JP2011067328A - 目元ケア装置 - Google Patents

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香織 安食
Yoshihiko Ujiie
良彦 氏家
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和康 筏井
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Abstract

【課題】ミストの発生量を要望に応じて制御できる目元ケア装置を提供する。
【解決手段】
電気エネルギーによってミストを発生させるミスト発生部2と、目近傍に前記ミスト発生部2により発生したミストを供給する供給路3と、前記ミスト発生部2により発生するミストの発生量を制御するコントローラ14と、を備えるようにした。更に、ミスト発生部2は温刺激を与える温ミスト発生部2aであり、コントローラ14は予め定められた使用時間の終了間際においてミストの発生量を多くするように制御するようにしてもよい。
【選択図】図1

Description

本願発明は、目元ケア装置に関するものである。
従来から、特開2000−5209号公報(特許文献1)に示されるように、金属粉の酸化熱等の化学エネルギーを利用した水蒸気発生部を有し、目および目の周囲を覆うアイマスク様形状をなしている目元ケア装置は知られている。
この目元ケア装置によれば、水蒸気を目および目周囲に導くことができ、眼精疲労の緩和と改善を図ることができるとされている。
特開2000−5209号公報
しかしながら、上記従来例である目元ケア装置にあっては化学エネルギーを利用しているため、目元ケア装置の使用を一度開始すると化学エネルギーの反応形態を制御することが困難なものであり、供給する水蒸気の発生量を制御することができないといった問題が存在した。
本願発明は、上記従来例に鑑みて発明されたものであり、その課題は、ミストの発生量を要望に応じて制御できる目元ケア装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、電気エネルギーによってミストを発生させるミスト発生部と、目近傍に前記ミスト発生部により発生したミストを供給する供給路と、前記ミスト発生部により発生するミストの発生量を制御する制御部と、を備えることを特徴としている。
又、本願請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の目元ケア装置において、前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記制御部は予め定められた使用時間の終了間際においてミストの発生量を多くするように制御するものであることを特徴としている。
又、本願請求項3記載の発明では、上記請求項1記載の目元ケア装置において、前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記制御部は予め定められた使用時間において、ミストの発生量を徐々に少なくするように制御するものであることを特徴としている。
又、本願請求項4記載の発明では、上記請求項2または3記載の目元ケア装置において、前記温ミスト発生部は、液体を保持する保持部と、保持部により保持された液体を加熱する加熱部とを有し、加熱部が液体を加熱することによって温ミストを発生させて前記供給路に供給するものであり、前記加熱部の温度を計測する温度検知手段を備え、前記制御部は前記温度検知手段により計測された温度に基づいて加熱部を制御することによりミストの発生量を制御するものであることを特徴としている。
又、本願請求項5記載の発明では、上記請求項1記載の目元ケア装置において、前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記温ミスト発生部と前記供給路を収容するハウジングを備え、前記ハウジングの一部は目近傍を囲んで目の周囲に当接する当接部であり、前記当接部の内、目近傍下部に当接する目下当接箇所は目近傍下部を覆うように形成され、前記目下当接箇所を加熱する当接箇所加熱部がハウジングに設けられ、前記温ミスト発生部は、液体を保持する保持部と、保持部により保持された液体を加熱する加熱部とを有し、加熱部が液体を加熱することによって温ミストを発生させて前記供給路に供給するものであり、前記制御部は加熱部を制御してミストの発生量を制御するものであると共に、当接箇所加熱部を制御して目下当接箇所の温度を制御するものであり、前記制御部は当接箇所加熱部と加熱部とを交互に加熱するように制御するものであることを特徴としている。
