JP5919849B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラープリンタなどの画像形成装置に装備される現像装置に関する。
従来より、現像装置が着脱自在に装着される電子写真方式のプリンタが知られている。現像装置は、筐体と、その筐体に支持され、トナーを担持する現像ローラと、現像ローラの表面に積層されるトナーの層厚を規制する層厚規制部材とを備えている。
このような現像装置としては、例えば、層厚規制部材が、略平板形状の薄板バネと、薄板バネの遊端部に設けられ、ゴム部材などからなるチップと、薄板バネの長手方向両端部に設けられ、チップと長手方向に隣接配置されるシール材とを備える現像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、そのような現像カートリッジでは、層厚規制部材のチップが、現像ローラに接触されることにより、現像ローラの表面に積層されるトナーの層厚を規制しつつ、シール材が、薄板バネの長手方向端部と現像ローラの軸線方向端部との間に配置されることにより、薄板バネの長手方向端部と現像ローラの軸線方向端部との間からのトナーの漏れを抑制する。
特開平4−208961号公報
近年、現像装置の製造コストの低減の観点から、部品点数の低減がますます望まれており、薄板バネの遊端部にチップを設けず、薄板バネの遊端部が、直接、現像ローラに接触して、現像ローラの表面に積層されるトナーの層厚を規制する層厚規制部材が提案されている。
しかし、そのような層厚規制部材を備える現像装置において、薄板バネの長手方向両端部に特許文献1に記載のシール材を設けると、シール部材の厚みに起因して、薄板バネの遊端部と現像ローラとの境界に隙間が生じる場合がある。
そのような場合には、現像ローラの表面に積層されるトナーの層厚を適切に規制できず、さらには、薄板バネの遊端部と現像ローラとの間の隙間からトナーが漏れ出すという不具合を生じる。
そこで、本発明の目的は、部品点数の低減を図ることができながら、現像剤担持体の表面に積層される現像剤の層厚を確実に規制できるとともに、筐体からの現像剤の漏れを抑制することができる現像装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明の現像装置は、内部に現像剤を収容する筐体と、筐体において軸線について回転可能に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体と、筐体に設けられ、現像剤担持体の表面に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材と、現像剤担持体の軸線方向の端部と接触するシール部材と、を備える現像装置であって、層厚規制部材は、軸線方向と直交する直交方向の一端部が現像剤担持体と接触し、直交方向の他端部が筐体に支持される第1板状部材と、第1板状部材を支持し、筐体に固定される第2板状部材と、を有し、シール部材は、第1板状部材の軸線方向の端部と接触し、第2板状部材は、シール部材を保持している。
このような構成によれば、シール部材が第1板状部材の軸線方向端部と接触された状態で、シール部材と第1板状部材とが、第2板状部材に保持されている。
そのため、層厚規制部材の一端部を現像剤担持体に接触させても、第1板状部材と現像剤担持体との間に、シール部材の厚みに起因する隙間が生じることを抑制できる。
その結果、現像剤担持体の表面に積層される現像剤の層厚を確実に規制できるとともに、第1板状部材と現像剤担持体との間の隙間から現像剤が漏れ出すことを抑制できる。
従って、本発明の現像装置は、層厚規制部材の部品点数の低減を図ることができながら、現像剤担持体の表面に積層される現像剤の層厚を確実に規制できるとともに、筐体からの現像剤の漏れを抑制することができる。
(2)また、第2板状部材は、シール部材を保持する第1保持面を有する第1保持部と、第1板状部材を保持する第2保持面を有する第2保持部とを有していてもよい。この場合、第1保持面は、第2保持面に対して、第1板状部材の反対側に設けられている。
このような構成によれば、第1保持面が、第2保持面に対して、第2保持面に保持される第1板状部材の反対側に設けられているので、簡易な構成でありながら、シール部材を保持するためのスペースを確保することができる。
そのため、第1板状部材と現像剤担持体との境界に、シール部材の厚みに起因する隙間が生じることを確実に抑制できる。
(3)また、第1保持部と第2保持部とは、段差を形成してもよい。
このような構成によれば、第1保持面を第2保持面に対して簡易かつ確実に、第1板状部材の反対側に配置することができる。
(4)また、第1保持部と第2保持部とは、金属板から一体的に形成されていてもよい。この場合、段差は、曲げ加工により形成されている。
このような構成によれば、第1保持部と第2保持部とが金属板から曲げ加工により形成されているので、第1保持部と第2保持部とが、それぞれ別部材から形成される場合と比較して、部品点数を低減することができる。
(5)また、第1保持部と第2保持部とは、別体として形成されていてもよい。この場合、段差は、第2保持部が第1保持面に固定されることにより形成されている。
このような構成によれば、第2保持部を第1保持面に固定することにより、段差が、第2保持部の厚みによって形成されるので、段差を形成するために加工する必要がなく、第2板状部材の製造作業の効率化を図ることができる。
