情報の読み取りを行う領域)にあるか否かを示す。
A/D変換部3は、検出信号D1を入力とし、ディジタル形式の検出値データD3に変換する。
イメージパターン検出部1とA/D変換部3とで、イメージパターンを検出し、検出結果を表す検出値データD3を出力する検出値データ生成部10が構成されている。
オフセット補正候補データ作成部4は、検出値データD3と検出イネーブル信号D2とを入力とし、オフセット補正候補データD4を出力する。オフセット補正候補データD4は、オフセット補正部6によるオフセット補正の際に参照される可能性のあるデータである。
オフセット補正データ決定部5は、オフセット補正候補データD4と検出イネーブル信号D2とを入力とし、オフセット補正データD5を出力する。
具体的には、オフセット補正候補データ作成部4は、検出イネーブル信号D2がイメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示すときに、検出データD3に基づいて、オフセット補正候補データD4の作成を行い、オフセット補正データ決定部5は、検出イネーブル信号D2がイメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示す状態から、イメージパターンの検出が行われる期間であることを示す状態に変わったときに、その直前にオフセット補正候補データ作成部4で作成されたオフセット補正候補データD4をオフセット補正データD5として出力する。
これ以降、オフセット補正候補データ作成部4で次に新たなオフセット補正候補データD4が作成されるまで、オフセット補正データ決定部5は同じオフセット補正データD5の出力を続ける。
オフセット補正部6は、オフセット補正データD5と検出値データD3を入力とし、検出値データD3に対してオフセット補正処理を行って、補正値データD6を出力する。オフセット補正部6は、減算部6aで構成され、検出値データD3から、オフセット成分に相当するオフセット補正データD5の値を減算した値を、補正値データD6として出力する。
信号調整部7は補正値データD6を入力とし、信号調整を行い、調整後のデータ(調整値データ)D7を出力する。
以下では、読み取り対象物が紙幣であり、情報読取装置が紙幣に施された磁気インクによる印刷像乃至磁気パターンを検出する磁気センサ装置である場合を例にしてより詳しく説明する。
システム制御部9は、システムリセット信号SRT、ライン同期信号LSY、システムクロック信号SCL、参照ライン数NRLを示すデータ、及びターゲット値TGTを示すデータ出力する。
ライン同期信号LSY及びシステムクロック信号SCLは、イメージパターン検出部1、A/D変換部3、オフセット補正候補データ作成部4、オフセット補正データ決定部5、オフセット補正部6及び信号調整部7に供給されて(供給のための信号線の図示を省略する)、これらの部材における処理の同期を取るために利用される。
イメージパターン検出部1は、図2に示すように、ラインセンサ12を備える。ラインセンサ12は、磁界を印加した時に抵抗値が変化する複数個の磁気センサ(検出素子)11を直線に沿って整列させて配置したものであり、紙幣13に付与されている磁気パターンを検出して、検出信号D1を出力する。
紙幣13は搬送ベルト14(点線により概略的に示す)などによって検出エリア、即ちイメージパターン検出部1による磁気パターンの検出が行われる領域を通過する。イメージパターン検出部1に対する紙幣3の移動方向を副走査方向とする。副走査方向の動きはラインを単位として表される。また、副走査方向と直角に交わりラインセンサ12と平行な方向(検出素子11の配列の方向、即ち上記の直線の方向)を主走査方向とする。主走査方向の動きは検出素子11を単位として表される。
イメージパターン検出部1による紙幣13の磁気パターンの検出は、システム制御部9から出力されるライン同期信号LSYに同期して行われる。即ち、ライン同期信号LSYが1回発生されるごとに、1ライン分の検出(1ラインを構成するすべての検出素子11による検出)が行われ、それと並行して紙幣13が1ライン分副走査方向に移動する。
このような処理が繰り返されることで、複数ラインの検出信号が順次出力される。
