JP5919562B2 - 目元用美容器具 - Google Patents

目元用美容器具 Download PDF

Info

Publication number
JP5919562B2
JP5919562B2 JP2011273713A JP2011273713A JP5919562B2 JP 5919562 B2 JP5919562 B2 JP 5919562B2 JP 2011273713 A JP2011273713 A JP 2011273713A JP 2011273713 A JP2011273713 A JP 2011273713A JP 5919562 B2 JP5919562 B2 JP 5919562B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
housing
eyes
contact surface
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011273713A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013123533A (ja
Inventor
小栗 一也
一也 小栗
絢子 松井
絢子 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2011273713A priority Critical patent/JP5919562B2/ja
Priority to CN201210506781.2A priority patent/CN103156765B/zh
Publication of JP2013123533A publication Critical patent/JP2013123533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5919562B2 publication Critical patent/JP5919562B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

本発明は、使用者の目元の美容を図る目元用美容器具に関する。
従来、目元の美容を図る目元用美容器具の一種として、使用者の目元を布状のアイマスクで覆い、適宜な熱、振動及び圧力を付与して、目元に効果的なマッサージを施すようにしたものがある。
すなわち、アイマスクとカバーとの間にヒーター、エアバッグ、振動発生器及びエアバッグを駆動するためのポンプが配設されるとともに、取り付け用ベルトでアイマスクが顔面に当接するように取り付けられる。
そして、ヒーターの熱と、振動発生器の振動と、エアバッグの膨張伸縮による圧力とで目元に対して眼精疲労に効果的なマッサージを施すようになっている(特許文献1参照)。
実用新案登録第3115942号
特許文献1に開示されたマッサージ器では、熱、振動、圧力が布状のアイマスクを介して目元に付与される。従って、熱や振動を目元に効率よく付与することができないという問題点がある。
また、目元に対する美容効果を充分に確保するためには、熱及び振動に加えて血行を改善すること以外に、水蒸気などの霧状液体であるミストを目元に供給して目元の保湿を図ることも有用である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、目元の美容を図るという観点において、複合的な美容手法により相乗的な美容効果を効率よく発揮し得る目元用美容器具を提供することにある。
本発明に従う目元用美容器具の一形態は、眼と対向するように開口する凹部、および、眼下の肌面と接触するように前記凹部の下部に設けられる肌当接面を含むハウジングと、前記ハウジングに対して前記凹部が開口する側とは反対側に設けられ、前記ハウジングとの間に空間が形成されるように前記ハウジングに取り付けられるカバーと、前記空間に設けられるヒーターと、液体を保持可能な構造を含み、前記ヒーターにより加熱される液体保持部材と、前記空間に設けられ、前記ヒーターの熱を前記肌当接面に伝達する伝熱板とを備える。
本発明によれば、目元の美容を図るという観点において、複合的な美容手法により相乗的な美容効果を効率よく発揮し得る目元用美容器具を提供することができる。
一実施形態の目元用美容器具の使用状態を示す斜視図である。 目元用美容器具を示す平面図である。 目元用美容器具を示す正面図である。 目元用美容器具を示す背面図である。 目元用美容器具を示す分解斜視図である。 目元用美容器具の使用状態を示す断面図である。 目元用美容器具の内部構成を示す断面図である。 図7におけるA−A線断面図である。 図7におけるB−B線断面図である。 目元用美容器具を示す斜視図である。 目元用美容器具のパッドを外した状態を示す斜視図である。 目元用美容器具を示す斜視図である。 給水プレートの把持部を示す斜視図である。 ヒーターと伝熱板とヒーターカバーを示す分解斜視図である。 ヒーターと伝熱板とヒーターカバーを示す分解斜視図である。
(目元用美容器具が取り得る形態の一例)
〔1〕本発明に従う目元用美容器具の一形態は、眼と対向するように開口する凹部、および、眼下の肌面と接触するように前記凹部の下部に設けられる肌当接面を含むハウジングと、前記ハウジングに対して前記凹部が開口する側とは反対側に設けられ、前記ハウジングとの間に空間が形成されるように前記ハウジングに取り付けられるカバーと、前記空間に設けられるヒーターと、液体を保持可能な構造を含み、前記ヒーターにより加熱される液体保持部材と、前記空間に設けられ、前記ヒーターの熱を前記肌当接面に伝達する伝熱板とを備える。
〔2〕前記目元用美容器具の一例は前記空間に設けられ、前記肌当接面を振動させる振動発生器をさらに備える。
〔3〕前記目元用美容器具の一例は前記空間を区画する隔壁をさらに備え、前記伝熱板および前記ヒーターは前記隔壁と前記ハウジングとの間に設けられ、前記振動発生器は前記隔壁と前記カバーとの間に設けられ、前記隔壁に取り付けられる。
〔4〕前記目元用美容器具の一例によれば、前記隔壁は前記伝熱板を前記肌当接面の裏面に押し付ける突起を含む。
〔5〕前記目元用美容器具の一例によれば、前記突起の先端の形状は球面状である。
(実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態について図1〜図15を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」「左右方向」「上下方向」をいう場合は、目元用美容器具を目元に装着して、図1に示すように前方を向いた使用者を基準とした際の「前後方向」「左右方向」「上下方向」をいうものとする。前後方向は、使用者に近い方向を前方とする。