(6)また、第1保持部と第2保持部とは、いずれか一方が、樹脂から形成され、他方が、金属から形成されていてもよい。
このような構成によれば、第1保持部と第2保持部とのいずれか一方が、金属から形成されるので、第2板状部材の剛性を保つことができ、他方が樹脂から形成されるので、材料コストの低減を図ることができる。
つまり、第2板状部材の剛性を保つことができながら、材料コストの低減を図ることができる。
(7)また、第1板状部材の軸線方向端面は、シール部材の軸線方向内側端面と当接していてもよい。
このような構成によれば、第1板状部材の軸線方向端面とシール部材の軸線方向内側端面とが当接しているので、第1板状部材が現像剤担持体と接触したときに、シール部材が現像剤担持体の軸線方向端部と確実に接触する。
そのため、シール部材と現像剤担持体の軸線方向端部との間からの現像剤の漏れを確実に抑制できる。
(8)また、シール部材の軸線方向内側端部は、第2板状部材と、第1板状部材の軸線方向端部との間に挟まれるように配置されていてもよい。
このような構成によれば、シール部材の軸線方向内側端部が、第2板状部材と第1板状部材の軸線方向端部との間に挟まれるように配置されているので、シール部材が変形され、シール部材の軸線方向外側端部が、第1板状部材に対して、第2板状部材の反対側に膨出される。
そのため、シール部材の軸線方向外側端部、すなわち、シール部材の膨出部分が現像剤担持体の軸線方向端部に圧接される。
その結果、シール部材と現像剤担持体の軸線方向端部との間からの現像剤の漏れを確実に抑制できる。
(9)また、第1板状部材は、現像剤担持体と第1板状部材との接触部分において、現像剤担持体の回転方向と、第1板状部材の直交方向の他端部から直交方向の一端部に向かう方向とが、同一方向となるように配置されている。
このような構成によれば、第1板状部材が、現像剤担持体と第1板状部材との接触部分において、現像剤担持体の回転方向と、第1板状部材の直交方向の他端部から直交方向の一端部に向かう方向とが、同一方向となるように配置されているので、現像装置の小型化を図ることができる。
一方、このように第1板状部材が現像装置に配置されると、現像剤担持体と第1板状部材との接触部分に対して、現像剤担持体の回転方向上流側に、規制により剥離した現像剤が滞留するため、第1板状部材と現像剤担持体との間の隙間から現像剤が漏れる場合がある。
しかし、この現像装置では、第1板状部材と現像剤担持体との境界に隙間が生じることを抑制できるので、小型化を図ることができながら、筐体からの現像剤の漏れを抑制することができる。
本発明の現像装置は、部品点数の低減を図ることができながら、現像剤担持体の表面に積層される現像剤の層厚を確実に規制できるとともに、現像装置からの現像剤の漏れを抑制することができる。
プリンタの一実施形態を示す側断面図である。 本発明の現像カートリッジの第1実施形態の平面図である。 図2に示す現像カートリッジの分解斜視図である。 図2に示す層厚規制ブレードの底面図である。 (a)は、図2に示す現像カートリッジのA−A断面図、(b)は、図2に示す現像カートリッジのB−B断面図である。 図5(a)に示すブレード部材およびサイドエッジシールと、現像ローラとの接触を説明するための説明図であって、(a)は、ブレード部材およびサイドエッジシールが現像ローラと接触する前の状態を示し、(b)は、ブレード部材およびサイドエッジシールが現像ローラと接触した後の状態を示す。 本発明の現像カートリッジの第2実施形態におけるブレード部材およびサイドエッジシールと、現像ローラとの接触を説明するための説明図であって、(a)は、ブレード部材およびサイドエッジシールが現像ローラと接触する前の状態を示し、(b)は、ブレード部材およびサイドエッジシールが現像ローラと接触した後の状態を示す。 本発明の現像カートリッジの第3実施形態におけるブレードホルダーの側面図である。
1.プリンタ
図1に示すように、プリンタ1は、ダイレクトタンデムタイプのカラープリンタである。
なお、プリンタ1および現像カートリッジ23(後述)に関し、方向について言及する場合には、それぞれ水平方向に載置したときの方向を基準とし、具体的には、各図に示した矢印方向を基準とする。
すなわち、プリンタ1に関する上下前後方向と、現像カートリッジ23(後述)に関する上下前後方向とは相異なり、現像カートリッジ23は、その前側がプリンタ1の前上側、その後側がプリンタ1の後下側となるように、プリンタ1に装着されている。
プリンタ1は、本体ケーシング2を備え、その本体ケーシング2内には、複数(4つ)の感光ドラム3が、前後方向に沿って並列配置されている。複数(4つ)の感光ドラム3は、トナー像(後述)の各色(ブラック、イエロー、マゼンタまたはシアン)のそれぞれに対応して設けられている。
感光ドラム3には、スコロトロン型帯電器4、LEDユニット5および現像剤担持体の一例としての現像ローラ6が対向配置されている。
感光ドラム3は、その表面がスコロトロン型帯電器4によって一様に帯電された後、LEDユニット5によって露光される。これにより、感光ドラム3の表面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。静電潜像は、現像ローラ6に担持される現像剤の一例としてのトナーによって可視像化され、感光ドラム3の表面上にトナー像が形成される。