又、本願請求項6記載の発明では、上記請求項1記載の目元ケア装置において、前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記供給路を介して冷刺激を与える冷刺激付与手段を備え、前記制御部は前記ミスト発生部により発生するミストの発生量を制御すると共に、冷刺激付与手段を制御するものであり、前記制御部は温ミスト発生部による温刺激と冷刺激付与手段による冷刺激とを交互に与えるように制御するものであることを特徴としている。
又、本願請求項7記載の発明では、上記請求項6記載の目元ケア装置において、前記冷刺激付与手段は送風手段であり、送風手段により送風して冷刺激を与えることを特徴としている。
本願請求項1記載の発明の目元ケア装置においては、電気エネルギーによってミストを発生させるミスト発生部と、目近傍に前記ミスト発生部により発生したミストを供給する供給路と、前記ミスト発生部により発生するミストの発生量を制御する制御部と、を備えるので、制御部によりミスト発生部により発生するミストの発生量を制御することによって、ミストの発生量を自在に変化させることができる。ミストの発生量を多くして目近傍に多くのミストを供給させると目近傍の温度を上昇させることができ、反対にミストの発生量を少なくして目近傍に供給するミストを少なくすれば、目近傍の温度を低下させることができるので、ミストの発生量を自在に変化させることにより、目近傍の温度を自在に制御することができる。
又、本願請求項2記載の発明の目元ケア装置においては、特に、前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記制御部は予め定められた使用時間の終了間際においてミストの発生量を多くするように制御するので、使用時間の終了間際において目近傍に供給するミストの発生量が多くなり、目近傍の温度が上がることにより、交換神経が優位となりリフレッシュ効果や覚醒効果を得ることができる。
又、本願請求項3記載の発明の目元ケア装置においては、前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記制御部は予め定められた使用時間において、ミストの発生量を徐々に少なくするように制御するので、使用時間において目近傍に供給するミストの発生量が少なくなり、目近傍の温度が下がることにより、副交感神経が優位となり、リラックス効果や入眠効果が得られる。
又、本願請求項4記載の発明の目元ケア装置においては、制御部は温度検知手段により計測された温度に基づいて加熱部を制御することによりミストの発生量を制御するものであるので、正確にミストの発生量を制御することができる。
又、本願請求項5記載の発明の目元ケア装置においては、制御部は加熱部を制御してミストの発生量を制御するものであると共に、当接箇所加熱部を制御して目下当接箇所の温度を制御するものであり、前記制御部は当接箇所加熱部と加熱部とを交互に加熱するように制御するものであるので、加熱された方の温熱刺激を感じ易くなり、使用中の気持ちよさの実感効果を高めることができる。
又、本願請求項6記載の発明の目元ケア装置おいては、制御部は温ミスト発生部による温刺激と冷刺激付与手段による冷刺激とを交互に与えるように制御するものであるので、温冷刺激を交互に与えることにより血行促進効果を得られクマの改善を図ることができる。
又、本願請求項7記載の発明の目元ケア装置においては、冷刺激付与手段は送風手段であり、送風手段により送風して冷刺激を与えるので、温ミストを発生させた後、気化熱を利用して冷刺激を与えることで簡易な構造により冷刺激を与えることが可能になる。
本願発明の第1の実施形態における目元ケア装置の内側を示す概略図である。 本願発明の第1の実施形態における目元ケア装置の断面図であり、図1におけるA−A断面を示している。 本願発明の第1の実施形態における目元ケア装置のコントローラの内部構成を示すブロック図である。 本願発明の第1の実施形態における制御部の動作を示すフローチャートである。 本願発明の第1の実施形態において設定温度を示すタイムチャートである。 本願発明の第2の実施形態において設定温度を示すタイムチャートである。 本願発明の第3の実施形態における加熱部および当接箇所加熱部のON、OFF状態を示すタイムチャートである。 本願発明の第4の実施形態における目元ケア装置の断面図である。 本願発明の第4の実施形態における目元ケア装置のコントローラの内部構成図を示すブロック図である。 本願発明の第4の実施形態における加熱部および送風手段のON、OFF状態を示すタイムチャートである。