図1〜図6に示すように、本実施形態の目元用美容器具(以下、「器具」と略すこともある)1は、装着時に使用者の目元に当接する弾性材料からなるパッド21と、そのパッド21が取り付けられる剛性材料からなる外郭を構成するハウジング12と、カバー11を備えている。
そして、図1に示すように、ハウジング12の左右両側に取着された装着バンド20を使用者の後頭部にかけることにより、目及び目の周囲を覆うように装着可能となっている。
図4、図8及び図9に示すように、前記ハウジング12の使用者の目元側には、左右対称状の凹部15が形成され、その凹部15の上方及び左右両側を覆うように前記パッド21がハウジング12に着脱可能に取着される。そして、図1に示すように器具1を装着した状態では使用者の目元の上方及び左右両側がパッド21で覆われる。
前記凹部15は、図4及び図6に示すように、器具1の装着状態で使用者の両目部分にそれぞれ対向するとともに、使用者の鼻梁と対応する中央位置で狭まって左右対称状に形成されている。
器具1の装着時において、使用者の目の周囲にパッド21の上部及び左右両側の周縁部である当接面22が当接すると、使用者の目の周囲の肌に対して、ハウジング12の凹部15の開口縁部がパッド21により延長される。そして、凹部15の内面及びパッド21の当接面22と、使用者の目元との間に、鼻梁と対応する箇所(眼より下方)でのみ隙間を介して外部に繋がるほぼ閉空間の空間S(図6参照)が形成されるようになっている。
前記パッド21の当接面22を上方から見た平面形状は、多数の男女の額周囲の形状の平均的な形状を、女性に対応するように相似的に縮小した形状となっている。また、パッド21の材料は、顔へのフィット感、着脱の容易さ、汚れた場合にクリーニングのし易さ及び耐久性を考慮して、シリコンゴムが使用されている。そして、前記当接面22の厚さは概ね1mm以下であり、図8に示すように、当接面22の内側に形成される前記ハウジング12への取付面23より薄くなっている。
前記パッド21の取付面23には、前記ハウジング12の外縁部に設けられている取付孔14より一回り大きな外周形状で形成された突起24が複数個設けられ、その突起24を取付孔14に弾性的に嵌合すると、パッド21がハウジング12に装着される。また、突起24を取付孔14から外すことにより、パッド21をハウジング12から取り外し可能である。
前記ハウジング12の左右両端部にはフック部13がそれぞれ形成されている。そして、フック部13には必要に応じてゴムバンド等の前記装着バンド20の端部が取着される。すなわち、図1に示すように、器具1のパッド21を目元に当接させた状態で装着バンド20を後頭部に掛けることにより、器具1が目元から落ちない。従って、装着バンド20はパッド21を使用者の目元に当接した状態に固定するための固定部材として機能する。
また、使用者が仰向けになった状態で、器具1のパッド21を上方から目元に当接させれば、装着バンド20は必ずしも必要ではない。
前記カバー11の左右両側部は、前記ハウジング12のフック部13を覆うように延設され、使用時にはフック部13が露出しないようになっている。なお、図2〜図6では装着バンド20の図示を省略している。
図4に示すように、前記ハウジング12の凹部15内の奥部には、凹部15の周縁形状と相似な外縁形状の給水プレート30が着脱可能に嵌着されている。
図2に示すように、前記カバー11の上面は有色透明な合成樹脂で形成され、その平面形状はほぼ三日月状である。そして、そのカバー11の上面で操作部と表示部が構成されるとともに、左右一対のスイッチ50が形成されている。
前記スイッチ50は、その上端が前記カバー11の上面から突出しないように取着され、器具1を上下方向にひっくり返した状態で机上に置いた場合でも、スイッチ50が誤操作されないようになっている。
図5に示すように、前記カバー11内において、前記カバー11の上面の下方位置には前記ハウジング12に保持される制御基板51が配設され、その制御基板には制御回路及び器具1の動作状態により点灯するLEDが搭載されている。LEDの点灯状態は、カバー11の上面に透過する光で認識される。
前記ハウジング12の凹部15の後側にはシート状のヒーター40が設けられ、そのヒーター40と前記凹部15との間に位置するハウジング12の加熱面16に当接している。前記ヒーター40の後面にはアルミ板で形成された伝熱板41が当接している。前記伝熱板41は、ヒーター40で発生する熱を図8及び図9に示すハウジング12の肌当接面17に伝達するようになっている。肌当接面17は、前記ハウジング12の凹部15の下方において、左右方向に対称状に形成される。
また、前記伝熱板41には、図15に示すように、ヒーター40の温度を間接的に検出する温度センサー42が設けられ、その温度センサー42の検出信号は前記制御回路に出力される。そして、制御回路はヒーター40の温度があらかじめ設定された温度を超えないように、ヒーター40に供給する電流を制御するようになっている。
前記制御基板51には電池ケース52が設けられ、その電池ケース52に充電可能な電池53が保持されている。そして、前記制御回路及びヒーター40は電池53を電源として動作する。
図5及び図9に示すように、前記ハウジング12の肌当接面17の内側には振動モーター54が設けられている。前記振動モーター54の動作は前記制御回路により制御され、その出力軸に取着された偏芯分銅54aの回転により振動を発生させ、その振動が肌当接面17に伝達される。
図8に示すように、前記ハウジング12の下面後部にジャック挿入口29が設けられ、図3に示すように、ACアダプターのジャック56を差し込んで、電池53を充電可能となっている。前記ジャック挿入口29は、この器具1を水平面上に置いた状態で斜め下方に向かって露出されている。従って、この器具1の静置状態で上方から水がかかった場合、あるいは前記給水プレート30から垂れた水がハウジング12の下面まで伝い落ちた場合にも、その水がジャック挿入口29内に容易には浸入しないようになっている。
前記カバー11の下面の左右には脚部28が設けられ、この器具1を机上に置いた場合に、前記ジャック挿入口29に差し込まれたジャック56に負荷をかけないようになっている。
また、重量物である電池53がハウジング12の後部(図8において左方)に位置してハウジング12の重心が前後方向中央部より後方に位置するので、器具1が転倒した場合にはハウジング12の後方が自動的に下方となって、ハウジング12の凹部15が上方を向いた状態となる。従って、給水プレート30から垂れた水は凹部15からこぼれにくい。