用紙Pは、本体ケーシング2内の給紙カセット7に収容されている。給紙カセット7に収容されている用紙Pは、各種ローラにより、搬送ベルト8に給紙される。
搬送ベルト8は、複数(4つ)の感光ドラム3と、それらに対向する転写ローラ9との間に配置されている。感光ドラム3の表面上のトナー像は、転写ローラ9に印加された転写バイアスによって、搬送ベルト8に搬送された用紙P上に転写され、順次重ね合わされる。
各色(4色)のトナー像が転写された用紙Pは、定着部10に搬送される。用紙P上に転写されたトナー像は、定着部10で熱定着される。その後、用紙Pは、各種ローラにより、排紙トレイ11に排紙される。
2.プロセスカートリッジ
プリンタ1は、各色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のそれぞれに対応して、複数(4つ)のプロセスカートリッジ21を備えている。
プロセスカートリッジ21は、本体ケーシング2内に着脱自在に装着されており、前後方向に沿って、並列配置されている。
すなわち、本体ケーシング2の上壁には、トップカバー12が開閉自在に設けられており、トップカバー12の開放により、プロセスカートリッジ21を、本体ケーシング2内に着脱させることができる。
プロセスカートリッジ21は、本体ケーシング2に着脱自在に装着されるドラムカートリッジ22と、ドラムカートリッジ22に着脱自在に装着される現像装置の一例としての現像カートリッジ23とを備えている。
(1)ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ22は、ドラムフレーム24を備えている。ドラムフレーム24は、ドラム支持部25と、現像カートリッジ収容部26とを備えている。
ドラム支持部25は、ドラムフレーム24の後下側に設けられ、感光ドラム3と、スコロトロン型帯電器4と、ドラムクリーニングローラ15とを支持している。
感光ドラム3は、左右方向に長手の略円筒形状に形成されている。そして、感光ドラム3は、ドラム支持部25内の下端において、下側から露出されるように回転可能に支持されている。スコロトロン型帯電器4は、感光ドラム3の後上側に、間隔を隔てて対向配置されている。ドラムクリーニングローラ15は、感光ドラム3の後側において、感光ドラム3と対向して接触するように配置されている。
現像カートリッジ収容部26は、ドラム支持部25の前上側に配置され、現像カートリッジ23が着脱自在に装着されるように、後方および上方に開放されて形成されている。
(2)現像カートリッジ
現像カートリッジ23は、図2および図3に示すように、筐体の一例としての現像フレーム30を備えている。
現像フレーム30は、左右方向に延びる略ボックス形状に形成されており、下フレーム31と、下フレーム31に組み合わされる上フレーム32とを備えている(図5(a)参照)。
(2−1)下フレーム
下フレーム31は、図3に示すように、左右方向に間隔を隔てて対向配置される1対の側壁35と、それらの下端部を連結する底壁36と、側壁35および底壁36の前端部を連結する前壁37(図5(a)参照)とを一体的に備えている。
側壁35は、略平板形状に形成されており、その左右方向内側面には、第1固定部40が形成されている。
第1固定部40は、側壁35の上端から連続して、左右方向内方に延びる略平板形状に形成されている。また、第1固定部40には、第1ねじ穴41と、位置決め突部42とが形成されている。
第1ねじ穴41は、第1固定部40の前後方向中央部分において、上下方向に貫通形成されている。
位置決め突部42は、第1ねじ穴41の前側に設けられ、第1固定部40から上方に向かって突出する略円柱形状に形成されている。位置決め突部42の先端部は、上方に向かって盛り上がる断面略円弧形状に形成されている。
底壁36は、図5(a)に示すように、その前側部分が側断面略W字状に形成され、その後側部分が上側に向かって開放される側断面略半円弧形状に形成されている。
底壁36には、区画壁45と、ロアスポンジ保持部50と、複数(2つ)の第2固定部46(図3参照)と、複数(2つ)の隔壁47(図3参照)とが一体的に設けられている。
区画壁45は、底壁36における前側部分と後側部分との連続部分に設けられ、上方に向かって突出する側断面略三角形状に形成され、左右方向に延びるように形成されている(図3参照)。
ロアスポンジ保持部50は、底壁36の後端部から後方に向かって突出する側断面略T字状に形成されている。
第2固定部46は、底壁36から上方に向かって立設される略円筒形状に形成され、図3に示すように、区画壁45の前側に隣接し、左右方向に互いに間隔を隔てて2つ配置されている。また、第2固定部46の上端面には、第2ねじ穴49が形成されている。
隔壁47は、図5(a)に示すように、区画壁45よりも後側の底壁36の上面から上方へ向かって突出する略平板形状に形成され、図3に示すように、両側壁35から左右方向内側にそれぞれ間隔を隔てて配置されている。
そして、下フレーム31における、隔壁47と対応する側壁35との間の部分が、サイドシール収容部48として区画されている。サイドシール収容部48は、図5(b)に示すように、後上方に向かって開放される側断面略C字状に形成されている。