検出イネーブル作成部2は、図1及び図2に示すように、紙幣検出センサ21を有し、紙幣検出センサ21の出力に基づき、図3に示されるように、検出イネーブル信号D2を作成して出力する。検出イネーブル信号D2は、紙幣13が検出エリアを通過している期間(イメージパターンの検出が行われる期間)は‘1’となり、紙幣13が検出エリアを通過していない期間は‘0’となる。
紙幣13が検出エリアを通過している期間は、イメージパターン検出が有効な期間であり、紙幣13が検出エリアを通過していない期間は、イメージパターン検出が無効な期間である。
A/D変換部3は、検出信号D1を入力とし、図4(a)〜(c)に示されるシステムリセット信号SRT、システムクロック信号SCL、及びライン同期信号LSYに同期して動作し、検出信号D1をA/D変換して、図4(d)に示されるディジタル形式の検出値データD3を出力する。
タイミング制御部8は、検出イネーブル作成部2から出力される検出イネーブル信号D2と、システム制御部9から出力されたシステムリセット信号SRT、ライン同期信号LSY及び参照ライン数NRLを示すデータとを入力とし、参照ライン数NRLを示されるライン数毎にスタート信号S1及びエンド信号S2を作成し出力する。即ち、参照ライン数NRLで示されるライン数の検出値データD3がA/D変換部3から出力される毎に、スタート信号S1及びエンド信号S2を出力する。
タイミング制御部8の動作を図5を参照してより詳細に説明する。
タイミング制御部8は、ラインカウンタ8cを備えており、システムリセット信号SRTが‘0’に立ち下がった時、ラインカウンタ8cのカウント値N8cを‘0’にリセットする。
ラインカウンタ8cは、検出イネーブル信号D2が‘0’の期間は、ライン同期信号LSYが立ち下がったタイミングで(立ち下がるごとに)カウント値N8cを1カウントアップし、検出イネーブル信号D2が‘1’の期間は‘0’を維持する。
ラインカウンタ8cのカウント値N8cは、所定の参照ライン数NRLに達すると、次のラインで‘1’に戻り、カウントアップを再開する。例えば参照ライン数NRLが‘4’の場合、1→2→3→4→1→2・・・を繰り返す。
スタート信号S1は、ラインカウンタ8cのカウント値N8cが‘1’の期間は‘1’となり、それ以外の期間は‘0’となる。
エンド信号S2は、ラインカウンタ8cのカウント値N8cが参照ライン数NRLと等しい期間は‘1’となり、それ以外の期間は‘0’となる。参照ライン数NRLが4の場合、ラインカウンタ8cのカウント値N8cが‘4’の期間、エンド信号S2が‘1’となる。
図1のオフセット補正候補データ作成部4、及びオフセット補正データ決定部5は、例えば図6に示すように構成されている。
図6に示されるオフセット補正候補データ作成部4は、演算処理部41及び演算用ラインメモリ42を備え、オフセット補正データ決定部5は、ライト/リード制御部51及び保管用ラインメモリ52を備える。
スタート信号S1及びエンド信号S2は、検出イネーブル信号D2が‘1’であるときは‘0’に維持され、検出イネーブル信号D2が‘0’のときに限り‘1’となり得る。
オフセット補正候補データ作成部4は、複数のライン(参照ライン)の検出値データD3を検出素子毎に平均し、平均値からターゲット値TGTを減算した値を、オフセット補正候補データD4として出力する。
演算処理部41は、システム制御部9から出力されるターゲット値TGTを示すデータ及び参照ライン数NRLを示すデータと、A/D変換部3から出力される検出値データD3と、タイミング制御部8から出力されるスタート信号S1及びエンド信号S2を入力とし、ターゲット値TGTに従い、オフセット補正候補データD4を作成して出力する。
演算用ラインメモリ42は、演算処理部41に接続されており、オフセット補正候補データD4の演算過程で、検出値データD3で表される値の検出素子毎の累積値データD42を保持する。即ち、演算用ラインメモリ42は、ラインセンサ12の検出素子の数に等しい記憶素子を有し、ラインセンサ12のそれぞれの検出素子に対応する検出値データD3の値の累積値を表すデータD42を記憶する。
この累積は参照ライン数NRLにわたり、例えば、4ラインにわたり行われ、参照ライン数(4ライン)の累積が終わった時点で、累積値D42を参照ライン数(4)で割ることにより、検出素子毎の平均値D3aが求められ、この平均値からターゲット値TGTが減算され、オフセット補正候補データD4として出力される。これらの処理も演算処理部41で行なわれる。