次に、ミスト発生装置について説明する。図4、図5、図8及び図9に示すように、ミスト発生装置は、加熱手段として機能する前記ヒーター40と、ミスト発生手段として機能する前記給水プレート30とを備えている。
前記給水プレート30は、耐熱性、耐スチーム性を備えた合成樹脂(例えばポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート)で形成され、液体としての水を表面張力により保持可能とした多数の小さな貫通孔32が形成されている。前記貫通孔32は、前記給水プレート30の厚さ方向に貫通されている。
また、図4に示すように、器具1を顔面に装着したとき、使用者の目と対向する領域に多数の貫通孔32が位置し、両眼の間の鼻梁に対向する位置には貫通孔32が設けられていない。なお、この部分には貫通孔32を疎らに設けてもよい。
前記貫通孔32の径は、前記給水プレート30の目元に対する対向面30a側の径が前記ヒーター40で過熱される受熱面30b側の径と同等以上となっている。なお、各貫通孔32の直径は、表面張力を充分に確保するために、0.5mm〜1.5mm程度の大きさとすることが好ましい。
前記給水プレート30の後方において、前記ハウジング12の加熱面16が前記ヒーター40で加熱され、その加熱面16に当接する給水プレート30が加熱されて、各貫通孔32に保持されている水が加熱される。すると、貫通孔32に保持されている水が温ミストとなって凹部15内に放出され、使用者の目元に供給されるようになっている。従って、給水プレート30の対向面30aは、使用者の目元に向けてミストを放出するミスト放出部として機能する。このような構成により、給水プレート30を加熱面16に密着させることが好ましい。
図4、図8及び図13に示すように、前記ハウジング12の凹部15の天井面には、前記加熱面16から前記給水プレート30の板厚分隔てた位置に凸部18aが左右方向に一対設けられている。また、前記ハウジング12には、前記凸部18aの下方において、前記給水プレート30の左右方向中央部に設けられた把持部31の両側のフックを係止する凸部18bが設けられている。
そして、給水プレート30を前記凸部18a,18bに係合させると、給水プレート30が前記加熱面16に密着する状態で保持される。
このとき、給水プレート30を加熱面16側に向かって凸となるように反らせた状態で、給水プレート30を凸部18a,18bに係合させれば、貫通孔32の多い部分が加熱面16に確実に密着して、ミストの発生が促進される。
図8に示すように、前記給水プレート30の把持部31は加熱面16から離れるように前方に向かって延設されている。また、給水プレート30の左右方向中央部は上下方向に幅狭であるとともに、さらに表面積が小さくなるように穴30cが形成されている。従って、把持部31には熱が伝わりにくく、かつ把持部31に水を伝い難くしている。
なお、給水プレート30の全貫通孔32で保持される水の量は、器具1の1回の使用で必要とするミストを発生させ得る量としている。すなわち、この器具1の1回の使用後には給水プレート30に水を殆ど残さず、僅かに残る水は加熱面16の余熱だけで乾燥できるようにして、雑菌やカビの発生を抑えるようにしている。
前記ヒーター40は、左右の眼の近傍でミストを効率よく発生させるために、前記給水プレート30の左右両側部に対応する位置で発熱量が高くなるように形成されている。具体的には、シート状のヒーター40にプリントされる電熱線の単位面積当たりの発熱量が給水プレート30の左右両側部に対応する位置で高くなるように形成されている。
また、ヒーター40の左右方向中間部では、電熱線の断面積を大きくして電気抵抗を下げることにより、発熱量を抑制するようにしている。
ヒーター40の左右方向中間部の発熱量を抑制する手段として、上記の他に、ヒーター40の左右方向中間部に放熱板を設けること、ヒーター40を左右に分割してその間を抵抗値の低い通電材で接続することが考えられる。
給水プレート30の左右方向中間部の温度を抑制する手段として、ヒーター40の左右方向中間部で給水プレート30との間で加熱面16を構成するハウジング12の肉厚を厚くすること、給水プレート30左右方向中間部と加熱面16との間に隙間を設けること等が考えられる。
次に、目元に熱を付与する熱付与装置について説明する。
前記ヒーター40の後面には、前記伝熱板41がヒーター40と密着するように配設されている。また、図5及び図14に示すように、伝熱板41の後方には前記ハウジング12に取着されるヒーターカバー49が配設され、そのヒーターカバー49から伝熱板41に向かって突出する多数の突起61が形成されている。そして、突起61で伝熱板41がヒーター40に向かって押圧されて密着するようになっている。
前記突起61の先端は半球状に丸められ、伝熱板41を充分に押圧するための強度を確保しながら、伝熱板41との接触面積を小さくしてヒーターカバー49への熱伝導を小さくするようになっている。
前記伝熱板41は、ヒーター40と密着する部分の下方で、前記凹部15の下面に沿って水平方向に折り曲げられ、ハウジング12に当接することなくハウジング12の肌当接面17近傍まで延設され、さらに肌当接面17に沿って下方へ延びる5枚の分割平板43a,43bが形成されている。
前記ハウジング12の肌当接面17は、前方すなわち顔面側に向かって凸となる曲面であり、肌当接面17の裏面の形状はその曲面に対応する凹曲面である。このため、伝熱板41を肌当接面17の裏面に密着させるために、凹曲面に沿うように5枚の分割平板43a,43bが凸曲面の一部を構成するように形成されている。
前記分割平板43a,43bは、中央に位置するものから側方に向かって順次長さが短くなるように形成されている。前記分割平板43a,43bの枚数は、5枚に限定されるものではなく、3〜10枚程度としてもよい。
前記伝熱板41の分割平板43a,43bには、前記ハウジング12の肌当接面17の裏面との密着性を確保するために、熱伝導性に優れたグリスが塗布される。
前記ヒーターカバー49には、図14に示すように、前記分割平板43a,43bを肌当接面17の裏面に向かって押圧する突起62が形成されている。そして、各分割平板43a,43bが突起62に押圧されて、肌当接面17の裏面に密着するようになっている。
前記突起62の形状は、伝熱板41をヒーター40に向かって押圧する突起61と同様な構成である。