前壁37は、図5(a)に示すように、底壁36の前端部から連続して上方へ向かって延びるように形成されている。
また、前壁37の上端部には、被当接部51が形成されている。被当接部51は、前壁37の上端から連続して、前方に延びる略平板形状に形成されている。
(2−2)上フレーム
上フレーム32は、前側上壁54と後側上壁55とを一体的に備えている。
前側上壁54は、膨出部56と、当接部57とを備えている。
膨出部56は、図3に示すように、前側上壁54の中央部分において、上側に膨出するように形成されている。
当接部57は、略平板形状に形成され、膨出部56を囲むように、膨出部56の左右両側および前側に設けられている。また、当接部57は、上フレーム32が下フレーム31に組み合わされたときに、被当接部51および側壁35の前側上面に対応するように形成されている。
後側上壁55は、前側上壁54の後端部から連続して後方に延びる略平板形状に形成されている。後側上壁55には、その前側部分に上フレーム貫通穴58が形成され、その後側部分にサイドアッパーシール収容部60が形成されている。
上フレーム貫通穴58は、平面視略円形状に形成され、複数(2つ)の第2固定部46と対応するように、複数(2つ)形成されている。また、上フレーム貫通穴58の穴径は、第2固定部46の外径よりも大径に形成されている。
サイドアッパーシール収容部60は、図5(a)に示すように、後側上壁55の後側部分における上端部が、側断面略L字状に切り欠かれて形成されており、図3に示すように、後側上壁55の後側部分の左右方向全域にわたって形成されている。
サイドアッパーシール収容部60には、図5(a)に示すように、サイドアッパーシール59が収容されている。
サイドアッパーシール59は、ウレタンスポンジ部材などの弾性発泡体から形成され、図3に示すように、後方に向かって開放される平面視略コ字状に形成されている。
サイドアッパーシール59は、アッパー部61と、サイド部62とを備えている。
アッパー部61は、左右方向に長手の平面視略矩形状に形成され、その前後左右方向長さが、サイドアッパーシール収容部60の前後左右方向長さと略同じ長さに形成されている。
サイド部62は、アッパー部61の左右方向両端部から前方に向かって突出する平面略矩形状に形成されている。
また、アッパー部61とサイド部62との連続部分には、平面視略矩形状に切り欠かれるシール切欠部63が形成されている。
シール切欠部63は、上フレーム32が下フレーム31に組み付けられたときに、第1固定部40の第1ねじ穴41および位置決め突部42を、上側から露出させるように形成されている。
そして、サイドアッパーシール59は、アッパー部61の下面が、サイドアッパーシール収容部60の上面に接着されることにより、サイドアッパーシール収容部60に固定されている。
(2−3)現像フレーム
そして、図5(a)に示すように、上フレーム32の当接部57と、下フレーム31の被当接部51および側壁35の前側上面とが一致するように、上フレーム32と下フレーム31とが組み合わされると、現像フレーム30が形成される。
なお、現像フレーム30において、下フレーム31の複数(2つ)の第2固定部46は、図3に示すように、対応する上フレーム貫通穴58に挿通されており、第2ねじ穴49が上側から露出している。
現像フレーム30は、図5(a)に示すように、区画壁45よりも前側空間が、トナー収容室38として区画され、区画壁45よりも後側空間が、現像室39として区画される。
トナー収容室38には、各色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)に対応するトナーが収容されている。
現像室39には、後方に向かって開放される開口部69が形成されている。具体的には、開口部69は、両側壁35の後端部、ロアスポンジ保持部50の後端部、および、後側上壁55の後端部により区画されている。
また、現像室39には、現像ローラ6と、ロアスポンジ70と、サイドシール71(図3参照)と、層厚規制部材の一例としての層厚規制ブレード76と、シール部材の一例としてのサイドエッジシール78とが設けられている。
現像ローラ6は、開口部69から後側および上側が露出するように、現像室39の後端部に配置されている。
現像ローラ6は、図3に示すように、現像ローラ軸67と、ゴムローラ68とを備えている。
現像ローラ軸67は、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。
ゴムローラ68は、現像ローラ軸67の左右両端部が露出するように、現像ローラ軸67を被覆して設けられている。
現像ローラ6は、現像ローラ軸67の左右両端部が、両側壁35のそれぞれに回転自在に支持されることにより、現像フレーム30に回転可能に設けられている。
そして、現像ローラ6は、現像時には、本体ケーシング2に設けられるモータなどの駆動源(図示せず)からの駆動力が伝達される。また、現像ローラ6には、現像時において、電源(図示せず)から現像バイアスが印加される。駆動源(図示せず)からの駆動力が伝達されると、現像ローラ6は、図5(a)に示すように、軸線Zを回転中心として、矢印で示す回転方向X(右側面視時計方向)に回転駆動される。これにより、ゴムローラ68の表面には、トナー収容室38から供給されるトナーが担持される。
