JP5919177B2 - 物品の表裏揃え装置 - Google Patents

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本発明は、表側と裏側とのうち一方の側から他方の側に反った周縁部を有する物品、例えば表側から裏側に反った煎餅を表裏反転させて搬送する物品の表裏揃え装置に関するものである。
煎餅その他の焼き菓子等の食品は、表側と裏側とのうち一方の側から他方の側に反って湾曲し易いため、その表裏の向きを揃えて包装されている。煎餅等の焼き菓子の大きさや形状は一様でないため、そのように湾曲した焼き菓子を表裏の向きを揃えて包装機に搬送する際には、一般的に、食品製造機から包装機までのコンベヤによる搬送中に多数の作業者を配置して焼き菓子の表裏の向きを揃える手作業が行われている。
このような問題に対応するものとして、中空半球体の菓子の表裏の向きを揃える装置が特許文献1として提案されている。この特許文献1に係る装置は、第1送出コンベアーと第2送出コンベアーとの間の落差の中間で第1送出コンベアーの搬送下流端から所定の間隔離れた位置に矯正バーを設け、第1送出コンベアーの搬送下流端から落下した中空半球体の菓子が矯正バーに当たって反転する構成を採用している。
実開平1−58526号公報
上記の特許文献1に係る装置においては、コンベヤの搬送速度が比較的低速で、且つ、形状や大きさ或いは重量等の個体差のない物品については、良好な揃え効果が期待できると考えられるが、前述の如く、形状や重量が不均一であるばかりでなく重量バランス等も不均衡な物品例えば煎餅の如き物品では、向き矯正率を高くすることができない。又、処理能力が高速になる程その向き揃えの確率が低下する。更には、煎餅のように衝撃等に対して脆い物品では、物品が矯正バーに衝突した時に割れや欠けが生ずる恐れがある等の種々の問題を内在している。
この発明は、前述した従来技術の問題点に鑑み、形状等が不均一で周縁部が一方から他方に反った物品を傷めることなく、搬送中に物品の表裏の向き揃えをする揃え率を高めた表裏揃え装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る物品(P)の表裏揃え装置は、周縁部(Pa)が不規則に反った板状の煎餅を含む物品(P)において、周縁部(Pa)が上向きに反った物品(P)を搬送中に選択的に周縁部(Pa)の反りが下向きとなる姿勢に反転して、表裏の向きを揃えるものであって、物品(P)の反りを表裏方向に向けた搬送姿勢で搬送する横行部(X1)と、その横行部(X1)の搬送下流端となる移行部(V1)と、該移行部(V1)から搬送下流に向けて下降傾斜する傾斜走行部(Q1)とを有するベルトコンベヤ(2)と、支軸(14)と、当該支軸(14)の軸心方向で所定間隔離間して下方に延びる一対の揺動腕(16)と、当該両揺動腕(16)の下端部間をつなぎ前記傾斜走行部(Q1)を横断するように水平に設けられた引掛部(17)とからコ字形状に形成された揺動可能な揺動部材(8a)とを備え、周縁部(Pa)が上方に反った物品(P)を搬送する場合は、前記移行部(V1)を経て前記傾斜走行部(Q1)に亘り搬送する際に、当該物品(P)の前部の先端を規制することなくその底面を掬い受けるようにして引掛部(17)に載せた状態で、当該物品(P)の後部をベルトコンベヤ(2)に載置して前記横行部(X1)から前記移行部(V1)を経て傾斜走行部(Q1)に亘って搬送することで、当該物品(P)の前部が載った引掛部(17)が押されて揺動するとともに、傾斜走行部(Q1)に至った物品(P)の後部を傾斜走行部(Q1)におけるベルトの搬送力を受けて下降しつつ前進させることで、当該物品(P)の後部が搬送方向前方に向くよう物品(P)を反転させ、周縁部(Pa)が下向きに反った物品(P)を搬送する場合は、その前部が前記引掛部(17)の下方を潜って引っ掛けられることなく傾斜走行部(Q1)で搬送されるようにしている。