前記分割平板43a,43bのうち、ハウジング12の左右方向中央部側に位置する分割平板43bの基端部近傍には、その分割平板43bの折曲げ縁に沿う方向に長孔45が形成されている。この長孔45は、ヒーター40から各分割平板43a,43bまでの熱伝導距離を概ね揃えるために形成されている。
このような構成により、分割平板43aの温度は、その他の分割平板43bの温度と同等若しくはそれ以上となるように設定されている。
前記温度センサー42は、中央に位置する分割平板43aの後面において、上下方向中央部に取着されている。すなわち、肌当接面17は上下方向中央部より下方位置で、眼窩より下の頬部に当接するため、この頬部に対応する位置に温度センサー42を配設している。
また、肌当接面17は曲面状であるため、分割平板43aに対応する位置の肌当接面17から肌面に対し最も押圧力が作用して、温度が伝わり易い。加えて、分割平板43aが分割平板43bと同等若しくは高い温度となるため、分割平板43aの熱が肌当接面17を介して肌面に最も伝わり易い。このようなことから、分割平板43aに温度センサー42が取着されている。
さらに、眼窩の平均的な大きさを基に、ハウジング12の凹部15の上下方向の位置及び幅と、肌当接面17の上下方向の位置及び幅が設計されているので、肌当接面17の上部稜線部は殆ど肌面に接触しない。接触した場合においても、押圧力があまり作用しない部位であるため、熱伝導が少ない。
また、伝熱板41は分割平板43a,43bを除いてハウジング12と接触していないので、ヒーター40に接する部分の近傍の熱がハウジング12を介して肌面に伝達されることはない。従って、過剰な熱が肌面に伝達されないので、安全性が高い。
前記温度センサー42は、図15に示すように、分割平板43aに設けられた凸部46で上下方向に位置決めしながら、爪44を折曲げて固定されている。そして、凸部46及び爪44は、分割平板43aを加工して形成されているので、分割平板43a以外の部品を使用して温度センサー42を固定する場合に比して、熱伝導損失を低く抑えることが可能となる。
分割平板43aに温度センサー42を固定する手段は、上記の他、ヒーターカバー49から突出される突起で温度センサー42を押圧して固定すること、ヒーターカバー49と温度センサー42との間にゴムやスポンジ等の弾性体を挟み込んで固定すること等が考えられる。しかし、これらは、熱伝導損失が増大するため、必要に応じて対策を講じる必要がある。
前記伝熱板41の板厚は、ヒーター40の出力性能に応じて適切な厚さが選択されるが、この実施形態では0.3mmとしている。ヒーター40への供給電力によって0.2〜2.0mm程度の範囲で検討することが望ましい。
すなわち、伝熱板41はヒーター40の熱を肌当接面17を介して肌面に迅速に伝達する必要がある。伝熱板41の厚さが不足すると、伝熱板41の熱容量が小さくなって温度を保持し難くなる。
一方、伝熱板41の厚さかが過大となると、伝熱板41の熱容量が増大して、熱が分割平板43a,43bまで伝達され難くなるとともに、分割平板43aの温度が上限を超えたとき、ヒーター40の通電を停止しても、温度のオーバーシュートが大きいため温度が迅速に下がらず、肌面に心地よい温度を安定して供給できなくなる。従って、上記のような板厚の範囲で最適な板厚を選択することが好ましい。
次に、肌面に振動を付与する振動付与装置について説明する。
図5、図6及び図9に示すように、振動付与装置は前記振動モーター54が前記制御基板51上の制御回路から供給される制御電流により動作し、振動を発生させる。この振動モーター54は前記肌当接面17の後方において、前記ヒーターカバー49に固定されている。
具体的には、前記ヒーターカバー49は、前記伝熱板41と同様に、上下方向に断面クランク状に屈曲された形状であり、伝熱板41の後方で、伝熱板41から一定の間隔を隔てた位置に配設される。
そして、ヒーターカバー49から突出されるリブで振動モーター54が同モーターの出力軸の軸方向及び径方向に保持される。また、ヒーターカバー49のリブと対向するようにモーターカバー55からリブが突出され、モーターカバー55をヒーターカバー49との間に振動モーター54を挟んでモーターカバー55をヒーターカバー49にネジで固定すると、振動モーター54がモーターカバー55とヒーターカバー49に挟まれた状態で固定される。
このような構成により、振動モーター54がゴム等の弾性緩衝材を介することなく、モーターカバー55とヒーターカバー49間に固定されているので、振動モーター54が発生する振動は、大きく減衰することなくヒーターカバー49に伝達される。そして、ヒーターカバー49の振動が前記ハウジング12の肌当接面17に伝達される。
前記ヒーターカバー49は、上下方向の中間部である水平部に振動モーター54を保持するためのリブが形成されているので、剛性が高くなり、振動モーター54の振動が伝達され易い。
前記ヒーターカバー49は、前記伝熱板41の後方を覆って断熱するものである。前記ハウジング12には前記ヒーター40及び伝熱板41の外形に沿う位置に後方に向かってリブ63が形成される。
そして、そのリブ63の先端縁に前記ヒーターカバー49を当接させた状態でヒーターカバー49がハウジング12に固定されて、ハウジング12とヒーターカバー49とでヒーター40及び伝熱板41を収容する閉空間Cが形成される。
また、図5に示すように、前記リブ63の先端縁に複数の段差部64が形成され、前記ヒーターカバー49の周縁部には前記リブ63に嵌合する位置決め凸部65が形成されている。そして、位置決め凸部65を段差部64に係合させて前後方向、上下方向及び左右方向に位置決めしながらヒーターカバー49をハウジング12に固定すると、閉空間Cの密閉性が向上する。
前記分割平板43a,43bには熱伝導性を向上させるためにグリスを塗布している。このグリスはシリコンが含まれているものが一般的で、熱で揮発したシリコンが電気的接点部に付着して接点不良を引き起こすことがある。
しかし、この実施形態では、グリスを塗布している部分が前記閉空間C内であるため、揮発したシリコンが閉空間Cの外に位置する振動モーター54及び制御回路等に悪影響を及ぼすことはない。
前記振動モーター54の回転数は、前記制御回路上のマイコンの信号により制御される。複数の振動パターンが組み合わされたモードが複数設定され、スイッチ50を押す度にモードを切り替え操作可能となっている。
次に、ミスト発生装置、熱付与装置及び振動付与装置の制御部について説明する。
制御部は、ハウジング12とカバー11との間に収容される電池ケース52と、電池ケース52にセットされる電池53と、電池ケース52の上方に設けられた制御基板51とを主要部として備えている。