ロアスポンジ70は、図3に示すように、左右方向に長手の側面視略矩形状に形成されている(図5(a)参照)。ロアスポンジ70は、図5(a)に示すように、現像ローラ6の下側と対向接触するように、ロアスポンジ保持部50の上面に保持されている。
サイドシール71は、図5(b)に示すように、後方に向かって開放される側面視略C字状に形成されている。
また、サイドシール71は、第1基材72と、第1起毛部材73とを備えている。
第1基材72は、ウレタンスポンジ部材などの弾性発泡体から形成され、後方に向かって開放される側面視略C字状に形成されている。
第1起毛部材73は、カシミヤ系の繊維部材などの織物から形成され、後方に向かって開放される側面視略C字状に形成されている。
そして、第1起毛部材73は、第1起毛部材73の上端部と第1基材72の上端部とが面一になるように、第1基材72の後面に接着されている。
このようなサイドシール71は、ゴムローラ68の両端部の周面に接触するように、サイドシール収容部48に収容されている(図3参照)。
(2−4)層厚規制ブレード
層厚規制ブレード76は、図5(a)に示すように、ゴムローラ68の表面に積層されるトナーの層厚を規制するために設けられ、後側上壁55の上面に支持されている。また、層厚規制ブレード76は、図3および図4に示すように、第2板状部材の一例としてのホルダー79と、第1板状部材の一例としてのブレード部材77とを備えている。
(2−4−1)ホルダー
ホルダー79は、図5(a)に示すように、金属板から曲げ加工により側面視略クランク形状に形成されており、第1保持部の一例としてのシールホルダー90と、第2保持部の一例としてのブレードホルダー91とを備えている。
ブレードホルダー91は、ホルダー79の前側部分であって、図3に示すように、左右方向に長手の平面視略矩形状の略平板形状に形成されている。ブレードホルダー91の下面は、図4に示すように、第2保持面の一例としてのブレード保持面94として形成されている。
また、ブレードホルダー91には、図3に示すように、第1ホルダー貫通穴95と、位置決め貫通穴97と、第2ホルダー貫通穴96とが形成されている。
第1ホルダー貫通穴95は、平面視略円形状に形成され、複数(2つ)の第1ねじ穴41のそれぞれと対応するように、ブレードホルダー91の左右両端部において貫通形成されている。
位置決め貫通穴97は、平面視略円形状に形成され、複数(2つ)の位置決め突部42のそれぞれと対応するように、第1ホルダー貫通穴95の前側において貫通形成されている。つまり、ホルダー79の左右両端部には、第1ホルダー貫通穴95と位置決め貫通穴97とが前後方向に直列配置されている。
第2ホルダー貫通穴96は、平面視略円形状に形成され、複数(2つ)の第2ねじ穴49のそれぞれと対応するように、ブレードホルダー91の左右方向中央部分において、左右方向に互いに間隔を隔てて2つ貫通形成されている。
シールホルダー90は、左右方向に長手の平面視略矩形状の略平板形状に形成されている。シールホルダー90の下面は、図4に示すように、第1保持面の一例としてのシール保持面93として形成されている。
そして、ブレードホルダー91とシールホルダー90とは、図5(a)に示すように、ブレードホルダー91の上面における後端部と、シールホルダー90の下面(シール保持面93)における前端部とが連結されている。
これによって、ブレードホルダー91の後面とシールホルダー90の下面(シール保持面93)とは、ブレードホルダー91の後端部とシールホルダー90の前端部において、段差の一例としての段差部92を形成している。
(2−4−2)ブレード部材
ブレード部材77は、図5(a)に示すように、弾性を有する薄い金属板などから形成され、左右方向に延びる略平板形状に形成されている。ブレード部材77は、その前側部分が、ブレード保持面94に保持される被保持部80として形成され、その後側部分が、弾性部82として形成されている。
被保持部80は、図3に示すように、左右方向に長手の平面視略矩形状の略平板形状に形成されている。
弾性部82は、左右方向に長手の平面視略矩形状の略平板形状に形成され、図5(a)に示すように、被保持部80の後端部から後方に向かうに従って上方に傾斜するように連結されている。
また、弾性部82の後端部は、曲げ加工により上方に向かって湾曲され、側面視略円弧形状の接触部84として形成されている。
また、ブレード部材77には、図3に示すように、ブレード貫通穴81と、ブレード切欠部85とが形成されている。
ブレード貫通穴81は、平面視略円形状に形成され、複数(2つ)の第1ねじ穴41のそれぞれと対応するように、被保持部80の左右両端部において貫通形成されている。
ブレード切欠部85は、ブレード部材77の左右両端部に形成されており、弾性部82の左右両端部および被保持部80のブレード貫通穴81の後側部分が、平面視略矩形状に切り欠かれて形成されている(図4参照)。
そして、ブレード部材77は、図4に示すように、ブレード貫通穴81と第1ホルダー貫通穴95(図3参照)とが上下方向に連通するように、被保持部80がブレード保持面94に接着されることにより、ブレードホルダー91に保持されている。
これによって、図5(a)に示すように、層厚規制ブレード76において、シール保持面93は、ブレード保持面94に対して、ブレード部材77の反対側に位置するように設けられる。
(2−5)サイドエッジシール