請求項1の発明では、ベルトコンベヤ(2)の横行部(X1)及び傾斜走行部(Q1)と、引掛部(17)を有する揺動部材(8a)とを採用することにより、形状等が不均一で周縁部(Pa)が一方から他方に反った物品(P)でも、反りが上向きで受け入れた物品(P)を下向きに揃うよう姿勢変換して送出することができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明においては、前記横行部(X1,X2)と傾斜走行部(Q1,Q2)と揺動部材(8a,8b)とから第一及び第二の揃え部(M1,M2)を構成し、該第一の揃え部(M1)と第二の揃え部(M2)とを階段状に接続した。
請求項2の発明では、第一の揃え部(M1)により反転できなかった物品(P)を第二の揃え部(M2)まで搬送されて変化した姿勢等の異なる条件によって再度行うことができるので、物品(P)の向き揃えの矯正率をより一層高めることができる。
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明においては、前記第二の揃え部(M2)における横行部(8b)の上方に配設され、該横行部(8b)で搬送される物品(P)が当接したときにその物品(P)の跳りを抑制し得るよう移動自在に支持した案内部(10)を設けている。
請求項3の発明では、第一の揃え部(M1)の傾斜走行部(Q1)を経て第二の揃え部(M2)の横行部(X2)により搬送される物品(P)を第一の揃え部(M1)の案内部(10)によって第二の揃え部(M2)の傾斜走行部(Q2)へ安定させて搬送することができる。
請求項1〜3のいずれか一項の発明を前提とする請求項4の発明では、前記傾斜走行部(Q1)の上部空間において、引掛部(17)の搬送下流に配設され、後部が搬送方向前方となるよう反転した物品(P)の前方を、傾斜走行部(Q1)との間に形成した隙間に案内して、その物品が当接したときに移動自在に支持した規制部材を設けた。
請求項4の発明では、転向後の物品(P)が傾斜走行部(Q1)で跳るのを規制部材(9a)により防いで、物品(P)を搬送下流に向けて安定姿勢で案内することができる。又、物品(P)例えば煎餅等の割れや欠けが生じ易いものでも、物品(P)にダメージを与えることなく良好に揃えて処理できるとともに、物品(P)の反転不良率が少ない表裏揃え装置とすることができる。
請求項2〜4のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項5の発明において、前記規制部材(9a,9b)は、待機位置において遊嵌状態で移動自在に吊下支持した筒体(22)を有している。
請求項5の発明では、規制部材(9a,9b)として遊嵌状態で移動自在に吊下支持した筒体(22)を利用したので、転向後の物品(P)が傾斜走行部(Q1,Q2)で跳るのを簡単な構造の筒体(22)により防いで物品(P)を搬送下流に向けて安定姿勢で案内することができる。
請求項5の発明を前提とする請求項6の発明において、前記規制部材(9a,9b)は、筒体(22)の移動を許容するとともに待機位置への復帰時に筒体(22)の両端面を案内するガイド部材(30)を有している。
請求項6の発明では、ガイド部材(30)により筒体(22)が一定範囲で移動するのを許容するので、筒体(22)に物品(P)が当接した時の衝撃を緩和して物品(P)の割れや欠け等のダメージを防ぐことができる。