演算処理部41の動作の流れを図7を参照して説明する。
最初に、ステップST11で、スタート信号S1が‘0’の時、ステップST12に進み、検出値データD3の値と演算用ラインメモリ42から読み出された累積値データD42の値を加算し、その後ステップST13に進む。ステップST12の加算は検出素子毎に行われ、1ラインのすべての検出素子について、検出素子毎の加算が順次行われる。
ステップST11で、スタート信号S1が‘1’の時は直ちにステップST13に進む。
ステップST13で、エンド信号S2が‘0’の時、ステップST14に進み、ステップST12における加算結果(1ライン分のデータ)D41を新たな累積値データD42として演算用ラインメモリ42に書き込む。
ステップST13で、エンド信号S2が‘1’の時、ステップST15に進み、ステップST12における加算結果を参照ライン数NRLで除算し、ターゲット値TGTを減算しオフセット補正候補データD4として出力する。この除算及び減算も検出素子毎に行われ、従って、加算及び減算により生成されるオフセット補正候補データD4は検出素子毎の値を持つ。
オフセット補正データ決定部5は、オフセット補正候補データ作成部4から出力されるオフセット補正候補データD4から、後段のオフセット補正部6で補正の際に参照されるオフセット補正データD5を決定する。
オフセット補正データ決定部5は、オフセット補正候補データ作成部4から出力されるオフセット補正候補データD4、タイミング制御部8から出力されるエンド信号S2、並びに検出イネーブル作成部2から出力される検出イネーブル信号D2を入力とし、オフセット補正データD5を出力する。
保管用ラインメモリ52は、ライト/リード制御部51に接続されており、オフセット補正候補データ作成部4から供給されるオフセット補正候補データD4を、保管データD52として保管する。
保管用ラインメモリ52も、ラインセンサ12の検出素子の数、従って、演算用ラインメモリ42の記憶素子の数に等しい記憶素子を有し、オフセット補正候補データ作成部4から出力される検出素子毎のオフセット補正候補データD4(検出素子毎のデータ値を有する)を、保管データD52として保管する。保管用ラインメモリ52に保管されているデータD52は、オフセット補正候補データ作成部4から新たなオフセット補正候補データD4が供給されている間に、以下のように格納され、これにより保管されているデータが更新される。保管データD52はオフセット補正データD5として用いられる。
オフセット補正データ決定部5の動作を図8を参照してより詳細に説明する。
検出イネーブル信号D2が‘0’でエンド信号S2が‘1’の期間、ライト/リード制御部51が、保管用ラインメモリ52にオフセット補正候補データD4を書き込む。書き込まれたデータは保管データD52として保管される。このように、エンド信号S2が‘1’のタイミングで保管用ラインメモリ52に保管されているデータD52を更新する。
ライト/リード制御部51はまた、検出イネーブル信号D2が‘1’の期間、保管用ラインメモリ52からデータD52を読み出し、オフセット補正データD5として出力する。
なお、検出イネーブル信号D2が‘0’の期間は、オフセット補正データD5のデータ値は特に決める必要はないが、不定にならないよう保管用ラインメモリ52から読み出したデータD52の値、又は0とする。
オフセット補正候補データ作成部4によるオフセット補正候補データD4の作成、及びライト/リード制御部51によるオフセット補正候補データの保管用ラインメモリ52への書き込み(データD52の更新)のタイミングにつき図9を参照して説明する。
検出イネーブル信号D2が‘0’の期間、オフセット補正候補データ作成部4では、スタート信号S1が‘1’の期間(○で示すタイミング)にオフセット補正候補データD4の作成を開始し、エンド信号S2が‘1’の期間(●で示すタイミング)でオフセット補正候補データD4の作成を完了する。オフセット補正候補データD4の作成が完了したタイミングで、ライト/リード制御部51は、保管用ラインメモリ52にオフセット補正候補データD4を書き込み、保管用ラインメモリ52内のデータD52を更新する。