以下、本願発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜3は本願発明の第1の実施形態の目元ケア装置1を示しており、この目元ケア装置1は、電気エネルギーによってミストを発生させるミスト発生部2と、目近傍に前記ミスト発生部2により発生したミストを供給する供給路3と、前記ミスト発生部2により発生するミストの発生量を制御する制御部4と、を備えている。
また、この目元ケア装置1のミスト発生部2は温刺激を与える温ミスト発生部2aであり、前記温ミスト発生部2aは、液体を保持する保持部5と、保持部5により保持された液体を加熱する加熱部6とを有し、加熱部6が液体を加熱することによって温ミストを発生させて前記供給路3に供給するものである。さらに目元ケア装置1は、加熱部6の温度を計測する温度検知手段7(温度センサ)を備え、制御部4は前記温度検知手段7により計測された温度に基づいて加熱部6を制御することによりミストの発生量を制御するものである。
また、目元ケア装置1は、温ミスト発生部2aと前記供給路3を収容するハウジング8を備え、前記ハウジング8の一部は目近傍を囲んで目の周囲に当接する当接部9であり、前記当接部9の内、目近傍下部に当接する目下当接箇所10は目近傍下部を覆うように形成され、前記目下当接箇所10を加熱する当接箇所加熱部11がハウジング8に設けられている。制御部4は加熱部6を制御してミストの発生量を制御するものであると共に、当接箇所加熱部11を制御して目下当接箇所10の温度を制御するものである。
ハウジング8は、目近傍を覆う、ゴーグルのような外形を有し、その左右端部から一連のバンド(図示せず)が延設されており、使用者は、当接部9を目の周囲に当接させて、バンドを後頭部に掛けることにより、目元ケア装置1を装着する。目元ケア装置1を装着した場合、ハウジング8において使用者の目近傍の前方に位置する箇所には凹所12が形成されており、この凹所12が供給路3としてミストが供給される。また、凹所12の底面部には保持部5が凹所12に露出して設けられており、保持部5は液体を保持できる構造の部材であり、例えばスポンジ、不織布、フェルト等を用いることができる。保持部5の裏側すなわち、保持部5において凹所12と反対側のハウジング8内には、保持部5によって保持された液体を加熱する加熱部6として電気ヒータと加熱部6の温度を計測する温度検知手段7として温度センサが設けられている。加熱部6は、目元ケア装置1を使用者が装着した際に、使用者の左右の瞼部の位置に対向するようにそれぞれ1つずつ配置されており、このように加熱部6を配置することにより、加熱部6により加熱された液体が気化して発生したミストを使用者の瞼部に重点的に供給することができる。
凹所12の外側部分は、使用者の目近傍を囲んで目の周囲に当接する当接部9であり、当接部9はクッション性を有する材質(例えば、クッション材、シリコンゴム、ジェルパッド等)で構成されている。また、当接部9の内、目近傍下部に当接する目下当接個所10は目近傍下部を覆うように形成されており、目下当接箇所10の裏側には、目下当接箇所10を加熱する当接箇所加熱部11と当接箇所加熱部11の温度を計測する当接箇所温度検知手段13がハウジング8内に埋設されており、当接箇所加熱部11は電気ヒータで当接箇所温度検知手段13は温度センサで構成されている。また、加熱部6および当接箇所加熱部11は、ハウジング8外に設けられたコントローラ14と導線を介して接続されており、コントローラ14に設けられた電源部15により、電源が供給される。さらにコントローラ14には電源部15を制御する制御部4が設けられており、制御部4は、加熱部6の温度を制御する加熱部制御手段16と、当接箇所加熱部11の温度を制御する当接箇所加熱部制御手段17とからなり、加熱部制御手段16と当接箇所加熱部制御手段17とは、温度検知手段7または当接箇所温度検知手段13により測定された温度に基づいて、加熱部6または当接箇所加熱部11に電源部15から供給される電源を制御することによって、加熱部6または当接箇所加熱部11の温度を制御する。