請求項1〜6のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項7の発明において、前記揺動部材(8a,8b)は、引掛部(17)の静止状態における高さ(H)と移行部(V1,V2)からの水平離間距離(L)とを夫々調節し得る各操作部と、引掛部(17)の揺動抵抗を調節し得る操作部とを有している。
請求項7の発明では、同一種や異品種の揃え時に形状や重量バランス等の物品性状の変化に合わせて、又、搬送条件の変化に応じて、揺動部材(8a,8b)の引掛部(17)の位置及び揺動抵抗を細かく調節することができる。
本発明は、形状等が不均一で周縁部が一方から他方に反った物品を傷めることなく搬送中に物品の表裏の向き揃えをする揃え率を高めた表裏揃え装置を提供することができる。従って、作業効率を改善して、人員の削減やコストの低減を可能にする。
(a)は上向きの反りを有する煎餅についての搬送状態の変化を示す表裏揃え装置の概略側面図であり、(b)は(a)の部分拡大図である。 表裏揃え装置を示す平面図である。 表裏揃え装置を示す部分正面図である。
以下、本発明において周縁部が一方に反った物品としての煎餅の表裏の向きを揃える場合について例示した実施形態として図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、表裏揃え装置は、周縁部Paが一方から他方に反って湾曲した物品としての煎餅Pを搬送中に表裏反転して煎餅Pの表裏の向きを揃える揃え部M(第一の揃え部M1及び第二の揃え部M2)を複数列及び複数段備え、機枠1に配設されたベルトコンベヤ2と、揺動部材8a,8bと、規制部材9a,9bとを備えている。ベルトコンベヤ2は、煎餅Pを表側又は裏側を向けた搬送姿勢で水平搬送する横行部(第一の横行部X1及び第二の横行部X2)と、その横行部の搬送下流端となる移行部(第一の移行部V1及び第二の移行部V2)から搬送下流に向けて下降傾斜する傾斜走行部(第一の傾斜走行部Q1及び第二の傾斜走行部Q2)とを備えている。揺動部材8a,8bは、この傾斜走行部の上部空間Zで横行部より搬送下流側に離間してこの横行部の載置面より高い位置で揺動自在な引掛棒17を有している。規制部材9a,9bは、この揺動部材8a,8bにおける引掛棒17の搬送下流に設けられている。
機枠1に設置されたベルトコンベヤ2は、図1に示すように平ベルト3が複数のプーリ4に対し無端状に巻き掛けられて図示しないモータにより走行する。図2に示すように、平ベルト3の上方で各仕切板5が搬送方向と交叉する左右方向へ並び、各仕切板5により互いに区画された複数列の搬送路6が形成されている。図1に示すように、各搬送路6においては、第一の横行部X1及び第一の傾斜走行部Q1を有する第一の揃え部M1と、第二の横行部X2及び第二の傾斜走行部Q2を有する第一の揃え部M2との夫々が、階段状になるよう平ベルト3が巻き掛けられて走行路を形成している。第一の横行部X1は最高位で水平な走行路により構成され、第一の横行部X1の搬送下流端となる第一の移行部V1から第一の傾斜走行部Q1が搬送下流側へ向けて下降傾斜している。第二の横行部X2は、第一の傾斜走行部Q1の搬送下流端に接続されて、第一の横行部X1及び第一の傾斜走行部Q1より低い位置で水平な走行路により構成され、第二の横行部X2の搬送下流端となる第二の移行部V2から第二の傾斜走行部Q2が搬送下流側へ向けて下降傾斜している。第二の傾斜走行部Q2の搬送下流端には搬出コンベヤ7が第二の横行部X2及び第二の傾斜走行部Q2より低い位置で搬送下流側に水平に配設されている。搬出コンベヤ7も前記ベルトコンベヤ2と同様に無端状ベルトコンベヤを採用する。
第一の揃え部M1と第二の揃え部M2との夫々に対応して、第一の揺動部材8a及び第二の揺動部材8bが配設され、各揺動部材8a,8bの搬送下流側に第一の規制部材9a及び第二の規制部材9bが配設されている。又、第一の規制部材9aの搬送下流側で第二の揺動部材8bまでの間における第二の横行部X2の上方には案内部材10が配設されている。