サイドエッジシール78は、図3に示すように、平面視略矩形状に形成され、第2基材87と、第2起毛部材88とを備えている。
第2基材87は、ウレタンスポンジ部材などの弾性発泡体から形成され、平面視略矩形状に形成されている。
第2起毛部材88は、テフロン(登録商標)繊維などの織物から形成され、第2基材87と前後左右方向長さが略同じ長さに形成されている。そして、第2起毛部材88は、第2基材87の下面に接着される。
そして、サイドエッジシール78は、図6(a)に示すように、第2基材87の上面がシール保持面93に接着されることにより、ブレード部材77の弾性部82の左右両端面と、第2起毛部材88の左右方向内側端面とが当接するように、シールホルダー90に保持されている。また、第2起毛部材88の下端部は、ブレード部材77の弾性部82よりも下方に突出している。
(2−6)現像フレームと層厚規制ブレードとの組み付け
そして、層厚規制ブレード76は、現像フレーム30に組み付けられる。なお、サイドシール71および現像ローラ6は、上記したように、現像フレーム30に組み付けられている。
層厚規制ブレード76を現像フレーム30に組み付けるには、図3に示すように、層厚規制ブレード76を現像フレーム30の後側上壁55に対して上方から重ね合わせる。このとき、ブレードホルダー91の位置決め貫通穴97に、第1固定部40の位置決め突部42が挿通されるとともに、第1固定部40の第1ねじ穴41が、第1ホルダー貫通穴95から露出され、第2固定部46の第2ねじ穴49が、第2ホルダー貫通穴96から露出される。
次いで、第1ホルダー貫通穴95および第2ホルダー貫通穴96を介して、4つのねじ部材99を、それぞれ第1ねじ穴41および第2ねじ穴49に螺合させる。
これにより、図2に示すように、ホルダー79が現像フレーム30に固定され、層厚規制ブレード76の現像フレーム30に対する組み付けが完了する。
このとき、図6(b)に示すように、サイドエッジシール78および層厚規制ブレード76の接触部84は、現像ローラ6のゴムローラ68に対して上側から接触されている。
詳しくは、サイドエッジシール78の第2起毛部材88が、ゴムローラ68の周面における左右両端部に接触されるとともに、接触部84の下面がゴムローラ68の周面における左右方向中央部分に接触されている。つまり、第2起毛部材88の下面と接触部84の下面とが上下方向において、面一となるように配置されている。
このとき、層厚規制ブレード76が現像フレーム30に組み付ける前の状態において、第2起毛部材88の下端部が、ブレード部材77の弾性部82よりも下方に突出しているので、その突出量に対応して、第2基材87が弾性変形されている。
そのため、第2基材87の弾性力により、第2起毛部材88がゴムローラ68の周面における左右方向端部に圧接される。
また、サイドアッパーシール59のアッパー部61は、図5(a)に示すように、ブレード部材77の前側部分における下面と、サイドアッパーシール収容部60の上面との間に、挟まれるように配置されている。
また、サイドシール71は、図5(b)に示すように、ゴムローラ68の周面における左右方向端部(図3参照)と、サイドシール収容部48の後面との間に挟まれるように配置されている。サイドシール71の上端部は、第2起毛部材88の前側部分下面と接触され、サイドシール71の上端部における回転方向Xの下流側端部は、第2起毛部材88とゴムローラ68との間に挟まれるように配置されている。
また、ブレード部材77は、図5(a)に示すように、ゴムローラ68と接触部84との接触部分において、現像ローラ6の回転方向Xと、ブレード部材77の前端部から後端部に向かう方向Y(前後方向)とが、同一方向となるように配置されている。
3.作用効果
(1)現像カートリッジ23では、サイドエッジシール78がブレード部材77の左右方向端部と接触された状態で、サイドエッジシール78とブレード部材77とが、ホルダー79に保持されている。
そのため、接触部84とゴムローラ68との間に、サイドエッジシール78の厚みに起因する隙間が生じることを抑制できる。
その結果、現像ローラ6の表面に積層されるトナーの層厚を確実に規制できるとともに、ブレード部材77とゴムローラ68との間の隙間からトナーが漏れ出すことを抑制できる。
従って、現像カートリッジ23は、層厚規制ブレード76の部品点数の低減を図ることができながら、ゴムローラ68の表面に積層されるトナーの層厚を確実に規制できるとともに、現像フレーム30からのトナーの漏れを抑制することができる。
(2)また、シール保持面93が、ブレード保持面94に対して、ブレード保持面94に保持されるブレード部材77の反対側に設けられているので、簡易な構成でありながら、サイドエッジシール78を保持するためのスペースを確保することができる。
そのため、接触部84とゴムローラ68との境界に、サイドエッジシール78の厚みに起因する隙間が生じることを確実に抑制できる。
(3)また、シールホルダー90とブレードホルダー91とが、段差部92を形成しているので、シール保持面93をブレード保持面94に対して簡易かつ確実に、ブレード部材77の反対側に配置することができる。
(4)また、シールホルダー90とブレードホルダー91とが金属板から曲げ加工により形成されているので、シールホルダー90とブレードホルダー91とが、それぞれ別部材から形成される場合と比較して、部品点数を低減することができる。