検出イネーブル信号D2が‘0’になる期間の例がT1、T2、T3、T4として示されている。図示の例では、期間T1では、3度データD52が更新され、検出イネーブル信号D2が‘0’から‘1’に変化する直前に計算された、最新のデータが保管用ラインメモリ52に保管される。
期間T2では、検出イネーブル信号D2が‘0’の期間が非常に短く、エンド信号S2が‘1’の期間がないまま、つまりオフセット補正候補データD4の作成途中の段階で検出イネーブル信号D2が‘1’に変化したため、保管用ラインメモリ52への書き込み(データD52の更新)は行わず、保管用ラインメモリ52内の保管データD52はそれ以前のデータのまま保持される。
期間T3では、エンド信号S2が‘1’に変化しオフセット補正候補データD4の作成が完了するため、保管用ラインメモリ52にオフセット補正候補データD4が書き込まれ、保管用ラインメモリ52のデータD52が更新される。
期間T4以降の同様である。
このように、検出イネーブル信号D2が‘0’の期間は、常に新たなオフセット補正候補データD4が作成され、作成が完了したタイミングで保管用ラインメモリ52の保管データD52が更新される。そのため、検出イネーブル信号D2が‘0’から‘1’に変化した後、検出イネーブル信号D2が‘0’から‘1’になる前で最もそれに近い時点で作成されたオフセット補正候補データD4がデータD52として保管用ラインメモリ52に保存され、従って、検出イネーブル信号D2が‘1’の状態が続く限り、同じデータD52がオフセット補正データD5としてオフセット補正データ決定部5から出力され続ける。
オフセット補正部6は、A/D変換部3から出力される検出値データD3から、オフセット補正データ決定部5から出力されるオフセット補正データD5を減算することで、検出値データD3に対するオフセット補正処理を行い、補正処理の結果を補正値データD6として出力する。この減算も検出素子毎の演算であり、同じ検出素子についての値間の差が求められる。
図10(a)に示すように、A/D変換部3から1ライン分の検出値データD3が出力される間に、オフセット補正データ決定部5から1ライン分のオフセット補正データD5(検出素子毎の値)が出力され、検出素子毎の減算が行われて、図10(b)に示される、1ライン分の補正されたデータ(補正値データ)D6が出力される。
図10(a)及び(b)に示される処理は、紙幣13が検出エリア内にあって、検出イネーブル信号D2が’1’である期間中であって、イメージパターン検出部1が各ラインの走査(主走査)を行っている期間中に行われる。
このようなオフセット補正を行う結果、主走査方向の検出素子間のばらつきが低減し、パターン部分が検出されやすい値を持つ補正値データD6が生成される。
ラインセンサ12の一つの検出素子についてのそれぞれのデータ値の変化を図11(a)及び(b)に示す。
図11(a)及び(b)では、それぞれのデータが特定の検出素子(ラインセンサ中のi番目の検出素子)についてのデータであることを示すため、添え字iを付し、補正候補データ作成期間中及び検出期間中の検出値データD3i、4ライン毎の検出値データD3iの平均値D3ai、オフセット補正データD5i及び補正値データD6iを示している。また、検出イネーブル信号D2が‘0’の期間、即ち補正候補データ作成期間中は、保管用ラインメモリ52から読み出したデータD52の値が、オフセット補正データD5i(図11(a))として出力されている場合を示している。平均値D3aiは4ライン毎に求められる。求められた平均値D3aiは、次の4ラインについて新たな平均値D3aiが求められるまで保持されるものとして図示されているが、実際に平均値D3aiを表すデータが常時保持されることは必須ではない。
補正候補データ作成期間中は、4ライン毎に、平均値D3aiが求められ、オフセット補正データD5i(図11(a)が更新され、補正値データD6i(図11(b)の値もオフセット補正データD5iの値の変化に応じて変化している。
検出期間中は、オフセット補正データD5i(図11(a))の値は一定に保たれ、検出値データD3iからオフセット補正データD5iの値を減算した値が補正値データD6i(図11(b))として出力される。
上記のように処理することで、検出値データD3iからオフセット補正データD5iの値が差し引かれ、経時変化や環境変化によるばらつきが低減し、パターン部分が検出されやすい値を持つ補正値データD6iが得られる。