第一及び第二の揃え部M1,M2の各揺動部材8a,8bは、共に、下記のように同じ構造をなして揺動自在に支持されている。
図1及び図2に示すように、前記機枠1の左右両側壁には可動台11が長孔13に沿って上下方向へ移動調節可能に支持され、可動台11には支持台12が長孔13に沿って搬送方向である前後方向へ移動調節可能に支持されている。左右両支持台12間には支軸14が各搬送路6に跨って架設され、搬送路6毎に支軸14には引掛部材15が支軸14の軸心を中心に前後方向へ自由回動可能に吊下されている。図3に示すように、引掛部材15は、例えば直径2mmの丸棒状材からなり、支軸14の軸心方向で所定間隔離間して下方に延びる一対の揺動腕16と、両揺動腕16の下端部間をつなぐ引掛棒17(引掛部)とからコ字形状に形成されている。図1に示すように、一方の揺動腕16の上端部から腕棒18が規制部材9a,9b側へ水平に延設され、腕棒18には錘19(操作部)が支軸14の軸心に対する離間距離を変更し得るように移動調節可能に支持されている。引掛部材15が支軸14から自重により吊下されて腕棒18とともに静止している待機位置から前方へ支軸14を中心に揺動すると、ベルトコンベヤ2の傾斜走行部Q1,Q2の上部空間Zに位置する引掛棒17がベルトコンベヤ2の移行部V1,V2から前方の離間方向へ移動するとともに上方へ持ち上がり、又、腕棒18が引掛部材15とともに上方へ揺動する。支持台12(操作部)を前後方向へ移動調節すると、移行部V1,V2から待機位置の引掛棒17までの離間距離Lを変更することができる。可動台11(操作部)を上下方向へ移動調節すると、ベルトコンベヤ2の横行部X1,X2の載置面から引掛棒17の上面までの高さHを変更することができる。引掛部材15の揺動中心である支軸14の軸心に対する錘19の離間距離を調節すると、引掛部材15の揺動抵抗力を変更することができる。
前記傾斜走行部Q1,Q2の上部空間Zにおいて引掛棒17より搬送下流側に配設された前記規制部材9a,9bは、後部が搬送方向前方となるよう反転した煎餅Pの前方を、傾斜走行部Q1,Q2との間に形成した隙間に案内するよう移動自在に支持されている。又、第一の規制部材9aより搬送下流位置で第二の揺動部材8bまでの間における第二の横行部X2の上方で移動自在に支持された案内部材10(案内部)は、第二の横行部X2で搬送される煎餅Pの跳りを抑制し得る。これらの規制部材9a,9bと案内部材10との夫々は、下記のように同じ構造をなしている。
図1〜図3に示すように、前記機枠1の左右両側壁には支軸20,21が各搬送路6に跨って架設され、搬送路6毎に支軸20,21に対し筒体22,23が移動自在に遊嵌状態で支持されて待機位置で吊り下げられている。筒体22,23は、左右両端面が開放され、外周面24,25が円形状に形成され、内周に円形状の支持面26,27を有する円筒状に形成されるとともに支持面26,27と支軸20,21との間に中空部28,29を有し、支軸20,21に支持面26,27が載って吊下支持されている。筒体22,23の外周面24,25に煎餅Pが当接すると、煎餅Pの当接力に応じて、筒体22,23が煎餅Pの接触時における衝突力を緩和し得るよう移動する。筒体22,23の左右両端面に対する外側にはガイド部材30,31が設けられている。ガイド部材30,31は、支軸20,21に取着されたセットカラー32,33と、セットカラー32,33上に立設されたロッド34,35とを有している。各セットカラー32,33は、筒体22,23の左右両端面に近接して、筒体22,23の左右方向への移動を規制する。ロッド34,35は、筒体22,23の左右両端面に対し若干離間し、筒体22,23が上方に持ち上げられる際に、筒体22,23の上方への移動を許容しつつ左右方向への移動を規制する。セットカラー32,33とロッド34,35とは、支軸20,21に吊り下がった筒体22,23の左右方向への移動を規制するとともに、上下方向や前後方向へ筒体22,23の自由移動を許容するガイドとして機能する。