ここにおいて加熱部6の温度を高くして、ミストの発生量を多くして目近傍に多くのミストを供給させると目近傍の温度を上昇させることができ、反対に加熱部6の温度を低くしてミストの発生量を少なくして目近傍に供給するミストを少なくすれば、目近傍の温度を低下させることができる。従って、制御部4によって、ミストの発生量を自在に変化させることにより、目近傍の温度を自在に制御することができる。
次に上述の目元ケア装置1の使用方法について説明する。まず使用者は、凹所12側に露出した保持部5に水を含ませる。ここで保持部5に含ませる液体は水に限られず、水以外の溶液であってもよい。次に使用者はバンドを後頭部に掛けて目元ケア装置1を装着し、コントローラ14を操作することにより加熱部6および当接箇所加熱部11に電源を供給させて、目元ケア装置1を動作させる。加熱部6に通電が開始されると、保持部5が保持している水分が気化して水蒸気、すなわち温ミストが保持部5から凹所12に放出される。
また、目元ケア装置1を装着すれば、目下当接箇所10は使用者の目近傍下部を覆うように形成されており、当接箇所加熱部11に電源が供給されることにより接触伝熱により当接箇所加熱部11から目下当接箇所10を介して使用者の目近傍下部に温刺激が与えられる。
ここにおいて、加熱部6の温度を62℃に保ち、瞼部の皮膚温度をモニタリングすることにより、低温やけどに対する安全性を確認した。なお加熱部6の温度を62℃とした時のミストの発生量は20μl/minとなった。一般的に低温やけどは、44℃の状態を3時間20分継続させると発生し、46℃の状態を50分継続させると発生すると言われている。加熱部6の温度を62℃としても、瞼部の温度が44℃を超えることがなく、詳細については下で述べるが本実施形態の目元ケア装置1において、加熱部6の温度を62℃より高くする制御は行わないので本実施形態の目元ケア装置1の低温やけどに対する安全性が確認された。
次に、本実施形態の目元ケア装置1の制御部4の動作について、図4を用いて説明する。目元ケア装置1が稼動すると、制御部4はタイマーをスタートさせて(S1)加熱部6をONに制御する(S2)、次に制御部4はタイマーの時刻ごとに予め設定された設定温度と温度検知手段7により計測した計測温度とを比較して(S3)、設定温度が計測温度より高ければS2の処理に移行し、継続してヒータをONに制御することにより計測温度を上昇させる。反対にS3において、設定温度より計測温度が高ければS4の処理にて加熱部5をOFFに制御して計測温度を低下させて計測温度と設定温度を近づけるように制御を行う。また、制御部4は、S5の処理にてタイマーを参照し、予め定められた使用時間となれば、目元ケア装置1を停止し、使用時間終了前であればS3の処理に戻り継続して加熱部6の温度を制御する。
図5は、本実施形態の設定温度を示すタイムチャートである。制御部4は加熱部6の温度が図5示す設定温度になるように制御を行う。本実施形態では、10分間の使用時間の内、開始から8分30秒まで加熱部6の温度を53℃に保った後、0.15℃/秒の割合で加熱部6の温度を1分間昇温させ62℃とし、残り30秒間62℃を保持する。
したがって、本実施形態の目元ケア装置1によれば、制御部4により温ミスト発生部2aにより発生するミストの発生量を制御することによって、目近傍の温度を自在に制御させることができ、目の疲れの回復や目下部のクマの改善を図ることができる。
また、制御部4は温度検知手段7により計測された計測温度に基づいて加熱部6を制御することによりミストの発生量を制御するものであるので、正確にミストの発生量を制御することができる。
また、制御部4は予め定められた使用時間の終了間際においてミストの発生量を多くするように制御するので、使用時間の終了間際において目近傍に供給するミストの発生量が多くなり、目近傍の温度が上がることにより、交換神経が優位となりリフレッシュ効果や覚醒効果を得ることができる。
なお、上記実施形態では、使用時間を10分、昇温時間を1分としたが、時間はこれに限定されるものでない。また、加熱部6の温度についても、上記実施形態に限られるものではなく、40℃〜70℃の範囲、好ましくは、50℃〜65℃であればよい。さらに当接箇所加熱部11についても制御部4により制御することにより、加熱制御してもしなくてもよい。加熱制御する場合当接箇所加熱部の11の温度は30℃〜55℃、好ましくは40℃〜46℃である。
次に、本願発明の第2の実施形態について説明する。なお本実施形態の目元ケア装置1と第1の実施形態の目元ケア装置1とは、構成および使用方法については、同様であり、制御部4における設定温度において異なる。第1の実施形態の同様の構成および使用方法については同一の符号を付しその説明を省略する。