前記電池53は、充電可能とした蓄電池であり、前記ハウジング12に設けられたジャック挿入口29にジャック56を介してACアダプター(図示しない)を挿入することにより充電可能となっている。
前記制御回路は、前記電池53から供給される電力に基づいて前記ヒーター40及び振動モーター54の動作を制御する。そして、前記スイッチ50の押圧操作と、前記温度センサー42から出力される温度検出信号に基づいて、振動モーター54の回転数を制御するとともに、ヒーター40との間に介在される開閉器を開閉して、ヒーター40の発熱動作を制御している。
次に、上記のように構成された目元用美容器具の作用を説明する。
上記目元用美容器具1を使用する際には、図1に示すように、パッド21で目元を覆う状態となるように器具1を装着する。装着バンド20を使用しない場合には、図6に示すように、パッド21の当接面22を額からこめかみにかけて接触させ、ハウジング12の肌当接面17を頬に接触させた状態で、顔を仰向けにする等して、器具1が目元からずれないように保持する。
パッド21は、シリコンゴム等の弾性材料であり、当接面22の厚さは約1mm以下となっていて,ハウジング12への取付面23の厚さ(約2mm)より薄くなっているため、変形し易い。このため、使用者の顔が大きくても、器具1を顔に載せて上を向けば、器具1の自重によりパッド21の当接面22が外側へ広がって顔面に密着する。
また、大きさの異なるパッドを複数(例えばS,M,Lサイズ)用意し、使用者の顔の大きさに合わせてパッドを交換可能とすることで、密着性を確保することも可能である。
顔が極端に大きかったりあるいは小さかったりして、器具1の重量だけでは充分に密着しない場合には、装着バンド20を使用してパッド21の当接面22を顔面に密着させるようにする。
装着バンド20を取着するフック部13は、カバー11で覆われているので、器具1を誤って落下させたり、さまざまな方向で置かれたりした場合でも、フック部13に直接作用する負荷が軽減されるので、不用意な破損を防止することが可能である。
また、パッド21外縁部分やハウジング12とパッド21との嵌合部分も、カバー11によりほぼ覆われるので、さまざまな方向で置かれたりした場合でも、これらの部分に無用な負荷が作用することを防止することができる。従って、長時間放置された場合にも、パッド21の変形を防止することができる。
また、重量物である電池53がハウジング12の後部に位置してハウジング12の重心が前後方向中央部より後方に位置するので、器具1を机上に置いた場合、いずれの場合にも凹部15が上方を向いた状態となる。従って、パッド21の左右両端の薄肉部は机上面から浮いた状態となるので、パッド21の変形が防止される。
使用時に、スイッチ50が押圧されてオン状態となると、制御回路が動作して、ヒーター40への通電が開始される。するとヒーター40が発熱してハウジング12の加熱面16の温度が上昇し、その熱で給水プレート30の貫通孔32に保持されている水が加熱される。
すると、水が蒸気化して温ミストが生成され、その温ミストが給水プレート30の対向面30aから凹部15内の空間Sに放出される。このとき、水を保持している貫通孔32が給水プレート30上において目元と対向する部分に集中的に形成されているので、温ミストが使用者の目元に集中的に供給される。
また、貫通孔32の径が給水プレート30の対向面30aに向かって大きくなっていれば、貫通孔32内の熱交換面積が対向面30aに向かって広くなるため、蒸気化効率が上昇する。この結果、ヒーター40が発熱してから温ミストが発生するまでの時間を短縮することが可能となる。
貫通孔32から放出された高温の温ミストは、ほぼ閉空間の空間Sを浮遊し、かつ温度を低下させながら使用者の目元に向かって移動する。従って、高温の温ミストが目元の肌に直接的に吹き付けられることはない。
目元側に移動した温ミストは、目元の肌に付着する。すると、適温の温ミストで目元の肌に潤いが与えられるので、目元の肌の加湿及び保湿、乾燥の抑制、キメの細かさの向上と、血行促進による疲労回復が図られる。
制御回路は、適度なミストを発生させるために、ミスト温度が35℃〜45℃(望ましくは39℃〜44℃)の範囲、ミスト量が10mg〜100mg/分(望ましくは10mg〜60mg/分)の範囲となるようにヒーター40の温度を制御する。
節電及び低音やけどの回避を図るために、ヒーター40に対する通電は、通電開始から所定時間(本実施形態では一例として12分)が経過すると、制御回路制御により遮断される。
ヒーター40が発熱すると、ヒーター40の後面に密着する伝熱板41が加熱され、その熱は伝熱板41の下部の分割平板43a,43bからハウジング12の肌当接面17を介して眼の下方部分の肌に伝達される。伝熱板41はその上部及び下部でヒーター40とハウジング12の肌当接面17以外には接触せず、ハウジング12とヒーターカバー49とで囲まれる閉空間C内に配設されている。従って、無用な放熱が阻止され、ヒーター40で発熱した熱は同ヒーター40から伝熱板41を介して肌当接面17に効率よく伝達される。
ヒーター40への通電開始とともに、振動モーター54への通電が開始される。すると、振動モーター54で発生する振動がヒーターカバー49に伝達され、ヒーターカバー49の突起62から分割平板43a,43bを介してハウジング12の肌当接面17に伝達される。また、振動モーター54の振動は、ヒーターカバー49の外縁からハウジング12のリブ63を経ては肌当接面17に伝達され、このような伝達経路により、振動が肌当接面17に効率よく伝達される。
肌当接面17は、布やゴム等の軟質の材料ではなく、硬質の材料で形成されて直接肌に押し当てられるので、振動モーター54で発生する振動は大きく減衰することなく肌当接面17に伝達される。
また、凹部15の上方及び側方でパッド21が凹部15を取り囲むように顔面に当接しているので、ハウジング12の振動で肌面に対し肌当接面17がずれることもない。
このような肌当接面17の振動により、使用者の目元に対し適度なマッサージ効果が得られ、目元の血行促進に寄与する。特に、クマのできやすい眼の下側の肌に集中して振動が伝わるため、クマ解消の効果が大きい。
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)ミスト発生装置で発生する温ミストと、熱付与装置で発生する熱と、振動付与装置で発生する振動により、目元に潤いを与えるとともに適度なマッサージを施すことができる。従って、目元の血行の促進を図り、眼精疲労及び目の下のクマの解消を図ることができる。