次に、表裏揃え装置の作用について説明する。
図1に示すように、第一の揃え部M1において、第一の横行部X1に搬入された煎餅Pの周縁部Paが第一の横行部X1の載置面に対し上向きに反って湾曲している場合は、煎餅Pを表裏反転させて周縁部Paが下向きに反った状態として向きを揃えるようにしている。ここで、煎餅Pが第一の横行部X1から第一の移行部V1を経て第一の傾斜走行部Q1へ搬送される際、上向きに反った煎餅Pの前部が揺動部材8aの引掛棒17に載るとともに、その煎餅Pの後部が第一の横行部X1に載置されて搬送される。そして、煎餅Pの後部がベルトコンベヤ2に載置された状態で第一の横行部X1から第一の傾斜走行部Q1へ移行するのに伴って煎餅Pの前部が載った引掛棒17が前方へ押されて揺動部材8aが揺動する。
又、煎餅Pの後部をベルトコンベヤ2の第一の傾斜走行部Q1に載置して搬送方向へ前進させることで、煎餅Pの後部が搬送方向前方に向くよう煎餅Pの搬送向きが反転される。ここで、反転した煎餅Pの表側に規制部材9aの筒体22の外周面24が当接した際には、規制部材9aが移動して煎餅Pが当接した時の衝撃を緩和し、煎餅Pに割れや欠けを生じさせない。この際には、筒体22の外周面24で煎餅Pの表側が支持されるので、煎餅Pの姿勢転向が補助され、その反転が安定的に行われる。このように、引掛棒17に載った煎餅Pの前部が前方に押されつつ、第一の傾斜走行部Q1に載置された煎餅Pの後部が前進移動されるので、煎餅Pは、引掛棒17を回動支点にして搬送方向前方と後方とが入れ代わり、煎餅Pの周縁部Paが反っている裏側が第一の傾斜走行部Q1の載置面に向く姿勢で倒れ掛かるようにして反転されて第一の傾斜走行部Q1に載置される。反転されて入れ代わった煎餅Pの前方は、第一の傾斜走行部Q1に載置されて搬送されつつ、規制部材9aと第一の傾斜走行部Q1との間で形成された隙間に案内されるように引き込まれる。それにより、反転終期における煎餅Pの姿勢の乱れが抑制できて安定的に姿勢変換することができる。姿勢転換が完了するまで規制部材9aと第一の傾斜走行部Q1との間の隙間に煎餅Pを通過させるので、煎餅Pの姿勢変動を規制でき、反転後の煎餅Pがベルトコンベヤ2の載置面に当たって跳ね上がったり更に反転して向きが元に戻ってしまったりする等の跳りを回避することができる。規制部材9aの下方の隙間を煎餅Pが通過する際にも、前記と同様に煎餅Pの表側に筒体22の外周面24が当接した場合には、規制部材9aが移動することで煎餅Pの割れや欠けを生ずることはない。
このようにして反転された煎餅Pは、第一の揃え部M1の傾斜走行部Q1から第二の揃え部M2における横行部X2まで搬送されて、該第二の横行部X2による搬送時に煎餅Pが案内部材10の下方を通過する。ここで、反転直後の煎餅Pが第一の傾斜走行部Q1から第二の横行部X2に高低差を持って載り移って第二の横行部X2に至った際には、該第二の横行部X2で搬送される物品がばたついて跳りが生じ易い。この際に、案内部材10によって前述した規制部材9aと同様に、案内部材10の下方を通過する煎餅Pがベルトコンベヤ2の載置面で跳るのを抑制して安定した搬送状態とすることができる。なお、ここでも規制部材9aと同様に煎餅Pの表側に案内部材10の外周面25が当接した場合には、案内部材10が移動して煎餅Pを損傷させることがない。