図6は、本実施形態の設定温度を示すタイムチャートである。制御部4は加熱部6の温度が図6に示す設定温度になるように制御を行う。本実施形態では、10分間の使用時間の内、開始から7分まで加熱部6の温度を62℃に保った後、0.05℃/秒の割合で3分間温度を下げ、加熱部6の温度を53℃として使用時間を終了する。
したがって本実施形態の目元ケア装置1は、制御部4は終了時間に向けて、ミストの発生量を徐々に少なくするように制御するので、終了時間に向けて目近傍に供給するミストの発生量が少なくなり、目近傍の温度が下がることにより、副交感神経が優位となり、リラックス効果や入眠効果が得られる。
なお、上記実施形態では、使用時間を10分とし、最後の3分間温度を下げたが、時間はこれに限定されるものでない。また、加熱部6の温度についても、上記実施形態に限られるものではなく、40℃〜70℃の範囲、好ましくは、50℃〜65℃であればよい。
次に本願発明の第3の実施形態について、図7を参照して説明する。本実施形態目元ケア装置1の構成および使用方法については、第1の実施形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、制御部4の加熱部制御手段16が加熱部6のON制御とOFF制御とを交互に行い、当接箇所加熱部制御手段17も当接箇所加熱部11のON制御とOFF制御とを交互に行う。そして、加熱部制御手段16による加熱部6のON制御と当接箇所加熱部制御手段17による当接箇所加熱部11のON制御とが交互となるように制御される。図7は、加熱部6および当接箇所加熱部11のON、OFF状態を示すタイムチャートであり、10分間の使用時間において、それぞれのON時間とOFF時間とが、2分間になるように制御され、ON制御された場合、加熱部6の温度は62℃、当接箇所加熱部11の温度は42℃となるように制御されている。
したがって本実施形態の目元ケア装置1によれば、加熱部6または当接箇所加熱部11のいずれか一方がON制御の場合、他方はOFF制御であるので、ON制御であり加熱されている方の温熱刺激を感じ易くなり、使用中の気持ちよさの実感効果を高めることができる。なお、上記実施形態において、使用時間を10分、加熱部6および当接箇所加熱部11のON/OFF切り替え時間を2分としたが時間はこれに限定するものでない。
次に、本願発明の第4の実施形態について図8、9を参照して説明する。なお第1の実施形態における構成と同様の構成については同一の符号を付しその説明を省略し、使用方法については第1の実施形態の同様であるので説明を省略する。
本実施形態の目元ケア装置1は、供給路3を介して冷刺激を与える冷刺激付与手段18を備え、前記制御部4は前記ミスト発生部2により発生するミストの発生量を制御すると共に、冷刺激付与手段18を制御するものであり、前記制御部4は温ミスト発生部2aによる温刺激と冷刺激付与手段18による冷刺激とを交互に与えるように制御するものである。また、冷刺激付与手段18は送風手段19であり、送風手段19により送風して冷刺激を与えるものである。
送風手段19は凹所12の背面側のハウジング8に内設されており、送風手段19から凹所12かけて送風路20が形成されており、送風路20の一端側が凹所12に開口することで、送風手段19から凹所12まで送風路20が通連している。よって、送風手段19が駆動することで発生した風が送風路20を経て凹所12まで供給される。
また、本実施形態の制御部4は、加熱部6の温度を制御する加熱部制御手段16と、当接箇所加熱部11の温度を制御する当接箇所加熱部制御手段17と送風手段19を制御する送風制御手段21とからなり、送風制御手段21は電源部15から供給される電源を制御することによって、送風手段19の駆動を制御する。
次に、本実施形態における制御部4の動作について図10を用いて説明する、制御部4は加熱部6をON制御して温ミストを発生させた後、加熱部6をOFF制御すると共に、送風手段19をON制御する。その後、送風手段19をOFF制御すると共に、加熱部6をON制御し、加熱部6と送風手段19のON制御が交互になるように制御を行う。加熱部6が保持部5により保持された液体を加熱することにより発生した温ミストに送風手段19によって送風することにより、気化熱により冷刺激を与えることができる。本実施形態においては、制御部4は、加熱部6を2分間のON制御した後、送風手段19を1分間のON制御して、加熱部6と送風手段19とを交互にON制御して、使用時間を11分とした。