(5)また、図6(a)に示すように、ブレード部材77の左右方向端面とサイドエッジシール78の第2起毛部材88の左右方向内側端面とが当接しているので、接触部84が、図6(b)に示すように、ゴムローラ68と接触したときに、サイドエッジシール78の第2起毛部材88を、ゴムローラ68の左右方向端部に確実に接触させることができる。
そのため、第2起毛部材88とゴムローラ68の左右方向端部との間からのトナーの漏れを確実に抑制できる。
とりわけ、第2基材87が、弾性変形され、その弾性力により、第2起毛部材88がゴムローラ68の周面における左右両端部に圧接されているので、第2起毛部材88とゴムローラ68の左右方向端部との安定した接触を確保できる。
(6)また、ブレード部材77が、図5(a)に示すように、ゴムローラ68と接触部84との接触部分において、現像ローラ6の回転方向Xと、ブレード部材77の前端部から後端部に向かう方向Yとが、同一方向となるように配置されているので、現像カートリッジ23の小型化を図ることができる。
一方、このようにブレード部材77が現像カートリッジ23に配置されると、ゴムローラ68と接触部84との接触部分に対して、現像ローラ6の回転方向Xの上流側に、規制により剥離したトナーが滞留するため、ブレード部材77と現像ローラ6との間の隙間からトナーが漏れる場合がある。
しかし、この現像カートリッジ23では、ブレード部材77と現像ローラ6との境界に隙間が生じることを抑制できるので、小型化を図ることができながら、現像フレーム30からのトナーの漏れを抑制することができる。
4.第2実施形態
図7(a)および図7(b)を参照して、本発明の現像装置の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
上記した第1実施形態では、図6(a)に示すように、ブレード部材77の弾性部82の左右方向端面が、サイドエッジシール78の左右方向内側端面と当接している。
これに対して、第2実施形態では、図7(a)に示すように、サイドエッジシール78の左右方向内側部分が、ホルダー79のシール保持面93と、ブレード部材77の弾性部82の上面における左右方向端部との間に挟まれるように配置されている。
このような第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、サイドエッジシール78の左右方向内側部分が、ホルダー79のシール保持面93と、ブレード部材77の弾性部82の上面における左右方向端部との間に挟まれるように配置されているので、第2基材87の左右方向内側部分が弾性変形され、第2起毛部材88の左右方向外側部分が、弾性部82より下方に突出(膨出)している。
そして、層厚規制ブレード76が現像フレーム30に組み付けられると、図7(b)に示すように、サイドエッジシール78および層厚規制ブレード76の接触部84が、現像ローラ6のゴムローラ68に対して上側から接触される。
詳しくは、サイドエッジシール78の第2起毛部材88の左右方向外側部分の下面が、ゴムローラ68の周面における左右方向両端部に接触されるとともに、接触部84の下面が、ゴムローラ68の周面における左右方向中央部分に接触される。つまり、第2起毛部材88の左右方向外側部分の下面と接触部84の下面とが上下方向において、面一となるように配置される。
このとき、層厚規制ブレード76が現像フレーム30に組み付ける前の状態において、第2起毛部材88の左右方向外側部分の下端部が、ブレード部材77の弾性部82よりも下方に突出しているので、その突出量に対応して、第2基材87の左右方向外側部分が弾性変形されている。
そのため、第2基材87の弾性力により、第2起毛部材88の左右方向外側部分が、ゴムローラ68の周面における左右方向端部に圧接される。
その結果、第2起毛部材88とゴムローラ68の左右方向端部との間からのトナーの漏れを確実に抑制できる。
5.第3実施形態
図8を参照して、本発明の現像装置の第3実施形態を説明する。
上記した第1実施形態では、図5(a)に示すように、ホルダー79は、金属板から曲げ加工により形成され、シールホルダー90とブレードホルダー91とを一体的に備えている。
これに対して、第3実施形態では、図8に示すように、第2板状部材の一例としてのホルダー101は、第1保持部材の一例としてのシールホルダー102と、第2保持部材の一例としてのブレードホルダー103とを、それぞれ別体として備えている。
シールホルダー102は、例えば、金属材から形成され、前後方向に延びる略平板形状に形成されている。また、シールホルダー102の下面は、第1保持面の一例としてのシール保持面105として形成されている。
また、ブレードホルダー103は、例えば、プラスチック(樹脂)材から形成され、前後方向に延びる略平板形状に形成されており、その前後方向長さが、シールホルダー102の前後方向長さよりも短く形成されている。また、ブレードホルダー103の下面は、第2保持面の一例としてのブレード保持面106として形成されている。
そして、ブレードホルダー103は、その前端部とシールホルダー102の前端部とが上下方向に一致するように、シールホルダー102のシール保持面105に接着により固定されている。
これにより、シール保持面105の後側部分は、ブレードホルダー103から露出されている。また、ブレードホルダー103から露出されるシール保持面105と、ブレードホルダー103の後面とは、ブレードホルダー103の後端部とシールホルダー102の前端部において、段差の一例としての段差部104を形成している。