オフセット補正部6でオフセット補正された補正値データD6は、信号調整部7に供給される。信号調整部7は、例えばゲインを調整を行うゲイン調整回路やノイズ除去を行なうノイズリダクション回路を含み、補正値データD6に対し、ゲイン調整やノイズ除去などの信号調整を行った後、調整後のデータ(調整値データ)D7を出力する。
このように本発明による実施の形態1による情報読取装置は、検出イネーブル信号D2に基づいて、紙幣を検出しない期間(紙幣が検出エリアにない期間)は常に新たなオフセット補正候補データD4を作成し、オフセット補正候補データD4の作成が完了したタイミングで保管用ラインメモリ52のデータD52を更新し、紙幣を検出する期間(紙幣が検出エリアにある期間)は保管用ラインメモリ52からオフセット補正データを読み出すことにより、オフセット補正部6では、常に新しい補正データD5を使用して補正することができるため、紙幣を検出するタイミングに制約が加えられることなく、また経時変化や環境変化による磁気センサ特性の変化に影響されることなく、検出されたイメージパターンが精度良く判別できる。
なお、上記の例では、図7を参照して説明したように、複数の参照ラインの平均を取ることで、オフセット補正候補データD4を作成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、1ラインの検出値をそのままオフセット補正候補データD4の値としても良い。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、図6及び図8を参照して説明したように、オフセット補正候補データ作成部4から出力されたオフセット補正候補データD4をそのままオフセット補正データ決定部5において保管用ラインメモリ52に書き込んでいるが、更新前の保管用ラインメモリ52の保管データD52とオフセット補正候補データD4を重み付け平均し、その結果を保管用ラインメモリ52に書き込むこととしても良い。
この場合には、図12に示すように、オフセット補正候補データD4を受けると共に、保管用ラインメモリ52から読み出されたデータD52をライト/リード制御部51を介して受ける重み付け平均化部53を設け、該重み付け平均化部53で下記の式で表される重み付け平均D53を求める。
D53=(1−α)・D52+α・D4
但し、αは0以上1以下の値である。
上記の式の処理は、αを指数平滑化係数とする指数平滑化と呼ばれるものである。
求められた重み付け平均値D53はライト/リード制御部51を介して保管用ラインメモリ52に書き込まれて新たな保管データD52として保管され、或いは補正データD5として出力される。
このようにすれば、最近の4ライン(参照ライン数分)のデータの平均値ではなく、それ以前のデータの値をも考慮に入れた平均値をオフセット補正データD5とすることができる。
なお、この場合、オフセット補正データ決定部5以外の構成は実施の形態1と同じとすることができる。
以上検出対象物が紙幣である場合について説明したが、本発明は、検出対象物が紙幣以外の紙葉類である場合にも適用できる。本発明はまた、例えば複数の受光素子を有するイメージセンサ装置にも適用可能である。
また、上記の例では、搬送ベルト14により、紙幣13を移動させているが、代わりに、ラインセンサ12を移動させても良い。要するに、検出対象物とラインセンサ12との間に相対的移動を生じさせられれば良く、そのための手段を設ければ良い。
1 イメージパターン検出部、 2 検出イネーブル作成部、 3 A/D変換部、 4 オフセット補正候補データ作成部、 5 オフセット補正データ決定部、 6 オフセット補正部、 7 信号調整部、 8 タイミング制御部、 9 システム制御部、 41 演算処理部、 42 演算用ラインメモリ、 51 ライト/リード制御部、 52 保管用ラインメモリ、 53 重み付け平均化部。

Claims (3)

  1. 複数の検出素子が直線に沿って配置されたラインセンサによりイメージパターンを検出し、検出結果を表す検出値データを出力する検出値データ生成部と、
    前記イメージパターンの検出が行われる期間であるか否かを示す検出イネーブル信号を出力する検出イネーブル作成部と、