したがって本実施形態の目元ケア装置1によれば、温ミスト発生部2aによる温刺激と冷刺激付与手段18による冷刺激とを交互に与えるように制御するものであるので、温冷刺激を交互に与えることにより血行促進効果が得られクマの改善を図ることができる。
また、冷刺激付与手段18は送風手段19であり、送風手段19により送風して冷刺激を与えるので、温ミストを発生させた後、気化熱を利用して冷刺激を与えることで簡易な構造により冷刺激を与えることが可能になる。
なお、上記実施形態では、冷刺激付与手段18として送風手段19を用いたが、冷刺激付与手段18は送風手段19に限られるものではなく、ベンチュリー方式、ペルチェ方式によって、冷ミストを発生させてもよいし、クールパター等、冷刺激を与えることができる機構であればよい。
また、上記実施形態では使用時間を11分として説明したが、時間はこれに限定されるものではない。
1 目元ケア装置
2 ミスト発生部
2a 温ミスト発生部
3 供給路
4 制御部
5 保持部
6 加熱部
7 温度検知手段
8 ハウジング
9 当接部
10 目下当接箇所
11 当接箇所加熱部
12 凹所
13 当接箇所温度検知手段
14 コントローラ
15 電源部
16 加熱部制御手段
17 当接箇所加熱部制御手段
18 冷刺激付与手段
19 送風手段
20 送風路
21 送風制御手段

Claims (7)

  1. 電気エネルギーによってミストを発生させるミスト発生部と、目近傍に前記ミスト発生部により発生したミストを供給する供給路と、前記ミスト発生部により発生するミストの発生量を制御する制御部と、を備えることを特徴とする目元ケア装置。
  2. 前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記制御部は予め定められた使用時間の終了間際においてミストの発生量を多くするように制御するものであることを特徴とする請求項1記載の目元ケア装置。
  3. 前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記制御部は予め定められた使用時間において、ミストの発生量を徐々に少なくするように制御するものであることを特徴とする請求項1記載の目元ケア装置。
  4. 前記温ミスト発生部は、液体を保持する保持部と、保持部により保持された液体を加熱する加熱部とを有し、加熱部が液体を加熱することによって温ミストを発生させて前記供給路に供給するものであり、前記加熱部の温度を計測する温度検知手段を備え、前記制御部は前記温度検知手段により計測された温度に基づいて加熱部を制御することによりミストの発生量を制御するものであることを特徴とする請求項2または3記載の目元ケア装置。
  5. 前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記温ミスト発生部と前記供給路を収容するハウジングを備え、前記ハウジングの一部は目近傍を囲んで目の周囲に当接する当接部であり、前記当接部の内、目近傍下部に当接する目下当接箇所は目近傍下部を覆うように形成され、前記目下当接箇所を加熱する当接箇所加熱部がハウジングに設けられ、
    前記温ミスト発生部は、液体を保持する保持部と、保持部により保持された液体を加熱する加熱部とを有し、加熱部が液体を加熱することによって温ミストを発生させて前記供給路に供給するものであり、
    前記制御部は加熱部を制御してミストの発生量を制御するものであると共に、当接箇所加熱部を制御して目下当接箇所の温度を制御するものであり、
    前記制御部は当接箇所加熱部と加熱部とを交互に加熱するように制御するものであることを特徴とする請求項1記載の目元ケア装置。
  6. 前記ミスト発生部は温刺激を与える温ミスト発生部であり、前記供給路を介して冷刺激を与える冷刺激付与手段を備え、前記制御部は前記ミスト発生部により発生するミストの発生量を制御すると共に、冷刺激付与手段を制御するものであり、前記制御部は温ミスト発生部による温刺激と冷刺激付与手段による冷刺激とを交互に与えるように制御するものであることを特徴とする請求項1記載の目元ケア装置。
  7. 前記冷刺激付与手段は送風手段であり、送風手段により送風して冷刺激を与えることを特徴とする請求項6記載の目元ケア装置。
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