(2)眼の下方の肌面に硬質材のハウジング12に設けた肌当接面17を当接させ、眼の側方及び上方をハウジング12に取着した軟質材のパッド21で覆って眼に対向する位置に空間Sを形成した。従って、ミスト発生装置として給水プレート30から空間S内に供給される温ミストの空間Sからの漏れを抑制して、目元の肌に対する加湿効果及び温熱効果を向上させることができる。
(3)硬質材のハウジング12に形成した肌当接面17を眼の下の肌面に直接当接させ、その肌当接面17を振動モーター54で振動させるので、眼の下の肌面に振動を効率よく伝達することができる。
(4)ヒーター40と、ヒーター40で発生される熱を肌当接面17に伝達する伝熱板41をハウジング12とヒーターカバー49とで覆われる閉空間C内に収容した。そして、ヒーターカバー49を隔壁とするように、振動モーター54を閉空間Cの外部でヒーターカバー49に取着したので、ヒーター40の熱による振動モーター54の過熱を防止することができる。従って、振動モーター54の信頼性を向上させることができる。
(5)シート状のヒーター40をほぼ伝熱板41と、肌当接面17の裏面と、給水プレート30を加熱するに加熱面16にのみ当接させたので、ヒーター40で発生する熱を肌当接面17及び給水プレート30に効率よく伝達することができる。
(6)振動モーター54および制御基板51を閉空間Cの外部に取着したので、伝熱板41と肌当接面17の裏面との間に塗布される熱伝導グリスから揮発したシリコンが振動モーター54及び制御回路等に悪影響を及ぼすことはない。
(7)ヒーターカバー49から突出される突起61で伝熱板41をヒーター40に押圧するので、ヒーター40で発生される熱を伝熱板41に効率よく伝達することができる。
(8)ヒーターカバー49から突出される突起62で伝熱板41の分割平板43a,43bを肌当接面17の裏面に押圧するので、伝熱板41から肌当接面17に熱を効率よく伝達することができる。
(9)振動モーター54からヒーターカバー49に伝達される振動を、突起62を介してハウジング12の肌当接面17に効率よく伝達することができる。
(10)突起61,62の先端を半球状としたので、突起61,62の先端と伝熱板41との接触面積を小さくして、伝熱板41からヒーターカバー49への熱伝導を抑制しながら、伝熱板41をヒーター40及び肌当接面17の裏面に押圧するための十分な押圧力を発生させることができる。
(11)パッド21を軟質で弾性を備えたシリコンゴムで形成したので、顔面に密着し易い。
(12)パッド21の当接面22部分の肉厚を薄くしたので、顔面に密着し易い。
(13)パッド21をハウジング12に対し着脱可能としたので、ハウジング12から取り外して洗浄することも容易である。
(14)装着バンド20を取着するフック部13をパッド21の外側でハウジング12に設けたので、装着バンド20でパッド21の両側を顔面に押しつけて、パッド21を顔面に密着させることができる。
(15)給水プレート30をハウジング12に対し着脱可能としたので、容易に取り外して洗浄することができる。
(16)給水プレート30の両眼の間に対向する部分は幅狭に形成され、ヒーター40はその幅狭部分に対向する位置で発熱量が抑制されている。また、給水プレート30の幅狭部分に把持部31が形成されている。従って、給水プレート30の幅狭部分の温度を抑制して、使用者の鼻梁付近に過度の熱が付与されることを防止することができるとともに、使用後に把持部31を持って給水プレート30をハウジング12から容易に取り外すことができる。
(17)給水プレート30の左右方向中央部は幅狭に形成され、その幅狭部には水を保持する貫通孔32が設けられていない。従って、使用者の鼻梁に水が漏れることはなく、眼の周囲を中心に温ミストを供給することができる。
(18)給水プレート30の幅狭部分に穴30cが形成されているとともに、把持部31はハウジング12の加熱面16から離れるように前方に向かって延設されているので、把持部31に熱が伝わり難い。従って、使用後に把持部31を持って給水プレート30を容易に取り外すことができる。
(19)給水プレート30を加熱面16側に向かって凸となるように反らせた状態で、給水プレート30をハウジング12の凸部18a,18bに係合させれば、容易な取付操作で貫通孔32の多い部分を加熱面16に確実に密着させることができる。
(20)重量物である電池53がハウジング12の後部に位置してハウジング12の重心が前後方向中央部より後方に位置するので、器具1が転倒した場合にはハウジング12の後方が自動的に下方となって、ハウジング12の凹部15が上方を向いた状態となる。従って、給水プレート30から垂れた水は凹部15からこぼれにくい。
(21)ジャック挿入口29は、器具1を水平面上に置いた状態で斜め下方に向かって露出されている。従って、器具1の静置状態で上方から水がかかった場合、あるいは給水プレート30から垂れた水がハウジング12の下面まで伝い落ちた場合にも、その水がジャック挿入口29内への浸入を防止することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・伝熱板41の材質は、この実施形態ではアルミニウムを使用しているが、熱伝導に優れた材質であれば、他の材質で形成してもよい。例えば、銅、金、銀、白金、ベリリウム、タングステン、マグネシウム、モリブデン、鉄、ニッケル、パラジウム、鉛等の熱伝導に優れた金属、アルミニウム合金、ステンレス鋼、マグネシウム合金、合金鋼、ニッケル合金、銅合金、鉄合金等の合金でもよい。
・充電可能な電池53に代えて、乾電池あるいは商用電源を直接供給するようにしてもよい。
・突起61,62の先端部は、球面状以外の形状、例えば多角錐状に形成してもよい。また、突起61,62の先端部と伝熱板41との間に断熱材を介在させてもよい。
1 :目元用美容器具
11 :カバー
12 :ハウジング
13 :フック部
14 :取付孔
15 :凹部
16 :加熱面
17 :肌当接面
18a:凸部
18b:凸部
20 :装着バンド
21 :パッド
22 :当接面
23 :取付面
24 :突起
28 :脚部
29 :ジャック挿入口
30 :給水プレート(液体保持部材)
30a:対向面
30b:受熱面
30c:穴
31 :把持部
32 :貫通孔
40 :ヒーター
41 :伝熱板
42 :温度センサー
43a:分割平板
43b:分割平板
44 :爪
45 :長孔
46 :凸部
49 :ヒーターカバー(隔壁)
50 :スイッチ
51 :制御基板
52 :電池ケース
53 :電池
54 :振動モーター(振動発生器)
54a:偏芯分銅
55 :モーターカバー
56 :ジャック
61 :突起
62 :突起
63 :リブ
64 :段差部
65 :位置決め凸部
C :閉空間
S :空間