    前記検出値データに基づいてオフセット補正候補データを作成する補正候補データ作成部と、
    前記オフセット補正候補データからオフセット補正データを決定する補正データ決定部と、
    前記検出値データに対して、前記オフセット補正データによるオフセット補正処理を行って補正値データを出力するオフセット補正部とを備え、
    前記補正候補データ作成部は、前記検出イネーブル信号が前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときに、前記オフセット補正候補データの作成を行い、
    前記補正データ決定部は、保管用ラインメモリを備え、
    前記補正候補データ作成部で作成された前記オフセット補正候補データを前記保管用ラインメモリに保管データとして格納し、
    前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記補正候補データ作成部から出力された前記オフセット補正候補データを新たな前記保管データとして前記保管用ラインメモリに格納することで、前記保管用ラインメモリに保管されている前記保管データを更新し、
    前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間であることを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記更新を行わず、前記保管用ラインメモリに格納されている前記保管データを前記オフセット補正データとして出力する
    ことを特徴とする情報読取装置。
  2. 複数の検出素子が直線に沿って配置されたラインセンサによりイメージパターンを検出し、検出結果を表す検出値データを出力する検出値データ生成部と、
    前記イメージパターンの検出が行われる期間であるか否かを示す検出イネーブル信号を出力する検出イネーブル作成部と、
    前記検出値データに基づいてオフセット補正候補データを作成する補正候補データ作成部と、
    前記オフセット補正候補データからオフセット補正データを決定する補正データ決定部と、
    前記検出値データに対して、前記オフセット補正データによるオフセット補正処理を行って補正値データを出力するオフセット補正部とを備え、
    前記補正候補データ作成部は、前記検出イネーブル信号が前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときに、前記オフセット補正候補データの作成を行い、
    前記補正データ決定部は、保管用ラインメモリを備え、
    前記補正候補データ作成部で作成された前記オフセット補正候補データを前記保管用ラインメモリに保管データとして格納し、
    前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間ではないことを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記補正候補データ作成部から出力された前記オフセット補正候補データと前記保管用ラインメモリに格納されている前記保管データとを重み付け平均することで得られる値を新たな前記保管データとして前記保管用ラインメモリに格納することで、前記保管用ラインメモリに保管されている前記保管データを更新し、
    前記検出イネーブル信号が、前記イメージパターンの検出が行われる期間であることを示しているときは、前記補正データ決定部は、前記更新を行わず、前記保管用ラインメモリに格納されている前記保管データを前記オフセット補正データとして出力する
    ことを特徴とする情報読取装置。
  3. 前記ラインセンサの、前記直線に直交する方向に検出対象物と前記ラインセンサとの相対的移動を生じさせる手段をさらに有し、
    前記検出対象物が前記ラインセンサで読み取られる位置にあるときに、前記検出イネーブル信号が前記イメージパターンの検出が行われる期間であることを示す
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報読取装置。
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