第一の揃え部M1により姿勢が転向されて周縁部Paの反りがベルトコンベヤ2に向く姿勢で載置されて搬送される煎餅Pは、第二の揃え部M2における移行部V2を通過する際に、ベルトコンベヤ2の載置面に載置された状態で搬送されるので、煎餅Pの前部は引掛棒17に載ることなく引掛棒17の下方を潜って、反りが下向き姿勢のままで第二の傾斜走行部Q2に至る。そして、第二の傾斜走行部Q2に載置されて搬送される際に、第二の規制部材9bの筒体22との隙間を経て搬出コンベヤ7に至った後に下流側に向けて搬出される。
一方、第一の揃え部M1において、周縁部Paの反りが下方に向いた煎餅Pが第一の横行部X1におけるベルトコンベヤ2の載置面に載置されて搬送される場合に、第一の横行部X1から第一の傾斜走行部Q1にかけて搬送される煎餅Pの前部は載置面に載った状態を維持して搬送される。このため、煎餅Pは、引掛棒17に載ることなくその下方を潜って、反りが下向き姿勢のままで第一の揃え部M1における傾斜走行部Q1に至る。そして、第一の傾斜走行部Q1に載置されて搬送される際に、規制部材9aの筒体22及び案内部材10の筒体23に対する下方の隙間を夫々通過して第二の揃え部M2に至る。反りが下向き姿勢の煎餅Pを第二の揃え部M2まで搬送する過程においても、前記規制部材9aと案内部材10とにより煎餅Pを安定的に搬送するよう規制される。又、第二の揃え部M2においても第一の揃え部M1と同様に、第二の移行部V2を経て搬送される煎餅Pの前部は第二の横行部X2と第二の傾斜走行部Q2との載置面に載置された状態で搬送されるので、第二の傾斜走行部Q2の上部空間Zに位置する引掛棒17に載ることなくその下方を潜って、反りが下向き姿勢のままで第二の揃え部M2における傾斜走行部Q2に至るとともに、以下、前記したと同様に、煎餅Pは、反りが下向き姿勢を維持した状態で搬出コンベヤ7に向けて搬送される。
このようにして煎餅Pは周縁部Paの反り方向がベルトコンベヤ2の載置面に向く姿勢として揃えた状態で搬送下流側に送出され、搬送下流側に接続された包装機に向けて表裏の向きが揃った煎餅Pを供給して包装することができる。
なお、煎餅Pの形状や重量バランスなど、物品の性状の問題によって、上向きに反った煎餅Pが第一の揃え部M1における横行部X1に載置されて搬送されてきた場合において、第一の移行部V1を超えた煎餅Pの前部が引掛棒17に載らずに、その下方を通過してしまう場合がある。その際には、煎餅Pは、周縁部Paが上向きに反ったままの姿勢で前述したように第二の揃え部M2まで搬送される。この搬送過程で煎餅Pは高低差を持った第一の傾斜走行部Q1と第二の横行部X2との間を移動するので、その搬送過程において姿勢が変化し、第二の揃え部M2までに至った煎餅Pは、第一の揃え部M1における移行部V1から傾斜走行部Q1へ受け渡される姿勢や搬送条件と異なっており、第一の移行部V1を通過する際に煎餅Pの前部を引掛棒17に載せることができる。そして、第一の揃え部M1において転向できなかった煎餅Pは第二の揃え部M2において前述した如く転向することができる。
このようにして、第一の揃え部M1と第二の揃え部M2とを高低差を持たせて階段状に連続して配設することで、煎餅Pの表裏揃え率を高めることができる。
本実施形態は前述した作用効果に加え下記の効果を有する。
(1) 搬送方向へ階段状に並設した第一の揃え部M1と第二の揃え部M2とにそれぞれ、横行部X1,X2及び傾斜走行部Q1,Q2を有するベルトコンベヤ2と、引掛棒17を有する揺動部材8a,8bとを採用したので、形状等が不均一で周縁部Paが一方から他方に反った煎餅Pでも、反りが上向きで受け入れた煎餅Pを下向きに揃うよう姿勢変換して送出することができる。その際、第一の揃え部M1により反転できなかった煎餅Pは、第二の揃え部M2まで搬送されて変化した姿勢等の異なる条件によって、再度転向されるので、煎餅Pの向き揃えの矯正率をより一層高めることができる。従って、煎餅Pの反転不良率が少ない表裏揃え装置とすることができる。