Claims (5)

  1. 眼と対向するように開口する凹部、および、眼下の肌面と接触するように前記凹部の下部に設けられる肌当接面を含むハウジングと、
    前記ハウジングに対して前記凹部が開口する側とは反対側に設けられ、前記ハウジングとの間に空間が形成されるように前記ハウジングに取り付けられるカバーと、
    前記空間に設けられるヒーターと、
    液体を保持可能な構造を含み、前記ヒーターにより加熱される液体保持部材と、
    前記空間に設けられ、前記ヒーターの熱を前記肌当接面に伝達する伝熱板とを備える
    目元用美容器具。
  2. 前記空間に設けられ、前記肌当接面を振動させる振動発生器をさらに備える
    請求項1に記載の目元用美容器具。
  3. 前記空間を区画する隔壁をさらに備え、
    前記伝熱板および前記ヒーターは前記隔壁と前記ハウジングとの間に設けられ、
    前記振動発生器は前記隔壁と前記カバーとの間に設けられ、前記隔壁に取り付けられる
    請求項2に記載の目元用美容器具。
  4. 前記隔壁は前記伝熱板を前記肌当接面の裏面に押し付ける突起を含む
    請求項3に記載の目元用美容器具。
  5. 前記突起の先端の形状は球面状である
    請求項4に記載の目元用美容器具。
JP2011273713A 2011-12-14 2011-12-14 目元用美容器具 Active JP5919562B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011273713A JP5919562B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 目元用美容器具
CN201210506781.2A CN103156765B (zh) 2011-12-14 2012-11-30 眼部用美容器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011273713A JP5919562B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 目元用美容器具