このような第3実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、ブレードホルダー103をシール保持面105に固定することにより、段差部104がブレードホルダー103の厚みによって形成されているので、段差部104を形成するために加工する必要がなく、ホルダー101の製造作業の効率化を図ることができる。
また、シールホルダー102が、例えば、金属材から形成され、ブレードホルダー103が、例えば、プラスチック(樹脂)材から形成されているので、ホルダー101の剛性を保つことができながら、材料コストの低減を図ることができる。
なお、上記した第3実施形態では、シールホルダー102が、例えば、金属材から形成され、ブレードホルダー103が、例えば、プラスチック(樹脂)材から形成されたが、これに限定されず、シールホルダー102が、例えば、プラスチック(樹脂)材から形成され、ブレードホルダー103が、例えば、金属材から形成されてもよい。
また、上記した第1実施形態〜第3実施形態は、適宜組み合わせることができる。
6 現像ローラ
23 現像カートリッジ
30 現像フレーム
76 層厚規制ブレード
77 ブレード部材
78 サイドエッジシール
79 ホルダー
90 シールホルダー
91 ブレードホルダー
92 段差部
93 シール保持面
94 ブレード保持面
101 ホルダー
102 シールホルダー
103 ブレードホルダー
104 段差部
105 シール保持面
106 ブレード保持面
X 現像ローラの回転方向
Y ブレード部材の延びる方向
Z 現像ローラの軸線

Claims (7)

  1. 内部に現像剤を収容する筐体と、
    前記筐体において軸線について回転可能に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記筐体に設けられ、前記現像剤担持体の表面に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制部材と、
    前記現像剤担持体の軸線方向の端部と接触するシール部材と、を備える現像装置であって、
    前記層厚規制部材は、
    前記軸線方向と直交する直交方向の一端部が前記現像剤担持体と接触し、前記直交方向の他端部が前記筐体に支持される第1板状部材と、
    前記第1板状部材を支持し、前記筐体に固定される第2板状部材と、
    を有し、
    前記シール部材は、前記第1板状部材の前記軸線方向の端部と接触し、
    前記第2板状部材は、前記シール部材を保持しており、
    前記第1板状部材は、前記現像剤担持体と前記第1板状部材との接触部分において、前記現像剤担持体の回転方向と、前記第1板状部材の前記直交方向の他端部から前記直交方向の一端部に向かう方向とが、同一方向となるように配置されており、
    前記第2板状部材は、
    前記直交方向に延びる第1保持面であって、前記シール部材を保持する第1保持面を有する第1保持部と、
    前記直交方向に延びる第2保持面であって、前記第1板状部材を保持する第2保持面を有する第2保持部とを有し、
    前記第1保持面は、前記直交方向において、前記第2保持面よりも前記一端部の近くに位置し、
    前記第1保持面は、前記第1保持面と直交する方向において、前記第1板状部材に対して、前記現像剤担持体の反対側に設けられ、かつ、前記第1板状部材と間隔を隔てていることを特徴とすることを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1保持部と前記第2保持部とは、段差を形成することを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1保持部と前記第2保持部とは、金属板から一体的に形成され、
    前記段差は、曲げ加工により形成されることを特徴とする、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第1保持部と前記第2保持部とは、別体として形成され、
    前記段差は、前記第2保持部が前記第1保持面に固定されることにより形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の現像装置。
  5. 前記第1保持部と前記第2保持部とは、いずれか一方が、樹脂から形成され、他方が、
    金属から形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記第1板状部材の前記軸線方向端面は、前記シール部材の前記軸線方向内側端面と当接していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像装置。
  7. 前記シール部材の前記軸線方向内側端部は、前記第2板状部材と、前記第1板状部材の前記軸線方向端部との間に挟まれるように配置されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像装置。
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