(2) 第一の揃え部M1及び第二の揃え部M2の規制部材9a,9bにおいて、転向後の煎餅Pが傾斜走行部Q1,Q2で跳るのを筒体22により防ぎ、割れや欠けが生じ易い煎餅Pでも、煎餅Pにダメージを与えることなく良好に揃え、煎餅Pを搬送下流に向けて安定姿勢で案内することができる。従って、煎餅Pの反転不良率が少ない表裏揃え装置とすることができる。その際、規制部材9a,9bとして遊嵌状態で移動自在に吊下支持した筒体22を利用したので、簡単な構造の規制部材9a,9bとすることができる。
(3) 第一の揃え部M1の傾斜走行部Q1を経て第二の揃え部M2の横行部X2により搬送される煎餅Pを第一の揃え部M1の規制部材9aばかりではなく案内部材10によっても第二の揃え部M2の傾斜走行部Q2へ安定させて搬送することができる。
(4) 第一の揃え部M1及び第二の揃え部M2の規制部材9a,9bにおいて、煎餅Pに当接した筒体22がガイド部材30により一定範囲で移動するのを許容するので、筒体22に煎餅Pが当接した時の衝撃を緩和して煎餅Pの割れや欠け等のダメージを防ぐことができる。
(5) 第一の揃え部M1及び第二の揃え部M2において、同一種や異品種の揃え時に形状や重量バランス等の物品性状の変化に合わせて、又、搬送条件の変化に応じて、揺動部材8a,8bの引掛棒17の位置及び揺動抵抗を細かく調節することができる。
本発明の趣旨に反しない範囲で前記実施形態以外にも適宜変更可能であり、例えば下記のような構成を採用することができる。
・ 前記実施形態において表裏揃え装置は第一の揃え部M1と第二の揃え部M2と備えているが、第二の揃え部M2を省略して第一の揃え部M1のみで構成したり、三以上の揃え部を順次階段状に並設したりして、必要に応じて単数又は複数の揃え部を備えた表裏揃え装置を採用してもよい。
・ 前記実施形態において、第二の揃え部M2の規制部材9bより搬送下流側にも、第一の揃え部M1の場合と同様に案内部材を設けてもよい。
・ 前記実施形態においては案内部材10を第一の揃え部M1の規制部材9aと別々に設けたが、規制部材9aと案内部材10とを一連に設けてもよい。
・ 前記実施形態において案内部材10を省略してもよい。
・ 前記実施形態においては第一の揃え部M1から第二の揃え部M2に及んで巻き掛けた平ベルト3を採用したベルトコンベヤ2を採用したが、第一の揃え部と第二の揃え部とに分割した無端状ベルトを採用したり、横行部と傾斜走行部とに分割した無端状ベルトを採用したりしてもよい。
・ 前記実施形態において横行部X1,X2の平ベルト3については、水平に延設するばかりではなく、上昇傾斜や下降傾斜等、物品を載置して搬送し得る程度の斜度により延設するようにしてもよい。
・ 前記実施形態において傾斜走行部Q1,Q2については、煎餅Pを平ベルト3に載置して搬送する際に滑落しない斜度になっていればよい。
・ 前記実施形態の規制部材9a,9b及び案内部材10においては、筒体22,23を採用したが、例えば、板状部材を吊下したり、スポンジやその他の弾性体を採用したりする等、煎餅Pの搬送を阻害することのない適宜姿勢に応じ移動に支障を来たさない構成を採用することができる。
・ 前記実施形態の平ベルト3に代えて、狭い幅のベルトを左右方向へ複数互いに近接して並べたり、複数のベルトを搬送方向へ並べたりしてもよい。
・ 前記実施形態の揺動部材8a,8bにおいては、揺動中心となる支軸14を傾斜走行部Q1,Q2の上方に配置したが、支軸14を傾斜走行部Q1,Q2の下方に配置してもよい。