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014146891A Division JP5696250B2 (ja) 2014-07-17 2014-07-17 目元用美容器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013123533A JP2013123533A (ja) 2013-06-24
JP5919562B2 true JP5919562B2 (ja) 2016-05-18

Family

ID=48580634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011273713A Active JP5919562B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 目元用美容器具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5919562B2 (ja)
CN (1) CN103156765B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104207878B (zh) * 2013-06-04 2021-05-25 北京万生人和科技有限公司 一种空气调节型眼罩
JP6355020B2 (ja) * 2014-05-14 2018-07-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 目元用美容装置
GB2537833A (en) * 2015-04-27 2016-11-02 Yang Cheng-Chuan Massage device
JP6594656B2 (ja) * 2015-05-13 2019-10-23 丞釧 楊 マッサージ装置
TWM530153U (zh) * 2016-05-18 2016-10-11 Cheng-Chuan Yang 眼部按摩器
CN108938395B (zh) * 2018-06-15 2021-12-24 赵鲁新 一种临床眼科清洗装置
CN209236571U (zh) * 2018-08-01 2019-08-13 石家庄道安生物科技有限公司 一种雾化眼罩
CN109330850A (zh) * 2018-10-17 2019-02-15 邓建波 近视矫正仪
CN109663183A (zh) * 2019-01-16 2019-04-23 深圳极简派健康科技有限公司 眼部美容仪
CN109512648B (zh) * 2019-01-21 2020-12-11 重庆医科大学附属第三医院(捷尔医院) 一种用于眼科手术恢复的眼周按摩式治疗器
CN116687659B (zh) * 2023-08-08 2023-10-20 泰州瞳卫士眼健康科技有限公司 一种干眼理疗仪

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN2393510Y (zh) * 1999-10-25 2000-08-30 周志胜 多功能近视眼疗仪
GB2384430B (en) * 2002-01-24 2003-12-03 John Robert Fuller Therapeutic eye and eyelid cover
CN2629674Y (zh) * 2003-05-21 2004-08-04 骏利达实业有限公司 眼部冷暖护理器
CN1231203C (zh) * 2003-07-13 2005-12-14 杨英武 一种人体面部美容桑拿装置
CN2650754Y (zh) * 2003-07-23 2004-10-27 马学军 眼部按摩器
CN201194912Y (zh) * 2008-04-11 2009-02-18 游图明 一种佩带式蒸汽保健装置
CN201263771Y (zh) * 2008-09-25 2009-07-01 蔡绪旺 多功能眼睛保健治疗仪
CN201337633Y (zh) * 2009-01-21 2009-11-04 沈峰 多功能家庭理疗仪
JP2011067328A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 目元ケア装置
CN201727719U (zh) * 2010-01-28 2011-02-02 苏萍 一种多功能眼部按摩保健器
JP5335732B2 (ja) * 2010-05-25 2013-11-06 パナソニック株式会社 目元用美容器具
JP5394985B2 (ja) * 2010-05-25 2014-01-22 パナソニック株式会社 目元用美容器具
JP5395741B2 (ja) * 2010-05-25 2014-01-22 パナソニック株式会社 目元用美容器具

Also Published As

Publication number Publication date
CN103156765A (zh) 2013-06-19
CN103156765B (zh) 2015-01-28
JP2013123533A (ja) 2013-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5919562B2 (ja) 目元用美容器具
JP5696250B2 (ja) 目元用美容器具
JP2019511349A (ja) 眼用熱湿布
WO2018000510A1 (zh) 冷热美容仪
JP5394985B2 (ja) 目元用美容器具
JP2013123534A (ja) 目元用美容器具
JP6355020B2 (ja) 目元用美容装置
JP5335732B2 (ja) 目元用美容器具
JP6504465B2 (ja) 目元用美容装置
KR20120116526A (ko) 진동과 빛의 미용효과가 융합된 신개념 휴대용 마사지기
JP5395741B2 (ja) 目元用美容器具
CN213158963U (zh) 美容仪
CN210631128U (zh) 便携式多功能洁面仪
JP2016116808A (ja) 小型電気器具
JP6440493B2 (ja) 刺激付与装置
KR20210010715A (ko) 그래핀 코팅 열전도 패드가 구비된 냉온열기
JP2016022017A (ja) 美容装置
JP2016179321A (ja) 美容装置
CN103211698A (zh) 眼部按摩器
CN215779781U (zh) 筋膜枪
CN213251056U (zh) 一种按摩仪
JP7349630B2 (ja) 美容器具
CN219207966U (zh) 头部理疗仪
JP6695694B2 (ja) 美容器具
CN219538652U (zh) 一种半导体制冷退烧仪

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141003

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160302

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5919562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151