M1…第一の揃え部、M2…第二の揃え部、X1…第一の横行部、X2…第二の横行部、V1…第一の移行部、V2…第二の移行部、Q1…第一の傾斜走行部、Q2…第二の傾斜走行部、Z…傾斜走行部の上部空間、2…ベルトコンベヤ、8a,8b…揺動部材、9a,9b…規制部材、10…案内部材、17…揺動部材の引掛棒(引掛部)、22…規制部材の筒体、30…規制部材のガイド部材、H…高さ、L…水平離間距離、P…物品、Pa…物品の周縁部。

Claims (7)

  1. 周縁部が不規則に反った板状の煎餅を含む物品において、周縁部が上向きに反った物品を搬送中に選択的に周縁部の反りが下向きとなる姿勢に反転して、表裏の向きを揃える物品の表裏揃え装置であって、
    物品の反りを表裏方向に向けた搬送姿勢で搬送する横行部と、その横行部の搬送下流端となる移行部と、該移行部から搬送下流に向けて下降傾斜する傾斜走行部とを有するベルトコンベヤと、
    支軸と、当該支軸の軸心方向で所定間隔離間して下方に延びる一対の揺動腕と、当該両揺動腕の下端部間をつなぎ前記傾斜走行部を横断するように水平に設けられた引掛部とからコ字形状に形成された揺動可能な揺動部材とを備え、
    周縁部が上方に反った物品を搬送する場合は、前記移行部を経て前記傾斜走行部に亘り搬送する際に、当該物品の前部の先端を規制することなくその底面を掬い受けるようにして引掛部に載せた状態で、当該物品の後部をベルトコンベヤに載置して前記横行部から前記移行部を経て傾斜走行部に亘って搬送することで、当該物品の前部が載った引掛部が押されて揺動するとともに、傾斜走行部に至った物品の後部を傾斜走行部におけるベルトの搬送力を受けて下降しつつ前進させることで、当該物品の後部が搬送方向前方に向くよう物品を反転させ、
    周縁部が下向きに反った物品を搬送する場合は、その前部が前記引掛部の下方を潜って引っ掛けられることなく傾斜走行部で搬送されるようにしたことを特徴とする物品の表裏揃え装置。
  2. 前記横行部と傾斜走行部と揺動部材とから第一及び第二の揃え部を構成し、該第一の揃え部と第二の揃え部とを階段状に接続したことを特徴とする請求項1に記載の物品の表裏揃え装置。
  3. 前記第二の揃え部における横行部の上方に配設され、該横行部で搬送される物品が当接したときに、その物品の跳りを抑制し得るよう移動自在に支持した案内部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の物品の表裏揃え装置。
  4. 前記傾斜走行部の上部空間において、引掛部の搬送下流に配設され、後部が搬送方向前方となるよう反転した物品の前方を、傾斜走行部との間に形成した隙間に案内して、その物品が当接したときに移動自在に支持した規制部材を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の物品の表裏揃え装置。
  5. 前記規制部材は、待機位置において遊嵌状態で移動自在に吊下支持した筒体を有していることを特徴とする請求項4に記載の物品の表裏揃え装置。
  6. 前記規制部材は、筒体の移動を許容するとともに待機位置への復帰時に筒体の両端面を案内するガイド部材を有していることを特徴とする請求項5に記載の物品の表裏揃え装置。
  7. 前記揺動部材は、引掛部の静止状態における高さと移行部からの水平離間距離とを夫々調節し得る各操作部と、引掛部の揺動抵抗を調節し得る操作部とを有していることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一つの請求項に記載の物品の表裏揃え装置。
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